JP2002211625A - 飲食物容器 - Google Patents

飲食物容器

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JP2002211625A
JP2002211625A JP2001010823A JP2001010823A JP2002211625A JP 2002211625 A JP2002211625 A JP 2002211625A JP 2001010823 A JP2001010823 A JP 2001010823A JP 2001010823 A JP2001010823 A JP 2001010823A JP 2002211625 A JP2002211625 A JP 2002211625A
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Giichi Takayama
義一 高山
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D17/00Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2401/00Tamper-indicating means
    • B65D2401/05Tearable non-integral strips
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】飲食物容器の封止用シールについて、改ざんを
容易に確認できるようにする。 【解決手段】飲食物容器1、40に設けた封止用シール
8、46のうち粘着シール部材8A、46Aが一旦剥が
された後貼り戻されたとき、状態が変化する開封確認用
部材を設けることにより、使用済み飲食物容器であるこ
とを一見して確認できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲食物容器に関し、
特に改ざん対策を施したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料容器として、ビール等の酒
類、スポーツドリンクなどの清涼飲料水、コーヒーなど
の飲み物などを缶型の飲料容器に封入して販売し、購入
したユーザが飲料容器に設けた飲み口を手で空けて当該
飲み口の近傍位置に口を当てて飲み口から流出する飲料
液を飲むような構成のものが用いられている。
【0003】この缶型の飲料容器については、一度開け
た飲み口を閉じることができない不自由さがあり、かつ
飲み口に直接口を当てるために不衛生になるおそれがあ
ることから、飲料容器の上面に剥離可能なシールを設け
るような手法が提案されている(特開平9−48449
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように飲み口の周
囲にシールを貼るような構成の飲料容器によれば、一旦
開封した飲み口をシールによって覆うことができるた
め、容器内部の飲料液が飲み口からこぼれたり、口が当
たる飲み口周辺が不衛生になったりするおそれを有効に
回避できる利点があるが、その反面新しい商品のシール
を剥がした使用済み状態の製品であってもきれいに元の
状態に戻せば(以下これを改ざんと呼ぶ)、外観上あた
かも未使用の新しい製品であるかのように見える場合も
あるので、不正に使用され、その結果二次的事故が生ず
るおそれがある。
【0005】また、缶詰の容器の上部に同じようなシー
ルを設けて、一旦開封した後に、仮にシールをし直すよ
うにできれば、ユーザにとつて便利であるが、反面改ざ
んによる二次的な事故が生ずるおそれがある。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一旦シールが剥がされたときには、使用済み製品と
しての痕跡を明確に残すことにより、不正に使用される
おそれをなくすようにした飲食物容器を提案しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、容器本体2の表面に、飲み口開封
具4によって開封される飲み口蓋部7を覆うように設け
られた粘着性シール部材8Aと、この粘着性シール部材
8Aが一旦剥がされた後貼り戻されたとき、状態が変化
することにより使用済み状態であることを表す開封確認
用部材11A、11B、15、21、25、30A、3
0Bとを設けるようにする。
【0008】また容器本体41の上部を覆う封止用シー
ル46を有し、封止用シール46は、上面板部42が開
封具44によつて開封切口45に沿って開封されたとき
上面板部と一体に開封されると共に、上面板部42の周
縁を周縁折曲り部46A41によつて覆う状態になり、
その後上面板部42が開封切口45を塞ぐように戻され
たとき、周縁折曲り部46A1を容器本体41の周縁に
貼り戻すようにする。
【0009】開封確認用部材11A、11B、15、2
1、25、30A、30B、49は、粘着性シール部材
8A、46Aが一旦剥がされると、容器本体2、41の
表面に対する接着状態が変化することにより、容易に使
