JP2002200188A - スプリンクラーヘッド取付継手 - Google Patents

スプリンクラーヘッド取付継手

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JP2002200188A
JP2002200188A JP2000401152A JP2000401152A JP2002200188A JP 2002200188 A JP2002200188 A JP 2002200188A JP 2000401152 A JP2000401152 A JP 2000401152A JP 2000401152 A JP2000401152 A JP 2000401152A JP 2002200188 A JP2002200188 A JP 2002200188A
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sprinkler head
joint
locking member
mounting joint
locking
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JP2000401152A
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Fumie Kikuchi
文江 菊池
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Senju Sprinkler Co Ltd
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Senju Sprinkler Co Ltd
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管へのスプリンクラーヘッドの取付け・取
外しが容易であり、一般の人がスプリンクラーヘッドを
取外すことが不可能な構成としたスプリンクラーヘッド
の取付継手の提供。 【解決手段】 スプリンクラーヘッド取付継手の構成
を、スプリンクラーヘッドと係合する単数または複数の
係止材30が外筒20の内部に設置され、スプリンクラ
ーヘッドの係止及び係止解除が可能な構成としたもの
で、スプリンクラーヘッドの係止及び係止解除手段とし
て前記外筒20を回転させることにより行う構成とし
た。またはスプリンクラーヘッドの係止手段が、係止材
60をスプリンクラーヘッド取付継手の中心に向かって
押圧させることによりスプリンクラーヘッドを係止さ
せ、係止解除手段は係止材の分割部61に設けた係止解
除部63に棒を挿入させることにより係止が解除される
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火用のスプリン
クラーヘッドを天井及び壁面内の配管に接続するための
取付継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリンクラーヘッドの取付継手
としては、例えば特開平8−322958号公報に記載
されたものがある。
【0003】該公報の発明は、図9に示すスプリンクラ
ーヘッドSの継手接続部12に複数の突起13が形成さ
れ、配管側の挿入継手の下端には、鉤状の係合溝2が前
記スプリンクラーヘッドSの突起13と同数刻設されて
おり、該スプリンクラーヘッドSの突起13が係合溝2
に沿って移動できる構成である。
【0004】上記構成のスプリンクラーヘッドSと挿入
継手を接続するには、天井下面から挿入継手内にスプリ
ンクラーヘッドの継手接続部12を挿入させ、該継手接
続部12に突設された突起13を挿入継手内に刻設され
た溝3に嵌め合わせ、該溝の角に突き当たるまでスプリ
ンクラーヘッドSを上方に押し上げる。
【0005】次に、スプリンクラーヘッドSの突起13
を平行に刻設された溝4に沿わせて移動させるため、該
溝の角に突き当たるまで略90度回転させる。ここでス
プリンクラーヘッドSから手を離すと、挿入継手の上部
に設置された圧縮バネ10により、スプリンクラーヘッ
ドSは下方に押圧され、垂直に刻設された溝5の端にス
プリンクラーヘッドSの突起13が係止される。
【0006】上記のスプリンクラーヘッドと挿入継手を
取り外すには、接続の手順と全く逆の手順を行うことで
簡単に取り外すことが可能であり、これによってスプリ
ンクラーヘッドの取付け・取外し作業の負担を大幅に軽
減することが可能となった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例は、スプリンクラーヘッドの取付け・取外しを一般
の人が素手で簡単に行える反面、ホテルやビルに設置さ
れたスプリンクラーヘッドを悪戯によって簡単に取り外
すことが可能であり、もしも故意に悪戯によってスプリ
ンクラーヘッドが取り外されると、配管から消火用水が
放出されて室内を水浸しにしてしまう被害が発生する。
