JP2002250022A - コンクリート成形体およびブロック - Google Patents
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Abstract
点の多いコンクリートを使用しながらも、水生生物や水
生植物にとって優れた生息環境を創り出す。 【解決手段】 河川ならびに湖沼における治水工事、海
域または汽水域における保全工事、人工漁礁工事、昆布
や岩のり、牡蛎等の人工繁殖工事等に際し、当該水域の
床面または岸辺に設置されるコンクリート構造物の一部
または全体をなすコンクリート成形体として、細骨材の
少なくとも一部にゼオライトを用いて製造されたもの、
または粗骨材の少なくとも一部にゼオライトを用いて製
造されたものを使用する。
Description
における護岸、根固め、消波、水制等の治水工事、取水
堰等の利水事業、橋梁等の河川許可工作物の設置、また
は海域または汽水域における護岸、根固め、消波、突堤
等のような海岸保全工事、人工漁礁の設置工事、昆布や
岩のりの人工繁殖区域の造成工事や牡蛎等のような貝類
の人工繁殖区域の造成工事等に際し、当該水域の床面や
岸辺、海岸に設置されるコンクリート成形体およびブロ
ックに関するものである。
岸工事、または海域や汽水域における海岸保全工事にお
いては、強度の増加、工期の短縮、工費の節減等の利点
を有することから、護岸ブロック、根固めブロック、消
波ブロックをはじめとするコンクリート構造物が多く使
用されている。
水生生物や水生植物には、コンクリートの構造物は必ず
しも馴染みの良いものではない。これはコンクリート構
造物の材料として使用されるポルトランドセメントに、
魚介類や水生昆虫等が嫌う強アルカリ性の成分が多く含
まれているためであり、現在ではこれにかわってアルカ
リ成分の少ない高炉セメントを材料とするコンクリート
を使用し、その害をなくす手法が採用されている。
生植物にとっての生息環境は厳しく、例えば、水生昆虫
や魚介類の餌となる藻類の繁茂は、自然石と比較して大
幅に劣ることがわかっている。
おいて高炉セメントを材料とするコンクリート構造物を
施工した場合、該構造物の施工後一年間程度はコンクリ
ート構造物に藻類が着生していることが確認できたもの
の、それ以降はあまり着生しないという現象が見られ
た。
川、湖沼、海域、汽水域に生息する水生生物や水生植物
にとって優れた生息環境を創り出すことができるコンク
リート成形体およびブロックを提供することを目的とし
ている。
生生物や水生植物の生息環境を破壊する大きな原因は、
それに含まれる強アルカリ性の成分が水中に解け出すこ
とである。この点については上記のようにポルトランド
セメントにかえて高炉セメントを材料とするコンクリー
トを使用することにより改善が図られている。
て水生生物や水生植物が好む生息環境を作り出すことを
提案している。まず、本出願人が着目したのは、藻類の
中でも鮎が好んで餌とする珪藻である。珪藻は細胞壁と
して珪酸質の殻を持っているため、これを維持するため
にオルト珪酸(Si(OH)4)の形で珪素(Si)を取り込
まなければならないという特殊な栄養要求性を備えてい
る。さらに、珪藻は細胞壁生成のためだけでなくDNA
の純合成のためにも少量の珪素を必要とすることがかわ
っている。これは逆に考えると、珪素が豊かな環境では
珪藻が繁茂し易いということであり、実際に珪藻が繁茂
する清流には周辺地盤から溶け出した珪素が多く含まれ
ている。
使用する素材としてゼオライトを採用することにした。
ゼオライトとは、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金
属を包含する含水アルミノケイ酸であり、天然、人工を
含めて数十種類が存在する。
ミナ(Al2O3)、酸化第2鉄(Fe2O 3)、石灰(CaO)、
酸化マグネシウム(MgO)等が混在した状態で存在して
いる(図13参照、サンプル;山形県米沢市板谷産天然
ゼオライト)。これらの結晶体間に微量ではあるが珪素
(Si)とカルシウム(Ca)とが水に溶け易い形で残留して
いると考えられるのである。
設置されるコンクリート構造物の一部または全体をなす
コンクリート成形体として、骨材の一部、またはすべて
にゼオライトを用いて製造されたものを使用することを
提案している。
(細骨材または粗骨材)として使用すると、当該のコン
