JP2002222224A - 支援設計管理装置及び支援設計方法 - Google Patents

支援設計管理装置及び支援設計方法

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JP2002222224A
JP2002222224A JP2001018957A JP2001018957A JP2002222224A JP 2002222224 A JP2002222224 A JP 2002222224A JP 2001018957 A JP2001018957 A JP 2001018957A JP 2001018957 A JP2001018957 A JP 2001018957A JP 2002222224 A JP2002222224 A JP 2002222224A
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modeling
design
management device
range
design management
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JP2001018957A
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Yoshiyuki Matsuura
良行 松浦
Junichi Kawasaki
純一 川崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 専門的知識を有しない者でも、設計図に基づ
く施工の可能な、且つ合理的に被設計物の設計を行い得
る支援設計管理装置、支援設計方法の提供。 【解決手段】支援設計管理装置1としてのサーバコンピ
ュータ1は、造形構成要素の配設位置の範囲を設定した
制限範囲を、クライアント端末装置3から得て被設計物
属性データベースに記憶し、特定の造形構成要素を予め
配設して初期設定図を表した造形描写画面をユーザ端末
装置2に表示する。そして、ユーザが、入力手段によっ
て配設位置を入力して造形構成要素を造形描写画面に配
設すると、サーバコンピュータ1の検知手段15aが、
被設計物属性データベースに記憶した制限範囲内である
か否かを検知し、造形構成要素の配設位置が検知手段に
よって制限範囲内にないとされた場合に、それを設計者
であるユーザに明示する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータを
用いて被設計物の設計を行う支援設計管理装置、支援設
計方法、被設計物の設計を行わせるプログラム及びを記
録した記録媒体、及び被設計物の設計を行わせるプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の被設計物を設計する場
合、コンピュータ支援設計装置(以下「CAD」とい
う)が広く使用されており、このようなCADを使用す
ることにより、種々の被設計物の設計を容易にすること
ができる。従って、例えば顧客であるユーザがCADを
用いて購入しようとする建築物の部屋の間取りを設計で
きれば、設計の専門家がユーザの希望する間取りを聞い
て設計しなくても、ユーザが希望する間取りを自ら簡単
に行うことができ、便利なものになる。
【0003】しかしながら、部屋の間取りを設計する場
合、建築物によって、例えば動かすことのできない柱が
存在したり、物品の配設位置によっては著しく非合理的
になってしまうこともあるが、専門的知識を有しないユ
ーザは、位置の動かせない柱を動かして設計したり、或
いは、著しく非合理的な間取りに設計する場合が起こり
得る。このような設計が行われたのでは、設計図に基づ
く施工ができず、或いは施工ができても施工が困難にな
って著しくコスト高になってしまい、その結果、せっか
くユーザが設計した部屋の間取りが無駄になってしまう
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑みて提案されたもので、専門知識を有しない者で
も、設計図に基づく施工の可能な、且つ合理的に被設計
物の設計を行い得る支援設計管理装置、支援設計方法、
被設計物の設計を行わせるプログラムを記録した記録媒
体,及び被設計物の設計を行わせるプログラムを提供す
ることを第1の目的とする。
【0005】本願発明は、専門知識を有しない者でも、
簡単な操作で被設計物の設計を行い得る支援設計管理装
置、支援設計方法、被設計物の設計を行わせるプログラ
ムを記録した記録媒体,及び被設計物の設計を行わせる
プログラムを提供することを第2の目的とする。
【0006】本願発明は、専門知識を有しない者でも、
建築物の部屋の間取り設計又は被服のデザインの設計を
行い得る支援設計管理装置、支援設計方法、被設計物の
設計を行わせるプログラムを記録した記録媒体、及び被
設計物の設計を行わせるプログラムを提供することを第
3の目的とする。
【0007】
【発明の作用および効果】本願第1及び第2の発明に係
る支援設計管理装置、本願第9及び第10の発明に係る
支援設計方法、本願第11及び第12の発明に係る被設
計物の設計を行わせるプログラムを記録した記録媒体、
及び本願第11及び第12の発明に係る被設計物の設計
を行わせるプログラムにおいては、被設計物の造形図を
描く造形描写空間に、被設計物を造形する際の造形構成
要素を配設するに際して、少なくとも一つの造形構成要
素の配設位置の範囲を制限する。例えば建築物の部屋の
間取り設計をする場合に、互いの配設位置が定まって独
立して移動できない柱や外壁等の配設位置、或いは水を
使用するユニットバス等の水周り品の配設位置を、予め
範囲を決めて制限しておくことにより、専門的知識のな
いユーザでも、水周り品を一纏めにして配設することが
できる等、間取り図に基づく施工に支障が無く、しか
も、合理的に間取り設計を行うことができる。
【0008】本願第3発明に係る支援設計管理装置にお
いては、明示手段が、造形構成要素を制限範囲内におけ
る限界域に配設して表示するものとする。こうすること
により、設計者は、造形構成要素が制限範囲内にないこ
とを即座に理解できるとともに、造形構成要素を確実に
且つ簡単に制限範囲内に配設できる。
【0009】本願第4発明に係る支援設計管理装置にお
いては、予め少なくとも1つの造形構成要素を造形描写
空間に配設することにより作成した初期設定図を表示す
る初期設定図表示手段が備えられたものとする。こうす
ることにより、初期設定図を基にして、初期設定図を変
更し、或いは初期設定図に造形構成要素を追加する等し
て設計でき、専門的知識のないユーザでも簡単に行うこ
とができる。又、初期設定図を予め作成しておくことに
より、初期設定図の特定の一部分を基準にして造形構成
要素の配設位置の範囲を決めることができ、造形構成要
素の配設位置の範囲の設定を容易なものにできる。
【0010】本願第5発明に係る支援設計管理装置にお
いては、造形構成要素が、被設計物を構成する各構成物
品を表したものから構成されることにより、被設計物
が、造形描写空間に構成物品単位で配設可能とされたも
のとする。こうすることにより、造形描写空間で、線等
により各構成物品の形状を描いていかなくても、単に各
構成物品を順次配設していけば良く、被設計物の設計を
容易なものにできる。
【0011】本願第6発明に係る支援設計管理装置にお
いては、初期設定図は、予め特定された造形構成要素を
配設して作成されたものとする。例えば少なくとも、被
設計物の構造上、不可欠な構成物品からなる必須の造形
構成要素を、予め特定し配設しておく。こうすることに
より、専門的知識を有しない者にとっては、被設計物の
必要不可欠な必須造形構成要素の必要量や配設位置等が
解らないため、専門的知識を有しない者が設計すると、
必須造形構成要素が不足したり、或いは、所定位置に配
