JP2002180483A - 鋼管杭を柱に利用した構造物とその施工法 - Google Patents

鋼管杭を柱に利用した構造物とその施工法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆打ち工法で構築される地下建造物の骨組み
において、施工コストと施工期間を合理化できる方法を
提供する。 【解決手段】 基礎に鋼管杭を使用する構造物であっ
て、鋼管杭3を地下部分の柱にそのまま使用すると共
に、地下部分の梁に鉄骨梁13を使用し、この鉄骨梁1
3を鋼管杭3に分割外ダイヤフラムを用いて接合し、鋼
管杭3の外周に位置し、土と接する部分についてはコン
クリート壁7を設け、当該鋼管杭3で支持させることに
よって、地下構造物の全部または一部を鉄骨造としたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管杭を柱に利用
した構造物とその施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地下構造物の施工は、杭を地下室
底レベルまで打ち込み、その後山止めを設置しながら掘
削して地下構造物を建設する工法が一般的である。しか
しこの工法では、地下構造が完成するまで地上部工事が
開始できないため、工期が長期にわたる問題点があっ
た。
【0003】一方、工期を短縮するため、H型断面の鋼
真柱を地下部分の土中に予め打ち込み、地上部をその上
に建設しながら地下を同時に掘削する「逆打ち工法」も
一般的に使用されている。
【0004】従来の逆打ち工法を図8(A)、(B)に
よって説明する。
【0005】地盤1に建造物構築範囲を取囲むように山
止め用壁を施工し、所定の位置に場所打ちコンクリート
杭あるいは、鋼管杭3を施工した後、その杭の上方に施
工中の建物荷重を支える鋼真柱4を建込み、杭の頂部3
aと鋼真柱4の下端4aとをコンクリートで一体化す
る。その後、掘削機械5によって地下を掘削し、つづい
て、仮設切り梁材6を施工すると共に、山止め用壁の内
側に外周コンクリート壁7を施工し、このようにして、
地下工事を進めながら同時に地上の工事も進めるもので
ある。
【0006】逆打ち工法に用いられる鋼真柱4がH型断
面である場合、このH型断面鋼真柱4は、建方精度が悪
く、また剛性が低いため、周囲に鉄筋コンクリート8を
打設し、地下構造物全体2を鉄骨鉄筋コンクリート造に
する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
一般的な地下構造の構築方法は、施工能率が悪く、他
方、鋼真柱建込み工法は、施工能率が向上できる反面、
建方精度等の関係で、地下構造物全体を鉄骨鉄筋コンク
リート造にする必要があるという問題があった。
【0008】本発明は、従来の逆打ち工法の前記の欠点
を改良したものである。
【0009】
【問題を解決するための手段】前記の課題を有利に解決
するために、本発明は、次のように構成した。
【0010】第1の発明は、基礎に鋼管杭を使用する構
造物であって、地下部分の柱に鋼管杭をそのまま使用す
ると共に、地下部分の梁に鉄骨梁を使用して、当該鉄骨
梁を前記鋼管杭に接合し、鋼管杭が外周の土と接する部
分についてはコンクリート壁を設けることによって、地
下構造物の全部または一部を鉄骨造としたことを特徴と
する。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
地下構造物は、逆打ち工法で構築され、前記鉄骨梁は、
前記鋼管杭の地中への打設後掘削により露呈した部位に
ダイヤフラムにて接合されていることを特徴とする。
【0012】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記鋼管杭と鉄骨梁は、分割された外ダイヤフラ
ムを鋼管杭と鉄骨梁上下フランジ間に架け渡し、それぞ
れ溶接することにより一体化することを特徴とする。
【0013】第4の発明は、第3の発明において、前記
分割された外ダイヤフラムは、鉄骨梁フランジ面内に分
