JP2002201765A - 屋根パネルおよび屋根 - Google Patents
屋根パネルおよび屋根Info
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Abstract
屋根パネルおよび屋根を提供する。 【解決手段】 屋根トラス14の上部に第1屋根パネル
13を桁行方向20に隣接して複数配置し、流れ方向1
5に沿って延在する封止構造体23を第1屋根パネル1
3の側部間の間隙を覆うように取付ける。第1屋根パネ
ル13は、母屋部材26と枠体27と屋根部材16とを
備える。屋根部材16は野地板33と防水層34と下地
材35と太陽電池屋根葺材37とを有する。このように
屋根構成要素がパネル化されるので、屋根上での施工作
業を低減することができる。封止構造体23は、溝部材
56を備え、溝部材56は封止部分に形成される溝状空
間53に収納される。溝部材56は、カバー部材58に
よって覆われ、カバー部材58は取付部材57によって
係止される。これによって、簡単な構成で確実に封止部
分を塞いで防水することができる。
Description
築物の雨仕舞のために好適に用いることの可能な屋根パ
ネルおよびそれを用いた屋根に関する。
の一例を示す図である。従来の切妻屋根における屋根面
の施工は次のような手順で行われる。
構成する複数の鋼製屋根トラス1をクレーン2で吊込
み、桁行方向に間隔をあけて敷げた3または柱4に固定
する。 (2)図16(2)に示すように桁行方向に延びる複数
の鋼製もや5をクレーン2で吊込み、雨水の流れ方向に
間隔をあけて屋根トラス1に固定する。 (3)図16(3)に示すようにもや5の上部に複数の
木製屋根パネル6を敷設する。 (4)図16(4)に示すように屋根パネル6の上部に
アスファルトルーフィングから成る防水層7を敷設し、
防水層7の上部に屋根葺材8を葺設する。
順(3),(4)のように屋根上での作業が多く、人手
を要するとともに施工所要時間が長くなるという問題が
ある。また屋根葺材8の上面に太陽電池を設ける場合に
は、さらに人手と時間とを要する。したがって、施工工
期が長くなるとともに施工コストが増大する。また屋根
パネル6が木製であるので、反りおよび曲りが発生する
恐れがある。さらに大形パネルの場合には薄い木材を貼
合わせた集成材を用いる必要があり、コストアップとな
る。
上での作業を低減することが可能であり、工期短縮およ
び省力化を図ることができる屋根パネルおよび屋根を提
供することである。
上部に雨水の流れ方向に間隔をあけて複数配置され、桁
行方向に延びる鋼製の母屋部材と、(b)母屋部材の上
部に固定される鋼製の枠体であって、母屋部材の上部に
桁行方向に間隔をあけて配置され、流れ方向に延びる複
数の垂木部材と、桁行方向に延び、垂木部材の上端部を
連結する棟部材と、桁行方向に延び、垂木部材の下端部
を連結する軒先部材とを有する枠体と、(c)枠体の上
部に固定され、枠体の全体を覆う屋根部材とを含むこと
を特徴とする屋根パネルである。
材を含む枠体が固定され、枠体の上部に屋根部材が固定
されて屋根パネルが形成される。これによって、従来屋
根上で行われていた取付作業の少なくとも一部を工場で
予め施すことができるので、危険な屋根上での作業を低
減することが可能となり、工期短縮および省力化を図る
ことができる。また、母屋部材および枠体が鋼製である
ので、大形屋根パネルにおいても反りおよび曲りなどの
変形の発生を防止することができる。
固定される野地板と、野地板の上部に形成される防水層
と、防水層の上部に設けられ、少なくとも一方の側部が
下方の野地板の側部から桁行方向内方側に間隔をあけて
配置される板状の下地材と、下地材の上部に固定される
屋根葺材とを含むことを特徴とする。
は防水層および屋根葺材が含まれるので、人手と時間と
を要する屋根上における防水層および屋根葺材の取付作
業を省略することができる。また下地材の少なくとも一
方の側部が下方の野地板の側部から引っ込んだ状態にな
るように配置されるので、後述の図8,9に示すように
封止構造体の収納スペースを簡単な構成で確実に確保す
ることが可能になる。
とも一部に太陽電池を表面に備えた屋根葺材が設けられ
ることを特徴とする。
とも一部に太陽電池を備える屋根葺材が設けられるの
で、簡単な構成で確実に太陽電池を屋根に装着すること
ができる。
ることを特徴とする。本発明に従えば、屋根葺材が金属
板、たとえば板厚が薄く、かつ耐候性が良好な塗装され
た亜鉛アルミニウム合金めっき鋼板などから成るので、
屋根葺材の軽量化を図ることができるとともに、屋根葺
材の耐久性の向上を図ることが可能となる。
接して複数配置される請求項1〜4記載の屋根パネル
と、流れ方向に沿って延在し、桁行方向における屋根パ
ネル相互間の間隙を覆う封止構造体とを含むことを特徴
とする屋根である。
方向に隣接して配置し、屋根パネル相互間の間隙を封止
構造体で覆うことによって屋根が形成される。これによ
って、屋根上における作業を低減することができるとと
もに簡単な構成で確実に屋根を防水することができる。
方および他方の屋根パネルにおける下地材の対向側面
と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の上面を覆
う防水層とによって形成される溝状空間に収納され、一
方の屋根パネルの屋根部材に固定される上方に開いた溝
部材と、他方の屋根パネルに取付けられる取付部と、取
付部に連なり溝部材内に下方に延びる立下がり部とを有
する取付部材と、一方および他方の屋根パネルの屋根葺
材上にまたがって載置されるカバー部と、カバー部に設
けられ、溝部材内に下方に延びる垂下部と、垂下部の下
部に形成され、取付部材の立下がり部と係合する係合片
とを有するカバー部材とを含むことを特徴とする。
一方および他方の屋根パネルの屋根葺材上にまたがって
設けられるので、屋根パネル間の間隙への雨水の浸入を
防止することができる。またカバー部に設けられる垂下
部の係合片と、他方の屋根パネルに取付けられる取付部
材の立下り部とが係合するので、風圧などによるカバー
部材の飛散を防止することができる。また下地材の対向
側面などによって形成される溝状空間に上方に開いた溝
部材が収納されるので、カバー部材から漏水しても、あ
るいはカバー部材および取付部材から結露水が滴下して
も溝部材を介して確実に排水することができる。また、
後述の図8,9に示すように前記溝状空間に溝部材、取
付部材の立下り部およびカバー部材の垂下部を収納する
ことができるので、カバー部材の屋根葺材上面からの突
出高さを低くすることが可能となり、屋根の外観を向上
