JP2002182549A - 教材データ配布方法 - Google Patents

教材データ配布方法

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JP2002182549A
JP2002182549A JP2000379177A JP2000379177A JP2002182549A JP 2002182549 A JP2002182549 A JP 2002182549A JP 2000379177 A JP2000379177 A JP 2000379177A JP 2000379177 A JP2000379177 A JP 2000379177A JP 2002182549 A JP2002182549 A JP 2002182549A
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Japan
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student
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JP2000379177A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Washida
善弘 鷲田
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
凸版印刷株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体を物理的に配送する必要がなく、迅
速にデータ配信を行うことができ、受講者側の学習進行
状況などに応じて必要部分のみを更新することができ、
新しい規格にも動的に対応できる教材データ配布方法を
提供する。 【解決手段】 サーバー側と受講者側とはネットワーク
によって接続されている。更新データ生成部13は、更
新前教材データ21と更新用教材データ22とを基に受
講者側で教材更新のために必要な情報を持つ更新データ
23を生成する。更新内容調整部12は、受講者側の更
新履歴情報や受講進捗データ24を基に受講者側に必要
な更新データのみを選択する。選択された更新データは
受講者側に送信され、教材データ更新部32によって教
材データ41の更新に用いられる。受講者側に必要な更
新手段がない場合には、更新手段提供部14が提供する
プログラムを用いて更新手段更新部34が更新手段の更
新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】この発明は、教材データを配
布するオンラインスクールの教材データ配布方法に関す
る。特に、テキストや音声や動画などといったマルチメ
ディアの教材データを配布する教材データ配布方法に関
する。

【0002】

【従来の技術】コンピュータを用いた教育において、デ
ジタルデータとして制作された教材は、CD(コンパク
トディスク, compact disc)やDVD(ディ・ヴイ・デ
ィ,digital versatile disc )などといった可搬型の
記録媒体に記録されて配送されたり、インターネットな
どのネットワークを介した通信によって配信されたりし
ている。教材内容が多量の場合や、教材に音声や映像な
どのデータが含まれる場合には、データ量が膨大になる
ため、長時間をかけて通信で配信するよりも、CDやD
VDのような記録媒体が用いられる場合が多い。

【0003】また、通信によってデータが配信される場
合は、伝送の単位を小さくするために、教材を部分毎
(例えば、巻毎あるいは章毎など)に分割して、分割さ
れたファイルが配信されることが多い。

【0004】また、例えば情報技術やバイオテクノロジ
ーや経営学など、進歩あるいは変化が著しく早い分野に
おいては、高い頻度で教材の内容がアップデートされる
が、これに応じて教材を配布し直す場合には、CDやD
VDなどの記録媒体を作り直して配送したり、変更のあ
った部分のデータファイルを通信によって配信したりす
ることが多い。

【0005】

【発明が解決しようとする課題】上に述べたような従来
技術において、CDやDVDなどの記録媒体を作成して
配布する場合には、制作や物流等のコストが高く、受講
者側に届くまでに時間がかかるという問題がある。ま
た、教材をアップデートする都度、CDやDVDなどの
記録媒体を作成し直すためには、さらに高いコストがか
かる。また、教材を陳腐化させないために頻繁に教材内
容を変更する場合には、教材の更新を適宜実施していく
ことは、事実上、非常に困難である。

【0006】また、インターネット等の通信手段を用い
て教材データの更新を行う場合、映像や音声などを含む
マルチメディアデータなど、大容量のデータを更新する
ためには、長時間の通信を必要とするため、受講者の手
間や通信費用の増大が問題となる。

【0007】また、教材の更新は、ある講座の受講期間
途中で発生することもあるが、受講者が既に学習済みの
内容を更新することは、更新のための手間やコストがか
かるだけでなく、内容が変更された箇所まで戻って受講
者が学習しなおす必要が生じ、学習効率が悪くなるとい
う問題がある。あるいは、受講者が自己の学習の進捗状
況と教材の更新内容とを見極めたうえで、さらに学習効
率を考慮して、過去に学習済みの部分で内容変更が合っ
た箇所を再度学習しなおすか否かを受講者が自ら判断し
なければならなくなり煩わしいという問題がある。

【0008】また、マルチメディア技術の分野は日々進
歩しており、教材を構成する音声、静止画、動画などに
関しても、この進歩に伴って新しい規格が考案され標準
化されている。例えば音声や画像の品質を向上させるた
め、あるいは伝送データ量を少なくさせるために、教材
提供者が新しいデータの規格を教材に採用しようとして
も、既に受講を開始している受講者側ではその新しい形
式のデータに対応できないという問題がある。

【0009】この発明は、上記のような事情を考慮して
なされたものであり、低コストかつ短時間で、諸状況に
応じたきめ細かな教材を更新することのできる教材デー
タ配布方法を提供することを目的とする。

【0010】さらに具体的には、CDやDVDなどの記
録媒体を物理的に配送する必要がなく、短時間で迅速に
データ配信を行うことができ、受講者側の学習進行状況
などの都合に応じて教材の必要な部分のみを更新するこ
とができ、新しいデータの規格にも動的に対応すること
のできる教材データ配布方法を提供することを目的とす
る。

【0011】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、受講者側に配布済の教材データを更新
し、更新前教材データの状態から更新後教材データの状
態にするための教材データ配布方法であって、更新前教
材データと更新後教材データを基に、前記教材データの
更新に必要な情報を含む更新データを生成する更新デー
タ生成ステップと、前記受講者側での教材更新履歴を取
得することにより、前記更新データのうち、前記受講者
側においてまだ反映されてない更新データを選択して前
記受講者側に送信する更新内容調整ステップとを有する
ことを特徴とする教材データ配布方法を要旨とする。

【0012】また、本発明の教材データ配布方法におい
ては、前記更新内容調整ステップでは、教材データ内に
おける学習済部分と未学習部分との区別を表わす受講進
捗データを読み込むことによって、前記更新データが前
記学習済部分に適用されるものか前記未学習部分に適用
されるものかを判別し、この判別結果に応じて当該更新
データを前記受講者側に送信するか否かを制御すること
を特徴とする。

