JP2002233606A - 遊技台 - Google Patents

遊技台

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JP2002233606A
JP2002233606A JP2001031596A JP2001031596A JP2002233606A JP 2002233606 A JP2002233606 A JP 2002233606A JP 2001031596 A JP2001031596 A JP 2001031596A JP 2001031596 A JP2001031596 A JP 2001031596A JP 2002233606 A JP2002233606 A JP 2002233606A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数種類の絵柄を施したリールを複数列備え
た遊技台において、各種表示装置の設置位置の変更に柔
軟に対応することができ、かつ、変更可能な設置位置の
自由度が高い遊技台を提供すること。 【解決手段】 スロットマシンの前面扉の裏面には、演
出用ランプ等が取り付けられる枠体と、化粧パネルおよ
び照明装置が設けられた下部表示ユニットと、LCDお
よびLED表示器が設置される上部表示ユニットとが取
り付けられている。前記枠体の各種表示装置の表示領域
を、演出用ランプが設置される表示領域201等に大別
する。長方形をなす表示領域201の内周側面には、長
手方向に沿って後述する仕切り板210の側端部の挿入
をガイドするガイド部204が、所定ピッチで複数設け
てある。前記ガイド部204に、仕切り板210が挿入
することにより表示領域201を選択的に分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体(メダ
ル、玉等)を投入し、複数の種類の絵柄からなるリール
を移動(回転)させ、それを停止した際にリール絵柄表
示窓上に停止した絵柄の組合せから入賞が定められ、所
定の遊技媒体の払出しを受けることを楽しむ遊技台(ス
ロットマシン、パチンコ等)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスロットマシンのような遊
技台は、複数の絵柄を外周面に備えたリールを複数列備
えており、これらの絵柄は、スロットマシンの正面パネ
ルに設けられたリール表示窓から見ることができるよう
に構成されている。ゲームはメダルが投入されることに
より開始可能となり、スタートレバーが操作されると、
これらのリールが回転を開始すると同時に、ゲームの勝
敗を決定する入賞役の抽選(以下、内部抽選という)を
遊技台内部の制御部により行う。
【0003】ここで、内部抽選により何らかの入賞役に
内部当選したと判断された場合、遊技者が各リールに対
応するストップボタンを押下したときに、内部当選した
入賞役に対応する絵柄組合せが、リール表示窓に設けら
れた入賞ラインのうち、その遊技で有効とされた入賞ラ
イン(メダルの投入枚数によって異なる)上に揃い易く
なるようにリール停止制御を行う。
【0004】全てのリールが停止し、入賞ライン上に何
らかの入賞役に対応した絵柄組合せが揃っていた場合、
その入賞役に応じた所定枚数のメダルを払い出し、これ
により1回の遊技が終了する。
【0005】上述したスロットマシンの正面パネルに
は、通常、リール表示窓の他に、遊技者に対してスロッ
トマシンの内部情報の表示や、遊技の興趣を向上させる
演出を行うために、例えば、ランプ、セブンセグメント
表示器、LED、液晶表示装置等の各種表示装置が設置
されている。
【0006】これら各種表示装置は、各々所定のプリン
ト基板に固定され、さらに、各表示装置の光が他の表示
領域に漏れないようにするために、仕切りを設けること
により各表示装置に対応した表示領域を有する枠体に各
プリント基板が固定されている。
【0007】一方、正面パネルには、上記枠体の各表示
領域に対応した位置に、絵、文字、数字等が予め描か
れ、あるいは、光を透過させる領域(窓)が設けられて
いる。
【0008】そこで正面パネルの裏面に上述の枠体を取
り付け、正面パネルに描かれた絵、文字、数字等を裏面
からランプ等によって照らしたり、セブンセグメント表
示器や液晶表示装置による数字や画像を正面パネルに設
けられた窓から表示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した表
示領域を画定する枠体の仕切りは、枠体に一体成形され
ていたため、各種表示装置の設置位置(レイアウト)
は、この表示領域によって決まっていた。このため、各
種表示装置のレイアウトの変更に柔軟に対応することが
できず、レイアウトを変更するには、枠体を新たに設計
する手間や、新たな枠体を製造するためのコストがかか
っていた。
【0010】特に近年では、遊技の興趣を向上させるた
めの演出を行うために、表示装置を用いた演出が多様化
してきており、また、スロットマシンの外観にインパク
トを持たせ、遊技者の興味を引くためにも、スロットマ
シンの機種ごとに各種表示装置のレイアウトを容易に変
更できることが望ましい。
【0011】本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであって、本発明が解決しようとする課
題は、上記各種表示装置の設置位置の変更に柔軟に対応
することができ、かつ、変更可能な設置位置の自由度が
高い遊技台を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するためになされたものであって、本発明によれば、
特定絵柄を含む複数種類の絵柄を施したリールを複数列
備え、メダル又は玉等の遊技媒体を投入し、ゲームの開
始操作により前記複数列のリールをリール絵柄表示窓上
で移動を開始させると同時に、制御部の内部抽選により
予め定められた複数の入賞役のうちいずれかに当選した
か否かを確定し、前記各リールに対応した停止操作によ
り、ハズレを含む前記内部抽選の結果と前記停止操作に
基づく所定の絵柄の組合せが前記リール絵柄表示窓上に
