JP2002171626A - 既設管への線材敷設方法及び下水道管への光ファイバーケーブル敷設方法 - Google Patents

既設管への線材敷設方法及び下水道管への光ファイバーケーブル敷設方法

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JP2002171626A
JP2002171626A JP2000365396A JP2000365396A JP2002171626A JP 2002171626 A JP2002171626 A JP 2002171626A JP 2000365396 A JP2000365396 A JP 2000365396A JP 2000365396 A JP2000365396 A JP 2000365396A JP 2002171626 A JP2002171626 A JP 2002171626A
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JP
Japan
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pipe
wire
cable
optical fiber
fixing
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Application number
JP2000365396A
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English (en)
Inventor
Kaoru Horai
馨 蓬莱
Hachihide Katayama
八英 片山
Akio Kaneko
彰夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOLE KOGYO KK
Original Assignee
MOLE KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下水道管の内部に光ファイバーケーブルを簡
便、確実かつ安価に敷設する。 【解決手段】 本管2の上流側人孔8と下流側人孔10
との間にガイド紐を通す。次に、下流側人孔において、
ガイド紐の一端と光ファイバーケーブル14とを連結す
る。その後、ガイド紐の他端を引っ張って本管の上流側
人孔と下流側人孔との間に光ファイバーケーブルを通
す。さらに、台車30を本管内で走行させ、この台車3
0から繰り出す固定用具38によって光ファイバーケー
ブルを所定間隔毎に本管内の上部に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中、海中などに
既に設置されている管(既設管)の内部に線材を敷設す
る方法に関し、特に、下水道管の内部に光ファイバーケ
ーブルを敷設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、下水道管の内部に光ファイバーケ
ーブルを敷設することにより、大規模な光ファイバーネ
ットワークを構築することが計画されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下水道管の内
部に光ファイバーケーブルを簡便、確実かつ安価に敷設
する方法は従来提案されていなかった。
【0004】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、下水道管等の既設管の内部に光ファイバーケー
ブル等の線材を簡便、確実かつ安価に敷設することがで
きる方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、下記(1)〜(2)に示す既設管への線材
敷設方法を提供する。 (1)既設管の内部に線材を敷設する方法であって、既
設管内にガイド紐を通し、このガイド紐の一端と線材又
は線材を固定した支持体とを連結した後、ガイド紐の他
端を引っ張って既設管内に線材を通す通線工程と、管内
の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上げ手段と、
線材を管内の上部に固定する固定用具を管内に配設する
固定用具配設手段とを有する台車を既設管内で走行さ
せ、該台車の線材押し上げ手段により通線工程で既設管
内に通した線材を既設管内の上部に押し上げつつ、固定
用具配設手段で固定用具を既設管内に配設することによ
