JP2002205817A - 集積装置および仕分装置 - Google Patents

集積装置および仕分装置

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JP2002205817A JP2000361624A JP2000361624A JP2002205817A JP 2002205817 A JP2002205817 A JP 2002205817A JP 2000361624 A JP2000361624 A JP 2000361624A JP 2000361624 A JP2000361624 A JP 2000361624A JP 2002205817 A JP2002205817 A JP 2002205817A
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徹 江川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状の異なる物品Aを混在状態で集積でき、
物品Aの集積量を多くできる集積装置17を提供する。 【解決手段】 導入部31で物品Aを導き、物品Aをその
姿勢が起立姿勢に向けて変換された状態で受入部43に受
け入れる。押動手段44が受入部43に対して進退し、後退
時に導入部31から導かれる物品Aを受入部43に受け入
れ、進出時に受入部43から集積部40に物品Aを押動す
る。集積部40では、押動手段44で受入部43から押動され
る物品Aを起立姿勢で集積する。集積部40に形状の異な
る物品Aを混在状態で集積でき、集積部40の物品Aの集
積量を多くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を集積する集
積装置およびこの集積装置を用いた仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ビデオテープ、カセット
テープ、コンパクトディスクのアルバム(12cmタイ
プ)、コンパクトディスクのシングル(8cmタイ
プ)、デジタルビデオディスクなどの各種メディアのパ
ッケージで、厚みが薄い物品を仕分ける場合、仕分装置
により厚み方向が上方に向く横倒姿勢で物品を搬送しな
がら所定の仕分位置で仕分けし、仕分位置で仕分けられ
た物品を集積装置で集積している。
【0003】集積装置は、シュートおよびこのシュート
の端部に配設される集積箱を有し、仕分けられてくる物
品をシュートに受け入れ、このシュートにより厚み方向
が上方に向く横倒姿勢で物品をシュートの端部へ向けて
導き、シュートの端部から物品を横倒姿勢のまま集積箱
内に落とし込み、集積箱内で物品を平積みする状態に上
下方向に集積している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集積装置では、シュートにより厚み方向が上方に向く横
倒姿勢で導かれる物品をシュートの端部から横倒姿勢の
まま集積箱内に落とし込み、集積箱内で物品を平積みす
る状態に上下方向に集積するので、集積箱の形状を物品
の形状に合わせなければ、正常に集積されず、つまり同
一形状の物品しか取り扱えず、さらに、シュートを滑る
物品の速度が遅ければ、物品が集積箱内に縦に落ち、正
常に集積されず、さらに、物品が連なって集積箱に落下
すれば、集積される順番が入れ替わることがあるなどの
問題がある。
【0005】また、物品の集積量は箱の深さによって決
まるが、集積量を確保するために箱を深くすると、シュ
ートの端部と箱の底面との落差が大きくなって物品が損
傷したり物品が落下する間に姿勢が変化して正常に集積
されなくなるため、箱の深さを深くできず、物品の集積
量を多くできない問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、形状の異なる物品が混在した状態でも正常に集積
できるとともに導かれる順番どおりに物品を正常に集積
でき、物品の集積量を多くできる集積装置、およびこの
集積装置を用いた仕分装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の集積装置
は、物品を導く導入部と、この導入部で導かれる物品を
その姿勢が起立姿勢に向けて変換された状態で受け入れ
る受入部と、この受入部に対して進退し、後退時に前記
導入部から受入部への物品の進入を許容するとともに、
進出時に受入部から物品を押動する押動手段と、この押
動手段で受入部から押動される物品を起立姿勢で集積す
る集積部とを具備しているものである。
【0008】そして、受入部に対して進退する押動手段
の後退時に、導入部から受入部への物品の進入を許容し
て、導入部で導かれる物品をその姿勢が起立姿勢に向け
て変換された状態で受入部に受け入れ、押動手段の進出
時に、受入部に受け入れられた物品を押動して集積部に
起立姿勢で集積させるので、その押動方向の幅を含めて
形状の異なる物品が混在していても、押動手段の進退に
より、それら物品を集積部に送り込んで正常に集積可能
とするとともに、導入部で導かれる順番どおりに物品を
集積部に送り込んで正常に集積可能とし、しかも、物品
