JP2002239864A - 位置決めクランプ装置 - Google Patents

位置決めクランプ装置

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JP2002239864A
JP2002239864A JP2001040714A JP2001040714A JP2002239864A JP 2002239864 A JP2002239864 A JP 2002239864A JP 2001040714 A JP2001040714 A JP 2001040714A JP 2001040714 A JP2001040714 A JP 2001040714A JP 2002239864 A JP2002239864 A JP 2002239864A
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Japan
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clamp
positioning
rod
clamp device
clamp member
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JP2001040714A
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English (en)
Inventor
Kazuto Ikeda
和人 池田
Isao Kita
功 喜夛
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ部材の動作にエアを使用しない位置
決めクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプ部材17を上昇動作、下降動作
およびクランプ動作させるトグル機構部30を設けて、
動作用ロッド31の図示右方向への動作でリンクロッド
33を直立状態にして、昇降ロッド7に取り付けられた
クランプ部材17を上昇させるとともに、位置決め案内
部材12の摺動溝14内に収容して、位置決め案内部材
12を薄板材Wの孔hに挿入して位置決めし、動作用ロ
ッド31の図示左方向への動作でリンクロッド33を傾
斜状態にして、昇降ロッド7に取り付けられたクランプ
部材17を下降させるとともに、クランプ部18を位置
決め案内部材12の一側から突出させて薄板材Wをクラ
ンプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品のフロ
アのような孔を有する薄板材をその孔を基準として位置
決めクランプする位置決めクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄板材に打ち抜いた孔を基準として位置
決めするには、図5および図6に示したような位置決め
クランプ装置が使用されている。
【0003】この位置決めクランプ装置は、逆J字状の
クランプ部材aをピストンcにより押し上げ、これを先
端に固定したコーン状の位置決め案内部材dの溝内に位
置させた状態で薄板材Wの孔hに挿入し、ついでピスト
ンcによりクランプ部材aを引き戻し、その押圧部bを
位置決め案内部材dの側方に突出させて台座eとの間で
薄板材Wをクランプするようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の位置
決めクランプ装置は、クランプ部材aの上昇動作および
下降動作の駆動にエアシリンダを用いており、搬送台車
に搭載して使用しようとすると、搬送経路が長い場合は
エアの供給ホースを長く引き回す必要があり、この供給
ホースの移動スペースに他の設備等を配することができ
ないという制約があり、搬送台車に搭載することが困難
である。しかも、仮に供給ホースを長く引き回すことが
できたとしても、供給ホースを長くすればするほど、供
給ホース途中や接続部におけるエアのリークを皆無にす
ることが困難であることによって、大量のエアを供給し
続けなければならないため、コンプレッサ等のエアの圧
送設備が大型化および高額化し、さらにエアを大量に消
費することによって、稼働費用が嵩むといった諸問題が
あった。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
に提案されたものであり、エアシリンダ方式によらない
でクランプ部材を上昇動作、下降動作およびクランプ動
作させ得る位置決めクランプ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
された位置決めクランプ装置は、上記課題を解決するた
めに、薄板材の孔に挿入して位置決めするコーン状の位
置決め案内部材と、上昇位置では上記位置決め案内部材
の内部に、下降位置ではクランプ位置に変位するクラン
