JP2002203234A - 等高線データの作成方法と装置 - Google Patents

等高線データの作成方法と装置

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JP2002203234A JP2000401110A JP2000401110A JP2002203234A JP 2002203234 A JP2002203234 A JP 2002203234A JP 2000401110 A JP2000401110 A JP 2000401110A JP 2000401110 A JP2000401110 A JP 2000401110A JP 2002203234 A JP2002203234 A JP 2002203234A
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Kiwamu Kase
究 加瀬
Shuntaro Yamazaki
俊太郎 山崎
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整列された多数の3次元データ(x,y,
z)から、測定データの座標値を変えることなく、測定
された分解能の精度を保持したまま、1回の走査で等高
線データを作成することができる等高線データの作成方
法と装置を提供する。 【解決手段】 3次元デジタイザを用いて、被測定物の
3次元データを整列された2次元座標(x,y)と高さ
データ(z)として取得する3次元データ取得ステップ
(A)と、前記3次元データのうち高さデータ(z)を
y座標を漸増させながらx方向の一回の走査で処理し、
同一値の2次元座標(x,y)を同一高さの等高線デー
タ列として記憶する等高線処理ステップ(B)とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整列された測定点
群から等高線データを作成する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、3次元形状デジタイサの全体構
成図である。3次元形状デジタイサは、高速波長可変レ
ーザ技術を応用して3次元物体の形状を計測し、デジタ
ル数値化して情報処理するためのツールである。この3
次元形状デジタイサは、可変波長レーザ2を用いた干渉
計とマルチポート受光素子3により複雑な3次元形状も
高速で高精度な非接触デジタイジングが可能である。す
なわち、波長を走査することにより、計測対象1の各点
の干渉信号の強度変化の周波数から各位置での高さ情報
が得られる。それを高分解能、マルチポート読み出しに
より、高速に数値化し、専用並列演算器4を用いて3次
元座標を求める。さらに形状モデリング技術を用いて、
対象の完全な立体情報を構築するようになっている。
【0003】上述した3次元形状デジタイサにより、3
次元物体の形状は、2次元座標とその表面高さからなる
3次元座標として求められる。また、3次元物体の形状
を1回の走査で計測する場合、3次元座標は通常N×N
個(例えば1000×1000)の格子状に並んだ2次
元座標(x,y)と高さデータ(z)からなる2次元配
列として測定データが取得される。この場合、2次元座
標(x,y)と高さデータ(z)の分解能はそれぞれ既
知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した3次元形状デ
ジタイサにおいて、得られた3次元データ(x,y,
z)は、図9(A)のように表示できる。この3次元デ
ータから3次元物体の形状を正確に再構築するには、測
定点以外の点における高さデータ(z)を補間する必要
がある。この補間は、補間点を囲む3点の計測点の頂点
を結ぶ三角形を形成することにより、図9(B)(C)
のように形成することができる。この補間処理により、
測定対象の形状の構造(例えは、凹んでいるのか、出っ
張っているのか、段差があるのかなど)が分かり、かつ
サーフェスレンダリング(フラットシェーディング等の
方法で)可視化できる。
【0005】しかし、同一点を含む三角形は多数あるこ
とから三角形の形成の仕方には種々あり、同一のデータ
から図9(D)(E)に示す3次元物体が再現される場
合もある。三角形の形成の仕方、すなわちメッシュ生成
の仕方により、再構築された3次元物体の形状に相違が
生じ、その後の解析結果(強度計算、流体計算、熱計算
等)に影響が生じてしまう。
【0006】この問題を解決するために、必ずしも規則
的に並んでいない点に対して、それらを平面(三角形)
で補間する方法として、Delaunayの三角形分割
が広く知られている。上述した図9(B)(C)はこの
方法によるものであり、平面に投影した三角形がなるべ
く正三角形に近くなるように分割するものである。な
