JP2002201900A - トンネル換気装置 - Google Patents
トンネル換気装置Info
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- JP2002201900A JP2002201900A JP2000399404A JP2000399404A JP2002201900A JP 2002201900 A JP2002201900 A JP 2002201900A JP 2000399404 A JP2000399404 A JP 2000399404A JP 2000399404 A JP2000399404 A JP 2000399404A JP 2002201900 A JP2002201900 A JP 2002201900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トンネルの建設費の増大や送気装置の運転コ
スト、保守コスト等を抑え、低コストで低騒音の換気が
可能なトンネル換気装置を提供すること。 【解決手段】 トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って整流板
１５を設け、この整流板１５と内壁面Ｔ１との間に通気
空間Ｓを形成し、この通気空間Ｓに外気を導入する外気
導入手段２０を備える。整流板１５には、通気空間Ｓか
らトンネルＴの内部へ空気を送出する複数の送気孔１６
を形成する。
スト、保守コスト等を抑え、低コストで低騒音の換気が
可能なトンネル換気装置を提供すること。 【解決手段】 トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って整流板
１５を設け、この整流板１５と内壁面Ｔ１との間に通気
空間Ｓを形成し、この通気空間Ｓに外気を導入する外気
導入手段２０を備える。整流板１５には、通気空間Ｓか
らトンネルＴの内部へ空気を送出する複数の送気孔１６
を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車道路等のト
ンネルに用いられる換気装置に関する。
ンネルに用いられる換気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車道路用などのトンネルの換
気は、自動車の走行によって発生する空気の流れによ
り、トンネル入り口から外気が取り入れられ、トンネル
出口からトンネル内の空気が排出されることにより行わ
れている。また長いトンネル等、この方式では換気が困
難である場合には、さらに、トンネル内部に設置したジ
ェットファン（送気装置）によってトンネルの入り口側
から出口側に向けて送風し、上述のような空気の流れを
助長する方式も採用されている。
気は、自動車の走行によって発生する空気の流れによ
り、トンネル入り口から外気が取り入れられ、トンネル
出口からトンネル内の空気が排出されることにより行わ
れている。また長いトンネル等、この方式では換気が困
難である場合には、さらに、トンネル内部に設置したジ
ェットファン（送気装置）によってトンネルの入り口側
から出口側に向けて送風し、上述のような空気の流れを
助長する方式も採用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方式による換気に必要な送気装置は非常に大きいの
で、これを設置するためにトンネルの断面積を大きくし
なければならず、トンネルの建設費を増大させてしまう
という問題があった。またこの送気装置は設置のみなら
ず運転や保守にも多大なコストがかかり、さらに駆動時
の騒音が大きいという問題もある。さらに、トンネルの
壁面には境界層が発達するため、トンネル内の汚染され
た空気が壁面付近では滞ってしまい、換気の効率が悪い
という問題もあった。
うな方式による換気に必要な送気装置は非常に大きいの
で、これを設置するためにトンネルの断面積を大きくし
なければならず、トンネルの建設費を増大させてしまう
という問題があった。またこの送気装置は設置のみなら
ず運転や保守にも多大なコストがかかり、さらに駆動時
の騒音が大きいという問題もある。さらに、トンネルの
壁面には境界層が発達するため、トンネル内の汚染され
た空気が壁面付近では滞ってしまい、換気の効率が悪い
という問題もあった。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、トンネルの建設費の増大や送気装置の運転
コスト、保守コスト等を抑え、低コストで低騒音の換気
が可能なトンネル換気装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、トンネルの建設費の増大や送気装置の運転
コスト、保守コスト等を抑え、低コストで低騒音の換気
が可能なトンネル換気装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１にかかる発明は、トンネル内壁面に沿って
設けられこのトンネル内壁面との間に通気空間を形成す
る整流板と、この通気空間に外気を導入する外気導入手
段とを備え、整流板には、通気空間からトンネルの内部
へ空気を送出する複数の送気孔が形成されることを特徴