割線を持ち、前記鋼管杭と分割外ダイヤフラム、分割外
ダイヤフラムと各鉄骨梁をそれぞれ隅肉溶接で接合する
ことにより一体化することを特徴とする。
【0014】第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明
において、前記鋼管杭にコンクリートを充填したことを
特徴とする。
【0015】第6の発明は、第1〜第5の何れかの発明
において、前記鋼管杭をそのまま地上部に延長し、地上
部柱として使用することを特徴とする。
【0016】第7の発明は、第1〜第6の何れかに記載
の構造物の施工法であって、梁取付用のウェブガセット
プレートと、上下の分割外ダイヤフラムとを用いて、前
記ウェブガセットプレートと前記下部分割ダイヤフラム
を一体化して現場にて鋼管杭に仮支持させたうえ、前記
鋼管杭と下部分割ダイヤフラム、および鋼管杭とウェブ
ガセットプレートを溶接接合し、その後、鉄骨梁と上部
分割外ダイヤフラムを下部分割ダイヤフラムの上に乗せ
掛けて溶接接合で一体化することを特徴とする。
【0017】第8の発明は、第7の発明に記載の施工法
において、鋼管杭にボルト孔を有する小突片を溶接接合
し、この小突片のボルト孔と、下部分割ダイヤフラムに
固着した前記ウェブガセットプレートのボルト孔にボル
トを挿通することで、両部材を仮支持したうえ、当該ウ
ェブガセットプレートと下部分割ダイヤフラムを鋼管杭
に溶接接合して一体化することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明によると、次の作用がある。
【0019】第1に、剛性の高い鋼管杭をそのまま柱と
し、鉄骨梁をこれに取り付けることにより、地下構造を
鉄骨造とすることで、従来の鋼真柱のように鉄筋コンク
リートでの補強を不要にできる。土と接する外周の鋼管
杭には、コンクリート壁を設けて防水すると共に、コン
クリート壁を前記鋼管杭で支持でき、従来の仮設切り梁
なしで地下鉄骨構造物の建方が可能である。
【0020】第2に、逆打ち工法では、杭柱には、打設
時に予めダイヤフラムやブラケットを設けることができ
ないため、分割外ダイヤフラム接合を使用することによ
り、現場での梁柱接合を可能としている。
【0021】第3に、前記ダイヤフラムにおける外分割
ダイヤフラム接合は、梁の接合位置調整機能も有するた
め、杭の打設位置の誤差があっても容易に接合可能とす
る。
【0022】第4に、地下を鉄骨造とし、逆打ち工法を
可能とすることで、地上部と地下部が同時施工でき、鉄
筋・型枠工事が不要になるため工期短縮、工事削減を図
る。
【0023】第5に杭柱と梁が山止め支持構造にできる
ため、仮設の切り梁を不要とする。また、鉄骨梁とデッ
キプレートを使用することにより、梁・床の仮設支持も
不要とする。
【0024】第6に、コンクリート構造物が外周と底板
のみになるため、地下構造の変更が容易で、解体時に廃
棄物を少なく、環境負荷も少なくしている。
【0025】
【発明の実施の形態】次にこの発明を図1〜図7に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0026】既述と一部重複するが、本実施形態の主な
構造的特徴点(ポイント)を要約すると、次の2点であ
る。
【0027】第1に、基本的に逆打ち工法を使用し、か
つ剛性の高い鋼管杭の杭頂部を地表レベルまで上げて、
H形の鋼真柱よりも剛性の高い前記鋼管杭そのまま柱と
して鉄骨梁をこれに取り付けることにより、杭柱の鉄筋
コンクリート補強を不要ならしめた地下鉄骨造とする。
【0028】第2に、逆打ち工法であるので、鋼管杭柱
には、打設時に予めダイヤフラムや梁材接合のためのブ
ラケットを設けることができない。このため、地下掘削
することで露呈した鋼管杭にダイヤフラムやブラケット
を取付け、これらの部材に梁材を溶接接合することにな
るが、溶接作業には困難が伴うので、本実施形態では、
分割外ダイヤフラムを介しての接合とし、この分割外ダ
イヤフラムを仮支持して溶接できるようにすることで、
溶接作業の簡易化を図ると共に、必要な溶接個所を可及
