JP2002197574A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム

Info

Publication number
JP2002197574A
JP2002197574A JP2000393669A JP2000393669A JP2002197574A JP 2002197574 A JP2002197574 A JP 2002197574A JP 2000393669 A JP2000393669 A JP 2000393669A JP 2000393669 A JP2000393669 A JP 2000393669A JP 2002197574 A JP2002197574 A JP 2002197574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
wireless
communication
slave unit
emergency call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000393669A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Koichi Okada
晃一 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000393669A priority Critical patent/JP2002197574A/ja
Publication of JP2002197574A publication Critical patent/JP2002197574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池切れで子機を使用できなくなる事態を極
力回避する。 【解決手段】 所定の緊急通報先のセンタ装置に電話回
線を介して接続される親機A1と、2次電池Bを電源に
携帯動作可能な子機B1と、子機B1の2次電池を充電
するための充電台とにより緊急通報システムを構成す
る。子機B1は、2次電池Bの残蓄電量の検出を行う電
池残量検出部B172などを備え、制御部B10は、無
線通信部B16を通じて、親機A1からの制御信号を連
続して受信することができる時間である連続待ち受け可
能時間を、電池残量検出部B172の検出結果に基づい
て算出し、連続待ち受け可能時間が第1および第2しき
い値を下回るとき、それぞれ第1および第2充電要求ア
ラームを発生させる制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話回線を
用いて緊急通報や健康相談などのサービスを提供するた
めの緊急通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の緊急通報先のセンタ装置に
電話回線を介して接続される親機と、2次電池を電源に
携帯動作可能な少なくとも1台の子機とにより構成され
る緊急通報システムでは、子機の2次電池の残蓄電量を
示す値が予め決められたしきい値を下回ったときに、
“ピー”などの報知音を発生させたり、あるいは子機に
具備される液晶表示画面に残蓄電量を表示したりして、
2次電池に対する充電の要求がされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報システムでは、充電を促すための報知が行
われた後に通話されると、子機の2次電池の残蓄電量が
勢い減少し、残蓄電量が子機の駆動に必要なレベル以下
になった時点で、その通話が切れてしまうという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、電池切れで子機を使用することができなくなる
事態を極力回避しうる緊急通報システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、所定の緊急通報先のセンタ装
置に通信回線を介して接続される親機と、2次電池を電
源に携帯動作可能な少なくとも1台の子機とにより構成
され、前記子機は、前記親機との無線通信用の無線手段
と、緊急通報入力用の入力手段と、この入力手段に対す
る緊急通報入力に応じて前記無線手段を通じて緊急通報
の信号を送信する制御を行う制御手段とを備え、前記親
機は、前記通信回線を介して前記センタ装置と通信を行
う通信手段と、前記子機との無線通信用の無線手段と、
この無線手段を通じて受信される前記緊急通報の信号に
応じて、前記通信手段を通じて前記センタ装置に緊急通
報の信号を送信する制御を行う制御手段とを備える緊急
通報システムであって、前記親機の制御手段は、当該親
機の無線手段を通じて、制御信号を繰り返し送信する制
御をさらに行い、前記子機は、前記2次電池の残蓄電量
を示す値の検出を行う残蓄電量検出手段をさらに備え、
前記子機の制御手段は、当該子機の無線手段を通じて、
前記親機からの制御信号を連続して受信することができ
る時間である連続待ち受け可能時間を、前記残蓄電量検
出手段の検出結果に基づいて算出し、前記連続待ち受け
可能時間が第1および第2しきい値を下回るとき、それ
ぞれ第1および第2充電要求アラームを発生させる制御
を行うことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、所定の緊急通報先
のセンタ装置に通信回線を介して接続される親機と、2
次電池を電源に携帯動作可能な少なくとも1台の子機と
により構成され、前記子機は、前記親機との無線通信用
の無線手段と、緊急通報入力用の入力手段と、この入力