お、Delaunayの三角形分割については、例え
ば、コンピュータ・ジオメトリー、計算幾何学:アルゴ
リズムと応用、M.ドバーグ他著、浅野哲夫訳、近代科
学社、pp.226、等に記載されている。
【0007】しかし、Delaunayの三角形分割を
適用した場合でも、N×N個の3次元データ(x,y,
z)から多数の三角形を形成し、その間を補間処理する
ので、処理データが膨大となり、大型・高速のコンピュ
ータを必要として、その計算負荷が大きく、補間処理や
レンダリングに時間がかかる問題点があった。また、三
角形で補間する際に、測定点群はその与えられた縦横の
分解能の精度を保持し、かつ補間は測定データの座標値
を変えることなく、補間しなければならない。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、整
列された多数の3次元データ(x,y,z)から、測定
データの座標値を変えることなく、測定された分解能の
精度を保持したまま、1回の走査で等高線データを作成
することができ、これにより、測定データを効率よく圧
縮して計算負荷を小さくでき、小型・低速のコンピュー
タでも、短時間に補間処理やレンダリングが可能となる
等高線データの作成方法と装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、3次元
デジタイザを用いて、被測定物の3次元データを整列さ
れた2次元座標(x,y)と高さデータ(z)として取
得する3次元データ取得ステップ(A)と、前記3次元
データのうち高さデータ(z)をy座標を漸増させなが
らx方向の一回の走査で処理し、同一値の2次元座標
(x,y)を同一高さの等高線データ列として記憶する
等高線処理ステップ(B)とを有する、ことを特徴とす
る等高線データの作成方法が提供される。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
等高線処理ステップ(B)は、複数のIデータリストと
Oデータリストの記憶データ領域を予め設定するデータ
領域設定ステップ(S1)と、x方向走査時に高さデー
タ(z)が同一値であり、その直前のデータがより小さ
い場合に、その2次元座標(x,y)をIデータリスト
に追加するIデータ追加ステップ(S2)と、x方向走
査時に高さデータ(z)が同一値であり、その直後のデ
ータがより小さい場合に、その2次元座標(x,y)を
Oデータリストに追加するOデータ追加ステップ(S
3)と、x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であ
り、その直前・直後のデータがより小さい場合に、Iデ
ータリストとOデータリストを連結して1つの等高線デ
ータ列にするデータ連結ステップ(S4)と、からな
る。
【0011】また、本発明によれば、被測定物の3次元
データを整列された2次元座標(x,y)と高さデータ
(z)として取得する3次元デジタイザと、得られた3
次元データのうち高さデータ(z)をy座標を漸増させ
ながらx方向の一回の走査で処理し、同一値の2次元座
標(x,y)を同一高さの等高線データ列として記憶す
る演算処理装置と、前記等高線データ列を出力する出力
装置とを備え、前記演算処理装置により、複数のIデー
タリストとOデータリストの記憶データ領域を予め設定
し、x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、
その直前のデータがより小さい場合に、その2次元座標
(x,y)をIデータリストに追加し、x方向走査時に
高さデータ(z)が同一値であり、その直後のデータが
より小さい場合に、その2次元座標(x,y)をOデー
タリストに追加し、x方向走査時に高さデータ(z)が
同一値であり、その直前・直後のデータがより小さい場
合に、IデータリストとOデータリストを連結して1つ
の等高線データ列にする、ことを特徴とする等高線デー
タの作成装置が提供される。
【0012】上記本発明の等高線データの作成方法と装
置によれば、3次元デジタイザにより、被測定物の3次
元データを整列された2次元座標(x,y)と高さデー
タ(z)として取得し、演算処理装置で得られた3次元
データのうち高さデータ(z)をy座標を漸増させなが
らx方向の一回の走査で処理し、同一値の2次元座標
(x,y)を同一高さの等高線データ列として記憶する
ことにより、整列された多数の3次元データ(x,y,
z)から、測定データの座標値を変えることなく、測定
された分解能の精度を保持したまま、1回の走査で等高
線データを作成することができる。
【0013】すなわち、等高線データ列は、高さデータ
(z)とその2次元座標のみを記憶すればよいので、x
方向の一回の走査で、膨大な3次元データ(例えば10
00×1000の100万点)を同一高さ毎の等高線デ