的に減らし、現場での非溶接を主とする梁柱接合を可能
とするものである。
【0029】図1(A)、(B)は、本発明の逆打ち工
法による地下構造の施工中の断面図と完成時の断面図、
図2は、図1の平面図である。
【0030】図1、図2によって、概要を説明すると、
地盤1に建造物構築範囲を取囲むように山止め用壁を施
工し、杭頂部3aが地表レベル12となる様に所定の位
置に鋼管杭3を施工した後、杭頭上に地上部鉄骨の建方
を行う。同時に、掘削機械5によって地下を掘削して鋼
管杭3を露呈させ、この露呈した鋼管杭3に鉄骨梁13
を接合する。鉄骨梁13を接合した後、鋼管杭3を内側
支持材として外周コンクリート壁7を施工し、山止め用
壁を支持する。この時、山止め用壁をコンクリートと
し、コンクリート壁7と兼用しても良い。
【0031】ところで、本発明が従来の逆打ち工法と大
きく異なる第1の点は、既述のように、上部構造の施工
と平行して掘削機械5によって地下を掘削し、露出した
剛性の高い鋼管杭3をそのまま柱とし、鉄骨梁13を当
該鋼管杭3に取り付けて、両部材により地下構造を鉄骨
造とすることである。
【0032】つまり従来は、図8に示したように、地下
構造の底部に近い位置で、鋼管杭3の杭頂部3aとH型
の鋼真柱4の下端4aとをコンクリートで一体化してい
た。これに対し、本発明では、図1に示すように、鋼管
杭3の杭頂部3aを略地表レベル12に近い位置まで伸
長して設けており、この地表レベル12において、鋼管
杭3の杭頂部3aに上部鉄骨架構が接合されている。鋼
管杭3をさらに地上部にまで延長して、地上部柱として
使用することもある(図示省略する)。
【0033】前記の構成とした理由を説明する。基礎杭
はコンクリート杭または鋼管杭の何れかであり、この基
礎杭は十分な強度を有しているのに対し、多くの場合使
用されるH形鋼製の鋼真柱4は鋼管杭ほどの強度がな
い。従来の逆打ち工法では、鋼管杭3の杭頂部3aと鋼
真柱4の下端4aとが、地下構造の底部に近い位置でコ
ンクリートで一体化されているので、既述のように地下
梁を取り付けるレベルではH形鋼製の鋼真柱4が位置す
ることになる。このためH形の鋼真柱4を鉄筋コンクリ
ートで補強する必要があると共に、コンクリート周壁を
構築する際に仮設切り梁が必要であった。
【0034】本発明の実施形態では、地下梁を取り付け
るレベルでは、剛性の高い鋼管杭3が位置することにな
り、したがって、鉄骨梁13をこの鋼管杭3に取り付け
ることができるので、当該鋼管杭3には従来のように鉄
筋コンクリートでの補強が必要でない。また、地下構造
を鉄骨造で構築した後、鋼管杭3の土と接する外周には
コンクリート壁7を設けて防水するが、この場合、従来
の仮設切り梁を用いることなく、剛性のある鋼管杭3で
コンクリート壁7を支持することができる。なお、地表
レベル12で鋼管杭3に鋼真柱4を接合したのち、地下
構造の構築と平行して地上部を構築する。
【0035】本発明が従来の逆打ち工法と大きく異なる
第2の点は、次のとおりである。逆打ち工法では、従来
の鋼真柱や本発明の鋼管杭の何れでも地中に打設される
ので、これらの杭柱には、打設時に予めダイヤフラムや
ブラケットを設けることができない。
【0036】このため従来の逆打ち工法では、多くの場
合、地下を掘削して鋼真柱を露出させた後、その周囲に
鉄筋を配置し、コンクリートを打設することによって鉄
筋コンクリートの柱を構成し、梁及び床も鉄筋コンクリ
ートとしていた。しかし、鉄筋コンクリートによる地下
構造は、配筋及び型枠の施工、コンクリートの打設など
多くの手間を有し、また型枠廃材の発生など環境的負荷
も大きい。
【0037】本発明では、地下を掘削して鋼管杭柱を露
出させた後、鋼管杭柱に現場にてダイヤフラムを取り付
け、このダイヤフラムに鉄骨の梁を接合することによ
り、鉄筋コンクリート架構の施工に伴う手間及び工期の
削減を実現した。さらに、熟練を必要とする突合せ溶接
部をなくし、円滑な梁柱接合を可能とした分割外ダイヤ
フラム接合(詳細は後述)とするものである。
【0038】図2〜図7によって、鋼管杭3と鉄骨梁1
