JP2002200517A - ミーリング加工用カッタチップおよびカッタ本体 - Google Patents

ミーリング加工用カッタチップおよびカッタ本体

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JP2002200517A
JP2002200517A JP2000401166A JP2000401166A JP2002200517A JP 2002200517 A JP2002200517 A JP 2002200517A JP 2000401166 A JP2000401166 A JP 2000401166A JP 2000401166 A JP2000401166 A JP 2000401166A JP 2002200517 A JP2002200517 A JP 2002200517A
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cutter
milling
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cutting
cutter tip
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Takeshi Suzuki
武之 鈴木
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Komatsu Machinery Corp
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Komatsu Machinery Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/36—Other features of the milling insert not covered by B23C2200/04 - B23C2200/32
    • B23C2200/367—Mounted tangentially, i.e. where the rake face is not the face with largest area
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23C—MILLING
    • B23C2215/00—Details of workpieces
    • B23C2215/20—Crankshafts

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  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用効率を向上させることで経済的に用いる
ことができるカッタチップを提供すること。 【解決手段】 クランクシャフトのジャーナルスラスト
面のミーリングによるさらい加工用のカッタチップ1に
おいて、表裏両側の計8箇所に切刃13を設けた。この
ため、計4箇所に設けられていた従来のカッタチップに
比べても利用効率を2倍に、計2箇所に設けられていた
カッタチップに比べると4倍に向上させることができ、
カッタチップ1のランニングコストを大幅に削減でき
る。従って、カッタチップ1を経済的に用いることによ
り、クランクシャフトの加工コストも安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミーリング加工用
カッタチップおよびカッタ本体に係り、特に、クランク
シャフトのジャーナルスラスト面をミーリングによりさ
らい加工するためのカッタチップ、およびこのカッタチ
ップが取り付けられたカッタ本体に関する。
【0002】
【背景技術】自動車のエンジン等に用いられるクランク
シャフトをクランクシャフトミラーによってフライス加
工(ミーリング加工)することが知られている。このよ
うなクランクシャフトには、クランクシャフト自身をエ
ンジンブロックに軸支させるメインジャーナルのほか、
コンロッドが軸支されるピンジャーナルが気筒数に応じ
て設けられ、各ジャーナルの端部側のクランクウェブに
は、ジャーナルの周方向に沿ったジャーナルスラスト面
が形成されている。
【0003】このジャーナルスラスト面の加工は、各ジ
ャーナルの加工と同時にクランクシャフトミラーによっ
て行われる場合や、例えばピンジャーナルの両端にR溝
を加工する場合など、アンダカットミラーによる該R溝
の加工と同時に行われることもある。また、ジャーナル
スラスト面は、円盤状のミーリング加工用のカッタ本体
(以下、カッタ本体とはミーリング加工用カッタ本体の
意である)に取り付けられた複数のミーリング加工用の
カッタチップ(以下、カッタチップとはミーリング加工
用カッタチップの意である)によって加工されるが、所
定の面粗度が要求されるために、本加工の直後にさらい
加工が行われる。
【0004】このミーリングによる本加工は、カッタ本
体の周方向に間隔を空けて取り付けられた複数の本加工
用のカッタチップで行われ、さらい加工は本加工用のカ
ッタチップ間に取り付けられた全体で1つまたは2つの