り、該固定用具によって線材を所定間隔毎に既設管内の
上部に固定する線材固定工程とを具備することを特徴と
する既設管への線材敷設方法。
【0006】(2)本管及び分岐管を有する既設管の内
部に線材を敷設する方法であって、本管の一端側と他端
側との間に本管用ガイド紐、分岐管の先端側と本管の一
端側との間に分岐管用ガイド紐を通し、本管の一端側に
おいて、本管用ガイド紐の一端と本管用線材又は該線材
を固定した支持体とを連結するとともに、分岐管用ガイ
ド紐の一端と分岐管用線材又は該線材を固定した支持体
とを連結した後、本管用ガイド紐及び分岐管用ガイド紐
の他端を引っ張って本管の一端側と他端側との間に本管
用線材、分岐管の先端側と本管の一端側との間に分岐管
用線材を通す通線工程と、管内の線材を管内の上部に押
し上げる線材押し上げ手段と、線材を管内の上部に固定
する固定用具を管内に配設する固定用具配設手段とを有
する台車を本管及び/又は分岐管内で走行させ、該台車
の線材押し上げ手段により通線工程で管内に通した線材
を管内の上部に押し上げつつ、固定用具配設手段で固定
用具を管内に配設することにより、該固定用具によって
線材を所定間隔毎に管内の上部に固定する線材固定工程
とを具備することを特徴とする既設管への線材敷設方
法。
【0007】本発明に係る既設管への線材敷設方法は、
既設管内に通したガイド紐の一端と線材又はその支持体
とを連結し、ガイド紐の他端を引っ張って既設管内に線
材を通した後、既設管内を走行する台車を用いて線材を
既設管内の上部に固定するので、既設管の内部に線材を
簡便、確実かつ安価に敷設することができる。この場
合、既設管としては、例えば下水道管、上水道管、ガス
管、地中トンネル、海中トンネル等が挙げられる。線材
としては、例えば光ファイバーケーブル、電線ケーブル
等が挙げられる。また、ガイド紐の材質、太さ、長さ等
に限定はなく、線材の重量、長さ、種類等に応じて適宜
選択することができる。
【0008】また、本発明は、前記目的を達成するた
め、下記(3)〜(5)に示す下水道管への光ファイバ
ーケーブル敷設方法を提供する。 (3)下水道管の内部に光ファイバーケーブルを敷設す
る方法であって、下水道管内にガイド紐を通し、このガ
イド紐の一端と光ファイバーケーブル又は該ケーブルを
固定した支持体とを連結した後、ガイド紐の他端を引っ
張って下水道管内に光ファイバーケーブルを通すケーブ
ル挿通工程と、管内の線材を管内の上部に押し上げる線
材押し上げ手段と、線材を管内の上部に固定する固定用
具を管内に配設する固定用具配設手段とを有する台車を
下水道管内で走行させ、該台車の線材押し上げ手段によ
りケーブル挿通工程で下水道管内に通した光ファイバー
ケーブルを下水道管内の上部に押し上げつつ、固定用具
配設手段で固定用具を下水道管内に配設することによ
り、該固定用具によって光ファイバーケーブルを所定間
隔毎に下水道管内の上部に固定するケーブル固定工程と
を具備することを特徴とする下水道管への光ファイバー
ケーブル敷設方法。
【0009】(4)本管及び分岐管を有する下水道管の
内部に光ファイバーケーブルを敷設する方法であって、
本管の一端側と他端側との間に本管用ガイド紐、分岐管
の先端側と本管の一端側との間に分岐管用ガイド紐を通
し、本管の一端側において、本管用ガイド紐の一端と本
管用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支
持体とを連結するとともに、分岐管用ガイド紐の一端と
分岐管用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定し
た支持体とを連結した後、本管用ガイド紐及び分岐管用
ガイド紐の他端を引っ張って本管の一端側と他端側との
間に本管用光ファイバーケーブル、分岐管の先端側と本
管の一端側との間に分岐管用光ファイバーケーブルを通
すケーブル挿通工程と、管内の線材を管内の上部に押し
上げる線材押し上げ手段と、線材を管内の上部に固定す
る固定用具を管内に配設する固定用具配設手段とを有す
る台車を本管及び/又は分岐管内で走行させ、該台車の
線材押し上げ手段によりケーブル挿通工程で管内に通し
た光ファイバーケーブルを管内の上部に押し上げつつ、
固定用具配設手段で固定用具を管内に配設することによ
り、該固定用具によって光ファイバーケーブルを所定間
隔毎に管内の上部に固定するケーブル固定工程とを具備
することを特徴とする下水道管への光ファイバーケーブ
ル敷設方法。
【0010】(5)複数の人孔が接続された本管及び本