設されず、その結果、施工や製作ができない不具合が生
じるおそれがあるが、予め必須の造形構成要素を配設す
ることにより初期設定図を作成しておけば、そのような
ことを防止でき、専門的知識を有しない者でも施工や製
作に支障の無い設計を行うことができる。又、予め特定
した造形構成要素を配設して初期設定図を作成しておく
ことにより、例えば被設計物を販売等するクライアント
は、被設計物に付設して販売等したい造形構成要素を配
設することも可能となり、クライアントの希望する設計
を含んだ形態でユーザに設計させることができる。
【0012】本願第7発明に係る支援設計管理装置にお
いては、支援設計管理装置が、被服のデザインの設計を
行うものであり、初期設定図が、ユーザから得た採寸を
基に作成されたものとする。こうすることにより、自身
に適合するように描いた初期設定図を基に設計変更等で
き、設計後の被服が自身の身体に適合しているか否かを
考慮することなく行うことができ、衣服のデザインの設
計作業を容易なものにできる。
【0013】本願第8発明に係る支援設計管理装置にお
いては、造形描写空間に表される各造形図に対応した造
形図に基づく各製作予定価格を表示する製作予定価格表
示手段が備えられたものとする。こうすることにより、
例えば造形構成要素を追加して変更すれば、変更した各
製作予定価格を即座に知ることができる。従って、ユー
ザは、製作予定価格を参考にして設計することができ、
予算に見合った設計を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1実施形態
の支援設計管理装置を用いた支援設計システムのブロッ
ク図である。この第1実施形態の支援設計管理装置を用
いた支援設計システムは、ユーザが購入しようとする建
築物の部屋の間取りの設計を行い得るようになされた間
取り設計用として実施されており、支援設計システム
は、本願発明の支援設計管理装置1であるサーバコンピ
ュータ1と、端末装置2、3とを備えている。端末装置
2、3は、通信網としてのインターネット10を介して
サーバコンピュータ1と通信可能に接続されたユーザ端
末装置2及びクライアント端末装置3とを備えている。
【0015】ユーザ端末装置2及びクライアント端末装
置3各々は、表示装置2a、3aと、入力装置2b、3
bとを備えている。尚、この実施形態では、説明の都合
上、ユーザが使用する端末装置をユーザ端末装置2と
し、クライアントが使用する端末装置をクライアント端
末装置3としているが、実質的に同じもので、クライア
ントがユーザ端末装置2を使用し、ユーザがクライアン
ト端末装置3を使用して設計することもできる。
【0016】サーバコンピュータ1は、配設手段18
と、被設計物属性データベース11と、ユーザ設計デー
タベース12と、被設計物属性登録手段13と、ユーザ
設計登録手段14と、制限手段15と、検索手段17
と、演算手段19と、送信手段16aと、受信手段16
bとを備えている。
【0017】配設手段18は、被設計物の造形図を描く
造形描写空間に、被設計物を造形する際の造形構成要素
を配設するものである。
【0018】被設計物属性データベース11は、被設計
物の属性を記憶する。本実施形態における被設計物の属
性は、図14、図15に示すようにクライアントが行う
販売予定マンションの事業名、その事業を識別するため
の事業ID,被設計物となる販売予定マンションの間取
りを造形する際の柱や壁面等の造形構成要素、販売予定
マンションの図面、造形構成要素の配設位置の範囲を設
定した制限範囲、価格等を記憶する。
【0019】造形構成要素は、本実施形態では、被設計
物である部屋の間取りを構成する柱41…41、外壁4
2…42、ベランダ43、43、区画壁44…44、ユ
ニットバス45等の各構成物品を表したものから構成さ
れており、各構成物品の形状を略図で表し、或いは枠内
に名称や記号を付記して表すことによって一見しただけ
で、どの構成物品に対応した造形構成要素であるかが解
るようにされている。
【0020】図面は、全体図と、初期設定図とが記憶さ
れている。この初期設定図は、予めクライアントが造形
描写空間に、被設計物の対象となる部屋の間取りの見本
として、特定の造形構成要素を配設することにより例示
したもので、この実施形態での初期設定図は、図9に示
すように被設計物の対象となる部屋の間取りにおいて、
必然的に互いの配設位置が定まって独立して配設位置を
動かすことのできないものであって、間取りを設計する
上で、不可欠な構成物品をなす柱41…41及び外壁4
2…42の必須造形構成要素を、マンションの構造の強
度面等から必要な量、位置に配設するとともに、個々の
配設位置を任意に独立して動かすことのできるものであ
って、任意的に配設される区画壁44…44、ユニット
バス45等の任意的造形構成要素を、適宜配設すること
により作成されている。尚、この実施形態では、ベラン
ダ43、43も、柱41…41及び外壁42…42と互
いの配設位置が定まって独立して配設位置を動かすこと
のできない造形構成要素として初期設定図の一部を構成
している。又、この実施形態では、初期設定図を、本実
施形態においては、平面図、立体図及び断面図で記憶
し、それらで表わすことができるようにしている。
【0021】制限範囲は、この実施形態では、例えば図
9の平面図で表わした初期設定図における左手前側の隅
部を原点Oにとって、原点Oから図の右方向にX方向
を、原点Oから図の上方向にY方向を、夫々採り、水周
りエリアとして、X=0〜20、Y=12〜24の範囲
に設定し、ユニットバス45、洗面台48或いは流し台
等の水周り品について、造形描写空間としての造形描写
画面への配設位置を、その水周りエリアの範囲内に制限
している。又、例えば柱41…41、外壁42…42、
ベランダ43、43については、配設位置の制限範囲を
0と設定し、固定としている。
【0022】価格は、初期設定図に基づいて製作した場
合の初期製作予定価格及び各造形構成要素の単価を記憶
している。
【0023】被設計物属性登録手段13は、上述の被設
計物の属性をインターネット10を介してクライアント
端末装置3から得、得られた被設計物の属性を事業ID
と対応づけて被設計物属性データベース11に登録する
処理を、クライアント端末装置3との間で行う。
【0024】さらに詳しく説明すれば、被設計物属性登
録手段13は、被設計物属性入力慫慂処理、被設計物属
性入力取り込み処理、被設計物属性登録処理を行う。
【0025】被設計物属性入力慫慂処理は、被設計物の
属性を入力するようインターネット10を介してクライ
アント端末装置3の表示装置3aに表示しクライアント
端末装置3の入力装置3bから被設計物の属性の入力を
待つ処理である。
【0026】被設計物属性入力取り込み処理は、被設計
物属性入力慫慂処理に応じてクライアント端末装置3の
入力装置3bから入力された被設計物の属性をインター
ネット10を介して取り込む処理である。
【0027】被設計物属性登録処理は、被設計物属性入
力取り込み処理により得られた被設計物の属性をクライ
アントと対応づけて被設計物属性データベース11に登
録する処理である。
【0028】ユーザ設計データベース12は、ユーザが
造形描写画面に描いた最終的な造形図、この実施形態で
は、ユーザが間取り設計を行った最終的な間取り図をユ
ーザ設計として記憶する。
【0029】ユーザ設計登録手段14は、ユーザ設計を
インターネット10を介してユーザ端末装置2から得、
得られたユーザ設計をユーザと対応づけてユーザ設計デ
ータベース12に登録する処理を、ユーザ端末装置2と
の間で行う。
【0030】より詳しくは、上述の被設計物属性登録手
段13と同様に、ユーザ設計入力慫慂処理、ユーザ設計
入力取り込み処理、ユーザ設計登録処理を行う。
【0031】図1の制限手段15は、検知手段15a
と、明示手段15bとを備えている。検知手段15a
は、入力手段によって配設位置を入力されて配設された