【0013】また、本発明の教材データ配布方法におい
ては、前記更新データ毎に関連付けられておりこの更新
データによる教材更新の目的を類型化した更新タイプを
管理し、この更新タイプが「新規内容の追加」を表わす
更新データである場合のみ、前記判別結果に応じて当該
更新データを前記受講者側に送信するか否かを制御する
ことを特徴とする。

【0014】また、本発明の教材データ配布方法では、
前記更新データ生成ステップにおいては、前記更新前教
材データと前記更新後教材データの差分情報を抽出する
差分抽出ステップを含んでおり、この差分抽出ステップ
で抽出された差分情報を用いて前記更新データを生成す
ることを特徴とする。

【0015】また、本発明の教材データ配布方法におい
ては、前記更新データ生成ステップは、前記差分情報を
データ的に圧縮する圧縮ステップを含んでおり、この圧
縮ステップにおいて圧縮された前記差分情報を用いて前
記更新データを生成することを特徴とする。

【0016】また、本発明の教材データ配布方法で、前
記圧縮ステップにおいては、前記教材データの形式に応
じて異なる圧縮形式を使うように制御することを特徴と
する。

【0017】また、本発明の教材データ配布方法におい
ては、前記更新データを基に配布済の前記教材データを
更新する更新プログラムを前記受講者側からの要求に応
じて送信する更新手段提供ステップを有することを特徴
とする。

【0018】また、本発明の教材データ配布方法は、受
講者側から前記更新プログラムの動作環境に関する動作
環境情報を受信する動作環境情報受信ステップを有し、
前記更新手段提供ステップにおいては、この動作環境情
報受信ステップで受信した前記動作環境情報に応じて、
前記更新プログラムを選択することを特徴とする。

【0019】また、本発明の教材データ配布方法は、前
記更新内容調整ステップにおいて送信された前記更新デ
ータを前記受講者側において受信し、受信した前記更新
データを用いて配布済の前記教材データを更新する教材
データ更新ステップと、この教材データ更新ステップに
おいてなされる更新の記録を前記教材更新履歴として送
信元にフィードバックする教材更新履歴伝達ステップと
を有することを特徴とする。

【0020】また、本発明の教材データ配布方法は、前
記更新内容調整ステップにおいて送信された前記更新デ
ータのデータ形式を識別する情報を参照して、当該更新
データによる教材の更新を行う更新プログラムを選択す
る更新手段選択ステップを有することを特徴とする。

【0021】また、本発明の教材データ配布方法では、
前記更新内容調整ステップにおいては、前記更新データ
による更新が「誤字・脱字等の訂正」か「内容をよりわ
かりやすくするための修正」か「新たな内容の追加」か
に応じて、前記更新データ毎に前記受講者側への送信を
行うかどうかを決定することを特徴とする。

【0022】また、本発明は、更新前教材データと更新
後教材データを基に、前記教材データの更新に必要な情
報を含む更新データを生成する更新データ生成ステップ
の処理と、前記受講者側での教材更新履歴を取得するこ
とにより、前記更新データのうち、前記受講者側におい
てまだ反映されてない更新データを選択して前記受講者
側に送信する更新内容調整ステップの処理と、前記更新
内容調整ステップにおいて、教材データ内における学習
済部分と未学習部分との区別を表わす受講進捗データを
読み込むことによって、前記更新データが前記学習済部
分に適用されるものか前記未学習部分に適用されるもの
かを判別し、この判別結果に応じて当該更新データを前
記受講者側に送信するか否かを制御する処理とをコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴と
するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を要旨とす
る。

【0023】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。図1は、同実施形態による
教材データ配布システムの構成を示すブロック図であ
る。図1に示すように、この教材データ配布システムは
サーバー側のサブシステムと受講者側のサブシステムと
によって構成されている。そして、これら両サブシステ
ム間はネットワークによって接続されており、相互に通
信が可能となっている。なお、ここで用いられるネット
ワークは、例えばインターネットや、専用線網や、公衆
線網を利用したダイヤルアップネットワークなどであ
る。

【0024】図1に示すように、サーバー側は、サーバ
ー側通信制御部11と更新内容調整部12と、更新デー
タ生成部13と、更新手段提供部14の各機能および、
更新前教材データ21と、更新用教材データ22(更新
後教材データ)と、更新データ23と、受講進捗データ
24のデータを有している。また、受講者側は、受講者
側通信制御部31と、教材データ更新部32と、更新手
段更新部34の各機能および、教材データ41と更新履
歴管理テーブル42のデータを有している。

【0025】なお、図1は、機能の概略構成とそれに関
連する主要データのみを表わしている。より詳細な機能
およびデータの構成については後述する。また、図1で
は便宜上、サーバー側および受講者側を1対1の関係で
表わしているが、実際のシステム構成では、1つのサー
バーが複数の受講者にサービスを提供する。また、負荷
分散等を目的として複数のサーバーによってシステムを
構成しても良い。

【0026】図1において、サーバー側通信制御部11
と受講者側通信制御部31は、ネットワークを介して相
互に行われるデータ通信を制御する。サーバー側の更新
データ生成部は、旧版の教材を保持する更新前教材デー
タ21および新版の教材を保持する更新用教材データ2
2を読み込み、それらを基に、受講者側に送るための更
新データ23を生成する。

【0027】更新データ生成部23が生成する更新デー
タ23は、更新前教材データ21と更新用教材データ2
2との差分の情報を有するものである。また、教材は、
テキストや静止画や動画などといったマルチメディアに
よって構成されるが、例えば、テキストデータと静止画
データと動画データについてはそれぞれ別個の更新デー
タ23が生成される。また、更新データ23は、それぞ
れのデータの特徴に応じた圧縮が行われている。例え
ば、テキストデータに関する更新データ23ではテキス
トに適した圧縮方式がとられ、動画データに関する更新
データ23では動画に適した圧縮方式がとられている。
このように、差分抽出と圧縮により、更新データ23の
サイズは小さく抑えられるため、サーバー側と受講者側
との間のデータ伝送量を減らし、教材の更新のために要
する通信時間を削減することができる。

