JP2002195398A - 学習機能付車載制御装置 - Google Patents

学習機能付車載制御装置

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JP2002195398A
JP2002195398A JP2000394846A JP2000394846A JP2002195398A JP 2002195398 A JP2002195398 A JP 2002195398A JP 2000394846 A JP2000394846 A JP 2000394846A JP 2000394846 A JP2000394846 A JP 2000394846A JP 2002195398 A JP2002195398 A JP 2002195398A
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learning
control device
vehicle control
learning function
selection
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Koji Nagao
浩治 永尾
Yuji Kishimoto
雄治 岸本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習すべきか否か、あるいは学習の速度を操
作者自身が決定でき、誤学習や過学習することなく、正
しい学習を行うことができる学習機能付制御装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 学習処理を含む演算処理を行う制御手段
を有する学習機能付車載制御装置において、上記学習処
理の許可および禁止を外部からの操作によって選択する
選択手段を備え、上記制御手段は上記選択手段により禁
止が選択されている場合には上記学習処理を禁止するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車載装置に関する
もので、特にその学習機能に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載される制御装置の種類
が増加し、それぞれの制御内容も高度化している。それ
らの中には、例えば、自動変速機の変速タイミングや、
入力装置としての音声認識装置などのように、いわゆる
学習機能によって、運転者(操作者)の好みや、癖に応
じて制御内容を変更していくものが搭載されている。
【0003】このような学習機能をもつ制御装置では、
誤学習等を防止するために、例えば特開平9−3223
12号公報に示されるように、運転モード毎に異なる学
習を行うもの、特開平9−292011号公報に示され
るようにカーナビゲーションシステムの情報から得た前
方の道路状況に応じて学習を禁止するもの、特開平7−
210535号公報に示されるように前回と今回の学習
成分の評価値を比較し、今回の評価値が高ければ学習値
を更新するものなどが提案されている。
【0004】また、特開平6−130985号公報に示
されたように、学習の進行度合を表示することにより不
要な学習を防止するものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の学
習機能付制御装置は、装置自身が切替すべきか否かを決
定するので、例えば、自動変速機制御装置の学習機能に
おいては、通常は平坦な市街地を走行することが多い運
転者が、旅行などで上り下りやカーブの多い峠道などを
走行した場合にも、通常とは異なる学習を行うこととな
り、結果的には誤学習となることがあった。
【0006】また、音声認識装置においては、風邪など
体調不良により声がかすれてしまったような場合にも同
様に学習することによって、誤学習となることがあっ
た。
【0007】また、1つの制御対象については1つの学
習値を持つのが一般的であり、1台の車両を複数人で使
用する場合には、運転者が異なる毎に、異なる学習を行
うこととなり、誤学習となることがあった。
【0008】さらに、上記のような誤学習を削除したい
場合には、正しく学習した部分を含む全ての学習内容を
削除することとなり、再度、時間をかけて始めから学習
しなおす必要があった。
【0009】この発明はこのような問題を解決するため
になされたものであり、学習すべきか否か、あるいは学
習の速度を操作者自身が決定でき、誤学習や過学習する
ことなく、正しい学習を行うことができる学習機能付制