3の分割外ダイヤフラムによる接合構造を説明する。
【0039】図2は、図1の平面図で、同図に示される
ように、この鉄骨造には、格子状に配置された各鋼管杭
3に鉄骨梁13が3方向から接合される部位(イ)と、
4方向から接合される部位(ロ)と、2方向から接合さ
れる部位(ハ)とが存在する。
【0040】図3、図4には、3方向接合部位(イ)の
分離斜視図が示され、図5(A)、(B)には、同じく
3方向接合部位(イ)の詳細な組立て平面図と斜視図が
示される。図6(A)、(B)には、4方向接合部位
(ロ)の詳細な分離斜視図と組立て斜視図が示される。
図7(A)、(B)には、2方向接合部位(ハ)の詳細
な分離斜視図と組立て斜視図が示される。
【0041】3方向接合部位(イ)における、鋼管杭3
に鉄骨梁13を接合する接合構造は、次のようになされ
る。図3、図4に組立て順を分解図示するように、前記
の接合構造は、鋼管杭3の外周に固着した小突片16
と、小突片16に仮支持される下部分割外ダイヤフラム
17と、予めH形断面の鉄骨梁13の上フランジ13a
に固着された上部第1分割外ダイヤフラム18aと上部
第2分割外ダイヤフラム18bとからなる。
【0042】各部材の構成を組立て手順を追って順に説
明する。小突片16はボルト孔15を有し、鋼管杭3の
外周の鉄骨梁13を接合するレベルで、かつ鉄骨梁13
を接合する向きに、1枚または2枚、小間隔をあけて平
行に配置され鋼管杭3に隅肉溶接11で固着されてい
る。
【0043】小突片16は、後述の下部分割外ダイヤフ
ラム17を鋼管杭3に溶接11するとき、それを仮支持
するために設けられる。小突片16は、これを鋼管杭3
に固着するに際し、小突片16であるので軽量で取り扱
いやすく、安定支持した態様で容易に溶接でき、しか
も、小突片16であるから隅肉溶接11の範囲は最小限
少なくて済む。このように最初小突片16を鋼管杭3へ
素早くかつ、手軽に溶接し、この小突片16に、後述の
下部分割外ダイヤフラム17を仮支持して鋼管杭3に溶
接することにより、小突片16よりも大きく重量がある
前記下部分割外ダイヤフラム17を安定支持し、円滑に
溶接できる(詳細は次に述べる)。前記の意味で、小突
片16の存在は、本発明の主要な要素の一つをなしてい
る。
【0044】次に、下部分割外ダイヤフラム17は、鋼
管杭3の外周面に接触できる円弧状凹部20を水平プレ
ート19の内面に有し、外面にテーパ面21を有し、一
端部に接合端縁22を有し、他端縁に垂直プレート23
を有する。垂直プレート23の突出先端には溶接長確保
のための凹状切り欠き部35が形成されている。さら
に、水平プレート19の上面で垂直プレート23の近傍
にウェブガセットプレート10が隅肉溶接で固着されて
いる。ウェブガセットプレート10はたて長の矩形で、
複数のボルト孔15が開設されると共に、プレート下端
で杭と反対側にはL字形の内角部14が形成されてい
る。
【0045】下部分割外ダイヤフラム17は、鉄骨梁1
3を鋼管杭3に固着する前に、図3、図4に示すように
鋼管杭3の外周面に固着する。この場合、ウェブガセッ
トプレート10を鋼管杭3に溶接してある1枚の小突片
16の側面に当てがい(または2枚の小突片16の間に
挿入し)、それぞれの複数のボルト孔のうち最上部のボ
ルト孔15を合致させてこれに固定ボルトを挿入し、こ
の固定ボルト24を支軸として下部分割外ダイヤフラム
17を仮支持し、かつ、当該ダイヤフラム17に作用す
るモーメントを利用して、ウェブガセットプレート10
の一側縁を鋼管杭3の外周面上下方向に密接させ、一側
縁と鋼管杭3との当接部を隅肉溶接11で固着する。
【0046】また、このとき、垂直プレート23の突出
先端部も鋼管杭3の周面に接触するので、その凹状切り
欠き部35に沿って当接部を隅肉溶接11で固着する。
さらに、鋼管杭3の周面と水平プレート19の円弧状凹
部20の当接部を隅肉溶接11で固着する。
【0047】前述の溶接作業を行うとき、下部分割外ダ
イヤフラム17全体が、ウェブガセットプレート10を
介して鋼管杭3に仮支持されているので、各部の隅肉溶
接11を安定して行うことができる。前記の各作業は、