用済みであるとを外部から目視確認できる状態になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0011】(1)第1の実施の形態 図1において、1は全体として缶型の飲料容器を示し、
両端を閉塞した円筒状の容器本体2の上面板部3のほぼ
中央位置に飲み口開封具4が設けられている。
【0012】飲み口開封具4は、はとめ5によって飲み
口蓋部6の一端に固定され、飲み口開封具4の先端がユ
ーザの指で引き上げられたとき、はとめ5を中心として
飲み口蓋部6を下方に押し落とすことにより、当該飲み
口蓋部6を容器本体2内に折り曲げ、これにより飲み口
蓋部6の周縁に沿う形状の飲み口7を開けるように構成
されており、これにより飲み口7から容器本体2内に封
入されていた飲料液を飲み口7から流し出すことができ
るようになされている。
【0013】上面板部3の表面には、飲み口開封具4と
上面板部3との間に延在し、かつ飲み口蓋部6を覆うよ
うに封止用シール8が設けられている。
【0014】この実施の形態の場合、封止用シール8
は、上面板部3のほぼ中央位置から飲み口7側の周縁突
起部9を越えて容器本体2の側面板部10の範囲に亘っ
て設けられている。かくして封止用シール8は、円形の
上面板部3のほぼ半円形部分と、容器本体2の上側面部
10のほぼ半周部分とを覆うように設けられ、これによ
りユーザが飲料液を飲む際に口が当たる部分及びその周
辺部分を露出させないようになされている。
【0015】封止用シール8は飲み口開口具4が飲み口
蓋部6を切り取るように先端が引上げれたとき、飲み口
開口具4の押し下げ端部によって破れない程度の可撓性
をもつ透明な合成樹脂材料によって構成されており、こ
れにより飲み口開口具4が開封動作をすることにより飲
み口7を開けたとき、封止用シール8が飲み口7を覆っ
た状態のまま残るようになされている。
【0016】封止用シール8の上面板部3上の部分に
は、飲み口7を中心として扇状に2本のミシン目11A
及び11Bが切る込まれていると共に、当該ミシン目1
1A及び11Bが周縁突破部9を越えて封止用シール8
の下側縁にまでほぼ直線状に切り込まれている。
【0017】封止用シール8のミシン目11A及び11
Bによって囲まれた扇形部分の裏面には、飲み口蓋部6
と対向する部分を残して、粘着性接着材が塗布され、こ
れにより粘着シール部8Aが形成されており、その結果
封止用シール8の粘着シール部8Aを容器本体2から引
き剥がすことができると共に、その後接着材の粘着性を
利用して当該剥がした粘着シール部8Aを再度容器本体
2上に貼り戻しできるようになされている。
【0018】ここで、「粘着性」とは、封止用シール8
を容器本体2に貼り付けた状態において容器本体2から
一時的に引き剥がした後に再度容器本体2に貼り戻すこ
とができるような接着状態になる接着性を言う。
【0019】これに対して、粘着性シール部8Aの両側
に残る固着部8B1及び8B2の裏面には固着性接着材
が塗布されており、これにより固着部8B1及び8B2
は強力な接着力で容器本体2に固着されている。
【0020】ここで、「固着性」とは、封止用シール9
を容器本体2に貼り付けたとき強く接着し、この状態に
おいて一旦容器本体2から引き剥すと接着力を失うよう
な接着状態になる接着性を言う。
【0021】かくして、飲み口開封具4の開封動作によ
って飲み口7が開封された状態において、ユーザが封止
用シール8の粘着シール部8Aを上側面部10から剥が
したとき、当該粘着シール部8Aが両側のミシン目11
A及び11Bに沿って固着部8B1及び8B2から引き
ちぎられて上方に剥がされて行くことにより、飲み口7
は封止用シール8によって覆われた状態から脱して、容
器本体2の内部の飲料液が外に流れ出せるような状態に
なる。
【0022】この状態から、粘着シール部8Aを容器本
体2に押し付ければ、裏面に塗布した接着材の粘着性に
よって粘着シール部8Aを容器本体2上に貼り戻すこと
ができる。
【0023】粘着シール部8Aの側面板部10側先端に
は、半円形状のつまみ部12が突出するように設けら
れ、これによりユーザがつまみ部12を指でつまんで上
方に引き上げることにより粘着シール部8Aを容器本体
2から引き剥がすことができ、その結果粘着シール部8
Aが上端部を残して全体としてめくり上がるようになさ
れている。
【0024】以上の構成に加えて、粘着シール部8Aの
つまみ部12が突き出している境界部分には、図2に示
すように、開封確認部15が設けられており、当該開封
確認部15の裏側には、弱粘着性の接着材が塗布されて
いる。これにより粘着シール部8Aが未だ剥がされたこ
とがない初期状態にあるとき、容器本体2に対して接着
力をもっているのに対して、一旦つまみ部12によって
粘着シール部8Aが容器本体2から引き剥がされると、
その後開封確認部15を容器本体2に接着できない状態
になる。
【0025】ここで弱粘着性とは、容器本体2に接着さ
れた状態において一旦容器本体2から剥がされると、再
度容器本体2に接着できない接着状態になる接着性を言
う。