表示されるように前記各リールを制御して停止させ、前
記リール絵柄表示窓上に表示された絵柄の組合せが入賞
している場合は該入賞に対応する所定の数の遊技媒体を
払い出す遊技台であって、前記遊技台は、前面パネルの
裏面に設置される枠体の表示領域を、選択的に分割でき
る構造とすることを特徴とする。
【0013】更に、前記枠体の表示領域の内周側面に所
定間隔で前面パネルと垂直の方向に複数のガイド部設
け、前記枠体の表示領域を分割して区切る仕切り板の側
端部に被ガイド部を備え、前記仕切り板の前記被ガイド
部を前記枠体の前記ガイド部へ挿入することにより、前
記枠体の表示領域を分割して仕切ることを可能としたこ
とを特徴とする。
【0014】更に、前記仕切り板の少なくとも一方の平
面に、前記枠体に設けられたガイド部と同形状のガイド
部を設け、前記仕切り板に設けられたガイド部へ他の仕
切り板の被ガイド部を挿入することが可能な構造とし、
前記仕切り板によって分割して区切られた前記表示領域
をさらに分割して仕切ることを可能としたことを特徴と
する。
【0015】更に、前記被ガイド部の構造は、前記仕切
り板の側端部において該仕切り板の平面に対し直交方向
に突出し、且つ前記ガイド部への挿入方向に沿って延設
された突出部であって、前記ガイド部の構造は、前記被
ガイド部の突出部を延設方向に沿ってガイドする構造と
することを特徴とする。
【0016】更に、内部に情報出力装置を収容して一方
面に設けた開口部から前記情報出力装置からの情報を出
力する箱体であって、前記箱体の外周側面には前記ガイ
ド部へ挿入するための被ガイド部を前記ガイド部の設置
間隔に合わせて複数設けることにより、前記枠体内の表
示領域に前記箱体の収納を可能とする構造を有すること
を特徴とする。
【0017】更に、特定絵柄を含む複数種類の絵柄を施
したメインリールを複数列備え、メダル又は玉等の遊技
媒体を投入し、ゲームの開始操作により前記複数列のメ
インリールをリール絵柄表示窓上で移動を開始させると
同時に、制御部の内部抽選により予め定められた複数の
入賞役のうちいずれかに当選したか否かを確定し、前記
各メインリールに対応した停止操作により、ハズレを含
む前記内部抽選の結果と前記停止操作に基づく所定の絵
柄の組合せが前記リール絵柄表示窓上に表示されるよう
に前記各リールを制御して停止させ、前記リール絵柄表
示窓上に表示された絵柄の組合せが入賞している場合は
該入賞に対応する所定の数の遊技媒体を払い出す遊技台
であって、前記遊技台は、前面パネルの裏面に箱体収容
部を備え、前記箱体収容部は、内部に情報出力装置を収
容して一方面に設けた開口部から前記情報出力装置から
の情報を出力する箱体を収容するように構成し、前記箱
体収容部の底面には所定間隔で突起体を複数設け、前記
箱体収容部の底面と対向する箱体の面には前記複数の突
起体のいずれかと嵌合する取付枠を設け、前記箱体の取
付枠を前記突起体の何れかと嵌合することにより、前記
箱体収容部に前記箱体を取り付ける構造を有することを
特徴とする遊技台を提供することにより、本発明が解決
しようとする課題の解決を達成できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、遊技台としてスロットマシ
ンを例にとり、本発明の実施の形態を、図面を用いて詳
細に説明する。 [スロットマシンの外観構成例]図1は本発明を適用し
た実施の形態におけるスロットマシンの外観を示す正面
図である。
【0019】図1に示すスロットマシン本体100の中
央内部には、各々の外周面に特定絵柄を含む複数種類の
絵柄を配列したリールが3個(左リール110、中リー
ル111、右リール112)収納され、本体100の内
部で回転できるように構成されている。リール110〜
112の円周面には、それぞれ各種絵柄が適当数ずつ
(例えば各々21コマ)描かれている。
【0020】リール110〜112の絵柄は、各リール
に対応して本体100の正面パネル101に設けられた
リール表示窓上に、縦方向に3つ表示される。従って、
全リールが停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個
の絵柄を見ることができる。
【0021】また、各リールの裏側には、表示される個
々の絵柄を照らすためのバックライトが配置されてい
る。
【0022】なお、本実施の形態では、3個のリールを
備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに
限定されるものではない。
【0023】入賞表示ランプ120は、遊技ごとに有効
となる入賞ラインを示すランプである。
【0024】ここで、有効となる入賞ラインは、スロッ
トマシンに投入されたメダルの枚数によって変化する。
例えば、図1に示すように5本の入賞ラインを有するス
ロットマシンの場合、一般に、メダルを1枚投入した時
は中段の水平入賞ライン、2枚投入した時は上段および
下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚
投入した時は更に斜めの入賞ライン2本を加えた5ライ
ンが、有効となる。なお、入賞ラインの数は本実施の形
態により5本に限定されるものではない。
【0025】スタートランプ121は、リールが回転す
ることができる状態であることを知らせるランプであ
る。
【0026】再遊技ランプ122は、リール表示窓に表
示された絵柄の組合せが、再遊技に入賞した時に、遊技
者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプであ
る。
【0027】告知ランプ123は、内部抽選の結果、特
別遊技または特殊遊技に内部当選したことを遊技者に報
知するランプである。
【0028】払出枚数表示器124は、何らかの入賞役
に入賞した時に、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を
表示する表示器である。
【0029】遊技回数表示器125は、特別遊技または
特殊遊技中の遊技回数もしくは入賞回数を表示する表示