鋼管杭3の両側ともに同じように行うもので、このとき
両側の水平プレート19の各端縁部33は近接してい
る。
【0048】前述のようにして、下部分割外ダイヤフラ
ム17と鋼管杭3に溶接した後、図4の左手前から伸び
るH形断面の鉄骨梁13(13−1)を鋼管杭3に近づ
けて溶接接合し、その後、同図左右から伸びる、上部分
割外ダイヤフラム18が予めボルト接合されているH形
断面の鉄骨梁13を鋼管杭3の左右のウェブガセットプ
レート10に近づけて溶接接合する。
【0049】このとき、図4の左手前から伸びる鉄骨梁
13(13−1)のウェブ13aの端部には、添接板3
6をウェブ端縁から突出して固定ボルト24で固着して
あり、この鉄骨梁13(13−1)先端を下部分割外ダ
イヤフラム17の水平プレート19上に載置して仮支持
した上、添接板36の端縁を鋼管杭3の周面に当接し、
この当接部を安定保持した状態で隅肉溶接11できる。
さらに、下部フランジ13cの側縁と下部分割外ダイヤ
フラム17の水平プレート19との接合部を隅肉溶接1
1で固着する。
【0050】こうして下部分割外ダイヤフラム17を介
して鉄骨梁13(13−1)を鋼管杭3に固着した上、
左右方向から伸びる上部分割外ダイヤフラム18付きの
鉄骨梁13を鋼管杭3に接合する。
【0051】鋼管杭3における上部分割外ダイヤフラム
18は、上部第1分割外ダイヤフラム18aと上部第2
分割外ダイヤフラム18bからなる。上部第1分割外ダ
イヤフラム18aは、鋼管杭3の外周面に接触できる円
弧状凹部25と、これの反対側にL形の内角部26を有
する水平プレート19の外側縁に垂直プレート34を有
しており、垂直プレート34の突出先端には溶接長確保
のための凹状切り欠き部35が形成されている。
【0052】そして、水平プレート19を鉄骨梁13の
上フランジ13aに載置し、両部材に開設のボルト孔に
固定ボルト24を挿通して、図示の態様で上部第1分割
外ダイヤフラム18aを鉄骨梁13に固着する。固定ボ
ルト24は、上部分割ダイヤフラム18を鉄骨梁13に
仮支持する役目をなしており、これにより後の作業で、
上部分割ダイヤフラム18を鉄骨梁13に容易に隅肉溶
接が行える。
【0053】上部第2分割外ダイヤフラム18bは、鋼
管杭3の外周面に接触できる円弧状凹部28と、これの
反対側にL形の第1内角部29と第2内角部30を有す
る水平プレート31を有してなり、水平プレート31を
鉄骨梁13の上フランジ13aに載置し、かつ第1分割
外ダイヤフラム18aの水平プレート19と突合せ端面
32で突合せ、かつ、水平プレート31と上フランジ1
3aに開設のボルト孔に固定ボルト24を挿通して、図
示の態様で上部第2分割外ダイヤフラム18bを鉄骨梁
13に固着する。第1と第2の上部第2分割外ダイヤフ
ラム18a、18bは突合せ端面32で分割されている
が、両部材は一体に設けても良い。
【0054】前述の上部分割外ダイヤフラム18が接合
されたH形断面の鉄骨梁13の端部を鋼管杭3に左右か
ら近づけて、鋼管杭3に固着された各ウェブガセットプ
レート10と鉄骨梁13のウェブ13bの端部を重ね合
わせ、両部材のボルト孔15に固定ボルト24を挿通し
ナットで締結する。このとき、鉄骨梁13の下フランジ
13cは、下部分割外ダイヤフラム17の上面に載置さ
れ支持される。またこのとき、上部分割外ダイヤフラム
18の水平プレート19、31の各円弧状凹部25、2
8が鋼管杭3の周面に当接させる。このとき、鉄骨梁1
3の下フランジ13cの端部は、ウェブガセットプレー
ト10の下端の内角部14に係合することで、下フラン
ジ13cの上方の動きが規制される。さらに、垂直プレ
ート34の突出先端部を鋼管杭3の周面に接触させる。
【0055】このようにして、鉄骨梁13を下部分割外
ダイヤフラム17で仮支持させ、かつ上部分割外ダイヤ
フラム18を鋼管杭3の周面に当接した上、前記各円弧
状凹部25、28と鋼管杭3との当接部を隅肉溶接11
で固着し、さらに、水平プレート19、31の2つの内
角部26、29と上フランジ13aとの当接面を隅肉溶