を上下方向に集積する場合のような落差による集積量の
制限がなく、物品の集積量を多くすることが可能とな
る。
【0009】請求項2記載の集積装置は、請求項1記載
の集積装置において、集積部は、進出状態の押動手段と
の間で集積部に集積される物品を保持するとともに、押
動手段により集積部に押動される物品と一緒にその物品
の押動方向の幅に応じた距離だけ押動される保持体を備
えているものである。
【0010】そして、集積部は、進出状態の押動手段と
の間で集積部に集積される物品を保持するとともに、押
動手段により集積部に押動される物品と一緒にその物品
の押動方向の幅に応じた距離だけ押動される保持体を備
えるので、その押動方向の幅を含めて形状の異なる物品
が混在していても、それら物品を混在状態で集積可能と
なる。
【0011】請求項3記載の集積装置は、請求項2記載
の集積装置において、集積部は、保持体および物品が移
動可能に載置されるテーブルを備えているものである。
【0012】そして、保持体を、集積部のテーブル上に
移動可能に載置するだけの簡単な構成で、進出状態の押
動手段との間で集積部に集積される物品を確実に保持可
能となるとともに、押動手段による物品の押動時にその
物品の押動方向の幅に応じた距離だけ保持体を移動可能
となる。
【0013】請求項4記載の集積装置は、請求項2また
は3記載の集積装置において、受入部は、導入部の端部
と集積部の保持体および集積部に集積された物品のいず
れかとの間で構成され、導入部で導かれる物品の先端側
を集積部の保持体および集積部に集積された物品のいず
れかとの接触で規制し、物品の姿勢を起立姿勢に向けて
変換させるものである。
【0014】そして、受入部を、導入部の端部と集積部
の保持体および集積部に集積された物品のいずれかとの
間で構成し、導入部で導かれる物品の先端側を集積部の
保持体および集積部に集積された物品のいずれかとの接
触で規制することにより、物品の姿勢を起立姿勢に向け
て変換可能となる。
【0015】請求項5記載の集積装置は、請求項1ない
し4いずれか記載の集積装置において、押動手段は、進
出時に受入部の物品を起立させて集積部に押動するもの
である。
【0016】そして、押動手段の進出時に、受入部に受
け入れられた物品の姿勢が起立状態に向けた途中姿勢に
あっても、その物品を確実に起立させて集積部に起立状
態で集積可能となる。
【0017】請求項6記載の集積装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の集積装置において、導入部で導かれ
る物品を検知する導入部側検知部を有し、押動手段は、
受入部に進出する進出位置を待機位置とし、前記導入部
側検知部による物品の検知により、受入部から予め退避
して受入部への物品の受け入れを許容するとともに、受
入部に進出して受入部に受け入れた物品を集積部に押動
するものである。
【0018】そして、押動手段は受入部に進出する進出
位置を待機位置とし、導入部で導かれる物品を導入部側
検知部で検知することにより、押動手段が受入部から予
め退避させて物品の受け入れを許容し、受入部に受け入
れた物品を集積部に押動するので、導入部で導かれる物
品を受入部に直接受け入れて迅速に集積部に押動可能と
し、集積能力が向上する。
【0019】請求項7記載の集積装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の集積装置において、受入部に進出す
る押動手段上に導かれた物品を検知する受入部側検知部
を有し、押動手段は、受入部に進出する進出位置を待機
位置とし、前記受入部側検知部による物品の検知によ
り、受入部から退避して受入部に物品を受け入れるとと
もに、受入部に進出して受入部に受け入れた物品を集積
部に押動するものである。
【0020】そして、押動手段は受入部に進出する進出
位置を待機位置とし、この押動手段上に導入部で物品が
導かれて、その物品を受入部側検知部で検知してから、
押動手段が受入部から退避し、受入部に物品を受け入れ
て集積部に押動することにより、導入部から押動手段上
に物品が導かれるまでは、押動手段が受入部に進出して
いて集積部に集積された物品を押えているとともに、押
動手段が受入部から待機したときでも押動手段上に導か
れていた物品で集積部に集積された物品を押えるので、
集積部に集積された物品が受入部側に倒れるのを最小限
に抑え、これにより、導入部から受入部に導かれてくる
物品が確実に集積される。
【0021】請求項8記載の集積装置は、請求項7記載
の集積装置において、押動手段は、受入部に進出する進
出位置で導入部から導かれる物品の受入部への受け入れ
を規制する規制面が形成されるとともに受入部に受け入
れた物品に接触して押動する押動面が形成された押動
部、およびこの押動部を受入部に対して進退させる駆動
部を有しているものである。
【0022】そして、押動手段の押動部の規制面により
導入部から導かれる物品の受入部への受け入れが確実に
規制されるとともに、押動部の押動面により受入部に受
け入れた物品が確実に押動され、導入部から受入部に導
かれてくる物品が確実に集積される。