造形構成要素が被設計物属性データベースに記憶した制
限範囲内であるか否かを検知するためのものである。明
示手段15bは、造形構成要素の配設位置が検知手段に
よって制限範囲内にないと検知された場合にそれを設計
者に明示するためのものである。
【0032】図1の検索手段17は、検索の指定を含む
検索命令をインターネット10を介してユーザ端末装置
2から受け、検索命令にしたがって被設計物属性データ
ベース11を検索し、検索命令に該当する初期設定図等
の被設計物の属性の抽出処理を、ユーザ端末装置2との
間で行う。
【0033】さらに詳しく説明すれば、検索手段17に
よる検索は、検索入力慫慂処理、検索入力取り込み処
理、被設計物属性抽出処理、抽出結果表示処理、再検索
入力慫慂処理を行う。
【0034】検索入力慫慂処理は、検索命令を入力する
ようインターネット10を介してユーザ端末装置2の表
示装置2aに表示しユーザ端末装置2の入力装置2bか
らの検索命令の入力を待つ処理である。
【0035】検索入力取り込み処理は、検索入力慫慂処
理に応じてユーザ端末装置2の入力装置2bから入力さ
れた検索命令をインターネット10を介して取り込む処
理である。
【0036】被設計物属性抽出処理は、検索入力取り込
み処理により得られた検索命令にしたがって被設計物属
性データベース11を検索し、検索命令に該当する被設
計物の属性を抽出する処理である。
【0037】抽出結果表示処理は、抽出処理により得ら
れた被設計物の属性を、インターネット10を介してユ
ーザ端末装置2の表示装置2aに表示する処理である。
【0038】再検索入力慫慂処理は、上述の被設計物の
属性をインターネット10を介してユーザ端末装置2の
表示装置2aに表示させたあと、再度、検索命令を入力
するようインターネット10を介してユーザ端末装置2
の表示装置2aに表示し、ユーザ端末装置2の入力装置
2bからの検索命令の入力を待つ処理である。
【0039】図1の演算手段19は、造形描写画面に描
かれた造形図に基づく製作予定価格を演算する。
【0040】図1の送信手段16aは、サーバコンピュ
ータ1から端末装置2、3に、インターネット10を介
して情報を送信する。
【0041】受信手段16bは、端末装置2、3からの
情報を、インターネット10を介して受信する。
【0042】図2は、図1に示すコンピュータ支援装置
に用いられるサーバコンピュータ1、ユーザ端末装置
2、クライアント端末装置3のハードウェア構成の一例
を示す図面である。
【0043】サーバコンピュータ1は、記憶装置であり
本システムのプログラムを記録した記録媒体であるハー
ドディスク50、ハードディスク50に記録されたプロ
グラムを実行する制御装置であるCPU51、表示装置
であるCRT52、入力装置であるキーボード54及び
およびマウス55、インターネット10を介してユーザ
端末装置2およびクライアント端末装置3と通信するた
めの通信インタフェース53を備えている。
【0044】サーバコンピュータ1のハードディスク5
0には、上記プログラムの他、被設計物属性データベー
ス11、ユーザ設計データベース12を構成するデータ
が記憶されている。すなわち、ハードディスク50が図
1の被設計物属性データベース11、ユーザ設計データ
ベース12に対応する。
【0045】また、サーバコンピュータ1のCPU51
が、図1の配設手段18と、制限手段15と、被設計物
属性登録手段13と、ユーザ設計登録手段14と、検索
手段17と、演算手段19と、送信手段16aと、受信
手段16bに対応する。
【0046】図2のユーザ端末装置2は、表示装置であ
るCRT21、入力装置であるキーボード22およびマ
ウス23、インターネット10を介して通信される情報
の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハードデ
ィスク26、ハードディスク26に記録されたプログラ
ム等を実行するCPU24,インターネット10を介し
てサーバコンピュータ1と通信するための通信インタフ
ェース25を備えている。
【0047】図2のユーザ端末装置2のCRT21が図
1の表示装置2aに対応する。図2のユーザ端末装置2
のキーボード22およびマウス23が、図1の入力装置
2bに対応する。
【0048】図2のクライアント端末装置3は、表示装
置であるCRT31、入力装置であるキーボード32お
よびマウス33、インターネット10を介して通信され
る情報の閲覧プログラム等を記録した記録媒体であるハ
ードディスク36、ハードディスク36に記録されたプ
ログラム等を実行するCPU34,インターネット10
を介してサーバコンピュータ1と通信するための通信イ
ンタフェース35を備えている。
【0049】図2のクライアント端末装置3のCRT3
1が図1の表示装置3aに対応する。図2のクライアン
ト端末装置3のキーボード32およびマウス33が、図
1の入力装置3bに対応する。
【0050】次に、第1実施形態の動作について説明す
る。図3は、ユーザが被設計物である建築物の部屋の間
取りを設計する場合のフローチャートである。まず、ユ
ーザが管理サイトにアクセスする(図3、ステップS
1)と、管理サイトのサーバコンピュータ1はユーザ端
末装置2に、図5に示すトップ画面100を送信し、表
示する(図3、ステップS2)。トップ画面100に
は、クライアントが販売予定のマンションが掲載されて
おり、ユーザが、例えばトップ画面100に掲載された
事業IDの1−Aに興味を引いた場合は、トップ画面1
00に設けられた「バーチャルモデルルームへ」のボタ
ン100aにカーソルを合わせてクリックし、送信する
(図3、ステップS3)。受信した管理サイトのサーバ
コンピュータ1は、検索手段17によって該当するマン
ションのモデルルームを検索し、モデルルームとして表
わした図6に示すサンプル間取り図101を送信する
(図3、ステップS4)。ユーザが、このサンプル間取
り図101を見て、更に興味を持ち、自分の好みに間取
り設計をしたいと思う場合は、サンプル間取り図101
の下部に設けた「会員登録へ進む」のボタン101aを
クリックし、送信する(図3、ステップS5)。尚、興
味を引かず、間取り設計をしたいと思わない場合は、サ
ンプル間取り図101の下部に設けた「トップへ戻る」
のボタン101aをクリックする。これにより、図5に
示したトップ画面100に戻る。
【0051】受信したサーバコンピュータ1は、会員登
録記入画面(図示せず)をユーザ端末装置2に送信する
(図3、ステップS6)。ユーザは、ユーザ識別ID,
住所等の所定事項を記入し、送信する(図3、ステップ
S7)。また、この実施形態では、会員登録記入画面
に、ユーザの身長も記入するものとしている。受信した
管理サイトのサーバコンピュータ1は、会員登録記入画
面に記載されたユーザに関する情報をユーザ設計データ
ベース12に登録するとともに、図7に示すように、サ
ンプル間取り及びそのサンプル間取りに基づく製作予定
価格を記載した設計作業開始要求画面102を送信する
(図3、ステップS8)。
【0052】ユーザが、設計作業を行う場合は、設計作
業開始要求画面102の下部に設けられた「設計作業を
行う」のボタン102aをクリックし、送信する(図
3、ステップS9)。尚、設計作業を行わない場合は、
設計作業開始要求画面102の下部に設けられた「作業
中止退室」のボタン102bをクリックする。これによ
り、図5に示したトップ画面100に戻る。
【0053】受信した管理サイトのサーバコンピュータ
1は、図8に示す造形描写用画面103を送信し、造形
描写用画面103をユーザ端末装置2に表示させる(図
3、ステップS10)。
【0054】この図8に示す造形描写用画面103は、
被設計物の造形図を描く造形描写空間を平面的に表した
もので、平面造形描写画面103aと、横断面造形描写
画面103bと、縦断面造形描写画面103cと、初期
