JP2002199244A - テレビジョン受信装置、テレビジョン受信システム - Google Patents

テレビジョン受信装置、テレビジョン受信システム

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JP2002199244A
JP2002199244A JP2000343298A JP2000343298A JP2002199244A JP 2002199244 A JP2002199244 A JP 2002199244A JP 2000343298 A JP2000343298 A JP 2000343298A JP 2000343298 A JP2000343298 A JP 2000343298A JP 2002199244 A JP2002199244 A JP 2002199244A
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key
remote controller
television
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JP2000343298A
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Hiroyuki Kaminaka
浩之 上仲
Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Jiro Kajino
二郎 梶野
Yasushi Yamato
康司 山戸
Hiroshi Matsuda
博 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョンに文字入力を行う場合、キーボ
ードやマウス等を接続する必要がり、またキーボードの
使用に慣れていない使用者にとって使いにくいという課
題があった。 【解決手段】 チャンネルの選択等に使用するリモコン
の入力を、テレビジョン受信装置の状態によって文字入
力あるいはポインタ移動の処理を行うことによって、テ
レビジョン受信装置に文字の入力を行う。これによって
リモコンを使用して電子メール等の入力を行うことが出
来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンによる操
作を行うことが出来、かつ使用者による文字の入力、お
よび、マウスなどのポインティングデバイスによるポイ
ンタ入力を行うことの出来る、テレビジョン受信装置に
関するものである。
【従来の技術】従来、テレビジョンにおいて受信チャン
ネルの選択や音量の調整等の操作を行うために、赤外線
を用いたリモコンが使用されている。このようなリモコ
ンを使用することによって、テレビジョンと離れた位置
でも上記のような操作を行うことが可能である。一方、
ディジタル放送をはじめとする近年のテレビジョンで
は、データ放送や双方向サービスに対応するために、テ
レビジョンに対して文字の入力を行う必要が生じる場合
がある。さらには、インターネットに接続する機能を持
ち、ホームページの閲覧や電子メールの送受信機能を備
えたテレビジョンの検討もされており、このようなテレ
ビジョンでは、よりいっそう文字入力を行う必要性が高
く、簡単に文字の入力する方法や、画面上の特定の場所
を指定して選択するPCのマウスに代表されるポインテ
ィングデバイス機能が求められている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
ジョンに対して文字入力を行うためにはキーボード等の
入力手段を接続する必要があり、また、たとえキーボー
ドを接続したとしても、日頃キーボードの操作に慣れて
いない使用者にとって、使いにくいものであるという課
題を有していた。また文字入力するためにはその入力場
所を指定する必要があり、そのためにマウス等のポイン
タ入力手段を接続する必要がある。しかしマウスを接続
したとしても、テレビを視聴する場合において、通常の
リモコンとマウスを使い分ける必要が生じ、ユーザーの
使い勝手が悪いという課題を有していた。
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、第1の発明のテレビジョン受信装置は、リモコ
ンによる操作が可能なテレビジョン受信装置であって、
リモコンによって発信された信号を受信し、押されたキ
ーに対応するキーコードとして出力するリモコン受信手
段と、前記キーコードを受信チャンネルの選択指示とし