管と宅桝とを連結する分岐管を有する下水道管への光フ
ァイバーケーブル敷設方法であって、本管の上流側人孔
と下流側人孔との間に本管用ガイド紐、宅桝と下流側人
孔との間に分岐管用ガイド紐を通すガイド紐挿通工程
と、下流側人孔において、本管用ガイド紐の一端と本管
用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支持
体とを連結するとともに、分岐管用ガイド紐の一端と分
岐管用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した
支持体とを連結するケーブル連結工程と、本管用ガイド
紐の他端を引っ張って本管の上流側人孔と下流側人孔と
の間に本管用光ファイバーケーブルを通すともに、分岐
管用ガイド紐の他端を引っ張って宅桝と下流側人孔との
間に分岐管用光ファイバーケーブルを通すケーブル挿通
工程と管内の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上
げ手段と、線材を管内の上部に固定する固定用具を管内
に配設する固定用具配設手段とを有する台車を本管及び
/又は分岐管内で走行させ、該台車の線材押し上げ手段
によりケーブル挿通工程で管内に通した光ファイバーケ
ーブルを管内の上部に押し上げつつ、固定用具配設手段
で固定用具を管内に配設することにより、該固定用具に
よって光ファイバーケーブルを所定間隔毎に管内の上部
に固定するケーブル固定工程とを具備することを特徴と
する下水道管への光ファイバーケーブル敷設方法。
【0011】本発明に係る下水道管への光ファイバーケ
ーブル敷設方法は、下水道管内に通したガイド紐の一端
と光ファイバーケーブル又はその支持体とを連結し、ガ
イド紐の他端を引っ張って下水道管内に光ファイバーケ
ーブルを通した後、下水道管内を走行する台車を用いて
線材を下水道管内の上部に固定するので、下水道管の内
部に光ファイバーケーブルを簡便、確実かつ安価に敷設
することができる。この場合、ガイド紐の材質、太さ、
長さ等に限定はなく、線材の重量、長さ、種類等に応じ
て適宜選択することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明を用いて光ファイバ
ーケーブルを敷設する下水道管の一例を模式的に示す図
である。図1において2は本管、4は宅桝、6は本管2
と宅桝4とを連結する分岐管、8は本管2の上流側に接
続された上流側人孔(マンホール)、10は本管2の下
流側に接続された下流側人孔を示す。なお、宅桝とは図
2に示すように住居に設けられた下水道用の枡である。
【0013】本発明によって図1の下水道管に光ファイ
バーケーブルを敷設する手順は例えば下記のとおりであ
る。 (1)幹線ケーブル及び分岐ケーブルの固定 図3に示すように、地上部において、幹線ケーブル(本
管用光ファイバーケーブル)14及び分岐ケーブル(分
岐管用光ファイバーケーブル)16の所要箇所をインシ
ュロック18(プラスチック製結束部材の一種)、針金
等の結束部材を用いて固定する。ただし、分岐ケーブル
16の分岐管6を通って宅桝4に至る部分は幹線ケーブ
ル14に固定しない。なお、幹線ケーブル14と分岐ケ
ーブルとは場合によっては固定しなくてもよい。また、
必要に応じ、ステンレススチール製ワイヤロープ等の線
状支持体に幹線ケーブル14及び分岐ケーブル16の所
要箇所を固定し、この線状支持体に本管用ガイド紐(後
述)を連結してもよい。
【0014】(2)ガイド紐挿通工程 図4に示すように、先端に浮き20を付けた釣り糸22
を、上流側人孔8から下流側人孔10への水の流れを利
用して、本管2の上流側人孔8と下流側人孔10との間
に通す。下流側人孔10に釣り糸22が到着したら、上
流側人孔8の釣り糸22と本管用ガイド紐24とを結
び、下流側人孔10から釣り糸22を引っ張る。これに
より、本管2の上流側人孔8と下流側人孔10との間に
本管用ガイド紐24が挿通される。
【0015】また、先端に浮きを付けた釣り糸を、宅枡
4から下流側人孔10への水の流れを利用して、宅桝6
と下流側人孔10との間に通す。下流側人孔10に釣り
糸が到着したら、宅枡4の釣り糸と分岐管用ガイド紐と
を結び、下流側人孔10から釣り糸を引っ張る。これに
より、図5に示すように宅桝4と下流側人孔10との間
に分岐管用ガイド紐26が挿通される。
【0016】(3)ケーブル連結工程 図5に示すように、下流側人孔10において、本管用ガ
イド紐24の一端と幹線ケーブル14の端部とを連結す