手段に対する緊急通報入力に応じて前記無線手段を通じ
て緊急通報の信号を送信する制御を行う制御手段とを備
え、前記親機は、前記通信回線を介して前記センタ装置
と通信を行う通信手段と、前記子機との無線通信用の無
線手段と、この無線手段を通じて受信される前記緊急通
報の信号に応じて、前記通信手段を通じて前記センタ装
置に緊急通報の信号を送信する制御を行う制御手段とを
備える緊急通報システムであって、前記子機は、前記2
次電池の残蓄電量を示す値の検出を行う残蓄電量検出手
段をさらに備え、前記子機の制御手段は、当該子機の無
線手段を通じて、無線通信を連続して行うことができる
時間である連続通信可能時間を、前記残蓄電量検出手段
の検出結果に基づいて算出し、前記連続通信可能時間が
第1および第2しきい値を下回るとき、それぞれ第1お
よび第2充電要求アラームを発生させる制御を行うこと
を特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の緊
急通報システムにおいて、前記子機の制御手段は、前記
連続待ち受け可能時間を算出する場合、当該子機の無線
手段を通じて、無線通信を連続して行うことができる時
間である連続通信可能時間を一定時間確保した上で、前
記連続待ち受け可能時間を算出することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の緊急通報システムにおいて、前記所定
の緊急通報先のセンタ装置は公衆無線通信に対応した無
線手段をさらに備え、前記子機は報知を行うための報知
手段をさらに備え、前記親機および子機の無線手段は公
衆無線通信に対応したものであり、前記子機の制御手段
は、前記第1充電要求アラームを発生させる場合、前記
報知手段を通じて報知を行う一方、前記第2充電要求ア
ラームを発生させる場合、前記無線手段を通じて、前記
センタ装置に充電要求用の保守データを送信する制御を
行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る緊急通報システムの構成図、図2は図1の緊急通報シ
ステムの使用例を示す図、図3は図1の子機の動作を示
すフロー図であり、これらの図を用いて以下に第1実施
形態について説明する。
【0010】第1実施形態の緊急通報システムは、図2
に示すように、所定の緊急通報先のセンタ装置D1に電
話回線Lを介して接続される親機A1と、2次電池Bを
電源に携帯動作可能な少なくとも1台の子機B1と、こ
の子機B1の2次電池Bを充電するための充電台C1と
により構成されている。そして、図2の例では、センタ
装置D1は、通話装置D10(図では電話機)と、保守
データおよび顧客データなどの保存および更新をする中
央制御装置D11(図ではパソコン)とにより構成され
ている。
【0011】親機A1は、卓上または壁などに設置され
るものであり、図1に示すように、商用電源電圧(AC
100V)を所定の直流電圧に変換して親機A1の各部
に供給する電源回路部A11と、親機A1全体の動作モ
ードの切替えなどの入力用の入力部A12と、親機A1
全体の動作モードの表示などを行う出力部A13と、例
えばPCM、ADPCMなどの音声符号化/複号化処
理、エコーキャンセラ処理、およびDTMF信号(PB
信号)発生/検出処理などを行う音声信号処理部A14
とを備えているほか、電話回線I/F部A15と、無線
通信部A16と、制御部A10とを備えている。
【0012】電話回線I/F部A15は、電話回線Lを
介したセンタ装置D1との通信用であり、例えば、アナ
ログ電話回線(PSTN)に適合した2線−4線変換、
直流ループ閉結、およびダイヤルパルス信号の送信と着
信の検出などを行う。なお、本発明の通信回線は、アナ
ログ電話回線による有線通信のものに限らず、デジタル
電話回線(ISDN)による有線通信または無線通信の
ものでもよい。
【0013】無線通信部A16は、子機B1との無線通
信用であり、送受信用のアンテナ部A161と、音声信
号または制御信号を無線送信用の周波数帯の信号に変換
してアンテナ部A161に出力するとともに、アンテナ
部A161への到来電波から得られる所定周波数帯の信
号を音声信号または制御信号に変換して無線通信制御部
A163に出力する無線回路部A162と、例えばTD
MA/TDD方式などの無線回線の通信制御を行う無線
通信制御部A163とにより構成されている。
【0014】制御部A10は、制御プログラムなどを記
憶する記憶部A101(図1ではROM)と、動作状態
などの各種データを記憶する記憶部A102(図1では
RAM)と、親機A1全体を統制するための制御を行う
主制御部A103(図1ではCPU)とにより構成され
ている。この制御部A10により、例えば、無線通信部
A16を通じて受信される緊急通報の信号に応じて、電
話回線I/F部A15を通じてセンタ装置D1に緊急通
報の信号を送信する制御が行われる。また、無線通信部
A16を通じて制御信号を繰り返し送信する制御が行わ
れる。
【0015】子機B1は、机上などに設置された充電台
C1に載置しあるいは携帯して使用されるものであり、
緊急通報、発着呼および子機B1全体の動作モードの切
替えなどの入力用の入力部B12と、子機B1全体の動
作モードの表示などを行う出力部B13と、例えばPC
M、ADPCMなどの音声符号化/複号化処理、エコー
キャンセラ処理、およびDTMF信号(PB信号)発生
/検出処理などを行う音声信号処理部B14と、マイク
およびスピーカまたはハンドセットレシーバである電気
/音響変換部B15とを備えているほか、電源回路部B
