JP2002220034A - 自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置 - Google Patents

自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置

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JP2002220034A
JP2002220034A JP2001015854A JP2001015854A JP2002220034A JP 2002220034 A JP2002220034 A JP 2002220034A JP 2001015854 A JP2001015854 A JP 2001015854A JP 2001015854 A JP2001015854 A JP 2001015854A JP 2002220034 A JP2002220034 A JP 2002220034A
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torque distribution
rear wheel
braking
control
control device
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JP2001015854A
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Hiroki Sasaki
博樹 佐々木
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動制動時、ドライバーのブレーキ踏み込み
操作に応じたストロークと制動トルク増大を確保しなが
ら、対象物への接近度合いが大きいときに車両停止姿勢
の適正化を図ることができる自動制動制御と前後輪トル
ク配分制御の総合制御装置を提供すること。 【解決手段】 ACC/4WDコントローラ16の車間
距離制御部において、自動的に前輪6,7のみに制動ト
ルクが付与する自動制動時、ACC/4WDコントロー
ラ16の前後輪トルク配分制御部において、先行車への
接近度合いが大きいほど、制動トルクを4輪に分散する
前後輪トルク配分制御を行なう総合制御手段とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後輪トルク配分
制御装置と、車両周囲の対象物との接近時に自動的に前
輪または後輪の一方のみに制動トルクを付与する自動制
動制御装置とが搭載された車両の自動制動制御と前後輪
トルク配分制御の総合制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、車間距離制御装置(いわゆる、オ
ート・クルーズ・コントロール;ACC)と自動制動装
置が組み合わされて用いられる場合がある。特に、車両
挙動安定制御装置(いわゆる、ビークル・ダイナミクス
・コントロール;VDC)の制動液圧アクチュエータを
自動制動装置に用いるものが増えてきた。
【0003】これらの制動装置の中には、自動制動時
に、前輪または後輪の一方のみにブレーキ液圧により制
動トルクを付与し、自動制動時にドライバーがブレーキ
ペダル踏み込み操作をしたときに、踏み込み操作に対し
相応のペダルストロークを確保しようとする装置が知ら
れている。
【0004】すなわち、自動制動が作動すると、該ブレ
ーキ液圧に相応してブレーキペダルが引き込みストロー
クする。よって、自動制動時に、前後輪の両方にブレー
キ液圧により制動トルクを付与すると、ブレーキペダル
が引き込みストロークが大きくなり、ドライバーがブレ
ーキペダル踏み込み操作をしてもペダルストロークが確
保できず、違和感を与える。これに対し、自動制動時
に、前輪または後輪の一方のみにブレーキ液圧により制
動トルクを付与することで、制動トルクを付与していな
い後輪または前輪の分だけ引き込みストロークが小さく
抑えられることによる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動制
動時に、前輪または後輪の一方のみにブレーキ液圧によ
り制動トルクを付与するようにしても、液圧制動トルク
が大きい場合、前輪制動では、車体が前輪側へ大きく沈
み込むノーズダイブが発生するし、また、後輪制動で