することができる。
方および他方の屋根パネルにおける下地材の対向側面
と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の上面を覆
う防水層とによって形成される溝状空間の各対向側面側
にそれぞれ収納され、各屋根パネルの屋根部材に固定さ
れ、屋根葺材を支持する支持部を有する一対の支持部材
と、溝状空間内に、かつ一対の支持部材間に収納され、
支持部材の支持片に屋根葺材とともに固定される上方に
開いた溝部材と、支持部材の支持部に取付けられる取付
部と、取付部に連なり溝部材内に下方に延びる立下がり
部とを有する取付部材と、一対の支持部材上に屋根葺材
を介してまたがって載置されるカバー部と、カバー部に
設けられ、溝部材内に下方に延びる垂下部と、垂下部の
下部に形成され、取付部材の立下がり部と係合する係合
片とを有するカバー部材とを含むことを特徴とする。
持部材が対向して一方および他方の屋根パネル側にそれ
ぞれ設けられ、溝部材は各支持部材間の空間に収納さ
れ、カバー部材のカバー部は各支持部材上に屋根葺材を
介してまたがって設けられる。これによって、溝部材お
よびカバー部材の桁行方向における長さを一方および他
方の屋根パネルにおける下地材の対向側面間の間隔より
も小さくすることができるので、溝部材およびカバー部
材の小形化を図ることが可能となる。したがって、溝部
材およびカバー部材の取付作業性を向上することができ
る。
方および他方の屋根パネルにおける屋根葺材の少なくと
も一方の側部に形成される下方に折返された係合部と、
隣接する一方および他方の屋根パネルにおける下地材の
対向側面と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の
上面を覆う防水層とによって形成される溝状空間内に収
納され、屋根部材に固定される上方に開いた溝部材と、
流れ方向に垂直な断面が上方に開いたほぼC字状の形状
を有し、溝部材内で各屋根葺材の前記係合部に係合する
カバー部材とを含むことを特徴とする。
少ないので、構成を簡素化することができる。またカバ
ー部材が上方に開いたほぼC字状の断面形状を有し、カ
バー部材と屋根葺材の側部の下方に折返された取付部と
が後述の図12,13に示すように溝部材内において係
合するので、簡単な構成で確実に屋根パネル間の間隙を
塞いで防水することができる。また、カバー部材が溝部
材内に設けられるので、カバー部材の屋根葺材上面より
上方への突出が防止され、屋根外観をさらに向上させる
ことができる。
方および他方の屋根パネルにおける下地材の対向側面
と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の上面を覆
う防水層とによって形成される溝状空間の各対向側面側
にそれぞれ収納され、屋根部材に固定され、屋根葺材を
支持する受け部と、受け部に連なり下方に延びる立下が
り部と、立下がり部の下部に連なり立下がり部を介して
受け部を支持する支持部とを有する一対の支持部材と、
各支持部材の受け部、立下がり部および支持部によって
囲まれた収納空間に収納され、支持部材の支持部に固定
される溝部材と、各受け部上に屋根葺材を介してまたが
って載置されるカバー部と、カバー部に設けられ、支持
部材の受け部に係合する係合部とを有するカバー部材と
を含むことを特徴とする。
部材が対向して一方および他方の屋根パネル側にそれぞ
れ設けられ、溝部材は各支持部材の収納空間に収納さ
れ、カバー部材は各支持部材の受け部に屋根葺材を介し
てまたがって設けられ、各支持部材の受け部はカバー部
材の係合部と係合する。これによって、カバー部材およ
び溝部材の桁行方向長さを一方および他方の屋根パネル
における下地材の対向側面間の間隔よりも小さくするこ
とができるので、カバー部材および溝部材の小形化を図
ることが可能となり、カバー部材および溝部材の取付作
業性を向上することができる。
記載の屋根パネルに請求項6〜9のいずれかに記載の封
止構造体の一部を取付けることを特徴とする封止用金具
付屋根パネルである。
の一部が固定されるので、工場における組立部材比率を
向上することが可能となり、屋根上での封止構造体の組
立作業工数を低減することができる。
れる鋼製の枠体であって、躯体の上部に桁行方向に間隔
をあけて配置され、流れ方向に延びる複数の垂木部材
と、桁行方向に延び、垂木部材の上端部を連結する棟部
材と、桁行方向に延び、垂木部材の下端部を連結する軒
先部材とを有する枠体と、(e)枠体の上部に固定さ
れ、枠体の全体を覆う屋根部材であって、枠体の上部に
固定される野地板と、野地板の上部に形成される防水層
と、防水層の上部に設けられ、少なくとも一方の側部が
下方の野地板の側部から桁行方向内方側に間隔をあけて
配置される板状の下地材と、下地材の上部に固定される
金属板から成る屋根葺材とを備える屋根部材とを含み、
屋根部材に請求項6〜9のいずれかに記載の封止構造体
の一部が取付けられることを特徴とする封止用金具付屋
根パネルである。
パネルに封止構造体の一部が固定されるので、母屋部材
を使用しない構造の屋根においても屋根上での封止構造
体の組立作業工数を低減することができる。
とも一部に太陽電池を表面に備えた屋根葺材が設けられ
ることを特徴とする。
とも一部に太陽電池を備える屋根葺材が設けられるの
で、母屋部材を用いない構造の屋根においても簡単な構
成で確実に太陽電池を屋根に装着することができる。
である切妻屋根11に用いられる第1屋根パネル13の
構成を簡略化して示す側面断面図である。第1屋根パネ
ル13は、工場で組立られ、小屋組を構成する鋼製の屋
根トラス14の上部に傾斜した状態で固定される。第1
屋根パネル13は、雨水の流れ方向15に沿って延びる
屋根分割体であり、屋根面の一部を形成する板状の屋根
部材16と、屋根部材16を支持する鋼製の支持フレー
ム17とを含んで構成される。
備える切妻屋根11の構成を簡略化して示す平面図であ
る。第1屋根パネル13は、切妻屋根11の棟から軒に
わたって延在し、流れ方向15に垂直な桁行方向20に
並列に複数配置され、棟を挟んで両側に延びる傾斜した
屋根面を形成する。切妻屋根11の一方および他方の妻
側縁端には、けらば屋根パネルである第2屋根パネル2
1がそれぞれ配置される。第1屋根パネル13の両側部
および第2屋根パネル21の一方の側部には、封止構造
体23が設けられる。
在し、隣接する第1屋根パネル13の桁行方向における
間隙および第1屋根パネル13と第2屋根パネル21と
の桁行方向における間隙を覆う。切妻屋根11の棟に