【0026】以上の構成において、飲料容器1が工場か
ら出荷された未使用状態であるとき、飲み口蓋部6が飲
み口7を閉塞していると共に、この状態の容器本体2を
ミシン目11Aおよび11Bを介して相互に接続状態に
ある粘着シール部8A及び固着部8B1及び8B2によ
って覆った状態になっている。
【0027】この状態においてユーザが飲み口開封具4
によって飲み口7を開けると共に、つまみ部12をつま
んで粘着シール部8Aをミシン目11A及び11Bに沿
って引き剥がせば、飲み口7が露出することによりユー
ザが飲み口7の近傍に口を当てて飲料液を飲むことがで
きる。
【0028】このとき、容器本体2の飲み口7の近傍
は、ユーザが飲料液を飲む直前まで、粘着シール部8A
が接着されていたことにより、不衛生にならないように
状態に維持できる。
【0029】かかる使用状態の途中で容器本体2に飲料
液が残ったまま粘着シール部8Aを貼り戻せば、内部に
残った飲料液は飲み口7を覆っている粘着シール部8A
によって外部にこぼれでるおそれがない状態に保持され
る。
【0030】しかしながら、このように一部使用状態に
なった後には、粘着シール部8Aと固着部8B1及び8
B2との境目を形成するミシン目11A及び11Bが引
きちぎられた状態になっていることにより、当該飲料容
器1が一旦は使用されたものであることを表す痕跡を明
確に残すことができる。
【0031】これと共に、一旦粘着シール部8Aを剥が
すためにつまみ部12が引き上げられると、これと一緒
に開封確認部15が容器本体2から剥がされて、その弱
粘着性のために、もはや接着できない状態になることに
より、粘着シール部8Aが一度は一部又は全部を剥がす
ような処理を受けた痕跡を明確に残すことができる。
【0032】以上の構成によれば、ミシン目11A及び
11Bが引きちぎられているとき、又は開封確認部15
が容器本体2に接着していない状態になっていることを
確認できれば、飲料容器1が一度は使用されたものであ
ることを容易に確認でき、かくして飲料容器1に対する
改ざんによる二次的な事故の発生を容易に防止できる。
【0033】(2)第2の実施の形態 図3は第2の実施の形態を示すもので、図1との対応部
分に同一符号を付して示すように、容器本体2の上面板
部3上において封止用シール8の固着部8B1及び8B
2と粘着シール部8Aとの境界に形成したミシン目11
A及び11Bの両方又は一方(この実施の形態の場合一
方のミシン目11B)上に、例えば半円形状の開封確認
部21を形成する。
【0034】この場合、開封確認部21は、図4に示す
ように、固着部8B2の裏面において、ミシン目11B
から固着部8B2側に固着性接着材を設けない、半円形
状の非固着性領域を残しておき、これを開封確認部21
とする。
【0035】以上の構成において、飲料容器1が未使用
状態にあるとき、容器本体2の上面板部3上の封止用シ
ール8の状態は、その全面が上面板部3上に平坦に接着
しているかのように見える状態にある。
【0036】すなわち、封止用シール8の固着部8B1
及び8B2は、ミシン目11A及び11Bを介して粘着
シール部8Aと一体に接続された状態において下面に塗
布された接着材によってそれぞれ対向する上面板部3上
に接着している。従って粘着シール部8Aは固着部8B
1及び8B2と一体に1枚の封止用シール8を構成して
いることにより、上面板部3上に全体として平坦に接着
された状態にある。
【0037】このとき開封確認部21は、その下面に接
着材が塗布されていないことにより、上面板部3には接
着されていないが、固着部8Bには粘着シール部8Aに
ミシン目11Bを介して接続されていることにより、固
着部8B2と同じように平坦な状態になり、これにより
見掛け上開封確認部21が固着部8B2と同じように一
体に上面板部3に接着されているかのような状態にな
る。
【0038】このような状態において、一旦粘着シール
部8Aが引き剥がされた後再度上面板部3上に貼り戻さ
れると、粘着シール部8Aがミシン目11A及び11B
の位置で引きちぎられたことにより、開封確認部21の
部分だけが上方に隆起するような状態になる。
【0039】因に、粘着シール部8Aが貼り戻されてミ
シン目11Bの境界位置において固着部8Bと平坦にな
るように処理されたとき、開封確認部21の下面には接
着材がないことにより、ミシン目11Bが引きちぎられ
たときその部分だけが無理な力を受けて変形されてその
部分だけが隆起する。これに対して開封確認部21の周
囲の固着部8B2及び粘着シール部8Aは上面板部3上
に接着されることにより隆起しない状態になる。
【0040】かくして図3及び図4の構成によれば、粘
着シール部8Aが一旦引き剥がされると、これに応じて
開封確認部21が上方に隆起したまま残ることにより、
当該一旦引き剥がされた状態を表す痕跡を残すことにな
る。
【0041】従って一旦粘着シール部8Aが引き剥がさ
れた使用済みの飲料容器1を、あたかも未使用の商品で
あるかのように改ざんしたとしても、これによる二次的
事故の発生を有効に防止できる。
【0042】(3)第3の実施の形態 図5は第3の実施の形態を示すもので、図1との対応部