設定図4を立体図で表わした立体図表示面103dと、
価格表示欄103eとが設けられている。平面造形描写
画面103aは、ユーザが間取り設計を平面図で行い得
るようになされたもので、予め初期設定図4が平面図で
表わされている。横断面造形描写画面103b及び縦断
面造形描写画面103cは、被設計物の造形図を描く造
形描写空間を平面的に表したものであって、ユーザが間
取り設計を断面図で行い得るようになされたもので、各
々には、予め初期設定図4が横断面図、縦断面図で夫
々、表わされている。また、これらの造形描写画面10
3a…103dは、互いに連動するようになされてお
り、例えば平面造形描写画面103aが変更されると、
それに連動して自動的に横断面造形描写画面103b、
縦断面造形描写画面103c及び立体図表示面103b
夫々が変更されるようになされている。又、各造形描写
画面103a…103dに表わされた初期設定図4は、
上述したように間取り設計における必須造形構成要素を
なす柱41…41及び外壁42…42と、ベランダ4
3、区画壁44…44、ユニットバス45、玄関46、
トイレ47、洗面台48及びテーブル39の付加造形構
成要素とを造形描写画面上に配設することにより作成さ
れたものである。従って、初期設定図4が必然的に互い
の配設位置が定まって独立して配設位置を動かすことの
できない全ての必須造形構成要素を含んで作成されてい
るため、ユーザは、独立して動かすことのできる付加造
形構成要素を移動して配設位置を決め、或いは追加して
配設していくことにより、間取りの設計を行うことがで
きる。
【0055】価格表示欄103eは、製作予定価格と、
資金計画表とが表示されている。製作予定価格は、造形
描写画面103a…103dに描かれたされた造形図に
基づいて製作された場合の製作予定価格(この実施形態
では、造形描写画面103a…103dに描かれた初期
設定図4に基づく製作予定価格として4200万円を表
示)を、棒グラフ及び数字で表示し、資金計画表は、表
示された製作予定価格の支払い方法を例示したものであ
る。このようにして、初期設定図4を造形描写画面に予
め表した造形描写用画面103をユーザ端末装置2に表
示するステップS10が、特許請求の範囲の初期設定図
表示手段に対応する。
【0056】ユーザが、平面図により間取り設計を行う
場合は、図8中の平面造形描写画面103aで行うこと
もできるが、図8中の平面造形描写画面103aの中に
カーソルを置き、2回、クリックすることにより、図9
に示すように平面造形描写画面103a及び立体図表示
面103dを拡大させることができる。そして、この拡
大した造形描写画面103aにおける初期設定図4を構
成した造形構成要素の配設位置を変更する場合は、造形
描写用画面103の上部側に設けられた「変更」ボタン
104をクリックする。これにより、造形構成要素を配
設位置変更可能状態にできる。
【0057】その後、ユーザは、具体的に造形構成要素
の設定位置を変更等して間取りの自由設計を行う(図
3、ステップS11)が、その場合の動作を図4に基づ
いて説明する。この図4は、ステップS11をより詳細
にしたフローチャートである。例えば図10に示すよう
に初期設定図4で後方側に配設されたユニットバス45
を手前側に移動させる場合は、ユニットバス45をドラ
ッグアンドドロップ、即ちユニットバス45にカーソル
6を合わせ、マウスのボタンを押圧し、その押圧状態で
任意な位置までカーソル6を移動させた後、押圧を解除
する(図4、ステップS41)。その際、管理サイトの
サーバコンピュータ1は、予め被設計物属性データベー
ス11に記憶されたユニットバス45の制限範囲を検索
手段17によって検索し、検知手段15aによって、ド
ラッグアンドドロップした位置が予め定めたユニットバ
ス45の配設位置の制限範囲7(この実施形態では、
「X=0〜20、Y=12〜24」の範囲、図10中の
斜線部)を超えているか否かを検知し(図4、ステップ
S42)、例えばドラッグアンドドロップした位置が制
限範囲7を超えている場合には、明示手段15bによっ
て、造形描写用画面103に「NO」の文字の表示及び
「ノー」の声を出し(図4、ステップS43)、ユニッ
トバス45を制限範囲7の限界域7aの位置に配設する
(図4、ステップS44)。従って、ユニットバス45
のように水を使用する水周り品は、配管等の関係で水周
りエリアを決めて一纏めにして配設しなければ施工が困
難になるということを知らないユーザでも、自然と水周
り品を水周りエリア内に一纏めにして配設でき、効率的
に施工し得る範囲内に配設できる。一方、ユニットバス
45をドラッグアンドドロップした位置が制限範囲7内
である場合は、そのままドラッグアンドドロップした位
置に表示する(図4、ステップS45)。このように造
形構成要素をドラッグアンドドロップして造形描写画面
103aに配設するステップS31、ステップS34及
びステップS35が、特許請求の範囲の配設手段に対応
する。又、予め定めた造形構成要素の配設位置の制限範
囲7を超えているか否かを検知するステップS32が、
特許請求の範囲の制限手段15における検知手段15a
に対応する。又、ドラッグアンドドロップした位置が制
限範囲7を超えている場合には、ユーザ端末装置2のC
RT21に表示した造形描写用画面103に「NO」の
文字の表示及び「ノー」の声を出すステップS33、ユ
ニットバス45を制限範囲7の限界域7aの位置に配設
するステップS44が、特許請求の範囲の制限手段の明
示手段15bに対応する。又、初期設定図4における左
手前側の6畳間を区画形成した二つの区画壁44a、4
4aの配設位置を変更して広さを変える場合は、区画壁
44a、44aをドラッグアンドドロップ、即ち、区画
壁44a、44aの交点部にカーソル6を合わせ、マウ
スのボタンを押圧し、その押圧状態で任意な位置までカ
ーソル6を移動させた後、押圧を解除する。これによ
り、区画壁44a、44aをカーソル6とともに、移動
させて任意な位置に配設できる。
【0058】尚、区画壁44…44等については、初期
設定図4における外壁42…42によって囲まれた範囲
の中に配設されることが明白であり、ユーザがその範囲
外に配設することが考え難いため、この第1実施形態で
は、特に制限範囲を設定していないが、区画壁44…4
4等の各造形構成要素についても予め設定するようにし
ておいても良い。ただし、全ての造形構成要素につき、
予め制限範囲を設定しておくのは、設定作業が大変な労
力を要することになるので、この実施形態のように予
め、被設計物の外形を表した初期設定図を造形描写画面
に表示しておくことにより、特定の造形構成要素につい
ては、特に制限範囲を設定しておかなくても、制限範囲
を設定したと同じ効果を得ることができ、造形構成要素
の配設位置の制限範囲の設定を容易なものにできる点で
好ましい。又、柱41…41、外壁42…42及びベラ
ンダ43、43は、制限範囲を「0」に設定して固定と
しているため、ユーザがこれらをドラッグアンドドロッ
プしても配設位置を変えることができない。
【0059】又、ユーザは、初期設定図4を描いた造形
描写画面に、初期設定図4を構成した造形構成要素以外
の他の造形構成要素を配設することもでき、例えば図1
1に示すようにキッチン用の流し台B49を追加して配
設する場合は、パーツボタン105をクリックする。こ
れにより、種々の流し台49…49が表示される。この
表示された流し台49…49の内から流し台B49をド
ラッグアンドドロップすることにより(図4、ステップ
S41)、任意な位置に配設する。その際、制限範囲7
の外に配設した場合は、上述したと同様にサーバコンピ
ュータ1の検知手段15aがそれを検知し(図4、ステ
ップS42)、明示手段15bによって、ユーザ端末装
置2のCRTに表示した造形描写用画面103に、「N
O」の文字の表示及び「ノー」の声を出し(図4、ステ
ップS43)、流し台49を制限範囲の限界域の位置に