は、棟カバー24が設けられる。棟カバー24は、桁行
方向に延在し、棟を挟んで両側に配置された第1および
第2屋根パネル13,21の対向する端部間の間隙を覆
う。棟カバー24は図1に示すように桁行方向に垂直な
断面形状が山形に形成され、両側部から折返された折返
し部がリーマービス25によって第1および第2屋根パ
ネル13,21に固定される。
持フレーム17の構成を簡略化して示す平面図であり、
図4は図3の切断面線IV−IVから見た断面図であ
る。図1をも参照して支持フレーム17の構成を説明す
る。支持フレーム17は、母屋部材26と枠体27とを
含む。母屋部材26は、リップ溝形鋼から成り、流れ方
向15に間隔をあけて複数(本実施の形態では3)配置
され、桁行方向20に相互に平行に延在する。母屋部材
26は、屋根トラス14および屋根トラス14に取付け
られた固定部材28に固定される。
軒先部材31とを含む。垂木部材29は、リップ溝形鋼
から成り、母屋部材26の上部に桁行方向20に間隔を
あけて複数(本実施の形態では4)配置され、流れ方向
15に相互に平行に延在する。垂木部材29は、母屋部
材26の上部に固定される。棟部材30は、溝形鋼から
成り、桁行方向20に延び、垂木部材29の上端部を連
結する。軒先部材31は、溝形鋼から成り、桁行方向2
0に棟部材30と平行に延び、垂木部材29の下端部を
連結する。
27および母屋部材26によって格子状に形成されるの
で、高剛性であり、クレーンによる吊込み時に破損した
り、変形したりする恐れがない。また大形化されても、
木製のように経時的に反りおよび曲りが発生する恐れが
なく、耐久性に優れている。
屋根部材16の平面図であり、図6は図5の切断面線V
I−VIから見た屋根部材16の一側部付近の断面図で
ある。図1をも参照して、第1屋根パネル13の屋根部
材16の構成を説明する。屋根部材16は、野地板33
と、防水層34と、下地材35と屋根葺材36と、太陽
電池を表面に備える屋根葺材37(以後、太陽電池屋根
葺材とよぶ)とを含んで構成される。野地板33は、た
とえば硬質木片セメント板から成り、断熱、吸音および
荷重分散などの機能を有する。野地板33は枠体27の
上部にリーマービス39によって固定される。野地板3
3の両側部の側面33aは、枠体27の両側部の垂木部
材29の側部と同一の仮想平面41内に存在する。野地
板33の板厚は、たとえば12mmである。
フィングから成り、アスファルトルーフィングを野地板
33の上部および側面33aに貼付けて形成される。ア
スファルトルーフィングは軟質の厚布にアスファルトを
染込ませたものであり、多層に重ねて使用される。防水
層34は、ゴムシートを野地板33の上部に貼付けて形
成してもよい。防水層の厚さは、たとえば1.0mmで
ある。
り、防水層34の上部に設けられる。下地材35の両側
部の各側面35aは、前記仮想平面41から桁行方向2
0内方側に距離L1だけ間隔をあけて配置される。下地
材35は、板状の硬質ウレタンフォームに亜鉛めっき鋼
板を裏貼りしたものでもよい。下地材35の板厚は、た
とえば15mmである。屋根葺材36は、金属板、たと
えば塗装亜鉛めっき鋼板、塗装亜鉛アルミニウム合金め
っき鋼板、亜鉛めっきステンレス鋼板、アルミニウムめ
っき鋼板および高耐候性ステンレス鋼板などから成り、
本実施の形態では切板の状態で用いられる。屋根葺材3
6は図5に示すように屋根部材16の棟および軒側にそ
れぞれ複数(本実施の形態では4)枚ずつ桁行方向に並
列に配置される。屋根葺材36は、下地材35の上部に
接着剤、ビス、リベット等を単独で、あるいは組合せて
用いることによって固定される。屋根葺材36の板厚
は、たとえば0.4mmである。
と、屋根葺材36の上面に接着剤で貼付けられる複数の
太陽電池セル43とを含む。太陽電池セル43は、ステ
ンレス鋼箔の上面にアモルファスシリコンを蒸着したも
のであり、各セル43は直列に接続される。このアモル
ファスシリコン太陽電池は、他の太陽電池に比べて非常
に薄い厚みを有し、かつ同等の変換効率を有する。また
温度が上昇しても変換効率が低下しない特性を有する。
ステンレス鋼箔の厚みは、たとえば0.15mmであ
り、アモルファスシリコン蒸着層の厚みは約1μmであ
る。太陽電池セル43の上面には透明な弗素樹脂から成
る保護皮膜が形成されている。
て延在し、図5に示すように桁行方向20に並列に複数
(本実施の形態では4)枚配置される。太陽電池屋根葺
材37の寸法は、たとえば桁行方向20の長さ:455
mm、流れ方向15の長さ:3765mmであり、太陽
電池セル43の個数は、たとえば15セルである。太陽
電池屋根葺材37と屋根葺材36との桁行方向長さは同
一であり、太陽電池屋根葺材37は、前記棟側および軒
側にそれぞれ配置された屋根葺材36の間に一直線を成
すように配置される。
と、各屋根葺材36の端部とは、図1に示すようにこは
ぜ掛けで接合され、コーキング44を充填して密封され
る。太陽電池屋根葺材37の流れ方向長さが充分長いと
きには、このような接合を行う必要はない。流れ方向に
一直線上に連なる屋根葺材36および太陽電池屋根葺材
37の側部と、隣接する屋根葺材36および太陽電池屋
根葺材37の側部とは、接合部材46を介して接合され
る。また屋根部材16の両側部には図5中に仮想線で示
すように封止構造体23が設けられる。このように屋根
葺材36および太陽電池屋根葺材37は、耐候性の良好
な塗装されためっき鋼板から成り、かつ板厚が薄いの
で、屋根部材16の軽量化および耐久性の向上を図るこ
とができる。
見た断面図である。図7を参照して第2屋根パネル21
の構成を説明する。第2屋根パネル21は、前記第1屋
根パネル13に類似し、対応する部分には同一の参照符
号を付す。注目すべきは、第2屋根パネル21の桁行方
向の長さが第1屋根パネル13よりも長く形成され、妻
側の外壁45からけらばの出の部分を覆うように外方に
突出している点である。すなわち、支持フレーム17お
よび屋根部材16の桁行方向長さが延長されるととも
に、垂木部材29aが1本増設されており、さらに屋根
部材16の延長部分には、流れ方向全長にわたって屋根
葺材36aが葺かれている。第2屋根パネル21のその
他の構成は、第1屋根パネル13の構成と同一である。
押出し材から成り、流れ方向15(図7の紙面に垂直な
方向)に沿って延在する。接合部材46は、固定部47
と受け部48とカバー部49とを備え、接合位置の下地
材35を切取って形成された空間内に収納される。固定
部47は、屋根部材16にリーマービスによって固定さ
れる。受け部48は、固定部47上に桁行方向20に間