ータ列(数万点程度)に圧縮することができる。従っ
て、測定データを効率よく圧縮して計算負荷を小さくで
き、小型・低速のコンピュータでも、短時間に補間処理
やレンダリングが可能となる。
【0014】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
データ連結ステップ(S4)において、Oデータリスト
の順を反転させてIデータリストの末尾に連結して単一
の等高線データ列とする。この方法により、等高線が閉
じた場合に、同一高さの等高線データ列(Iデータリス
トとOデータリスト)を2次元座標(x,y)が連続し
た単一の等高線データ列にまとめることができる。
【0015】また、前記Iデータ追加ステップ(S2)
とOデータ追加ステップ(S3)において、その2次元
座標(x,y)がIデータリスト又はOデータリスト内
の直前の2次元座標(x,y)から離れている場合に新
たなIデータリスト又はOデータリストを作成する。こ
の方法により、同一のy座標に同一の高さデータ(z)
が複数ある場合でも、x方向の一回の走査でデータを処
理することができる。
【0016】前記等高線処理ステップ(B)において、
高さデータ(z)の測定誤差以内の相違は、同一値とし
て処理する。この方法により、過剰な有効ケタ数での演
算をなくし、測定データを効率よく圧縮して計算負荷を
小さくできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用する
整列された測定点群の説明図である。この図に示すよう
に格子状に並んだ測定点でZ=h(i,j)の形に表現
できるものを整列された測定点群と呼ぶ。かかる測定点
群は、図8に例示したような3次元デジタイザを用い
て、被測定物の3次元データを整列された2次元座標
(x,y)と高さデータ(z)として取得することがで
きる。すなわち、x,y方向の測定ピッチをそれぞれΔ
x,Δyとした場合、x=Δx×j,y=Δy×iと表
すことができる。また、ここでi,jはそれぞれ0,
1,2,...の整数である。
【0018】上述した測定群から等高線データを作成す
る従来の方法には、(1)画像処理の境界追跡法(bo
rder follow)(「ディジタル画像処理」R
osenfeld & Kak 長尾訳、近代科学社、
pp.353〜357)や(2)輪郭作成法(cont
our generation)などが既に存在する。
しかし、これらの従来の方法には、(1)処理が全体に
及ぶため遅い、(2)誤差に弱い、(3)ループが閉じ
ない可能性がある、などの欠点がある。このうち、
(1)と(3)の欠点を本発明では、「全点を一度だけ
訪れる際に同時にループ構成してゆく」ことにより解決
している。また、(2)の欠点は、あらかじめ量子化さ
れていれば、必ずしも問題とはならない。なお、本発明
において、「等高線」とは、「同じ高さを持つ互いに連
結(connected:任意の点間で隣接にもとづく
経路がはれること[ディジタル画像処理])な点集合
で、かつ違う高さの点を隣接に持つもの」と定義する。
【0019】図2は、本発明の方法におけるデータ構造
の説明図である。この図に示すように、本発明では、記
憶データ領域として、高さデータスタック(heigh
tstack)、Iデータリスト(In Pnt Li
st)及びOデータリスト(Out Pnt Lis
t)、Iデータリスト及びOデータリストのそれぞれの
番号リスト(IDs of In Pnt List,
IDs of OutPnt List)を設定する。
【0020】高さデータスタックは、等高線データの高
さ(z)に相当し、高さの分解能をΔzとすると、z=
Δz×k,と表すことができる。また、ここでkは0,
1,2,...の整数である。Iデータリスト(In
Pnt List)及びOデータリスト(Out Pn
t List)には、それぞれ対象とする高さzに一致
する点の2次元座標(x,y)又は(i,j)を記憶す
る。番号リスト(IDs of In Pnt Lis
t,IDs of OutPnt List)には、そ
れぞれ対象とする高さzに対応するIデータリスト(I
n Pnt List)及びOデータリスト(Out
Pnt List)を発生の順に番号付けする。
【0021】図3は、本発明の等高線データの作成装置
のブロック図である。この図に示すように、本発明の等
高線データ作成装置10は、被測定物1の3次元データ
を整列された2次元座標(x,y)と高さデータ(z)
として取得する3次元デジタイザ12と、得られた3次
元データのうち高さデータ(z)をy座標を漸増させな
がらx方向の一回の走査で処理し、同一値の2次元座標
(x,y)を同一高さの等高線データ列として記憶する
演算処理装置14と、前記等高線データ列を出力する出
力装置16とを備える。