器である。
【0030】貯留枚数表示器126は、スロットマシン
内に貯留されているメダルの枚数を表示する表示器であ
る。
【0031】メダル投入ランプ127は、遊技者にメダ
ルの投入が可能であることを知らせるランプである。
【0032】演出用ランプ128は、遊技の興趣を高め
るための演出に使用されるランプである。
【0033】上述した入賞表示ランプ120から演出用
ランプ128は、正面パネル101の裏側に取り付けら
れ、各ランプによって正面パネル101に描かれた絵や
数字等を照らしたり、正面パネル101に設けられた窓
から数値を表示することによって、遊技者にスロットマ
シンの状態を知らせたり、遊技の興趣を向上させる演出
を行ったりしている。従って、正面パネル101は、遊
技者に対する情報表示板であるともいえる。
【0034】メダル投入ボタン130、131、132
は、各ボタンに予め定められた枚数を最大数として、貯
留されたメダルをスロットマシンへ投入するボタンであ
り、1枚投入ボタン130、2枚投入ボタン131、3
枚投入ボタン132からなる。これらのボタンを押下す
ることにより1回の遊技に1〜3枚のメダルがスロット
マシンへ投入される。
【0035】メダル投入口133は遊技を開始するに当
たって遊技者がメダルを投入する個所である。
【0036】スタートレバー134は、リール110〜
112の回転を開始させるレバーである。
【0037】ストップボタン135、136、137
は、押下することによって対応するリール110、11
1、112を停止させるボタンである。また、各ストッ
プボタンの内部にはランプが設けられており、スタート
レバー134が操作された後、リールの停止が可能な状
態になると全ランプが点灯し、各ストップボタンが押下
されるごとに消灯していく。
【0038】精算ボタン138は、スロットマシン本体
100内に貯留されているメダルを精算して排出する精
算機能と、遊技者がメダル投入口133から投入したメ
ダルのうち所定枚数(例えば3枚)以上のメダル、また
は、入賞により獲得したメダルを最大50枚まで貯留す
るか否かを切換える貯留切換機能とを兼ねている。
【0039】化粧パネル140は、スロットマシンの機
種名や、スロットマシンを装飾するためのイラストが描
かれているパネルである。
【0040】配当パネル141は、各入賞役の絵柄組合
せ、及びその入賞役に対して払い出されるメダルの枚数
(すなわち、配当)を表示しているパネルである。
【0041】メダル排出口150は入賞によって払い出
されるメダルの排出口であり、払い出されたメダルはメ
ダル受皿151に溜まるようになっている。
【0042】上部ランプ160は、各遊技状態に応じて
点灯/消灯/点滅し、遊技全体を盛り上げるための装飾
用のランプとして使用される。
【0043】上部パネル170は、その裏面に、後述す
る液晶表示装置(以下、LCDいう)171、および、
LED表示器172、173が設置されるパネルであ
る。
【0044】とここで、前述した正面パネル101、化
粧パネル140、および、上述した上部パネル170
は、前面パネルに相当する。
【0045】LCD171は、スロットマシンの内部情
報および遊技の経過情報等を遊技者に対して表示する。
【0046】LCD171は、各遊技状態(遊技してい
ない時を含めてもよい)に応じて、遊技のルールや遊技
例等のデモンストレーションを表示するサービス表示
を、キャラクター等を用いて動画または静止画により遊
技者に表示する。
【0047】LED表示器172、173は、各々、L
EDを3×3のマトリクス状に配置したLEDユニット
(後述する)を2つ用いて構成されており、LCD17
1の画面に遊技者の注意を向けさせたり、遊技に対する
興趣を増すために点灯/消灯/点滅する。 [前面扉の裏側構成例]図2は、スロットマシン100
の前面扉の裏側構成の例を示す斜視図である。以下、こ
の図を参照して、本実施の形態における正面パネル10
1の裏側に設置される各種表示装置類(入賞表示ランプ
120〜演出用ランプ128)の設置構造について説明
する。なお、この図において図1と同じ部分について
は、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0048】図2に示すように、前面扉の裏面には、入
賞表示ランプ120〜演出用ランプ128が取り付けら
れる枠体200と、化粧パネル140および配当パネル
141(図1参照)を裏面から照らすための照明装置が
設けられた下部表示ユニット300(箱体収容部に相
当)と、LCD171およびLED表示器172、17
3が設置される上部表示ユニット400とが取り付けら
れる。
【0049】以下、(1)枠体200、(2)下部表示
ユニット300、および、(3)上部表示ユニット40
0の構造について、図面を参照して詳細に説明する。 (1)枠体200の構造:以下の説明では、便宜上、図
2に示すように枠体200の各種表示装置の表示領域
を、演出用ランプ128が設置される表示領域201
と、スタートランプ121〜メダル投入ランプ127が
設置される表示領域202と、入賞表示ランプ120が
設置される表示領域203とに大別する。
【0050】また、各表示領域の構造の例は、表示領域
201に適用した場合を代表例として説明するが、表示
領域202、203も同様であってもよいことは云うま
でもない。 (構造例1)図3は、図1に示す演出用ランプ128が
図2に示す枠体200の表示領域201に設置される部
分を説明するために拡大して図示した斜視図である。
【0051】従って、図3の矢印Aで示す方向は、図2
を参照すると分かるように、枠体200を前面扉の裏面
から取付る方向を示している。
【0052】図3に示すように、長方形をなす表示領域
201の内周側面には、長手方向に沿って後述する仕切
り板側端部の挿入をガイドするガイド部204が、所定
ピッチ(P1で表示)で複数設けてある。
【0053】各ガイド部204の構造は、図3からも分
かるように、断面がL字状と逆L字状の2つの板材が互
いに向き合った形で構成されており、各ガイド部204
のL字状と逆L字状断面の短手部分の側端面の間隔をD