隔をあけて一対設けられ、太陽電池屋根葺材37の離接
する側部を載置してリベットによって固定する。カバー
部49は、隣接する太陽電池屋根葺材37上にまたがっ
て配置され、前記受け部48間の間隙を覆うとともに、
固定部47に形成された係止爪50に係止される。この
接合部材46の構成は前述のように第1および第2屋根
パネル13,21とも同一である。また接合部材46
は、このような構成に限定されるものではなく、後述の
封止構造体23,75,101,116を用いてもよ
い。
3,21が母屋部材26と、枠体27と屋根部材16と
を一体的に固定して工場で形成されるので、従来屋根上
で個々に行われていた各部材の取付作業を第1および第
2屋根パネル13,21の取付作業に集約することがで
きる。したがって、危険な屋根上での作業工数を大幅に
低減することが可能となる。また屋根部材16には、防
水層34、屋根葺材36および太陽電池屋根葺材37が
含まれるので、人手と時間とを要する屋根上におけるこ
れらの取付作業を省略することできる。したがって、屋
根施工の工期短縮および省力化を図ることが可能とな
る。
Iから見た断面図であり、図9は図8に示す封止構造体
23の拡大断面図である。図8および図9を参照して隣
接する第1屋根パネル13の側部の封止部分の構成およ
び封止構造体23の構成を説明する。前述のように第1
屋根パネル13の下地材35の側面35aは野地板33
の側面33aから桁行方向20の内方側に距離L1だけ
間隔をあけて配置される。また隣接する一方および他方
の第1屋根パネル13の対向する野地板33の側面33
a間には、防水層34を介してゴムから成る目地緩衝部
材54が設けられる。したがって、隣接する一方および
他方の屋根パネル13の対向する側面間には、各下地材
35の相互に対向する側面35a(以後、対向側面と呼
ぶ)と、各野地板33の側部付近の上面を覆う防水層3
4と、目地緩衝部材54の上面とによって囲まれる溝状
空間53が形成される。一方および他方の第1屋根パネ
ル13の母屋部材26の側部は図示しない同じ屋根トラ
ス上に載置される。
鉛系合金めっき鋼板から成り、流れ方向15(図8,9
の紙面に垂直な方向)に延在する複数の成形部材の組合
わせ体である。封止構造体23は、前記溝状空間53に
収納され、一方の第1屋根パネル13に固定される上方
に開いた溝部材56と、他方の第1屋根パネル13に取
付けられる取付部材57と、溝部材56および取付部材
57を覆うカバー部材58とを含んで構成される。
される底板60と、底板60の一側部に連なり、一方の
第1屋根パネル13の対向側面35aに沿って上方に延
びる第1立上り部61と、底板60の他側部に連なり、
他方の第1屋根パネル13の対向側面35aに沿って上
方に延びる第2立上り部62と、第1立上り部61の上
部に連なり、第1立上り部61に関して溝状空間53と
反対側に、かつ底板60に平行に延びる固定部63と、
第2立上り部62の上部に連なり、第2立上り部62に
関して溝状空間53側に、かつ底板60に平行に延びる
内向き部64とを含んで構成される。固定部63は、下
地材35の上面と太陽電池屋根葺材37の側部の下面と
の間に差込まれ、リーマービス65によって屋根部材1
6および垂木部材29に固定される。太陽電池屋根葺材
37の太陽電池セル43は、側部から内方に間隔をあけ
て設けられるので、固定部63は太陽電池屋根葺材37
の側部をめくって差し込まれる。
垂直な方向)に垂直な断面形状(以後、断面形状と略称
する)が略L字状の部材であり、底板60に平行に延び
る取付部67と、取付部67の一側部に連なり、下方に
延びる立下り部68とを含む。取付部67の他側部は、
他方の第1屋根パネル13の下地材35の上面と太陽電
池屋根葺材37の側部の下面との間に前記固定部63と
同様に差込まれ、リーマービス65によって屋根部材1
6に固定される。取付部67の一側部は下地材35の側
部から前記溝状空間53側に突出し、一方および他方の
第1屋根パネル13における対向する側部間の間隙のほ
ぼ中央位置69に配置される。立下り部68は、前記溝
部材56内に垂下する。
断面形状を有するカバー部70と、カバー部70に連な
り、溝部材56内に下方に延びる垂下部71と、垂下部
71の下部に形成される係合片72とを含む。カバー部
70は、両側部から折返されて部分的に二重に形成され
ており、一方および他方の第1屋根パネル13における
太陽電池屋根葺材37の側部の上面にまたがって載置さ
れる。カバー部70の両側部と太陽電池屋根葺材37の
側部との間は防水テープによってシールされる。垂下部
71は、カバー部70の一側部の折返し部分に連なり、
前記中央位置69に配置される。垂下部71はカバー部
70に溶接等によって接合してもよい。係合片72は、
略U字状の断面形状を有し、前記取付部材57の立下り
部68と係合する。
よび他方の第1屋根パネル13間に設けられる封止構造
体23の構成について説明しているけれども、第1屋根
パネル13と第2屋根パネル21間に設けられる封止構
造体23の構成も同一である。また第1屋根パネル13
の太陽電池屋根葺材37の葺かれている部分の構成につ
いて説明を行っているけれども、屋根葺材36の葺かれ
ている部分の構成も同様である。
3では、カバー部材58のカバー部70が一方および他
方の第1屋根パネル13上にまたがって設けられるの
で、一方および他方の第1屋根パネル13間の間隙への
雨水の浸入を防止することができる。またカバー部70
と連結されている垂下部71の係合片72と、取付部材
57の立下り部68とが係合するので風圧などによるカ
バー部材58の飛散を防止することができる。また前記
溝状空間53に上方に開いた溝部材56が収納されるの
でカバー部材58から漏水しても、あるいはカバー部材
58および取付部材57から結露水が滴下しても溝部材
56を介して排水することができる。また前記溝状空間
53に溝部材56、取付部材57の立下り部68および
カバー部材58の垂下部71を収納することができるの
で、カバー部材58のカバー部70が浅溝形に形成され
ていることと相俟って、カバー部材58の屋根面からの
突出高さを低くすることが可能となり屋根の外観を向上
することができる。
妻屋根74の封止構造体75付近の構成を簡略化して示
す断面図であり、図11は図10に示す封止構造体75
の拡大断面図である。本実施の形態の切妻屋根74は前
記切妻屋根11に類似し、対応する部分には同一の参照
符号を付す。図10,11は、図8,9と同一の切断面
線から見た屋根の断面図である。注目すべきは、本実施
の形態の封止構造体75では、前記溝状空間53内に一