分に同一符号を付して示すように、封止用シール8は、
図1の固着部8B1及び8B2、並びにミシン目11A
及び11Bに相当する部分が省略されて、粘着シール部
8Aのみによって構成されている。
【0043】粘着シール部8Aのうち、容器本体2の側
面に延長する部分の先端縁には、全体に亘って幅狭の開
封確認部25が形成され、その下面には弱粘着性の接着
材が塗布されている。
【0044】この弱粘着性の接着材は、開封確認部25
が剥がされる前の未使用状態において、容器本体2に開
封確認部25を容器本体2に接着させた状態を保持し、
この状態において開封確認部25が一旦容器本体2から
引き剥がされたときには、容器本体2には接着できない
ような状態になる。
【0045】以上の構成において、飲料容器1が未だ使
用されていない未使用状態にあるとき、封止用シール8
の粘着シール部8Aが容器本体2の上面板部3及び側面
板部10上に接着されていると共に、開封確認部25は
容器本体2の側面板部10に接着されている。
【0046】この状態において、つまみ部12を引き上
げることにより、粘着シール部8Aが容器本体2から引
き剥がされた後再度貼り戻されたとき、粘着シール部8
Aはその内面に塗布されている粘着性接着材によって容
器本体2上に接着できるのに対して、開封確認部25の
下面には弱粘着性接着材が塗布されているため、一旦引
き剥がされた後には接着力を失うことにより容器本体2
には接着され得なくなる。
【0047】以上の構成によれば、飲料容器1が一旦使
用されて粘着シール部8Aが引き剥がされた後再度接着
されたとき、開封確認部25はもはや接着され得ないこ
とにより、この開封確認部25の状態によって当該飲料
容器1が一旦使用されたものであることの痕跡を明確に
残すことができ、その結果飲料容器1に対する改ざんに
よる二次的な事故の発生を有効に防止し得る。
【0048】(4)第4の実施の形態 図6は第4の実施の形態を示すもので、図5との対応部
分に同一符号を付して示すように、封止用シール8は粘
着シール部8Aによって構成されていると共に、粘着シ
ール部8Aの左右の両側縁部に幅狭の開封確認部30A
及び30Bが形成されている。
【0049】開封確認部30A及び30Bの下面には、
弱粘着性の接着材が塗布されており、これにより飲料容
器1の未使用時においては開封確認部30A及び30B
を容器本体2に接着した状態を維持するのに対して、一
旦容器本体2から引き剥がされると、その後容器本体2
への貼り戻しができない状態になる。
【0050】この実施の形態の場合、粘着シール部8A
の先端部は、つまみ部12が設けられている先端中央部
から下方に凸状に突出し、その両側が両側縁に行くに従
って上方に切り上がるような形状に、舌状に、形成され
ており、これによりつまみ部12によって粘着シール部
8Aが上方に引き剥がされたとき、まずつまみ部12の
近傍の狭い範囲から引き剥がされて行くことにより、引
き剥がし作業の初期の操作を容易化できる。
【0051】以上の構成において、飲料容器1が未使用
状態にあるとき、封止用シール8の粘着シール部8Aが
容器本体2上に接着すると共に、その左右両側縁部に設
けられている開封確認部30A及び30Bも容器本体2
に接着した状態にある。
【0052】この状態において、つまみ部12及び粘着
シール部8Aが一旦引き剥がされた後貼り戻された状態
になると、粘着シール部8Aの両側縁にある開封確認部
30A及び30Bは貼り戻されなくなることにより、当
該飲料容器1が使用済みであることを一見して確認する
ことができ、その結果飲料容器1に対する改ざんの有無
を容易に確認し得る。
【0053】(5)第5の実施の形態 図7は第5の実施の形態を示すもので、図1との対応部
分に同一符号を付して示すように、図1の固着部8B1
及び8B2と比較して幅狭の固着部35A及び35Bを
粘着シール部材8Aの両側に設ける。
【0054】すなわち固着部35A及び35Bは、粘着
シール部8Aの左右両側縁に設けられたミシン目11A
及び11Bの外側にこれに沿って、幅狭に、帯状に、形
成され、その下面に固着性接着材が塗布されている。
【0055】以上の構成において、飲料容器1の使用時
に粘着シール部8Aが上方に引き剥がされたとき、粘着
シール部8Aはミシン目11A及び11Bが引き剥がし
力によって引きちぎられることにより、固着部35A及
び35Bを容器本体2に固着させた状態で粘着シール部
8Aだけが上方に引き剥がされる。
【0056】この状態において、粘着シール部8Aが固
着部35A及び35Bに隣接する位置に貼り戻される
と、その下面に塗布された接着材の粘着力によって容器
本体2上に接着保持された状態になる。
【0057】このときミシン目11A及び11Bは使用
時に引きちぎられることにより、残っていない(著しく
変形している)ので、当該飲料容器1が使用済みである
ことの痕跡を明確に残すことができ、これにより改ざん
による二次的事故が発生するおそれを有効に回避でき
る。
【0058】(6)第6の実施の形態 図8は第6の実施の形態を示すもので、図1との対応部