御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る学習機能
付制御装置は、学習処理を含む演算処理を行う制御手段
を有する学習機能付車載制御装置において、上記学習処
理の許可および禁止を外部からの操作によって選択する
選択手段を備え、上記制御手段は上記選択手段により禁
止が選択されている場合には上記学習処理を禁止するも
のである。
【0011】また、学習処理を含む演算処理を行う制御
手段を有する学習機能付車載制御装置において、上記学
習処理の学習速度を外部からの操作によって選択する選
択手段を備え、上記制御手段は上記選択手段により選択
された学習速度に応じて上記学習処理を実行するもので
ある。
【0012】また、学習処理を含む演算処理を行う制御
手段を有する学習機能付車載制御装置において、学習値
を一時的に退避記憶する退避メモリと、通常学習処理、
上記退避メモリへの退避処理および上記退避メモリから
の読み出し処理のうち1つを外部からの操作によって選
択する選択手段とを備え、上記制御手段は上記選択手段
により、選択された処理を行うものである。
【0013】また、制御手段は複数の学習値を有し、選
択手段は上記複数の学習値のうち1つを選択するもので
ある。
【0014】また、退避メモリは複数の学習値を記憶す
るものであり、読み出し処理の選択にあたっては、上記
退避メモリに記憶された複数の学習値のから1つを選択
して読み出すものである。
【0015】また、着脱可能な記憶手段を設け、制御手
段は学習値を上記着脱可能な記憶手段に記憶するもので
ある。
【0016】また、選択手段は選択スイッチとして運転
者が操作可能な位置に設置されるものである。
【0017】また、カーナビゲーション装置の入力装置
を選択手段とするものである。
【0018】また、選択手段で選択された選択内容を表
示する表示手段を備えるものである。
【0019】また、カーナビゲーション装置のモニタ画
面を表示手段とするものである。
【0020】また、制御手段は学習の進行度合を表示す
るものである。
【0021】また、制御手段は学習の進行度合に応じて
変化するキャラクターにより進行度合を表示するもので
ある。
【0022】さらにまた、制御手段は前回の学習値と今
回の学習値を比較し、その変化度合から学習の進行度合
を判断するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を説明する。図1はこの実施形態1の構成を
示すブロック図であり、例えば、自動変速機制御装置に
適用した場合を示す。1はマイクロコンピュータなどか
ら構成される制御装置であり、エンジン回転数、アクセ
ル開度などの各種運転状態を検出する各種センサ2から
受け取り、油圧制御ソレノイドバブルなどの各種アクチ
ュエータ3を制御するものである。また、4は制御装置
1での演算における学習処理の許可および禁止を切り換
えるための選択スイッチであり、運転者が操作できる位
置、例えばインパネなどに配置される。5は学習処理が
許可されているか、あるいは禁止されているかを示すデ
ィスプレイであり、例えばインジケータランプである。
【0024】次に、この実施形態1にかかる自動変速機
制御装置の動作を説明する。制御装置1は各種センサ2
からにより検出された各種運転状態に基づいて、各種ア
クチュエータ3を駆動し、自動変速機を変速制御する。
この変速制御については一般的に知られたものであり詳
細な説明は省略する。制御装置1は、この変速制御の中
でアクセル開度などに基づき、変速タイミングを運転者
の癖等に応じたものとすべく学習処理する。この学習処
理についても一般的に知られたものであり詳細な説明は
省略する。
【0025】運転者は、例えば平坦な市街地、上り下り
やカーブの多い峠道など、走行している道路状況などか
ら、学習処理を許可するか、あるいは禁止するかを選択
する選択スイッチ4を操作して学習処理の許可、禁止を
決定する。制御装置1は、図2に示すフローチャートに
従って、ステップS11にて選択スイッチが許可が選択
されているか、あるいは禁止が選択されているか判断
し、禁止であればステップS12へ進み、学習処理を禁
止し、許可であればステップS13へ進んで学習処理を
許可する。制御装置1はこの許可/禁止判断に基づき、
学習処理の実行/非実行を切り換える。また制御装置1
は、学習処理の許可/禁止判断に基づいて、ディスプレ
イ5(例えばインジケータランプ)により状況を表示す
る。
【0026】以上のような処理を行うことによって、例
えば、通常は主に平坦な市街地を走行する運転者が、旅