表示する(図4、ステップS44)。一方、制限範囲7
内である場合は、サーバコンピュータ1の検知手段15
aがそれを検知し(図4、ステップS42)、流し台B
49をその位置に表示する(図4、ステップS45)。
又、サーバコンピュータ1は、検索手段17により、選
択された流し台B49の単価を被設計物属性データベー
ス11から検索し、演算手段19により、その単価をプ
ラスして製作予定作価格を演算し、その演算した最終の
予定製作価格を価格欄に表示する(この実施形態では、
初期設定図に基づく製作予定価格4200万円に、流し
台Bの単価20万円をプラスした4220万円を表示し
ている。図4、ステップS45)。このように、造形描
写画面103a…103dに描かれた設計図に基づいて
製作された場合の製作予定価格を、棒グラフ及び数字で
表示させる上述のステップS10、及び、追加した造形
構成要素の単価をプラスして製作予定作価格を演算し、
その演算した最終の予定製作価格を価格欄に表示するス
テップS45が、特許請求の範囲の製作予定価格表示手
段に対応する。
【0060】一方、初期設定図を横断面図で表わした横
断面造形描写画面103b又は初期設定図を縦断面図で
表わした縦断面造形描写画面103cを用いて設計する
場合は、図8に示した造形描写用画面103中の横断面
造形描写画面103b又は縦断面造形描写画面103c
の中にカーソルを入れて2回、クリックする。これによ
り、図12に示すように横断面造形描写画面103b及
び縦断面造形描写画面103cが拡大する。そして、例
えば横断面造形描写画面103bに、吊戸棚A40を配
設する場合は、上述のパーツボタン105をクリックす
ることにより、種々の吊戸棚40…40を表示でき(図
11参照)、この表示された吊戸棚40…40の内から
吊戸棚A40をドラッグアンドドロップすることによ
り、任意な位置に配設できるとともに、吊戸棚A40の
単価をプラスした製作予定作価格を演算し、その演算し
た予定製作価格を価格欄に表示する(図12では、初期
設定図に基づく製作予定価格4200万円に、流し台B
の単価20万円及び吊戸棚A40の単価10万円をプラ
スした4230万円を表示している。)。又、その際、
マネキン表示ボタン106をクリックすることにより、
横断面造形描写画面103b及び縦断面造形描写画面1
03cにマネキン107を表示できる。このマネキン1
07は、サーバコンピュータ1のユーザ設計データベー
ス12に記憶したユーザの身長を基にしてつくられてお
り、図に表わした部屋の高さH1とマネキン107の身
長H2との比率が、実際の部屋の高さとユーザの身長と
の比率になるようにしている。従って、ユーザは、吊戸
棚A40を自身の操作し易い高さが即座に解り、吊戸棚
A40を操作し易い高さ位置に配設できる。
【0061】設計作業が完了した場合は、「設計終了」
ボタン108をクリックし、送信する(図3、ステップ
S11)。
【0062】受信した管理サイトは、ユーザの行った間
取り図を専門家がチェックし、専門的なアドバイスとと
もに、図13に示すようにユーザの行った間取り図を立
体図で表わした最終確認画面109をユーザ端末装置2
に送信する(図3、ステップS12)。これに対してユ
ーザは、専門的なアドバイスを基に設計変更を行うか否
かを判断し(図3、ステップS13)、設計変更を行う
を場合は、最終確認画面109中の「設計室に戻る」の
ボタン109aをクリックすることにより、図8に示し
た造形描写用画面103が表示されるので、ユーザは、
再度上述の設計作業を行い、設計変更後の設計図を再度
送信する(図3、ステップS11)。一方、その間取り
図で良い場合は、最終確認画面109中の「変更登録を
行う」のボタン109bをクリックし、送信する。
【0063】受信した管理サイトのサーバコンピュータ
1は、最終的なユーザの間取り図をユーザ設計図として
サーバコンピュータ1のユーザ設計データベース12
に、ユーザと対応ずけて記憶する(図3、ステップ1
4)。
【0064】次に、本願発明の第2実施形態の支援設計
システムについて説明する。この実施形態の支援設計シ
ステムは、被服の設計を行い得るようになされた被服設
計用として実施されており、支援設計管理装置1である
サーバコンピュータ1と、端末装置2、3とを備えてい
る。端末装置2、3は、先の実施形態のものと同構成を
採っている。
【0065】サーバコンピュータ1も、先の実施形態の
ものと同様に、配設手段18と、被設計物属性データベ
ース11と、ユーザ設計データベース12と、被設計物
属性登録手段13と、ユーザ設計登録手段14と、制限
手段15と、検索手段17と、演算手段19と、送信手
段16aと、受信手段16bとを備えている。又、配設
手段18と、被設計物属性登録手段13と、ユーザ設計
登録手段14と、制限手段15と、検索手段17と、演
算手段19と、送信手段16aと、受信手段16bと
は、先の実施形態のものと同構成を採るが、この第2実
施形態における被設計物属性データベース11は、クラ
イアントが取り扱う被服の属性を記憶する。詳しくは、
図23(A)(B)(C)に示すように被服の種類、被
服の造形構成要素、造形構成要素の配設位置の制限範
囲、価格等を記憶する。
【0066】造形構成要素は、胴本体部、腕部、ズボン
部、スカート部、ボタン、ポケット等の被服を構成する
構成物品から構成されている。
【0067】制限範囲は、この実施形態では、腰幅及び
裾幅については肩幅に対する一定の割合の範囲、上腕に
ついては手首幅に対する一定の割合の範囲として設定さ
れ、この制限範囲を超えて配設できないようになされて
いる。
【0068】価格は、使用する布生地の1cmあたり
の単価及びボタン等の単価を記憶している。
【0069】尚、初期設定図は、この第2実施形態で
は、予め記憶されておらず、各ユーザの属性に基づいて
その都度作成するようになされている。
【0070】次に、この第2実施形態の動作について説
明する。図16は、ユーザが被設計物である被服のデザ
インを設計する場合のフローチャートである。まず、ユ
ーザが管理サイトにアクセスする(図16、ステップS
21)と、管理サイトのサーバコンピュータ1は、図1
7に示すトップ画面200を送信し、ユーザ端末装置2
に表示する(図16、ステップS22)。ユーザが、例
えばトップ画面200に示されたメンズ用スーツ表示欄
200aを選択する(図16、ステップS23)と、サ
ーバコンピュータ1は、図18に示す採寸・会員登録記
入画面201を送信し、ユーザ端末装置2に表示する
(図16、ステップS24)。そして、ユーザが、住所
等と共にともに、身体の各部の寸法を記入した後、採寸
・会員登録記入画面201の下部に設けられた「会員登
録をする」のボタン201aをクリックし送信する(図
16、ステップS25)。受信したサーバコンピュータ
1は、採寸・会員登録記入画面201に記載された事項
をユーザ設計データベース12に記憶するとともに、図
19に示すスーツ種類選択画面202をユーザ端末装置
2に表示する(図16、ステップS26)。ユーザがそ
のスーツ種類選択画面202に示された各項目の内から
自分の希望するものを選択する。例えばビジネススーツ
表示欄202a、春表示欄202b及び夏表示欄202
c、3〜4万円表示欄202dを選択し、スーツ選択画
面202の下部に設けられた「パターン選択に進む」の
ボタン202eをクリックすると、図示しないが、更
に、布生地選択画面等が表示されるので希望のものを選
択して送信する(図16、ステップS27)。
【0071】受信したサーバコンピュータ1は、ユーザ
の選択した事項をユーザ設計データベース12にユーザ
と対応づけて記憶するとともに、図20に示す選択確認
画面203をユーザ端末装置2に送信し表示する(図1
6、ステップS28)。ユーザは、選択確認画面203
に示された選択事項を選択し直す場合は、選択確認画面
203の下部に設けられた「選択をやり直す」のボタン