としている。この発明にかかるトンネル換気装置は、通
気空間に導入した外気が送気孔から送出されることによ
り、整流板表面に形成される境界層の発達を抑止し、ト
ンネル内に送気装置を設置せずに換気できるので、トン
ネルの建設費や送気装置のコストを抑え、低コストで低
騒音のトンネル換気装置が実現される。
に、請求項１にかかる発明は、トンネル内壁面に沿って
設けられこのトンネル内壁面との間に通気空間を形成す
る整流板と、この通気空間に外気を導入する外気導入手
段とを備え、整流板には、通気空間からトンネルの内部
へ空気を送出する複数の送気孔が形成されることを特徴
としている。この発明にかかるトンネル換気装置は、通
気空間に導入した外気が送気孔から送出されることによ
り、整流板表面に形成される境界層の発達を抑止し、ト
ンネル内に送気装置を設置せずに換気できるので、トン
ネルの建設費や送気装置のコストを抑え、低コストで低
騒音のトンネル換気装置が実現される。
【０００６】請求項２にかかる発明では、請求項１のト
ンネル換気装置において、送気孔はトンネルの軸方向に
沿ういずれか一方に向けて開口するように設けられるこ
とを特徴としている。この発明にかかるトンネル換気装
置では、トンネル内の空気の流れを一方向に加速するの
で、効率のよい換気が可能となる。
ンネル換気装置において、送気孔はトンネルの軸方向に
沿ういずれか一方に向けて開口するように設けられるこ
とを特徴としている。この発明にかかるトンネル換気装
置では、トンネル内の空気の流れを一方向に加速するの
で、効率のよい換気が可能となる。
【０００７】請求項３にかかる発明では、請求項２のト
ンネル換気装置において、整流板としては、トンネルの
軸方向に連続する波形断面を有するものを用い、送気孔
は、トンネルの軸方向のいずれか一方に対向する傾斜面
に設けられることを特徴としている。この発明にかかる
トンネル換気装置では、波形断面を有する整流板を用い
ることにより、送気孔をトンネルの出口に向けて形成す
るとともに、傾斜面によってこの送気孔からの送気がト
ンネルの出口に向けて案内されるので、より効率のよい
換気が可能となる。
ンネル換気装置において、整流板としては、トンネルの
軸方向に連続する波形断面を有するものを用い、送気孔
は、トンネルの軸方向のいずれか一方に対向する傾斜面
に設けられることを特徴としている。この発明にかかる
トンネル換気装置では、波形断面を有する整流板を用い
ることにより、送気孔をトンネルの出口に向けて形成す
るとともに、傾斜面によってこの送気孔からの送気がト
ンネルの出口に向けて案内されるので、より効率のよい
換気が可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照して説明する。図１および図２に、本発明
にかかるトンネル換気装置を設置した自動車道路用のト
ンネルＴを示す。このトンネル換気装置は、図２に示す
ように自動車Ｍが走行するトンネルＴの軸に沿って、ト
ンネルＴの施工時に埋設された外気導入路（外気導入手
段）２０が設けられている。この外気導入路２０には、
トンネルＴの内部に所定の間隔で複数の外気導入口（外
気導入手段）２１が設けられ、この外気導入口２１はト
ンネルＴの内壁面Ｔ１で開口している。また外気導入路
２０は、トンネルＴの外部で送気装置（外気導入手段）
２２に接続している。
て、図を参照して説明する。図１および図２に、本発明
にかかるトンネル換気装置を設置した自動車道路用のト
ンネルＴを示す。このトンネル換気装置は、図２に示す
ように自動車Ｍが走行するトンネルＴの軸に沿って、ト
ンネルＴの施工時に埋設された外気導入路（外気導入手
段）２０が設けられている。この外気導入路２０には、
トンネルＴの内部に所定の間隔で複数の外気導入口（外
気導入手段）２１が設けられ、この外気導入口２１はト
ンネルＴの内壁面Ｔ１で開口している。また外気導入路
２０は、トンネルＴの外部で送気装置（外気導入手段）
２２に接続している。
【０００９】トンネルＴの内部には、内壁面Ｔ１に沿っ
て整流板１５が設けられている。この整流板１５は、ト
ンネルＴの施工時に適当な間隔で埋設された支柱１４に
よってトンネルＴに対して支持されている。トンネルＴ
に支持された整流板１５と内壁面Ｔ１との間には通気空
間Ｓが形成され、この通気空間Ｓには外気導入口２１の
一端が開口している。
て整流板１５が設けられている。この整流板１５は、ト
ンネルＴの施工時に適当な間隔で埋設された支柱１４に
よってトンネルＴに対して支持されている。トンネルＴ
に支持された整流板１５と内壁面Ｔ１との間には通気空
間Ｓが形成され、この通気空間Ｓには外気導入口２１の
一端が開口している。
【００１０】整流板１５は、鉄板や樹脂等によって形成
され、トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って設置されてい
る。この整流板１５には、図３に示すように複数の送気
孔１６が斜めに形成され、この送気孔１６は整流板１５
がトンネルＴに設置された状態で自動車Ｍの走行する出
口方向に向くように開口している。なお、この送気孔１
６の形状は、小径の丸孔やスリットなど、送気装置２２
によって通気空間Ｓの空気をトンネルＴの内圧に抗して