【0022】3次元デジタイザ12は、図8に示した3
次元形状デジタイサであるのがよい。しかし、本発明は
これに限定されず、被測定物1の3次元データを整列さ
れた2次元座標(x,y)と高さデータ(z)として取
得できる限りで、接触式、非接触式の従来の3次元計測
装置を用いることができる。図3(A)に示すように、
3次元デジタイザ12により、被測定物1の3次元デー
タを整列された2次元座標(x,y)と高さデータ
(z)として取得する。このステップを「3次元データ
取得ステップ(A)」と呼ぶ。この結果、高さデータ
(z)が整列された2次元座標(x,y)と共に取得さ
れる。なお、この3次元データは、図9(A)に例示し
たものと実質的に同一である。
【0023】出力装置16は、例えばCRT上に等高線
データ列を出力する画像表示装置である。また、この出
力装置16は、被測定物1の形状を図面として出力する
プリンタ装置、或いはその後の解析結果(強度計算、流
体計算、熱計算等)のために形状データを記憶し出力す
るデータレコーダ、又は形状データを記憶媒体に書き込
む書込み装置であってもよい。
【0024】演算処理装置14は、好ましくは演算速度
の速い高速コンピュータであり、データ領域設定(S
1)、Iデータ追加(S2)、Oデータ追加(S3)、
データ連結(S4)の4つのステップを順次実施する。
【0025】図4は、本発明の方法を模式的に示す第1
の図である。この図は、ある高さhにおける等高線5が
一本の閉じた曲線であり、その内側が高く、外側が低い
場合である。この図で(A)(B)(C)は、y座標を
一定ステップで漸増させながらx方向の一回の走査の途
中を順に示している。また、各図中で○はIデータリス
ト6に記憶される座標(x,y)、●はOデータリスト
7に記憶される座標(x,y)を示す。
【0026】図3において、データ領域設定ステップ
(S1)では、複数のIデータリスト6とOデータリス
ト7の記憶データ領域を予め設定する。これと同時に、
図2に示したように、高さデータスタック、Iデータリ
スト及びOデータリストのそれぞれの番号リストも設定
する。
【0027】図4(A)は、このIデータ追加ステップ
(S2)とOデータ追加ステップ(S3)の中間段階を
示している。すなわち、図4(A)に示すように、Iデ
ータ追加ステップ(S2)では、3次元データ取得ステ
ップ(A)で得られた3次元データ(x,y,z)のデ
ータベースから、y座標を一定ステップで漸増させなが
らx方向を一回だけ走査し、x方向走査時に高さデータ
(z)が同一値であり、その直前のデータがより小さい
場合に、その2次元座標(x,y)をIデータリスト6
に追加する。また、同様に、Oデータ追加ステップ(S
3)において、x方向走査時に高さデータ(z)が同一
値であり、その直後のデータがより小さい場合に、その
2次元座標(x,y)をOデータリスト7に追加する。
従って、等高線5が一本の閉じた曲線である場合、Iデ
ータリスト6とOデータリスト7は、同一の高さhに対
して1つづつ設けられる。
【0028】ステップ(S2,S3)は、等高線5が閉
じる直前まで、図4(B)に示すように継続される。
【0029】図4(C)は、このステップ(S2,S
3)の最終段階を示している。すなわち、データ連結ス
テップ(S4)において、x方向走査時に高さデータ
(z)が同一値であり、その直前・直後のデータがより
小さい場合に、Iデータリスト6とOデータリスト7を
連結して1つのIデータリストにする。すなわち、等高
線5が閉じた段階で、2本のデータリスト6,7を1本
の等高線データ列5として記憶する。
【0030】従って、この方法により、x方向の一回の
走査で処理し、同一値の2次元座標(x,y)を同一高
さの等高線データ列として記憶することにより、整列さ
れた多数の3次元データ(x,y,z)から、測定デー
タの座標値を変えることなく、測定された分解能の精度
を保持したまま、1回の走査で等高線データ列5を作成
することができる。
【0031】図5は、本発明の方法を模式的に示す第2
の図である。この図は、ある高さhにおける等高線5が
下方が開いた曲線であり、その内側が高く、外側が低い
場合である。この図の(A)(B)(C)は、図4と同
様である。この例でも、等高線5が一本であるため、I
データリスト6とOデータリスト7は、同一の高さhに
対して1つづつ設けられ、ステップ(S2,S3)が、
等高線5が閉じる直前まで、図5(B)に示すように継
続される。次いで、データ連結ステップ(S4)におい
て、等高線5が閉じた段階で、2本のデータリスト6,
7を1本の等高線データ列5として記憶する。
【0032】図6は、本発明の方法を模式的に示す第3
の図である。この図は、ある高さhにおける等高線5が
下方が開き中間に窪んだ部分がある曲線である場合であ
る。この場合には、等高線5は1本であるが、中間段階