行などによって上り下りやカーブの多い峠道を走行する
際には、運転者自身の判断によって学習処理を禁止する
ことができ、誤学習を防止することができる。また、同
じ道路を走行する場合であっても、渋滞状況などに応じ
て学習処理を禁止できるので、地図情報などからでは学
習処理を禁止できない場合であっても、運転者の意思に
よって学習処理を禁止できるので誤学習を防止すること
ができる。
【0027】また、選択スイッチをインパネに設けたの
で、運転者が運転中に学習を禁止することができ、走行
中の道路状況の変化などによる誤学習を防止することが
できる。さらに、ディスプレイ5により学習処理の許可
/禁止の状況を表示しているので、運転者が誤って学習
を禁止あるいは許可することがなく、操作ミスによる誤
学習を防止できる。
【0028】なお、図2の処理は、学習処理が行われる
たびに禁止、許可を判断するようにしてもよく、また一
定時間ごとに判断するようにしてもよく、さらに選択ス
イッチ4が操作されたことを検出して、そのときに判断
するようにしても良い。
【0029】実施の形態2.次に、この発明の他の実施
形態について説明する。上記実施の形態1では、選択ス
イッチ4の操作によって、学習処理の禁止/許可を切り
換えるようにしたが、選択スイッチ4の操作によって学
習処理の学習速度を切り換えるようにしても良い。ここ
で学習速度は、学習値の更新時間間隔を長く設定するこ
とや、学習値の更新量(反映量)を小さくすることによ
って学習速度を遅くし、逆に、学習値の更新時間間隔を
短く設定することや、学習値の更新量(反映量)を大き
くすることによって学習速度を速くする。
【0030】具体的には、図3のフローチャートに示す
ように、ステップS21にて選択スイッチ4にて学習速
度が「遅」が選択されているか、あるいは「速」が選択
されているか判断し、「遅」であればステップS22へ
進み、学習処理を遅くし、「速」であればステップS2
3へ進んで学習処理を速くする。制御装置1はこの遅/
速判断に基づき、学習処理の速度を切り換える。
【0031】以上のように、運転者の意思によって学習
処理の学習速度を切り換えることによって、通勤路など
繰り返し通る道路では学習速度を遅くして過学習を防止
しつつ、より詳細な学習を行い、旅行先などの道路では
学習速度を速くして迅速に学習を行うことができる。
【0032】また、以上説明した実施の形態2では、学
習速度を「速」あるいは「遅」の2段階に切り換えるよ
うにしたが、より多くの段階に切り換えるように構成し
てもよく、また、運転者が任意の速度に設定できるよう
に構成してもよい。
【0033】実施の形態3.次にこの発明の実施の形態
3について説明する。選択スイッチ4は学習値一時退
避、学習値読み出し、通常学習の機能のうち1つを選択
するように構成する。
【0034】具体的には、図4のフローチャートに示す
ように、ステップS31にて選択スイッチ4によって学
習値一時退避が選択されているか否かを判定し、一時退
避が選択されていればステップS32へ進んで、その時
点までの学習処理により得た学習値を制御装置1内に設
けた退避メモリに退避する。さらに、ステップS35に
進んで学習処理を許可する。また、ステップS31で一
時退避が選択されていなければステップS33に進んで
学習値読み出しが選択されているか否かを判定する。ス
テップS33で学習値読み出しが選択されていれば、退
避メモリに一時退避しておいた学習値を読み出し、その
時点までの学習処理により得た学習値と置き換え、ステ
ップS35へ進み学習処理を許可する。また、ステップ
S33で学習値読み出しが選択されていなければ、通常
学習モードであり、ステップS35へ進んで学習処理を
許可する。
【0035】以上のように、運転者の意思によって、任
意の時点までに得られた学習値を一時退避させておき、
その後の学習処理によって誤学習が生じたと判断した場
合には、退避した学習値を読み出して置き換えることに
よって、学習値の復旧、すなわち退避した任意の時点ま
で遡って学習値を使うことができ、誤学習が生じた場合
においても、全ての学習内容を削除することなく、誤学
習部分だけを削除することができ、再度最初から学習し
なおす必要がない。
【0036】以上説明した実施の形態3では、学習値の
一時退避を行う退避メモリが1つの場合について説明し
たが、退避メモリを複数設け、学習値を退避した日時や
その時点での学習の進行度合などによって区別し、複数
の学習値を一時退避させ、これらのうちから任意の学習
値を読み出せるように構成してもよい。このように構成