専用のカッタチップで行われる。この際、さらい加工用
のカッタチップは、本加工用のカッタチップよりも遅れ
てジャーナルスラスト面に接触し、本加工とさらい加工
とがカッタ本体の一回転中に連続して行われるようにな
っている。また、これらのカッタチップは通常、カッタ
本体の厚み方向の両側にそれぞれ取り付けられている。
【0005】従来、さらい加工用のカッタチップには、
2箇所または4箇所に切刃が設けられており、各切刃で
の寿命毎にカッタ本体に対するカッタチップの取付向き
を変える等して切刃を変更し、一カッタチップ当たりの
利用効率を向上させている。中でも、4箇所に切刃が設
けられたカッタチップは、表裏両面が略長方形とされ、
その各長辺の1箇所に切刃が設けられたり、あるいは、
全体形状が略直方体状とされ、カッタチップの厚み方向
に連続した切刃が四隅のコーナ部分に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、よりカ
ッタチップの利用効率を向上させてランニングコストを
削減することが望まれており、従来の2箇所や4箇所に
切刃が設けられたカッタチップでは十分に対応できない
という問題がある。
【0007】本発明の目的は、利用効率を向上させるこ
とで経済的に用いることができるミーリング加工用カッ
タチップ、およびこのカッタチップを備えたミーリング
加工用カッタ本体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカッタチップ
は、クランクシャフトのジャーナルスラスト面をミーリ
ングによりさらい加工するためのカッタチップであっ
て、表裏方向に対向する平面略四角形とされた一対の対
向面を備え、各対向面での面内方向に対向する一対の辺
縁のそれぞれには、該辺縁の一端側から他端側に向かっ
て延びた切刃と、他端側から一端側に向かって延びた別
の切刃とが設けられ、この切刃を計8箇所に具備してい
ることを特徴とする。
【0009】このような本発明では、カッタチップの表
裏面は略長方形をなし、その各長辺の両端側に各2箇所
の計8箇所にさらい加工用の切刃が設けられているの
で、前述したように、表裏両面が略長方形とされ、その
各長辺に1箇所の計4箇所に切刃が設けられた従来のカ
ッタチップや、全体略直方体状とされ、その厚み方向に
連続した切刃が四隅のコーナ部分の計4箇所に設けられ
た従来のカッタチップに比べても利用効率が2倍に向上
し、カッタチップのランニングコストが大幅に削減され
る。従って、カッタチップが経済的に用いられるように
なり、クランクシャフトの加工コストも安価になる。以
上により、本発明の目的が達成される。
【0010】本発明のカッタチップでは、同一辺縁上に
設けられた切刃間には、前記ジャーナルスラスト面を逃
げる逃げ部が設けられていることが望ましい。このよう
な構成では、逃げ部を設けることにより、同一辺縁上に
ある一方の切刃での加工中において、径方向に比較的幅
のある(ジャーナルスラスト面が大きい)ワークであっ
ても、ジャーナルスラスト面が他方の切刃と接触する心
配がないから、切刃一つ一つが有効に利用されるように
なる。また、ジャーナルスラスト面との接触を避けるた
めには、一方の切刃と他方の切刃との距離を大きくして
互いに離間させなくともよいため、その分辺縁が短くな
り、カッタチップの小型化が促進される。
【0011】この際、前記逃げ部は、前記対向面に対し
て窪んだ凹状とされていることが好ましい。このような
構成では、凹状部分によって前記他方の切刃とジャーナ
ルスラスト面との接触が確実に避けられる。
【0012】以上に対し、本発明のカッタチップは、前
記一対の辺縁の両端側から中央側に向かうに従って厚く
形成されていてもよい。このような構成では、同一辺縁
上の一方の切刃と他方の切刃とは、互いに角度を成して
形成されるから、一方の切刃での加工中にはやはり、他
方の切刃とジャーナルスラスト面との間に隙間が生じ、
これらが接触し合うことがない。このため、前述の逃げ
部を設けた場合と同様な作用効果が得られる。
【0013】一方、本発明のカッタ本体は、全体形状が
円盤状とされ、かつ厚み方向の両側に周方向に沿って間
隔を空けて取り付けられてクランクシャフトのジャーナ
ルスラスト面をミーリングにより本加工する複数の本加
工用のカッタチップと、これらのカッタチップ間に取り
付けられて前記ジャーナルスラスト面をミーリングによ
りさらい加工する少なくとも1つのさらい加工用のカッ
タチップとを備えたカッタ本体であって、該さらい加工
用として、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
カッタチップを取り付けてなることを特徴とする。この
ような本発明でも、前述来のさらい加工用のカッタチッ
プを用いるから、該カッタチップの利用コーナ数が増
し、経済的効果が期待される。よって、本発明の目的が
達成される。
【0014】また、本発明のカッタ本体では、前記さら
い加工用のカッタチップは、切刃のエッジ部分がさらい
加工すべき前記ジャーナルスラスト面に対して平行に取
り付けられていることが望ましい。これにより、さらい