【0023】請求項9記載の仕分装置は、物品を搬送す
る搬送部と、この搬送部で搬送される物品を仕分ける仕
分部と、この仕分部で仕分けられた物品を集積する請求
項1ないし8いずれか記載の集積装置とを具備している
ものである。
【0024】そして、搬送部で搬送される物品を仕分部
で仕分け、この仕分部で仕分けられた物品を請求項1な
いし8いずれか記載の集積装置で集積するので、形状の
異なる物品を同時に取り扱って仕分けられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0026】図3および図4に、例えば、ビデオテー
プ、カセットテープ、コンパクトディスクのアルバム
(12cmタイプ)、コンパクトディスクのシングル
(8cmタイプ)、デジタルビデオディスクなどの各種
メディアのパッケージで、長さおよび幅に比べて厚みが
薄い物品Aを仕分ける仕分装置11を示す。
【0027】仕分装置11は、基台12を有し、この基台12
上に物品Aを搬送する搬送部としてのベルトコンベヤ13
が配設されている。ベルトコンベヤ13は、無端状のベル
ト14、このベルト14を回転駆動する図示しない駆動機
構、ベルト14の物品Aを載せるベルト部分の下面を支え
るベルトガイド板15などを有している。そして、ベルト
コンベヤ13では、搬送方向Fの上流側において、ベルト
14上に物品Aが厚み方向を上方へ向く横倒姿勢で1つず
つ載置されるとともに搬送方向Fに間隔をあけて載置さ
れ、これら載置された物品を搬送する。
【0028】ベルトコンベヤ13上には、搬送方向Fに沿
って物品Aを仕分ける複数の仕分位置が並列に設定さ
れ、各仕分位置には、ベルトコンベヤ13の上方で搬送方
向Fに対して直交する両側方のいずれにも物品Aを仕分
可能とする仕分部としての仕分ユニット16、ベルトコン
ベヤ13の両側で仕分ユニット16で各側方に仕分けられた
物品Aを集積する集積装置17がそれぞれ配設されてい
る。
【0029】各仕分ユニット16は、ベルトコンベヤ13の
上方に架設されるフレーム18を有し、このフレーム18の
両側に回転軸19,20によって対のスプロケット21,22が
回転自在に軸支され、これら両側の対のスプロケット2
1,22間に対の無端状のチェーン23が張設され、これら
チェーン23の周囲から突出する複数の仕分板24がベルト
14の幅と同程度の間隔をもって等間隔に取り付けられて
いる。一方の回転軸19には回転駆動するモータ25が連結
される。そして、モータ25の駆動でチェーン23が回転
し、仕分板24でベルト14上に載っている横倒姿勢の物品
Aを一側または他側の集積装置17に対して送り出す。
【0030】また、各集積装置17は、図1ないし図4に
示すように、ベルト14上から仕分けられて送り出される
横倒姿勢の物品Aを受け入れて側方へ導く導入部として
のシュート31を有し、このシュート31は、平板状で側方
に向けて下降傾斜する傾斜板32、および上面に複数のコ
ロ33を回転自在に配列して側方へ向けて下降傾斜するコ
ロシュート34を有し、物品Aが横倒姿勢のまま傾斜板32
上およびコロシュート34上を滑り落ちて側方へ導かれる
とともにシュート31の端部35から放出される。
【0031】シュート31上には、搬送方向Fの上流側お
よび下流側で、ベルト14上から仕分けられた物品Aをシ
ュート31に沿ってガイドするガイド板36,37が配設され
ている。
【0032】シュート31の端部35の下方には、端部35よ
り下方に離反してテーブル38が配設されている。このテ
ーブル38は、例えば摩擦抵抗の少ない金属製で平板状に
形成され、テーブル台39の上面に略水平に配設されてい
る。
【0033】テーブル38上には、ガイド板36,37が延設
され、これらガイド板36,37間に、シュート31の端部35
に対向する方向に沿って複数の物品Aを起立姿勢で横方
向である略水平方向に集積する集積部40が形成されてい
る。集積部40の集積方向の外端部には、ストッパ41がテ
ーブル38から突設されている。
【0034】集積部40には保持体42が集積方向に沿って
移動可能に載置されている。この保持体42は、角柱状に
形成され、シュート31を滑り落ちる物品Aが当接した場
合でもテーブル38との摩擦で動かない程度の質量を有し
ている。
【0035】シュート31の端部35と集積部40に配置され
た保持体42または集積部40に集積された物品Aとの間
に、シュート31で導かれる物品Aの先端側が保持体42の
側面または集積部40に集積された物品Aの側面に接触し
てその先端側からテーブル38上に落下する受入部43が形
成されている。この受入部43では、シュート31上で横倒
姿勢にあった物品Aの姿勢が集積部40に集積される起立
姿勢に向けて変換される。
【0036】シュート31の端部35とテーブル38との間に
は、受入部43に受け入れられた物品Aを集積部40に向け
て押動する押動手段44が配設されている。この押動手段
44は、集積部40に対向して受入部43に対して進退可能に
配置される押動部45、およびこの押動部45を受入部43に
進出する進出位置と受入部43からシュート31の下方へ退
避する退避位置とに進退移動させる駆動部46を有してい