て処理するチャンネル選択手段と、前記キーコードを文
字入力として処理する文字入力手段と、前記リモコン受
信手段が出力する前記キーコードを入力し、前記テレビ
ジョン受信装置の画面表示状態によって、前記キーコー
ドを前記チャンネル選択手段と前記文字入力手段のいず
れか一方に出力する入力切換手段とを備えたことを特徴
とする。また、第2の発明のテレビジョン受信装置は、
リモコンによる操作が可能なテレビジョン受信装置であ
って、リモコンによって発信された信号を受信し、押さ
れたキーに対応するキーコードとして出力するリモコン
受信手段と、前記キーコードを受信チャンネルの選択指
示として処理するチャンネル選択手段と、前記キーコー
ドをポインタ移動入力として処理するポインタ移動入力
手段と、前記リモコン受信手段が出力する前記キーコー
ドを入力し、前記テレビジョン受信装置の状態によっ
て、前記キーコードを前記チャンネル選択手段と前記ポ
インタ移動入力手段のいずれか一方に出力する入力切換
手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図面を用いて
説明する。 (実施の形態1)図2は従来のテレビジョン受信装置2
02とリモコン201を示している。従来のテレビジョ
ン受信装置202は、リモコン201から受け取る指示
に基づいて受信チャンネルの変更や、音量の調整などを
行う。このように従来のリモコン201にも、テレビジ
ョン放送のチャンネル数分のキーが備えられていること
が多く、少なくとも1〜12程度のキーを持つものが多
い。一方、図3は本実施例におけるテレビジョン受信装
置302とリモコン301を示している。ここでリモコ
ン301は従来のテレビジョン受信装置202に対する
リモコン201と同等の機能を有するものであり、追加
されたキー以外は、キーに印刷された文字が異なってい
るのみであり、特に文字入力のための機能を備えたもの
ではない。またこのテレビジョン受信装置302は、イ
ンターネットに接続されており、電子メールの送受信を
行う機能を搭載しているものであるとする。図1は本実
施例におけるテレビジョン受信装置302の概略構成を
示すものである。テレビジョン受信装置302は、チュ
ーナ101、画面合成手段102、処理手段103、チ
ャネル選択手段104、文字入力手段105、入力切換
手段106、リモコン受信手段107、受光部108に
よって構成されている。ここで画面合成手段102が出
力する映像は、ブラウン管や液晶パネルなどの表示手段
によって表示されるものである。また処理手段103は
プロセッサ等に相当し、テレビジョン受信装置302全
体の動作制御等を行うとともに、ソフトウェアによって
後述の電子メールの処理などを行うものである。まず、
テレビジョン受信装置302がテレビジョン映像を表示
している場合の動作について説明する。この場合、チュ
ーナ101はアンテナから受け取るテレビジョン放送の
電波を復調し、映像信号として画面合成手段102に出
力する。画面合成手段102は、このチューナ101か
ら入力される映像信号に、処理手段103から受け取る
受信中のチャンネル番号等の表示を重畳して出力し、画
面に表示されている。このようにテレビジョン放送を受
信して表示している間に、リモコン301の数字の書か
れたキーを押すと、リモコン301はこの押されたキー
を示す情報を、赤外線を使用してテレビジョン受信装置
302に送信する。一方、テレビジョン受信装置302
の受光部108によって受信された赤外線の信号は、リ
モコン受信手段107に出力され、リモコン受信手段1
07はこの信号を復調してリモコン301において押さ
れたキーに対応するキーコードを出力する。このキーコ
ードは入力切換手段106に出力され、入力切換手段1
06はこのキーコードをチャンネル選択手段104に出
力する。チャンネル選択手段104は、チューナ101
を制御し、受信チャンネルを入力切換手段106から受
け取るキーコードに対応したチャンネルに変更する。例
えば、リモコンの「1」のキーを押すと、この「1」を
示すキーコードがチャンネル選択手段104に渡され、
結果として受信チャンネルが1に切り替わることとな
る。このようにして、テレビジョン映像を表示している
間にリモコン301の数字の書かれたキーを押すことで
受信チャンネルを切り替えることが可能となる。次に、
テレビジョン受信装置302において電子メールの入力
を行う場合について説明する。前述のようにテレビジョ
ン受信装置302がテレビジョン映像を表示している間