プ部材とを備えた位置決めクランプ装置において、上記
クランプ部材の上昇位置およびクランプ位置への変位動
作を行うトグル機構部を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】このような位置決めクランプ装置によれ
ば、クランプ部材の上昇位置およびクランプ位置への変
位動作を、トグル機構部によって行うようにしたから、
トグル機構部の駆動をモータ等により行うことにより、
エアを使用しない位置決めクランプ装置を提供できる。
しかも、電気エネルギは、例えば床面に敷設した固定レ
ールと搬送台車の車輪との間や、床面に敷設した固定電
極と搬送台車に設けた摺動電極との間で容易に供給でき
るので、搬送台車に搭載して使用することが容易に実現
できるのみならず、クランプ部材の駆動にエアを使用し
ないので、クランプ部材の上昇動作、下降動作およびク
ランプ動作のための駆動費用を低減できる。
【0008】本発明の請求項2に記載された位置決めク
ランプ装置は、前記トグル機構部が、動作用ロッドと、
この動作用ロッドに一端がピン結合され他端がクランプ
部材を取り付けた昇降ロッドにピン結合されたリンクロ
ッドとを具備することを特徴とするものである。
【0009】この請求項2に記載の位置決めクランプ装
置によれば、動作用ロッドを往復動作させることによっ
て、これに一端がピン結合されたリンクロッドの他端が
上昇または下降動作して、クランプ部材を上昇動作また
は下降動作させるとともに、さらにクランプ部材による
クランプ動作をさせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。図1は実施形
態の位置決めクランプ装置における位置決め時の正断面
図で、図2は位置決め時の要部の側断面図である。ま
た、図3は実施形態の位置決めクランプ装置におけるク
ランプ時の正断面図で、図4はクランプ時の要部の側断
面図ある。
【0011】この位置決めクランプ装置において、1は
後述するクランプ部材17の昇降案内部を兼ねた筒型の
台座部材で、この台座部材1は、筒体2を挟むようにし
てその上下に設けた上蓋部材3と、下蓋部材4ととも
に、上蓋部材3の上にテンションボルト5をもって一体
的に固定されている。6は下蓋部材4を取り付けるベー
ス板である。
【0012】前記台座部材1には、その軸心部に昇降ロ
ッド7およびクランプ部材17を挿通する貫通孔8が設
けられ、さらにこの台座部材1の両側には、クランプ部
材17を支持する上下2本のピン19,20を摺動自在
に案内する案内溝9が上方に行くに従って側方に偏倚す
るようにして湾曲形成されている。
【0013】一方、12は薄板材Wの孔hに挿通して薄
板材Wを位置決めするコーン状の位置決め案内部材で、
中央部にクランプ部材17の摺動溝14を有して台座部
材1と一体に形成されている。
【0014】他方、上記したクランプ部材17は、昇降
ロッド7の先端にピン19をもって固定され、さらに、
このピン19とともに案内溝9内で摺動するよう左右の
リンク板21,21により結合された上部ピン20によ
り支持されて案内溝9内を上下動し、昇降ロッド7によ
って押し上げられた際には、コーン状の位置決め案内部
材12の摺動溝14の内部に収まるように、また押し下
げられた際には、先端のクランプ部18を位置決め案内
部材12の一側から突出させて、台座部材1の上面のク
ランプ面との間で薄板材Wをクランプするように構成さ
れている。
【0015】本発明では、クランプ部材17を駆動する
エアシリンダの使用を廃止し、それに代えてトグル機構
部30を設けている。このトグル機構部30は、所定の
間隔で一対のストッパ31a,31bを有し図示しない
モータ等のアクチュエータによって水平方向に駆動され
る動作用ロッド31と、この動作用ロッド31に一端
(下端)をピン32で回動自在に結合されたリンクロッ
ド33と、このリンクロッド33の他端(上端)をピン
34で前記クランプ部材17を取り付けた昇降ロッド7
の下端に回動自在に結合するピン34と、昇降ロッド7
の途中に固定されたストッパ用の円板35と、この円板
35と上蓋部材3の凹所3aとの間に圧縮状態で介在さ
れているバネ36とを有する。
【0016】次に、上記構成の位置決めクランプ装置の
動作について説明する。まず、動作用ロッド31をモー
タ等のアクチュエータにより図示右方向に移動させる。
すると、動作用ロッド31に設けたストッパ31aが筒
体2の内壁面に当接した位置で停止する。この状態で
は、図1に示すように、リンクロッド33がほぼ直立状
態になっており、昇降ロッド7をバネ36の弾性力に抗
して上昇させ、円板35が上蓋部材3の下面に当接して
停止する。このとき、昇降ロッド7の上方に位置するク
ランプ部材17を上昇させて、クランプ部材17を位置
決め案内部材12の摺動溝14の内部に収めるように上
昇させる。この図1および図2に示す状態で位置決め案