る。そして、押動部45が受入部43に進出した進出位置で
受入部43が閉じられ、受入部43から退避した退避位置で
受入部43が開けられる。
【0037】押動部45は、上方に臨む規制面47、および
集積部40に対向して受入部43に受け入れた物品Aに接触
して集積部40に押動する押動面48を有する断面略L字形
に形成されている。駆動部46は、例えばシリンダで、シ
リンダ本体49がテーブル38上に固定され、シリンダ本体
49から進退されるロッド50の先端に押動部45が取り付け
られている。
【0038】シュート31の端部35の上方付近にはシュー
ト31上を滑り落ちる物品Aを検知する導入部側検知部と
してのシュート側検知部51が配設され、集積部40の外端
近傍には集積部40に集積された物品Aの満杯を検知する
満杯検知部52が配設されている。これらシュート側検知
部51および満杯検知部52は、例えば透光状態で非検知お
よび遮光状態で検知する光センサなどで構成されてい
る。
【0039】そして、押動手段44は、押動部45を受入部
43に進出させた進出位置を待機位置とし、シュート側検
知部51による物品Aの検知により、その物品Aが受入部
43に進入する前に押動部45を受入部43から予め退避位置
に退避させてシュート31から受入部43への物品Aの受け
入れを許容し、シュート側検知部51による物品Aの検知
から所定時間経過後、つまりシュート31から受入部43に
物品Aが確実に受け入れられるタイミングで、押動部45
を進出させて受入部43に受け入れられた物品Aを集積部
40に押動するように制御される。
【0040】次に、集積装置17による集積動作について
説明する。
【0041】図1(a)に示すように、物品Aを集積部40
に集積する前の待機状態では、押動手段44の押動部45が
受入部43に進出した進出位置つまり待機位置に位置し、
この押動部45の押動面48に当接するように集積部40の最
前部に保持体42が配置される。このとき、シュート側検
知部51および満杯検知部52とも透光状態にあって非検知
状態にある。
【0042】図1(b)に示すように、ベルト14で搬送さ
れる横倒姿勢の物品Aが仕分ユニット16によって集積装
置17に仕分けられると、物品Aが横倒姿勢のままシュー
ト31に受け入れられて滑り落ち、物品Aの先端がシュー
ト31の端部35の上方に位置するシュート側検知部51を通
過する際に、シュート側検知部51が物品Aを検知する。
【0043】図1(c)に示すように、シュート側検知部5
1で物品Aを検知した時点で、押動手段44の押動部45が
受入部43からシュート31の下方の退避位置に退避して、
受入部43を開放する。シュート31を滑り落ちる物品A
は、シュート31の端部35から飛び出し、その物品Aの先
端側が保持体42の側面に当接して下方にガイドされて受
入部43の底面のテーブル38上に落下し、受入部43に受け
入れられる。受入部43に受け入れられた物品Aは、シュ
ート31の端部35に寄りかかった略起立姿勢に変換され
る。
【0044】図1(d)に示すように、シュート側検知部5
1による物品Aの検知から所定時間経過後、つまりシュ
ート31から受入部43に物品Aが確実に受け入れられるタ
イミングで、押動部45が受入部43に進出し、押動部45が
受入部43に受け入れられた物品Aに接触して、シュート
31の端部35に寄りかかっていた物品Aをテーブル38の上
面に略垂直な起立姿勢に立ち上がらせるとともに保持体
42の側面に平行に押し付け、この物品Aを起立姿勢で受
入部43から集積部40に押動する。押動部45による押動に
よって物品Aと一緒に保持体42がテーブル38上を移動
し、物品Aの押動方向の幅に応じた距離だけ保持体42が
集積部40の奥側に移動する。押動部45が受入部43に進出
した待機位置で停止する。
【0045】図2(a)に示すように、続けて、ベルト14
で搬送される横倒姿勢の物品Aが仕分ユニット16によっ
て集積装置17に仕分けられると、物品Aが横倒姿勢のま
まシュート31に受け入れられて滑り落ち、物品Aの先端
がシュート31の端部35の上方に位置するシュート側検知
部51を通過する際に、シュート側検知部51が物品Aを検
知し、押動部45が受入部43からシュート31の下方の退避
位置に移動して受入部43を開放し、シュート31の端部35
から飛び出す物品Aの先端側が既に集積部40に集積され
た物品Aの側面に当接して下方へガイドされて受入部43
の底面のテーブル38上に落下し、物品Aが横倒姿勢から
シュート31の端部35に寄りかかった略起立姿勢に変換さ
れた状態で受入部43に受け入れられる。その後は、上述
したように、押動部45が受入部43に進出し、物品Aを立
位姿勢で集積部40に押動させて集積させる。
【0046】図2(b)に示すように、シュート31で導か
れる順番どおりに物品Aを起立姿勢で集積部40に送り込
んで集積させていく。このとき、形状の異なる物品Aが
混在していても、それら物品Aを、受入部43に受け入れ
て、押動手段44により集積部40に送り込んで正常に集積
できる。そして、保持体42が集積部40の最奥側まで移動
し、保持体42で満杯検知部52を遮光することにより、仕