分に同一符号を付して示すように、粘着シール部8A
X、固着部8B1X及び8B2X、及びミシン目11A
X及び11BXの形状及び大きさが図1の場合と比較し
て変更されている。
【0059】図8の場合、封止用シール8Xは飲み口7
の外側位置において当該飲み口7の外周縁の形状と似た
形状をもつと共に、容器本体2の上面板部3及び周辺突
起部9上に延長するように付着されている。
【0060】この実施の形態の場合、飲み口7の外周縁
はほぼ楕円形に形成され、これに応じて飲み口7を覆う
ように楕円形状に形成されている。
【0061】これに応じて粘着シール部8AXの外側
に、楕円形状のミシン目11AX及び11BXを介し
て、幅狭に、かつ楕円形状に、帯状に、固着部8B1X
及び8B2Xが形成されている。
【0062】かくして図8の場合、図1の場合のように
容器本体2の側面板部10上には封止用シール8Xを延
長させることなく、粘着シール8AXの周辺突起部9の
位置につまみ12が設けられいる。
【0063】以上の構成において飲料容器1の使用時
に、つまみ12が上方に引き上げられることにより粘着
シール部8AXが引きはがされたとき、粘着シール部8
AXは楕円形ミシン目11AX及び11BXに沿って引
きちぎられることにより、固着部8B1X及び8B2X
を容器本体2の上面板部3に固着させた状態で飲み口7
の露出させた状態になる。
【0064】この状態において粘着シール8AXが固着
部8B1X及び8B2Xの隣接する位置に貼り戻される
と、その下面に塗布された接着材の粘着力によって容器
本体2上に接着された状態になる。
【0065】このときミシン目11A及び11Bは使用
時に引きちぎられることによって残っていないので当該
飲料容器1が使用済みであることを明確に確認でき、こ
れにより改ざんによる2次的事故が発生するおそれを有
効に回避できる。
【0066】これと共に、この実施の形態によれば、封
止用シール8AXを必要最小限の大きさに限定できるこ
とにより、使用材料の低減化及び加工の簡易化を実現で
きる。
【0067】(7)第7の実施の形態 図9及び図10は、缶詰容器40について封止用シール
46を用いた第7の実施の形態を示すもので、缶詰容器
40の容器本体41は、その上面板部42にはとめ43
によって開封具44の一端が固定され、開封具44の他
端が上方に持ち上げれたとき上面板部42の周縁部に形
成されている開封切り口45において上面板部42が容
器本体41から切り取られて行くことにより、缶詰容器
40を開封できるように構成されている。
【0068】容器本体41の上面板部42と開封具44
との間には封止用シール46が設けられ、封止用シール
46によって容器本体41の上端部を全体として覆うよ
うに構成されている。
【0069】封止用シール46は、下面に粘着性接着材
が塗布されている透明で可撓性のある合成樹脂材料で構
成されている粘着シール部46Aを有し、粘着シール部
46Aは円形の上面板部42とその周囲を取り囲む周縁
突起部47を越えて側面板部48の上端部を周縁折曲り
部46A1によって覆うように接着されている。
【0070】容器本体41の側面板部48上において、
粘着シール46Aが、周縁突起部47から少し下方に至
る位置まで延長し、その下端縁にミシン目49を介して
円環帯状の固着部46Bが設けられている。
【0071】また、図9に示すように容器本体41の側
面板部48上において、開封具44が設けられている前
面部分について、粘着シール部46Aが固着部46Bを
下方に横切るように突出する突出部46A2が設けら
れ、その下端縁につまみ50が設けられている。
【0072】さらに、図10に示すように、容器本体4
1の側面板部48上において、粘着シール部46Aの、
開封具44の配設位置とは反対側の、後方縁部46A3
については、ミシン目49を介さず直接境界線51を介
して固着部46Bに連接する構成を有する。
【0073】以上の構成において、ユーザが開封具44
の先端部を上方に引き上げる操作をすることにより、上
面板部42のはとめ43を下方に押し下げることによ
り、開封切り口45を開封して行く。
【0074】このときユーザがこの操作と同時につまみ
50を上方に引き上げることにより突出部46A2と共
に粘着シール部46Aをミシン目49に沿って固着部4
6Bから引きちぎって行く。
【0075】かくして、上面板部42が開封切り口45
を全体として開封したとき、粘着シール46Aはその粘
着力によって上面板部42を接着したまま当該上面板部
42と一緒に後方にめくり上げられる。
【0076】ところが粘着シール部46Aのうち後方部
分において(図10)、境界線51を介して固着部46
Bに連接している後方縁部46A3にはミシン目がない
ので引きちぎられずに、に着部46Bと接続した状態を
維持するので、粘着シール部46Aは開封された上面板
部42を接着保持したまま後方に開けられる。
【0077】かくして缶詰容器40は開封され、容器本
体41に詰め込まれている内容物が開封切り口45から
外部に取り出される。
【0078】この開封状態において、上面板部42を接
着保持している粘着シール部46Aは、開封前において