203aをクリックして送信する(図16、ステップS
29)。これにより、図19に示すスーツ種類選択画面
202に戻り、ユーザは上記の操作をし直す。一方、選
択事項で良いと判断した場合は、「デザインルーム」の
ボタン203bをクリックし送信する(図16、ステッ
プS29)。
【0072】受信したサーバコンピュータ1は、図21
に示す造形描写用画面204をユーザ端末装置2に送信
し表示する(図16、ステップS30)。この造形描写
用画面204は、被設計物の造形図を描く造形描写空間
を平面的に表した造形描写画面と、造形構成要素表示欄
204aと、価格表示欄204bとが設けられている。
造形描写画面には、上記ユーザから得た採寸を基にして
作成した初期設定図4が予め表示されている。初期設定
図4は、ユーザの採寸を基にして、スーツの構造上、不
可欠な構成物品である胴本体部401と腕部402,4
02との必須造形構成要素を造形描写画面に配設するこ
とによって作成されている。造形構成要素表示欄204
aには、付加造形構成要素としてのポケットA403、
ポケットB404、ボタンA405、ボタンB406、
ボタンC407とが初期設定図4へ配設可能に表示され
ている。又、価格表示欄204bは、造形描写画面に設
計した設計図に基づく製作予定価格を、棒グラフ及び数
字で表している(この図21の価格表示欄204bに
は、初期設定図4に基づく製作予定価格として3000
0円が表示されている。)。このようにして、初期設定
図4を造形描写画面に予め表した造形描写用画面204
をユーザ端末装置2に表示するステップS30が、特許
請求の範囲の初期設定図表示手段に対応する。
【0073】そして、ユーザは、具体的に造形構成要素
の設定位置を変更等してスーツのデザインの自由設計を
行う(図3、ステップS31)が、その場合の動作を図
4に基づいて説明する。この図4は、この第2実施形態
におけるステップS31をより詳細にしたフローチャー
トである。例えば胴本体部401の腰幅L2を細くする
場合は、先の第1実施形態と同様に、胴本体部401の
外縁を表わした外縁表示線401aにおける腰相応部に
カーソルを合わせてマウスのボタンを押圧し、その状態
で内側にカーソルを移動させ、希望する位置でマウスの
ボタンの押圧を解除する、ドラッグアンドドロップを行
う(図4、ステップ41)。その際、外縁表示線401
aにおける腰相応部をドラッグアンドドロップした位置
が、制限範囲7内(この実施形態では、肩幅L1の寸法
1に対して腰幅L2の寸法が0、75〜0、85の範囲
内、図中の斜線部)であるか否かを、サーバコンピュー
タの検知手段15aが検知し(図4、ステップS4
2)、制限範囲7内にない場合は、サーバコンピュータ
の明示手段15bによって、図示しないが造形描写用画
面204に「NO」の文字の表示及び「ノー」の声を出
し(図4、ステップS43)、その制限範囲7の限界域
7aの位置に表示する(図4、ステップS44)。一
方、制限範囲7内の場合は、そのドラッグアンドドロッ
プした位置に表示する(図4、ステップS45)。この
第2実施形態におけるステップS42〜ステップS44
が、特許請求の範囲の制限手段に対応する。
【0074】従って、ユーザは、単にドラッグアンドド
ロップするだけで、衣服を支障無く着ることのできる範
囲で設計できる。
【0075】また、サーバコンピュータ1は、腰幅L2
を細くした分の布生地量を測定し、その減少した分の布
生地量の価格を、検索手段17により設計物属性属性デ
ータベース11から検索し、設計物属性属性データベー
ス11に記憶した布生地の1cmあたりの単価を基に
演算手段19により演算して、その減少分の布生地量の
価格を初期設定図4に基づく製作予定価格から引いた製
作予定価格を表示する(図4、ステップS34)。尚、
布生地量の増減が、1cm以下である場合は、初期設
定図4に基づく製作予定価格は変わらず、そのまま表示
する。
【0076】又、例えばポケットAを、初期設定図4で
設けられた初期設定ポケット401bの上部側に追加す
る場合は、造形構成要素表示欄204aのポケットA4
03にカーソルを合わせ、初期設定ポケット401bの
上部位置にドラッグアンドドロップすることにより行う
ことができる(図4、ステップS45)。また、ポケッ
トA403を追加すると、サーバコンピュータ1は、検
索手段17によって被設計物属性データベース11から
ポケットA403の単価を検索し、演算手段19によっ
て、被設計物属性データベース11に記憶したポケット
A403の単価を、初期設定図4に基づく製作予定価格
にプラスした製作予定価格(図示せず)を表示する(図
4、ステップS45)。このようにして、造形描写用画
面204の価格表示欄204bに、造形図に基づく製作
予定価格を、棒グラフ及び数字で表す上述のテップS3
0及びステップS45が、特許請求の範囲の製作予定価
格表示手段に対応する。
【0077】従って、ユーザは、ポケットA403を追
加した場合の製作予定価格を即座に知ることができ、予
算を考慮しながら設計を行うことができる。以上のよう
にして、設計が終了した場合は、造形描写用画面204
の下部に設けられた「作業終了」ボタン204cをクリ
ックし、送信する(図16、ステップS31)。
【0078】受信したサーバコンピュータ1は、これを
ユーザ設計データベース12に記憶するとともに、図2
2に示すように最終デザイン図205a、選択した布生
地205b等を示した最終確認画面205をユーザ端末
装置2に送信し、表示する(図16、ステップS3
2)。ユーザは、最終設計図205a、或いは選択した
布生地205b等を変更する場合は、最終確認画面20
5の下部に設けられた「デザインをやり直す。」のボタ
ン205cをクリックし、送信することにより、サーバ
コンピュータ1から再度、図19に示すスーツ選択画面
202がユーザ端末装置2に送られ、ユーザは、再度、
上述の操作((図16、ステップS27〜ステップS3
1)をやり直す。一方、最終確認画面205に示された
内容で良いと判断した場合は、最終確認画面205の下
部に設けられた「オーダーをする。」のボタン205d
をクリックし、送信する(図16、ステップS33)。
受信したサーバコンピュータ1は、これを最終設計図と
してユーザ設計データベース12にユーザと対応付けて
記憶する。
【0079】以上、上記各実施形態における発明は、次
のように把握することもできる。
【0080】即ち、コンピュータを用いて被設計物の設
計を行う支援設計システムであって、この支援設計シス
テムが、支援設計管理装置と、表示装置を有する端末装
置とを備え、支援設計管理装置が、被設計物の造形図を
描く造形描写空間に、被設計物を造形する際の造形構成
要素を配設する配設手段を備え、支援設計管理装置と端
末装置とが、通信網を介して通信可能に接続されること
により、端末装置の表示装置に、造形描写空間が表示可
能とされるとともに、その造形描写空間に造形構成要素
が配設可能とされたものである。
【0081】このようにして、支援設計管理装置と端末
装置とを、通信網を介して通信可能に接続したものとす
ることによって、ユーザは、端末装置を用いて被設計物
を設計することができ、自宅等で任意な時間に、しかも
専門家の意見を聞きながら行うことができる。一方、ク
ライアントは、ユーザ自らが希望する設計をしてくれる
ため、従来のように設計変更等に関する手間を省くこと
ができ、その結果、マンションや被服を低コストで販売
可能となる。
【0082】尚、この第2実施形態においては、造形構
成要素の配設位置の範囲を、被服を支障なく着ることの
できる範囲を基準に設定しているが、造形構成要素の配
設位置の範囲を定める基準は自由に採用できる。例えば
造形構成要素の配設位置の範囲を、被服のスーツの型式
の範囲を基準に設定し、図24に示すように襟部410
を大きくしていき、襟部410の大きさがフォーマルス