は、特に、低摩擦係数路(以下、低μ路)において後輪
が制動ロック傾向となりやすく、尻振りが発生する。い
ずれにしても、片輪のみを制動する自動制動時に液圧制
動トルクが大きい場合、車両挙動が不安定となる可能性
がある。
【0006】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、自動制動時、ドライ
バーのブレーキ踏み込み操作に応じたストロークと制動
トルク増大を確保しながら、対象物への接近度合いが大
きいときに車両停止姿勢の適正化を図ることができる自
動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、前後輪に伝達されるトル
ク配分比を制御する前後輪トルク配分制御装置と、車両
周囲の対象物との距離を検出する距離検出器を有し、該
距離検出器からの検出距離が許容距離を超えると判断さ
れると、自動的に前輪または後輪の一方のみに制動トル
クを付与する自動制動制御装置と、が搭載された車両に
おいて、前記前後輪トルク配分制御装置は、自動制動制
御装置による自動制動時、対象物への接近度合いが大き
いと、制動トルクを4輪に分散する前後輪トルク配分比
が得られる制御を行う制動トルク配分制御部を有する手
段であることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
の自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置
において、前記制動トルク配分制御部は、距離検出器に
より検出される対象物との距離の微分値の正負と大きさ
により対象物への接近度合いを推定する制御部であるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項2に記載
の自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置
において、前記前後輪トルク配分制御装置は、前後輪に
伝達されるトルク配分比を電子制御により連続的に変化
させる装置であり、前記制動トルク配分制御部は、距離
検出器により検出される対象物との距離とその距離の微
分値により、対象物との距離が大きく、しかも、対象物
への接近度合いが大きいほど、4輪に分散する配分比と
なるように前後輪トルク配分比を制御する制御部である
ことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
請求項3に記載の自動制動制御と前後輪トルク配分制御
の総合制御装置において、前記前後輪トルク配分制御装
置は、前後輪回転速度差が大きいほど前後輪に伝達され
る駆動トルク配分比が4輪駆動側の配分比となるように
トルク配分クラッチへのクラッチ伝達駆動トルクを演算
する通常時トルク配分制御部を有し、前記制動トルク配
分制御部は、自動制動制御装置による自動制動時、通常
時トルク配分制御部で演算されたクラッチ伝達駆動トル
クと、対象物への接近度合いに応じて演算されたクラッ
チ伝達制動トルクのセレクトハイにより前後輪トルク配
分比を制御する制御部であることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用および効果】請求項1記載の発明にあって
は、自動制動制御装置において、車両周囲の対象物との
距離を検出する距離検出器からの検出距離が許容距離を
超えると判断されると、自動的に前輪または後輪の一方
のみに制動トルクが付与される。そして、この自動制動
制御装置による自動制動時、前後輪に伝達されるトルク
配分比を制御する前後輪トルク配分制御装置の制動トル
ク配分制御部において、対象物への接近度合いが大きい
と、制動トルクを4輪に分散する前後輪トルク配分比が
得られる制御が行われる。
【0012】すなわち、自動制動時には、前輪または後
輪の一方のみに制動トルクが付与されるため、制動トル
クが付与されない側の後輪または前輪でブレーキ液圧の
増圧が可能であり、ドライバーのブレーキ踏み込み操作
に応じたストロークが確保されるし、このブレーキ操作
により制動トルクの増大をも確保される。さらに、対象
物への接近度合いが大きいと、制動トルクを4輪に分散
する制動トルク配分制御が行われるため、前輪または後
輪の一方のみに付与される制動トルクが大きくても、制
動トルクの4輪分散により、前輪制動トルクが過大とな
ることによるノーズダイブが抑制されるし、低μ路で後