クリート成形体を河川または湖沼に設置した場合、流水
に晒させることでゼオライトに含まれる珪素やカルシウ
ムが溶け出すようになる。これにより、当該水域の水に
珪素が豊富に含まれるようになり、やがてこれを必要と
する珪藻が繁茂し、さらにこれを餌とする鮎が定着する
ようになる。
い。例えばカワニナと呼ばれる貝類もやはり珪藻を餌と
する生物であり、さらにカルシウムを殻の形成する栄養
分として取り入れて、鮎と同様に当該水域に定着するよ
うになると考えられる。
なることが知られており、カワニナが多く生息する水域
の周辺にはホタルが出現する可能性も高い。つまり、本
発明によれば、鮎のような魚類だけでなく、ホタルもが
当該水域に呼び寄せられるようになる。
水域に設置した場合も同様に、当該水域の水に珪素が豊
富に含まれるようになり、やがてこれを必要としていた
珪藻がコンクリート成形体に付着して繁茂するようにな
る。
形体表面の水流を撹乱し、珪藻がより着生しやすい状況
を作り出すと同時に、珪藻自身が粘質物を分泌すること
によってその周辺に微妙なゼラチン状の基盤を形成し、
他の珪藻の付着、養生を助けるばかりでなく、海藻の胞
子の付着、養生を助長し、その結果としてコンクリート
成形体に珪藻や海藻類が長期的に亘り、継続的に繁茂す
るようになる。珪藻や海藻類が繁茂すると、これらを餌
とする魚類の稚仔魚、甲殻類、貝類が当該水域に定着す
るようになり、さらにこれら小型の生物を餌とする大型
魚が集まるようになる。
ライトだけでなく徐冷スラグを使用しても同等の効果が
得られる。徐冷スラグとは、銑鉄を製造する過程で溶融
された鉄鉱石の鉄以外の成分が副原料の石灰石やコーク
ス中の灰分と一緒になって分離回収された溶炉スラグ
(鉱滓)を、自然放熱と適度の散水によって徐々に冷却
することで生成される結晶質の岩石状のスラグのことで
ある。
却される過程で、ゼオライトに含まれる成分、例えばシ
リカ(SiO2)、石灰(CaO)、酸化マグネシウム
(MgO)、アルミナ(Al2O3)がそれぞれの成分比率
によってダイカルシウムシリゲート(2CaO・SiO
2)、メリライト(3CaO・Na2O・P2O5)等の形の
結晶体が生成され、さらにこれらが混在した状態で存在
している。これらの結晶体間には微量であるが珪素とカ
ルシウム(Ca)とが水に溶け易い形で残留していると
考えられる。これをゼオライトとともに骨材として使用
すると、上記と同様に珪素やカルシウムが溶け出すので
ある。
かに、治水、護岸、根固め、消波用のブロック、また人
工漁礁用のブロック、人工岩のり繁殖用のブロック、天
然牡蛎付着用のブロックについても提案している。これ
らのブロックは、コンクリート成形体を別個に形成し、
該コンクリート成形体を半ば埋設して表面を露出させた
ことを特徴とするものである。
たコンクリート成形体によって上記の効果が得られるほ
か、ブロックとしての形態を採ることで施工性が高ま
り、工費等の面でも優位性を発揮することが期待でき
る。
およびブロックを淡水域である河川に施工した第1実施
形態を図1ないし図4に示して説明する。図1は河川に
施工された護岸壁1および護床2を示している。護岸壁
は、岸辺の地盤を削って設けられた法面3に土砂の吸い
出しを防止する吸い出し防止シート4が敷かれ、この吸
い出し防止シート4の上に裏込めの栗石5が置かれ、さ
らに栗石5上に打設された裏込めコンクリート6によっ
て護岸ブロック7が固着されて構築されている。護岸ブ
ロック7は所定の傾斜角をもって規則的に積み上げられ
ることで岸辺の法面3を覆い隠し、河川の流れによる岸
辺の浸食を防いでいる。
ロック8が敷き詰められて構築されている。護床ブロッ
ク8は護岸壁1から河川の中央に向けて一定の幅をもっ
て河床に敷き詰められることで河床を覆い隠し、護岸ブ
ロック7同様、河川の流れによる河床の浸食を防いでい
る。
図において(a)はその斜視図、(b)は(a)におけるb-
b線矢視断面図である。図に示す護岸ブロック7は、河
川の流れに晒されるおもて面9の部分を平面視矩形に形
成され、裏込めコンクリート中に埋設されて根10とな
る部分を鼓状に形成されている。
11は、水砕スラグの粉末を粘土の代替物として使用し
たセメント、いわゆる高炉セメントを材料とし、砂状
(粒径2〜10mm程度のもの)のゼオライトを細骨材と
して、礫状(粒径10〜40mm程度以上のもの)のゼオ