接11で固着する。さらに、垂直プレート34の突出先
端部の凹状切り欠き部35に沿って鋼管杭3の周面との
当接部を隅肉溶接11で固着する。前記溶接作業は、前
述のように下部分割外ダイヤフラム17を介して鉄骨梁
13を鋼管杭3に仮支持させるので、安定した態様で円
滑かつ迅速に行うことができる。
【0056】さらに、左右の鉄骨梁13を鋼管杭3に接
合したとき、上部の分割外ダイヤフラム18の各水平プ
レート31が、直角方向の鉄骨梁13(13−1)の上
フランジ13a上に載置されるので、上部左右の水平プ
レート19の2つの内角部30と上フランジ13aとの
当接面を隅肉溶接11で固着する。前記溶接作業は、前
述のように下部分割外ダイヤフラム17介して鉄骨梁1
3を鋼管杭3に仮支持させ、安定した態様で円滑かつ迅
速に行うことができる。
【0057】前述のようにして、3方向から伸びる鉄骨
梁13を鋼管杭3に対し円滑に溶接接合できる。
【0058】次に、図6(A)、(B)によって、4方
向接合部位(ロ)における、鋼管杭3に鉄骨梁13を接
合する接合構造を説明する。この4方向接合構造に用い
られる分割外ダイヤフラムの形状は、図3〜図5の例と
若干相違するが、各分割外ダイヤフラムの機能と組立方
法は、基本的に図3〜図5と同じであるので、同一要素
には同一符号を付すことで重複説明を省略し、相違点の
みを説明する。
【0059】図6(A)に示すように、鉄骨梁13を接
合する前に、図示形状の下部分割外ダイヤフラム17
(水平プレート19)を、4方向に等間隔で配置のウェ
ブガセットプレート10を介して鋼管杭3を取囲むよう
に配置し、当該鋼管杭3に隅肉溶接11で固着してい
る。
【0060】つぎに、直角方向から伸びる鉄骨梁13を
鋼管杭3に近づけ、下部分割外ダイヤフラム17(水平
プレート19)に載置し仮保持する。ここで、鉄骨梁1
3の上フランジ13aには、図示形状の上部分割外ダイ
ヤフラム18の第1、第2上部分割外ダイヤフラム18
a、18bの何れか一方または、両方が固定ボルト24
で固定されている。
【0061】前述の上部分割外ダイヤフラム18が接合
されたH形断面の鉄骨梁13の端部を鋼管杭3に近づけ
て、鋼管杭3に固着された各ウェブガセットプレート1
0と鉄骨梁13のウェブ13bの端部を重ね合わせ、両
部材のボルト孔15に固定ボルト24を挿通しナットで
締結する。このとき、鉄骨梁13の下フランジ13c
は、下部分割外ダイヤフラム17の上面に載置され支持
される。またこのとき、上部分割外ダイヤフラム18の
水平プレート19、31の各円弧状凹部25、28が鋼
管杭3の周面に当接させる。さらにこのとき、鉄骨梁1
3の下フランジ13cの端部は、ウェブガセットプレー
ト10の下端の内角部14に係合することで、下フラン
ジ13cの上方の動きが規制される。さらに、垂直プレ
ート34の突出先端部を鋼管杭3の周面に接触させる。
【0062】このようにして、鉄骨梁13を下部分割外
ダイヤフラム17で仮支持させ、かつ上部分割外ダイヤ
フラム18を鋼管杭3の周面に当接した上、前記各円弧
状凹部25、28と鋼管杭3との当接部を隅肉溶接11
で固着し、さらに、水平プレート19、31の2つの内
角部26、29と上フランジ13aとの当接面を隅肉溶
接11で固着する。さらに、下部フランジ13cの側縁
と下部分割外ダイヤフラム17の水平プレート19との
接合部を隅肉溶接11で固着する。
【0063】前記において、鋼管杭3に対し鉄骨梁13
を4方から接合するが、各鉄骨梁13の接合順と溶接順
は図6(A)に示す手順に限らず任意であり、最終的に
図6(B)の態様で鋼管杭3に対し鉄骨梁13が接合さ
れればよい。そして、前記溶接作業は、前述のように下
部分割外ダイヤフラム17介して鉄骨梁13を鋼管杭3
に仮支持させ、安定した態様で円滑かつ迅速に行うこと
ができる。
【0064】前述のようにして、4方向から伸びる鉄骨
梁13を鋼管杭3に対し円滑に溶接接合できる。
【0065】次に、図7(A)、(B)によって、2方
向接合部位(ハ)における、鋼管杭3に鉄骨梁13を接
合する接合構造を説明する。この2方向接合構造は、あ