ーツになってしまう限界値を採用するようしても良い。
こうすることにより、被服に関して専門的知識を有しな
い者でも特定の型式の被服をデザイン設計することがで
きる。又、その場合において、襟部410の大きさがフ
ォーマルスーツになってしまう限界域にくると、この図
22に示すように「これ以上、襟を大きくしますとフォ
ーマルスーツになってしまいます。」のように声を発す
るようにしても良い。以上が、第2実施形態の説明であ
る。
【0083】尚、上記第1及び第2の実施形態では、被
設計物を構成する各構成物品を造形構成要素とし、各造
形構成要素を造形描写画面にドラッグアンドドロップし
て配設するようにしているが、造形構成要素を造形描写
空間に配設する配設手段は、これに限らず、例えば造形
描写画面に直接、線等により造形構成要素を描くことに
より配設し、或いは数値を与えて造形描写画面に配設す
るようしても良く、適宜変更し得る。又、上記各実施形
態では、予め作った初期設定図4を造形描写画面に表示
し、初期設定図4を基に設計するようにしているが、こ
の形態のものに限らず、例えば無地の造形描写画面に、
造形構成要素をドラッグアンドドロップして配設し、或
いは、直接、線等で描くことにより造形構成要素を配設
し、更には、数値を与えて造形描写画面に配設するよう
にしても良く、適宜変更できる。また、初期設定図4を
構成する造形構成要素は特に限定されず、何れかの又は
全部の造形構成要素を用いて作成するようしても良い。
【0084】また、初期設定図の造形描写画面への表示
方法は、特に限定されず、例えば正面図、側面図、背面
図、平面図、底面図、断面図、立体図(斜視図)等の1
又は2以上の図を用いて造形描写画面に表すようし、そ
れらの図を基に設計するようにすれば良く、適宜変更し
得る。
【0085】又、支援設計管理装置1を、クライアント
が持たずに中間第三者が所有しているが、支援設計管理
装置1をクライアントが所有し、ユーザに直接設計させ
るようにしても良い。また、上記実施形態では、支援設
計管理装置1と端末装置2、3とを、インターネット等
の通信網を介して通信可能に接続し、端末装置2,3で
設計できるようにしているが、この形態のものに限ら
ず、例えばキーボード54、マウス55及びCRT52
を有する支援設計管理装置1だけで構成し、支援設計管
理装置1を設置した場所で支援設計管理装置1を用いて
直接、設計し、或いは、支援設計管理装置1を、キーボ
ード54、マウス55及びCRT52を有しないものか
ら構成し、使用に際してそれらを接続するようにして実
施することもでき、適宜変更し得る。
【0086】更に、上記第1及び第2実施形態では、明
示手段15aとして、造形構成要素の配設位置が制限範
囲7を超えている場合に、造形描写用画面103に「N
O」の文字の表示及び「ノー」の声を出し(図4、ステ
ップS43)、且つ、造形構成要素を制限範囲7の限界
域7aの位置に配設して表示することにより、設計者で
あるユーザに明示するようにしているが、この形態のも
のに限らず、例えば造形描写用画面103に「NO」の
文字の表示すること、「ノー」の声を出すこと、造形構
成要素を制限範囲7の限界域7aの位置に配設すること
の何れか一つ以上を採用すれば良く、適宜変更し得る。
【0087】上記第1及び第2実施形態ではユーザが設
計者として設計を行っているが、設計を行う主体は、特
に限定されない。例えば建ぺい率等の種々の建築条件に
基づき、柱、外壁、或いはベランダ等の造形構成要素の
配設位置の範囲を制限する制限範囲を設定しておき、専
門的知識を有するクライアント等の建築専門家が、柱、
外壁、或いはベランダ等の造形構成要素を、その制限範
囲内に配設するようにして建築物の部屋の間取り等の設
計を行っても良く、こうすることにより、建ぺい率等の
種々の建築条件に基づいて、容易に行うことができる。
【0088】一方、本願発明の支援設計システムが行う
被設計物の対象は、上記実施形態で示した建築物の部屋
の間取り、或いは被服のデザインの設計に限らず、種々
のものの設計に適応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の支援設計管理装置を
備えた支援設計システムの構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】図1に示す支援設計システムに用いられるサー
バコンピュータ,ユーザ端末装置,クライアント端末装
置,のハードウェア構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】第1実施形態の支援設計管理装置を備えた支援
設計システムによる部屋の間取りの設計の処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【図4】造形構成要素を造形描写画面に配設する処理の
流れの一例を示すフローチャートである。
【図5】ユーザが間取り設計する際に、ユーザ端末装置
のCRTに表示されるトップ画面の一例である。
【図6】ユーザが間取り設計する際に、ユーザ端末装置
のCRTに表示されるサンプル間取り図の一例である。
【図7】ユーザが間取り設計する際に、ユーザ端末装置
のCRTに表示される設計作業開始要求画面の一例であ
る。
【図8】ユーザが間取り設計する際に、ユーザ端末装置
のCRTに表示される造形描写用画面の一例である。
【図9】平面造形描写画面及び立体表示面を拡大した状
態の造形描写用画面の一例である。
【図10】ユーザが平面造形描写画面で造形構成要素の
配設位置を変更する際の説明図である。
【図11】ユーザが平面造形描写画面で造形構成要素を
追加して配設する際の説明図である。
【図12】横断面造形描写画面及び縦断面表示面を拡大
し、横断面造形描写画面に造形構成要素を追加して配設
する際の説明図である。
【図13】ユーザが間取り設計する際に、ユーザ端末装
置のCRTに表示される最終確認画面の一例である。
【図14】被設計物属性データベースにおける制限範囲
のデータ構造を模式的に表わした図面である。
【図15】第1実施形態の被設計物属性データベースに
おける造形構成要素のデータ構造を模式的に表わした図
面である。
【図16】第2実施形態の支援設計管理装置を備えた支
援設計システムによる被服のデザインの設計の処理の流
れの一例を示すフローチャートである。
【図17】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示されるトップ画面の一例
である。
【図18】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示される採寸・会員登録記
入画面の一例である。
【図19】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示されるスーツ種類選択画
面の一例である。
【図20】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示される選択確認画面の一
例である。
【図21】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示される造形描写用画面の
一例である。
【図22】ユーザが被服のデザインの設計をする際に、
ユーザ端末装置のCRTに表示される最終確認画面の一
例である。
【図23】第2実施形態の被設計物属性データベースの
データ構造を模式的に表わした図面に係り、(A)は、
造形構成要素の制限範囲等に関するデータ構造を模式的
に表わした図面、(B)は、造形構成要素の単価に関す
るデータ構造を模式的に表わした図面、(C)は、布生
地の単価に関するデータ構造を模式的に表わした図面で
ある。
【図24】第2実施形態における造形描写用画面の他の