対の支持部材76がさらに収納される点である。
と、溝部材77と、取付部材78とカバー部材79とを
含んで構成される。支持部材76は、金属薄板、たとえ
ば亜鉛系合金めっき鋼板から成り、流れ方向15に延在
する。支持部材76は、底板81と第1立上り部82と
第2立上り部83と固定部84と支持部85とを含む。
底板81は溝状空間53の底部で、かつ下地材35の対
向側面35aと野地板33の側部付近の上面を覆う防水
層34とで形成される隅部に配設される。第1立上り部
82は、底板81の下地材35側の側部に連なり、一方
の第1屋根パネル13の前記対向側面35aに沿って上
方に延在する。第2立上り部83は、底板81の反対側
の側部に連なり、第1立上り部82に対して平行に上方
に延在する。固定部84は第1立上り部82の上部に連
なり、第1立上り部82に関して溝状空間53と反対側
に、かつ底板81に平行に延在する。また固定部84
は、下地材35の上面と太陽電池屋根葺材37の側部の
下面との間に差込まれ、リーマービス86によって屋根
部材16および垂木部材29に固定される。支持部85
は、第2立上り部83の上部に連なり、前記対向側面3
5aに向かって底板81に平行に延在する。
と同一の構成を有し、前記溝状空間53内に、かつ一対
の支持部材76に挟まれて収納される。したがって、溝
部材77の底板87は溝状空間53の底部に載置され、
溝部材77の第1および第2立上り部81,82は、一
方および他方の支持部材76の第2立上り部83にそれ
ぞれ沿って延在する。また溝部材77の固定部90は、
支持部材76の支持部85の上面に載置される。さらに
固定部90の上面には、太陽電池屋根葺材37の側部が
重ねられ、一方の第1屋根パネル13側においては、太
陽電池屋根葺材37および溝部材77の固定部90は支
持部材76の支持部85にリベット91によって固定さ
れる。
57と同一の構成を有し、取付部93と取付部93の一
側部に連なる立下り部94とを含む。取付部93の他側
部は他方の第1屋根パネル13側における太陽電池屋根
葺材37の側部の上面に重ねられ、取付部材78の取付
部93、太陽電池屋根葺材37の側部および溝部材77
の固定部90が支持部材76の支持部85にリベット9
1によって固定される。
部材58と同一の構成を有し、カバー部材79のカバー
部95の両側部が各支持部材76の支持部85上に載置
された太陽電池屋根葺材37の側部上にまたがって載置
される。カバー部95の両側部と太陽電池屋根葺材37
の側部との間は防水テープによってシールされる。カバ
ー部材79の垂下部96の係合片97は取付部材78の
立下り部94と係合し、カバー部材79の風圧による飛
散を防止する。本実施の形態における切妻屋根74のそ
の他の構成は、前記実施の第1形態における切妻屋根1
1の構成と同一であり効果も同一である。
れるので、工場で第1および第2屋根パネル13,21
に予め取付けてもよく、屋根上で他の部材とともに取付
けてもよい。前者の支持部材76を予め取付けた屋根パ
ネルは封止用金具付屋根パネルと呼ばれる。
5では、溝状空間53内に一対の支持部材76が対向し
て収納されるとともに、溝部材77が各支持部材76間
に収納される。またカバー部材79のカバー部95は各
支持部材76上に太陽電池屋根葺材37の側部を介して
またがって設けられる。これによって、溝部材77およ
びカバー部材79の桁行方向20における長さを下地材
35の対向側面間の間隔よりも小さく設定することがで
きるので、溝部材77およびカバー部材79の小形化を
図ることが可能となる。したがって、封止構造体75の
取付作業性を向上することができる。また支持部材76
を予め工場で取付けた封止用金具付屋根パネルを用いれ
ば、工場における組立部材比率を向上することができる
とともに、屋根上での作業工数を低減することができ
る。
妻屋根100の封止構造体101付近の構成を簡略化し
て示す断面図であり、図13は図12に示す封止構造体
101の拡大断面図である。本実施の形態の切妻屋根1
00は前記切妻屋根11に類似し、対応する部分には同
一の参照符号を付す。図12,13は図8,9と同一の
切断面線から見た屋根の断面図でる。注目すべきは、本
実施の形態の封止構造体101は部品点数が少ない点で
ある。
バー部材104と、係合部105とを含んで構成され
る。溝部材103およびカバー部材104は、金属薄
板、たとえば亜鉛系合金めっき鋼板から成る。溝部材1
03は、底板107と第1立上り部108と第2立上り
部109とを含む。底板107は前記溝状空間53の底
部に載置される。第1および第2立上り部108,10
9は底板107の一側部および他側部にそれぞれ連な
り、下地材35の前記各対向側面35aに沿って上方に
それぞれ延在し、前記各対向側面35aにそれぞれビス
110によって固定される。
3の紙面に垂直な方向)に延在し、上方に開いた略C字
状の断面形状を有する。カバー部材104は、底板10
7にほぼ平行に延びる平坦なカバー底板111と第1係
合片112と、第2係合片113とを有する。第1およ
び第2係合片112,113はカバー底板111の両側
部からそれぞれ折返され、斜め上方に傾斜して延在す
る。第1および第2係合部112,113は波形状の形
状を有し、相互の間隔は上方に向かうにつれて小さくな
るように形成される。
し、隣接する一方および他方の第1屋根パネル13の太
陽電池屋根葺材37の側部にそれぞれ形成される。各係
合部105は下地材35の側部から溝状空間53側に突
出した太陽電池屋根葺材37の側部から下方に折返され
て形成され、前記カバー部材104の第1および第2係
合部112,113に係合する。係合部105と第1お
よび第2係合部112,113との間の係合力は材料の
有する弾発力によって確保されるけれども、係合した状
態で流れ方向数箇所においてかしめなどの塑性変形を付
与して両者がずれないように固定してもよい。本実施の
形態における切妻屋根100のその他の構成は、前記実
施の第1形態における切妻屋根11の構成と同一であ
り、効果も同一である。
体の部品点数が少ないので、全体の構成を簡素化するこ
とができる。またカバー部材104が上方に開いた略C
字状の断面形状を有し、カバー部材104と係合部10
5とが溝部材103内で係合するので、簡単な構成で確
実に封止部分の間隙を塞いで防水することができる。ま
たカバー部材104が溝部材103内に設けられるの
で、カバー部材104の屋根面上面より上方への突出が
防止され、屋根外観をさらに向上させることができる。
切妻屋根115の封止構造体116の構成を簡略化して