【0008】そこで本発明では、配管へのスプリンクラ
ーヘッドの取付け・取外しが容易であり、しかも一般の
人がスプリンクラーヘッドを取り外すことが不可能な構
成としたスプリンクラーヘッドの取付継手の提供を目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、スプリンクラーヘッド取付継手の構成
を、スプリンクラーヘッドを給水配管に接続するための
継手であり、スプリンクラーヘッドと係合する単数また
は複数の係止材が、外筒の内部に設置され、スプリンク
ラーヘッドの係止及び係止解除が可能な構成としたもの
である。
【0010】上記構成のスプリンクラーヘッド取付継手
において、スプリンクラーヘッドの係止及び係止解除手
段として前記外筒を回転させることにより行う構成とし
たものである。
【0011】また他の手段として、スプリンクラーヘッ
ドの係止手段は、係止材をスプリンクラーヘッド取付継
手の中心に向かって押圧させることによりスプリンクラ
ーヘッドを係止させ、係止解除手段は係止材の分割部に
設けた係止解除穴または切欠きに棒を挿入させることに
より係止が解除される構成としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスプリンクラーヘ
ッド取付継手(以下「継手」とする)の実施形態につい
て例を挙げて説明する。まず第1形態として図1から図
4を参照して説明する。図1は本発明の継手の第1形態
の断面図であり、図2は第1形態の下面図であり、図3
は第1形態にスプリンクラーヘッドを取付ける際の斜視
図であり、図4はスプリンクラーヘッドを第1形態に取
付けた状態の断面図である。
【0013】第1形態の継手は、係止材20と外筒30
から構成されている。
【0014】係止材20は、円筒形状であり弾性材料、
具体的には樹脂により形成されている。該係止材20の
上端は配管21と接続され、上部の内側には漏水防止部
材としてOリング22が設置されている。
【0015】下部には、複数の脚23・・・が等間隔で
垂設されており、該脚23の下端は、円筒中心に向かっ
て爪24が突設されている。また外周面にはスプリンク
ラーヘッド40の係止状態を維持するための突起25が
複数突設してある。
【0016】外筒30は筒状であり、外形はスパナやレ
ンチ等の締結工具と嵌合する形状、具体的には六角ある
いは八角等の多角形断面を有する柱状である。
【0017】内周面の下部には、外筒30を水平方向に
回転させることにより係止材20の下端の爪24を中心
に押圧する複数の突起31・・・が等間隔で形成されてお
り、該突起31は頂部31a、斜辺31b、斜辺31c
から成り立っている。
【0018】頂部31aが形成する径Cの大きさは、係
止材20の外径より僅かに大径である。斜辺31bは、
取付レンチ50の回転により脚23が摺動する部分であ
り、斜辺31cに比べ傾斜が緩やかであり、頂部31a
との境には段部が形成され、脚23の摺動範囲を該段部
までに制限している。斜辺31cは、脚23の摺動範囲
を制限するものであり、傾斜が鋭角又は直角となってい
る。
【0019】また内周面上端には、段部32が形成さ
れ、該段部32の上部内周には、前述係止材20の爪2
4を押圧することによりスプリンクラーヘッド40の係
止状態を維持するための縦溝33が刻設されており、該
縦溝33は係止材20の外周に設けられた突起25と嵌
合するものである。
【0020】次に本発明の第1形態の継手における組立
手段について説明する。まず外筒30の下端から係止材
20の上端を挿入し、外筒30の上端にある段部と係止
材20の中間の段部を係合させた後、係止材上部を配管
21に接続する。該配管21との接続は、一般的なネジ
接合でもよいし、嵌合や圧着あるいはワンタッチ継手を
用いたものでもよい。
【0021】続いて第1形態の継手の作用について説明
する。第1形態の継手に接続されるスプリンクラーヘッ
ド40は、継手接続部41に環状の溝42が刻設され、
また継手接続部41の下方には、外筒30と同じ寸法・
外形の鍔部43が設けられているものである。さらに継
手接続部41の上端は、継手への嵌入がスムーズに行わ
れるように、端部に面取り加工を施したり、曲面加工を
施すと良い。
【0022】上記スプリンクラーヘッド40を、図3に
示す取付レンチ50内に嵌入させ、スプリンクラーヘッ
ド40の鍔部43で取付レンチ50内に設けられた段部
51に係止させた後、取付レンチ50をスプリンクラー
ヘッド40の継手接続部41の上端が係止材20の内部
の段部26に当たるまで挿入する。
【0023】すると、図4に示すように継手接続部41
の溝42が係止材20の爪24と同じ高さに位置し、ま
た取付レンチ50の段部51より上部が、外筒30の外
形と嵌合される。このとき取付レンチ50を回転させる
と、外筒30内部の下部に設置された突起31が係止材
20の脚23の下端の爪24を継手の中心方向へ押圧
し、スプリンクラーヘッド40の溝42と係合して継手