の長さ開けて、L字状と逆L字状断面の長手部分の側端
面が表示領域201の長手方向の内周側面に一体成形さ
れている。
【0054】ここで、上記L字状と逆L字状断面の短手
部分の側端面の間隔Dの寸法は、後述する仕切り板の厚
さとほぼ同寸(厳密には少し大)に設定されている。
【0055】また図3では図示を省略しているが、図の
ガイド部204が設けられた表示領域201の長手方向
の内周側面に対向する内周側面にも、図示したガイド部
204の各々に対向する位置に、それぞれガイド部(2
04)が設けてある。
【0056】表示領域201の四隅には、プリント基板
(図示略)をネジ止めするためのネジ穴205が設けら
れており、プリント基板上へ所望するレイアウトに従っ
て演出用ランプ128を配置し、各ランプに電力を供給
するためのパターンが形成されている。
【0057】図4に示すように、上述したガイド部20
4には、仕切り板210が挿入される。この仕切り板2
10の両側端部(図4(a)で、点線で囲み斜線を施し
た部分)には、仕切り板210の平面よりも、仕切り板
210の長手方向に対して垂直方向(同図中、矢印
(ア)の方向)に突出し、仕切り板210の短手方向
(仕切り板210の挿入方向:図4(a)の、矢印
(イ)の方向)に沿って延設された被ガイド部211
(斜線で示した部分)を設けている。
【0058】図4(b)を参照すると分かるように、被
ガイド部211には、段差(同図の(ウ)で示す個所)
が設けられており、被ガイド部211をガイド部204
に挿入した場合、この段差とガイド部204の上端面と
が当接することで、ガイド部204が仕切り板210を
支持するように構成されている。
【0059】図4(a)に示すようにガイド部204の
高さh1と、ガイド部204の被ガイド部挿入幅w1の寸
法は、それぞれ、被ガイド部211の段差よりも図の下
側の、長さh2と幅w2とに略一致している。
【0060】仕切り板210には、更に、その平面の略
中央に、後述する細分仕切り板の側端部の挿入をガイド
するガイド部212を設けている。このガイド部212
の形状は、ガイド部204と同様であり、仕切り板21
0の一方面にだけ設けてもよいし、両面に設けてもよ
い。
【0061】次に、図5(a)、(b)を参照して上述
した細分仕切り板について説明する。細分仕切り板22
0は、仕切り板210によって分割された表示領域をさ
らに細かく分割する仕切り板である。図5(a)に示す
細分仕切り板220の両側端部にも、仕切り板210と
同様の被ガイド部221(斜線部)を設けることによ
り、2つの仕切り板210の各ガイド部212に、細分
仕切り板220の被ガイド部221を挿入することによ
って、仕切り板210により分割された表示領域をさら
に細かく分割することができる。
【0062】また、図5(b)を参照すると分かるよう
に、細分仕切り板220のガイド部204に対向する位
置に、当該ガイド部204と同寸・同形状のガイド部2
22を設け、例えばガイド部204と222に挿入され
る被ガイド部を両側端部に設けた仕切り板(図示略)を
用意し、用いることにより(被ガイド部をガイド部に差
し込むことにより)、2つの仕切り板210と、細分仕
切り板220よって分割された表示領域を、更に、細か
く分割することができる。
【0063】以上の説明した構成、即ち、複数の仕切り
板210および細分仕切り板220によって、枠体20
0の表示領域201を所望する領域に分割することがで
きる。
【0064】分割された各領域に対応する位置に演出用
ランプ128の各々が配置されたプリント基板は、四隅
を図3に示すネジ穴205にネジ止めすることにより、
固定され、更に、プリント基板は、各種ガイド部20
4、212、222に挿入された各種仕切り板210、
220等を、枠体200の正面パネル裏面側への取付方
向(すなわち、図3の矢印Aの方向)と反対の方向へ脱
落するのを防ぐ役割も担う。
【0065】以上本実施の形態を用いて詳細に説明した
ように、本発明の提案する構造を適用することにより、
例えばスロットマシンの機種に応じて演出用ランプ12
8のレイアウトや、演出用ランプ128の数を変更した
い場合は、必要に応じて仕切り板210や細分仕切り板
220の挿入位置を変更するだけでよく、枠体200を
逐一設計し直す必要がなくなる。
【0066】また、各種仕切り板を前面扉の裏側から挿
入する構造とすることにより、枠体200を前面扉の裏
面に取り付けたまま、仕切り板の挿入位置を変更するこ
とができるという利点がある。
【0067】なお、上述した構造例では、仕切り板21
0のガイド部212を、対向する仕切り板210の平面
上の各々の略中央位置に1つだけ設けた例を示している
が、複数のガイド部を設けた場合、各ガイド部の形成位
置は、個々の対向する仕切り板210の対向位置に設け
ることは云うまでもない。
【0068】また、本実施の形態では、図5(a)に示
した細分仕切り板220の長さLは、2つの仕切り板2
10の間隔を、1つのガイド部204を置いた(スキッ
プした)間隔として図示しているが、予め複数種類の長
さの細分仕切り板220を用意しておくことにより、様
々な間隔に対応できる。
【0069】また、例えば、図6に示すように、表示領
域201の短手方向に内側面206を設け、この内側面
206の平面上に、仕切り板210のガイド部212と
対向する位置に、当該ガイド部212と同寸・同形状の
ガイド部207を形成できる。このようにすると、細分
仕切り板220により2つの仕切り板210によって分
割された表示領域を分割するだけではなく、内側面20
6、仕切り板210、および、表示領域201の長手方
向内側面とによって形成された表示領域も分割すること
ができる。
【0070】更に、ガイド部204の構造を、図7に示
すように断面が略T字状の構造(ただし、両端のガイド
部208、209の断面形状はL字状と逆L字状にす
る)にして、仕切り板210の挿入ピッチを細かくする
ことにより、仕切り板による分割領域の選択幅が広が
り、表示領域のレイアウト、即ち分割の自由度を向上さ
せることができる。
【0071】なお、このガイド部の構造は、表示領域2