【0028】なお、更新データ23の生成時には、各更
新データがどのような目的の更新であるかを表わす「更
新タイプ」が管理情報として保存される。この更新タイ
プは、教材の更新の目的を類型化したものであり、「タ
イプ1」、「タイプ2」、「タイプ3」の3種類であ
り、「タイプ1」は誤字・脱字等の訂正、「タイプ2」
は内容をよりわかりやすくするための修正、「タイプ
3」は新たな内容の追加である。

【0029】更新内容調整部12は、受講者側からの教
材更新の要求を受けると、上記のように生成された複数
の更新データ23の中から、要求元の受講者にとって必
要なデータのみを選択して、それらをまとめてサーバー
側通信制御部11を経由して受講者側へ送信する。

【0030】具体的には、更新内容調整部12は、次の
(1)〜(4)のような制御を行って更新データの選択
を行う。 (1)受講者側との更新の同期 − 受講者側で既に反
映済みの更新データを除外し、未反映の更新データのみ
を選択する。 (2)過去の更新との調和 − 教材内の更新対象とな
っている部分に関して、過去に別の更新が行われていた
場合、新たな更新は過去の更新に依存するため、過去の
更新が反映されている場合に限って新たな更新を選択す
るようにする。 (3)受講進捗状況との調和 − 受講者側で、教材の
中の既に学習済みの部分の内容が大幅に変更されること
は、受講者に対する混乱を引き起こすことにもなり得る
ため、受講者毎の受講進捗状況を管理し、学習済みの部
分への新規内容の追加となる更新を除外する。 (4)更新タイプに応じた制御 − 例えば、「タイプ
1」の更新では(1)の同期のみを考慮してその他は無
条件に受講者側に反映されるように選択し、「タイプ
2」の更新ではさらに(2)の過去の更新との調和を考
慮した選択を行い、「タイプ3」の更新ではさらに
(3)の受講進捗状況との調和も考慮した選択を行うよ
うにする。

【0031】更新手段提供部14は、受講者側からの要
求に応じて、受講者側で教材の更新に必要な更新手段
(更新プログラム)を提供する。この更新手段の主要要
素はコンピュータプログラムであり、更新データ23が
圧縮されている場合にはそれを伸長し、差分データを適
用することにより、教材データを更新するものである。
従って、圧縮の方式や差分取得の方式に応じた更新手段
がそれぞれ存在する。例えば、テキストデータと静止画
データとの間で圧縮あるいは差分取得の方式が異なる場
合には、この更新手段も異なる。また、受講者側の動作
環境に応じて異なる更新手段を提供するようにしても良
い。

【0032】更新手段を固定的に受講者側に持つのでは
なく、このように必要に応じて求められる更新手段をサ
ーバー側から提供することにより、システムの柔軟性が
増す。例えば、長期にわたる受講期間中にシステムで用
いるデータ形式を変更したり新技術を導入したりする場
合にも、人が受講者側に新たなプログラムを導入したり
する必要がなく、システム維持の手間とコストを抑制す
ることができる。

【0033】受講者側の教材データ更新部32は、サー
バー側の更新内容調整部12によって選択され送信され
てきた更新データを受信し、この更新データを用いて教
材データ41を更新するとともに、更新履歴管理テーブ
ル42の管理情報を書き換える。

【0034】更新手段更新部34は、サーバー側から送
られてきた更新データのデータ形式に応じて、それに合
った更新手段を選択する。もし、所望の更新手段が受講
者側に存在してない場合には、サーバー側の更新手段提
供部14に対して更新手段を要求し、送られてくる更新
手段を受信して教材データ更新部32で使用できるよう
にする。つまり、更新手段更新部34は教材データの更
新手段を更新する。

【0035】次に、サーバー側での更新内容調整処理の
手順の概略について説明する。この更新内容調整は、前
述のように、更新データの更新タイプに応じて行われ
る。図2は、更新内容調整処理の手順の概略を示すフロ
ーチャートである。図2に示すステップS1〜S12の
処理は個々の更新データに関して行われるものである。
以下、図2を参照しながら順を追って説明する。

【0036】ステップS1:まず、更新データを取得す
る。 ステップS2:次に、ステップS1で取得した更新デー
タの更新タイプを取得する。

【0037】ステップS3:ステップS2で取得した更
新タイプが「タイプ1」であるかどうかを判別する。
「タイプ1」ある場合にはステップS4へ進み、それ以
外の場合にはさらに更新タイプを判別するためにステッ
プS5へ進む。 ステップS4:当該更新データを、受講者側へ送信する
更新データとして選択し、この更新データに関する内容
調整処理を終了する。

【0038】ステップS5:ステップS2で取得した更
新タイプが「タイプ2」であるかどうかを判別する。
「タイプ2」ある場合にはステップS6へ進み、それ以
外の場合にはさらに更新タイプを判別するためにステッ
プS9へ進む。 ステップS6:受講者側での教材データの更新履歴を表
わす受講者更新履歴データを取得する。 ステップS7:現更新データが依存する過去の更新デー
タとの関係を表わす更新データ依存情報を取得する。 ステップS8:ステップS6で取得した更新履歴とステ
ップS7で取得した更新データ依存情報とを基に、依存
する過去の更新が既にこの受講者の教材データに適用済
みかどうかを判定する。適用済みである場合にはステッ
プS4へ進み、未適用の場合にはステップS12へ進
む。