る。また、分岐管用ガイド紐26の一端と分岐ケーブル
16の端部とを連結する。
【0017】(4)ケーブル挿通工程 図5に示すように、上流側人孔8から本管用ガイド紐2
4の他端を引っ張って、本管2の上流側人孔8と下流側
人孔10との間に幹線ケーブル14を通す。また、宅桝
4から分岐管用ガイド紐26の他端を引っ張って、宅桝
4と下流側人孔10との間に分岐ケーブル16を通す。
なお、本管2内において、幹線ケーブル14と分岐ケー
ブル16の所要箇所はインシュロック、針金等の結束部
材によって固定されている。
【0018】(5)ケーブル固定工程 図6はケーブル固定工程で用いる台車を示す模式的側面
図、図7は同台車の模式的正面図である。本例の台車3
0は線材押し上げ手段32及び固定用具配設手段34を
有する。線材押し上げ手段32は、内部に幹線ケーブル
14が挿入される枠体36を上端に有し、この枠体36
によって幹線ケーブル14を本管2内の上部に押し上げ
るものである。固定用具配設手段34は、固定用具38
を繰り出して本管2内に配設することにより、この固定
用具38によって幹線ケーブル14を所定間隔毎に本管
2内の上部に固定するものである。
【0019】上記固定用具38は、図8に示すように、
バネ作用を有する鋼材などにより形成されたほぼ円形リ
ング状のものであり、上部に幹線ケーブル14が配置さ
れる凹部40を有する。この固定用具38は、図9に示
すように縮められた状態で固定用具配設手段34に装着
されており、固定用具配設手段34から繰り出されたと
きに元の形状、大きさに復元して、本管2の内周壁に張
り付くものである。
【0020】本例の台車30は、ロープ連結部42にロ
ープ44を結んで引っ張ることにより、本管2内を図6
の矢印方向に走行するようになっている。この場合、本
例の台車30は、重り46及びそれに連動する車輪48
を備えており、走行時に台車30が傾くと重り46の作
用によって車輪48が傾斜方向と逆方向を向くことによ
り、台車30が方向を修正して本管2内を真っ直ぐに走
行するようになっている。なお、台車はモータ等を用い
て自走するようにしてもよい。
【0021】本工程では、上記台車30を用い、次のよ
うにしてケーブルを固定する。すなわち、図10に示す
ように、台車30を本管2内で走行させ、台車の線材押
し上げ手段によりケーブル挿通工程で本管内に通した幹
線ケーブル14を本管内の上部に押し上げつつ、固定用
具配設手段で固定用具38を本管内に配設することによ
り、固定用具によって幹線ケーブルを所定間隔毎に本管
内の上部に固定する。これにより、幹線ケーブルが下水
中に浸かるのを防止することができる。固定用具による
幹線ケーブルの固定間隔aに限定はないが、通常は5m
前後とする。
【0022】(6)固定用具のチューブによる被覆 上述したケーブル固定工程の後に、必要に応じ本工程を
行うことができる。図11に示すように、前記と同様に
して本管2の上流側人孔8と下流側人孔10との間に予
め通しておいたロープ50と、本管用の接着チューブ5
2とを結ぶ。上流側人孔8又は下流側人孔10からロー
プ50を引っ張り、接着チューブ52を固定用具38の
配設位置まで移動する。その後、接着チューブ52の管
内接着を行い、固定用具38を接着チューブ52で覆
う。本工程を行うことにより、固定用具38が管内に露
出しないようにすることができる。
【0023】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば下記のような変更が可能である。 (a)上記例では宅桝は1個であったが、宅桝の数に限
定はない。 (b)上記例では先端に浮きを付けた釣り糸を利用して
下水道管内にガイド紐を通したが、下水道管へのガイド
紐の挿通手段に限定はない。 (c)上記例では固定用具としてバネ作用を有する鋼材
などにより形成されたほぼ円形リング状のものを用いた
が、固定用具の材質、形状に限定はない。例えば、凹部
40を有さない円形リング状や略半円形としてもよい。 (d)上記例では台車を本管内でのみ走行させたが、同
様の台車を分岐管内でも走行させることができる。これ
により、前記と同様の固定用具によって分岐ケーブルを
所定間隔毎に分岐管内の上部に固定することができる。
この場合、分岐管内を走行させる台車としては、本管内
を走行させる台車と同一の機能を保有し、かつ分岐管の
内径に合わせて小型化したものを用いればよい。なお、
台車は分岐管内でのみ走行させてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、下水道