することによって、遡る時点を細かく設定できるので、
より細かい誤学習の復旧が可能となる。また、1台の車
両を複数人で使用する場合にも、複数の学習値のうち、
自分の学習値を読み出すことができるので、他人の運転
による誤学習を防止することができる。
【0037】また、以上説明した実施の形態1〜3では
いずれも、学習値が1つの場合について説明したが、学
習値を複数個もつ構成とし、どの学習値を用いるかを運
転者が選択できるようにしても良い。このように構成す
ることによって、通勤路用学習値、峠道用学習値、渋滞
路用学習値など場合分けすることができ、よりきめ細か
い学習が可能となり、また誤学習を防止することもでき
る。さらに、1台の車両を複数人で使用する場合におい
ても、複数の学習値から自分の学習値を選択して用いる
ことで、他人の運転による誤学習を防止することができ
る。
【0038】実施の形態4.以上説明した実施の形態1
〜3ではいずれも、学習値を制御装置1内に記憶するも
のについて説明したが、図5に示すように着脱可能なメ
モリカセット6を備えるように構成し、このメモリカセ
ット6内に学習値を記憶するようにしてもよい。
【0039】以上のように、構成することによって、初
めて運転する車両であっても、メモリカセット6を交換
するだけで、運転者の癖などに適合した制御内容とする
ことができる。また、1台の車両を複数人で使用する場
合にも、メモリカセット6を交換すれば、他人の運転に
よる誤学習を防止することができる。
【0040】なお、このメモリカセット6内に学習値を
複数個記憶できるように構成しても良い。このように構
成することによって、通勤路用学習値、峠道用学習値、
渋滞路用学習値など場合分けすることができ、よりきめ
細かい学習が可能となり、また誤学習を防止することも
できる。
【0041】以上説明した実施の形態1〜4では、選択
スイッチ4をインパネに設け、ディスプレイ5としてイ
ンジケータランプを設けるものについて説明したが、カ
ーナビゲーションを搭載した車両については、カーナビ
ゲーション操作用のスイッチを選択スイッチ4として使
用し、またカーナビゲーション用のモニタをディスプレ
イ5として使用してもよい。
【0042】このように構成することによって、複数の
退避メモリの日時などの表示が可能となり、また複数個
の学習値から使用するものを選択するなどの比較的複雑
な動作も簡単に行うことができる。
【0043】また、学習処理の進行度合を表示するよう
にしてもよい。通常の学習処理では、学習処理が進行す
れば前回学習値と今回学習値の変化分が小さくなるの
で、前回学習値と今回学習値の変化分から学習進行度合
を求め、これをディスプレイ5に表示する。これによ
り、学習の進行度合に応じた学習速度を設定でき、学習
処理が進んだものに対して、さらに学習速度を速めるこ
とによる誤学習を防止することができる。表示方法とし
ては、0〜100%などの数値や、成長するキャラクタ
ーなどにより進行度合を表示とする。これによって、学
習処理の進行度合が一目で確認でき、運転者が誤解して
学習の設定を行いことによる誤学習を防止することがで
きる。
【0044】なお、上記実施の形態1〜4では、自動変
速機制御の学習処理に本発明を適用した場合について説
明したが、これに限らず、音声認識など学習処理を行う
ものであれば、いかなる制御装置であっても適用できる
ものである。
【0045】
【発明の効果】この発明に係る学習機能付制御装置は、
学習処理を含む演算処理を行う制御手段を有する学習機
能付車載制御装置において、上記学習処理の許可および
禁止を外部からの操作によって選択する選択手段を備
え、上記制御手段は上記選択手段により禁止が選択され
ている場合には上記学習処理を禁止するものであり、例
えば、通常は主に平坦な市街地を走行する運転者が、旅
行などによって上り下りやカーブの多い峠道を走行する
際には、運転者自身の判断によって学習処理を禁止する
ことができ、誤学習を防止することができる。また、同
じ道路を走行する場合であっても、渋滞状況などに応じ
て学習処理を禁止できるので、地図情報などからでは学
習処理を禁止できない場合であっても、運転者の意思に
よって学習処理を禁止できるので誤学習を防止すること
ができる。
【0046】また、学習処理を含む演算処理を行う制御
手段を有する学習機能付車載制御装置において、上記学
習処理の学習速度を外部からの操作によって選択する選
択手段を備え、上記制御手段は上記選択手段により選択
された学習速度に応じて上記学習処理を実行するもので
あり、運転者の意思によって学習処理の学習速度を切り