送出でき、トンネルＴ内の空気が通気空間Ｓに逆流しな
いような形状であればよい。
され、トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って設置されてい
る。この整流板１５には、図３に示すように複数の送気
孔１６が斜めに形成され、この送気孔１６は整流板１５
がトンネルＴに設置された状態で自動車Ｍの走行する出
口方向に向くように開口している。なお、この送気孔１
６の形状は、小径の丸孔やスリットなど、送気装置２２
によって通気空間Ｓの空気をトンネルＴの内圧に抗して
送出でき、トンネルＴ内の空気が通気空間Ｓに逆流しな
いような形状であればよい。
【００１１】このように構成された本トンネル換気装置
によって、トンネルＴ内は次のように換気される。ま
ず、トンネルＴの外部に設置された送気装置２２によっ
て、外気導入路２０に外気が送り込まれる。外気導入路
２０に送り込まれた外気は、複数設けられた外気導入口
２１から通気空間Ｓに導入され、さらに整流板１５の送
気孔１６からトンネルＴ内に送気される。
によって、トンネルＴ内は次のように換気される。ま
ず、トンネルＴの外部に設置された送気装置２２によっ
て、外気導入路２０に外気が送り込まれる。外気導入路
２０に送り込まれた外気は、複数設けられた外気導入口
２１から通気空間Ｓに導入され、さらに整流板１５の送
気孔１６からトンネルＴ内に送気される。
【００１２】送気孔１６からトンネルＴ内に送出される
外気は、自動車Ｍの走行によって生じる空気の流れに伴
い、出口に向けて流される。また、送気孔１６から外気
が送出されることによって整流板１５の表面に形成され
る境界層の発達が抑制され、トンネルＴ内の空気は壁面
近くで滞ることなく出口に向かう。そしてトンネルＴの
入り口からは外気が流れ込むので、トンネルＴ内の空気
と外気とが入れ替わる、つまりトンネルＴ内の換気が行
われる。
外気は、自動車Ｍの走行によって生じる空気の流れに伴
い、出口に向けて流される。また、送気孔１６から外気
が送出されることによって整流板１５の表面に形成され
る境界層の発達が抑制され、トンネルＴ内の空気は壁面
近くで滞ることなく出口に向かう。そしてトンネルＴの
入り口からは外気が流れ込むので、トンネルＴ内の空気
と外気とが入れ替わる、つまりトンネルＴ内の換気が行
われる。
【００１３】以上のように、内壁面Ｔ１に沿って設けた
整流板１５の送気孔１６からトンネルＴ内に外気を導入
することにより、境界層の発達を抑制し、トンネルＴの
出口方向へ向かう気流を形成して換気を行うことができ
る。
整流板１５の送気孔１６からトンネルＴ内に外気を導入
することにより、境界層の発達を抑制し、トンネルＴの
出口方向へ向かう気流を形成して換気を行うことができ
る。
【００１４】整流板の別の実施形態を、図４と図５に示
す。図４に示す整流板１０は、波形断面を有し、この波
形がトンネルＴの軸方向に連続するようにトンネルＴの
内壁面Ｔ１に沿って設置される。この整流板１０の、自
動車Ｍの走行する出口方向に対向する傾斜面１１ａには
複数の送気孔１２が形成され、トンネルＴの入り口方向
に対向する傾斜面１１ｂには送気孔１２は形成されてい
ない。したがって、送気孔１２から送出される空気は傾
斜面１１ｂに沿って流れることができる。また、この整
流板１０は、波形に形成されていることによってトンネ
ルＴ内の騒音を抑制することができる。なお整流板１０
は、平板に送気孔１２を穿孔した後波形に成形するか、
あるいは平板を波形に成形すると同時に穿孔するなど、
容易に製造することができる。
す。図４に示す整流板１０は、波形断面を有し、この波
形がトンネルＴの軸方向に連続するようにトンネルＴの
内壁面Ｔ１に沿って設置される。この整流板１０の、自
動車Ｍの走行する出口方向に対向する傾斜面１１ａには
複数の送気孔１２が形成され、トンネルＴの入り口方向
に対向する傾斜面１１ｂには送気孔１２は形成されてい
ない。したがって、送気孔１２から送出される空気は傾
斜面１１ｂに沿って流れることができる。また、この整
流板１０は、波形に形成されていることによってトンネ
ルＴ内の騒音を抑制することができる。なお整流板１０
は、平板に送気孔１２を穿孔した後波形に成形するか、
あるいは平板を波形に成形すると同時に穿孔するなど、
容易に製造することができる。
【００１５】図５に示す整流板１７は、平板からなる整
流板１７に対して送気孔１８を垂直に形成し、この送気
孔１８の片側を覆う案内板１９を設けることによって、
送気孔１８の開口をトンネル出口方向へ向けている。
流板１７に対して送気孔１８を垂直に形成し、この送気
孔１８の片側を覆う案内板１９を設けることによって、
送気孔１８の開口をトンネル出口方向へ向けている。
【００１６】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の
趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種
々変更可能である。図示のものでは、整流板１５をトン
ネルＴ内の下面を除く全周に沿って設けているが、例え
ば上面のみや、下面のみ、側面のみなどでもよい。また
外気導入路２０は前記実施形態では一本だけ設けられて