01の内周面に限らず図4に示す仕切り板210、図5
に示す細分仕切り板220、図6に示す内側面206に
設けるガイド部にも適用可能であることは云うまでもな
い。 (構造例2)次に、図8、図9を参照して本発明による
枠体200(図2参照)の各表示領域を分割する構造の
例について説明する。なお、構造例1と同様に、本例で
は図2に示す表示領域201を分割する場合を例として
説明する。
【0072】図8は本構造例2における枠体200の表
示領域201部分、および、仕切り板を示す斜視図であ
る。ここで図8の図3と同じ部分については、同一符号
を付し、その詳細な説明を省略する。
【0073】図8(a)に示すように、構造例2は、構
造例1におけるガイド部を、いわゆる蟻溝としたことを
特徴としている。
【0074】図8(b)に示すように、蟻溝230は、
所定ピッチP2毎に設けられ、各蟻溝230には、図8
(c)に示す仕切り板240の嵌合部241(図8
(c)の斜線部参照)が通過可能なように、図8(b)
に示す間隙Dが設けられている。また、蟻溝230の底
面231は、表示領域201の底面(正面パネル101
方向の面)から長さh4の位置に設けられている。
【0075】図8(b)、(c)に示すように、上述し
た嵌合部241は、仕切り板240の両側端面上方に形
成されており、嵌合部241の高さと、蟻溝230の底
面231から蟻溝230上端までの高さとは同寸法(い
ずれもh3)になっている。また、仕切り板240の底
面(表示領域201への挿入方向の面)から嵌合部24
1の底面までの高さと、上述した表示領域201の側壁
の底面から、蟻溝230の底面231までの高さとは同
寸法(いずれもh4)になっている。
【0076】図8(c)に示すように仕切り板240の
上辺部には、蟻溝230と同寸・同形状の蟻溝242
が、同一ピッチP2毎に複数設けられている。
【0077】以上の説明した蟻溝230、並びに嵌合部
241を備えた仕切り板240を、蟻溝のピッチを考慮
して複数種類の長さを用意することで、仕切り板240
の長さL(図8(c)参照)又は表示領域201の長手
方向を細分して仕切ることができる。
【0078】例えば図9に示すように、Aという種類の
仕切り板240を1つ、Bという種類の仕切り板240
を2つ、Cという種類の仕切り板240を1つ、Dとい
う種類の仕切り板240を4つ用いて、表示領域201
を9つの表示領域に分割した場合の例である。 (構造例3)上述した構造例1と、2は、仕切り板によ
って表示領域を分割することで、各種表示装置のレイア
ウトの自由度を図った。本構造例3では、各種表示装置
を個々にユニット化し、これらのユニット(箱体に相
当)を表示領域内の所望する位置に設置することができ
るようにしたことを特徴としている。本構造例によれ
ば、ユニット化した各種表示装置を表示領域内に自由に
配置することが可能となり、より簡単に各種表示装置の
レイアウトの変更をすることが可能とする。
【0079】以下、その実現方法について具体的に説明
する。なお、以下の説明では、セブンセグメント表示器
をユニット化し、それを表示領域201内に配置する場
合を例に挙げて説明する。また、表示領域201の内周
側面の構造は、構造例2で参照した図8の構造を用いて
説明する。
【0080】セブンセグメント表示器をユニット化した
場合の例を図10(a)の表示側と、(b)の裏側とし
て示す。これらの図に示すユニット250は、セブンセ
グメント表示器251を3個並列に並べて3桁の数字を
表示可能としたものである。また、図中、矢印Bは、枠
体200の正面パネル101への取付方向、すなわち、
ユニット250を図8(a)に示す表示領域201の蟻
溝へ挿入する方向を示している。よって、ユニット25
0には、当該ユニットをスロットマシンに取り付けた時
に、遊技者と対向する面(箱体の一方の面に相当)に開
口部が設けられており、この開口部により、内部のセブ
ンセグメント表示器による表示内容が見えるようになっ
ている。即ちこの部分より遊技台の情報を遊技者に対し
て出力することができる(情報出力装置)。
【0081】ユニット250の内部には、各セブンセグ
メント表示器251に電力を供給するためのパターンが
形成されたプリント基板(図示略)が設置され、このプ
リント基板上に、セブンセグメント表示器251がハン
ダ付けされている。また、図10(b)に示すように、
ユニット250の底面には、上述したプリント基板に外
部から電力並びに信号を供給するためのケーブル252
を通すためのケーブル孔253が穿設されている。
【0082】更に、ユニット250の外周側面には図1
0(a)に示すように、図8(c)で説明した嵌合部2
41と同寸・同形状の嵌合部254、255が、それぞ
れ図8(b)で説明した蟻溝230のピッチP2に合わ
せて複数設けている。図10に示すユニット250の場
合、長手方向の長さL(両端の嵌合部254を除く)
は、表示領域201の短手方向の長さLと一致してい
る。従って、ユニット250の短手方向の外周面に設け
られた各嵌合部254は、表示領域201の長手方向に
設けられた蟻溝と嵌合することができる。
【0083】本構造例の場合、ユニット250を表示領
域201内に挿入した後に、例えば格子状の抑え板(図
示略)をねじ穴205にねじ止めし、枠体200からユ
ニット250が脱落するのを防ぐと共に、ユニット25
0のケーブル孔253から延出しているケーブル252
を、上記抑え板の格子から通すようにするとよい。
【0084】なお、図10では、ユニット250の長手
方向の外周側面に、嵌合部255を設けているが、この
代わりに図8(c)で示した蟻溝242を設けてもよ
い。また、図10(c)に示すように、ユニット化する
装置の高さ寸法に応じて、ユニットの奥行き寸法Hを適
宜変更してもよいが、この場合、嵌合部241の高さh
3、ユニットの表示領域201への挿入方向の底面から
嵌合部241の底面までの高さh4は一定にする必要が
ある。
【0085】また、蟻溝及び嵌合部の形状寸法等を、構
造例2で説明した仕切り板240と上述したユニットと
で共通にすれば、ユニットと仕切り板とを組み合わせ