たかも、図3〜図5に示した3方向接合構造において、
平面180°間隔に位置する一方の鉄骨梁13が省略さ
れ、2つの鉄骨梁13が平面90度の間隔に配置された
ごとき構造である。これに伴って、図7(A)、(B)
の2方向接合構造における上下の分割外ダイヤフラムの
平面形状は、あたかも、図3〜図5に示した3方向接合
構造における上下の分割外ダイヤフラムの左右側のそれ
ぞれの両端縁の垂直プレート23が平面180°間隔に
位置するのに代えて、90度間隔に配置されたごとき構
造であり、上下の各分割外ダイヤフラム17、18の各
水平プレート3、19、19のそれぞれの端縁部33
が、図示の位置で突き合わせ接合されている。
【0066】図7の2方向接合構造においても、ウェブ
ガセットプレート10を介して鋼管杭3に固着された下
部分割外ダイヤフラム17の平面略3角形状の水平プレ
ート19上に鉄骨梁13を仮支持させ、安定した態様で
各部材の接合部を隅肉溶接11で円滑かつ迅速に溶接作
業を行うことができる。他の構成は、図3〜図5と共通
であるので、共通要素には共通符号を付して重複説明を
省略する。
【0067】
【発明の効果】本発明は次の効果を有している。
【0068】本発明では、剛性の高い鋼管杭をそのまま
柱とし、鉄骨梁を鋼管杭に取り付けて地下鉄骨造とした
もので、従来の鋼真柱のように鉄筋コンクリートによる
補強を不要ならしめたので、施工期間の短縮と施工費の
削減が図れる。また、梁を取り付ける鋼管杭柱は、鋼真
柱に比べ強度に富むので、掘削部の土と接する外周に防
水のためコンクリート壁を設けるに際し、コンクリート
壁を鋼管杭と本設梁で支持することができ、従来の鋼真
柱のように仮設切り梁を設けないで施工できるので、こ
の点でも施工期間の短縮と施工費の削減が図れる。
【0069】さらに本発明では、鋼管杭柱には、地下掘
削して露呈した鋼管杭にダイヤフラムを取付け、ダイヤ
フラムを介して梁材を鋼管杭に溶接接合するが、このダ
イヤフラムを、本発明では分割外ダイヤフラムで構成
し、この分割外ダイヤフラムを安定に仮支持して組立て
ながら鋼管杭に隅肉溶接し、この分割外ダイヤフラムを
介して鉄骨梁を鋼管杭に隅肉溶接接合できるので、本
来、熟練と困難な手間を伴う溶接を本発明では、現場で
迅速かつ円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は、本発明の逆打ち工法による
地下構造の施工中の断面図と完成時の断面図である。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図2に示す3方向接合部位(イ)の部材を一部
省略して示す第1組立て工程の分離斜視図である。
【図4】図2に示す3方向接合部位(イ)の分離斜視図
である。
【図5】図2に示す3方向接合部位(イ)の詳細な組立
て平面図と斜視図である。
【図6】(A)、(B)は、図2に示す4方向接合部位
(ロ)の詳細な分離斜視図と組立て斜視図である。
【図7】(A)、(B)は、図2に示す2方向接合部位
(ハ)の詳細な分離斜視図と組立て斜視図である。
【図8】(A)、(B)は、従来例の逆打ち工法による
地下構造の施工中の断面図と完成時の断面図である。
【符号の説明】
1 地盤 2 地下構造物全体 3 鋼管杭 3a 杭頂部 4 鋼真柱 4a 鋼真柱下端 5 掘削機械 6 仮設切り梁 7 コンクリート壁 8 鉄筋コンクリート 9 水平プレート 10 ウェブガセットプレート 11 隅肉溶接 12 地表レベル 13 鉄骨梁 13a 上フランジ 13b ウェブ 13c 下フランジ 14 内角部 15 ボルト孔 16 小突片 17 下部分割外ダイヤフラム 18 上部分割外ダイヤフラム 18a 上部分割第1ダイヤフラム 18b 上部分割第2ダイヤフラム 19 水平プレート 20 円弧状凹部 21 テーパ面 22 接合端縁 23 垂直プレート 24 固定ボルト 25 円弧状凹部 26 内角部 27 垂直プレート 28 円弧状凹部 29 第1内角部 30 第2内角部 31 水平プレート 32 突合せ端部 33 端縁部 34 垂直プレート 35 