11と、無線通信部B16と、検出部B17と、制御部
B10とを備えている。
【0016】電源回路部B11は、例えばニッケル水素
電池、ニッカド電池またはリチウムイオン電池などの上
述の2次電池(充電式電池)Bと、この2次電池Bの出
力電圧を所定の直流電圧に変換して子機B1の各部に供
給する主電源回路部B111と、充電台C1からの供給
電力を受けて充電電流を制限しながら2次電池Bを充電
する充電回路部B112とにより構成されている。
【0017】無線通信部B16は、親機A1との無線通
信用であり、送受信用のアンテナ部B161と、音声信
号または制御信号を無線送信用の周波数帯の信号に変換
してアンテナ部B161に出力するとともに、アンテナ
部B161への到来電波から得られる所定周波数帯の信
号を音声信号または制御信号に変換して無線通信制御部
B163に出力する無線回路部B162と、例えばTD
MA/TDD方式などの無線回線の通信制御を行う無線
通信制御部B163とにより構成されている。この場
合、親機A1と子機B1との間では、例えばPHSなど
のデジタルコードレスによる無線通信により、音声およ
びデータの伝送が可能となる。
【0018】検出部B17は、子機B1が充電台C1に
接続されているか否かの検出を行う充電(接続)状態検
出部B171と、2次電池Bの残蓄電量(例えば電圧
値)の検出を行う電池残量検出部B172と、例えば静
電容量センサなどにより成り子機B1がユーザにより把
持されているか否かの検出を行う静電容量検出部B17
3とにより構成されている。
【0019】制御部B10は、制御プログラムおよび音
声メッセージ生成用データなどを記憶する記憶部B10
1(図1ではROM)と、動作状態などの各種データを
記憶する記憶部B102(図1ではRAM)と、子機B
1全体を統制するための制御を行う主制御部B103
(図1ではCPU)とにより構成されている。この制御
部B10により、例えば、入力部B12に対する緊急通
報入力に応じて無線通信部B16を通じて緊急通報の信
号を送信する制御が行われる。また、無線通信部B16
を通じて、親機A1からの制御信号を連続して受信する
ことができる時間である連続待ち受け可能時間を、電池
残量検出部B172の検出結果に基づいて算出し、連続
待ち受け可能時間が第1および第2しきい値を下回ると
き、それぞれ第1および第2の充電要求アラームを発生
させる制御が行われる。ここで、第1の充電要求アラー
ムを発生させる場合には、音声信号処理部B14および
電気/音響変換部B15を通じて2次電池Bに対する充
電を要求する報知制御が行われる。これに対して、第2
の充電要求アラームを発生させる場合には、無線通信部
B16を通じて、センタ装置D1に充電要求用の保守デ
ータ(充電要求コマンド)を送信する制御が行われる。
さらに、制御部B10は、充電および携帯などの各状態
を割込処理またはポーリング処理により常時監視する。
【0020】次に、図3をさらに用いて、2次電池Bに
対する制御部B10による充電要求アラームの発生処理
動作を説明する。子機B1が充電台C1から外されて2
次電池B単独による駆動になると、親機A1の制御信号
を常時監視するなどにより、2次電池Bの残蓄電量が減
少するので、図3に示す充電要求アラーム発生処理によ
り充電要求アラームを発生する処理が行われる。
【0021】すなわち、充電要求アラーム発生処理がス
タートすると、電池残量検出部B172の検出結果から
連続待ち受け可能時間が算出される(S10)。この
後、連続待ち受け可能時間が24時間以上あるか否かの
判定が行われる(S11)。連続待ち受け可能時間が2
4時間以上あれば(S11でYES)、充電要求アラー
ムを出さないで(S14)、充電要求アラーム発生処理
が終了する。
【0022】一方、連続待ち受け可能時間が24時間以
上なければ(S11でNO)、連続待ち受け可能時間が
12時間以上あるか否かの判定が行われる。連続待ち受
け可能時間が12時間以上あれば(S12でYES)、
第1の充電要求アラームとして、“充電してください
!”という音声メッセージが子機B1から出力され(S
15)、この後、充電要求アラーム発生処理が終了す
る。これに対し、連続待ち受け可能時間が12時間以上
なければ(S12でNO)、第2の充電要求アラームと
して、充電要求コマンドがセンタ装置D1に送信され
(S13)、この後、充電要求アラーム発生処理が終了
する。
【0023】ただし、図3のフローでは、連続待ち受け
可能時間が第1しきい値を下回るときとは、連続待ち受
け可能時間が24時間を下回るときであって12時間以
上あるときのことであり、連続待ち受け可能時間が第2
しきい値を下回るときとは、連続待ち受け可能時間が1
2時間を下回るときのことである。つまり、連続待ち受
け可能時間が12時間を下回るとき、第2の充電要求ア
ラームが発生する一方で、第1の充電要求アラームの発
生が禁止されるのである。
【0024】ここで、上記フローについて補説する。例
えば、2次電池Bの容量が1000mAh、待ち受け時
の子機B1の消費電流が10mA、そして通話時の子機
B1の消費電流が100mAであると仮定すると、2次
電池Bの満充電時には、100時間の待ち受けまたは1
0時間の通話が可能となる。
【0025】この場合、制御部B10は、電池残量検出
部B172により2次電池Bの容量が240mAhまで
低下したことを検出したら、あと24時間だけ待ち受け
できると判断し、第1の充電要求アラームとして、“充
電して下さい!”という音声メッセージを発生させる。
なお、これに限らす、LED表示、ビープ音発生および
振動発生などで報知が行われる構成でもよい。