加工が十分に行われなかったり、削り代が多くなって切
刃の寿命が極端に短くなるおそれがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態に係るさらい加工用のカッタチップ1が取り付け
られたカッタ本体Aを示す全体図であって、クランクシ
ャフト100のピンジャーナル101の端部に設けられ
るジャーナルスラスト面102およR溝103(図2で
拡大して図示)を連続加工する様子を示している。図2
は、カッタ本体Aの要部を示す断面図である。
【0017】カッタ本体Aは環状の円盤であり、いわゆ
るインターナルカッタを構成するものである。従って、
その内周側には周方向に間隔を空けて取り付けられた複
数のカッタチップ90を備えている。これらのカッタチ
ップ90は、ジャーナルスラスト面102およびR溝1
03を本加工するためのチップであり、従来と略同様な
ものを用いることができる。一方、さらい加工用のカッ
タチップ1は、一対のカッタチップ90間に一つだけ取
り付けられており、これらのカッタチップ1,90が所
定のピッチで取り付けられている。また、カッタチップ
1,90は、図1に点線で一部示すように、カッタ本体
Aの両側の側面A1、A2にそれぞれ取り付けられてい
る。
【0018】さらい加工用のカッタチップ1の切刃は、
図2に切刃13,13Aで代表して示すように、カッタ
本体Aに対して本加工用のカッタチップ90よりも外周
側に没入し、かつジャーナルスラスト面102側に突出
している。このことにより、カッタ本体Aをワークであ
るクランクシャフト100に対して回転(自転)させな
がらピンジャーナル101側に送ると、先ず、突出した
カッタチップ90の切刃90Aでジャーナルスラスト面
102を外周側から内周側に向けて加工する。そしてこ
の直後に、カッタチップ1の切刃13Aでジャーナルス
ラスト面102をさらい加工する。つまり、ジャーナル
スラスト面102の本加工とさらい加工とは、カッタ本
体Aの一回転中に連続して行われることになる。この
後、カッタ本体Aをさらにピンジャーナル101側に送
り込むと、突出したカッタチップ90により、やがて端
部のR溝103を加工するとともに、カッタチップ1の
一切刃13Aを使用してジャーナルスラスト面102全
体のさらい加工を完了する。
【0019】以下には、図3,4をも参照し、さらい加
工用のカッタチップ1をより具体的に説明する。図3,
4において、さらい加工用のカッタチップ1は略直方体
状であり、互いに表裏の位置関係にある対向面11を有
している。
【0020】各対向面11において、面内方向に対向し
合う長辺側の辺縁12のそれぞれには、図中の下端側か
ら上端側に向けて延びた切刃13A,13B,13C,
13Dと、上端側から下端側に向けて延びた切刃13
E,13F,13G,13Hとが設けられている(切刃
13のおおよその領域を2線点鎖で示した)。一方の対
向面11において、合計8つの切刃13のうち、同一辺
縁12上にある切刃13A,13Eの間および切刃13
B,13Fの間には、辺縁12の対向方向に沿った凹状
の逃げ部14が設けられている。同様に、他方の対向面
11においても、切刃13C,13Gの間および切刃1
3D,13Hの間には逃げ部14が設けられている。
【0021】図2に戻って、逃げ部14は、カッタ本体
Aを最大に送り込んだ場合でも、例えば切刃13Aでさ
らい加工するジャーナルスラスト面102を、その直上
の切刃13Eに接触させないために設けられており、さ
らい加工によって切刃13Aが摩耗しても、ジャーナル
スラスト面102の外周部位が切刃13Eに接触するこ
とはない。これに対し、従来のさらい加工用のカッタチ
ップの一つは、前記ジャーナルスラスト面102の外周
部位との干渉を避けるため、長辺側の1辺に1切刃のみ
が設けられた計4切刃構造である。なお、逃げ部14の
幅寸法等は、加工されるジャーナルスラスト面102の
幅等を勘案して任意に決められてよい。また、前記さら
い加工用のカッタチップ1の各短辺には切刃を設けず、
コーナをR加工している(ラウンドさせている)。これ
は、切刃13のコーナ刃先がシャープエッジとなって十
分な強度が得られなくなるのを防ぐためである。
【0022】このようなカッタチップ1には、対向面1
1のほぼ中央を貫通するビス孔30が設けられている。
カッタチップ1は、このビス孔30に挿通される図示し
ないビスによりカッタ本体Aの取付部A3に螺着され、
螺着された状態では、例えば図2に示すように、切刃1
3Aの直線状のエッジ部分がカッタチップ90で加工さ
れたジャーナルスラスト面102に対して平行となる。
【0023】本実施形態においては、例えばカッタチッ
プ1を図2に示すように、カッタ本体Aの側面A1側に
取り付けてさらい加工を行うと、所定の加工時間後には
切刃13Aが摩耗して鈍化し、寿命に達する。この場
合、図示しないビスを緩めてカッタチップ1を一旦取り
外し、180°回動させて切刃13Fでさらい加工でき
るようにセットし直す。次に、切刃13Fが寿命に達し
た場合には、カッタチップ1を再度取り外し、表裏を反
転させて取り付ける。そして、例えば切刃13Cでさら