輪制動トルクが過大となることによる尻振りが抑制され
る。
【0013】よって、自動制動時、ドライバーのブレー
キ踏み込み操作に応じたストロークと制動トルク増大を
確保しながら、対象物への接近度合いが大きいときに車
両停止姿勢の適正化を図ることができる。
【0014】請求項2記載の発明にあっては、制動トル
ク配分制御部において、距離検出器により検出される対
象物との距離の微分値の正負と大きさにより対象物への
接近度合いが推定される。
【0015】すなわち、対象物との距離の微分値が正の
場合には、自車と対象物とが離れている状況であり、そ
の値が大きいほど離れてゆく度合いが大きいと推定で
き、また、対象物との距離の微分値が負の場合には、自
車と対象物とが接近している状況であり、その値が大き
いほど接近度合いが大きいと推定できる。
【0016】よって、自動制動制御装置側に有する距離
検出器により検出される対象物との距離情報を利用し、
対象物との距離の微分値の正負と大きさにより、簡単に
対象物への接近度合いを推定することができる。
【0017】請求項3記載の発明にあっては、制動トル
ク配分制御部において、距離検出器により検出される対
象物との距離とその距離の微分値により、対象物との距
離が大きく、しかも、対象物への接近度合いが大きいほ
ど、4輪に分散する配分比となるように前後輪トルク配
分比が演算される。この演算された前後輪トルク配分比
に応じて前後輪トルク配分制御装置では、前後輪に伝達
されるトルク配分比が電子制御により連続的に変化させ
る制御が行われる。
【0018】すなわち、対象物との距離が大きいほど車
速が大きいので自動制動により大きな制動トルクを付与
する必要が生じる。さらに、対象物への接近度合いが大
きいほど自動制動により速やかに大きな制動トルクを付
与する必要が生じる。この結果、対象物との距離が大き
く、しかも、対象物への接近度合いが大きいほど、自動
制動時に大きな制動トルクが付与されることが予測さ
れ、片輪制動によるピッチングモーション等の車両挙動
が大きくなると想定される。
【0019】よって、自動制動時に付与される制動トル
クが大きいと予測されるほど、制動トルク配分をより4
輪側配分とすることで、自動制動による制動トルク付与
に先行して予め主制動輪の制動トルク配分が軽減される
ことになり、より適正な車両停止姿勢を得ることができ
る。
【0020】請求項4記載の発明にあっては、前後輪ト
ルク配分制御装置の通常時トルク配分制御部において、
前後輪回転速度差が大きいほど前後輪に伝達される駆動
トルク配分比が4輪駆動側の配分比となるようにトルク
配分クラッチへのクラッチ伝達駆動トルクが演算され
る。そして、制動トルク配分制御部において、自動制動
制御装置による自動制動時、通常時トルク配分制御部で
演算されたクラッチ伝達駆動トルクと、対象物への接近
度合いに応じて演算されたクラッチ伝達制動トルクのセ
レクトハイにより前後輪トルク配分比が制御される。
【0021】すなわち、アクセルの踏み込み操作により
駆動輪スリップが発生している状況で、対象物との接近
により自動制動が行われた場合、駆動輪スリップの抑制
を優先してクラッチ伝達駆動トルクが得られる前後輪ト
ルク配分比に制御すると、クラッチ伝達駆動トルクがク
ラッチ伝達制動トルクより小さい状況においては、車両
停止姿勢の十分な適正化を図ることができない。逆に、
車両停止姿勢の適正化を優先してクラッチ伝達制動トル
クが得られる前後輪トルク配分比に制御すると、クラッ
チ伝達制動トルクがクラッチ伝達駆動トルクより小さい
状況においては、駆動輪スリップの十分な抑制ができな
い。
【0022】よって、クラッチ伝達駆動トルクとクラッ
チ伝達制動トルクのセレクトハイにより前後輪トルク配
分比を制御することにより、駆動輪スリップを抑制する
前後輪への駆動トルク配分制御と、車両停止姿勢の適正
化を図る前後輪への制動トルク配分制御との両立を図る
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明における自動制動制
御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置を実現する実
施の形態を、請求項1〜請求項4に対応する第1実施例
により説明する。
【0024】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