側縁板部48に接着していた周縁折曲り部46A1がミ
シン目49から引きちぎられる際に、上面板部42の周
縁切り口を覆うように折れ曲がっていることにより、上
面板部42の周縁にある切り口によってユーザが怪我を
するようなおそれを有効に防止し得る。
【0079】このようにして一時的に開封した缶詰容器
40について、例えば一部の内容物を容器本体41に残
した状態で再度封止する場合には、上面板部42を開封
切り口45の位置に戻して粘着シール部46Aの周縁折
曲り部46A1を容器本体41の上端側面に貼り戻すよ
うな操作をする。
【0080】このとき、粘着シール部46Aの裏面に
は、粘着性接着剤が塗布されていることにより、周縁折
れ曲り部46A1はその先端を固着部46Bに突き合わ
せ状態に貼り戻すことができ、かくして容器本体41の
内部に残っている内容物を外部の空間からシールし直す
ことができる。
【0081】その結果、内容物の水分が蒸発したり、匂
いが放出したり、これとは逆に容器本体41の内部に外
部の空間から異物が混入するようなおそれを防止でき
る。
【0082】かくするにつき、ユーザが一旦上面板部4
2を開封したとき、これと共に封止用シール46がミシ
ン目49を境として固着部46Bから引きちぎられるこ
とにより、再度上面板部42を元に戻して粘着シール4
6Aを固着部46Bに突き合わせるように丁寧に貼り戻
したとしても、ミシン目49が引きちぎられた状態のま
ま残ることにより、一見して改ざん作業がなされたこと
を確実に見つけることができ、その結果2次的事故の発
生を防ぐことができる。
【0083】(8)他の実施の形態 (8−1)図3及び図4の第2の実施の形態において
は、開封確認部21の形状として半円形状のものを用い
た場合について述べたが、その形状は半円形に限らず種
々の形状に変形でき、要は一見して引き剥がした痕跡を
確認し易い形状であれば良い。
【0084】(8−2)上述の第1ないし第6の実施の
形態において、粘着シール部8Aのうち上面板部3の飲
み口蓋部6に対応する部分には接着材を塗布しないよう
した場合について述べたが、これに代え、粘着性又は弱
粘着性を有する接着剤を塗布するようにしても良い。
【0085】この場合飲み口開封具4を引き起こして飲
み口蓋部6を下方に落とし込むことにより粘着シール部
8Aが引き剥がされる際に、粘着シール部8Aが一時的
に容器本体2内に引き込むような状態になるが、粘着シ
ール部8Aの材質として、当該引き込み力に耐え得るよ
うな可撓性及び強度を有するようなものを用いれば粘着
シール部8Aが破れることはない。
【0086】また、開封具4によって飲み口蓋部を開封
した後元に戻すような形式の飲料容器1については、当
該飲み口蓋部6を一旦開封した後元に戻すように構成さ
れている場合に、当該元の位置に戻った飲み口蓋部6を
封止用シール8、8Xによって再度封止するようにでき
る。
【0087】(8−3)上述の第1ないし第6の実施の
形態においては、粘着シール部8Aを透明の合成樹脂材
料で構成した場合について述べたが、これに代え、不透
明の合成樹脂材料を用いても良い。このとき飲み口蓋部
6の部分だけを透明にして、飲み口開口具4を動作させ
たときに当該飲み口蓋部6が下方に落ち込む状態を確認
できるようにしても良い。
【0088】(8−4)上述の第1の実施の形態におけ
る開口確認部15、第3の実施の形態における開口確認
部25及び第4の実施の形態における開口確認部30A
及び30Bについて、その下面に弱粘着性接着材を塗布
することにより、一旦容器本体2から引き離した後には
接着できない状態を得るようにした場合について述べた
が、これに代え、粘着力をもつ接着材を塗布すると共
に、一度引き離したら模様や文字が生ずるような改ざん
防止用シール部材(例えば日本国のリンテツク社製の改
ざん防止「SuperStik」(商品名)又は米国の
3MCo.の改ざん防止用シールなど)を使用するよう
にしても良く、このようにすれば開封確認部25又は3
0A及び30Bに文字や模様が生じているときには、当
該飲料容器1が使用済みのもの、又は改ざんしたもので
あることを一見して確認するようにできる。
【0089】因に、この種の改ざん防止用シール部材
は、シート基材の裏面に、模様又は文字部分を形成する
ように接着材を塗布し、シート基材が容器本体2から引
き剥されたとき、文字部分が容器本体2に残留すること
により模様又は文字がシート基材の外側から見えるよう
になる。
【0090】上述においては、開口確認部に改ざん防止
用シール部材を用いたが、この改ざん防止用シール部材
を粘着シール部8A、8AX、46として用いるように
しても、同様の効果を得ることができる。
【0091】(8−5)第1、第2、第5、第6及び第
7の実施の形態においては、直線状ミシン目11A及び
11Bによって粘着シール部8Aを固着部8B1及び8
B2、35A及び35Bから切り離すことができるよう
に連接した場合について述べたが、当該連接手段として
は、ミシン目の代わりに肉厚を薄くしたー直線状切断溝
を形成したり、ジクザグ状のミシン目又は切断溝を形成
