JP2002228564A - 圧縮・剪断試験方法及びその試験装置 - Google Patents
圧縮・剪断試験方法及びその試験装置Info
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- JP2002228564A JP2002228564A JP2001026473A JP2001026473A JP2002228564A JP 2002228564 A JP2002228564 A JP 2002228564A JP 2001026473 A JP2001026473 A JP 2001026473A JP 2001026473 A JP2001026473 A JP 2001026473A JP 2002228564 A JP2002228564 A JP 2002228564A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】大型の供試体の圧縮変形及び／または剪断変形
の性能試験を大掛かりな設備や装置を用いることなく試
験することが出来る圧縮・剪断試験試験方法及びその試
験装置を提供することにある。 【解決手段】性能試験装置１０は、水平なベースプレー
ト１１上に、所定の間隔を隔てて固定フレーム１２とガ
イドフレーム１３とが平行で、かつ相対向して鉛直に立
設され、固定フレーム１２の内壁面上部には、供試体１
の上下面板５ａ，５ｂの一方のクランプ手段１４が設け
てある。クランプ手段１４と相対向するガイドフレーム
１３の内壁面には、供試体１の下面板５ｂを着脱可能に
固定するためのジャッキ等の圧縮固定手段１５が二基設
けてある。圧縮固定手段１５のロッド１５ｂの先端に
は、取付けプレート１８が設けてあり、この取付けプレ
ート１８の上部には、供試体１に剪断変形を付与するた
めのアクチュエータ１９が鉛直向きに設置されている。
の性能試験を大掛かりな設備や装置を用いることなく試
験することが出来る圧縮・剪断試験試験方法及びその試
験装置を提供することにある。 【解決手段】性能試験装置１０は、水平なベースプレー
ト１１上に、所定の間隔を隔てて固定フレーム１２とガ
イドフレーム１３とが平行で、かつ相対向して鉛直に立
設され、固定フレーム１２の内壁面上部には、供試体１
の上下面板５ａ，５ｂの一方のクランプ手段１４が設け
てある。クランプ手段１４と相対向するガイドフレーム
１３の内壁面には、供試体１の下面板５ｂを着脱可能に
固定するためのジャッキ等の圧縮固定手段１５が二基設
けてある。圧縮固定手段１５のロッド１５ｂの先端に
は、取付けプレート１８が設けてあり、この取付けプレ
ート１８の上部には、供試体１に剪断変形を付与するた
めのアクチュエータ１９が鉛直向きに設置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、供試体の圧縮・
剪断試験方法及びその装置に係わり、更に詳しくは例え
ば、免震装置等で使用される大型のゴム支承体等の供試
体に、大圧縮・大剪断変形を与えて性能試験を行うこと
が出来る圧縮・剪断試験方法及びその装置に関するもの
である。
剪断試験方法及びその装置に係わり、更に詳しくは例え
ば、免震装置等で使用される大型のゴム支承体等の供試
体に、大圧縮・大剪断変形を与えて性能試験を行うこと
が出来る圧縮・剪断試験方法及びその装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、免震装置等で使用されるゴム支承
体１（供試体１）としては、例えば、図３に示すように
複数枚のゴムシート２と金属板３とを交互に積層させて
一体的に成形し、その上下面には複数のボルト取付け穴
４を備えた上下面板５ａ，５ｂが取付けられて構成され
ている。
体１（供試体１）としては、例えば、図３に示すように
複数枚のゴムシート２と金属板３とを交互に積層させて
一体的に成形し、その上下面には複数のボルト取付け穴
４を備えた上下面板５ａ，５ｂが取付けられて構成され
ている。
【０００３】そして、このようなゴム支承体１の圧縮，
剪断等の性能試験を行う場合には、上下面板５ａ，５ｂ