凹状切り欠き部 36 添接板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 27/12 E02D 29/04 Z E04B 1/24 (72)発明者 瓜生 隆幸 福岡県福岡市博多区住吉2丁目9番2号 株式会社アイ・エス内 (72)発明者 中村 博志 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 Fターム(参考) 2D041 AA02 DB02 2D046 CA01 2D047 AB04 AB08 2D049 EA02 EA09 EA10 FB03 FB05 FB14 GB08 GC01 GE04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎に鋼管杭を使用する構造物であっ
    て、地下部分の柱に鋼管杭をそのまま使用すると共に、
    地下部分の梁に鉄骨梁を使用して、当該鉄骨梁を前記鋼
    管杭に接合し、鋼管杭が外周の土と接する部分について
    は鋼管杭の外側にコンクリート壁を設けることによっ
    て、地下構造物の全部または一部を鉄骨造としたことを
    特徴とする鋼管杭を柱に利用した構造物。
  2. 【請求項2】 前記地下構造物は、逆打ち工法で構築さ
    れ、前記鉄骨梁は、前記鋼管杭の地中への打設後掘削に
    より露呈した部位にダイヤフラムにて接合されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の鋼管杭を柱に利用した
    構造物。
  3. 【請求項3】 前記鋼管杭と鉄骨梁は、分割された外ダ
    イヤフラムを鋼管杭と鉄骨梁上下フランジ間に架け渡
    し、それぞれ溶接することにより一体化することを特徴
    とする請求項1または2に記載の鋼管杭を柱に利用した
    構造物。
  4. 【請求項4】 前記分割された外ダイヤフラムは、鉄骨
    梁フランジ面内に分割線を持ち、前記鋼管杭と分割外ダ
    イヤフラム、分割外ダイヤフラムと各鉄骨梁をそれぞれ
    隅肉溶接で接合することにより一体化することを特徴と
    する請求項3記載の鋼管杭を柱に利用した構造物。
  5. 【請求項5】 前記鋼管杭にコンクリートを充填したこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の鋼管
    杭を柱に利用した構造物。
  6. 【請求項6】 前記鋼管杭をそのまま地上部に延長し、
    地上部柱として使用することを特徴とする請求項1〜5
    の何れか1項に記載の鋼管杭を柱に利用した構造物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項に記載の構造
    物の施工法であって、梁取付用のウェブガセットプレー
    トと、上下の分割外ダイヤフラムとを用いて、前記ウェ
    ブガセットプレートと前記下部分割ダイヤフラムを一体
    化して現場にて鋼管杭に仮支持させたうえ、前記鋼管杭
    と下部分割ダイヤフラム、および鋼管杭とウェブガセッ
    トプレートを溶接接合し、その後、鉄骨梁と上部分割外
    ダイヤフラムを下部分割ダイヤフラムの上に乗せ掛けて
    溶接接合で一体化する鋼管杭を柱に利用した構造物の施
    工法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の施工法において、鋼管
    杭にボルト孔を有する小突片を溶接接合し、この小突片
    のボルト孔と、下部分割ダイヤフラムに固着した前記ウ
    ェブガセットプレートのボルト孔にボルトを挿通するこ
    とで、両部材を仮支持したうえ、当該ウェブガセットプ
    レートと下部分割ダイヤフラムを鋼管杭に溶接接合して
    一体化することを特徴とする鋼管杭を柱に利用した構造
    物の施工法。
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