分動作を一時停止する。
【0047】図2(c)に示すように、集積部40に集積さ
れた物品Aは、起立姿勢でテーブル38上に水平方向に集
積されているので、物品Aを集積状態のまま一括して掴
んで容易に取り出すことができる。集積部40の一部の物
品Aを取り出したら、保持体42を物品A側に寄せること
で、集積部40内の物品Aが倒れるのを防止できる。
【0048】このように、受入部43に対して進退する押
動手段44の押動部45の後退時に、シュート31から受入部
43への物品Aの進入を許容して、シュート31で導かれる
物品Aをその姿勢が起立姿勢に向けて変換された状態で
受入部43に受け入れ、押動手段44の押動部45の進出時
に、受入部43に受け入れられた物品Aを押動して集積部
40に起立姿勢で集積させるので、その押動方向の幅を含
めて形状の異なる物品Aが混在していても、押動手段44
の押動部45の進退により、それら物品Aを集積部40に送
り込んで正常に集積できるとともに、シュート31で導か
れる順番どおりに物品Aを集積部40に送り込んで正常に
集積でき、しかも、物品Aを上下方向に集積する場合の
ような落差による集積量の制限がなく、物品Aの集積量
を多くできる。
【0049】そして、シュート31で導かれる順番どおり
に物品Aを集積部40に送り込んで正常に集積できるの
で、集積された物品Aを伝票と照合する場合に、容易に
照合できる。
【0050】また、集積部40は、進出状態の押動手段44
の押動部45との間で集積部40に集積される物品Aを保持
するとともに、押動手段44の押動部45により集積部40に
押動される物品Aと一緒にその物品Aの押動方向の幅に
応じた距離だけ押動される保持体42を備えるので、その
押動方向の幅を含めて形状の異なる物品Aが混在してい
ても、それら物品Aを混在状態で集積できる。
【0051】さらに、保持体42を、集積部40のテーブル
38上に移動可能に載置するだけの簡単な構成で、進出状
態の押動手段44の押動部45との間で集積部40に集積され
る物品Aを確実に保持できるとともに、押動手段44の押
動部45による物品Aの押動時にその物品Aの押動方向の
幅に応じた距離だけ保持体42を移動させることができ
る。
【0052】さらに、受入部43を、シュート31の端部と
集積部40の保持体42および集積部42に集積された物品A
のいずれかとの間で構成し、シュート31で導かれる物品
Aの先端側を集積部40の保持体42および集積部40に集積
された物品Aのいずれかとの接触で規制することによ
り、物品Aの姿勢を起立姿勢に向けて変換させることが
できる。
【0053】また、押動手段44の押動部45の進出時に、
受入部43に受け入れられた物品Aの姿勢が起立状態に向
けた途中姿勢にあっても、その物品Aを確実に起立させ
て集積部40に起立状態で集積させることができる。
【0054】また、押動手段44の押動部45は受入部43に
進出する進出位置を待機位置とし、シュート31で導かれ
る物品Aをシュート側検知部51で検知することにより、
押動手段44の押動部45が受入部43から予め退避させて物
品の受け入れを許容し、受入部43に受け入れた物品Aを
集積部40に押動するので、シュート31で導かれる物品A
を受入部43に直接受け入れて迅速に集積部40に押動で
き、集積能力を向上できる。
【0055】しかも、押動部45を受入部43に進出させた
進出位置を待機位置とすることで、集積部40に集積した
物品Aが起立姿勢で倒れやすい薄物でも倒れるのを防止
できる。
【0056】また、このような集積装置17を用いた仕分
装置11では、形状の異なる物品Aを同時に取り扱って仕
分けることができる。
【0057】次に、図5に、集積装置17の他の実施の形
態を示し、この集積装置17は、上述した実施の形態のシ
ュート側検知部51に代えて、受入部43の上方位置で、こ
の受入部43に進出した押動手段44の押動部45上に導かれ
る物品Aを検知する受入部側検知部61を具備している。
この受入部側検知部61は、シュート側検知部51と同様
に、例えば透光状態で非検知および遮光状態で検知する
光センサなどで構成されている。
【0058】押動手段44は、押動部45を受入部43に進出
させた進出位置を待機位置とし、受入部側検知部61によ
る物品Aの検知により、つまり物品Aの先端が受入部43
の上側域に進入してから、押動部45を受入部43から退避
させて受入部43に物品Aを受け入れ、受入部側検知部61
による物品Aの検知から所定時間経過後、つまり受入部
43に物品Aが確実に受け入れられるタイミングで、押動
部45を受入部43に進出させて受入部43に受け入れた物品
Aを集積部40に押動するように制御される。
【0059】押動部45の規制面47は、受入部43に進出し
た進出位置でシュート31から導かれる物品Aの受入部43
への進入を規制する。
【0060】そして、図5(a)に示すように、物品Aを
集積部40に集積する前の待機状態では、押動手段44の押
動部45が受入部43に進出した進出位置つまり待機位置に
位置し、この押動部45の押動面48に当接するように集積
部40の最前部に保持体42が配置される。このとき、受入