い加工できるようにセットし直す。さらに、切刃13C
が寿命に達したら、上記の要領で180°回動させて切
刃13Hで加工できるようにセットする。以上により、
カッタ本体Aの側面A1側では、4箇所の切刃13A,
13F,13C,13Hを使用することが可能である。
続いて、切刃13Hが寿命に達した場合には、カッタチ
ップ1をカッタ本体Aの側面A2側に付け替え(もとよ
り側面A2側にあったカッタチップ1と交換する)、切
刃13B,13E,13D,13Gの順序で残る4箇所
の切刃13を使用する。これにより、カッタチップ1の
8つの切刃13を全て使い切ることになる。ただし、切
刃13の使用順序はこれに限定されるものではなく、そ
の実施にあたって適宜変更してよい。
【0024】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 (1)さらい加工用のカッタチップ1には、表裏両側の計
8箇所に切刃13が設けられているので、計4箇所に設
けられていた従来のカッタチップに比べても利用効率を
2倍に、計2箇所に設けられていたカッタチップに比べ
ると4倍に向上させることができ、カッタチップ1のラ
ンニングコストを大幅に削減できる。従って、カッタチ
ップ1を経済的に用いることにより、クランクシャフト
100の加工コストも安価にできる。
【0025】(2)カッタチップ1には凹状の逃げ部14
が設けられているため、同一辺縁12上にある一方の切
刃13でさらい加工している間は、ジャーナルスラスト
面102と他方の切刃13とが接触するのを防止でき
る。このため、一つ一つの切刃を新品の状態から寿命に
なるまで有効に利用できる。
【0026】(3)また、逃げ部14が設けられているこ
とで、同一辺縁12上にある一方の切刃13と他方の切
刃13との距離を大きくして互いに離間させなくともよ
いため、その分辺縁12をが短くでき、カッタチップ1
の小型化を促進できる。
【0027】(4)逃げ部14は、対向面11に対して窪
んだ凹状であるから、前記一方の切刃13が摩耗して
も、他方の切刃13とジャーナルスラスト面102との
接触を確実に避けることができる。
【0028】〔第2実施形態〕図5,6,7には、本発
明の第2実施形態に係るカッタチップ2が示されてい
る。カッタチップ2は、略直方体状であるが、長辺側の
辺縁22の中央側に向かうに従って厚みが厚くなるよう
に設けられている。すなわち、表裏の位置関係にある対
向面21は、厚みの厚い部分を形成する中央平面部21
Aと、この中央平面部21Aの図中上側および下側をそ
れぞれ形成する傾斜面部21Bとからなる。そして、辺
縁22の中でも傾斜面部21Bにかかる部分に切刃23
(23A〜23H)が設けられている。
【0029】このようなカッタチップ2は、図5に示す
場合でいえば、切刃23Aがジャーナルスラスト面10
2と平行になるようにカッタ本体Bの取付部B3に取り
付けられており、この際には、一方の中央平面部21A
が取付部B3に当接される。このため、カッタチップ2
を取り付けるためのビスの挿通方向は、中央平面部21
Aと傾斜面部21Bとが互いに角度を成す分だけクラン
クシャフト100の軸中心とは平行にならない。また、
切刃23Aがジャーナルスラスト面102と平行なこと
により、切刃23Aが設けられた辺縁22は、中央平面
部21Aおよび上方の傾斜面部21Bに相当する部分が
ジャーナルスラスト面102から離間するようになり、
カッタチップ2とジャーナルスラスト面102との間に
は隙間40が形成されることになる。つまり、この隙間
40により、切刃23Aでのさらい加工中に切刃23E
とジャーナルスラスト面102とが接触するのを防いで
いる。
【0030】本実施形態においても、カッタチップ2を
第1実施形態のカッタチップ1と同様にして着脱するこ
とにより、計8箇所の切刃23を有効に利用することが
でき、前述した(1)の効果を得ることができる。また、
中央平面部21Aと傾斜面部21Bとが互いに角度を成
すことにより、同一辺縁22上にある一方の切刃23お
よび他方の切刃23も互いに角度成して傾斜するから、
ジャーナルスラスト面102との間には隙間40が形成
され、よって第1実施形態の逃げ部14と同様な効果を
得ることができる。このため、構成は異なるが、前述の
(2)、(3)の効果を同様に得ることができる。
【0031】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成
等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
る。例えば、前記各実施形態では、切刃13,23のエ
ッジ部分は図面上直線状に設けられているが、本発明に
係る切刃のエッジ部分は、大きなR状にラウンドして形
成されていてもよく、要するに、ジャーナルスラスト面
102のさらい加工した後に所定の面粗度を達成できれ
ば、その形状等は任意である。
【0032】前記各実施形態では、カッタ本体A,Bに
設けられたカッタチップ90は、ジャーナルスラスト面
102を本加工する他、R溝103を加工(アンダーカ
ット)するように設けられていたが、そのようなカッタ