に、リモコン301のメールボタン303が押された場
合、前述と同様の処理によってこのメールボタン303
に対応したキーコードがチャンネル選択手段104に渡
され、チャンネル選択手段104はこのキーコードを処
理手段103に出力する。電子メールの機能は処理手段
103のソフトウェアによって実現されるもので、チャ
ンネル選択手段104からメールボタン303に対応す
るキーコードが入力されると、処理手段103は電子メ
ールの入力を行うためのソフトウェアを起動し、これに
ともなって画面の表示を変更する。図4は、送信する電
子メール入力中の画面の例を示している。処理手段10
3は電子メールの入力を行うソフトウェアが起動する
と、電子メール入力領域401の表示内容を生成し、画
面合成手段102に出力する。この電子メール入力領域
は、宛先の入力領域403、件名の入力領域402、電
子メール本文の入力領域405を含んでいる。一方画面
合成手段102は、処理手段103から受け取る電子メ
ール入力領域401と、チューナ101から受け取るテ
レビジョン映像404を図4のように並べて配置する合
成を行い、この合成された映像を出力する。なお、ここ
で合成する画面は、電子メール入力領域401とテレビ
ジョン映像404の配置は図4と異なっていてもよく、
またテレビジョン映像404を表示せずに電子メール入
力領域401のみであってもよい。一方、このような電
子メールの入力を行うソフトウェアが起動された場合、
処理手段103は入力切換手段106の制御を行って、
リモコン受信手段107から受け取るキーコードのう
ち、文字の入力に使用するキーコードが入力された場合
にはこれを文字入力手段105に出力し、文字の入力に
使用しないキーコードはチャンネル選択手段104に出
力されるように設定する。ここで文字入力に使用するキ
ーとは、数字の書かれたキーに加えて、仮名漢字変換を
制御するために使用するキーなどを含むものである。こ
のような状態でリモコン301の数字の書かれたキーを
押すと、リモコン301はこの押されたキーを示す情報
を、受信チャンネルの変更の場合と同様に、赤外線を使
用してテレビジョン受信装置302に送信する。なお、
ここで送信される赤外線の信号は、チャンネル選択の場
合と全く同じものであり、電子メールの入力中であるか
否かによって変わるものではない。一方、テレビジョン
受信装置302の受光部108によって受信された赤外
線の信号はリモコン受信手段107に出力され、リモコ
ン受信手段107はこの信号を復調してリモコン301
において押されたキーに対応するキーコードを出力す
る。このキーコードを受け取った入力切換手段106
は、処理手段103からの設定に従い、このキーコード
を文字入力手段105に出力する。文字入力手段105
は、入力切換手段106からキーコードを受け取ると、
キーコードから文字情報への変換を行って処理手段10
3に出力する。ここで行うキーコードから文字情報への
変換処理は、例えば、同一のキーが連続されて押された
場合、その回数に応じて出力する文字情報を決定するも
のであり、現在、携帯電話における文字の入力方法とし
て使用されているものと同様の方法を使用することが出
来る。このような処理方法では、例えば、「1」が一度
押されると「あ」が、もう一度押されると「い」が仮入
力として受け取られ、以降同様に「う」、「え」、
「お」と切り替わり、さらにもう一度押すと「あ」に戻
り、「1」以外のキーが押されることによって、その時
点での仮入力の文字が入力される文字として決定される
という方法である。また同様に「2」が押された場合に
は、「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」、「か」
と順に仮入力が切り替わり、「2」以外のキーを押した
時に、入力文字が決定される。このようにして変換され
た文字情報は、処理手段103で動作している電子メー
ルの入力を行うソフトウェアに対する文字入力として出
力され、処理手段103はこの文字情報を、電子メール
の宛先や件名、また電子メール本文への入力として使用
する。処理手段103は、受け取った文字入力によっ
て、電子メールの宛先や件名、本文等を更新するととも
に、更新された内容を表示する。この結果、リモコンに
よって入力された文字が画面に表示されることとなり、
処理手段103によって受け取られた文字を確認しなが
ら、リモコンによる文字入力を実現することが可能とな
る。さらに処理手段103が仮名漢字変換機能を備えて
いる場合、変換候補を表示し、リモコンを用いて候補の