【0039】ステップS9:ステップS2で取得した更
新タイプが「タイプ3」であるかどうかを判別する。こ
こでは「タイプ3」である場合のみが想定され、ステッ
プS10へ進む。 ステップS10:受講者が教材のどの部分を学習済みで
あるかを表わす受講進捗データを取得する。 ステップS11:ステップS10で取得した受講進捗デ
ータを基に、当該更新データが対象とする部分が既に学
習済みであるかどうかを判定する。学習済みである場合
には次のステップS12へ進み、未学習である場合には
ステップS6へ進む。 ステップS12:当該更新データを、受講者側へ送信す
る更新データとしては選択せず、この更新データに関す
る内容調整処理を終了する。

【0040】次に、図3〜図6を参照しながら、図1で
概略を説明した各機能部の詳細な構成を説明する。図3
は、更新データ生成部13の詳細構成を示すブロック図
である。図4は、更新内容調整部12の詳細構成を示す
ブロック図である。図5は、更新手段提供部14の詳細
構成を示すブロック図である。図6は、教材データ更新
部32および更新手段更新部34の詳細構成を示すブロ
ック図である。

【0041】図3に示すように、更新データ生成部13
は、教材データ(更新前データ)読み込み手段102
と、教材データ(更新データ)読み込み手段104と、
教材更新ファイル選択手段106と、教材データ種別判
断手段108と、教材データ構成情報読み込み手段11
0と、更新データ生成手段選択手段112と、更新デー
タ生成手段114と、更新データグループ化手段116
と、更新タイプ指定手段118と、更新データ依存情報
指定手段120と、更新データ保存手段122と更新履
歴情報保存手段124とによって構成されている。

【0042】図4に示すように、更新内容調整部12
は、更新データ取得手段142と、更新データ依存情報
取得手段144と、更新タイプ取得手段146と、更新
履歴取得手段148と、受講者側教材更新履歴情報受信
手段150と、受講進捗情報取得手段152と、更新デ
ータグループ選択手段154とによって構成されてい
る。

【0043】図5に示すように、更新手段提供部14
は、教材データ更新手段更新要求受信手段172と、動
作環境情報受信手段174と、教材データ更新手段選択
手段176と、教材データ更新手段送信手段178とに
よって構成されている。

【0044】図6に示すように、更新手段更新部34
は、教材更新データ種別判別手段202と、教材データ
更新手段選択手段204と、教材データ更新手段更新用
旧送信手段206と、動作環境情報送信手段208と、
教材データ更新手段受信手段210とによって構成され
ている。また、教材データ更新部32は、教材データ更
新手段212と教材更新履歴情報送信手段214とによ
って構成されている。

【0045】次に、図7〜図15を参照しながら、上で
述べた各機能の詳細な処理手順について説明する。

【0046】(サーバー側における更新データ生成処理
の手順)図7は、サーバー側における更新データ生成処
理の手順の前半部分を示すフローチャートである。ま
た、図8は、同手順の後半部分を示すフローチャートで
ある。以下、これらの図面を参照しながら、順を追って
説明する。

【0047】ステップS101:まず、更新前教材デー
タ(21)から、その構成情報のみを読み込む。 ステップS102:次に、更新用教材データ(22)か
ら、その構成情報のみを読み込む。 ステップS103:ステップS101およびS102で
読み込んだ各々の構成情報を基に、構成の変更を抽出
し、構成変更リストを出力する。

【0048】次に、ステップS103で作成した構成変
更リストを基に、構成変更のあったファイル毎に次のス
テップS104〜S107の処理を行う。 ステップS104:予め準備された判断テーブルを参照
することによって、当該ファイルの教材データ種別を判
断する。 ステップS105:ステップS104で判断された種別
に応じて、選択テーブルを参照することによって、その
データ種別に適した更新データ生成手段を選択する。な
お、更新データ生成手段の主要要素は差分生成プログラ
ムであり、この差分生成プログラムは更新前のファイル
と更新後のファイルとを基に、そのデータ種別に適した
形式でそれらの差分を生成するとともに、そのデータ種
別に適した方法によって差分データの圧縮を行うもので
ある。 ステップS106:ステップS105で選択された更新
データ生成手段を用いて更新データを生成する。 ステップS107:更新データ管理テーブルに管理情報
を設定する。ここで設定される主な管理情報は、当該フ
ァイルに関する(仮の)グループID、ステップ4で判
断されたデータ種別、ステップ5で選択された更新デー
タ生成手段を識別するID、この更新データ生成手段に
対応して受講者側で用いられるべきデータ更新手段を識
別するIDである。

【0049】次のステップS108〜S111では、更
新データのグループ化を行う。 ステップS108:ステップS107で設定された管理
情報を更新データ管理テーブルから読み出し、これに基
づき、更新データの一覧表示を行う。 ステップS109:更新データ生成担当者によって行わ
れるデータ選択を受け付ける。このデータ選択は、ステ
ップS108で行われた一覧表示を基に行われる。 ステップS110:ステップS109で行われたデータ
選択に基づき、更新データ管理テーブル内のグループI
Dを更新する。 ステップS111:更新データ生成担当者によって行わ
れる更新タイプの指定を受け付け、この更新タイプを更
新データ管理テーブルに反映させる。ここで指定される
更新タイプは、「タイプ1」、「タイプ2」、「タイプ
3」の3種類であり、「タイプ1」は誤字・脱字等の訂
正、「タイプ2」は内容をよりわかりやすくするための
修正、「タイプ3」は新たな内容の追加である。 ステップS112:グループ化が終了したか否かを判定
する。まだ終了していなければステップS109へ戻
り、終了していれば次のステップへ進む。

【0050】次のステップS113〜S116では、更
新データ依存情報を付加するとともに生成したデータを
保存する。 ステップS113:同じ場所に対して過去に更新が実施
されているかどうかを判定する。実施されていれば次の
ステップS114へ進み、実施されていなければ、ステ
ップS115へジャンプする。 ステップS114:過去に行われた更新との依存関係を
表わす更新データ依存情報を指定し、更新データ管理テ
ーブルに反映させる。 ステップS115:更新データを保存する。 ステップS116:更新履歴情報を更新履歴管理テーブ
ルに保存する。