実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・サーバコンピュータ 2・・・・・・ユーザ端末装置 3・・・・・・クライアント端末装置 4・・・・・・初期設定図 5・・・・・・造形描写画面 7・・・・・・制限範囲 10・・・・・インターネット 11・・・・・被設計物属性データベース 12・・・・・ユーザ設計データベース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを用いて被設計物の設計を行
    う支援設計管理装置であって、 この支援設計管理装置が、被設計物の造形図を描く造形
    描写空間に、被設計物を造形する際の造形構成要素を配
    設する配設手段と、少なくとも一つの造形構成要素の配
    設位置の範囲を制限する制限手段とを備え、この制限手
    段によって、造形構成要素が制限を受けた範囲内に配設
    可能とされたものであることを特徴とする支援設計管理
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の支援設計管理装置におい
    て、 上記支援設計管理装置が、造形構成要素の配設位置の範
    囲を設定した制限範囲を記憶するデータベースを備え、 更に、支援設計管理装置の制限手段が、入力手段によっ
    て配設位置を入力されて配設された造形構成要素がデー
    タベースに記憶した制限範囲内であるか否かを検知する
    検知手段と、造形構成要素の配設位置が検知手段によっ
    て制限範囲内にないと検知された場合にそれを設計者に
    明示する明示手段とを備えた支援設計管理装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の支援設計管理装置におい
    て、 上記明示手段が、造形構成要素を制限範囲内における限
    界域に配設して表示する支援設計管理装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかに記載の支援設計管
    理装置において、 予め少なくとも1つの造形構成要素を造形描写空間に配
    設することにより作成した初期設定図を表示する初期設
    定図表示手段が備えられ、 制限手段が、初期設定図の一部を基準にして造形構成要
    素の配設位置の範囲を設定した支援設計管理装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の何れかに記載の支援設計管
    理装置において、 造形構成要素が、被設計物を構成する各構成物品を表し
    たものとされることにより、被設計物が、造形描写空間
    に構成物品単位で配設可能とされた支援設計管理装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の支援設計管理装置に
    おいて、 初期設定図が、予め特定された造形構成要素を配設して
    作成された支援設計管理装置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6の何れかに記載の支援設計管
    理装置において、 支援設計管理装置が、被服のデザインの設計を行うもの
    であり、 初期設定図が、ユーザから得た採寸を基に作成された支
    援設計管理装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の何れかに記載の支援設計管
    理装置において、 造形描写空間に表される各造形図に対応した造形図に基
    づく各製作予定価格を表示する製作予定価格表示手段が
    備えられた支援設計管理装置。
  9. 【請求項9】コンピュータを用いて被設計物の設計を行
    う支援設計方法であって、 被設計物の造形図を描く造形描写空間に被設計物を造形
    する際の造形構成要素を配設するに際し、予め少なくと
    も一つの造形構成要素の配設位置の範囲を支援設計管理
    装置によって制限しておき、その制限を設けた配設位置
    の範囲内に造形構成要素を配設することにより、造形構
    成要素を、制限を受けた範囲内に配設可能としたことを
    特徴とする支援設計方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の支援設計方法において、 予め造形構成要素の配設位置の範囲を設定した制限範囲
    を、支援設計管理装置に備えたデータベースに記憶させ
    ておき、 入力手段により配設位置を入力されて配設された造形構
    成要素を、データベースに記憶した制限範囲内であるか
    否かを支援設計管理装置に備えた検知手段によって検知
    し、造形構成要素の配設位置が制限範囲内にない場合
    に、制限範囲内に配設されていないことを支援設計管理
    装置に備えた明示手段によって設計者に明示する支援設
    計方法。
  11. 【請求項11】コンピュータを用いて被設計物の設計を
    行うプログラムを記録した記録媒体であって、 支援設計管理装置に、被設計物の造形図を描く造形描写
    空間に被設計物を造形する際の造形構成要素を配設する
    に際し、予め少なくとも一つの造形構成要素の配設位置
    の範囲を制限させておき、その制限を設けた配設位置の
    範囲内に造形構成要素を配設させるように実行させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11記載のプログラムを記録した
    記録媒体において、 予め造形構成要素の配設位置の範囲を設定した制限範囲
    をデータベースに記憶させた支援設計管理装置に、入力
    手段により配設位置を入力されて配設された造形構成要
    素を、データベースに記憶した制限範囲内であるか否か
    を支援設計管理装置に備えた検知手段によって検知さ
    せ、造形構成要素の配設位置が制限範囲内にない場合
    に、制限範囲内に配設されていないことを支援設計管理
    装置に備えた明示手段によって設計者に明示するように
    実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】コンピュータを用いて被設計物の設計を
    行うプログラムであって、 支援設計管理装置に、被設計物の造形図を描く造形描写
    空間に被設計物を造形する際の造形構成要素を配設する
    に際し、予め少なくとも一つの造形構成要素の配設位置
    の範囲を制限させておき、その制限を設けた配設位置の
    範囲内に造形構成要素を配設させるように実行させるた
    めのプログラム。
  14. 【請求項14】請求項13記載のプログラムにおいて、 予め造形構成要素の配設位置の範囲を設定した制限範囲
    をデータベースに記憶させた支援設計管理装置に、入力
    手段により配設位置を入力されて配設された造形構成要
    素を、データベースに記憶した制限範囲内であるか否か
    を支援設計管理装置に備えた検知手段によって検知さ
    せ、造形構成要素の配設位置が制限範囲内にない場合
    に、制限範囲内に配設されていないことを支援設計管理
    装置に備えた明示手段によって設計者に明示するように
    実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102750417A (zh) * 2012-06-26 2012-10-24 苏州纳华美纳米科技有限公司 数字化服装样板管理系统
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TWI747273B (zh) * 2020-05-08 2021-11-21 光隆實業股份有限公司 服裝打版管理系統
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