選択を行うことで漢字の入力を行うことも可能である。
このようにして入力された電子メールは、処理手段10
3によってインターネットに送信される。なお、このよ
うにして電子メールの入力を行っている間、文字入力に
使用するキーに対応したキーコードはチャンネル選択手
段104には渡されないため、受信中のチャンネルが切
り替わることはない。一方、電子メールの入力が終了し
た場合、リモコン301のメールボタン303を押すこ
とによって、電子メールの入力状態から、テレビジョン
映像の表示状態に戻すことが出来る。メールボタン30
3に対応するキーコードは文字入力には使用しないもの
であり、メールボタン303に対応するキーコードは電
子メールの入力中であってもチャンネル選択手段104
に渡される。チャンネル選択手段104は、このメール
ボタン303に対応するキーコードを処理手段103に
出力し、これを受け取った処理手段103は電子メール
の入力を行うソフトウェアを終了して表示画面を切り替
えるとともに、入力切換手段106への制御を行って、
再び全てのキーコードがチャンネル選択手段104に出
力されるように設定する。上記のように、処理手段10
3が管理するテレビジョン受信装置302の状態が、文
字入力を期待する状態であるかによって同一のキーコー
ドを受信した場合に行う処理を切り替えることによっ
て、リモコンを使用した文字情報の入力が可能となる。
また上記と同様の処理を行うことによって、双方向サー
ビスへのデータの入力など、電子メールの入力以外の目
的での文字入力を行うことも可能である。なお、テレビ
ジョン受信装置302にキーボードが接続され、キーボ
ードによる文字の入力が行える場合であっても、上記の
ようなリモコンによる文字入力を行うことができ、目的
に応じて両者を使い分けることが可能である。さらに
は、チャンネル選択手段104、文字入力手段105、
入力切換手段106の各手段が実現する機能を、処理手
段103においてソフトウェアによって実現することも
可能である。また、本実施例においては赤外線を使用す
るリモコンを用いた説明を行ったが、電波など、他の信
号を使用したリモコンであっても同様の効果が得られる
ことは明らかである。 (実施の形態2)次に本発明の実施の形態2について説
明する。図6は本実施の形態におけるテレビジョン受信
装置602とリモコン601を示している。ここでリモ
コン601は従来のテレビジョン受信装置202に対す
るリモコン201と同等の機能を有するものであり、追
加されたキー以外は、キーに印刷された文字が異なって
いるのみであり、特に文字入力のための機能を備えたも
のではない。またこのテレビジョン受信装置602は、
インターネットに接続されており、ホームページをブラ
ウジングする機能を搭載しているものであるとする。図
5は本実施例におけるテレビジョン受信装置602の概
略構成を示すものである。テレビジョン受信装置602
は、チューナ501、画面合成手段502、処理手段5
03、チャネル選択手段504、ポインタ移動入力手段
505、入力切換手段506、リモコン受信手段50
7、受光部508によって構成されている。ここで画面
合成手段502が出力する映像は、ブラウン管や液晶パ
ネルなどの表示手段によって表示されるものである。ま
た処理手段503はプロセッサ等に相当し、テレビジョ
ン受信装置602全体の動作制御等を行うとともに、ソ
フトウェアによって後述のインターネットブラウザの処
理などを行うものである。まず、テレビジョン受信装置
602がテレビジョン映像を表示している場合の動作に
ついて説明する。この場合、チューナ501はアンテナ
から受け取るテレビジョン放送の電波を復調し、映像信
号として画面合成手段502に出力する。画面合成手段
502は、このチューナ501から入力される映像信号
に、処理手段503から受け取る受信中のチャンネル番
号等の表示を重畳して出力し、画面に表示されている。
このようにテレビジョン放送を受信して表示している間
に、リモコン601の数字の書かれたキーを押すと、リ
モコン601はこの押されたキーを示す情報を、赤外線
を使用してテレビジョン受信装置602に送信する。一
方、テレビジョン受信装置602の受光部508によっ
て受信された赤外線の信号は、リモコン受信手段507
に出力され、リモコン受信手段507はこの信号を復調
してリモコン601において押されたキーに対応するキ
ーコードを出力する。このキーコードは入力切換手段5
06に出力され、入力切換手段506はこのキーコード
をチャンネル選択手段504に出力する。チャンネル選