【0026】さらに、2次電池Bの残蓄電量が低下し、
2次電池Bの容量が120mAhまで低下したことを検
出したら、あと12時間だけ待ち受けできると判断し、
第2の充電要求アラームとして、センタ装置D1に対し
て発呼し、例えば#8などのDTMF信号で充電を要求
するコマンドを発行する。なお、これに限らす、“充電
して下さい!”という音声メッセージやビープ音をセン
タ装置D1に送信する構成でもよい。
【0027】そして、第2回目の充電要求アラームを受
けたセンタ装置D1の要員は、子機B1に着信をかけて
充電を依頼するか、ユーザ宅に駆けつけるかなどの対応
をして、子機B1の2次電池Bを確実に充電する。この
ようなシステムによれば、電池切れで子機B1を用いた
緊急通報ができなくなるという事態を極力回避すること
ができる。
【0028】図4は本発明の第2実施形態に係る緊急通
報システムの子機の構成図、図5は図4の子機の動作を
示すフロー図であり、これらの図を用いて以下に第2実
施形態について説明する。
【0029】第2実施形態の緊急通報システムは、第1
実施形態と同様の親機A1と、図4に示す少なくとも1
台の子機B2とにより構成される。この子機B2は、電
源回路部B11と、入力部B12と、出力部B13と、
音声信号処理部B14と、電気/音響変換部B15と、
無線通信部B16と、検出部B17とを第1実施形態の
子機B1と同様に備えているほか、第1実施形態と同様
の記憶部B102および主制御部B103と、第1実施
形態の制御プログラムとは異なる制御プログラムを記憶
する記憶部B201とにより構成される制御部B20を
備えている。
【0030】すなわち、この制御部B20は、充電要求
アラームの発生処理のみが異なり、無線通信部B16を
通じて、無線通信を連続して行うことができる時間であ
る連続通信可能時間を、電池残量検出部B172の検出
結果に基づいて算出し、連続通信可能時間が第1および
第2しきい値を下回るとき、それぞれ第1および第2の
充電要求アラームを発生させる制御を行う以外は、第1
実施形態の制御部B10と同様に構成される。
【0031】次に、図5をさらに用いて、2次電池Bに
対する制御部B20による充電要求アラームの発生処理
動作を説明する。子機B2が充電台C1から外されて2
次電池B単独による駆動になると、親機A1の制御信号
を常時監視するなどにより、2次電池Bの残蓄電量が減
少するので、図5に示す充電要求アラーム発生処理によ
り充電要求アラームを発生する処理が行われる。
【0032】すなわち、充電要求アラーム発生処理がス
タートすると、電池残量検出部B172の検出結果から
連続通信可能時間(図では連続通話可能時間)が算出さ
れる(S20)。この後、連続通話可能時間が1時間以
上あるか否かの判定が行われる(S21)。連続通話可
能時間が1時間以上あれば(S21でYES)、充電要
求アラームを出さないで(S24)、充電要求アラーム
発生処理が終了する。
【0033】一方、連続通話可能時間が1時間以上なけ
れば(S21でNO)、連続通話可能時間が30分以上
あるか否かの判定が行われる。連続通話可能時間が30
分以上あれば(S22でYES)、第1の充電要求アラ
ームとして、“充電してください!”という音声メッセ
ージが子機B2から出力され(S25)、この後、充電
要求アラーム発生処理が終了する。これに対し、連続通
話可能時間が30分以上なければ(S22でNO)、第
2の充電要求アラームとして、充電要求コマンドがセン
タ装置D1に送信され(S23)、この後、充電要求ア
ラーム発生処理が終了する。
【0034】ただし、図5のフローでは、連続通信可能
時間(連続通話可能時間)が第1しきい値を下回るとき
とは、連続通信可能時間が1時間を下回るときであって
30分以上あるときのことであり、連続通信可能時間が
第2しきい値を下回るときとは、連続通信可能時間が3
0分を下回るときのことである。つまり、連続通信可能
時間が30分を下回るとき、第2の充電要求アラームが
発生する一方で、第1の充電要求アラームの発生が禁止
されるのである。
【0035】ここで、上記フローについて補説する。例
えば、2次電池Bの容量が1000mAh、待ち受け時
の子機B2の消費電流が10mA、そして通話時の子機
B2の消費電流が100mAであると仮定すると、2次
電池Bの満充電時には、100時間の待ち受けまたは1
0時間の通話が可能となる。
【0036】この場合、制御部B20は、電池残量検出
部B172により2次電池Bの容量が100mAhまで
低下したことを検出したら、あと1時間だけ通話できる
と判断し、第1の充電要求アラームとして、“充電して
下さい!”という音声メッセージを発生させる。なお、
これに限らす、LED表示、ビープ音発生および振動発
生などで報知が行われる構成でもよい。
【0037】さらに、2次電池Bの残蓄電量が低下し、
2次電池Bの容量が50mAhまで低下したことを検出
したら、あと30分だけ通話できると判断し、第2の充
電要求アラームとして、センタ装置D1に対して発呼
し、例えば#8などのDTMF信号で充電を要求するコ
マンドを発行する。なお、これに限らす、“充電して下
さい!”という音声メッセージやビープ音をセンタ装置
D1に送信する構成でもよい。
【0038】そして、第2回目の充電要求アラームを受
けたセンタ装置D1の要員は、子機B2に着信をかけて
充電を依頼するか、ユーザ宅に駆け付けるかなどの対応
をして、子機B2の2次電池Bを確実に充電する。この
ようなシステムによれば、電池切れで子機B2を用いた
緊急通報ができなくなるという事態を極力回避すること
ができる。
【0039】図6は本発明の第3実施形態に係る緊急通