するようにしてもミシン目と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0092】切断溝としては、例えば肉厚0.5〔mm〕
のシールについて、肉厚0.2〔mm〕の溝線を形成する
ようにできる。
【0093】(8−6)上述の実施の形態においては、
容器本体2、41と開封具4、44との間に封止用シー
ル8、46を設けるようにした場合について述べたが、
これに代え、封止用シール8、46を開封具4、44の
上側に被せるように容器本体2、41に付着させるよう
にしても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0094】(8−7)上述の実施の形態においては、
封止用シール8、46を引き剥がす手段として、つまみ
部12、50を設けるようにしたが、このつまみ部1
2、50を省略しても良い。
【0095】この場合、ユーザが封止用シール8、46
の縁部の一部をつまんで容器本体2、41から引きはが
すようにすれば良い。
【0096】(8−8)第2の実施の形態の場合は、裏
面の接着剤が付着されていない開封確認部21を1つだ
け設けた場合について述べたが、ミシン目に沿って複数
箇所設けるようにしても上述の場合と同様の効果を得る
ことができる。
【0097】(8−9)第3及び第4の実施の形態の場
合、開封確認部25、30A、30Bを粘着シール部8
Aの一部に設けた場合について述べたが、これに代え、
周囲全面に設けたり、図4の開封確認部21の代りに設
けるようにしても良い。
【0098】(8−10)第1ないし第5の実施の形態
においては、封止用シール8を容器本体2の上面板部3
の一部(ほぼ半円形の範囲)に設けた場合について述べ
たが、これに代え、封止用シール8を上面板部3の全体
を覆うように設けるようにしても良い。
【0099】(8−11)第6の実施の形態(図8)に
おいては、粘着シール部8AX及び固着部8B1X、8
B2Xを上面板部3上に設け、その外方先端に周縁突起
部9から外方に突出するようにつまみ部12を設けた場
合について述べたが、図11に示すように、粘着シール
部8AX及び固着部8B1X、8B2Xとして、周縁突
起部9を越えて容器本体2の側面板部10にまで延長す
る延長部8AX1、8B1X1、8B2X1を設け、延
長部8AX1の先端につまみ部2を設けるようにしても
良い。
【0100】このようにすれば、図6の場合と同様の効
果を得ることができると共に、飲み口7の近傍において
ユーザが口を着ける部分を延長部8AX1によって衛生
的な状態に保持できる。
【0101】(8−12)第7の実施の形態(図9、図
10)においては、容器本体41の周縁突起部47を覆
うように設けた周縁折曲り部46A1の先端にミシン目
49を介して固着部46Bを設けた場合について述べた
が、ミシン目49及び固着部46Bを省略し、これに代
え、裏面に弱粘着性接着剤を塗布してなる開封確認部を
周縁突起部47の周囲に沿って設けるようにしても良
い。
【0102】このようにすれは、封止用シール46が一
旦開封された後粘着シール部46Aが再度貼り戻された
としても、その周囲にある開封確認部が容器本体41に
接着できない状態になっているので、これにより一見し
て改ざん作業がされたことを見分けることができる。
【0103】(8−13)第1、第2、第5、第6及び
第7の実施の形態において、粘着シール部8A、46A
及び固着部35A、35B、46Bとの境界位置にある
ミシン目11A、11B、49を一線状に形成した場合
について述べたが、その形状は一線状に限らず、例えば
鋸歯状波のようにギザギザにするようにしても良い。
【0104】かくして、固着部35A及び35Bの幅が
狭くとも、改ざん作業がされたとき、粘着シール部8A
の縁に特徴のある模様が残ることにより、当該改ざん作
業が行われたことを一見して確認することができる。
【0105】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、飲料容器
の飲み口又は缶詰容器の開封切り口を覆うように設けた
封止用シールを、一度でも剥がしたときには、これらの
飲食物容器に明確な痕跡を残すような開封確認用部材を
設けるようにしたことにより、飲食物容器に対する不正
な改ざん作業による2次的な事故の発生を容易に予防し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態による飲料容器
を示す斜視図である。
【図2】図1の粘着シール部に付された開封確認部を示
す部分的拡大正面図である。
【図3】本発明による飲料容器の第2の実施の形態を示
す平面図である。
【図4】図3の開封確認部を示す部分的拡大平面図であ
る。
【図5】本発明による飲料容器の第3の実施の形態を示
す斜視図である。
【図6】本発明による飲料容器の第4の実施の形態を示
す斜視図である。
【図7】本発明による飲料容器の第5の実施の形態を示
す平面図である。
【図8】本発明による飲料容器の第6の実施の形態を示
す斜視図である。
【図9】本発明による缶詰容器の第7の実施の形態を示
す斜視図である。