(A)(B)では、等高線が閉じるか否かはデータから
は判別できない。そのため、Iデータリスト6とOデー
タリスト7は、同一の高さhに対して途中から2つづつ
設けられ、データ連結ステップ(S4)において、等高
線5が閉じた段階で、この例では4本のデータリスト
6,6’,7,7’を1本の等高線データ列5として記
憶する。なお、この例で、等高線5が閉じる時点が異な
る場合には、先に閉じた方を1本の等高線データ列5と
して記憶し、次いで閉じた方は先の等高線データ列5に
連結して1本の等高線データ列5とする。
【0033】図7は、本発明の方法を模式的に示す第4
の図である。この図は、ある高さhにおける等高線5の
内側に別の同一の高さの部分(窪んだ部分)がある場合
である。この場合には、等高線5は2本であるが、中間
段階(A)(B)では、図6の例と同様に等高線が閉じ
るか否かはデータからは判別できない。そのため、Iデ
ータリスト6とOデータリスト7は、同一の高さhに対
して途中から2つづつ設けられ、データ連結ステップ
(S4)において、等高線5が閉じた段階で、この例で
は2本のデータリスト6’と7’を1本の等高線データ
列5として記憶し、次いで、2本のデータリスト6と7
を別の1本の等高線データ列5として記憶する。
【0034】上述した本発明の等高線データの作成方法
と装置によれば、3次元デジタイザ12により、被測定
物の3次元データを整列された2次元座標(x,y)と
高さデータ(z)として取得し、演算処理装置で得られ
た3次元データのうち高さデータ(z)をy座標を漸増
させながらx方向の一回の走査で処理し、同一値の2次
元座標(x,y)を同一高さの等高線データ列として記
憶することにより、整列された多数の3次元データ
(x,y,z)から、測定データの座標値を変えること
なく、測定された分解能の精度を保持したまま、1回の
走査で等高線データを作成することができる。
【0035】すなわち、等高線データ列は、高さデータ
(z)とその2次元座標のみを記憶すればよいので、x
方向の一回の走査で、膨大な3次元データ(例えば10
00×1000の100万点)を同一高さ毎の等高線デ
ータ列(数万点程度)に圧縮することができる。従っ
て、測定データを効率よく圧縮して計算負荷を小さくで
き、小型・低速のコンピュータでも、短時間に補間処理
やレンダリングが可能となる。
【0036】以下、本発明を更に詳細に説明する。な
お、以下の説明では3次元データ(x,y,z)を
(j,i,h)と読み代えて説明する。 1.ループの構成方法 (0)上述した3次元データ取得ステップ(A)におい
て、予め全ての測定点群はhijとして読み込まれてい
る。 (1)Iデータ追加ステップ(S2)において、j走査
(x方向走査)上で初めて新しい高さになったら高さ領
域の開始点(In-Point)として登録し、直前の
点は領域の終了点(Out-Point)処理する。並
行して間引き処理、およびループリストの更新を行う。 (2)(領域の)開始(In-Point,奇数番目)
点および(領域の)終了(Out-Point,偶数番
目)点について、隣接(それも直前に走査した)3点
(hi-1j-1i-1ji-1j+1)に同じ高さがなければ新し
いループ(実際には高さをキーとしたリストの配列)を
作成、あれば(その高さ)ループに追加する。ループの
閉じ方は、2本の配列(開始点列と終了点列)で表現さ
れているループの2つの開放端が、初めて一致した場合
にループを終了する。
【0037】単純な凸形状であれば、左側リストを開始
点列、右側リストを終了点列として同一点からスタート
して、同じ点で出会ったときに終了してから、右側リス
トをさかさまにしてつければいいのだが、凹形状や穴の
空いた形状の場合は、子リストを作る必要がある。j線
(水平)走査中に境界点が2つから3つになった場合
は、中間の点を終了点および、開始点とし、以下同様に
j線走査中に2点以上の境界点がある場合は、子供の開
始点列、終了点列を新たに生成し(分岐)(左からの順
序を維持するように挿入し)、出会うたびに、終了点列
を反転させ併合する。このようにさまざまな階層の開始
点列と終了点列の分岐と併合によってループは完成す
る。[向きの決定]このときに、(オープン)ループの
向きは奇点か偶点(順番の偶奇)によってのみ、下向き
(↓)か上向き(↑)きまる。これは親ループの終了点
側(水平走査において着目している高さの領域から出て
ゆく際の境界、ループの向きは反時計回り)であって
も、子ループの開始点側(新たに別の高さに入る際の境
界)であっても同じ向き(この場合のループは時計回
り)となるからである。
【0038】[凹形状になるか穴形状になるかの判別]
子ループの開始点列が親ループの開始点列と図6のよう
に出会えば、親ループに吸収され(凹形状)、子ループ