いるが、トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って複数設け、各
外気導入路２０に送気装置２２を備えてもよい。さら
に、本トンネル換気装置は、トンネルＴの施工時に外気
導入路２０を埋め込まなくても、既設のトンネルに外気
導入手段や整流板を取り付けて構築することも可能であ
る。
部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の
趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種
々変更可能である。図示のものでは、整流板１５をトン
ネルＴ内の下面を除く全周に沿って設けているが、例え
ば上面のみや、下面のみ、側面のみなどでもよい。また
外気導入路２０は前記実施形態では一本だけ設けられて
いるが、トンネルＴの内壁面Ｔ１に沿って複数設け、各
外気導入路２０に送気装置２２を備えてもよい。さら
に、本トンネル換気装置は、トンネルＴの施工時に外気
導入路２０を埋め込まなくても、既設のトンネルに外気
導入手段や整流板を取り付けて構築することも可能であ
る。
【００１７】また、前記実施形態では一方通行の自動車
道路用のトンネルＴにトンネル換気装置を設けたが、対
面通行の自動車道路用のトンネルであっても、それぞれ
の車線における自動車の走行方向に合わせて送気孔を開
口させた整流板を配置したトンネル換気装置により、換
気を行うことが可能である。
道路用のトンネルＴにトンネル換気装置を設けたが、対
面通行の自動車道路用のトンネルであっても、それぞれ
の車線における自動車の走行方向に合わせて送気孔を開
口させた整流板を配置したトンネル換気装置により、換
気を行うことが可能である。
【００１８】さらに、本発明によるトンネル換気装置
は、前記実施形態に示した自動車用のトンネルに限ら
ず、換気の必要なトンネルであれば、例えば掘削中のト
ンネル等にも用いることができる。また、このトンネル
換気装置の外気導入手段として備えている外気導入路を
利用し、トンネル内の火災時には、例えば水や消火剤を
流し込むことによって消火に用いることもできる。
は、前記実施形態に示した自動車用のトンネルに限ら
ず、換気の必要なトンネルであれば、例えば掘削中のト
ンネル等にも用いることができる。また、このトンネル
換気装置の外気導入手段として備えている外気導入路を
利用し、トンネル内の火災時には、例えば水や消火剤を
流し込むことによって消火に用いることもできる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１にかかる
トンネル換気装置は、通気空間に導入した外気を送気孔
から送出することにより、整流板表面に形成される境界
層の発達を抑止するので、効率よく換気を行うことがで
きる。また、トンネル内に換気用ファンを設置しなくて
もよいので、トンネルの断面積を小さくすることができ
るとともに、このファンの回転による騒音がトンネル内
に発生しない。さらに、送気装置を設置するのはトンネ
ル外部であるため、保守が容易となる。つまり、大きな
トンネルを建設するためのコストがかからないだけでな
く、送気装置の保守コストを抑え、騒音が小さいトンネ
ル換気装置を得ることができる。
トンネル換気装置は、通気空間に導入した外気を送気孔
から送出することにより、整流板表面に形成される境界
層の発達を抑止するので、効率よく換気を行うことがで
きる。また、トンネル内に換気用ファンを設置しなくて
もよいので、トンネルの断面積を小さくすることができ
るとともに、このファンの回転による騒音がトンネル内
に発生しない。さらに、送気装置を設置するのはトンネ
ル外部であるため、保守が容易となる。つまり、大きな
トンネルを建設するためのコストがかからないだけでな
く、送気装置の保守コストを抑え、騒音が小さいトンネ
ル換気装置を得ることができる。
【００２０】請求項２にかかるトンネル換気装置では、
送気孔をトンネル出口に向けることにより、トンネル内
の空気の流れを出口方向に加速するので、効率のよい換
気が可能となる。
送気孔をトンネル出口に向けることにより、トンネル内
の空気の流れを出口方向に加速するので、効率のよい換
気が可能となる。
【００２１】請求項３にかかるトンネル換気装置では、
波形断面を有する整流板を用いることにより、送気孔を
トンネルの出口に向けて形成するとともに、傾斜面によ
ってこの送気孔からの送気がトンネルの出口に向けて案
内されるので、より効率のよい換気が可能となる。
波形断面を有する整流板を用いることにより、送気孔を
トンネルの出口に向けて形成するとともに、傾斜面によ
ってこの送気孔からの送気がトンネルの出口に向けて案
内されるので、より効率のよい換気が可能となる。
【図１】 本発明にかかるトンネル換気装置を備えたト
ンネルの実施形態を示す断面図である。
ンネルの実施形態を示す断面図である。
【図２】 図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。
【図３】 整流板の実施形態を示す断面図である。
【図４】 整流板の他の実施形態を示す断面図である。
【図５】 整流板の他の実施形態を示す断面図である。