ライトを粗骨材として使用したコンクリート(以下これ
をAとする)により形成されている。なお、ゼオライト
には天然、人工いずれのものでも使用可能である。ここ
で、水砕スラグとは溶炉スラグに加圧水を噴射する等し
て急激に冷却することで生成されるガラス質(非晶質)
の粒状のスラグのことであり、これを粘土の代替物とし
て使用したセメントを材料とすれば構造体として十分な
強度を備えるコンクリート成形体が得られる。
を材料し、細骨材および粗骨材には通常用いられる川
砂、川石を使用したコンクリート(以下これをBとする)
により形成されており、表層部11を形成するコンクリ
ート(A)とは成型の段階で固着されている。
イトの塊12がコンクリート(A)に半ば埋設された状態
で固着されている。この場合のゼオライトの塊12は粗
骨材として使用されるものよりも遙かに大きく、事前に
所定の厚さにスライスされたものが使用されている。
ク7形成後に研磨され、表面が滑らかに形成されてい
る。また、表層部11の表面との段差も削られて面一に
成形されている。さらに、ブロックの隅部13も曲面を
なすように滑らかに成形されている。
す。図において(a)はその斜視図、(b)は(a)における
b-b線矢視断面図である。図に示す護床ブロック8
は、護岸ブロック7の表層部11をなすものと同じコン
クリート(A)により形成されたもので、やはりその表面
にはスライスされたゼオライトの塊12が埋め込まれる
ようにして固定され、河川の水に晒される表面が段差や
角張りなく滑らかに形成されている。
に形成されており、中央の狭窄部14を隣り合うものど
うしで突き合わせるようにして配列されている。突き合
わされた狭窄部どうしは開口をなして河床の一部を水中
に露出させ、水の流れによどみを作って生物の逃げ場を
提供するようにしている。
ク8の製造方法を図4をもとに説明する。なお、両ブロ
ックとも製造工程はほとんど同じなのでここでは護岸ブ
ロック7についてのみ説明する。まず、護岸ブロック7
のおもて面9を形成する型枠15にスライスしたゼオラ
イトの塊12を適当な間隔をあけて配置し、そのうえか
ら型枠15にコンクリート(A)を打設する(工程
(I))。また、これとは別に護岸ブロック7の根10を
形成する型枠16にコンクリート(B)を打設し、先程の
型枠と合体させ、型枠を押し付け合うようにして圧縮し
て両方のコンクリートを圧着させる(工程(II))。コン
クリート(A),(B)が硬化したら型枠16を外し、型枠
15上において蒸気で養生した後(工程(III))、型枠
15も外して数日放置し自然養生する。
ら、表層部の表面を研磨しスライスしたゼオライトの表
面を滑らかに磨き上げるとともにまわりのコンクリート
との段差をなくして表層部を面一に形成する。またこれ
と同時に隅部も研磨し角張った部分をなくして滑らかな
曲面状に仕上げる(工程(IV))。
ブロック8を用いると、河川の岸辺や河床が各ブロック
に被覆されることで安全性の高い護岸、護床を実現でき
ることに加えて、当該河川に生息する水生生物や水生植
物にとって優れた生息環境を創り出すことが可能であ
る。
表層部をなすコンクリート(A)に含まれるゼオライト
(砂状、礫状のもの)から珪素やカルシウムが溶け出
す。これにより、周辺水域の水に珪素が豊富に含まれる
ようになり、やがてこれを必要とする珪藻が繁茂し、さ
らにこれを餌とする鮎が定着する。
珪藻を啄むように食うのであるが、ゼオライトの表面が
滑らかに研磨されているので、鮎の口が傷つかなくな
り、その繁殖に影響を及ぼすことがない。また、各ブロ
ックの表面が凹凸なく滑らかに形成されているので、凹
凸を嫌う鮎もブロックのそばに好んで定着するようにな
る。
等の貝類もこの水域に出現する。貝類はカルシウムを殻
の形成する栄養分として取り入れて、鮎と同様に当該水
域に定着するようになる。
が集まるようになり、夏になると水域の周辺にはホタル
が出現するようになる。
ロック7の表層部11をなすコンクリートの材料に細骨
材として砂状のゼオライト、粗骨材として礫状のゼオラ
イトを用いたが、本発明に係るコンクリート成形体はこ
れらすべてを材料として用いたものだけでなく、例えば
細骨材にのみゼオライトを使用し、粗骨材には通常用い
られる川石等を使用したものであっても、粗骨材にのみ
ゼオライトを使用し、細骨材には川砂等を使用したもの
であっても構わない。また、細骨材の一部にゼオライト