の終了点列と出会えば図7のように子プールとして残る
(穴形状)。連結するかどうかはループが閉じるか、そ
の前に視野の境界に来ることにより分る。
【0039】2.ループの向きの決定 必要性:ループが閉じるときに逆転させずにそのままつ
なぐためにあらかじめ(オープンループ、または片側ル
ープ)の向きを決めておく必要がある。切断面(水平走
査線)においてある高さの領域の境界としての等高線に
遭遇したとき(境界点)その点が「内へ点」(in-p
oint)か「外へ点」(out-point)か(そ
の高さの領域に入る点か出てゆく点か)は隣接(直前お
よび直後)の点を調べれば分かる。区別するのはこの内
外の違いであるので、偶奇性(あくまでも連結な単体に
しか通用しない)ではない。それでもループの向きは整
合性を保って定義できると思われるが、本発明の用途
は、台地のような等高面の両方の境界をオープン(片
側)もしくはクローズ(両側)なループの2つで圧縮し
て表現することである。それより、走査方向の連結性
(等高点の開始と終了のペア、ランレングスそのもので
ある)これを偶奇性と呼んでいた。このランレングスの
開始と終了によって確実に連結で単体の領域の2つの境
界点によってループの向きを決めるのは妥当に思える。
ただし、一つのペアが終わって再び同じ高さの点にIn
したときは新たにループをつくり、必ずしも隣のループ
との連結は期待しない。ループの連結はグローバルにI
Dを探索する必要がある。定理:物体が複数あっても、
非連結でも、部分的にしか見えてなくても、交差点の偶
奇性(順番)による内へ/外へ点の区別はかわらない。
∵領域の内(部)点と外部点連続部分は交互にあらわれ
るから(内部が終わらないうちに外部になれない)。た
だし連結性はループが閉じないとわからない。In-p
oint list(左ループ)はIn-point
list(左ループ)と出会うことはない。特別な例と
して(実はこっちのほうが一般的な等高線だが)幅が1
ピクセルの(InとOutが一致している)領域でも、
幅がそれ以上の等高領域とどうように外回りはIn
(↑)とOut(↓)が、内回りはOut(↓)とIn
(↑)が出会って2重のループを構成している。従って
ループの向きはInとOutという水平走査上の交点の
順番のみで交互に一意に決まる。以下のようなデータ構
造が必要である。(両側)ループは以下の2つの片側ル
ープを持つ ○開始ループ:高さ、開始であるラベル、何番目かのI
Dをもつ両方向リスト。 ○終了ループは終了であるラベルをもつ。 領域を横断するオープン領域は領域の境界を片側ループ
としてもつのでオープンループは存在しない。走査方向
(水平)により、走査線の遠隔等高点は同一視する。台
地じゃない通常の地図のような山と谷のある地形の場合
はどうなるのか?InとOutが一致した(1ピクセル
の幅しかない)高さ領域が各ピクセルごとに等高線だら
けになる。
【0040】3.データ構造(図2参照) [片側ループは常に局所的に隣接ループのみと出会う]
水平スキャン時のピクセルレベルでチェックしている場
合に候補は一つしかない。まだ終わっていないリストが
ある場合にはチェックする必要がある。離れたリストに
飛ぶのは同じ水平線上で両点とも途切れる場合のみ。そ
れいがいは接近してくるはず。根拠は輪郭となる水平線
がまだ残っている片側リストと交わったり接する際に
は、必ずその交点(節点)と出会う(ループ構成のため
のリストの結合)から。ただし、逆は真ならずで、同時
に同じ水平走査線上で途切れたからといって、ループを
閉じるとは限らず、そのあとどれとつながったかは、追
跡する必要がある。
【0041】[スタックの実装]スタックは実際は、量
子化された高さ(0〜Divz)をインデクスにもつ配
列として表現される。そのときにスタックとしてのFI
LOと深さの順にサーチされると言う一種の連続性が保
証されないといけないが、配列なので(データの入った
順に入力していることから間が抜けた歯抜け状態だが)
ランダムアクセスでなく、かならず順番に連続に各高さ
をチェックするので問題ない。そうなると実装上は、2
つの高さスタック(hi_stackとho_stac
k)に対して、唯一の現在の高さをあわらす変数(ch
(currentheight))があればよく、それ
がそのまま、2つの配列の指標(インデクス)となる。 [視野の境界(i==0||j==0||i==YDI
V||j==XDIV)の扱い]左端(j==0)は常
にIn Pnt Listへ、右端(j==XDIV)
は内点と同じ扱い(つまり前後の関係(偶奇性)により
決まる)、上端(i==YDIV)、下端(i==0)
も同様で内点と同様で終了条件がともなう。下端は片側
リストの開始点。[縮退処理](三角形の頂点)上(ま
たは下)の走査線上の(8)隣接点に同じ高さが2つ以
上連結してあるばあいは、最初の頂点をInとOut両
