JP2002202125A - 測量機用レーザ発振装置及び測量機 - Google Patents

測量機用レーザ発振装置及び測量機

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JP2002202125A
JP2002202125A JP2000401256A JP2000401256A JP2002202125A JP 2002202125 A JP2002202125 A JP 2002202125A JP 2000401256 A JP2000401256 A JP 2000401256A JP 2000401256 A JP2000401256 A JP 2000401256A JP 2002202125 A JP2002202125 A JP 2002202125A
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oscillation device
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laser
laser oscillation
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Masatoshi Sato
征寿 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成が簡単で、コストの安価なレーザ発振装置
付測量機を提供する。 【解決手段】レーザ光出射側に、測量機3の接眼レンズ
31に着脱する取り付け部221を有し、測量機3の接
眼レンズ31に着脱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量機用レーザ発
振装置及び測量機に関する。
【0002】
【従来の技術】測量機器の一種として、従来より、「レ
ベル」と称されるものがよく知られている。この測量機
は、焦点合わせの可能な望遠光学系を内蔵しており、地
面の高低差測定等に用いられる。例えば、2点A、Bの
高低差を測定する場合は、点A、Bのほぼ中間に測量機
を設置する。そして、点Aにまっすぐに標尺を立て、測
量機の望遠光学系のピント合わせをした上で、標尺上の
目盛りを読み取る。次に、点Bにまっすぐに標尺を立
て、測量機の望遠光学系のピント合わせをした上で、標
尺上の目盛りを読み取る。そして、点Aで標尺から読み
取られた値aと、点Bで標尺から読み取られた値bとの
差を計算することにより、点A、Bの間の高低差を求め
る。
【0003】しかしながら、従来の測量機を用いた測量
作業では、標尺を持つ者にとって、測量機を通して見て
いる者が、標尺上のどの目盛りを見ているのか、知るこ
とができない。また、測量機を扱う者が、測量機を離れ
て標尺に近づき、自分が見ている目盛りを確認する術は
ない。
【0004】通常は、標尺を持つ者と、測量機を扱う者
との間の会話により、測量機を扱うものが見ている標尺
上の目盛りを判断する。しかし、上述したように、標尺
を持つ者にとって、測量機を通して見ている者が、標尺
上のどの目盛りを見ているのか、知ることができない
し、測量機を扱う者が、測量機を離れて標尺に近づき、
自分が見ている目盛りを確認する術はないから、標尺を
持つ者と測量機側の者との間に、誤解等があったりする
と、標尺上の目盛りを誤って解釈してしまうようなこと
が起こるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、測量
機が見ている標尺上の点を、標尺を持つ者が確実に知る
ことができ、必要であれば、測量機を扱う者も知ること
ができる測量機及びそのためのレーザ発振装置を提供す
ることである。
【0006】本発明のもう一つの課題は、構成が簡単
で、コストの安価なレーザ発振装置付測量機を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るレーザ発振装置は、レーザ光出射側
に、測量機の接眼レンズに着脱する取り付け部を有す
る。
【0008】測量機を用いた測量に当っては、レーザ発
振装置を、測量機の接眼レンズに装着する。これによ
り、レーザ発振装置で発生したレーザ光は、測量機の接
眼レンズに入射される。
【0009】測量装置は、接眼レンズ及び対物レンズを
含む光学系、より具体的には焦点合わせの可能な望遠光
学系を備える。レーザ発振装置のレーザ光の光軸は、こ
の望遠光学系の光軸に合わせる。レーザ発振装置から、
測量機の接眼レンズに入射されたレーザ光は、測量機の
望遠光学系によりピント合わせを受け、標尺上に照射さ
れ、標尺上にピントのあった光点を結ぶ。レーザ発振装
置として、赤色レーザ光を用いた場合には、微小な赤丸