を使用し残りの細骨材には川砂等を使用しても構わない
し、同様に粗骨材の一部にゼオライトを使用し残りの粗
骨材には川石等をしても構わない。
したゼオライトの塊12を埋め込まれた表層部11の表
面を面一に磨き上げたが、ゼオライトの塊をいびつな形
状のまま表層部11に配置しても構わない。
ンクリート(A)によって形成したが、河川の流れに晒さ
れる表層部のみをコンクリート(A)で形成し、その他の
部分はコンクリート(B)で形成するようにしても構わな
い。またその形状は図示したものに限らずあらゆる形状
が考慮される。
よび護岸ブロックの第2実施形態を図5に示して説明す
る。なお、上記第1実施形態において既に説明した構成
要素には同一符号を付して説明は省略する。図5は河川
の堰に施工された床止め工を示している。床止め工は、
堰20の上流側に護床ブロック21が敷設され、堰20
の下流側にはこれと一体に水叩き22が設けられ、さら
に水叩き22の下流側にも護床ブロック21が敷設され
て構築されている。
の浸食を受けやすいので、従来の高炉セメントを材料と
するコンクリート(B)により形成されているが、水叩き
22上でも比較的浸食を受け難い下流側の表層部23は
コンクリート(A)により被覆されている。なお、この表
層部23のコンクリート(A)はコンクリート(B)からな
る水叩き22を構築したあと、現場にて吹き付け作業を
行って施工される。
第1実施形態と同じように配列されており、その表層部
がコンクリート(A)によって形成され、その他の部分は
コンクリート(B)によって形成されている。
施形態の場合と同様に、安全性の高い護床を実現できる
ことに加えて河川に生息する水生生物や水生植物にとっ
て優れた生息環境を創り出すことが可能である。
(A)を吹き付けにより施工することにより、ブロック等
では構築が不可能な構造物の表面にもコンクリート(A)
の層を形成することができる。また、既に施工された構
造物にコンクリート(A)を吹き付けて上記の効果を奏す
ることも可能である。
よび護岸ブロックの第3実施形態を図6に示して説明す
る。なお、上記各実施形態において既に説明した構成要
素には同一符号を付して説明は省略する。図6は水路等
の施工に用いられるカルバート30を示している。カル
バート30の内側には、流水に晒される底の部分にコン
クリート(A)の層が形成されており、その他の部分はコ
ンクリート(B)により形成されている。なお、カルバー
ト30は工場生産されるが、その製造工程は上記護岸ブ
ロック等とほぼ同じ流れで行われる。
を施工した場合においても、第1、第2実施形態の場合
と同様に、安全性の高い水路系を実現できることに加え
て水路に生息する水生生物や水生植物にとって優れた生
息環境を創り出すことが可能である。特に、水路にはカ
ワニナ等の貝類が発生し易いので、これを餌料としてホ
タルの発生が顕著になる。
よび護岸ブロックの第4実施形態を図7および図8に示
して説明する。なお、上記各実施形態において既に説明
した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。図
7には護岸ブロック7単体の形状を示す。図において
(a)はその斜視図、(b)は(a)におけるb-b線矢視断
面図である。護岸ブロック7は、第1実施形態の護岸ブ
ロックと同じく所定の傾斜角をもって規則的に積み上げ
られることで岸辺の法面を覆い隠し、河川の流れによる
岸辺の浸食を防ぐものである。
パネル状に形成されたコンクリート(A)(以下ではこれ
をパネル40とする)が半ば埋設された状態で固着さ
れ、表面のみを露出させている。
作されたもので、砂状および礫状のゼオライト41が下
地42となる高炉セメント中に混ぜ込まれており、その
表面は製作後にサンドブラストにより研削され、滑らか
に形成されるとともに混ぜ込まれたゼオライト41の粒
が多数露出した状態となっている。
に説明する。まず、型枠43にコンクリート(A)を打設
する(工程(a))。このまま放置して養生するとゼオラ
イト41は自重により沈降して型枠43の底に集まる
(工程(b))。なお、より密にゼオライト41を集めた
い場合は型枠43を振動させることでゼオライト41の
沈降を顕著にすることもできる。次に、養生を終えてコ
ンクリート(A)が完全に硬化したらパネル40を脱型す
る(工程(c))。続いて、型枠43内で下であった面を
サンドブラストして研削し、表面を滑らかに形成すると