1は第1実施例における自動制動制御と前後輪トルク配
分制御の総合制御装置を示す全体システム図であり、1
はエンジン、2はトランスミッション、3はフロントデ
ィファレンシャル、4,5はフロント側ドライブシャフ
ト、6,7は左右の前輪、8はトランスファー、9はプ
ロペラシャフト、10は電子制御クラッチ、11はリア
ディファレンシャル、12,13はリア側ドライブシャ
フト、14,15は左右の後輪、16はACC/4WD
コントローラ、17はレーザーレーダ(距離検出器)、
18は横加速度センサ、19はアクセル開度センサ、2
0は左前輪速センサ、21は右前輪速センサ、22は左
後輪速センサ、23は右後輪速センサ、24は電磁ソレ
ノイド、25はブレーキペダル、26は倍力装置、27
はリザーバ、28はマスタシリンダ、29はVDC制動
液圧アクチュエータ、30は左前輪側ホイールシリン
ダ、31は右前輪側ホイールシリンダ、32は左後輪側
ホイールシリンダ、33は右後輪側ホイールシリンダで
ある。
【0025】すなわち、エンジン及びトランスミッショ
ン2を経過した駆動トルクを、前輪6,7側に伝達する
FF車(フロントエンジン・フロントドライブ車)をベ
ースとし、電子制御クラッチ10を介して後輪14,1
5にエンジン駆動トルクの一部を伝達する4輪駆動車で
あり、駆動力配分比(%)は、電子制御クラッチ10が
締結解放状態では、前輪:後輪=100:0(%)の前
輪駆動配分比であり、電子制御クラッチ10が完全締結
状態では、前輪:後輪=50:50(%)の前後輪等配
分比であり、電子制御クラッチ10の締結度合いに応じ
て後輪配分比が0%〜50%まで無段階に制御される。
【0026】前記ACC/4WDコントローラ16は、
前後輪回転速度差に応じて前後輪への駆動トルク配分を
電子制御クラッチ10の電磁ソレノイド24に対し出力
される駆動電流により制御する前後輪トルク配分制御部
と、VDC制動液圧アクチュエータ29を自動制動装置
に用い、自車と先行車との車間距離を検出するレーザー
レーダ17からの車間距離検出値が許容車間距離を超え
ているとの判断時、自動的に前輪のみに制動トルクを付
与する車間距離制御部とを有する。
【0027】前記ACC/4WDコントローラ16に
は、レーザーレーダ17からの信号と、横加速度センサ
18からの横加速度信号と、アクセル開度センサ19か
らのアクセル開度信号と、左前輪速センサ20からの左
前輪速信号と、右前輪速センサ21からの右前輪速信号
と、左後輪速センサ22からの左後輪速信号と、右後輪
速センサ23からの右後輪速信号が入力される。
【0028】図2はVDC制動液圧アクチュエータ29
を含む第1実施例の制動系を示す図で、25はブレーキ
ペダル、26は倍力装置、27はリザーバ、28はマス
タシリンダ、29はVDC制動液圧アクチュエータ、3
0は左前輪側ホイールシリンダ、31は右前輪側ホイー
ルシリンダ、32は左後輪側ホイールシリンダ、33は
右後輪側ホイールシリンダである。
【0029】前記VDC制動液圧アクチュエータ29
は、第1切換弁MC1と、第2切換弁MC2と、第1ポ
ペット式比例弁VL1、第2ポペット式比例弁VL2、
第1オイルポンプOP1、第2オイルポンプOP2、第
1リザーバRES1、第2リザーバRES2、左後輪増
圧弁RL11、右後輪増圧弁RR11、左後輪減圧弁R
L01、右後輪減圧弁RR01、左前輪増圧弁FL1
2、右前輪増圧弁FR12、左前輪減圧弁FL02、右
前輪減圧弁FR02を有して構成されている。なお、図
2において、34はブレーキ液圧センサ、35はブレー
キスイッチである。
【0030】次に、作用を説明する。
【0031】[前後輪トルク配分制御処理]図3はAC
C/4WDコントローラ16の前後輪トルク配分制御部
により実行される前後輪トルク配分制御処理の流れを示
すフローチャートで、以下、各ステップについて説明す
る。
【0032】ステップ100では、左前輪速センサ20
からの左前輪速VwFLと、右前輪速センサ21からの右
前輪速VwFRと、左後輪速センサ22からの左後輪速V
wRLと、右後輪速センサ23からのVwRRが読み込まれ
ると共に、レーザーレーダ17からの車間距離Lと、横
加速度センサからの横加速度Yが読み込まれる。ま
た、ACC/4WDコントローラ16の車間距離制御部
から車間距離制御フラグACCFLGが読み込まれる。
【0033】次のステップ101では、車間距離Lの微