の一方を水平に固定し、他方をアクチュエータに連結し
てゴム支承体１の面外方向として鉛直荷重Ｆを与え、ゴ
ムを圧縮し、また面内方向として破壊するまで水平方向
に剪断変形Ｆｘを与えて性能試験を行っている。
剪断等の性能試験を行う場合には、上下面板５ａ，５ｂ
の一方を水平に固定し、他方をアクチュエータに連結し
てゴム支承体１の面外方向として鉛直荷重Ｆを与え、ゴ
ムを圧縮し、また面内方向として破壊するまで水平方向
に剪断変形Ｆｘを与えて性能試験を行っている。
【０００４】ところで、近年では橋梁規模の拡大にとも
なって、ゴム支承体１の平面寸法も大型化する傾向にな
ってきており、性能試験を行う場合にも水平方向に高変
位、高荷重が必要となる。一方、道路橋示方書の改定に
伴いゴム支承も性能規定型に移行しているが、その品質
管理の一環として所要の終局剪断変形性能を把握するこ
とが必要となってきている。
なって、ゴム支承体１の平面寸法も大型化する傾向にな
ってきており、性能試験を行う場合にも水平方向に高変
位、高荷重が必要となる。一方、道路橋示方書の改定に
伴いゴム支承も性能規定型に移行しているが、その品質
管理の一環として所要の終局剪断変形性能を把握するこ
とが必要となってきている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、設計時の
水平特性を確認する性能試験機では、剪断破壊を確認す
るまでの載荷荷重、ストローク及び破壊時の衝撃に対す
る耐力を考慮すると、現状では平面寸法が、一辺の長さ
が1,000 mm程度で、かつ方形状の大きさが限界と言え
る。
水平特性を確認する性能試験機では、剪断破壊を確認す
るまでの載荷荷重、ストローク及び破壊時の衝撃に対す
る耐力を考慮すると、現状では平面寸法が、一辺の長さ
が1,000 mm程度で、かつ方形状の大きさが限界と言え
る。
【０００６】また、これ以上のゴム支承を製造した場合
には、水平方向の装置の大型化に、かつ大スペースが必
要となり、大掛かりな２軸装置になると言う問題があっ
た。
には、水平方向の装置の大型化に、かつ大スペースが必
要となり、大掛かりな２軸装置になると言う問題があっ
た。
【０００７】この発明の目的は、大型供試体の圧縮変形
及び／または剪断変形の性能試験を大掛かりな設備や装
置を用いることなく縦型１軸圧縮装置を利用することに
より試験することが出来る圧縮・剪断試験方法及びその
装置を提供することにある。
及び／または剪断変形の性能試験を大掛かりな設備や装
置を用いることなく縦型１軸圧縮装置を利用することに
より試験することが出来る圧縮・剪断試験方法及びその
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、この発明の圧縮・剪断試験方法は、供試体
に圧縮荷重及び／または剪断荷重を与えて試験を行う圧
縮・剪断試験方法であって、前記供試体の上下面の一方
を、鉛直に立設された固定フレームの上部に固定すると
共に、供試体の他方の面を、前記固定フレームと相対向
する平行なガイドフレームに沿って鉛直方向にスライド
可能な固定手段に固定し、前記固定手段を、アクチュエ
ータを介してガイドフレームに沿って下方へスライドさ
せることにより供試体を圧縮変形及び／または剪断変形
させて試験を行うことを要旨とするものである。
成するため、この発明の圧縮・剪断試験方法は、供試体
に圧縮荷重及び／または剪断荷重を与えて試験を行う圧
縮・剪断試験方法であって、前記供試体の上下面の一方
を、鉛直に立設された固定フレームの上部に固定すると
共に、供試体の他方の面を、前記固定フレームと相対向
する平行なガイドフレームに沿って鉛直方向にスライド
可能な固定手段に固定し、前記固定手段を、アクチュエ
ータを介してガイドフレームに沿って下方へスライドさ
せることにより供試体を圧縮変形及び／または剪断変形
させて試験を行うことを要旨とするものである。
【０００９】また、この発明の圧縮・剪断試験装置は、
水平なベースプレート上に、所定の間隔を隔てて固定フ
レームとガイドフレームとを平行に、かつ相対向させて
鉛直に立設し、前記固定フレームの内壁面上部に、供試