にスプリンクラーヘッド40が係止されるものである。
【0024】上記第1形態の継手からスプリンクラーヘ
ッド40を取外すには、取付けと全く逆の手順を実行す
ればよく、継手に係止されたスプリンクラーヘッド40
に取付レンチ50を下方からスプリンクラーヘッド40
の鍔部43と取付レンチ50の段部51が接触する位置
まで挿入する。そして取付け時と反対方向に取付レンチ
50を回転させると、係止材20の脚23が元の形状に
戻り、係止が解除されスプリンクラーヘッドが外れる。
【0025】次に第2形態の継手について図5、図6を
参照して説明する。図5は第2形態の断面図であり、図
6は第2形態の斜視図である。
【0026】第2形態の継手は、係止材が弾性材料から
成るもので、係止材であるリング60と外筒70から構
成される。リング60は図6に示すように、環状で円周
の一部が切断された止め輪形状をしており、リング60
の内周面は図6に示すように、下方に向かって末広がり
となるテーパー形状となっている。
【0027】該リング60の、円周の一部が切断された
切断部分61は周囲のリング幅よりも幅を広くした分割
部62とし、外筒70の外周より突出させる。またリン
グ60の切断部分61に切欠き63を刻設している。
【0028】外筒70は、2つの部品より構成され、配
管73と接続する配管接続部71と、リング60が設置
される円筒部72から成る。配管接続部71は、上部が
配管73に接続され、内部にOリング74が設置されて
いる。下部外周は、円筒部72と接続するための牡ネジ
75が螺設されている。
【0029】円筒部72は、有底円筒形状であり、内径
はリング60の外径よりも大径である。上端内周には、
配管接続部71の牡ネジ75と螺合するための牝ネジ7
6が螺設されている。
【0030】円筒部72の底部内面には、スプリンクラ
ーヘッド40を挿入する開口77を穿設し、リング60
が載置される。該開口77の径はリング60の内径より
も大径である。また底面及び側面の一部は、リング60
の切断部分61が突出するために切欠き78か形成され
ている。
【0031】次に第2形態の継手の組立手段について説
明する。まず円筒部72内部にリング60を載置する。
載置の際、リング60のテーパーが末広がりとなる面を
下にする。その後円筒部72と配管接続部71を接合さ
せ、配管接続部71上部に配管73を接続する。
【0032】続いて第2形態の継手の作用について説明
する。第2形態の継手に接続されるスプリンクラーヘッ
ドの構造は、前述の第1形態の継手で用いたスプリンク
ラーヘッド40と同様な構造であるので、図中に用いる
符号は構造が同じ箇所については同符号を用いて説明す
る。但し、第2形態の継手の特徴として、鍔部43の小
さいもの、或いは鍔部43が無いスプリンクラーヘッド
が適する。
【0033】まずスプリンクラーヘッドを取付ける手順
について説明する。配管73に接続された継手の底面に
ある開口部77にスプリンクラーヘッド40の継手接続
部41を挿入する。すると継手接続部41の上端がリン
グ60のテーパー面に当接する。
【0034】さらに続けてスプリンクラーヘッド40を
継手に押し込むと、弾性材より形成されたリング60は
外周方向に押し広げられ切断部分61が開き、リング6
0の内周にスプリンクラーヘッド40の継手接続部41
が嵌め合わされ、リング60の内周面と継手接続部41
が摺動する状態となり、スプリンクラーヘッド40の溝
42がリング60の位置まで達すると、リング60の内
周縁は復元力により溝42に嵌合し、継手にスプリンク
ラーヘッド40が係止される。
【0035】次にスプリンクラーヘッドを取外す手順に
ついて説明する。スプリンクラーヘッド40が取付けら
れた継手の下方から、リング60の切断部分61の切欠
き63に棒状部材を押し当て、継手中心に向かって力を
加えると、リング60の切断部分61が開きリング60
が押し広げられ、リング60の内周縁がスプリンクラー
ヘッド40の溝42から離れ、スプリンクラーヘッドの
係止が解除される。
【0036】続いて第3形態の継手について図7を参照
して説明する。図7は第3形態の継手の内部構造を表し
た図である。
【0037】第3形態の継手の構成は、第2形態の継手
とほぼ同じである。相違点は、係止材は弾性を有するも
のでなくてもよく、スプリンクラーヘッドの係止はバネ
やゴム等の弾性部材を介して行うものである。
【0038】また、第2形態では係止材であるリング6
0の切断部分が1箇所であったのに対し、第3形態では
切断部分を複数にしたものである。切断部分が複数にな
ると、リングが閉じた状態(スプリンクラーヘッド係止
時)及び、開いた状態(スプリンクラーヘッド取外し
時)におけるリング内周径の差が大きくなり、スプリン
クラーヘッドの取付け・取外しをスムーズに行え、作業
性が向上する。
【0039】第3形態の構造を、図7を用いて説明す
る。なお、第2形態と構成が同じ箇所については同符号