【0051】(受講者側における教材データ更新処理の
手順)図9は、受講者側における教材データ更新処理の
手順の前半部分を示すフローチャートである。また、図
10は、同手順の後半部分を示すフローチャートであ
る。以下、これらの図面を参照しながら、順を追って説
明する。

【0052】ステップS201:まず、サーバー側に対
して教材更新要求を送信する。 ステップS202:次に、更新履歴管理テーブル(4
2)から更新履歴情報の特徴データのみを読み出し、そ
れをサーバー側に対して送信する。 ステップS203:ステップ202での送信に対するサ
ーバー側からのレスポンスを受信する。

【0053】ステップS204:ステップS203で受
信したレスポンスの内容が「履歴情報再送要求」であっ
たかどうかを判定する。そうならば次のステップS20
5に進み、そうでなければステップS206にジャンプ
する。 ステップS205:更新履歴管理テーブル(42)から
更新履歴情報の全データを読み出し、それをサーバー側
に対して送信する。 ステップS206:受講者側の動作環境情報をサーバー
側に対して送信する。 ステップS207:ステップS206までで送信した更
新履歴情報および動作環境情報に基づいてサーバー側で
生成された教材更新データを受信し、受信した内容に基
づいて更新データおよび更新データ管理テーブルへの書
込みを行う。なお、このステップでサーバー側から受信
するデータには、更新データのデータ種別が少なくとも
含まれており、このデータ種別は更新データ管理テーブ
ルに書き込まれる。

【0054】そして、ステップS207で受信した複数
の更新データ毎に、次のステップS208〜S213の
処理を行う。 ステップS208:更新データ管理テーブルから管理情
報を読み出し、当該更新データのデータ種別を判断す
る。 ステップS209:データ更新手段管理テーブルを参照
して、ステップS208で判断したデータ種別に応じた
データ更新手段を選択し、選択されたデータ更新手段
(プログラム)を読み込む。 ステップS210:更新対象となる更新前の教材データ
を読み込む。 ステップS211:更新データを読み込む。 ステップS212:ステップS210で読み込んだ教材
データとステップS211で読み込んだ更新データを用
いて、教材の更新処理を行い、その結果を更新後教材デ
ータとして書き出す。 ステップS213:当該更新に関する更新履歴を更新履
歴管理テーブルに登録する。

【0055】ステップS214:更新履歴情報の特徴デ
ータを更新履歴管理テーブルに書き込む。 ステップS215:更新履歴情報の特徴データをサーバ
ー側に対して送信する。

【0056】(サーバー側における教材の更新内容調整
処理)図11は、サーバー側における教材の更新内容調
整処理の手順を示すフローチャートである。以下、図面
を参照しながら順を追って説明する。 ステップS301:まず、受講者側から更新履歴情報の
特徴データを受信する(受講者側の処理のステップS2
02に対応)。

【0057】以下のステップS302〜S305におい
ては、サーバー側の受講者更新履歴管理テーブルを、受
講者側の更新履歴情報に同期させる。 ステップS302:そして、サーバー側に保持されてい
る受講者更新履歴管理テーブルから受講履歴情報の特徴
データを読み出し、ステップS301で受信した特徴デ
ータと比較する。 ステップS303:ステップS302の比較の結果、両
者が同じである場合はステップS306にジャンプし、
両者が異なる場合は次のステップS304に進む。 ステップS304:更新履歴情報の全データの送信を受
講者側へ要求する。 ステップS305:ステップS304における要求に応
じて受講者側から送られて来る更新履歴情報の全データ
を受信し(受講者側の処理のステップS205に対
応)、受講者更新履歴管理テーブルに書き込む。

【0058】そして、以下のステップS306〜S30
8においては、受講者側に合った更新データを選択して
送信する。 ステップS306:更新履歴管理テーブルから最新の教
材更新履歴情報を読み込む。 ステップS307:更新データ管理テーブルおよび受講
者進捗データ24を参照して、送信用の更新データを選
択するとともに、送信用更新データ管理テーブルへの書
込みを行う。なお、このステップS307の処理の詳細
手順については、後で、図12および図13を参照しな
がら説明する。 ステップS308:ステップS307で選択された更新
データを受講者側へ送信する(受講者側の処理のステッ
プS207に対応)。

【0059】(サーバー側における更新データ選択処理
の詳細)ここで、上記ステップS307の処理の詳細に
ついて説明する。図12は、サーバー側における更新デ
ータ選択処理の詳細手順の前半部分を示すフローチャー
トである。また、図13は、同詳細手順の後半部分を示
すフローチャートである。以下、これらの図面を参照し
ながら、順を追って説明する。

【0060】まず以下のステップS401〜S403に
おいて受講者側で反映されてない更新データを特定す
る。 ステップS401:受講者更新履歴管理テーブルから受
講者側更新IDを取得する。これにより、当該受講者側
において教材がどこまで更新されているかがわかる。 ステップS402:更新履歴管理テーブルから最新の更
新IDを取得する。これにより、サーバー側で作成され
ている最新の更新データがわかる。 ステップS403:更新データ管理テーブルから、受講
者側更新IDよりも大きい更新IDの更新データを抽出
する。ここで、更新IDが大きいほど新しい更新である
ので、受講者側に未反映の更新データすべてを抽出する
ことができる。抽出された更新データに関する管理情報
は、以下のステップでの処理のために一時的に一時更新
管理テーブルに書き込まれる。

【0061】ステップS403で抽出された更新データ
毎に、以下のステップS404〜S415の処理を行
う。

【0062】ステップS404:ステップS403にお
いて書き込まれた一時更新管理テーブルから、1件の更
新データに関する管理情報を読み込む。 ステップS405:ステップS404で読み込んだ情報
を基に、当該更新データの更新タイプを取得する。この
更新タイプの値に関して、「タイプ1」は誤字・脱字等
の訂正、「タイプ2」は内容をよりわかりやすくするた
めの修正、「タイプ3」は新たな内容の追加をそれぞれ
表わすものである。 ステップS406:ステップS405で取得した更新タ
イプが「タイプ1」あるかどうかを判定する。「タイプ
1」であればステップS408の処理に進み、そうでな
ければ次のステップS407に進む。 ステップS407:ステップS405で取得した更新タ
イプが「タイプ2」あるかどうかを判定する。「タイプ
2」であればステップS409の処理に進み、そうでな
ければ更新タイプが「タイプ3」であると判断してステ
ップS412に進む。