分値dLが演算される。具体的には、今回読み込まれた
車間距離L(n)と前回読み込まれた車間距離L(n-1)と1
回の制御起動時間tにより、dL={L(n)−L(n-1)}
/tの式により求められる。
【0034】次のステップ102では、前輪速VwFと
後輪速VwRが下記の式により演算される。 VwF=(VwFL+VwFR)/2 VwR=(VwRL+VwRR)/2 次のステップ103では、前輪速VwFと後輪速VwR
により前後輪回転速度差△Vが下記の式により演算され
る。 △V=VwF−VwR 次のステップ104では、クラッチ伝達駆動トルクT△
Vが下記の式により演算される。 T△V=(K1/Y)・△V 但し、K1は定数である。
【0035】次のステップ105では、車間距離制御フ
ラグACCFLGがACCFLG=0(車間距離制御O
FF)かどうかが判断され、ACCFLG=0の場合
は、ステップ106へ進み、ACCFLG=1(車間距
離制御ON)の場合は、ステップ107へ進む。
【0036】ステップ106では、車間距離制御OFF
で自動制動が非作動である場合は、クラッチ締結トルク
Tがクラッチ伝達駆動トルクT△Vとされる。
【0037】ステップ107では、車間距離制御ONで
自動制動が作動していると判断される場合には、クラッ
チ伝達制動トルクTが、車間距離Lと車間距離微分値
dLを用いた下記の式により演算される。 T=a・L−b・dL 但し、a,bは正の定数である。
【0038】次のステップ108では、クラッチ伝達制
動トルクTとクラッチ伝達駆動トルクT△Vとのセレ
クトハイによりクラッチ締結トルクTが演算される。
【0039】次のステップ109では、クラッチ締結ト
ルクTが、クラッチ締結トルクTを得る電磁ソレノイド
24へのソレノイド電流iに変換される。
【0040】次のステップ110では、ステップ109
で変換されたソレノイド電流iが電磁ソレノイド24に
出力される。
【0041】[非自動制動時の前後輪トルク配分制御作
用]車間距離制御OFFで自動制動が非作動である場合
は、図3のフローチャートにおいて、ステップ100→
ステップ101→ステップ102→ステップ103→ス
テップ104→ステップ105→ステップ106→ステ
ップ109→ステップ110という流れとなり、ステッ
プ106にてクラッチ締結トルクTがクラッチ伝達駆動
トルクT△Vとされ、前後輪回転速度差△Vが大きく、
横加速度Yが小さいほど後輪14,15に伝達される
駆動トルク配分比が多くし、4輪駆動側の配分比となる
ように前後輪トルク配分が制御される(通常時トルク配
分制御部に相当)。
【0042】よって、駆動輪である前輪6,7が駆動ス
リップした場合、前輪6,7へ伝達される駆動トルクの
一部が後輪14,15に配分し、前輪6,7への駆動ト
ルク配分を小さく抑えることにより、前輪6,7の駆動
スリップを抑制することができる。
【0043】また、旋回半径の小さいコーナを旋回走行
する場合、4輪駆動側の配分比であると、いわゆるタイ
トコーナブレーキング現象が発生するが、このような小
半径旋回走行の場合には、横加速度Yが大きくなるこ
とで、クラッチ伝達駆動トルクT△Vは小さな値にな
り、タイトコーナブレーキングを防止することができる
し、また、横加速度Yが小さくなる直進走行時や低μ
路旋回時等には、クラッチ伝達駆動トルクT△Vが大き
な値になり、直進走行性の向上や低μ路旋回性の向上を
図ることができる。
【0044】[自動制動時の前後輪トルク配分制御作
用]車間距離制御ONで自動制動が作動である場合は、
図3のフローチャートにおいて、ステップ100→ステ
ップ101→ステップ102→ステップ103→ステッ
プ104→ステップ105→ステップ107→ステップ
108→ステップ109→ステップ110という流れと
なり、ステップ107にてクラッチ伝達制動トルクT
が、車間距離Lと車間距離微分値dLを用いた式により
演算され、次のステップ108では、クラッチ伝達制動
トルクTとクラッチ伝達駆動トルクT△Vとのセレク
トハイによりクラッチ締結トルクTが演算され、クラッ
チ伝達制動トルクTが選択された場合、車間距離Lが
大きく、しかも、車間距離微分値dLが負でその絶対値
が大きいほど、4輪に分散する配分比となるように前後
輪への制動トルク配分比が制御される(制動トルク配分
制御部に相当)。
【0045】ここで、自動制動時とは、ACC/4WD
コントローラ16の車間距離制御部において、レーザー