択手段504は、チューナ501を制御し、受信チャン
ネルを入力切換手段506から受け取るキーコードに対
応したチャンネルに変更する。またチャンネル選択手段
504は、入力切換手段506から受取ったキーコード
に対応したチャンネル番号を処理手段503に出力す
る。処理手段503はチャンネル番号などの表示を画面
合成手段502に指示し、チャンネル切換直後にチャン
ネル番号が画面に表示される。例えば、リモコンの
「1」のキーを押すと、この「1」を示すキーコードが
チャンネル選択手段504に渡され、結果として受信チ
ャンネルが1に切り換わることとなる。このようにし
て、テレビジョン映像を表示している間にリモコン60
1の数字の書かれたキーを押すことで受信チャンネルを
切り替えることが可能となる。次に、テレビジョン受信
装置602においてインターネットのホームページブラ
ウジングを行う場合の操作について説明する。前述のよ
うにテレビジョン受信装置602がテレビジョン映像を
表示している間に、リモコン601のインターネットボ
タン603が押された場合、前述と同様の処理によって
このインターネットボタン603に対応したキーコード
がチャンネル選択手段504に渡され、チャンネル選択
手段504はこのキーコードを処理手段503に出力す
る。インターネットブラウジング機能は処理手段503
のソフトウェアの機能の一部によって実現されるもの
で、チャンネル選択手段504からインターネットボタ
ン603に対応するキーコードが入力されると、処理手
段503はインターネットへのアクセス手続きを行った
後、インターネットブラウザのソフトウェアを起動し、
これに伴って画面の表示を変更する。図7は、インター
ネットブラウザ画面が起動した画面表示の例を示してい
る。処理手段503はインターネットブラウザのソフト
ウェアが起動すると、インターネットブラウザ表示領域
701に表示する画像情報を画面合成手段502に出力
する。このインターネットブラウザ画面の例では、保
存、戻る、進む、更新、ツールという5つの操作ボタン
が配置されたツールバー領域702と、URLアドレス
を入力するアドレス入力領域703、およびホームペー
ジを表示するブラウザ領域704、および動作指示を行
うポインタ706から構成される。一方画面合成手段5
02は、処理手段503から受け取るインターネットブ
ラウザ表示領域701と、チューナ501から受け取る
テレビジョン映像705を図7のように並べて配置する
合成を行い、この合成された映像を出力する。なお、こ
こで合成する画面は、インターネットブラウザ画面領域
701とテレビジョン映像705の配置は図7と異なっ
ていてもよく、またテレビジョン映像705を表示せず
にインターネットブラウザ画面領域701のみであって
もよい。また、インターネットブラウザ画面領域701
の中で、様々なホームページを表示させるためには、ア
ドレス入力領域703に、URLアドレスを入力する必
要がある。その場合の文字入力は、テレビジョン受信装
置602にキーボードを接続するか、あるいは本発明の
実施の形態1で説明した方法によって文字入力を行うも
のとし、本実施の形態での説明は省略する。このURL
アドレスを入力するためには文字入力位置を指定する必
要があり、この場合ポインタ操作が有効である。一方、
このようなインターネットブラウザの入力を行うソフト
ウェアが起動された場合、処理手段503は入力切換手
段506の制御を行って、リモコン受信手段507から
受け取るキーコードのうち、ポインタ移動入力に使用す
るキーコードが入力された場合にはこれをポインタ移動
入力手段505に出力し、ポインタ移動の入力に使用し
ないキーコードはチャンネル選択手段504に出力され
るように設定する。ここでポインタ移動の入力に使用す
るキーとは、数字の書かれたキーに加えて、ポインタの
指し示すオブジェクトの決定や取消、あるいはポインタ
位置を制御するために使用するキーなどを含むものであ
る。このような状態でリモコン601の数字の書かれた
キーを押すと、リモコン601はこの押されたキーを示
す情報を、受信チャンネルの変更の場合と同様に、赤外
線を使用してテレビジョン受信装置602に送信する。
なお、ここで送信される赤外線の信号は、チャンネル選
択の場合と全く同じものであり、インターネットブラウ
ザの入力中であるか否かによって変わるものではない。
一方、テレビジョン受信装置602の受光部508によ
って受信された赤外線の信号はリモコン受信手段507
に出力され、リモコン受信手段507はこの信号を復調