報システムの子機の構成図、図7は図6の子機の動作を
示すフロー図であり、これらの図を用いて以下に第3実
施形態について説明する。
【0040】第3実施形態の緊急通報システムは、第1
実施形態と同様の親機A1と、図6に示す少なくとも1
台の子機B3とにより構成される。この子機B3は、電
源回路部B11と、入力部B12と、出力部B13と、
音声信号処理部B14と、電気/音響変換部B15と、
無線通信部B16と、検出部B17とを第1実施形態の
子機B1と同様に備えているほか、第1実施形態と同様
の記憶部B102および主制御部B103と、第1実施
形態の制御プログラムとは異なる制御プログラムを記憶
する記憶部B301とにより構成される制御部B30を
備えている。
【0041】すなわち、この制御部B30は、連続待ち
受け可能時間を算出する場合、無線通信部B16を通じ
て、無線通信を連続して行うことができる時間である連
続通信可能時間を一定時間確保した上で、連続待ち受け
可能時間を算出する処理を行う以外は、第1実施形態の
制御部B10と同様に構成される。
【0042】次に、図7をさらに用いて、2次電池Bに
対する制御部B30による充電要求アラームの発生処理
動作を説明する。子機B3が充電台C1から外されて2
次電池B単独による駆動になると、親機A1の制御信号
を常時監視するなどにより、2次電池Bの残蓄電量が減
少するので、図7に示す充電要求アラーム発生処理によ
り充電要求アラームを発生する処理が行われる。
【0043】すなわち、充電要求アラーム発生処理がス
タートすると、電池残量検出部B172の検出結果か
ら、連続待ち受け可能時間、連続通信可能時間(図では
連続通話可能時間)が算出される(S30)。ここで
は、2次電池Bの残蓄電量から、30分の連続通話可能
時間を確保した上で連続待ち受け可能時間が算出され
る。この後、連続待ち受け可能時間が24時間以上ある
か否かの判定が行われる(S31)。連続待ち受け可能
時間が24時間以上あれば(S31でYES)、充電要
求アラームを出さないで(S34)、充電要求アラーム
発生処理が終了する。
【0044】一方、連続待ち受け可能時間が24時間以
上なければ(S31でNO)、連続待ち受け可能時間が
12時間以上あるか否かの判定が行われる。連続待ち受
け可能時間が12時間以上あれば(S32でYES)、
第1の充電要求アラームとして、“充電してください
!”という音声メッセージが子機B3から出力され(S
35)、この後、充電要求アラーム発生処理が終了す
る。これに対し、連続待ち受け可能時間が12時間以上
なければ(S32でNO)、第2の充電要求アラームと
して、充電要求コマンドがセンタ装置D1に送信され
(S33)、この後、充電要求アラーム発生処理が終了
する。
【0045】ただし、図7のフローでは、30分の連続
通信可能時間(連続通話可能時間)を確保した上で算出
される連続待ち受け可能時間が第1しきい値を下回ると
きとは、連続待ち受け可能時間が24時間を下回るとき
であって12時間以上あるときのことであり、連続待ち
受け可能時間が第2しきい値を下回るときとは、連続待
ち受け可能時間が12時間を下回るときのことである。
つまり、連続待ち受け可能時間が12時間を下回ると
き、第2の充電要求アラームが発生する一方で、第1の
充電要求アラームの発生が禁止されるのである。
【0046】ここで、上記フローについて補説する。例
えば、2次電池Bの容量が1000mAh、待ち受け時
の子機B2の消費電流が10mA、そして通話時の子機
B2の消費電流が100mAであると仮定すると、2次
電池Bの満充電時には、100時間の待ち受けまたは1
0時間の通話が可能となる。
【0047】この場合、制御部B30は、電池残量検出
部B172により2次電池Bの容量が290mAhまで
低下したことを検出したら、あと30分の通話と24時
間の待ち受けができると判断し、第1の充電要求アラー
ムとして、“充電して下さい!”という音声メッセージ
を発生させる。
【0048】さらに、2次電池Bの残蓄電量が低下し、
2次電池Bの容量が170mAhまで低下したことを検
出したら、あと30分の通話と12時間の待ち受けがで
きると判断し、第2の充電要求アラームとして、センタ
装置D1に対して発呼し、#8などのDTMF信号で充
電を要求するコマンドを発行する。
【0049】そして、第2回目の充電要求アラームを受
けたセンタ装置D1の要員は、子機B3に着信をかけて
充電を依頼するか、ユーザ宅に駆けつけるかなどの対応
をして、子機B3の2次電池Bを確実に充電する。この
ようなシステムによれば、電池切れで子機B3を用いた
緊急通報ができなくなるという事態を極力回避すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、所定の緊急通報先のセンタ装置
に通信回線を介して接続される親機と、2次電池を電源
に携帯動作可能な少なくとも1台の子機とにより構成さ
れ、前記子機は、前記親機との無線通信用の無線手段
と、緊急通報入力用の入力手段と、この入力手段に対す
る緊急通報入力に応じて前記無線手段を通じて緊急通報
の信号を送信する制御を行う制御手段とを備え、前記親
機は、前記通信回線を介して前記センタ装置と通信を行
う通信手段と、前記子機との無線通信用の無線手段と、
この無線手段を通じて受信される前記緊急通報の信号に
応じて、前記通信手段を通じて前記センタ装置に緊急通
報の信号を送信する制御を行う制御手段とを備える緊急
通報システムであって、前記親機の制御手段は、当該親
機の無線手段を通じて、制御信号を繰り返し送信する制
御をさらに行い、前記子機は、前記2次電池の残蓄電量