て、1つの表示領域を分割することができる。
【0086】更に、本構造例ではセブンセグメント表示
器をユニット化した場合について説明したが、ユニット
化する表示器の種類はこれに限らず、例えば、複数のL
EDまたはランプをプリント基板上にマトリクス状に配
置したものであってもよい。
【0087】更に、本構造例では、構造例2に示した蟻
溝を前提に説明したが、構造例1に示したガイド部(特
に図7)および被ガイド部の構造を用いても、各種表示
装置のユニット化が実現可能であることはいうまでもな
い。
【0088】以上詳細に説明したように、本発明によれ
ば各種表示装置をユニット化することにより、プリント
基板の変更を伴わず、より簡便に各種表示装置の配置を
変更することができることが分かろう。 (2)下部表示ユニット300の構造:次に図11を参
照して図2に示した下部表示ユニット300の構造につ
いて説明する。図11(a)は、下部表示ユニット30
0と、図1に示す化粧パネル140および配当パネル1
41を裏面から照明する蛍光灯ユニット310およびL
EDユニット320を、化粧パネル141側(以下、表
側という)から見たときの斜視図である。
【0089】図11(b)は蛍光灯ユニット310を、
当該蛍光灯ユニット310が取り付けられる下部表示ユ
ニット300側(以下、裏側という)から見たときの斜
視図である。
【0090】図11(c)は蛍光灯ユニット310およ
びLEDユニット320が、下部表示ユニット300に
設置された状態を示す断面図である。
【0091】図11(a)において、下部表示ユニット
300に伏してある矢印Cは、下部表示ユニット300
の前面扉裏面への取付方向を示している。また、蛍光灯
ユニット310(LEDユニット320を含む)に伏し
てある矢印Dは、蛍光灯ユニット310およびLEDユ
ニット320の、下部表示ユニット300への取付方向
を示している。
【0092】図11に示すように、下部表示ユニット3
00の内部底面(以下、ユニット取付面という)には、
図11(a)に示すように、直径d、高さh5の円柱形
状の突起体301が所定ピッチP3で列をなして設けて
ある。本実施の形態では、突起体301の列、即ち点線
で囲んで示している突起列302は、ピッチP3の2倍
の間隔で、図では省略するが下部表示ユニット300内
部底面の図中左側から右側に亘って設けられている。
【0093】各突起列302の間には、蛍光灯ユニット
310およびLEDユニット320へ、それぞれ電力を
供給する電源ケーブルを通すための長穴303が穿設さ
れている。
【0094】また、蛍光灯ユニット310、および、L
EDユニット320には、これらユニットをスロットマ
シンに取り付けた時に、遊技者と対向する面(箱体の一
方の面に相当)に開口部が設けられており、この開口部
により、内部の蛍光灯およびLEDからの光が外部に放
射されるようになっている。
【0095】蛍光灯ユニット310の底面311(上記
一方の面に対向する面)には、蛍光灯ソケット312が
2つ設置されており、これら蛍光灯ソケット312によ
り、蛍光灯312を狭持すると共に電源ケーブル313
を介して外部からの電力を供給している。
【0096】LEDユニット320の内部には、基板3
21上にLED322が9個、3×3のマトリクス状に
配置され、電源ケーブル323によって外部から電力の
供給を受けている。
【0097】なお、図11(a)では、突起列302お
よび長穴303を、同図中、縦方向に設けたが、横方向
に設けてもよい。
【0098】次に図11(b)を参照して、蛍光灯ユニ
ット310およびLEDユニット320の底部構造につ
いて説明する。図11(b)に示すように、蛍光灯ユニ
ット310の底面311にはケーブル314を通すため
のケーブル孔315が穿設されている。ここで、図11
(b)ではケーブル孔315が1つしか設けられていな
いが、予め複数設けて、当該ユニットを下部表示ユニッ
ト300に取り付けた時の位置に応じて、長穴303に
最も近い位置にあるケーブル孔に電源ケーブルを通すよ
うにしてもよい。
【0099】また、底面311は、下部表示ユニット3
00との接触面よりも、長さlだけ高い位置(図11
(b)参照)に設けられている。すなわち、蛍光灯ユニ
ット310およびLEDユニット320の底面には、下
部表示ユニット300との接触面からの高さがlの枠
(以下、取付枠という)が形成されており、この取付枠
と、図11(a)に示す突起体301とを嵌合させるこ
とで、蛍光灯ユニット310およびLEDユニット32
0を、下部表示ユニット300に取り付けることができ
る。
【0100】なお、上述した長さlは、下部表示ユニッ
ト300の突起301の高さh5以上であることが望ま
しい。また、本実施の形態では、蛍光灯ユニット310
の底部内周寸法について、長手方向の長さはm×2P3
+d、短手方向の長さはn×P3+d(mは1以上の整
数、nは2以上の整数)となるように定めている。
【0101】また、図示は略すが、LEDユニット32
0についても、蛍光灯ユニット310の底面311と同
様の底面が形成されており、基板321は、当該底面上
に固定されている。
【0102】上述した構造により、図11(c)に示す
ように、蛍光灯ユニット310、LEDユニット320
の底部を、下部表示ユニット300の突起301に嵌合
させることにより、蛍光灯ユニット310、LEDユニ
ット320を、下部表示ユニット300のユニット取付
面上において、縦横方向に自由に設置することができ
る。
【0103】なお、図11(a)に示すように、蛍光灯
ユニット310の高さH1とLEDユニット320の高
さH2が異なっており、これら各ユニットを下部表示ユ
ニット300に取り付けた時の高さを一致させる必要が
ある場合は、図12(a)、(b)に示すような、高さ
調整用ユニット330を用意してもよい。ここで、図1
2(a)は高さ調整用ユニット330を表側から見た斜
視図であり、(b)は裏側から見た斜視図である。ま
た、これらの図において、図11(a)と同じ部位には
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0104】図12(a)に示すように、この高さ調整