チップは、ジャーナルスラスト面102のみを加工可能
に設けられた場合でも本発明に含まれる。また、カッタ
チップ90がR溝103を加工可能に設けられるか否か
に係わらず、カッタ本体A,Bにはピンジャーナル10
1の外周を加工するカッタチップが設けられてもよい。
そして、カッタ本体A,Bがメインジャーナル端部のジ
ャーナルスラスト面102を加工するものであれば、こ
のようなカッタ本体A,Bにはメインジャーナルの外周
を加工するカッタチップが設けられてもよい。
【0033】さらに、本発明のカッタ本体は、前記各実
施形態のようなインターナルカッタを構成するものに限
定されず、各種カッタチップが外周側に取り付けられた
エクスターナルカッタを構成するものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のカッタチ
ップ、およびこのカッタチップを備えたカッタ本体によ
れば、カッタチップの切刃コーナ数を増し、利用効率を
向上させることで経済的に用いることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るさらい加工用のカ
ッタチップが取り付けられたカッタ本体を示す全体図で
ある。
【図2】前記第1実施形態のカッタ本体の要部を示す断
面図である。
【図3】前記第1実施形態のさらい加工用のカッタチッ
プを示す斜視図である。
【図4】前記第1実施形態のカッタチップを示す3面図
である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るさらい加工用のカ
ッタチップが取り付けられたカッタ本体の要部を示す断
面図である。
【図6】前記第2実施形態のさらい加工用のカッタチッ
プを示す斜視図である。
【図7】前記第2実施形態のカッタチップを示す3面図
である。
【符号の説明】
1,2 カッタチップ 11,21 対向面 12,22 辺縁 13,13A〜13H,23,23A〜23H 切刃 14 逃げ部 100 クランクシャフト 102 ジャーナルスラスト面 A,B カッタ本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトのジャーナルスラスト
    面をミーリングによりさらい加工するためのカッタチッ
    プであって、 表裏方向に対向する平面略四角形とされた一対の対向面
    を備え、各対向面での面内方向に対向する一対の辺縁の
    それぞれには、該辺縁の一端側から他端側に向かって延
    びた切刃と、他端側から一端側に向かって延びた別の切
    刃とが設けられ、この切刃を計8箇所に具備しているこ
    とを特徴とするミーリング加工用カッタチップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミーリング加工用カッ
    タチップにおいて、 同一辺縁上に設けられた切刃間には、前記ジャーナルス
    ラスト面を逃げる逃げ部が設けられていることを特徴と
    するミーリング加工用カッタチップ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のミーリング加工用カッ
    タチップにおいて、 前記逃げ部は、前記対向面に対して窪んだ凹状とされて
    いることを特徴とするミーリング加工用カッタチップ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のミーリング加工用カッ
    タチップにおいて、 前記一対の辺縁の両端側から中央側に向かうに従って厚
    く形成されていることを特徴とするミーリング加工用カ
    ッタチップ。
  5. 【請求項5】 全体形状が円盤状とされ、かつ厚み方向
    の両側に周方向に沿って間隔を空けて取り付けられてク
    ランクシャフトのジャーナルスラスト面をミーリングに
    より本加工する複数の本加工用のカッタチップと、これ
    らのカッタチップ間に取り付けられて前記ジャーナルス
    ラスト面をミーリングによりさらい加工する少なくとも
    1つのさらい加工用のカッタチップとを備えたミーリン
    グ加工用カッタ本体であって、 該さらい加工用として、請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載のカッタチップを取り付けてなることを特徴
    とするミーリング加工用カッタ本体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のミーリング加工用カッ
    タ本体において、 前記さらい加工用のカッタチップは、切刃のエッジ部分
    がさらい加工すべき前記ジャーナルスラスト面に対して
    平行に取り付けられていることを特徴とするミーリング
    加工用カッタ本体。
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Cited By (4)

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