レーダ17からの車間距離が設定された許容車間距離を
超えると判断されると、自動的に前輪6,7のみに制動
トルクが付与される状況をいう。この自動制動時には、
図4に示すように、第2切換弁MC2と第2ポペット式
比例弁VL2のみをONとし、第2オイルポンプOP2
のポンプモータを回転駆動させる。このポンプモータの
回転数により増圧量をコントロールするだけでなく、第
2ポペット式比例弁VL2をリニアに開閉して前輪制動
トルクをコントロールする。
【0046】すなわち、自動制動時には、前輪6,7の
一方のみに制動トルクが付与されるため、制動トルクが
付与されない後輪14,15でブレーキ液圧の増圧が可
能であり、ドライバーのブレーキペダル25に対するブ
レーキ踏み込み操作に応じたストロークが確保される
し、このブレーキ操作により制動トルクの増大をも確保
される。
【0047】さらに、上記のように、ACC/4WDコ
ントローラ16の前後輪トルク配分制御部においては、
車間距離Lが大きく、しかも、車間距離微分値dLが負
でその絶対値が大きいほど、4輪に分散する配分比とな
るように前後輪への制動トルク配分比が制御されるた
め、前輪6,7に付与される制動トルクが大きくても、
この制動トルクを後輪14,15側に配分するという4
輪分散により、前輪制動トルクが過大となることによる
ノーズダイブが抑制される。
【0048】ここで、車間距離微分値dLが正の場合に
は、自車と先行車とが離れている状況であり、その値が
大きいほど離れてゆく度合いが大きいと推定でき、ま
た、車間距離微分値dLが負の場合には、自車と先行車
とが接近している状況であり、その値が大きいほど接近
度合いが大きいと推定できる。
【0049】さらに、車間距離Lが大きいほど車速が大
きいので自動制動により大きな制動トルクを付与する必
要が生じ、車間距離微分値dLが負でその絶対値が大き
い、つまり、先行車への対象物への接近度合いが大きい
ほど自動制動により速やかに大きな制動トルクを付与す
る必要が生じる。この結果、車間距離Lが大きく、しか
も、先行車への接近度合いが大きいほど、自動制動時に
大きな制動トルクが付与されることが予測され、片輪制
動によるピッチングモーション等の車両挙動が大きくな
ると想定される。
【0050】これに対し、クラッチ伝達制動トルクT
(=a・L−b・dL)が大きいほど、言い換えると、
自動制動時に付与される制動トルクが大きいと予測され
るほど、制動トルク配分をより4輪側配分とすること
で、自動制動による制動トルク付与に先行して予め主制
動輪である前輪6,7の制動トルク配分が軽減されるこ
とになり、より適正な車両停止姿勢を得ることができ
る。
【0051】次に、効果を説明する。
【0052】(1) ACC/4WDコントローラ16の車
間距離制御部において、自動的に前輪6,7のみに制動
トルクが付与する自動制動時、ACC/4WDコントロ
ーラ16の前後輪トルク配分制御部において、先行車へ
の接近度合いが大きいと、制動トルクを4輪に分散する
前後輪トルク配分制御を行なうようにしたため、自動制
動時、ドライバーのブレーキ踏み込み操作に応じたスト
ロークと制動トルク増大を確保しながら、先行車への接
近度合いが大きいときに車両停止姿勢の適正化を図るこ
とができる。
【0053】(2)レーザーレーダ17により検出される
車間距離Lの微分値dLの正負と大きさにより、例え
ば、先行車との車間距離Lの微分値dLが負の場合に
は、自車と先行車とが接近している状況であり、その値
dLの絶対値が大きいほど接近度合いが大きいというよ
うに、先行車への接近度合いを推定するようにしたた
め、ACC/4WDコントローラ16の車間距離制御部
側に有するレーザーレーダ17により検出される先行車
との車間距離情報を利用し、先行車との車間距離Lの微
分値dLの正負と大きさにより、簡単に先行車への接近
度合いを推定することができる。
【0054】(3) 先行車との車間距離Lとその微分値d
Lにより、先行車との車間距離Lが大きく、しかも、先
行車への接近度合いが大きいほど、4輪に分散する配分
比となるようにクラッチ伝達制動トルクTが演算さ
れ、この演算されたクラッチ伝達制動トルクTに応じ
てACC/4WDコントローラ16の前後輪トルク配分
制御部では、前後輪に伝達されるトルク配分比が電子制
御により連続的に変化させる制御が行われる、つまり、
自動制動時に付与される制動トルクが大きいと予測され