を示す値の検出を行う残蓄電量検出手段をさらに備え、
前記子機の制御手段は、当該子機の無線手段を通じて、
前記親機からの制御信号を連続して受信することができ
る時間である連続待ち受け可能時間を、前記残蓄電量検
出手段の検出結果に基づいて算出し、前記連続待ち受け
可能時間が第1および第2しきい値を下回るとき、それ
ぞれ第1および第2充電要求アラームを発生させる制御
を行うので、電池切れで子機を使用することができなく
なる事態を極力回避することができる。この発明では、
例えば、第1充電要求アラームを発生することで、第2
充電要求アラームを発生するまでに、子機の2次電池が
ユーザによって充電されることを期待して充電要求アラ
ームが2回に分けて発行される。この場合、第2充電要
求アラームを発生する時点で、連続待ち受け可能時間が
所定時間残るようにすれば、例えば緊急通報先のメンテ
要員がユーザ宅に駆け付ける間または子機を携帯して外
出しているユーザがユーザ宅に帰宅する間、電池切れで
子機を使用して緊急通報することができなくなる事態を
極力回避することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、所定の緊急
通報先のセンタ装置に通信回線を介して接続される親機
と、2次電池を電源に携帯動作可能な少なくとも1台の
子機とにより構成され、前記子機は、前記親機との無線
通信用の無線手段と、緊急通報入力用の入力手段と、こ
の入力手段に対する緊急通報入力に応じて前記無線手段
を通じて緊急通報の信号を送信する制御を行う制御手段
とを備え、前記親機は、前記通信回線を介して前記セン
タ装置と通信を行う通信手段と、前記子機との無線通信
用の無線手段と、この無線手段を通じて受信される前記
緊急通報の信号に応じて、前記通信手段を通じて前記セ
ンタ装置に緊急通報の信号を送信する制御を行う制御手
段とを備える緊急通報システムであって、前記子機は、
前記2次電池の残蓄電量を示す値の検出を行う残蓄電量
検出手段をさらに備え、前記子機の制御手段は、当該子
機の無線手段を通じて、無線通信を連続して行うことが
できる時間である連続通信可能時間を、前記残蓄電量検
出手段の検出結果に基づいて算出し、前記連続通信可能
時間が第1および第2しきい値を下回るとき、それぞれ
第1および第2充電要求アラームを発生させる制御を行
うので、電池切れで子機を使用することができなくなる
事態を極力回避することができる。この発明では、例え
ば、第1充電要求アラームを発生することで、第2充電
要求アラームを発生するまでに、子機の2次電池がユー
ザによって充電されることを期待して充電要求アラーム
が2回に分けて発行される。この場合、第2充電要求ア
ラームを発生する時点で、連続通信可能時間が一定時間
(緊急通報などの連続通信が少なくとも1回できる時
間)残るようにすれば、例えば緊急通報先のメンテ要員
がユーザ宅に駆け付ける間または子機を携帯して外出し
ているユーザがユーザ宅に帰宅する間、子機を使用して
緊急通報などの連続通信ができるから、電池切れで子機
を使用して緊急通報することができなくなる事態を極力
回避することができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の緊急通報システムにおいて、前記子機の制御手段
は、前記連続待ち受け可能時間を算出する場合、当該子
機の無線手段を通じて、無線通信を連続して行うことが
できる時間である連続通信可能時間を一定時間確保した
上で、前記連続待ち受け可能時間を算出するので、電池
切れで子機を使用することができなくなる事態を極力回
避することができる。この発明では、例えば、第1充電
要求アラームを発生することで、第2充電要求アラーム
を発生するまでに、子機の2次電池がユーザによって充
電されることを期待して充電要求アラームが2回に分け
て発行される。この場合、第2充電要求アラームを発生
する時点で、連続通信可能時間を一定時間(例えば緊急
通報などの連続通信が少なくとも1回できる時間)確保
した上で算出された連続待ち受け可能時間が所定時間残
るようにすれば、例えば緊急通報先のメンテ要員がユー
ザ宅に駆け付ける間または子機を携帯して外出している
ユーザがユーザ宅に帰宅する間、所定時間の連続待ち受
けおよび一定時間の連続通信が可能であるから、電池切
れで子機を使用して緊急通報することができなくなる事
態を極力回避することができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、請求項1か
ら3のいずれかに記載の緊急通報システムにおいて、前
記所定の緊急通報先のセンタ装置は公衆無線通信に対応
した無線手段をさらに備え、前記子機は報知を行うため
の報知手段をさらに備え、前記親機および子機の無線手
段は公衆無線通信に対応したものであり、前記子機の制
御手段は、前記第1充電要求アラームを発生させる場
合、前記報知手段を通じて報知を行う一方、前記第2充
電要求アラームを発生させる場合、前記無線手段を通じ
て、前記センタ装置に充電要求用の保守データを送信す
る制御を行うので、電池切れで子機を使用することがで
きなくなる事態を極力回避することができる。この発明
では、第1充電要求アラームを発生することで、第2充
電要求アラームを発生するまでに、子機の2次電池がユ
ーザによって充電されることを期待して充電要求アラー
ムが2回に分けて発行される。この場合、第1充電要求
アラームによりユーザに対して子機の2次電池の充電要
求が行われ、第2充電要求アラームにより緊急通報先
(のオペレータ、スタッフ、メンテ要員など)に対して