【0063】ステップS408:当該更新データを受講
者側に送信する更新データとして選択し、送信用更新デ
ータ管理テーブルに登録する。そして、この更新データ
に関する処理を終わり、まだ残りの更新データがある場
合には、ステップS404に戻って次の更新データの処
理に移る。

【0064】ステップS409:当該更新データの過去
の更新に対する依存情報を更新データ管理テーブルから
取得する。これにより、当該更新データの更新内容が過
去の情報に依存するか否かがわかる。 ステップS410:受講者更新履歴管理テーブルを検索
し、ステップS409で得られた過去の更新、つまり現
更新データが依存する過去の更新を探す。 ステップS411:ステップS410での検索の結果、
現更新データが依存する過去の更新が受講者側で適用さ
れているか否かを判定する。適用されていればステップ
S408に進み、適用されていなければ後述するステッ
プS415に進む。

【0065】以下のステップS412〜S414では、
受講者の進捗状況に応じた判断を行う。 ステップS412:更新データ管理テーブルを読み込
み、当該更新データが適用される教材中の位置の情報を
取得する。 ステップS413:受講者進捗データを読み込み、受講
者進捗情報を取得する。これにより、この教材中のどの
位置まで受講者の学習が済んでいるかを把握することが
できる。 ステップS414:ステップS412で取得した位置情
報とステップS413で取得した進捗情報を基に、当該
更新データの適用位置が学習済みの部分であるかどうか
を判定する。学習済みの部分である場合は、更新データ
として選択しないため、ステップS415に進む。学習
済みの部分でない場合は、更新データとして選択する可
能性があるため、ステップS409に進む。

【0066】ステップS415:当該更新データを受講
者側に送信する更新データとして選択しない。そして、
この更新データに関する処理を終わり、まだ残りの更新
データがある場合には、ステップS404に戻って次の
更新データの処理に移る。

【0067】(受講者側における教材データ更新手段を
更新する処理)図14は、受講者側における教材データ
更新手段を更新する処理の手順を示すフローチャートで
ある。受講者側では、更新データを用いて教材データ4
1を更新するにあたって、図14のステップS501〜
S508に示すように、当該更新データのためのデータ
更新手段が存在するかどうかを判断し、存在しない場合
にはサーバー側から更新手段そのものの配信を受けて、
データ更新手段を更新する。更新データが複数ある場合
には、更新データ毎に以下のステップS501〜S50
8の処理を行う。以下、図14を参照しながら、順を追
って説明する。

【0068】ステップS501:まず、更新データ管理
テーブルを参照することにより、更新データに対応する
データ更新手段を識別する情報を取得する。 ステップS502:次に、データ更新手段管理テーブル
を検索して、ステップS501で識別されたデータ更新
手段を探す。 ステップS503:ステップS502の検索において、
目的とするデータ更新手段が受講者側に存在するか否か
を判断する。この判断の結果、存在する場合にはステッ
プS508へ飛び、存在しない場合には次のステップS
504へ進む。

【0069】以下のステップS504〜S507では、
サーバー側からデータ更新手段を取得する。 ステップS504:教材データの更新のために必要とす
るデータ更新手段を獲得するために、ステップS501
で取得したデータ更新手段識別情報(ID)を伴ってデ
ータ更新手段更新要求をサーバー側に送信する。 ステップS505:続いて、受講者側の動作環境の情報
をサーバー側へ送信する。 ステップS506:ステップS504で送信したデータ
更新手段更新要求およびステップS505で送信した動
作環境情報に対応したデータ更新手段をサーバー側より
受信し、保存する。 ステップS507:ステップS506で受信したデータ
更新手段に関する管理情報を更新するためにデータ更新
手段管理テーブルを書き換える。

【0070】ステップS508:データ更新の実行のた
めに、ステップS501において識別されたデータ更新
手段を読み込む。

【0071】(サーバー側における教材データ更新手段
提供処理)図15は、サーバー側において、受講者側か
らの要求に合ったデータ更新手段を提供する処理の手順
を示すフローチャートである。以下、同図を参照しなが
ら、順を追って説明する。

【0072】ステップS601:まず、受講者側からの
データ更新手段更新要求を待ち受ける。 ステップS602:受講者側から送信されて来るデータ
更新手段更新要求を受信する(受講者側の処理のステッ
プS504に対応)。このデータ更新手段更新要求に
は、更新手段識別情報が含まれている。 ステップS603:引き続き、受講者側から送信されて
来る動作環境情報を受信する(受講者側の処理のステッ
プS505に対応)。 ステップS604:ステップS602で受信した更新手
段識別情報とステップS603で受信した動作環境情報
とを用いて、データ更新管理テーブルを検索し、受講者
側によって要求されておりかつ受講者側の動作環境に合
ったデータ更新手段を特定する。 ステップS605:ステップS604で特定されたデー
タ更新手段を読み出し、受講者側へ送信する(受講者側
の処理のステップS506に対応)。

【0073】次に、この教材配布システムにおけるデー
タの構成を説明する。

【0074】まず、サーバー側のデータについて説明す
る。 (a)更新前教材データ、更新用教材データ これらは教材内容を表わすデータであり、HTML(Hy
per Text Markup Language, ハイパーテキスト記述言
語)で書かれたテキストファイルや、PDF形式の文書
ファイルや、GIFやJPEG形式の画像ファイルや、
MPGやMOV形式の動画ファイルや、WAVやSND
形式の音声ファイルなどの各種ファイルで構成される。 (b)構成変更リスト これは、更新する必要のあるファイルのファイル名のリ
ストである。 (c)判断テーブル これは、ファイル名の拡張子とデータ種別との対応関係
を保持するテーブルである。 (d)選択テーブル これは、データ種別と、その種別のデータファイルの差
分情報を生成するプログラムとの対応関係を保持するテ
ーブルである。