るほど、制動トルク配分をより4輪側配分とされるた
め、自動制動による制動トルク付与に先行して予め主制
動輪である前輪6,7の制動トルク配分が軽減されるこ
とになり、より適正な車両停止姿勢を得ることができ
る。
【0055】(4)前後輪回転速度差△Vが大きく、横加
速度Yが小さいほど後輪14,15に伝達される駆動
トルク配分比を大きくするように演算されるクラッチ伝
達駆動トルクT△Vと、先行車との車間距離Lが大き
く、車間距離微分値dLの絶対値が大きいほど、4輪に
分散する制動トルク配分比となるように演算されるクラ
ッチ伝達制動トルクTとのセレクトハイによりクラッ
チ締結トルクTを制御するようにしたため、駆動輪スリ
ップを抑制する前後輪への駆動トルク配分制御と、車両
停止姿勢の適正化を図る前後輪への制動トルク配分制御
との両立を図ることができる。
【0056】すなわち、アクセルの踏み込み操作により
駆動輪スリップが発生している状況で、先行車との接近
により自動制動が行われた場合、駆動輪スリップの抑制
を優先してクラッチ伝達駆動トルクT△Vが得られる前
後輪トルク配分比に制御すると、クラッチ伝達駆動トル
クT△Vがクラッチ伝達制動トルクTより小さい状況
においては、車両停止姿勢の十分な適正化を図ることが
できない。逆に、車両停止姿勢の適正化を優先してクラ
ッチ伝達制動トルクTが得られる前後輪トルク配分比
に制御すると、クラッチ伝達制動トルクがクラッチ伝達
駆動トルクT△Vより小さい状況においては、駆動輪ス
リップの十分な抑制ができない。
【0057】(他の実施例)以上、第1実施例について
説明してきたが、具体的な構成については、この実施例
に限られるものではなく、請求項1〜請求項4に記載さ
れた発明に含まれるものであれば、設計変更等があって
も本発明に含まれる。
【0058】例えば、第1実施例では、前輪駆動ベース
による前後輪トルク配分制御装置の例を示したが、後輪
駆動ベースによる前後輪トルク配分制御装置や、前輪駆
動系と後輪駆動系にそれぞれ電子制御クラッチを設けて
前後輪のトルク配分を制御する装置にも適用することが
できる。さらに、前後輪のトルク配分を、前輪または後
輪のみの2輪駆動状態と、前後輪に等配分する4輪駆動
状態とをON/OFF的に切り換えるような前後輪トル
ク配分制御装置に適用することもできる。
【0059】第1実施例では、車両周囲の対象物とし
て、先行車とする例を示したが、道路上や道路周囲の構
築物等、自車の走行により相対的に接近する物であれ
ば、先行車に限られることはない。
【0060】第1実施例では、自車と車両周囲の対象物
との距離を検出する距離検出器として、レーザーレーダ
17を用いる例を示したが、光や電波や音波等の反射を
利用して距離を検出するものであれば、これに限られる
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における自動制動制御と前後輪トル
ク配分制御の総合制御装置を示す全体システム図であ
る。
【図2】第1実施例の自動制動制御と前後輪トルク配分
制御の総合制御装置の制動系を示す制動液圧回路図であ
る。
【図3】第1実施例の自動制動制御と前後輪トルク配分
制御の総合制御装置に用いられたACC/4WDコント
ローラの前後輪トルク配分制御部により実行される前後
輪トルク配分制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】第1実施例装置での自動制動時に前輪のみに制
動トルクを付与する状況を示す制動液圧回路図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 トランスミッション 3 フロントディファレンシャル 4,5 フロント側ドライブシャフト 6,7 左右の前輪 8 トランスファー 9 プロペラシャフト 10 電子制御クラッチ 11 リアディファレンシャル 12,13 リア側ドライブシャフト 14,15 左右の後輪 16 ACC/4WDコントローラ 17 レーザーレーダ(距離検出器) 18 横加速度センサ 19 アクセル開度センサ 20 左前輪速センサ 21 右前輪速センサ 22 左後輪速センサ 23 右後輪速センサ 24 電磁ソレノイド 25 ブレーキペダル 26 倍力装置 27 リザーバ 28 マスタシリンダ 29 VDC制動液圧アクチュエータ 30 左前輪側ホイールシリンダ 31 右前輪側ホイールシリンダ 32 