換えることによって、通勤路など繰り返し通る道路では
学習速度を遅くして過学習を防止しつつ、より詳細な学
習を行い、旅行先などの道路では学習速度を速くして迅
速に学習を行うことができる。
【0047】また、学習処理を含む演算処理を行う制御
手段を有する学習機能付車載制御装置において、学習値
を一時的に退避記憶する退避メモリと、通常学習処理、
上記退避メモリへの退避処理および上記退避メモリから
の読み出し処理のうち1つを外部からの操作によって選
択する選択手段とを備え、上記制御手段は上記選択手段
により、選択された処理を行うものであり、運転者の意
思によって任意の時点までに得られた学習値を一時退避
させておき、その後の学習処理によって誤学習が生じた
と判断した場合には、退避した学習値を読み出して置き
換えることによって、学習値の復旧、すなわち退避した
任意の時点まで遡って学習値を使うことができ、誤学習
が生じた場合においても、全ての学習内容を削除するこ
となく、誤学習部分だけを削除することができ、再度最
初から学習しなおす必要がなくなるという効果を奏する
ものである。
【0048】また、制御手段は複数の学習値を有し、選
択手段は上記複数の学習値のうち1つを選択するもので
あり、通勤路用学習値、峠道用学習値、渋滞路用学習値
など場合分けすることができ、よりきめ細かい学習が可
能となり、また誤学習を防止することもできる。さら
に、1台の車両を複数人で使用する場合においても、複
数の学習値から自分の学習値を選択して用いることで、
他人の運転による誤学習を防止することができる。
【0049】また、退避メモリは複数の学習値を記憶す
るものであり、読み出し処理の選択にあたっては、上記
退避メモリに記憶された複数の学習値のから1つを選択
して読み出すものであり、遡る時点を細かく設定できる
ので、より細かい誤学習の復旧が可能となる。また、1
台の車両を複数人で使用する場合にも、複数の学習値の
うち、自分の学習値を読み出すことができるので、他人
の運転による誤学習を防止することができる。
【0050】また、着脱可能な記憶手段を設け、制御手
段は学習値を上記着脱可能な記憶手段に記憶するもので
あり、初めて運転する車両であっても、着脱可能な記憶
手段を交換するだけで、運転者の癖などに適合した制御
内容とすることができる。また、1台の車両を複数人で
使用する場合にも、着脱可能な記憶手段を交換すれば、
他人の運転による誤学習を防止することができる。
【0051】また、選択手段は選択スイッチとして運転
者が操作可能な位置に設置されるものであり、運転者が
運転中に学習を禁止することができ、走行中の道路状況
の変化などによる誤学習を防止することができる。
【0052】また、カーナビゲーション装置の入力装置
を選択手段とするものであり、複数の学習値から選択す
る場合などの比較的複雑な選択動作であっても操作が容
易となる。
【0053】また、選択手段で選択された選択内容を表
示する表示手段を備えるものであり、運転者が誤って学
習を禁止あるいは許可することがなく、操作ミスによる
誤学習を防止することができる。
【0054】また、カーナビゲーション装置のモニタ画
面を表示手段とするものであり、複数の学習値から選択
する場合などの比較的複雑な内容を表示する場合でも、
明確に表示することができ、運転者が誤解することな
く、操作ミスによる誤学習を防止することができる。
【0055】また、制御手段は学習の進行度合を表示す
るものであり、学習の進行度合が確認でき、運転者が誤
解して学習を設定することによる誤学習を防止すること
ができる。
【0056】また、制御手段は学習の進行度合に応じて
変化するキャラクターにより進行度合を表示するもので
あり、学習の進行度合が一目で確認でき、より正確に学
習の進行度合を運転者に認識させることができ、運転者
が誤解して学習を設定することによる誤学習を防止する
ことができる。
【0057】さらにまた、制御手段は前回の学習値と今
回の学習値を比較し、その変化度合から学習の進行度合
を判断するものであり、学習処理が進んだものに対し