ともに混ぜ込まれたゼオライト41を多数露出させた状
態とする。以上でパネル40が完成する。
は図4の要領で製造する。ここではその詳細は省くが、
製造に際して注意すべき点は型枠15にパネル40を配
置するとき、研削した面を下にすることである。
第1実施形態の場合と同様に、安全性の高い護床を実現
できることに加えて河川に生息する水生生物や水生植物
にとって優れた生息環境を創り出すことが可能である。
形体をパネル状にすることで少ない容積で広い露出面を
確保することができる。さらに、珪素やカルシウムの溶
出が顕著なパネル40を別個に形成しておくことで護岸
ブロック7の製造にかかる手間が省かれるので、パネル
40の生産性向上を図ることができる。
により研削してゼオライト41の粒を多数露出させるこ
とで、流水に晒されるゼオライト41の量が増えるの
で、珪素やカルシウムの溶出がより顕著になり、しかも
長期にわたって溶出が続くようなる。
成型体(A)を矩形のパネル状に形成したが、その形状
は矩形であることやパネル状であることに限らず、あら
ゆる形状が採用できる。さらに、パネル40を根10を
なすコンクリート(B)に直に埋設するようにしても構
わない。
態においては、護岸ブロック、護床ブロック、水叩き、
カルバートを例に説明したが、本発明に係るコンクリー
ト成形体ならびにブロックは、これらに限らず、例えば
根固、消波、水制といった各種の治水工事に用いられる
コンクリート構造物に適用することが可能である。さら
に、本発明に係るコンクリート成形体やブロックを河川
に投入し、これらを避けるように水の流れに変化を持た
せ、流れの速い箇所や淀む箇所をつくり出すことでさら
に生物の生息に適した環境を創造することも可能であ
る。
よびブロックを魚礁ブロックに適用した第5実施形態を
図9に示して説明する。なお、上記の各実施形態におい
て既に説明した構成要素には同一符号を付して説明は省
略する。図9に示す魚礁ブロック51は魚の定着し易い
環境を生むべく海底に設置されるものであって、ベース
ブロック52の上面にパネル40が配設されたものであ
る。パネル40は、図7の護岸ブロックと同様その表面
に半ば埋設されて固着され、コンクリート(B)により形
成されたベースブロック52から表面を露出させてい
る。
の海域に運ばれて海底に設置されることとなる。魚礁ブ
ロック51には、その上面に配設されたパネル40の表
面にゼオライト41が多数露出しているので、この魚礁
ブロック51を所望の海域に沈めて設置した場合、ゼオ
ライト41が海水に晒され、ゼオライト中に含まれてい
る珪素やカルシウムが溶け出すこととなる。これによ
り、その海水域の海水に珪素が豊富に含まれるようにな
り、やがてこれを必要とする珪藻がゼオライト41に繁
茂するばかりでなく、その周辺域にも珪藻が繁茂するの
で、それらの領域にこれを餌とする水生生物が定着する
こととなる。
と、それが水流を撹乱し、珪藻がより着生しやすい状況
を作り出す一方、珪藻自身が粘質物を分泌することによ
ってその周域が微妙なゼラチン状となり、さらに他の珪
藻の付着、養生を助長するばかりでなく、海藻の胞子の
付着、生育を助長することとなる。
が生育することとなり、珪藻等を餌とする魚類の稚仔
魚、貝類が当該水域に定着する要因が作られる。さら
に、海藻が繁茂することにより、これを餌とする甲穀
類、魚類、貝類が当該水域に定着すると共に、それら甲
穀類、魚類等を餌とする大型魚が集まることとなり、魚
礁として機能するようになる。
されるコンクリート成形体として、パネル40を形成し
ているので、少ない容積で広い露出面を確保することが
でき、魚礁として広い領域を容易に得られるとともに、
魚礁ブロック51としての製作にかかる手間を可及的に
省略化することができ、さらにはパネル40の自体の生
産性をも高めることもできる。
トやグリーンカットといった手段によって研削し、ゼオ
ライト41の粒を多数露出させるので、海水に晒される
ゼオライト41の量が増え、そのため、珪素やカルシウ
ムの溶出がいっそう顕著になると共に、その溶出をいっ
そう継続的に行わせることができる。そのため、魚礁ブ
ロック51には海藻類が二年目以降も長期的に亘り継続
的に生育することとなる。
有するパネル40として矩形形状に形成された例を示し
たが、その形状は矩形に限られずその他のあらゆる形状
が選択可能である。また、図3の護床ブロックをそのま