部側検知部61および満杯検知部52とも透光状態にあって
非検知状態にある。
【0061】図5(b)に示すように、ベルト14で搬送さ
れる横倒姿勢の物品Aが仕分ユニット16によって集積装
置17に仕分けられると、物品Aが横倒姿勢のままシュー
ト31に受け入れられて滑り落ちる。シュート31を滑り落
ちる物品Aの先端は、シュート31の端部35から飛び出
し、保持体42の側面に当接するとともに押動部45の規制
面47に当接して停止される。受入部43の上方に進入した
物品Aを受入部側検知部61が検知する。
【0062】図5(c)に示すように、受入部側検知部61
で物品Aを検知した時点で、押動手段44の押動部45が受
入部43からシュート31の下方の退避位置に退避して、受
入部43を開放する。保持体42の側面および押動部45の規
制面47に当接して停止されていた物品Aは、その物品A
の先端側から受入部43の底面のテーブル38上に落下し、
受入部43に受け入れられる。受入部43に受け入れられた
物品Aは、シュート31の端部35に寄りかかった略起立姿
勢に変換される。
【0063】図5(d)に示すように、受入部側検知部61
による物品Aの検知から所定時間経過後、つまり受入部
43に物品Aが確実に受け入れられるタイミングで、押動
部45が受入部43に進出し、押動部45が受入部43に受け入
れられた物品Aに接触して、シュート31の端部35に寄り
かかっていた物品Aをテーブル38の上面に略垂直な起立
姿勢に立ち上がらせるとともに保持体42の側面に平行に
押し付け、この物品Aを起立姿勢で受入部43から集積部
40に押動する。押動部45による押動によって物品Aと一
緒に保持体42がテーブル38上を移動し、物品Aの押動方
向の幅に応じた距離だけ保持体42が集積部40の奥側に移
動する。押動部45が受入部43に進出した待機位置で停止
する。
【0064】図6(a)に示すように、続けて、ベルト14
で搬送される横倒姿勢の物品Aが仕分ユニット16によっ
て集積装置17に仕分けられると、物品Aが横倒姿勢のま
まシュート31に受け入れられて滑り落ち、物品Aの先端
がシュート31の端部35から飛び出して、既に集積部40に
集積された物品Aの側面に当接するとともに押動部45の
規制面47に当接して停止する。受入部43の上方に進入し
た物品Aを受入部側検知部61が検知する。
【0065】図6(b)に示すように、受入部側検知部61
で物品Aを検知した時点で、押動手段44の押動部45が受
入部43からシュート31の下方の退避位置に退避して、受
入部43を開放する。このとき、既に集積部40に集積され
た物品Aの側面に次に集積しようとする物品Aの先端側
が進入して当接しているので、押動手段44の押動部45が
受入部43からシュート31の下方の退避位置に退避して、
受入部43を開放しても、既に集積部40に集積された物品
Aが受入部43側に倒れるのを防止できる。受入部43の開
放により、保持体42の側面および押動部45の規制面47に
当接して停止されていた物品Aは、その物品Aの先端側
から受入部43の底面のテーブル38上に落下し、受入部43
に受け入れられる。受入部43に受け入れられた物品A
は、シュート31の端部35に寄りかかった略起立姿勢に変
換される。
【0066】その後は、上述したように、押動部45が受
入部43に進出し、物品Aを立位姿勢で集積部40に押動さ
せて集積させる。
【0067】図6(c)に示すように、シュート31で導か
れる順番どおりに物品Aを起立姿勢で集積部40に送り込
んで集積させていく。このとき、形状の異なる物品Aが
混在していても、それら物品Aを、受入部43に受け入れ
て、押動手段44により集積部40に送り込んで正常に集積
できる。そして、保持体42が集積部40の最奥側まで移動
し、保持体42で満杯検知部52を遮光することにより、仕
分動作を一時停止する。
【0068】図6(d)に示すように、集積部40に集積さ
れた物品Aは、起立姿勢でテーブル38上に水平方向に集
積されているので、物品Aを集積状態のまま一括して掴
んで容易に取り出すことができる。集積部40の一部の物
品Aを取り出したら、保持体42を物品A側に寄せること
で、集積部40内の物品Aが倒れるのを防止できる。
【0069】このように、シュート31から押動手段44の
押動部45上に物品Aが導かれて、その物品Aを受入部側
検知部61で検知するまでは、押動手段44の押動部45が受
入部43に進出していて、集積部40に集積された物品Aを
押えているので、集積部40に既に集積された物品Aが受
入部43側に倒れるのを最小限に抑えることができる。特
に、既に集積部40に集積された物品Aの側面に次に集積
しようとする物品Aの先端側が進入して当接するので、
押動手段44の押動部45が受入部43からシュート31の下方
の退避位置に退避して、受入部43を開放しても、既に集
積部40に集積された物品Aが受入部43側に倒れるのを防
止できる。このように既に集積部40に集積された物品A
が受入部43側に倒れるのを防止できることから、シュー
ト31で受入部43に順次導かれてくる物品Aを確実に集積
できる。
【0070】しかも、押動部45を受入部43に進出させた