左後輪側ホイールシリンダ 33 右後輪側ホイールシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 627 B60R 21/00 627 B60T 8/26 B60T 8/26 H Fターム(参考) 3D043 AA10 AB01 AB17 EA02 EA18 EA38 EA42 EA44 EB03 EB06 EB07 EB12 EB13 EE02 EE03 EE07 EE08 EE09 EE18 EF02 EF06 EF09 EF12 EF19 EF27 3D045 AA01 BB37 CC01 FF42 GG00 GG01 GG05 GG25 GG28 3D046 AA01 BB18 BB31 CC01 EE01 HH02 HH05 HH16 HH20 HH25 HH36 KK07 LL23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪に伝達されるトルク配分比を制御
    する前後輪トルク配分制御装置と、 車両周囲の対象物との距離を検出する距離検出器を有
    し、該距離検出器からの検出距離が許容距離を超えると
    判断されると、自動的に前輪または後輪の一方のみに制
    動トルクを付与する自動制動制御装置と、 が搭載された車両において、 前記前後輪トルク配分制御装置は、自動制動制御装置に
    よる自動制動時、対象物への接近度合いが大きいと、制
    動トルクを4輪に分散する前後輪トルク配分比が得られ
    る制御を行う制動トルク配分制御部を有する手段である
    ことを特徴とする自動制動制御と前後輪トルク配分制御
    の総合制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動制動制御と前後輪
    トルク配分制御の総合制御装置において、 前記制動トルク配分制御部は、距離検出器により検出さ
    れる対象物との距離の微分値の正負と大きさにより対象
    物への接近度合いを推定する制御部であることを特徴と
    する自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動制動制御と前後輪
    トルク配分制御の総合制御装置において、 前記前後輪トルク配分制御装置は、前後輪に伝達される
    トルク配分比を電子制御により連続的に変化させる装置
    であり、 前記制動トルク配分制御部は、距離検出器により検出さ
    れる対象物との距離とその距離の微分値により、対象物
    との距離が大きく、しかも、対象物への接近度合いが大
    きいほど、4輪に分散する配分比となるように前後輪ト
    ルク配分比を制御する制御部であることを特徴とする自
    動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の自動制
    動制御と前後輪トルク配分制御の総合制御装置におい
    て、 前記前後輪トルク配分制御装置は、前後輪回転速度差が
    大きいほど前後輪に伝達される駆動トルク配分比が4輪
    駆動側の配分比となるようにトルク配分クラッチへのク
    ラッチ伝達駆動トルクを演算する通常時トルク配分制御
    部を有し、 前記制動トルク配分制御部は、自動制動制御装置による
    自動制動時、通常時トルク配分制御部で演算されたクラ
    ッチ伝達駆動トルクと、対象物への接近度合いに応じて
    演算されたクラッチ伝達制動トルクのセレクトハイによ
    り前後輪トルク配分比を制御する制御部であることを特
    徴とする自動制動制御と前後輪トルク配分制御の総合制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110190998A1 (en) * 2008-09-26 2011-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic vehicle braking system and method
JP2017149379A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ダイハツ工業株式会社 自動ブレーキ装置

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