してリモコン601において押されたキーに対応するキ
ーコードを出力する。このキーコードを受け取った入力
切換手段506は、処理手段503からの設定に従い、
このキーコードをポインタ移動入力手段505に出力す
る。ポインタ移動入力手段505は、入力切換手段50
6からキーコードを受け取ると、キーコードからポイン
タを移動するための位置情報への変換を行って処理手段
503に出力する。ここで行うキーコードからポインタ
位置情報への変換処理は、例えば、同一のキーが連続さ
れて押された場合、その回数、あるいは継続時間に応じ
て位置情報を決定するものである。例えば、図6おい
て、「6」のキーを一回押すと、画面上ではポインタの
位置は右方向へ10画素分移動し、三回連続して押す
と、30画素分右へ移動する。また、連続して「6」の
キーを押し続けると、移動量を大きくして右方向へのポ
インタの移動が早くなるような位置情報を指示し、ポイ
ンタの移動速度を加速する処理を行う。本実施例では、
リモコン601のキーレイアウトに従い、「1」が左上
移動、「2」が上移動、「3」が右上移動、「4」が左
移動、「6」が右移動、「7」が左下移動、「8」が下
移動、「9」が右下移動、「5」がポインタが指示した
オブジェクトの決定、「#」がポインタが指示したオブ
ジェクトに対する操作リスト表示、「*」がポインタを
画面中央に戻すためホームポジションキーに割り当てら
れている。図7において、現在ポインタ706が図の位
置にあるときに、ユーザがより詳しい「ホークス情報」
を知りたいと考えた場合、まずリモコン601のキー
「8」を押し続け、ポインタ706をオブジェクト「ホ
ークス情報」の上に重なるまで下に移動する。そしてポ
インタ706がオブジェクト「ホークス情報」の上にあ
る状態でリモコン601のキー「5」をおすことでこの
オブジェクトが示すリンク先にURLアドレスが変更さ
れ次のページが表示されることになる。このポインタ7
06は、インターネットブラウザ画面領域701上の任
意の領域に移動することが可能であり、ツールバー領域
702のボタンを選択することも同様の操作を行うこと
により可能である。以上のような動作によって、インタ
ーネットブラウザの画面上でリモコンによるポインタ操
作が可能となり、通常のテレビリモコンのみでインター
ネットブラウジングを容易に行うことができる。なお、
このようにしてインターネットブラウザの入力を行って
いる間、ポインタ移動入力に使用するキーに対応したキ
ーコードはチャンネル選択手段504には渡されないた
め、受信中のチャンネルが切り替わることはない。一
方、インターネットブラウザの入力が終了した場合、リ
モコン601のインターネットボタン603を押すこと
によって、インターネットブラウザの入力状態から、テ
レビジョン映像の表示状態に戻すことが出来る。インタ
ーネットボタン603に対応するキーコードは文字入力
には使用しないものであり、インターネットボタン60
3に対応するキーコードはインターネットブラウザの入
力中であってもチャンネル選択手段504に渡される。
チャンネル選択手段504は、このインターネットボタ
ン603に対応するキーコードを処理手段503に出力
し、これを受け取った処理手段503はインターネット
ブラウザの入力を行うソフトウェアを終了して表示画面
を切り替えるとともに、入力切換手段506への制御を
行って、再び全てのキーコードがチャンネル選択手段5
04に出力されるように設定する。上記のように、処理
手段503が管理するテレビジョン受信装置602の状
態が、ポインタ移動入力を期待する状態であるかによっ
て同一のキーコードを受信した場合に行う処理を切り替
えることによって、リモコンを使用したポインタ移動情
報の入力が可能となる。また上記と同様の処理を行うこ
とによって、テレビジョン受信装置602で表示される
各種設定画面におけるメニューボタン操作など、インタ
ーネットブラウザ以外のアプリケーションのグラフィカ
ルなユーザーインターフェースでのポインタ操作をリモ
コンでの行うことも可能である。なお、テレビジョン受
信装置602にマウスが接続され、マウスによるポイン
タ操作が行える場合であっても、上記のようなリモコン
によるポインタ操作を行うことができ、目的に応じて両
者を使い分けることが可能である。さらには、チャンネ
ル選択手段504、ポインタ移動入力手段505、入力
切換手段506の各手段が実現する機能を、処理手段5
03においてソフトウェアによって実現することも可能
である。また、本実施例においては赤外線を使用するリ