進出位置を待機位置とすることで、集積部40に集積した
物品Aが起立姿勢で倒れやすい薄物でも倒れるのを防止
できる。
【0071】さらに、押動手段44の押動部45の規制面47
によりシュート31から導かれる物品Aの受入部43への受
け入れを確実に規制できるとともに、押動部45の押動面
48により受入部43に受け入れた物品Aを確実に押動で
き、シュート31で受入部43に導かれてくる物品Aを確実
に集積できる。
【0072】なお、集積部40に集積した物品Aが起立姿
勢で倒れにくいものであれば、押動手段44の押動部45の
受入部43からシュート31の下方に退避した退避位置を待
機位置とし、受入部43を常に開放しておいてもよい。
【0073】また、導入部としては、シュートに限ら
ず、ベルトコンベヤやローラコンベヤなどのコンベヤで
もよく、同様の作用効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の集積装置によれば、受入
部に対して進退する押動手段の後退時に、導入部から受
入部への物品の進入を許容して、導入部で導かれる物品
をその姿勢が起立姿勢に向けて変換された状態で受入部
に受け入れ、押動手段の進出時に、受入部に受け入れら
れた物品を押動して集積部に起立姿勢で集積させるの
で、その押動方向の幅を含めて形状の異なる物品が混在
していても、押動手段の進退により、それら物品を集積
部に送り込んで正常に集積できるとともに、導入部で導
かれる順番どおりに物品を集積部に送り込んで正常に集
積でき、しかも、物品を上下方向に集積する場合のよう
な落差による集積量の制限がなく、物品の集積量を多く
できる。
【0075】請求項2記載の集積装置によれば、請求項
1記載の集積装置の効果に加えて、集積部は、進出状態
の押動手段との間で集積部に集積される物品を保持する
とともに、押動手段により集積部に押動される物品と一
緒にその物品の押動方向の幅に応じた距離だけ押動され
る保持体を備えるので、その押動方向の幅を含めて形状
の異なる物品が混在していても、それら物品を混在状態
で集積できる。
【0076】請求項3記載の集積装置によれば、請求項
2記載の集積装置の効果に加えて、保持体を、集積部の
テーブル上に移動可能に載置するだけの簡単な構成で、
進出状態の押動手段との間で集積部に集積される物品を
確実に保持できるとともに、押動手段による物品の押動
時にその物品の押動方向の幅に応じた距離だけ保持体を
移動させることができる。
【0077】請求項4記載の集積装置によれば、請求項
2または3記載の集積装置の効果に加えて、受入部を、
導入部の端部と集積部の保持体および集積部に集積され
た物品のいずれかとの間で構成し、導入部で導かれる物
品の先端側を集積部の保持体および集積部に集積された
物品のいずれかとの接触で規制することにより、物品の
姿勢を起立姿勢に向けて変換させることができる。
【0078】請求項5記載の集積装置によれば、請求項
1ないし4いずれか記載の集積装置の効果に加えて、押
動手段の進出時に、受入部に受け入れられた物品の姿勢
が起立状態に向けた途中姿勢にあっても、その物品を確
実に起立させて集積部に起立状態で集積させることがで
きる。
【0079】請求項6記載の集積装置によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の集積装置の効果に加えて、押
動手段は受入部に進出する進出位置を待機位置とし、導
入部で導かれる物品を導入部側検知部で検知することに
より、押動手段が受入部から予め退避させて物品の受け
入れを許容し、受入部に受け入れた物品を集積部に押動
するので、導入部で導かれる物品を受入部に直接受け入
れて迅速に集積部に押動でき、集積能力を向上できる。
【0080】請求項7記載の集積装置によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の集積装置の効果に加えて、押
動手段は受入部に進出する進出位置を待機位置とし、こ
の押動手段上に導入部で物品が導かれて、その物品を受
入部側検知部で検知してから、押動手段が受入部から退
避し、受入部に物品を受け入れて集積部に押動すること
により、導入部から押動手段上に物品が導かれるまで
は、押動手段が受入部に進出して集積部に集積された物
品を押えているとともに、押動手段が受入部から待機し
たときでも押動手段上に導かれていた物品で集積部に集
積された物品を押えることができるので、集積部に集積
された物品が受入部側に倒れるのを最小限に抑えること
ができ、これにより、導入部から受入部に導かれてくる
物品を確実に集積できる。
【0081】請求項8記載の集積装置によれば、請求項
7記載の集積装置の効果に加えて、押動手段の押動部の
規制面により導入部から導かれる物品の受入部への受け
入れを確実に規制できるとともに、押動部の押動面によ
り受入部に受け入れた物品を確実に押動でき、導入部か
ら受入部に導かれてくる物品を確実に集積できる。
【0082】請求項9記載の仕分装置によれば、搬送部
で搬送される物品を仕分部で仕分け、この仕分部で仕分
けられた物品を請求項1ないし8いずれか記載の集積装