体の上下面板の一方を着脱可能に固定するためのクラン
プ手段を設け、このクランプ手段と相対向するガイドフ
レームの内壁面に、ガイドフレームに沿って昇降し、か
つ前記供試体の上下面板の他方を着脱可能に固定するた
めの圧縮固定手段を設け、この圧縮固定手段の上部に、
圧縮固定手段をスライドさせて前記供試体に剪断変形を
付与するためのアクチュエータを設けたことを要旨とす
るものである。
水平なベースプレート上に、所定の間隔を隔てて固定フ
レームとガイドフレームとを平行に、かつ相対向させて
鉛直に立設し、前記固定フレームの内壁面上部に、供試
体の上下面板の一方を着脱可能に固定するためのクラン
プ手段を設け、このクランプ手段と相対向するガイドフ
レームの内壁面に、ガイドフレームに沿って昇降し、か
つ前記供試体の上下面板の他方を着脱可能に固定するた
めの圧縮固定手段を設け、この圧縮固定手段の上部に、
圧縮固定手段をスライドさせて前記供試体に剪断変形を
付与するためのアクチュエータを設けたことを要旨とす
るものである。
【００１０】この発明は、上記のように構成され、大型
の供試体であっも、ストロークの大きな縦型１軸圧縮装
置を利用することにより供試体に大剪断変形を容易に与
えて性能試験を行うことが出来、また供試体の面外の圧
縮荷重は、ジャッキ等の圧縮固定手段にて容易に与える
ことが出来、更に試験装置が著しく簡略化されるので、
装置としてのコストを大幅に削減出来る。
の供試体であっも、ストロークの大きな縦型１軸圧縮装
置を利用することにより供試体に大剪断変形を容易に与
えて性能試験を行うことが出来、また供試体の面外の圧
縮荷重は、ジャッキ等の圧縮固定手段にて容易に与える
ことが出来、更に試験装置が著しく簡略化されるので、
装置としてのコストを大幅に削減出来る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
明の実施形態を説明する。
【００１２】なお、従来例と同一構成要素は、同一符号
を付して説明は省略する。
を付して説明は省略する。
【００１３】図１は、この発明にかかる大型の供試体の
圧縮・剪断試験試験方法を実施するための試験装置の概
略正面図、図２は図１の要部拡大斜視図を示し、この圧
縮・剪断試験試験装置１０は、水平なベースプレート１
１上に、所定の間隔を隔てて固定フレーム１２とガイド
フレーム１３とが平行で、かつ相対向して鉛直に立設さ
れている。
圧縮・剪断試験試験方法を実施するための試験装置の概
略正面図、図２は図１の要部拡大斜視図を示し、この圧
縮・剪断試験試験装置１０は、水平なベースプレート１
１上に、所定の間隔を隔てて固定フレーム１２とガイド
フレーム１３とが平行で、かつ相対向して鉛直に立設さ
れている。
【００１４】前記固定フレーム１２の内壁面上部には、
例えば、ゴム支承体等の供試体１の上下面板５ａ，５ｂ
の一方、即ち、この実施形態では上面板５ａを着脱可能
に固定するためのクランプ手段１４が設けてある。
例えば、ゴム支承体等の供試体１の上下面板５ａ，５ｂ
の一方、即ち、この実施形態では上面板５ａを着脱可能
に固定するためのクランプ手段１４が設けてある。
【００１５】このクランプ手段１４としては、例えば、
固定フレーム１２に形成された図示しない取付け穴と、
供試体１の上面板５ａに形成されたボルト取付け穴４と
を連結する複数本のボルト・ナットで構成するものであ
る。
固定フレーム１２に形成された図示しない取付け穴と、
供試体１の上面板５ａに形成されたボルト取付け穴４と
を連結する複数本のボルト・ナットで構成するものであ
る。
【００１６】また前記クランプ手段１４と相対向するガ
イドフレーム１３の内壁面には、ガイドフレーム１３に
沿って昇降し、かつ前記供試体１の下面板５ｂを着脱可
能に固定するためのジャッキ等の圧縮固定手段１５が二
基設けてあり（一基以上であれば特に数には限定されな
い）、この圧縮固定手段１５は、基台１５ａに設けられ
たスライドローラ１６を介してガイドフレーム１３の内
壁面に沿って昇降し、更にガイドフレーム１３の内壁面
下部側に取付けられたテーパ部材１７によって下方側に