管等の既設管の内部に光ファイバーケーブル等の線材を
簡便、確実かつ安価に敷設することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバーケーブルを敷設する下水道管の一
例を模式的に示す図である。
【図2】宅桝及び分岐管を模式的に示す図である。
【図3】幹線ケーブル及び分岐ケーブルを固定した状態
を示す図である。
【図4】下水道管内にガイド紐を通す工程を示す図であ
る。
【図5】下水道管内に光ファイバーケーブルを通す工程
を示す図である。
【図6】ケーブル固定工程で用いる台車を示す模式的側
面図である。
【図7】図6の台車の模式的正面図である。
【図8】固定用具を示す正面図である。
【図9】固定用具を縮めた状態を示す正面図である。
【図10】台車を本管内で走行させ、固定用具によって
幹線ケーブルを所定間隔毎に本管内の上部に固定する状
態を模式的に示す図である。
【図11】接着チューブで固定用具を被覆する工程を示
す図である。
【符号の説明】
2 本管 4 宅桝 6 分岐管 8 上流側人孔 10 下流側人孔 14 幹線ケーブル 16 分岐ケーブル 24 本管用ガイド紐 26 分岐管用ガイド紐 30 台車 32 線材押し上げ手段 34 固定用具配設手段 38 固定用具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16L 1/00 G02B 6/00 351 (72)発明者 金子 彰夫 岡山県岡山市泉田55−10 株式会社モール 工業内 Fターム(参考) 2D063 BA11 BA31 2H038 CA68

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管の内部に線材を敷設する方法であ
    って、 既設管内にガイド紐を通し、このガイド紐の一端と線材
    又は線材を固定した支持体とを連結した後、ガイド紐の
    他端を引っ張って既設管内に線材を通す通線工程と、 管内の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上げ手段
    と、線材を管内の上部に固定する固定用具を管内に配設
    する固定用具配設手段とを有する台車を既設管内で走行
    させ、該台車の線材押し上げ手段により通線工程で既設
    管内に通した線材を既設管内の上部に押し上げつつ、固
    定用具配設手段で固定用具を既設管内に配設することに
    より、該固定用具によって線材を所定間隔毎に既設管内
    の上部に固定する線材固定工程とを具備することを特徴
    とする既設管への線材敷設方法。
  2. 【請求項2】 本管及び分岐管を有する既設管の内部に
    線材を敷設する方法であって、 本管の一端側と他端側との間に本管用ガイド紐、分岐管
    の先端側と本管の一端側との間に分岐管用ガイド紐を通
    し、本管の一端側において、本管用ガイド紐の一端と本
    管用線材又は該線材を固定した支持体とを連結するとと
    もに、分岐管用ガイド紐の一端と分岐管用線材又は該線
    材を固定した支持体とを連結した後、本管用ガイド紐及
    び分岐管用ガイド紐の他端を引っ張って本管の一端側と
    他端側との間に本管用線材、分岐管の先端側と本管の一
    端側との間に分岐管用線材を通す通線工程と、 管内の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上げ手段
    と、線材を管内の上部に固定する固定用具を管内に配設
    する固定用具配設手段とを有する台車を本管及び/又は
    分岐管内で走行させ、該台車の線材押し上げ手段により
    通線工程で管内に通した線材を管内の上部に押し上げつ
    つ、固定用具配設手段で固定用具を管内に配設すること
    により、該固定用具によって線材を所定間隔毎に管内の
    上部に固定する線材固定工程とを具備することを特徴と
    する既設管への線材敷設方法。
  3. 【請求項3】 下水道管の内部に光ファイバーケーブル
    を敷設する方法であって、 下水道管内にガイド紐を通し、このガイド紐の一端と光
    ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支持体と
    を連結した後、ガイド紐の他端を引っ張って下水道管内