用ユニット330の表側には、下部表示ユニット300
の取付面に形成された図11(a)に示した突起301
が、同一のピッチP3で複数個、一列に配設されてい
る。また、この突起列の間隔は、下部表示ユニット30
0の取付面と同様、ピッチP3の2倍に設定されてお
り、各突起列の間には長穴331が穿設されている。
【0105】また、図12(b)に示すように、高さ調
整用ユニット330の底部には、蛍光灯ユニット310
およびLEDユニット320と同様の取付枠が形成され
ている。本実施の形態でにおいて、この取付枠の内周寸
法は、長手方向の長さがx×2P3+d、短手方向の長
さがy×P3+d(xは1以上の整数、yは2以上の整
数)となるように定めている。
【0106】下部表示ユニット300に取り付けられる
ユニットのうち、最も高さが大きいユニットに合わせる
ように、「高さ調整用ユニット」330の高さH3を合
わせることにより、全ユニットを下部表示ユニット30
0へ取り付けたときの高さを一致させることができる。 (3)上部表示ユニット400の構造:上部表示ユニッ
ト400(図2参照)の構造は、前述した「(1)枠体
200の構造」で説明した構造例3、または、上述した
「(2)下部表示ユニット300の構造」の、いずれも
採用することができる。
【0107】例えば、「(1)枠体200の構造」の構
造例3を採用した場合、まず、上部表示ユニット400
を枠体構造として、ユニット取付面を設けず、更に内周
側面に、図3、図7、または、図8で示したガイド部ま
たは蟻溝を所定ピッチで複数設ける。また、図1で示し
たLCD171と、LED表示器172、173を構成
する各LEDユニットとを、図10で示した構造とす
る。
【0108】ここで、上部表示ユニット400の内周側
面に、図3または図7で示したガイド部を設けた場合、
ユニット化されたLCD171、および、LED表示器
172、173の各LEDユニットの外周側面には、嵌
合部の代わりに、図4で示した被ガイド部を設ける必要
があることは云うまでもない。
【0109】又、上述した各ユニットの外周側面に設け
る被ガイド部または嵌合部の形成間隔は、上部表示ユニ
ットの内周側面に設けられたガイド部または蟻溝が形成
されている間隔に合わせる必要があることは云うまでも
ない。
【0110】一方、「(2)下部表示ユニット300の
構造」で説明したのと同様の構造を採用した場合、ま
ず、上部表示ユニット400の内部底面(ユニット取付
面)に、図11(a)で示したように、突起列302を
所定の間隔で複数形成する。また、図1で示したLCD
171と、LED表示器172、173を構成する各L
EDユニットとを、図11(a)、(b)に示した蛍光
灯ユニット310、LEDユニット320と同様の構成
とする。
【0111】以上のような構造を採用することにより、
上部表示ユニット400に対し、LCD171およびL
ED表示器172、173を所望する位置に取り付ける
ことができる。
【0112】ここで、情報出力装置とは、ランプ、LE
D、セブンセグメント表示器等の表示装置、音声等を出
力するスピーカ、画像等を表示する液晶表示装置、蛍光
灯等の照明装置等をいう。
【0113】なお、上部表示ユニット400に取り付け
るためにユニット化する装置としては、LCD、LED
等の表示装置に限らず、その他の情報出力装置例えば、
スピーカ、演出用のリール、または、モータ等により動
く小型模型(いわゆるパチンコ台などにおけるやくも
の)であってもよい。
【0114】なお、情報出力装置としては、上記以外に
もランプ、蛍光灯、セブンセグメン、CRT、冷陰極
管、プラズマ等の表示器を含む画像を用いた表示装置や
照明装置、スピーカに代表される音声出力装置、等々が
挙げられる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技台の前面パネルの裏面に設置される枠体の表示領域
を、選択的に分割することができるので、各種表示装置
の設置位置の変更に柔軟に対応することができる。
【0116】また、各種表示装置を個々にユニット(箱
体)化し、そのユニットを上記表示領域のガイド部へ挿
入できるようにしたので、より簡便に各種表示装置の設
置位置の変更に柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるスロットマシン
の外観正面図である。
【図2】 同スロットマシンの前面扉裏面の概略構造を
示す斜視図である。
【図3】 同前面扉背面に取り付けられる枠体の表示領
域内周側面の構造を示す斜視図である。
【図4】 同枠体の表示領域のガイド部および表示領域
を分割する仕切り板の構造を示す斜視図である。
【図5】 同仕切り板により分割された表示領域をさら
に分割する細分仕切り板の構造を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態におけるスロットマシン
の前面扉裏面に取り付けられる枠体の表示領域内周側面
の他構造を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態におけるスロットマシン
の前面扉裏面に取り付けられる枠体の表示領域内周側面
の構造を示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態におけるスロットマシン
の前面扉裏面に取り付けられる枠体の表示領域内周側面
の他構造を示す斜視図である。
【図9】 同枠体の表示領域の分割例を示す上面図であ
る。
【図10】 同枠体の表示領域に設置される表示装置ユ
ニットの外観を示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態におけるスロットマシ
ンの前面扉裏面に取り付けられる下部表示ユニットおよ
び下部表示ユニットに取り付けられるユニットの構造を
示す斜視図である。
【図12】 同下部表示ユニットに取り付けられる高さ