ま魚礁ブロックとしたり、ベースブロックそのものをコ
ンクリート(A)で製作しその表面を研磨してゼオライト
の粒を多数露出させたものを魚礁ブロックとしたりして
も、上記と同様の作用効果が得られる。
を人工の岩のり畑の造成工事に適用した第6の実施形態
を示している。なお、上記の各実施形態において既に説
明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
岩のりは冬の寒い時期、波しぶきに洗われる波打ち際の
岩場に波しぶきと一緒に胞子が打ち付けられて根付き、
繁殖することがわかっている。そこで、波打ち際の岩場
に、図10に示すように凹みを均すかのようにコンクリ
ート(A)を打設し養生する。このとき、コンクリート
(A)には砂状および礫状のゼオライト41を多めに混ぜ
込んでおく。養生を終えたらコンクリート(A)の表面を
サンドブラスト等の手法で適度に荒し、砂状および礫状
のゼオライト41を露出させて岩のり畑60が完成す
る。
なると、ゼオライト41が海水に晒されてゼオライト4
1中に含まれている珪素やカルシウムが溶け出し、これ
を必要とする珪藻がゼオライト41に繁茂する。珪藻が
ゼオライト41に付着すると、それが水流を撹乱し、珪
藻がより着生しやすい状況を作り出す一方、珪藻自身が
粘質物を分泌することによってその周域が微妙なゼラチ
ン状となり、岩のりの胞子の付着、生育が助長され、こ
れによって多くの岩のりが繁殖するようになる。
従ってのりが根を張って表面を覆い隠してしまい、珪素
やカルシウムの溶出が起こり難くなることが予想される
ので、2〜3年に一度は表面をサンドブラスト等で荒ら
すのが望ましい。
を昆布の繁殖区域の造成工事に適用した第7の実施形態
を示している。なお、上記の各実施形態において既に説
明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
昆布やテングサ等も、冬場、水深5〜8mに位置する岩
場に特によく生育することがわかっている。そこで、昆
布やテングサが生育し易そうな岩場に、図11に示すよ
うに、図9の魚礁ブロック51と同様の小ブロック70
を沈設する。このとき用いる小ブロック70に魚礁ブロ
ック51ほどの大きさは必要なく、岩場の凹みにはまっ
てしまうような大きさと形状であることが望ましい。
ウムが溶け出し、これを必要とする珪藻が小ブロック7
0の表面に繁茂する。珪藻が繁茂すると、それが水流を
撹乱し、珪藻がより着生しやすい状況を作り出す一方、
珪藻自身が粘質物を分泌することによってその周域が微
妙なゼラチン状となり、昆布やテングサの胞子の付着、
生育が助長され、これによって多くの昆布やテングサが
繁殖するようになる。
を牡蛎の養殖に適用した第8の実施形態を示している。
牡蛎は波の穏やかな内海や湾内に浮かべた養殖イカダか
ら海中に吊した球塊に根付いて繁殖する。そこで、図9
の魚礁ブロック51と同様の構成の球塊80を製作し、
図12に示すように養殖イカダ81からステンレスチェ
ーン等耐食性に優れる紐状体82で吊り下げる。このと
き用いる球塊80の大きさは、紐状体82の強度や牡蛎
の水揚げ時の作業性を考慮しつつ、より多い生産量が得
られるよう適度な大きさとするのが望ましい。
ウムが溶け出し、これを必要とする珪藻が球塊80の表
面に繁茂する。牡蛎の稚貝はこれを餌として繁殖し、球
塊80に根付いて大きく成長する。
を覆い隠してしまい、珪素やカルシウムの溶出が起こり
難くなることが予想されるので、2〜3年に一度は表面
をサンドブラスト等で荒らすのが望ましい。
て本発明の実施の仕方を説明したが、本発明において
は、各実施形態において、骨材にゼオライトとともに徐
冷スラグを混ぜて使用すれば、さらに良好な効果が期待
できる。
クリート成形体によれば、河川ならびに湖沼における治
水工事、海域または汽水域における保全工事、人工漁礁
工事、昆布や岩のり、牡蛎等の人工繁殖工事等に際し、
当該水域に設置されるコンクリート構造物の一部または
全体をなすコンクリート成形体として、細骨材の少なく
とも一部にゼオライトを用いて製造されたもの、または
粗骨材の少なくとも一部にゼオライトを用いて製造され
たものを使用することにより、次のような効果が得られ
る。すなわち、河川や湖沼においては、ゼオライトに含
まれる珪素やカルシウムが溶け出すようになり、これを