示す断面図であり、図15は図14に示す封止構造体1
16の拡大断面図である。本実施の形態の切妻屋根11
5は前記切妻屋根11に類似し、対応する部分には同一
の参照符号を付す。図14,15は図8,9と同一の切
断面線から見た屋根の断面図である。注目すべきは、本
実施の形態の封止構造体116では、前記溝状空間53
内に一対の支持部材117がさらに収納される点であ
る。
7と溝部材118と、カバー部材119とを含んで構成
される。支持部材117は流れ方向(図14,15の紙
面に垂直な方向)に延在し、アルミニウム押出し材から
成る。支持部材117は、溝状空間53の下地材35側
にそれぞれ配置され、桁行方向20に延びる板状の受け
部121と、立下り部122と支持部123とを含む。
受け部121の一側部付近は各下地材35の上面と太陽
電池屋根葺材37の側部の下面との間に差込まれてリー
マービス124によって屋根部材16および垂木部材2
9に固定される。受け部121の他側部は各野地板33
の側部付近まで延在する。受部121の他側部付近は、
下地材35から遠ざかるにつれて上方にわずかに傾斜し
ており、その傾斜面上に太陽電池屋根葺材37の側部が
載置される。立下り部122は受け部121の途中位置
から下方に延在する。
なり、下地材35から遠ざかる方向に延在して受け部1
21を支持する。支持部123は下地材35と同一の材
料から成る段差調整部材125を介して防水層34上に
載置される。一対の支持部材117の受け部121、立
下り部122および支持部123は対向配置された状態
で収納空間126を形成する。
を示し、前記収納空間126内に収納される。溝部材1
18は、底板128と、第1立上り部129と第2立上
り部130とリップ部131とを有する。底板128
は、各支持部材117の支持部の上面にまたがって載置
される。第1および第2立上り部128,129は底板
128の両側部にそれぞれ連なり、各支持部材117の
立下り部122に沿って上方に延在する。リップ部13
1は、第1および第2立上り部122,123の上部に
それぞれ連なり、下地材35の対向側面35aから遠ざ
かる方向に延在する。太陽電池屋根葺材37の側部およ
びリップ部131は支持部材117の受け部121にリ
ベット132によって固定される。
係合部134とを有する。カバー部133は、下方に開
いた浅溝状の断面形状を有し、各支持部材117の受け
部121上に太陽電池屋根葺材37の側部を介してまた
がって載置される。カバー係合部134は、カバー部1
33の両側部から折返されて形成され、略C字状の断面
形状を有する。カバー係合部134は、支持部材117
の受け部121に装着され、カバー係合部134の弾発
力によってカバー部材119と受け部121とが係合さ
れる。カバー係合部134と太陽電池屋根葺材37の側
部との間は防水テープによってシールされる。本実施の
形態における切妻屋根115のその他の構成は前記実施
の第1形態における切妻屋根11の構成と同一であり、
効果も同一である。本実施の形態の支持部材117は一
対設けられるので、工場で第1および第2屋根パネル1
3,21に予め取付けてもよく、屋根上で他の部材とと
もに取付けてもよい。前者の支持部材117を予め取付
けた屋根パネルは封止用金具付屋根パネルと呼ばれる。
内に一対の支持部材117が対向して設けられ、溝部材
118は各支持部材117の収納空間126内に収納さ
れ、カバー部材119は各支持部材117の受け部に太
陽電池屋根葺材37の側部を介してまたがって設けら
れ、各支持部材117の受け部121は、カバー部材1
19のカバー係合部134と係合する。これによって、
カバー部材119および溝部材118の桁行方向20の
長さを下地材35の対向側面35a間の間隔よりも小さ
くすることができるので、カバー部材119および溝部
材118の小形化を図ることが可能となる。したがっ
て、カバー部材119および溝部材118の取付作業性
を向上することができる。また支持部材117を予め工
場で取付けた封止用金具付屋根パネルを用いれば、工場
における組立部材比率を向上することができるとともに
屋根上での作業工数を低減することができる。
形態の切妻屋根における屋根パネルおよび封止用金具付
屋根パネルは、いずれも母屋部材26を含んで構成され
ているけれども、封止用金具付屋根パネルの他の実施の
形態として母屋部材26を含まない構成にしてもよい。
この実施の形態における封止用金具付屋根パネルは、鋼
製の枠体と屋根部材とから成る屋根パネルに、前記封止
構造体23,75,101,116の一部が取付けられ
ている。枠体は前記枠体27と同一の構成を有してお
り、屋根トラス14の上部に傾斜した状態で固定され
る。屋根部材は前記屋根部材16と同一の構成を有して
おり、屋根葺材としては金属板から成る屋根葺材36が
用いられる。屋根葺材として少なくとも一部に太陽電池
を表面に備えた屋根葺材37を用いてもよい。封止構造
体23,75,101,116を構成する各部材は、隣
接する屋根パネルに振り分けてそれぞれ取付けられ、屋
根上で組合されて封止構造体を形成する。これによって
母屋部材26を使用しない構造の切妻屋根においても屋
根上での封止構造体の組立作業工数を低減することが可
能となる。
形態では、屋根葺材36と太陽電池屋根葺材37とが混
在した状態で屋根表面が形成されているけれども、屋根
表面全面を太陽電池屋根葺材37のみで覆うように構成
してもよく、太陽電池を備えない屋根葺材36のみで屋
根表面全面を覆うように構成してもよい。後者の場合、
第1および第2屋根パネル13の表面を継ぎ目のない1
枚の屋根葺材36で覆うことができるので、接合部材4
6を省略することができる。また本発明の実施の第1〜
第4形態では、切妻屋根を対象にしているけれども、対
象は切妻屋根に限定されるものではなく、他の形式の屋
根、たとえば寄せ棟屋根に対しても適用可能である。ま
た屋根葺材には金属薄板が用いられているけれども、他
の屋根材を用いてもよい。また封止構造体の構成は、実
施の第1〜第4形態の構成のみに限定されるものではな
く、他の構成であってもよい。また封止用金具付屋根パ
ネルは、他の封止構造体の構成要素を取付けたものでも
よい。
下地材35の上面に屋根葺材36および太陽電池屋根葺
材37が葺かれているけれども、屋根葺材36および太
陽電池屋根葺材37の下面にシート状のヒータを接合し
て融雪可能な構成にしてもよい。また各部材の固定手段
としてリーマービスが用いられているけれども、リーマ
ービスのみに限定されるものではなく、他のビスまたは
ねじ等によって固定するようにしてもよい。また母屋部