移動するに従って固定フレーム１２側に接近するように
構成されている。
イドフレーム１３の内壁面には、ガイドフレーム１３に
沿って昇降し、かつ前記供試体１の下面板５ｂを着脱可
能に固定するためのジャッキ等の圧縮固定手段１５が二
基設けてあり（一基以上であれば特に数には限定されな
い）、この圧縮固定手段１５は、基台１５ａに設けられ
たスライドローラ１６を介してガイドフレーム１３の内
壁面に沿って昇降し、更にガイドフレーム１３の内壁面
下部側に取付けられたテーパ部材１７によって下方側に
移動するに従って固定フレーム１２側に接近するように
構成されている。
【００１７】前記ジャッキ等の圧縮固定手段１５のロッ
ド１５ｂの先端には、供試体１の下面板５ｂに設けたボ
ルト取付け穴４に複数本のボルト・ナット等の図示しな
い締結部材を介して取付ける取付けプレート１８が設け
てあり、この取付けプレート１８の上部には、前記圧縮
固定手段１５及び取付けプレート１８をガイドフレーム
１３に沿って下方にスライドさせ、前記供試体１に二点
鎖線で示すような剪断変形を付与するためのアクチュエ
ータ１９（例えば、油圧シリンダー等）が鉛直向きに設
置されている。
ド１５ｂの先端には、供試体１の下面板５ｂに設けたボ
ルト取付け穴４に複数本のボルト・ナット等の図示しな
い締結部材を介して取付ける取付けプレート１８が設け
てあり、この取付けプレート１８の上部には、前記圧縮
固定手段１５及び取付けプレート１８をガイドフレーム
１３に沿って下方にスライドさせ、前記供試体１に二点
鎖線で示すような剪断変形を付与するためのアクチュエ
ータ１９（例えば、油圧シリンダー等）が鉛直向きに設
置されている。
【００１８】前記アクチュエータ１９は、この実施形態
では計測器を備えた１軸シリンダーを使用している。
では計測器を備えた１軸シリンダーを使用している。
【００１９】そして、上記のような縦型の性能試験装置
１０を用いて供試体１の性能試験を行う場合には、図１
及び図２に示すような複数枚のゴムシート２と金属板３
とを交互に積層させて一体的に成形した供試体１を、上
面板５ａに形成されたボルト取付け穴４と複数本のボル
ト・ナットを介して固定フレーム１２に取付ける。
１０を用いて供試体１の性能試験を行う場合には、図１
及び図２に示すような複数枚のゴムシート２と金属板３
とを交互に積層させて一体的に成形した供試体１を、上
面板５ａに形成されたボルト取付け穴４と複数本のボル
ト・ナットを介して固定フレーム１２に取付ける。
【００２０】また一方、供試体１の下面板５ｂを、圧縮
固定手段１５の取付けプレート１８に複数本のボルト・
ナット等の図示しない締結部材を介して取付け、圧縮固
定手段１５で、ゴム支承体１を圧縮状態または非圧縮状
態で、アクチュエータ１９により圧縮固定手段１５及び
取付けプレート１８をガイドフレーム１３に沿って下方
にスライドさせ、前記供試体１に二点鎖線で示すような
剪断変形を付与する。
固定手段１５の取付けプレート１８に複数本のボルト・
ナット等の図示しない締結部材を介して取付け、圧縮固
定手段１５で、ゴム支承体１を圧縮状態または非圧縮状
態で、アクチュエータ１９により圧縮固定手段１５及び
取付けプレート１８をガイドフレーム１３に沿って下方
にスライドさせ、前記供試体１に二点鎖線で示すような
剪断変形を付与する。
【００２１】そして、この剪断変形における供試体１の
性能試験をアクチュエータ１９に設けた計測器で計測す
るものである。
性能試験をアクチュエータ１９に設けた計測器で計測す
るものである。
【００２２】このように、供試体１を縦方向に剪断変形
させて性能試験を行うので、大型の供試体１であっも、
ストロークの大きな縦型１軸圧縮装置を利用することに
より供試体１に大剪断変形を容易に与えて性能試験を行
うことが出来、また供試体１の面外の圧縮荷重は、上記
のようにジャッキ等の圧縮固定手段１５にて容易に与え
ることが出来るのである。
させて性能試験を行うので、大型の供試体１であっも、
ストロークの大きな縦型１軸圧縮装置を利用することに
より供試体１に大剪断変形を容易に与えて性能試験を行
うことが出来、また供試体１の面外の圧縮荷重は、上記