【図10】図9の缶詰容器を背面から見た状態を示す斜
視図である。
【図11】図8の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……飲料容器、2……容器本体、3……上面板部、4
……飲み口開封具、5……はとめ、6……飲み口蓋部、
7……飲み口、8……封止用シール、8A、8AX、4
6A……粘着シール部、8B1、8B2、30A、30
B……固着部、8AX1、8B1X1、8B2X1……
延長部、9……周縁突起部、10……側面板部、11
A、11B……ミシン目、12……つまみ部、15、2
1、25、30A、30B……開封確認部、40……缶
詰容器、41……容器本体、42……上面板部、43…
…はとめ、44……開封具、45……開封切り口、46
……封止用シール、46A……粘着シール部、46B…
…固着部、46A1……周縁折曲り部、47……周縁突
起部、48……側面板部、49……ミシン目、51……
境界線。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月16日(2001.10.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】封止用シール8の上面板部3上の部分に
は、飲み口7を中心として扇状に2本のミシン目11A
及び11Bが切り込まれていると共に、当該ミシン目1
1A及び11Bが周縁突破部9を越えて封止用シール8
の下側縁にまでほぼ直線状に切り込まれている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】このとき、容器本体2の飲み口7の近傍
は、ユーザが飲料液を飲む直前まで、粘着シール部8A
が接着されていたことにより、不衛生にならないような
状態に維持できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】(8−3)上述の第1ないし第6の実施の
形態(又は第7の実施の形態)においては、粘着シール
部8Aを透明の合成樹脂材料で構成した場合について述
べたが、これに代え、不透明の合成樹脂材料を用いても
良い。このとき飲み口蓋部6の部分だけを透明にして、
飲み口開口具4を動作させたときに当該飲み口蓋部6が
下方に落ち込む状態を確認できるようにしても良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】因に、この種の改ざん防止用シール部材
は、シール基材の裏面に、模様又は文字部分を形成する
ように接着材を塗布し、シール基材が容器本体2から引
き剥されたとき、文字部分が容器本体2に残留すること
により模様又は文字がシール基材の外側から見えるよう
になる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の表面に、飲み口開封具によって
    開封される飲み口蓋部を覆うように設けられた粘着性シ
    ール部材と、上記粘着性シール部材が一旦剥がされた後
    貼り戻されたとき、状態が変化することにより使用済み
    状態であることを表す開封確認用部材とを具えることを
    特徴とする飲料容器。
  2. 【請求項2】上記容器本体は上面板部に上記飲み口蓋部
    を有する缶構造を有し、上記飲み口蓋部上に粘着性接着
    材によって貼りつけられた上記粘着性シール部材の周縁
    をミシン目をもつ開封確認用部材を介して固着シール部
    材に連接し、上記粘着性シール部材がはがされたとき、
    上記ミシン目が引きちぎられることにより、上記使用済
    み状態を表すことを特徴とする請求項1に記載の飲料容
    器。
  3. 【請求項3】上記粘着性シール部材の一側縁に設けら
    れ、上記粘着性シール部材が剥がされる前において上記
    容器本体の表面に接着した状態にあり、その後上記粘着
    性シール部材が剥がされたとき当該粘着性シール部材と
    一緒に剥がされ、その後上記粘着性シール部材が貼り戻
    されたとき上記容器本体には接着できない弱粘着性の開
    封確認用部材を具えることを特徴とする請求項1に記載
    の飲料容器。
  4. 【請求項4】上記ミシン目に接した位置であって、上記
    固着シール部材の一部の下面に、当該固着シール部材を
    上記容器本体に接着させるための接着材が存在しない開
    封確認部を具えることを特徴とする請求項2に記載の飲
    料容器。
  5. 【請求項5】容器本体の上部を覆う封止用シールを有
    し、上記封止用シールは、上面板部が開封具によつて開
    封切口に沿って開封されたとき上記上面板部と一体に開
    封されると共に、上記上面板部の周縁を周縁折曲り部に
    よつて覆う状態になり、その後上記上面板部が上記開封
    切口部を塞ぐように戻されたとき、上記周縁折曲り部を
    上記容器本体の周縁突起部に貼り戻すことを特徴とする
    缶詰容器。
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