方に入れる。
【0042】4.量子化計算 量子化計算を徹底するためZ方向も以下の式により整数
化して整数計算をする。XYはすでにピクセルによって
(i,j)量子化されている。
【0043】
【数1】 括弧はガウス記号でそれ以上の最小の整数である。
【0044】一方、各高さデータは以下の式により量子
化する。
【0045】
【数2】 括弧はガウス記号でそれ以下の最大の整数である。
【0046】5.縮退および穴と段差と平面について 縮退は前項にあるように、1点に縮退した3角形の頂点
のみで、一般に言われる交点計算のための走査線と対象
の稜線が一致しているケースは、今回の間引き等高線処
理では最初のIn-pointと領域の終わりをあらわ
すOut-pointのみをカウントするので、偶奇性
が壊れる心配はない。要は1点に縮退した場合のみであ
る。リスト表現された等高線は水平走査線(j)方向の
み間引きされており、垂直(i)方向は間引きされてい
ない。表示時に折れ線として表現されるときにはじめて
ターニングポイントと開始、終了点のみの表現となる。
【0047】[死にピクセル、孤立ピクセルの処理]問
題はどの部分を欠損データとして明示的に残し系統誤差
つまりreasonableな欠損)、たまたまそのピ
クセルだけ死んでいて、しいてユーザに知らせる必要の
ないノイズは捨てたい(偶然誤差)という相反する目的
があることで、前者は例えば段差や穴で取れない部分に
相当し、直前の生きているピクセルと復活ピクセルを残
して、前ページにあるように異なる高さの等高面間のな
にもない領域として表現する。後者は例えば平面内に生
じたあきらかなスパイクノイズに相当し、これにより等
高領域(平面)が無駄に分割されないように周りの点で
補完する。この判定も段差によって可能。具体的には、
直前の正常点(測定範囲内にある孤立してない点)と直
後の正常点を取っておきその差があればなにもしない、
なければ正常点に置き換える(間を埋める)という処理
をする。ただし、平面に空いた穴は同じ高さでも埋めな
いで残さなくてはいけないので、最小穴(MINHOL
E)の大きさを連結ピクセル数で指定しないといけな
い。
【0048】6.量子化ノイズ除去について 問題定義:縦方向の高さを高さ分解能で量子化する際
に、隣接点間で上下に振動する。 検出法:(一走査線上で)1量子分の差しかない領域が
交互に現れ、一定以上(閾値)ある場合。 実装では、凸または凹の両側同じ高さで真中が1だけ段
差がある場合を検出しする。具体的には以下のステップ
をふむ。
【0049】現在の点(図6のch)と次の点(nh)
で縦分解能1以上の段差があるときに、 1. もしフラグ(qflag)が立ってなく、かつ段
差が1でない場合:現在の点をOut-Pointとし
て書き出し、次の点をIn-Pointとして書き出
す。 2. もしフラグが立っており、かつ次の点の高さ(n
h)と直前の領域の終了点(pph)が違う高さなら
ば、書き出しを保留していた直前の終了点(pph)と
その次の点である現在と同じ高さの開始点(ph)を書
き出し、フラグ(qflag)をおろす。 3. 上記1,2の条件にかかわらず常に(しかし上記
の1,2のチェックの後で)現在の段差(|ch-nh
|)が1ならば、フラグを立て、保留のための現在の高
さと位置およびその次の高さを記録しておく(pph←
ch,ph←nh) 以下この繰返し。
【0050】
【発明の効果】上述したように、本発明の等高線データ
の作成方法と装置は、整列された多数の3次元データ
(x,y,z)から、測定データの座標値を変えること
なく、測定された分解能の精度を保持したまま、1回の
走査で等高線データを作成することができ、これによ
り、測定データを効率よく圧縮して計算負荷を小さくで
き、小型・低速のコンピュータでも、短時間に補間処理
やレンダリングが可能となる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する整列された測定点群の説明図
である。
【図2】本発明の方法におけるデータ構造の説明図であ
る。
【図3】本発明の等高線データの作成装置のブロック図
である。
【図4】本発明の方法を模式的に示す第1の図である。
【図5】本発明の方法を模式的に示す第2の図である。
【図6】本発明の方法を模式的に示す第3の図である。
【図7】本発明の方法を模式的に示す第4の図である。
【図8】従来の3次元形状デジタイサの全体構成図であ
る。
【図9】従来の平面補間方法の説明図である。
【符号の説明】
1 計測対象、2 可変波長レーザ、3 マルチポート
受光素子、4 専用並列演算器、5 等高線データ列、
6 Iデータリスト、7 Oデータリスト 10 平面補間装置、12 3次元デジタイザ、14