状の光点が、標尺上の上に生じる。
【0010】レーザ発振装置のレーザ光の光軸を、測量
機の望遠光学系の光軸に合わせた状態では、レーザ光は
測量機の焦点板十字線の原点に一致することになる。従
って、標尺上に結ばれた光点の目盛りが測量機の見てい
る数値に一致する。
【0011】よって、標尺を持つ者は、この光点の位置
から、測量機の見ている位置を知ることができるから、
標尺上の目盛りを正確に読み取ることができる。もし、
必要であれば、測量機を操作する者が、測量機を離れ
て、標尺上の目盛りを確認することもできる。このた
め、標尺上の値を正確、かつ、確実に読み取り、正確に
測量することが可能になる。測量作業が終了した後は、
レーザ発振装置は測量機から取り外すことができる。
【0012】本発明に係るレーザ発振装置は、測量機か
ら独立し、測量機の接眼レンズに着脱して用いられるも
のであるから、レーザ発振装置を一体的に組み込んだ測
量機と異なって、構成が簡単であり、コストダウンに極
めて有効である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るレーザ発振装
置の部分断面図、図2は図1に示したレーザ発振装置の
左側面図である。図示されたレーザ発振装置は、レーザ
発振部1と、第1及び第2の外装体21、22とを含
む。図示実施例において、レーザ発振部1は、励振部1
1と、レーザ発生部12を含んでいる。励振部11は、
回路基板13の一面上に励振回路14を搭載してある。
回路基板13は、第1の外装体21の内部に配置されて
いる。回路基板13の一面上には、電気回路を構成する
ための導体パターン15が形成されている。この導体パ
ターン15により、励振回路14、及び、レーザ発生部
12のレーザダイオード17が、所定の回路構成となる
ように接続されている。
【0014】第1の外装体21には、給電用のコネクタ
18が備えられている。このコネクタ18は回路基板1
3の上に形成された導体パターン15に電気的に接続さ
れると共に、第1の外装体21の外部に導出され、外部
から、例えばDC6Vの電源供給を受ける。レーザ発生
部12は、レーザダイオード17等を含み、第2の外装
体22の内部に配置されている。
【0015】第2の外装体22は、測量機に着脱するた
めの部分として利用され、レーザ発振部1で発生したレ
ーザ光を、その先端面から、外部に出射する。第2の外
装体22には、測量機の接眼レンズに着脱するための取
り付け部221が設けられている。取り付け部221
は、例えば、ねじ等を含む。図において、第2の外装体
22は、ブロック状になっていて、その内部にレーザ発
生部12がセットされている。第2の外装体22には、
レーザ発生部12から出射されるレーザ光を通す孔22
2が開けられている。
【0016】図3は図1及び図2に示したレーザ発振装
置を取り付けた測量機の一部を示す図、図4は図3に図
示された測量機において、レーザ発振装置の取り付け構
造を拡大して示す図である。測量機3は、従来より、
「レベル」と称されている周知の測量機であり、本体部
分に、焦点合わせの可能な望遠光学系が内蔵されてい
る。測量機の一端側には接眼レンズ31が備えられてお
り、反対側の対物側には対物レンズ(図示しない)が備
えられている。測量機3は、その一般的名構成として、
調整ねじカバー33、微増ねじ34、整準ねじ35、受
け台36及び脚部37等を備える。
【0017】レーザ発振装置4は、第2の外装体22の
部分で、測量機3の接眼レンズ31に装着される。図5
〜図8は測量機3へのレーザ発振装置4の取り付け手順
を説明する図である。但し、この取り付け手順は、説明
の具体化のために図示されたものであって、必ずしも、
これに限定されるものではない。
【0018】まず、図5に図示するように、測量機3か
ら取り外された接眼レンズ31の溝部311に、半割り
ワッシャ231、232を嵌め込む。そして、図6に示
すように、レーザ発振装置4とは反対側から、接眼レン
ズ31に、リング状の締め具24を装着する。
【0019】次に、図7に示すように、レーザ発振装置
4の取り付け部221に、締め具24をねじ込む。これ
により、測量機3の接眼レンズ31が、ワッシャ23
1、232及び締め具24を介して、レーザ発振装置4
に装着される。
【0020】次に、図8に示すように、レーザ発振装置
4を装着した接眼レンズ31を、測量機3の接眼レンズ
取り付け部312に取り付ける。これにより、レーザ発
振装置4が、測量機3に取り付けられる。レーザ発振部
1で発生したレーザ光は、第2の外装体22に設けらた
孔222を通り、測量機3の接眼レンズ31に入射され
る。レーザ発振装置4のレーザ光の光軸O1は、測量機
3の望遠光学系の光軸O2に合わせる。
【0021】レーザ発振装置4のコネクタ18には、測