栄養分として集まる珪藻等の水生植物、ならびに鮎やホ
タルの幼虫等の水生生物にとって優れた生息環境を創り
出すことができる。また、海域または汽水域において
は、ゼオライトに含まれる珪素やカルシウムが継続的に
溶け出し、これを必要とする珪藻がゼオライトに繁茂す
るばかりでなく、海藻の胞子の付着、養生を助長させる
ことができ、珪藻、海藻類が二年目以降のような長期的
に亘り、継続的に養生することとなる結果、珪藻等を餌
とする魚類の稚仔魚、貝類が当該水域に定着する要因を
作ることができ、魚礁、養殖場としての機能を長期的に
維持することができる。
て、河川に施工された護岸壁および護床を示す断面図で
ある。
(a)、および(a)におけるb-b線矢視断面図(b)であ
る。
(a)、および(a)におけるb-b線矢視断面図(b)であ
る。
る。
て、河川に施工された堰に施工された床止め工を示す断
面図である。
て、水路等の施工に用いられるカルバートを示す断面図
である。
て、護岸ブロックの斜視図(a)、および(a)におけるb
-b線矢視断面図(b)である。
て、海底に設置される魚礁ブロックを示す全体図であ
る。
て、人工の岩のり畑を示す斜視断面図である。
て、昆布の繁殖区域を示す全体図である。
て、牡蛎の養殖施設を示す全体図である。
示す図表である。
Claims (3)
- 【請求項1】 淡水域、海域または汽水域の岸辺や海
岸、床面に設置されるコンクリート成形体であって、 骨材の一部、またはすべてにゼオライトを用いて製造さ
れたことを特徴とするコンクリート成形体。 - 【請求項2】 前記骨材に、前記ゼオライトとともに徐
冷スラグを用いて製造されたことを特徴とする請求項1
記載のコンクリート成形体。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のコンクリート成
形体を別個に形成し、該コンクリート成形体を半ば埋設
して表面を露出させたことを特徴とするブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050413A JP3746960B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | コンクリート成形体およびブロック |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002250022A true JP2002250022A (ja) | 2002-09-06 |
JP3746960B2 JP3746960B2 (ja) | 2006-02-22 |
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JP (1) | JP3746960B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004307257A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Toyo Constr Co Ltd | 貝殻リサイクルブロックの製造方法および貝殻リサイクルブロック |
WO2005108680A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Azumagumi Co., Ltd. | 水制構造物、水制工用コンクリートブロック、およびこれらを用いた水制工法 |
EP1764445A1 (en) * | 2005-09-15 | 2007-03-21 | Unichem S.r.l. | Expansion device for containing overflows |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050413A patent/JP3746960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2005108680A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Azumagumi Co., Ltd. | 水制構造物、水制工用コンクリートブロック、およびこれらを用いた水制工法 |
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