内部材12を薄板材Wの孔hに挿入すると、孔hがコー
ン状の位置決め案内部材12に案内されて、孔hの中心
が位置決め案内部材12の中心に一致させられることに
よって、薄板材Wを位置決めする。
【0017】次いで、動作用ロッド31をモータ等のア
クチュエータで図示左方向に駆動すると、リンクロッド
33の一端(下端)が図示左方向に移動し、それに伴な
ってバネ36がその弾性力により伸張して円板35の上
面を押圧することによって昇降ロッド7を下降させ、こ
の昇降ロッド7の上方に位置するクランプ部材17を下
降させる。動作用ロッド31はストッパ31bが筒体2
の内壁面に当接した位置で停止する。
【0018】このようにして、動作用ロッド31のスト
ッパ31bが筒体3の内壁面に当接した図3に示す状態
では、上方に行くに従って側方に偏倚するようにして湾
曲形成されている案内溝9内のピン20によって、クラ
ンプ部材17のクランプ部18を位置決め案内部材12
の一側から突出させて、台座部材1の上面のクランプ面
との間で薄板材Wをクランプする。
【0019】以上のように、上記実施形態の位置決めク
ランプ装置によれば、クランプ部材17の上昇動作およ
び下降動作、さらにクランプ部材17のクランプ部18
によるクランプ動作が、トグル機構部30によって行わ
れ、エアを使用しないので、搬送台車に容易に搭載して
使用できるのみならず、稼働費用を低減することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように、薄板材の孔に
挿入して位置決めするコーン状の位置決め案内部材と、
上昇位置では上記位置決め案内部材の内部に、下降位置
ではクランプ位置に変位するクランプ部材とを備えた位
置決めクランプ装置において、上記クランプ部材の上昇
位置およびクランプ位置への変位動作を行うトグル機構
部を設けたことを特徴とするものであるから、クランプ
部材の上昇位置およびクランプ位置への変位動作をエア
を使用しないトグル機構部によって行うことができる位
置決めクランプ装置を提供でき、従来のようにエアの供
給ホースを引き回す必要がないので、搬送台車に容易に
搭載することができ、搬送中に薄板材等のワークが浮き
上がるのを防止できるのみならず、クランプ部材の上昇
動作、下降動作およびクランプ動作を行うために大量の
エアを消費することがないので、装置の運転費用を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る位置決めクランプ装置
における位置決め時の正断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る位置決めクランプ装置
における位置決め時の要部の側断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る位置決めクランプ装置
におけるクランプ時の正断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る位置決めクランプ装置
におけるクランプ時の要部の側断面図である。
【図5】従来の位置決めクランプ装置における位置決め
時の正断面図である。
【図6】従来の位置決めクランプ装置における位置決め
時の要部の側断面図である。
【符号の説明】
1 台座部材 2 筒体 3 上蓋部材 3a 上蓋部材の凹所 4 下蓋部材 7 昇降ロッド 8 貫通孔 9 案内溝 12 位置決め案内部材 14 摺動溝 17 クランプ部材 18 クランプ部 19、20 ピン 21 リンク板 30 トグル機構部 31 動作用ロッド 31a、31b ストッパ 32、34 ピン 33 リンクロッド 35 ストッパ用の円板 36 バネ W 薄板材 h 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板材の孔に挿入して位置決めするコー
    ン状の位置決め案内部材と、上昇位置では上記位置決め
    案内部材の内部に、下降位置ではクランプ位置に変位す
    るクランプ部材とを備えた位置決めクランプ装置におい
    て、 上記クランプ部材の上昇位置およびクランプ位置への変
    位動作を行うトグル機構部を設けたことを特徴とする位
    置決めクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記トグル機構部が、動作用ロッドと、
    この動作用ロッドに一端がピン結合され他端がクランプ
    部材を取り付けた昇降ロッドにピン結合されたリンクロ
    ッドとを具備することを特徴とする請求項1に記載の位
    置決めクランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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