    に光ファイバーケーブルを通すケーブル挿通工程と、 管内の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上げ手段
    と、線材を管内の上部に固定する固定用具を管内に配設
    する固定用具配設手段とを有する台車を下水道管内で走
    行させ、該台車の線材押し上げ手段によりケーブル挿通
    工程で下水道管内に通した光ファイバーケーブルを下水
    道管内の上部に押し上げつつ、固定用具配設手段で固定
    用具を下水道管内に配設することにより、該固定用具に
    よって光ファイバーケーブルを所定間隔毎に下水道管内
    の上部に固定するケーブル固定工程とを具備することを
    特徴とする下水道管への光ファイバーケーブル敷設方
    法。
  4. 【請求項4】 本管及び分岐管を有する下水道管の内部
    に光ファイバーケーブルを敷設する方法であって、 本管の一端側と他端側との間に本管用ガイド紐、分岐管
    の先端側と本管の一端側との間に分岐管用ガイド紐を通
    し、本管の一端側において、本管用ガイド紐の一端と本
    管用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支
    持体とを連結するとともに、分岐管用ガイド紐の一端と
    分岐管用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定し
    た支持体とを連結した後、本管用ガイド紐及び分岐管用
    ガイド紐の他端を引っ張って本管の一端側と他端側との
    間に本管用光ファイバーケーブル、分岐管の先端側と本
    管の一端側との間に分岐管用光ファイバーケーブルを通
    すケーブル挿通工程と、 管内の線材を管内の上部に押し上げる線材押し上げ手段
    と、線材を管内の上部に固定する固定用具を管内に配設
    する固定用具配設手段とを有する台車を本管及び/又は
    分岐管内で走行させ、該台車の線材押し上げ手段により
    ケーブル挿通工程で管内に通した光ファイバーケーブル
    を管内の上部に押し上げつつ、固定用具配設手段で固定
    用具を管内に配設することにより、該固定用具によって
    光ファイバーケーブルを所定間隔毎に管内の上部に固定
    するケーブル固定工程とを具備することを特徴とする下
    水道管への光ファイバーケーブル敷設方法。
  5. 【請求項5】 複数の人孔が接続された本管及び本管と
    宅桝とを連結する分岐管を有する下水道管への光ファイ
    バーケーブル敷設方法であって、 本管の上流側人孔と下流側人孔との間に本管用ガイド
    紐、宅桝と下流側人孔との間に分岐管用ガイド紐を通す
    ガイド紐挿通工程と、 下流側人孔において、本管用ガイド紐の一端と本管用光
    ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支持体と
    を連結するとともに、分岐管用ガイド紐の一端と分岐管
    用光ファイバーケーブル又は該ケーブルを固定した支持
    体とを連結するケーブル連結工程と、 本管用ガイド紐の他端を引っ張って本管の上流側人孔と
    下流側人孔との間に本管用光ファイバーケーブルを通す
    ともに、分岐管用ガイド紐の他端を引っ張って宅桝と下
    流側人孔との間に分岐管用光ファイバーケーブルを通す
    ケーブル挿通工程と管内の線材を管内の上部に押し上げ
    る線材押し上げ手段と、線材を管内の上部に固定する固
    定用具を管内に配設する固定用具配設手段とを有する台
    車を本管及び/又は分岐管内で走行させ、該台車の線材
    押し上げ手段によりケーブル挿通工程で管内に通した光
    ファイバーケーブルを管内の上部に押し上げつつ、固定
    用具配設手段で固定用具を管内に配設することにより、
    該固定用具によって光ファイバーケーブルを所定間隔毎
    に管内の上部に固定するケーブル固定工程とを具備する
    ことを特徴とする下水道管への光ファイバーケーブル敷
    設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015218983A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 積水化学工業株式会社 採熱システムの施工方法

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