JP2002228186A - 一体形空気調和機 - Google Patents

一体形空気調和機

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JP2002228186A
JP2002228186A JP2001030376A JP2001030376A JP2002228186A JP 2002228186 A JP2002228186 A JP 2002228186A JP 2001030376 A JP2001030376 A JP 2001030376A JP 2001030376 A JP2001030376 A JP 2001030376A JP 2002228186 A JP2002228186 A JP 2002228186A
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Japan
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heat exchanger
air conditioner
indoor
air
outdoor
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JP2001030376A
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English (en)
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Tadao Koike
忠夫 小池
Hiroshi Kogure
博志 小暮
Akinobu Okamura
哲信 岡村
Masumi Saito
真澄 斉藤
Hiroki Wada
尋己 和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、一体形空気調和機の据付条件としては、
窓枠を利用する、あるいは壁に貫通穴をあける、壁に埋
め込むなど据付場所が限られており、比較的小さな部屋
などの床面に容易に据付できないという問題があった。 【解決手段】本発明の一体形空気調和機は、室内側熱交
換器と室外側熱交換器を前面側に配設し、室内側吹出空
気を前方に吹き出させ、室外側吹出空気を背面上方に吹
き出させる構造とし、かつ空気調和機本体の平面形状を
扇形形状としたことにより、コーナー部の床面への据付
が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷房、暖房及び除湿
運転可能な冷凍サイクルを有する一体形空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として例えば、特公平5−6
5774号公報などがあり、図7に示すような構成にな
っている。圧縮機31の上方に室内側熱交換器32が配
設され、室内側送風機33により室内の空気が室内側熱
交換器32の前面から吸い込まれ、前記室内熱交換器3
2により熱交換されて、室内側吹出口34から室内に吹
き出される。また、室外熱交換器35は空気調和機本体
30の背面に配設され、室外側送風機36により室外の
空気が室外側熱交換器35により熱交換されて、室外側
吹出口42から室外に吹き出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
において、室内側熱交換器前面から吸い込まれて熱交換
し、吹き出される室内の空気は、空気調和機本体の主に
前面側で処理されるため有効となる。しかしながら、室
外側熱交換器は空気調和機本体の背面に配設されている
ため、室外側熱交換器の吸込口及び室外側吹出口が室外
あるいは屋外に面するように据付ける必要があり、据付
場所としては窓のある部屋などに限られるため、窓のな
い部屋や窓の大きさが空気調和機本体よりも小さい部屋
などでは、据付が難しいという問題があった。
【0004】また、壁に四角の穴をあけて据付ける方法
もあるが、この場合空気調和機本体のたて、よこ寸法よ
りもやや大きめな貫通穴をあけ、これに据付用の枠など
を取り付ける必要があり、据付工事が大がかりになると
いう問題があった。
【0005】本発明は、これらの課題を解決し、部屋の
コーナー部に据付可能な一体形空気調和機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の空気調和機は、空気調和機本体の前面上方
に室内側熱交換器を前面下方に室外側熱交換器を配設
し、室内側熱交換器と室外側熱交換器の主な空気吸込口
を前面側とし、室内側熱交換器で熱交換された空気を前
方に吹き出させる吹出口と、室外側熱交換器で熱交換さ
れた空気を背面上方に吹き出させるための吹出口を夫々
設け、さらに空気調和機本体の平面形状を扇形形状とし
て、部屋のコーナーにぴったりと収まる床置きタイプの
構造とし、かつ別の部屋へ持ち運びなどによる移動が容
易な構成としたことにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例である空気調和
機の構成を示す概略斜視図、図2は図1の空気調和機の
縦断面図、図3は、本発明の一実施例である空気調和機
の冷凍サイクル図、図4は図2の部分拡大図、図5は運
転モードと各制御要素を表す図、図6は図1の空気調和
機を部屋(トイレ)のコーナーに据付けした状態を示す
一実施例の図、図7は従来の空気調和機の概略斜視図で
ある。
【0009】図1〜図3に示すように、空気調和機本体
1の前面上方には室内側熱交換器(冷房時蒸発器)3
が、前面下方には室外側熱交換器(冷房時凝縮器)4が
配設され、室内側熱交換器3の後方に室内側送風機5
が、室外側熱交換器4の後方に室外側送風機6が配設さ
れている。また、室内側通風路7の出口側前面には室内
側吹出口11が、室外側通風路8の出口側上面には室内
側吹出口12が設けてある。10は室内側熱交換器3及
び室外側熱交換器4の吸込口で、13は吸込グリル、1