子機の2次電池の充電要求が行われる。基本的には、第
1充電要求アラームに応じてユーザが子機の2次電池を
充電しなかった場合に第2充電要求アラームが発生する
ことになる。そして、この第2充電要求アラームを受け
た緊急通報先は、子機に着信をかけて充電を依頼する
か、ユーザ宅に駆けつけるかなどの対応をして、子機の
2次電池を確実に充電する。第2充電要求アラームを発
生する時点での2次電池の残蓄電量は、請求項1から3
のいずれかに記載の緊急通報システムに準ずるので、緊
急通報先のメンテ要員がユーザ宅に駆け付ける間または
子機を携帯して外出しているユーザがユーザ宅に帰宅す
る間、電池切れで子機を使用して緊急通報することがで
きなくなる事態を極力回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る緊急通報システム
の構成図である。
【図2】図1の緊急通報システムの使用例を示す図であ
る。
【図3】図1の子機の動作を示すフロー図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る緊急通報システム
の子機の構成図である。
【図5】図4の子機の動作を示すフロー図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る緊急通報システム
の子機の構成図である。
【図7】図6の子機の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
A1 親機 A10 制御部 A11 電源回路部 A12 入力部 A13 出力部 A14 音声信号処理部 A15 電話回線I/F部 A16 無線通信部 B1,B2,B3 子機 B10,B20,B30 制御部 B11 電源回路部 B 2次電池 B12 入力部 B13 出力部 B14 音声信号処理部 B15 電気/音響変換部 B16 無線通信部 B17 検出部 B172 電池残量検出部 C1 充電台 D1 センタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 301A 311 311K (72)発明者 岡田 晃一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA12 AA37 AA44 BB12 BB18 BB64 BB74 DD03 DD25 DD26 DD35 EE05 EE08 FF01 FF02 FF04 FF13 FF17 FF19 FF20 FF23 GG08 GG24 GG30 GG31 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K048 AA15 BA34 CA08 DA02 DB01 DC01 DC07 EA11 EB13 FB07 FB12 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA21 5K101 KK14 LL01 LL11 MM07 NN16 NN18 NN25 NN34 RR12 SS07 TT06 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の緊急通報先のセンタ装置に通信回
    線を介して接続される親機と、2次電池を電源に携帯動
    作可能な少なくとも1台の子機とにより構成され、前記
    子機は、前記親機との無線通信用の無線手段と、緊急通
    報入力用の入力手段と、この入力手段に対する緊急通報
    入力に応じて前記無線手段を通じて緊急通報の信号を送
    信する制御を行う制御手段とを備え、前記親機は、前記
    通信回線を介して前記センタ装置と通信を行う通信手段
    と、前記子機との無線通信用の無線手段と、この無線手
    段を通じて受信される前記緊急通報の信号に応じて、前
    記通信手段を通じて前記センタ装置に緊急通報の信号を
    送信する制御を行う制御手段とを備える緊急通報システ
    ムであって、 前記親機の制御手段は、当該親機の無線手段を通じて、
    制御信号を繰り返し送信する制御をさらに行い、 前記子機は、前記2次電池の残蓄電量を示す値の検出を
    行う残蓄電量検出手段をさらに備え、 前記子機の制御手段は、当該子機の無線手段を通じて、
    前記親機からの制御信号を連続して受信することができ
    る時間である連続待ち受け可能時間を、前記残蓄電量検
    出手段の検出結果に基づいて算出し、前記連続待ち受け
    可能時間が第1および第2しきい値を下回るとき、それ
    ぞれ第1および第2充電要求アラームを発生させる制御
    を行うことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 【請求項2】 所定の緊急通報先のセンタ装置に通信回
    線を介して接続される親機と、2次電池を電源に携帯動
    作可能な少なくとも1台の子機とにより構成され、前記
    子機は、前記親機との無線通信用の無線手段と、緊急通
    報入力用の入力手段と、この入力手段に対する緊急通報
    入力に応じて前記無線手段を通じて緊急通報の信号を送
    信する制御を行う制御手段とを備え、前記親機は、前記
    通信回線を介して前記センタ装置と通信を行う通信手段
    と、前記子機との無線通信用の無線手段と、この無線手
    段を通じて受信される前記緊急通報の信号に応じて、前
    記通信手段を通じて前記センタ装置に緊急通報の信号を
    送信する制御を行う制御手段とを備える緊急通報システ