材26および垂木部材29は、リップ溝形鋼から成り、
棟部材30および軒先部材31は溝形鋼から成るように
構成されているけれども、このような構成に限定される
ものではなく、他の形鋼から成るように構成してもよ
い。
れば、母屋部材の上部に垂木部材を含む枠体が固定さ
れ、枠体の上部に屋根部材が固定されて屋根パネルが形
成される。これによって、従来屋根上で行われていた取
付作業の少なくとも一部を工場で予め施すことができる
ので、危険な屋根上での作業を低減することが可能とな
り、工期短縮および省力化を図ることができる。また、
母屋部材および枠体が鋼製であるので、大形屋根パネル
においても反りおよび曲りなどの変形の発生を防止する
ことができる。
パネルの屋根部材には防水層および屋根葺材が含まれる
ので、人手と時間とを要する屋根上における防水層およ
び屋根葺材の取付作業を省略することができる。また下
地材の少なくと一方の側部が下方の野地板の側部から引
っ込んだ状態になるように配置されるので、封止構造体
の収納スペースを簡単な構成で確実に確保することが可
能になる。
材の上部には少なくとも一部に太陽電池を備える屋根葺
材が設けられるので、簡単な構成で確実に太陽電池を屋
根に装着することができる。
葺材が塗装された金属板、たとえば板厚が薄く、かつ耐
候性が良好な塗装された亜鉛アルミニウム合金めっき鋼
板などから成るので、屋根葺材の軽量化を図ることがで
きるとともに、屋根葺材の耐久性の向上を図ることが可
能となる。
の屋根パネルを桁行方向に隣接して配置し、屋根パネル
相互間の間隙を封止構造体で覆うことによって屋根が形
成される。これによって、屋根上における作業を低減す
ることができるとともに簡単な構成で確実に屋根を防水
することができる。
ー部材のカバー部が一方および他方の屋根パネルの屋根
葺材上にまたがって設けられるので、屋根パネル間の間
隙への雨水の浸入を防止することができる。またカバー
部に設けられる垂下部の係合片と、他方の屋根パネルに
取付けられる取付部材の立下り部とが係合するので、風
圧などによるカバー部材の飛散を防止することができ
る。また下地材の対向側面などによって形成される溝状
空間に上方に開いた溝部材が収納されるので、カバー部
材から漏水しても、あるいはカバー部材および取付部材
から結露水が滴下しても溝部材を介して確実に排水する
ことができる。また、前記溝状空間に溝部材、取付部材
の立下り部およびカバー部材の垂下部を収納することが
できるので、カバー部材の屋根葺材上面からの突出高さ
を低くすることが可能となり、屋根の外観を向上するこ
とができる。
空間内には一対の支持部材が対向して一方および他方の
屋根パネル側にそれぞれ設けられ、溝部材は各支持部材
間の空間に収納され、カバー部材のカバー部は各支持部
材上に屋根葺材を介してまたがって設けられる。これに
よって、溝部材およびカバー部材の桁行方向における長
さを一方および他方の屋根パネルにおける下地材の対向
側面間の間隔よりも小さくすることができるので、溝部
材およびカバー部材の小形化を図ることが可能となる。
したがって、溝部材およびカバー部材の取付作業性を向
上することができる。
構造体の部品点数が少ないので、構成を簡素化すること
ができる。またカバー部材が上方に開いたほぼC字状の
断面形状を有し、カバー部材と屋根葺材の側部の下方に
折返された取付部とが溝部材内において係合するので、
簡単な構成で確実に屋根パネル間の間隙を塞いで防水す
ることができる。また、カバー部材が溝部材内に設けら
れるので、カバー部材の屋根葺材上面より上方への突出
が防止され、屋根外観をさらに向上させることができ
る。
空間内に一対の支持部材が対向して一方および他方の屋
根パネル側にそれぞれ設けられ、溝部材は各支持部材の
収納空間に収納され、カバー部材は各支持部材の受け部
に屋根葺材を介してまたがって設けられ、各支持部材の
受け部はカバー部材の係合部と係合する。これによっ
て、カバー部材および溝部材の桁行方向長さを一方およ
び他方の屋根パネルにおける下地材の対向側面間の間隔
よりも小さくすることができるので、カバー部材および
溝部材の小形化を図ることが可能となり、カバー部材お
よび溝部材の取付作業性を向上することができる。
根パネルに封止構造体の一部が固定されるので、工場に
おける組立部材比率を向上することが可能となり、屋根
上での封止構造体の組立作業工数を低減することができ
る。
屋部材を含まない屋根パネルに封止構造体の一部が固定
されるので、母屋部材を使用しない構造の屋根において
も屋根上での封止構造体の組立作業工数を低減すること
ができる。
地材の上部には少なくとも一部に太陽電池を備える屋根
葺材が設けられるので、母屋部材を用いない構造の屋根
においても簡単な構成で確実に太陽電池を屋根に装着す
ることができる。
用いられる第1屋根パネル13の構成を簡略化して示す
側面断面図である。
根11の構成を簡略化して示す平面図である。
17の構成を簡略化して示す平面図である。
る。
の平面図である。
6の一側部付近の断面図である。
である。
面図である。
る。
の封止構造体75付近の構成を簡略化して示す断面図で
ある。
ある。
0の封止構造体101付近の構成を簡略化して示す断面
図である。
である。
5の封止構造体116の構成を簡略化して示す断面図で
ある。
である。
である。
Claims (12)
- 【請求項1】 (a)躯体の上部に雨水の流れ方向に間
隔をあけて複数配置され、桁行方向に延びる鋼製の母屋
部材と、 (b)母屋部材の上部に固定される鋼製の枠体であっ
て、 母屋部材の上部に桁行方向に間隔をあけて配置され、流
れ方向に延びる複数の垂木部材と、 桁行方向に延び、垂木部材の上端部を連結する棟部材
と、 桁行方向に延び、垂木部材の下端部を連結する軒先部材
とを有する枠体と、 (c)枠体の上部に固定され、枠体の全体を覆う屋根部
材とを含むことを特徴とする屋根パネル。 - 【請求項2】 屋根部材は、 枠体の上部に固定される野地板と、 野地板の上部に形成される防水層と、 防水層の上部に設けられ、少なくとも一方の側部が下方
の野地板の側部から桁行方向内方側に間隔をあけて配置
される板状の下地材と、 下地材の上部に固定される屋根葺材とを含むことを特徴
とする請求項1記載の屋根パネル。 - 【請求項3】 下地材の上部には、少なくとも一部に太
陽電池を表面に備えた屋根葺材が設けられることを特徴
とする請求項2記載の屋根パネル。 - 【請求項4】 屋根葺材は、金属板から成ることを特徴
とする請求項2または3記載の屋根パネル。 - 【請求項5】 躯体の上部に桁行方向に隣接して複数配