を付し、詳細な説明は省略する。図7は、筒部72aの
内部に複数のリング片60a、60bを設置させた状態
を表している。
【0040】まず図7(a)の継手の内部構造について
説明する。筒部72aの内部に設置する半環状のリング
片60aの両端は、該リング片60aの中間部分に比べ
て幅広となっている。また、リング片60aの内周に
は、第2形態のリング60と同様なテーパーが付けられ
ている。
【0041】リング片60aの一端には穴64を穿設
し、該穴64を筒部72aの底面に突設した穴64より
外径が僅かに小径の軸72bに遊嵌させ、リング片60
aが軸72bを中心として回動可能に設置する。リング
片60aのもう一方の端には、第2形態で説明したリン
グ60と同様な切欠き63を形成する。
【0042】該リング片60aに対向して設置するリン
グ片60bは、リング片60aと線対称の構成である。
リング片60a、60bを対向させて1つの環を形成す
るように筒部72aの内部に設置する。各々のリング片
60a、60bは円筒72の内面に固定設置された圧縮
バネB、Bによりリング片60a同士が押し合う状態に
ある。
【0043】上記継手にスプリンクラーヘッドを取付け
る手順は、第2形態の継手と全く同様であり、継手の筒
部72aの開口に、スプリンクラーヘッド40の継手接
続部分41を挿入することにより継手にスプリンクラー
ヘッド40が係止されるものである。また、スプリンク
ラーヘッドを取外す際の手順も第2形態の継手と同様で
ある。
【0044】その他第3形態の継手の構成の類似例とし
て、図7(b)に示す構成の継手がある。図7(a)の
継手との相違点は、リング片60a、60bの両端に切
欠き63を設けたことである。該継手の特徴として、図
中においてリング片60a、60bが水平方向にスライ
ド移動して開閉するものであり、スプリンクラーヘッド
の取付け・取外しをスムーズに行えるものである。
【0045】以上説明した第2形態及び第3形態の継手
において、スプリンクラーヘッドを継手に設置後、天井
のスプリンクラーヘッドが突出している穴を覗くと、リ
ング60の切断部分61が円筒部72より突出している
ため目につき易いが、該穴は例えば実開平06−777
58公報に記載されているシーリングプレートによって
スプリンクラーヘッドの周囲が塞がれるため、一般の人
に切断部分61が見えることはなく、悪戯されることは
ない。
【0046】また第2形態及び第3形態において、壁面
に設置されるスプリンクラーヘッドや散水形状が矩形等
である取付け方向が設定されているスプリンクラーヘッ
ドを設置する際に、継手にスプリンクラーヘッドの取付
の基準となる手段が設けられていると施工の際に作業性
が向上する。
【0047】スプリンクラーヘッドの取付の基準とは、
スプリンクラーヘッドが作動した際、消火水の散布が正
規の散布形状となるように、通常では下向型スプリンク
ラーヘッドが水平面に対して垂直に設置されているかど
うかや、デフレクターの天井面からの位置・角度が正し
いかどうか、また側壁型スプリンクラーヘッドにおい
て、スプリンクラーヘッドのデフレクターが水平面に対
して正しい位置・角度に設置されているかどうかを判断
する基準である。
【0048】スプリンクラーヘッドの取付の基準となる
手段の具体例として、継手にスプリンクラーヘッドの取
付の基準を表示することや、継手に基準を示す機器を設
置したり、または基準を示す機器の装着場所が設けられ
ているものである。
【0049】例をあげて説明すると、側壁型スプリンク
ラーヘッドは水平に取付けられていないと消火水が正規
の散布域に散布されず、消火水の散布に偏りが生じてし
まうので、継手に水準器を装着し、継手が水平に取り付
けられているかどうかを判断し、さらに継手の係止材内
周の断面形状及びスプリンクラーヘッドの継手接続部の
外周形状を複雑にして継手とスプリンクラーヘッドが嵌
合する位置を決めることにより、該継手とスプリンクラ
ーヘッドを確実に水平状態で設置することができる。
【0050】具体的な断面形状として、図8(a)の円
形の一部を平面にしたものや、図8(b)の円形に複数
の凹みをつけたもの、逆に図8(c)のように円形に突
起を付けたもの、または図8(d)のように係止材に、
スプリンクラーヘッドの鍔部に設けられた突起と嵌合す
る穴を穿設してもよい。その他多角形を用いたり、ある
いは円形と多角形を組み合わせた形状にしてもよい。
【0051】また上記構成としたことで、スプリンクラ
ーヘッドを取付けた後に何者かが故意にスプリンクラー
ヘッドを回転させることができないようになり、悪戯防
止になる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって配
管へのスプリンクラーヘッドの取付け・取外しが容易で
あり、しかもスプリンクラーヘッドの取外しを素手では
できない構成として一般の人がスプリンクラーヘッドを
取り外すことを不可能にした。
【0053】また、スプリンクラーヘッド取付継手にス