１０、１５、１７ 整流板 １１ａ、１１ｂ 傾斜面 １２、１６、１８ 送気孔 １４ 支柱 １９ 案内板 ２０ 外気導入路（外気導入手段） ２１ 外気導入口（外気導入手段） ２２ 送気装置（外気導入手段） Ｍ 自動車 Ｓ 通気空間 Ｔ トンネル Ｔ１ 内壁面
Claims (3)
- 【請求項１】 トンネル内壁面に沿って設けられ該トン
ネル内壁面との間に通気空間を形成する整流板と、前記
通気空間に外気を導入する外気導入手段とを備え、 前記整流板には、前記通気空間から前記トンネルの内部
へ空気を送出する複数の送気孔が形成されることを特徴
とするトンネル換気装置。 - 【請求項２】 前記送気孔は、前記トンネルの軸方向の
いずれか一方に向けて開口するように設けられることを
特徴とする請求項１記載のトンネル換気装置。 - 【請求項３】 前記整流板としては、前記トンネルの軸
方向に連続する波形断面を有するものを用い、 前記送気孔は、前記トンネルの軸方向のいずれか一方に
対向する前記整流板の傾斜面に設けられることを特徴と
する請求項２記載のトンネル換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399404A JP2002201900A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | トンネル換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399404A JP2002201900A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | トンネル換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002201900A true JP2002201900A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000399404A Pending JP2002201900A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | トンネル換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002201900A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100916347B1 (ko) | 2007-10-15 | 2009-09-11 | 이지석 | 환경오염 집진용 터널 |
| KR101166053B1 (ko) | 2011-12-22 | 2012-07-23 | 공두식 | 에어커튼을 이용한 터널의 화연 확산방지장치 |
| CN102619547A (zh) * | 2012-04-17 | 2012-08-01 | 中铁十六局集团有限公司 | 一种高寒隧道通风节能升温系统 |
| KR101421787B1 (ko) | 2012-02-24 | 2014-07-23 | (주)비엔텍아이엔씨 | 경사진 풍도 슬래브에 급배기 덕트 면적확보를 위한 터널의 중앙 풍도 격벽 및 그 시공방법 |
| KR101443308B1 (ko) * | 2012-12-06 | 2014-09-26 | 한국철도기술연구원 | 공기유동터널 생성장치 |
| CN104847395A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-08-19 | 上海市政工程设计研究总院（集团）有限公司 | 隧道声屏障自然通风方法 |
| CN104989441A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-10-21 | 湖州升浙绿化工程有限公司 | 一种公路隧道的废气排出结构 |
| KR101602473B1 (ko) * | 2015-12-11 | 2016-03-15 | 이균봉 | 환기기능이 부가된 터널 진입 차량 보호 시스템 |
| KR101607579B1 (ko) * | 2015-12-11 | 2016-04-20 | 이균봉 | 터널 진입 차량 보호 시스템 |
| KR101630384B1 (ko) * | 2015-02-05 | 2016-06-14 | (주)대우건설 | 베르누이 원리를 이용한 터널 환기 시스템 |
| NO338760B1 (no) * | 2014-02-06 | 2016-10-17 | W Giertsen As | System og framgangsmåte for ventilasjon av fjellrom, samt en viftekonstruksjon |
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-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000399404A patent/JP2002201900A/ja active Pending
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