4は脱臭機能の付いたフィルターである。15は室外側
熱交換器4の下部に設けた露受皿で、9は室内側通風路
7内に設けたヒータである。2は圧縮機、17は電気
品、18は取手、20は除霜用の電磁弁、21は人検知
センサーである。
【0010】以上のように構成された空気調和機におい
て、図3に示すように冷房運転時は、圧縮機2から吐出
された冷媒は室外側熱交換器4、減圧器19室内側熱交
換器3の順に通って圧縮機2に戻る。ここで、、冷媒は
室外側熱交換器4で放熱(凝縮)し、室内側熱交換器3
で吸熱(蒸発)する。この際、室外側送風機6により吸
い込まれた室内空気は室外側熱交換器4を通過するとき
に加熱され、室外側通風路8を通って空気調和機本体1
の背面上部に設けた吹出口12から壁面に沿って鉛直上
方に吹き出される。一方、室内送風機5により吸い込ま
れた室内空気は、室内側熱交換器3を通過するときに冷
却され、室内側通風路7を通って冷気として前面から室
内に吹き出され、局所的な冷房を行う。
【0011】また、除湿運転時も前記冷房運転と同様の
運転をすることで、室内空気の除湿が可能であり、室内
側熱交換器3で冷却され凝縮したドレン水は室外熱交換
器4を伝わって落下し、露受皿15で収集されドレンタ
ンク16に入る。すなわち、図4に示すように室内側熱
交換器3で冷却され凝縮した水滴は室内側熱交換器3の
フィン3aを伝わって落下し、室内側熱交換器3と接し
て設けた室外側熱交換器4のフィン4aに導かれ、フィ
ン4aを伝わってさらに落下し、室外側熱交換器4の下
方に設けた露受皿15に集められ、露受皿15に設けた
貫通穴15aからドレンタンク16に滴下して溜まる。
ここで、室内側熱交換器3のフィン3aと室外側熱交換
器4のフィン4aとは切欠き3c等で熱的に遮断されて
いる。
【0012】また、室内側熱交換器3で冷却された水滴
は、室外側熱交換器4のフィン4aを伝わって落下する
時に、フィン4aから熱を奪って室外側熱交換器4を冷
却する働きがあり、除湿効率が向上するという利点があ
る。さらに、室温が低い時などは、冷凍サイクルによる
除湿運転に加えヒーター9を併用することで快適性に優
れた除湿運転ができると共に、強力な衣類乾燥運転も可
能となる。
【0013】また、ヒーター9と室内側送風機5によ
り、局所的な暖房運転もできる。また、吸込グリル13
の背面に設けたフィルター14に脱臭機能を設けたこと
により、室内側送風機5又は室外側送風機6との組み合
わせにより、室内空気の脱臭も可能である。
【0014】上記各運転モードと各制御要素の関係は図
5に示す如くである。
【0015】また、上記各運転は空気調和機本体1に設
けた人検知センサー21による自動運転,自動停止が可
能である。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の空気調和機は室
内側熱交換器と室外側熱交換器を空気調和機本体の前面
に配設し、室内側吹出口から吹き出される空気を前方
に、室外側吹出口から吹き出される空気は壁面に沿って
鉛直上方に吹き出す構造としたことにより、冷房,除
湿,暖房,脱臭,衣類乾燥などの多くの機能を有し、さ
らに空気調和機本体の平面形状を部屋のコーナーにぴっ
たりと収まる扇形形状としたことにより、省スペース化
が図れるとともに、容易に持ち運びができ、主に局所用
空気調和機としてトイレ、脱衣所などの小部屋などに最
適な空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である一体形空気調和機の概
略斜視図。
【図2】同空気調和機の縦断面図。
【図3】同空気調和機の冷凍サイクル図。
【図4】同空気調和機の縦断面部分拡大図
【図5】同空気調和機の運転モードと各制御要素を表す
【図6】同空気調和機をトイレの壁面に据付した状態を
示す斜視図。
【図7】従来の一体形空気調和機の内部構成を示す概略
斜視図。
【符号の説明】
1,31…空気調和機本体、2,32…圧縮機、3,3
3…室内側熱交換器、3a,4a…フィン、3b…切欠
き、4,34…室外側熱交換器、4b…パイプ、5,3
5…室内側送風機、6,36…室外側送風機、7…室内
側通風路、8…室外側通風路、9…ヒータ、10…吸込
口、11,41…室内側吹出口、12,42…室外側吹
出口、13…吸込グリル、14…フィルター(脱臭付)、
15…露受皿、15a…貫通穴、16…ドレンタンク、
17…電気品、18…取手、19…減圧器、20…電磁
弁、21…人検知センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 哲信 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 斉藤 真澄 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 和田 尋己 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3L049 BB10 BC01 3L051 BE05 BG03 BG04 BG06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機,室外側熱交換器(冷房時凝縮
    器),減圧器,室内側熱交換器(冷房時蒸発器)及び室
    外側送風機、室内側送風機などを備えた、一体形の空気
    調和機において、空気調和機本体の前面上方に室内側熱
    交換器を、前面下方に室外側熱交換器を配設し、前記室
    内側熱交換器と前記室外側熱交換器の主な空気吸込口を
    前面側とし、室内側熱交換器で熱交換された空気を前方
    に、室外側熱交換器で熱交換された空気を背面上方へ吹
    き出すための吹出口を夫々設け、さらに、空気調和機本
    体の平面形状を扇形形状として、部屋のコーナーにぴっ
    たりと据付できる構造としたことを特徴とする一体形空
    気調和機。
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