プリンクラーヘッドの取付の基準となる手段を設けたこ
とにより、施工の際に作業性が向上するという効果があ
る。
【0054】さらに施工後のスプリンクラーヘッドの回
り止め対策として係止材内周の断面形状を複雑にするこ
とで、スプリンクラーヘッドを故意に回転させることが
できないようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継手の第1形態の断面図
【図2】第1形態の下面図
【図3】第1形態にスプリンクラーヘッドを取付ける際
の斜視図
【図4】スプリンクラーヘッドを第1形態に取付けた状
態の断面図
【図5】第2形態の断面図
【図6】第2形態の斜視図
【図7】第3形態の継手の内部構造を表した図
【図8】係止材の内周の断面形状例
【図9】従来例を表す図
【符号の説明】
20 係止材 21 配管 22 Oリング 23 脚 24 爪 30 外筒 31 突起 40 スプリンクラーヘッド 50 取付レンチ 60 リング 63 切欠き 70 外筒

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラーヘッドを給水配管に接続
    するための継手であり、スプリンクラーヘッドと係合す
    る単数または複数の係止材が、外筒の内部に設置され、
    スプリンクラーヘッドの係止及び係止解除が可能な構成
    としたことを特徴とするスプリンクラーヘッド取付継
    手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスプリンクラーヘッドの
    係止及び係止解除手段は、前記外筒を回転させることに
    より行われることを特徴とするスプリンクラーヘッド取
    付継手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスプリンクラーヘッドの
    係止手段は、係止材をスプリンクラーヘッド取付継手の
    中心に向かって押圧させることによりスプリンクラーヘ
    ッドを係止させ、係止解除手段は係止材に設けた係止解
    除穴または切欠きに部材を挿入させることにより係止が
    解除されることを特徴とするスプリンクラーヘッド取付
    継手。
  4. 【請求項4】 請求項1から3記載の係止材は、弾性材
    料から構成されることを特徴とするスプリンクラーヘッ
    ド取付継手。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項4記載の係止材は円
    筒形状であり、下部には複数本の脚が垂設されており、
    該脚の下端は円筒中心に向かって爪が突設されているこ
    とを特徴とするスプリンクラーヘッド取付継手。
  6. 【請求項6】 請求項1から5記載の係止材において、
    係止材の下端面は末端に向かって末広がりとなるテーパ
    ー形状であることを特徴とするスプリンクラーヘッド取
    付継手。
  7. 【請求項7】 請求項1から6記載のスプリンクラーヘ
    ッド取付継手において、該スプリンクラーヘッド取付継
    手に、スプリンクラーヘッドの取付の基準となる手段が
    設けられていることを特徴とするスプリンクラーヘッド
    取付継手。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のスプリンクラーヘッドの
    取付の基準となる手段とは、スプリンクラーヘッド取付
    継手へ、スプリンクラーヘッドの取付の基準となる表示
    が設けられていることや、基準を示す機器が設置されて
    いること、または基準を示す機器の装着場所が設けられ
    ていることを特徴とするスプリンクラーヘッド取付継
    手。
  9. 【請求項9】 請求項1から8記載のスプリンクラーヘ
    ッド取付継手において、係止材、或いは係止材内周形の
    断面形状が、円形と多角形の組合せにより形成した形状
    であること特徴とするスプリンクラーヘッド取付継手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012277A (ja) * 2006-06-05 2008-01-24 Bridgestone Corp スプリンクラーヘッド継手構造
KR200460709Y1 (ko) 2011-12-22 2012-06-13 서원기 소화설비 배관 이음쇠
KR200460706Y1 (ko) * 2011-11-29 2012-06-13 서원기 소화설비 배관 이음쇠
JP2017023501A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 千住スプリンクラー株式会社 スプリンクラーヘッド及び配管の接続構造

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