【0075】(e)更新データ管理テーブル(サーバー
側) これは、更新データ個別の情報を管理するテーブルであ
り、更新IDと、更新内容個別IDと、更新内容グルー
プIDと、更新データファイル名と、更新対象ファイル
名と、更新手段IDと、更新が前提とする過去の更新内
容個別IDと、更新が前提とする過去の更新内容グルー
プIDと、教材内容位置情報のデータ項目を含む。 (f)更新履歴管理テーブル(サーバー側) これは、実施済みの更新内容を管理するテーブルであ
り、更新IDと、更新内容個別IDと、更新内容グルー
プIDのデータ項目を含む。 (g)受講者進捗データ これは、受講者が教材のどの部分まで学習を進めたかが
記録されたテーブルであり、課題IDと、課題実施日の
データ項目を含む。 (h)送信用更新データ管理テーブル これは、受講者側で更新を行うデータについて、更新デ
ータ管理テーブルの内容をコピーしたものである。 (i)一時更新データ管理テーブル これは、更新データ管理テーブルから受講者側で未実施
の更新に関するデータを抽出したものである。

【0076】次に、受講者側のデータについて説明す
る。 (j)更新履歴管理テーブル これは、実施済みの更新内容を管理するテーブルであ
り、更新IDと、更新内容個別IDと、更新内容グルー
プIDのデータ項目を含む。 (k)データ更新手段管理テーブル これは、受講者側のデータ更新手段(プログラム)とサ
ーバー側の差分生成手段(プログラム)との対応関係を
管理するテーブルであり、差分生成手段IDと、データ
更新手段IDのデータ項目を含む。

【0077】上述のサーバー側サブシステムおよび受講
者側サブシステムは、コンピュータシステムによって実
現されている。そして、上述した更新データ生成、更新
内容調整、更新手段提供、更新手段更新、教材データ更
新などの各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプ
ログラムをコンピュータが読み出して実行することによ
って、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取
り可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、
磁気ハードディスク、半導体メモリ等をいう。

【0078】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。

【0079】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、教材データの更新に必要な情報を含む更新データを
生成する更新データ生成ステップと、更新データのう
ち、受講者側においてまだ反映されてない更新データを
選択して前記受講者側にネットワークを介して送信する
更新内容調整ステップとを有するため、オンライン教育
システムにおいて教材の更新が頻繁に発生する場合に
も、CDやDVDなどの記録媒体を制作して配送する必
要がなく、受講者毎の更新履歴に応じて必要な情報のみ
を配布することができ、通信量を少なく抑えることがで
きる。これにより、低コストで教育サービスを提供する
ことが可能となる。

【0080】また、この発明によれば、受講者毎の学習
進捗を管理し、更新データが学習済部分に適用されるも
のか未学習部分に適用されるものかを判別して、この判
別結果に応じて更新データを受講者側に送信するか否か
を制御するため、例えば、既に学習が終了している部分
に関する新規内容の追加の更新は行わないなどといった
受講進捗状況に応じた教材更新を行うことができる。こ
れにより、データ通信量を少なく抑えることができると
ともに、学習済部分の更新を行うことによる受講者側で
の混乱を未然に防ぐことができる。つまり、受講途中で
あっても、学習の手戻りが発生しない範囲で最新の教材
に更新することが可能となり、受講者も教材の質と学習
効率のトレードオフに悩む必要もない。

【0081】また、この発明によれば、更新データ毎に
関連付けて、この更新データによる教材更新の目的を類
型化した更新タイプを管理するため、例えば、その更新
が「誤字・脱字等の訂正」か「内容をよりわかりやすく
するための修正」か「新たな内容の追加」かに応じて、
更新するか否かを制御することができる。

【0082】また、この発明によれば、更新データ生成
ステップにおいて、更新前教材データと更新後教材デー
タとの差分情報を抽出し、この差分情報を用いて更新デ
ータを生成するため、更新データのサイズを小さくし、
通信量を少なく終えることが可能となる。また、この発
明によれば、前記差分情報をデータ的に圧縮し、圧縮さ
れた差分情報を用いて更新データを生成するため、さら
に更新データのサイズを小さくすることが可能となる。

【0083】また、この発明によれば、更新手段提供ス
テップにおいて、教材データを更新する更新プログラム
を受講者側からの要求に応じて送信するため、新たな形
式を採用して更新データを作成しても、受講者側に対し
て自動的にその新たな形式に対応した更新プログラムを
提供することができる。これにより、人手によって受講
者側サブシステムを改変したり新規プログラムを導入し
たりする手間とコストを削減することができる。つま
り、教材を構成するデータに新しい種類が加わったり、
またデータ更新のための新規手段が提供されたりした際
にも、ネットワークを介して、受講者の教材更新環境を
最新に維持することができる。これにより、例えば、常
に最新のマルチメディア技術を用いた教材を制作し、配
布することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図1】 この発明の一実施形態による教材データ配信
システムの構成を示すブロック図である。