調整用ユニットの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 スロットマシン本体 101 正面パネル 110 左リール 111 中リール 112 右リール 120 入賞表示ランプ 121 スタートランプ 122 再遊技ランプ 123 告知ランプ 124 払出枚数表示器 125 遊技回数表示器 126 貯留枚数表示器 127 メダル投入ランプ 128 演出用ランプ 130〜132 メダル投入ボタン 133 メダル投入口 134 スタートレバー 135〜137 ストップボタン 138 精算ボタン 140 化粧パネル 141 配当パネル 150 メダル排出口 151 メダル受皿 160 上部ランプ 170 上部パネル 171 液晶表示装置(LCD) 172、173 LED表示器 200 枠体 201、202、203 表示領域 204、207、212、222 ガイド部 205 ネジ穴 206 内周面 208、209 両端ガイド部 210、240 仕切り板 211、221 被ガイド部 220 細分仕切り板 230、242、271 蟻溝 231 蟻溝底面 241、254、261 嵌合部 250、260 ユニット 251 セブンセグメント表示器 252 ケーブル 253 ケーブル孔 270 ブランクユニット 300 下部表示ユニット 301 突起 302 突起列 303 長穴 310 蛍光灯ユニット 311 蛍光灯ユニット底面 312 蛍光灯ソケット 313 蛍光灯 314、323 電源ケーブル 315 ケーブル孔 320 LEDユニット 321 プリント基板 322 LED 330 高さ調整ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定絵柄を含む複数種類の絵柄を施した
    リールを複数列備え、メダル又は玉等の遊技媒体を投入
    し、ゲームの開始操作により前記複数列のリールをリー
    ル絵柄表示窓上で移動を開始させると同時に、制御部の
    内部抽選により予め定められた複数の入賞役のうちいず
    れかに当選したか否かを確定し、前記各リールに対応し
    た停止操作により、ハズレを含む前記内部抽選の結果と
    前記停止操作に基づく所定の絵柄の組合せが前記リール
    絵柄表示窓上に表示されるように前記各リールを制御し
    て停止させ、前記リール絵柄表示窓上に表示された絵柄
    の組合せが入賞している場合は該入賞に対応する所定の
    数の遊技媒体を払い出す遊技台であって、 前記遊技台は、前面パネルの裏面に設置される枠体の表
    示領域を、選択的に分割できる構造とすることを特徴と
    する遊技台。
  2. 【請求項2】 前記枠体の表示領域の内周側面に所定間
    隔で前面パネルと垂直の方向に複数のガイド部を設け、
    前記枠体の表示領域を分割して区切る仕切り板の側端部
    に被ガイド部を備え、前記仕切り板の前記被ガイド部を
    前記枠体の前記ガイド部へ挿入することにより、前記枠
    体の表示領域を分割して仕切ることを可能としたことを
    特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板の少なくとも一方の平面
    に、前記枠体に設けられたガイド部と同形状のガイド部
    を設け、前記仕切り板に設けられたガイド部へ他の仕切
    り板の被ガイド部を挿入することが可能な構造とし、前
    記仕切り板によって分割して区切られた前記表示領域を
    さらに分割して仕切ることを可能としたことを特徴とす
    る請求項2に記載の遊技台。
  4. 【請求項4】 前記被ガイド部の構造は、前記仕切り板
    の側端部において該仕切り板の平面に対し直交方向に突
    出し、且つ前記ガイド部への挿入方向に沿って延設され
    た突出部であって、 前記ガイド部の構造は、前記被ガイド部の突出部を延設
    方向に沿ってガイドする構造とすることを特徴とする請
    求項2または3に記載の遊技台。
  5. 【請求項5】 内部に情報出力装置を収容して一方面に
    設けた開口部から前記情報出力装置からの情報を出力す
    る箱体であって、前記箱体の外周側面には前記ガイド部
    へ挿入するための被ガイド部を前記ガイド部の設置間隔
    に合わせて複数設けることにより、前記枠体内の表示領
    域に前記箱体の収納を可能とする構造を有することを特
    徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の遊技
    台。
  6. 【請求項6】 特定絵柄を含む複数種類の絵柄を施した
    メインリールを複数列備え、メダル又は玉等の遊技媒体
    を投入し、ゲームの開始操作により前記複数列のメイン
    リールをリール絵柄表示窓上で移動を開始させると同時
    に、制御部の内部抽選により予め定められた複数の入賞
    役のうちいずれかに当選したか否かを確定し、前記各メ
    インリールに対応した停止操作により、ハズレを含む前
    記内部抽選の結果と前記停止操作に基づく所定の絵柄の
    組合せが前記リール絵柄表示窓上に表示されるように前
    記各リールを制御して停止させ、前記リール絵柄表示窓
    上に表示された絵柄の組合せが入賞している場合は該入
    賞に対応する所定の数の遊技媒体を払い出す遊技台であ
    って、 前記遊技台は、前面パネルの裏面に箱体収容部を備え、
    前記箱体収容部は、内部に情報出力装置を収容して一方
    面に設けた開口部から前記情報出力装置からの情報を出
    力する箱体を収容するように構成し、前記箱体収容部の
    底面には所定間隔で突起体を複数設け、前記箱体収容部
    の底面と対向する箱体の面には前記複数の突起体のいず
    れかと嵌合する取付枠を設け、前記箱体の取付枠を前記
    突起体の何れかと嵌合することにより、前記箱体収容部
    に前記箱体を取り付ける構造を有することを特徴とする
    遊技台。
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