演算処理装置、16 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB11 5B046 BA10 DA08 EA10 FA18 5B057 BA02 BA15 CA08 CA12 CA16 CB13 CB17 CD14 CE15 CF05 CH04 DA17 DB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元デジタイザを用いて、被測定物の
    3次元データを整列された2次元座標(x,y)と高さ
    データ(z)として取得する3次元データ取得ステップ
    (A)と、 前記3次元データのうち高さデータ(z)をy座標を漸
    増させながらx方向の一回の走査で処理し、同一値の2
    次元座標(x,y)を同一高さの等高線データ列として
    記憶する等高線処理ステップ(B)とを有する、ことを
    特徴とする等高線データの作成方法。
  2. 【請求項2】 前記等高線処理ステップ(B)は、 複数のIデータリストとOデータリストの記憶データ領
    域を予め設定するデータ領域設定ステップ(S1)と、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直前のデータがより小さい場合に、その2次元座標
    (x,y)をIデータリストに追加するIデータ追加ス
    テップ(S2)と、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直後のデータがより小さい場合に、その2次元座標
    (x,y)をOデータリストに追加するOデータ追加ス
    テップ(S3)と、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直前・直後のデータがより小さい場合に、Iデータリス
    トとOデータリストを連結して1つの等高線データ列に
    するデータ連結ステップ(S4)と、からなる、ことを
    特徴とする請求項1に記載の等高線データの作成方法。
  3. 【請求項3】 前記データ連結ステップ(S4)におい
    て、Oデータリストの順を反転させてIデータリストの
    末尾に連結して単一の等高線データ列とする、ことを特
    徴とする請求項2に記載の等高線データの作成方法。
  4. 【請求項4】 前記Iデータ追加ステップ(S2)とO
    データ追加ステップ(S3)において、その2次元座標
    (x,y)がIデータリスト又はOデータリスト内の直
    前の2次元座標(x,y)から離れている場合に新たな
    Iデータリスト又はOデータリストを作成する、ことを
    特徴とする請求項3に記載の等高線データの作成方法。
  5. 【請求項5】 前記等高線処理ステップ(B)におい
    て、高さデータ(z)の測定誤差以内の相違は、同一値
    として処理する、ことを特徴とする請求項1に記載の等
    高線データの作成方法。
  6. 【請求項6】 被測定物の3次元データを整列された2
    次元座標(x,y)と高さデータ(z)として取得する
    3次元デジタイザと、得られた3次元データのうち高さ
    データ(z)をy座標を漸増させながらx方向の一回の
    走査で処理し、同一値の2次元座標(x,y)を同一高
    さの等高線データ列として記憶する演算処理装置と、前
    記等高線データ列を出力する出力装置とを備え、 前記演算処理装置により、複数のIデータリストとOデ
    ータリストの記憶データ領域を予め設定し、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直前のデータがより小さい場合に、その2次元座標
    (x,y)をIデータリストに追加し、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直後のデータがより小さい場合に、その2次元座標
    (x,y)をOデータリストに追加し、 x方向走査時に高さデータ(z)が同一値であり、その
    直前・直後のデータがより小さい場合に、Iデータリス
    トとOデータリストを連結して1つの等高線データ列に
    する、ことを特徴とする等高線データの作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112906124A (zh) * 2021-04-02 2021-06-04 广州南方卫星导航仪器有限公司 一种土方量计算方法、装置、设备和介质
WO2023013069A1 (ja) * 2021-08-06 2023-02-09 日本電信電話株式会社 データ圧縮装置、データ圧縮方法、及びプログラム

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