のようにジャッキ等の圧縮固定手段１５にて容易に与え
ることが出来るのである。
【００２３】
【発明の効果】この発明は、上記のように供試体に圧縮
荷重及び／または剪断荷重を与えて試験を行う圧縮・剪
断試験方法であって、前記供試体の上下面の一方を、鉛
直に立設された固定フレームの上部に固定すると共に、
供試体の他方の面を、前記固定フレームと相対向する平
行なガイドフレームに沿って鉛直方向にスライド可能な
固定手段に固定し、前記固定手段を、アクチュエータを
介してガイドフレームに沿って下方へスライドさせるこ
とにより供試体を圧縮変形及び／または剪断変形させて
試験を行うので、大型の供試体であっも、ストロークの
大きな縦型１軸圧縮装置を利用することにより供試体に
大剪断変形を容易に与えて性能試験を行うことが出来、
また供試体の面外の圧縮荷重は、ジャッキ等の圧縮固定
手段にて容易に与えることが出来る効果がある。
荷重及び／または剪断荷重を与えて試験を行う圧縮・剪
断試験方法であって、前記供試体の上下面の一方を、鉛
直に立設された固定フレームの上部に固定すると共に、
供試体の他方の面を、前記固定フレームと相対向する平
行なガイドフレームに沿って鉛直方向にスライド可能な
固定手段に固定し、前記固定手段を、アクチュエータを
介してガイドフレームに沿って下方へスライドさせるこ
とにより供試体を圧縮変形及び／または剪断変形させて
試験を行うので、大型の供試体であっも、ストロークの
大きな縦型１軸圧縮装置を利用することにより供試体に
大剪断変形を容易に与えて性能試験を行うことが出来、
また供試体の面外の圧縮荷重は、ジャッキ等の圧縮固定
手段にて容易に与えることが出来る効果がある。
【００２４】また、水平なベースプレート上に、所定の
間隔を隔てて固定フレームとガイドフレームとを平行
に、かつ相対向させて鉛直に立設し、前記固定フレーム
の内壁面上部に、供試体の上下面板の一方を着脱可能に
固定するためのクランプ手段を設け、このクランプ手段
と相対向するガイドフレームの内壁面に、ガイドフレー
ムに沿って昇降し、かつ前記供試体の上下面板の他方を
着脱可能に固定するための圧縮固定手段を設け、この圧
縮固定手段の上部に、圧縮固定手段をスライドさせて前
記供試体に剪断変形を付与するためのアクチュエータを
設けたので、狭いスペースで大型の供試体であっも、供
試体に大剪断変形を容易に与えて性能試験を行うことが
出来、また試験装置が著しく簡略化されるので、装置と
してのコストを大幅に削減出来る効果がある。
間隔を隔てて固定フレームとガイドフレームとを平行
に、かつ相対向させて鉛直に立設し、前記固定フレーム
の内壁面上部に、供試体の上下面板の一方を着脱可能に
固定するためのクランプ手段を設け、このクランプ手段
と相対向するガイドフレームの内壁面に、ガイドフレー
ムに沿って昇降し、かつ前記供試体の上下面板の他方を
着脱可能に固定するための圧縮固定手段を設け、この圧
縮固定手段の上部に、圧縮固定手段をスライドさせて前
記供試体に剪断変形を付与するためのアクチュエータを
設けたので、狭いスペースで大型の供試体であっも、供
試体に大剪断変形を容易に与えて性能試験を行うことが
出来、また試験装置が著しく簡略化されるので、装置と
してのコストを大幅に削減出来る効果がある。
【図１】この発明にかかる大型の供試体の圧縮・剪断試
験試験方法を実施するための試験装置の概略正面図であ
る。
験試験方法を実施するための試験装置の概略正面図であ
る。
【図２】図１の要部拡大斜視図である。
【図３】従来の供試体であるゴム支承体の性能試験方法
の説明図である。
の説明図である。
１ 供試体（ゴム支承体） ２ ゴムシート ３ 金属板 ４ ボルト取付
け穴 ５ａ，５ｂ 上下面板 Ｆ 鉛直荷重 Ｆｘ 剪断変形 １０ 性能試験装置 １１ ベースプレ
ート １２ 固定フレーム １３ ガイドフレ
ーム １４ クランプ手段 １５ 圧縮固定手
段 １５ａ 基台 １５ｂ ロッド １６ スライドローラ １７ テーパ部材 １８ 取付けプレート １９ アクチュエ
ータ
け穴 ５ａ，５ｂ 上下面板 Ｆ 鉛直荷重 Ｆｘ 剪断変形 １０ 性能試験装置 １１ ベースプレ