量機3の上部等の適当な位置に取り付けられたバッテリ
5から電源が供給される。
【0022】図9は、図3及び図4に図示した測量機3
を用いた測量方法を示す図である。標尺7から適当な距
離をおいて、測量機3を設置する。そして、測量に必要
な調整を行った後、バッテリ5のスイッチ51をオンに
し、レーザ発振装置4を動作させ、レーザ光を発生させ
る。レーザ発振装置4から、測量機3の接眼レンズ31
に入射されたレーザ光L1は、測量機3の望遠光学系に
よるピント合わせを受け、標尺7上に照射される。
【0023】図10は標尺7上に生じる光点P1を示す
図である。レーザ発振装置4として、赤色レーザ光を用
いた場合には、微小な赤丸状の光点P1が、標尺7上の
上に生じる。
【0024】レーザ発振装置4のレーザ光の光軸O1
を、測量機3の望遠光学系の光軸O2に合わせた状態で
は、レーザ光は測量機3の焦点板十字線CRの原点に一
致することになる。従って、標尺7上に結ばれた光点P
1の目盛りが測量機3の見ている数値に一致する。よっ
て、標尺7を持つ者は、この光点P1の位置から、測量
機3の見ている位置を知ることができるから、標尺7上
の目盛りを正確に読み取ることができる。もし、必要で
あれば、測量機3を操作する者が、測量機3を離れて、
標尺7上の目盛りを確認することもできる。このため、
標尺7上の目盛りの値を正確、かつ、確実に読み取り、
正確に測量することが可能になる。
【0025】しかも、本発明に係るレーザ発振装置4
は、測量機3から独立し、測量機3の接眼レンズ31に
着脱して用いられるものであるから、レーザ発振装置を
一体的に組み込んだ測量機と異なって、構成が簡単であ
り、コストダウンに極めて有効である。
【0026】図5〜図8に示した手順を逆に辿ることに
より、 レーザ発振装置4を測量機3から取り外すこと
ができる。これにより、測量機3は、通常一般の測量機
としての用途に供することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)測量機が見ている標尺上の点を、標尺を持つ者が
確実に知ることができ、必要であれば、測量機を扱う者
も知ることができる測量機及びそのためのレーザ発振装
置を提供することができる。 (b)構成が簡単で、コストの安価なレーザ発振装置付
測量機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ発振装置の部分断面図であ
る。
【図2】図1に示したレーザ発振装置の左側面図であ
る。
【図3】図1及び図2に示したレーザ発振装置を取り付
けた測量機の一部を示す図である。
【図4】図3に図示された測量機において、レーザ発振
装置の取り付け構造を拡大して示す図である。
【図5】測量機へのレーザ発振装置の取り付け手順を説
明する図である。
【図6】図5に図示した手順の後の手順を説明する図で
ある。
【図7】図6に図示した手順の後の手順を説明する図で
ある。
【図8】図7に図示した手順の後の手順を説明する図で
ある。
【図9】図3及び図4に図示した測量機を用いた測量方
法を示す図である。
【図10】図3及び図4に図示した測量機を用いた測量
方法を示す図である。
【符号の説明】
3 測量機 4 レーザ発振装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光出射側に、測量機の接眼レンズ
    に着脱する取り付け部を有する測量機用レーザ発振装
    置。
  2. 【請求項2】 光学系と、レーザ発振装置とを含む測量
    機であって、 前記光学系は、接眼レンズを含んでおり、 前記レーザ発振装置は、レーザ光出射側に、測量機の接
    眼レンズに着脱する取り付け部を有する測量機。
JP2000401256A 2000-12-28 2000-12-28 測量機用レーザ発振装置及び測量機 Pending JP2002202125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102679965A (zh) * 2012-05-29 2012-09-19 葛洲坝集团第五工程有限公司 高度可调式十字线激光水平仪
CN103542837A (zh) * 2012-07-14 2014-01-29 厦门锐思达机电科技有限公司 一种水平仪悬挂支架

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CN102679965A (zh) * 2012-05-29 2012-09-19 葛洲坝集团第五工程有限公司 高度可调式十字线激光水平仪
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