て、さらに学習速度を速めること等による誤学習を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 実施の形態3の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】 実施の形態4の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 制御装置 2 各種センサ 3 各種アクチュエータ 4 選択スイッチ 5 ディスプレイ 6 メモリカセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 340 F02D 45/00 340F // G01C 21/00 G01C 21/00 A Fターム(参考) 2F029 AA02 AC18 3D044 BA16 BA21 BA27 BB01 BD01 3G084 DA00 DA04 EB10 EB17 EB19 FA10 FA33 3J552 MA01 MA11 NA01 NB01 PA35 PA54 RA01 RB21 RB22 RB23 SB28 SB33 TA13 VD15W VD16W VD17W VE08W

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習処理を含む演算処理を行う制御手段
    を有する学習機能付車載制御装置において、上記学習処
    理の許可および禁止を外部からの操作によって選択する
    選択手段を備え、上記制御手段は上記選択手段により禁
    止が選択されている場合には上記学習処理を禁止するこ
    とを特徴とする学習機能付車載制御装置。
  2. 【請求項2】 学習処理を含む演算処理を行う制御手段
    を有する学習機能付車載制御装置において、上記学習処
    理の学習速度を外部からの操作によって選択する選択手
    段を備え、上記制御手段は上記選択手段により選択され
    た学習速度に応じて上記学習処理を実行することを特徴
    とする学習機能付車載制御装置。
  3. 【請求項3】 学習処理を含む演算処理を行う制御手段
    を有する学習機能付車載制御装置において、学習値を一
    時的に退避記憶する退避メモリと、通常学習処理、上記
    退避メモリへの退避処理および上記退避メモリからの読
    み出し処理のうち1つを外部からの操作によって選択す
    る選択手段とを備え、上記制御手段は上記選択手段によ
    り、選択された処理を行うことを特徴とする学習機能付
    車載制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は複数の学習値を有し、選択手
    段は上記複数の学習値のうち1つを選択することを特徴
    とする請求項1〜3いずれか記載の学習機能付車載制御
    装置。
  5. 【請求項5】 退避メモリは複数の学習値を記憶するも
    のであり、読み出し処理の選択にあたっては、上記退避
    メモリに記憶された複数の学習値のから1つを選択して
    読み出すことを特徴とする請求項3または4記載の学習
    機能付車載制御装置。
  6. 【請求項6】 着脱可能な記憶手段を設け、制御手段は
    学習値を上記着脱可能な記憶手段に記憶することを特徴
    とする請求項1〜5いずれか記載の学習機能付車載制御
    装置。
  7. 【請求項7】 選択手段は選択スイッチとして運転者が
    操作可能な位置に設置されることを特徴とする請求項1
    〜6いずれか記載の学習機能付車載制御装置。
  8. 【請求項8】 カーナビゲーション装置の入力装置を選
    択手段とすることを特徴とする請求項7記載の学習機能
    付車載制御装置。
  9. 【請求項9】 選択手段で選択された選択内容を表示す
    る表示手段を備えることを特徴とする請求項1〜8いず
    れか記載の学習機能付車載制御装置。
  10. 【請求項10】 カーナビゲーション装置のモニタ画面
    を表示手段とすることを特徴とする請求項9記載の学習
    機能付車載制御装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は学習の進行度合を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の学習機
    能付車載制御装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は学習の進行度合に応じて変
    化するキャラクターにより進行度合を表示することを特
    徴とする請求項11記載の学習機能付車載制御装置。
  13. 【請求項13】 制御手段は前回の学習値と今回の学習
    値を比較し、その変化度合から学習の進行度合を判断す
    ることを特徴とする請求項11または12記載の学習機
    能付車載制御装置。
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