モコンを用いた説明を行ったが、電波など、他の信号を
使用したリモコンであっても同様の効果が得られること
は明らかである。 (実施の形態3)図2に通常のテレビジョン受信装置に
おける一般的なリモコンの形状を示したが、近年ディジ
タルテレビ放送が始まり、テレビ画面上に電子番組表、
いわゆるEPGを表示することが可能となっている。E
PG画面は新聞のテレビ欄と同様に時刻とチャンネルで
番組が表されている。この中から所望の番組を選択する
ためにリモコンに十字キーを配置したものが多い。図8
にこのようなリモコンを用いた場合の実施の形態につい
て示す。、図8は本実施の形態におけるテレビジョン受
信装置802とリモコン801を示している。ここでテ
レビジョン受信装置802は、実施の形態1で説明した
ものにさらに、ポインタのキー入力割り当てに十字キー
および決定キー、リストキー804を追加したものであ
る。具体的なキーコードのマッピングは、「上」キーが
リモコン601のキー「2」、「下」キーがリモコン6
01のキー「8」、「左」キーがリモコン601のキー
「4」、「右」キーがリモコン601のキー「6」、
「決定」キーがリモコン601のキー「5」、「リス
ト」キーがリモコン601のキー「#」と同じとなる。
実施の形態2と比較すると、上下左右しかポインタが移
動できないため、ユーザーにとってはわずらわしさはあ
るが、キー配置が直感的にわかりやすくまた数字キーと
も区別されているので、シンプルな操作が可能となる。
その他の機能や動作については実施の形態2で説明した
ものと全く同様であるので省略する。
【発明の効果】以上のように第1の本発明によれば、キ
ーボード等、特に新たな装置を付加することなく、従来
チャンネルや音量の制御のために使用しているリモコン
をそのまま用いて文字の入力を行うことが可能となる。
さらには、このような入力方法によって、キーボードの
使用に対して抵抗のある使用者にとっても、簡単に文字
の入力を行うことが出来るという効果が得られる。また
第2の本発明によれば、マウス等、特に新たな装置を付
加することなく、従来チャンネルや音量の制御のために
使用しているリモコンをそのまま用いてポインティング
デバイスの操作を行うことが可能となる。さらには、こ
のような入力方法によって、キーボードやマウスといっ
たPC周辺機器の使用に対して抵抗のあるユーザーにと
っても、簡単にインターネットブラウザなどの操作を行
うことが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるテレビジョンの
概略構成を示す図
【図2】従来のテレビジョンとリモコンを示す図
【図3】本発明の実施の形態1におけるテレビジョンと
リモコンを示す図
【図4】本発明の実施の形態1における画面の表示を示
す図
【図5】本発明の実施の形態2におけるテレビジョンの
概略構成を示す図
【図6】本発明の実施の形態2におけるテレビジョンと
リモコンを示す図
【図7】本発明の実施の形態2における画面表示例を示
す図
【図8】本発明の実施の形態3におけるテレビジョンと
リモコンを示す図
【符号の説明】
101 チューナ 102 画面合成手段 103 処理手段 104 チャンネル選択手段 105 文字入力手段 106 入力切換手段 107 リモコン受信手段 108 受光部 501 チューナ 502 画面合成手段 503 処理手段 504 チャンネル選択手段 505 ポインタ移動入力手段 506 入力切換手段 507 リモコン受信手段 508 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 G06F 3/023 310A 5/445 H04Q 9/00 301 (72)発明者 小林 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梶野 二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山戸 康司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松田 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 CC12 DD02 FF16 KK13 5C025 AA23 CA09 DA10 5C056 AA05 BA01 CA20 DA20 EA06 5K048 BA03 FB10 FB15 HA04 HA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコンによる操作が可能なテレビジョ