ート １２ 固定フレーム １３ ガイドフレ
ーム １４ クランプ手段 １５ 圧縮固定手
段 １５ａ 基台 １５ｂ ロッド １６ スライドローラ １７ テーパ部材 １８ 取付けプレート １９ アクチュエ
ータ
Claims (3)
- 【請求項１】 供試体に圧縮荷重及び／または剪断荷重
を与えて試験を行う圧縮・剪断試験方法であって、 前記供試体の上下面の一方を、鉛直に立設された固定フ
レームの上部に固定すると共に、供試体の他方の面を、
前記固定フレームと相対向する平行なガイドフレームに
沿って鉛直方向にスライド可能な固定手段に固定し、前
記固定手段を、アクチュエータを介してガイドフレーム
に沿って下方へスライドさせることにより供試体を圧縮
変形及び／または剪断変形させて試験を行う圧縮・剪断
試験方法。 - 【請求項２】 水平なベースプレート上に、所定の間隔
を隔てて固定フレームとガイドフレームとを平行に、か
つ相対向させて鉛直に立設し、前記固定フレームの内壁
面上部に、供試体の上下面板の一方を着脱可能に固定す
るためのクランプ手段を設け、このクランプ手段と相対
向するガイドフレームの内壁面に、ガイドフレームに沿
って昇降し、かつ前記供試体の上下面板の他方を着脱可
能に固定するための圧縮固定手段を設け、この圧縮固定
手段の上部に、圧縮固定手段をスライドさせて前記供試
体に剪断変形を付与するためのアクチュエータを設けて
成る圧縮・剪断試験装置。 - 【請求項３】 前記アクチュエータは、計測器を備えた
１軸シリンダーである請求項２に記載の圧縮・剪断試験
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001026473A JP4219095B2 (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 圧縮・剪断試験方法及びその試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001026473A JP4219095B2 (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 圧縮・剪断試験方法及びその試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002228564A true JP2002228564A (ja) | 2002-08-14 |
| JP4219095B2 JP4219095B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=18891283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001026473A Expired - Fee Related JP4219095B2 (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 圧縮・剪断試験方法及びその試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4219095B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN109580389A (zh) * | 2019-01-25 | 2019-04-05 | 安阳师范学院 | 纤维增强再生砖骨料混凝土剪切性能试验装置及方法 |
| CN109975103A (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-05 | 宝钜(中国)儿童用品有限公司 | 儿童游戏床架测试装置 |
| JP2020165726A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 日本碍子株式会社 | せん断強度測定冶具及びそれを用いたせん断強度測定方法 |
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