置される請求項1〜4記載の屋根パネルと、 流れ方向に沿って延在し、桁行方向における屋根パネル
相互間の間隙を覆う封止構造体とを含むことを特徴とす
る屋根。 - 【請求項6】 封止構造体は、 隣接する一方および他方の屋根パネルにおける下地材の
対向側面と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の
上面を覆う防水層とによって形成される溝状空間に収納
され、一方の屋根パネルの屋根部材に固定される上方に
開いた溝部材と、 他方の屋根パネルに取付けられる取付部と、取付部に連
なり溝部材内に下方に延びる立下がり部とを有する取付
部材と、 一方および他方の屋根パネルの屋根葺材上にまたがって
載置されるカバー部と、カバー部に設けられ、溝部材内
に下方に延びる垂下部と、垂下部の下部に形成され、取
付部材の立下がり部と係合する係合片とを有するカバー
部材とを含むことを特徴とする請求項5記載の屋根。 - 【請求項7】 封止構造体は、 隣接する一方および他方の屋根パネルにおける下地材の
対向側面と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の
上面を覆う防水層とによって形成される溝状空間の各対
向側面側にそれぞれ収納され、各屋根パネルの屋根部材
に固定され、屋根葺材を支持する支持部を有する一対の
支持部材と、 溝状空間内に、かつ一対の支持部材間に収納され、支持
部材の支持片に屋根葺材とともに固定される上方に開い
た溝部材と、 支持部材の支持部に取付けられる取付部と、取付部に連
なり溝部材内に下方に延びる立下がり部とを有する取付
部材と、 一対の支持部材上に屋根葺材を介してまたがって載置さ
れるカバー部と、カバー部に設けられ、溝部材内に下方
に延びる垂下部と、垂下部の下部に形成され、取付部材
の立下がり部と係合する係合片とを有するカバー部材と
を含むことを特徴とする請求項5記載の屋根。 - 【請求項8】 封止構造体は、 隣接する一方および他方の屋根パネルにおける屋根葺材
の少なくとも一方の側部に形成される下方に折返された
係合部と、 隣接する一方および他方の屋根パネルにおける下地材の
対向側面と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の
上面を覆う防水層とによって形成される溝状空間内に収
納され、屋根部材に固定される上方に開いた溝部材と、 流れ方向に垂直な断面が上方に開いたほぼC字状の形状
を有し、溝部材内で各屋根葺材の前記係合部に係合する
カバー部材とを含むことを特徴とする請求項5記載の屋
根。 - 【請求項9】 封止構造体は、 隣接する一方および他方の屋根パネルにおける下地材の
対向側面と、各屋根パネルにおける野地板の側部付近の
上面を覆う防水層とによって形成される溝状空間の各対
向側面側にそれぞれ収納され、屋根部材に固定され、屋
根葺材を支持する受け部と、受け部に連なり下方に延び
る立下がり部と、立下がり部の下部に連なり立下がり部
を介して受け部を支持する支持部とを有する一対の支持
部材と、 各支持部材の受け部、立下がり部および支持部によって
囲まれた収納空間に収納され、支持部材の支持部に固定
される溝部材と、 各受け部上に屋根葺材を介してまたがって載置されるカ
バー部と、カバー部に設けられ、支持部材の受け部に係
合する係合部とを有するカバー部材とを含むことを特徴
とする請求項5記載の屋根。 - 【請求項10】 請求項1〜4のいずれかに記載の屋根
パネルに請求項6〜9のいずれかに記載の封止構造体の
一部を取付けることを特徴とする封止用金具付屋根パネ
ル。 - 【請求項11】 (d)躯体の上部に固定される鋼製の
枠体であって、 躯体の上部に桁行方向に間隔をあけて配置され、流れ方
向に延びる複数の垂木部材と、 桁行方向に延び、垂木部材の上端部を連結する棟部材
と、 桁行方向に延び、垂木部材の下端部を連結する軒先部材
とを有する枠体と、 (e)枠体の上部に固定され、枠体の全体を覆う屋根部
材であって、 枠体の上部に固定される野地板と、 野地板の上部に形成される防水層と、 防水層の上部に設けられ、少なくとも一方の側部が下方
の野地板の側部から桁行方向内方側に間隔をあけて配置
される板状の下地材と、 下地材の上部に固定される金属板から成る屋根葺材とを
備える屋根部材とを含み、 屋根部材に請求項6〜9のいずれかに記載の封止構造体
の一部が取付けられることを特徴とする封止用金具付屋
根パネル。 - 【請求項12】 下地材の上部には、少なくとも一部に
太陽電池を表面に備えた屋根葺材が設けられることを特
徴とする請求項11記載の封止用金具付屋根パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402802A JP4577805B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000402802A JP4577805B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002201765A true JP2002201765A (ja) | 2002-07-19 |
JP4577805B2 JP4577805B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=18867033
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104372899A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-02-25 | 烟台鼎城新能源光伏有限公司 | 高平整度一体化太阳能发电整体屋顶及快速集成方法 |
CN113137012A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-07-20 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 高低跨金属屋面伸缩缝节点构造及其施工方法 |
Citations (4)
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2000
- 2000-12-28 JP JP2000402802A patent/JP4577805B2/ja not_active Expired - Lifetime
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