    ン受信装置であって、 リモコンによって発信された信号を受信し、押されたキ
    ーに対応するキーコードとして出力するリモコン受信手
    段と、 前記キーコードを受信チャンネルの選択指示として処理
    するチャンネル選択手段と、 前記キーコードを文字入力として処理する文字入力手段
    と、前記リモコン受信手段が出力する前記キーコード入
    力し、前記テレビジョン受信装置の画面表示状態によっ
    て、前記キーコードを前記チャンネル選択手段と前記文
    字入力手段のいずれか一方に出力する入力切換手段とを
    備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 前記文字入力手段は、同一のキーコード
    を連続して受信する回数によって文字を決定することを
    特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】 前記入力切換手段は、前記テレビジョン
    受信装置が文字入力の待機状態である間、前記キーコー
    ドを前記文字入力手段に出力することを特徴とする請求
    項1記載のテレビジョン受信装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも表示チャンネルの選択を行う
    数字キーを備え押されたキーに対応したキーコードを発
    信するリモコンと、前記リモコンから発信された前記キ
    ーコードを受信して動作する放送受信表示装置からなる
    システムにおいて、 前記放送受信表示装置が文字入力待機状態にある間、前
    記キーコードを文字入力として処理することを特徴とテ
    レビジョン受信システム。
  5. 【請求項5】 リモコンによる操作が可能なテレビジョ
    ン受信装置であって、リモコンによって発信された信号
    を受信し、押されたキーに対応するキーコードとして出
    力するリモコン受信手段と、 前記キーコードを受信チャンネルの選択指示として処理
    するチャンネル選択手段と、 前記キーコードをポインタ移動入力として処理するポイ
    ンタ移動入力手段と、前記リモコン受信手段が出力する
    前記キーコード入力し、前記テレビジョン受信装置の状
    態によって、前記キーコードを前記チャンネル選択手段
    と前記ポインタ移動入力手段のいずれか一方に出力する
    入力切換手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン
    受信装置。
  6. 【請求項6】 前記入力切換手段は、前記テレビジョン
    受信装置がポインタ移動入力の待機状態である間、前記
    キーコードを前記ポインタ移動入力手段に出力すること
    を特徴とする請求項5記載のテレビジョン受信装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも表示チャンネルの選択を行う
    数字キーを備え押されたキーに対応したキーコードを発
    信するリモコンと、前記リモコンから発信された前記キ
    ーコードを受信して動作する放送受信表示装置からなる
    システムにおいて、 前記放送受信表示装置がポインタ移動入力待機状態にあ
    る間、前記キーコードをポインタ移動入力として処理す
    ることを特徴とするテレビジョン受信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100483A (ja) * 2006-10-12 2009-05-07 Quixun Co Ltd コンテンツ視聴装置、コンテンツ視聴装置の制御方法、マルチメディア端末、およびマルチメディア端末の動作方法
US7643095B2 (en) 2004-05-28 2010-01-05 Sharp Kabushiki Kaisha Image display device, image display method, and television receiver
US9122317B2 (en) 2009-08-06 2015-09-01 Kyocera Corporation Electronic device and screen display method

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