    ムであって、 前記子機は、前記2次電池の残蓄電量を示す値の検出を
    行う残蓄電量検出手段をさらに備え、 前記子機の制御手段は、当該子機の無線手段を通じて、
    無線通信を連続して行うことができる時間である連続通
    信可能時間を、前記残蓄電量検出手段の検出結果に基づ
    いて算出し、前記連続通信可能時間が第1および第2し
    きい値を下回るとき、それぞれ第1および第2充電要求
    アラームを発生させる制御を行うことを特徴とする緊急
    通報システム。
  3. 【請求項3】 前記子機の制御手段は、前記連続待ち受
    け可能時間を算出する場合、当該子機の無線手段を通じ
    て、無線通信を連続して行うことができる時間である連
    続通信可能時間を一定時間確保した上で、前記連続待ち
    受け可能時間を算出することを特徴とする請求項1記載
    の緊急通報システム。
  4. 【請求項4】 前記所定の緊急通報先のセンタ装置は公
    衆無線通信に対応した無線手段をさらに備え、 前記子機は報知を行うための報知手段をさらに備え、 前記親機および子機の無線手段は公衆無線通信に対応し
    たものであり、 前記子機の制御手段は、前記第1充電要求アラームを発
    生させる場合、前記報知手段を通じて報知を行う一方、
    前記第2充電要求アラームを発生させる場合、前記無線
    手段を通じて、前記センタ装置に充電要求用の保守デー
    タを送信する制御を行うことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の緊急通報システム。
JP2000393669A 2000-12-25 2000-12-25 緊急通報システム Pending JP2002197574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393669A JP2002197574A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 緊急通報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393669A JP2002197574A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 緊急通報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002197574A true JP2002197574A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18859420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393669A Pending JP2002197574A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 緊急通報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002197574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017167617A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 大阪瓦斯株式会社 電池式警報器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017167617A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 大阪瓦斯株式会社 電池式警報器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3260657B2 (ja) 無線固定端末装置
US4910761A (en) Radio telephone
JP2002197574A (ja) 緊急通報システム
JP2901195B2 (ja) 無線通信方式
JP2004096485A (ja) 電話制御システム
JP4348858B2 (ja) 緊急通報システムの端末機
JP4348863B2 (ja) 緊急通報装置
JP2513856B2 (ja) コ―ドレス電話機
JP2002165001A (ja) 緊急通報システム
JPH0360556A (ja) コードレス電話機
JP3085257B2 (ja) コードレス電話機
JP2005286376A (ja) 無線通信装置
JP2002163739A (ja) 緊急通報システム
JP2014209702A (ja) 電話システム、電話システムの端末、充電器、および方法
JPS61258538A (ja) 無線電話機
JP6853089B2 (ja) 交換機及び携帯機器の充電制御方法
JPH1127346A (ja) コードレス電話装置
JPS60226233A (ja) 着呼報知機
JP2753095B2 (ja) 無線電話装置
JP3048741B2 (ja) コードレス電話装置
JP2000196741A (ja) Phsコ―ドレスホン
JPH06311097A (ja) 無線電話装置
JPH08149555A (ja) コードレス電話機及び親機子機間の接続方法
JPH03208439A (ja) コードレス電話機におけるクイック通話方式
JPH02309850A (ja) コードレス電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609