【図2】 同実施形態による更新内容調整処理の手順の
概略を示すフローチャートである。

【図3】 同実施形態による更新データ生成部(13)
の詳細構成を示すブロック図である。

【図4】 同実施形態による更新内容調整部(12)の
詳細構成を示すブロック図である。

【図5】 同実施形態による更新手段提供部(14)の
詳細構成を示すブロック図である。

【図6】 同実施形態による教材データ更新部(32)
および更新手段更新部(34)の詳細構成を示すブロッ
ク図である。

【図7】 同実施形態によるサーバー側での更新データ
生成処理の手順の前半部分を示すフローチャートであ
る。

【図8】 同実施形態によるサーバー側での更新データ
生成処理の手順の後半部分を示すフローチャートであ
る。

【図9】 同実施形態による受講者側での教材データ更
新処理の手順の前半部分を示すフローチャートである。

【図10】 同実施形態による同実施形態による受講者
側での教材データ更新処理の手順の後半部分を示すフロ
ーチャートである。

【図11】 同実施形態によるサーバーでの教材の更新
内容調整処理の手順を示すフローチャートである。

【図12】 同実施形態によるサーバー側での更新デー
タ選択処理の詳細手順の前半部分を示すフローチャート
である。

【図13】 同実施形態によるサーバー側での更新デー
タ選択処理の詳細手順の後半部分を示すフローチャート
である。

【図14】 同実施形態により受講者側で教材データ更
新手段を更新する処理の手順を示すフローチャートであ
る。

【図15】 同実施形態により、サーバー側からデータ
更新手段を提供する処理の手順を示すフローチャートで
ある。

【符号の説明】

11 サーバー側通信制御部 12 更新内容調整部 13 更新データ生成部 14 更新手段提供部 21 更新前教材データ 22 更新用教材データ 31 受講者側通信制御部 32 教材データ更新部 34 更新手段更新部 41 教材データ 42 更新履歴管理テーブル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受講者側に配布済の教材データを更新
    し、更新前教材データの状態から更新後教材データの状
    態にするための教材データ配布方法であって、 更新前教材データと更新後教材データを基に、前記教材
    データの更新に必要な情報を含む更新データを生成する
    更新データ生成ステップと、 前記受講者側での教材更新履歴を取得することにより、
    前記更新データのうち、前記受講者側においてまだ反映
    されてない更新データを選択して前記受講者側に送信す
    る更新内容調整ステップと、 を有することを特徴とする教材データ配布方法。
  2. 【請求項2】 前記更新内容調整ステップでは、教材デ
    ータ内における学習済部分と未学習部分との区別を表わ
    す受講進捗データを読み込むことによって、前記更新デ
    ータが前記学習済部分に適用されるものか前記未学習部
    分に適用されるものかを判別し、この判別結果に応じて
    当該更新データを前記受講者側に送信するか否かを制御
    することを特徴とする請求項1に記載の教材データ配布
    方法。
  3. 【請求項3】 前記更新データ毎に関連付けられており
    この更新データによる教材更新の目的を類型化した更新
    タイプを管理し、この更新タイプが「新規内容の追加」
    を表わす更新データである場合のみ、前記判別結果に応
    じて当該更新データを前記受講者側に送信するか否かを
    制御することを特徴とする請求項2に記載の教材データ
    配布方法。
  4. 【請求項4】 前記更新データ生成ステップにおいて
    は、前記更新前教材データと前記更新後教材データの差
    分情報を抽出する差分抽出ステップを含んでおり、この
    差分抽出ステップで抽出された差分情報を用いて前記更
    新データを生成することを特徴とする請求項1から3ま
    でのいずれかに記載の教材データ配布方法。
  5. 【請求項5】 前記更新データ生成ステップは、前記差
    分情報をデータ的に圧縮する圧縮ステップを含んでお
    り、この圧縮ステップにおいて圧縮された前記差分情報
    を用いて前記更新データを生成することを特徴とする請
    求項4に記載の教材データ配布方法。
  6. 【請求項6】 前記圧縮ステップにおいては、前記教材
    データの形式に応じて異なる圧縮形式を使うように制御
    することを特徴とする請求項5に記載の教材データ配布
    方法。
  7. 【請求項7】 前記更新データを基に配布済の前記教材
    データを更新する更新プログラムを前記受講者側からの
    要求に応じて送信する更新手段提供ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の
    教材データ配布方法。
  8. 【請求項8】 受講者側から前記更新プログラムの動作
    環境に関する動作環境情報を受信する動作環境情報受信
    ステップを有し、 前記更新手段提供ステップにおいては、この動作環境情
    報受信ステップで受信した前記動作環境情報に応じて、
    前記更新プログラムを選択することを特徴とする請求項
    7に記載の教材データ配布方法。
  9. 【請求項9】 前記更新内容調整ステップにおいて送信
    された前記更新データを前記受講者側において受信し、
    受信した前記更新データを用いて配布済の前記教材デー
    タを更新する教材データ更新ステップと、 この教材データ更新ステップにおいてなされる更新の記
    録を前記教材更新履歴として送信元にフィードバックす
    る教材更新履歴伝達ステップと、 を有することを特徴とする請求項1から8までのいずれ
    かに記載の教材データ配布方法。
  10. 【請求項10】 前記更新内容調整ステップにおいて送
    信された前記更新データのデータ形式を識別する情報を
    参照して、当該更新データによる教材の更新を行う更新
    プログラムを選択する更新手段選択ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項1から9までのいずれかに記載の
    教材データ配布方法。
  11. 【請求項11】 前記更新内容調整ステップにおいて
    は、前記更新データによる更新が「誤字・脱字等の訂
    正」か「内容をよりわかりやすくするための修正」か
    「新たな内容の追加」かに応じて、前記更新データ毎に
    前記受講者側への送信を行うかどうかを決定することを
    特徴とする請求項1から10までのいずれかに記載の教
    材データ配布方法。
  12. 【請求項12】 更新前教材データと更新後教材データ
    を基に、前記教材データの更新に必要な情報を含む更新
    データを生成する更新データ生成ステップの処理と、 前記受講者側での教材更新履歴を取得することにより、
    前記更新データのうち、前記受講者側においてまだ反映
    されてない更新データを選択して前記受講者側に送信す
    る更新内容調整ステップの処理と、 前記更新内容調整ステップにおいて、教材データ内にお
    ける学習済部分と未学習部分との区別を表わす受講進捗
    データを読み込むことによって、前記更新データが前記
    学習済部分に適用されるものか前記未学習部分に適用さ
    れるものかを判別し、この判別結果に応じて当該更新デ
    ータを前記受講者側に送信するか否かを制御する処理
    と、 をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509682A (ja) * 2006-11-09 2010-03-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ケアプランの変更の伝搬

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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