置で集積するので、形状の異なる物品を同時に取り扱っ
て仕分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集積装置の一実施の形態を示し、(a)
〜(d)の順に集積動作を説明する説明図である。
【図2】同上図1に続いて(a)〜(c)の順に集積動作を説
明する説明図である。
【図3】同上集積装置を用いた仕分装置の正面図であ
る。
【図4】同上仕分装置の平面図である。
【図5】本発明の集積装置の他の実施の形態を示し、
(a)〜(d)の順に集積動作を説明する説明図である。
【図6】同上図5に続いて(a)〜(d)の順に集積動作を説
明する説明図である。
【符号の説明】
11 仕分装置 13 搬送部としてのベルトコンベヤ 16 仕分部として仕分ユニット 17 集積装置 31 導入部としてのシュート 38 テーブル 40 集積部 42 保持体 43 受入部 44 押動手段 45 押動部 46 駆動部 47 規制面 48 押動面 51 導入部側検知部としてのシュート側検知部 61 受入部側検知部 A 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 徹 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 (72)発明者 轟 修治 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F081 AA20 BD22 BE03 BE08 CA26 CC12 CE13 DA02 EA09 EA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を導く導入部と、 この導入部で導かれる物品をその姿勢が起立姿勢に向け
    て変換された状態で受け入れる受入部と、 この受入部に対して進退し、後退時に前記導入部から受
    入部への物品の進入を許容するとともに、進出時に受入
    部から物品を押動する押動手段と、 この押動手段で受入部から押動される物品を起立姿勢で
    集積する集積部とを具備していることを特徴とする集積
    装置。
  2. 【請求項2】 集積部は、進出状態の押動手段との間で
    集積部に集積される物品を保持するとともに、押動手段
    により集積部に押動される物品と一緒にその物品の押動
    方向の幅に応じた距離だけ押動される保持体を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の集積装置。
  3. 【請求項3】 集積部は、保持体および物品が移動可能
    に載置されるテーブルを備えていることを特徴とする請
    求項2記載の集積装置。
  4. 【請求項4】 受入部は、導入部の端部と集積部の保持
    体および集積部に集積された物品のいずれかとの間で構
    成され、導入部で導かれる物品の先端側を集積部の保持
    体および集積部に集積された物品のいずれかとの接触で
    規制し、物品の姿勢を起立姿勢に向けて変換させること
    を特徴とする請求項2または3記載の集積装置。
  5. 【請求項5】 押動手段は、進出時に受入部の物品を起
    立させて集積部に押動することを特徴とする請求項1な
    いし4いずれか記載の集積装置。
  6. 【請求項6】 導入部で導かれる物品を検知する導入部
    側検知部を有し、 押動手段は、受入部に進出する進出位置を待機位置と
    し、前記導入部側検知部による物品の検知により、受入
    部から予め退避して受入部への物品の受け入れを許容す
    るとともに、受入部に進出して受入部に受け入れた物品
    を集積部に押動することを特徴とする請求項1ないし5
    いずれか記載の集積装置。
  7. 【請求項7】 受入部に進出する押動手段上に導かれた
    物品を検知する受入部側検知部を有し、 押動手段は、受入部に進出する進出位置を待機位置と
    し、前記受入部側検知部による物品の検知により、受入
    部から退避して受入部に物品を受け入れるとともに、受
    入部に進出して受入部に受け入れた物品を集積部に押動
    することを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の
    集積装置。
  8. 【請求項8】 押動手段は、受入部に進出する進出位置
    で導入部から導かれる物品の受入部への受け入れを規制
    する規制面が形成されるとともに受入部に受け入れた物
    品に接触して押動する押動面が形成された押動部、およ
    びこの押動部を受入部に対して進退させる駆動部を有し
    ていることを特徴とする請求項7記載の集積装置。
  9. 【請求項9】 物品を搬送する搬送部と、 この搬送部で搬送される物品を仕分ける仕分部と、 この仕分部で仕分けられた物品を集積する請求項1ない
    し8いずれか記載の集積装置とを具備していることを特
    徴とする仕分装置。
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