JP2002170112A - 解像度変換プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、解像度変換装置および解像度変換方法 - Google Patents

解像度変換プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、解像度変換装置および解像度変換方法

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JP2002170112A
JP2002170112A JP2000368842A JP2000368842A JP2002170112A JP 2002170112 A JP2002170112 A JP 2002170112A JP 2000368842 A JP2000368842 A JP 2000368842A JP 2000368842 A JP2000368842 A JP 2000368842A JP 2002170112 A JP2002170112 A JP 2002170112A
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Kyoko Nakamura
恭子 中村
Hiroshi Hasegawa
弘 長谷川
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度が変換された画像の画質を向上させる
こと。 【解決手段】 複数の画像に主成分分析を施して生成さ
れたモデルを用いて解像度を変換する解像度変換プログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は、解
像度の異なる複数のモデルを用意するステップと、入力
された画像を受信するステップ(S11)と、入力され
た画像の解像度レベルを検出するステップ(S13)
と、入力された画像の特徴パラメータを取得するために
検出された解像度レベルに応じたモデルに入力された画
像を射影するステップ(S15)と、特徴パラメータの
取得に用いられたモデルとは異なるモデルに取得された
特徴パラメータを用いて画像を生成するステップ(S1
6)とをコンピュータに実行させる解像度変換プログラ
ムを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、解像度変換プロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、解
像度変換装置および解像度変換方法に関し、特に、複数
の画像に統計処理を施して生成されたモデルを用いて解
像度を変換する解像度変換プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体、解像度変換装置および解像
度変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、取扱うことができる画像の解像度
が異なる装置で互いに画像データを処理する場合、解像
度を変換する必要があった。この場合、たとえば、線形
補間や3次補間などの補間処理を画像データに施すこと
により、解像度を変換することが行なわれている。
【0003】また、解像度を変換する他の方法として、
特開平7−152907号公報には、入力画像に対して
ウェーブレット成分を予測し、解像度を高くした拡大画
像の高周波成分を補償する方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線形補
間や3次補間などの補間処理を画像に施す場合には、拡
大前の画像の解像度、または、拡大前の画像に平滑化処
理を施した画像の解像度のみしか得られないために、拡
大された画像において画像中のエッジがぼけたり、がた
つきが目立つといった問題があった。
【0005】また、特開平7−152907号公報に記
載の方法では、より解像度の高い画像に対応するウェー
ブレット成分を予測する必要がある。このウェーブレッ
ト成分を予測する場合には所定の学習処理の結果を利用
しなければならず、学習処理の結果が画質に影響を及ぼ
すといった問題があった。
【0006】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、解像度が変
換された画像の画質を向上させることが可能な解像度変
換プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体、解像度変換装置および解像度変換方法を提供するこ
とである。
【0007】また、この発明の他の目的は、画像の解像
度を容易に変換することが可能な解像度変換プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、解像度変
換装置および解像度変換方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、複数の画像に統計処
理を施して生成されたモデルを用いて解像度を変換する
解像度変換プログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体であって、解像度の異なる複数のモデルを用
意するステップと、入力された画像を受信するステップ
と、入力された画像の解像度レベルを検出するステップ
と、入力された画像の特徴パラメータを取得するために
検出された解像度レベルに応じたモデルに入力された画
像を射影するステップと、特徴パラメータの取得に用い
られたモデルとは異なるモデルに取得された特徴パラメ
ータを用いて画像を生成するステップとをコンピュータ
に実行させるための解像度変換プログラムを記録する。
【0009】この発明に従えば、解像度の異なる複数の
モデルが用意される。入力された画像の解像度レベルに
応じたモデルに入力された画像が射影されて入力された
画像の特徴パラメータが取得される。そして、取得され
た特徴パラメータを用いて特徴パラメータの取得に用い
られたモデルと異なるモデルで画像が生成される。この
ため、解像度が変換された画像の画質を向上させること
が可能な解像度変換プログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0010】好ましくは、解像度の異なる複数のモデル
を用意するステップは、統計処理を施して生成されたモ
デルを解像度変換するステップを有する。
【0011】この発明に従えば、解像度の異なる複数の
モデルは、統計処理を施して生成されたモデルを解像度
変換することにより生成される。解像度の異なるモデル
間では、同じ特徴パラメータで生成される画像は解像度
が異なるのみである。このため、1つのモデルから解像
度変換された複数のモデルが用いられるので、画像の解
像度を容易に変換することが可能な解像度変換プログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供す
ることができる。
【0012】好ましくは、解像度の異なる複数のモデル
を用意するステップは、複数の画像それぞれを解像度変
換し、各解像度の画像について統計処理を施してモデル
を生成するステップを有する。
【0013】この発明に従えば、解像度の異なる複数の
モデルは、複数の画像それぞれを解像度変換し、各解像
度の画像について統計処理を施して生成される。このた
め、複数の画像から生成された解像度の異なる複数のモ
デルが用いられるので、画像の解像度を容易に変換する
ことが可能な解像度変換プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0014】好ましくは、画像生成ステップは、検出さ
れた解像度レベルよりも解像度の高いモデルで画像を生
成する。
【0015】この発明に従えば、検出された解像度レベ
ルよりも解像度の高いモデルで画像が生成されるので、
解像度を高く変換する場合に画質を向上させることがで
きる。
【0016】好ましくは、複数の画像は、人の顔の画像
である。この発明に従えば、複数の画像を人の顔の画像
としたので、解像度が変換された顔画像の画質を向上さ
せることができる。
【0017】好ましくは入力された画像から顔領域を抽
出するステップと、入力された画像の解像度を変換する
ステップと、解像度変換された画像と生成ステップによ
り生成された画像とを合成するステップとをさらに含
む。
【0018】この発明に従えば、入力された画像から顔
領域が抽出され、入力された画像の解像度が変換され
る。そして、解像度変換された画像と生成ステップによ
り生成された画像とが構成される。このため、入力され
た画像に人の顔が含まれる場合には、人の顔画像の画質
を向上させることができる。
【0019】この発明の他の局面によれば、解像度変換
装置は、解像度の異なる複数のモデルを用意する手段
と、入力された画像を受信する受信手段と、入力された
画像の解像度レベルを検出する検出手段と、入力された
画像の特徴パラメータを取得するために検出された解像
度レベルに応じたモデルに入力された画像を射影する射
影手段と、特徴パラメータの取得に用いられたモデルと
は異なるモデルに取得された特徴パラメータを用いて画
像を生成する画像生成手段とを含む。
【0020】この発明に従えば、解像度の異なる複数の
モデルが用意される。入力された画像の解像度レベルに
応じたモデルに入力された画像が射影されて入力された
画像の特徴パラメータが取得される。そして、取得され
た特徴パラメータを用いて特徴パラメータの取得に用い
られたモデルと異なるモデルで画像が生成される。この
ため、解像度が変換された画像の画質を向上させること
が可能な解像度変換装置を提供することができる。
【0021】この発明のさらに他の局面によれば、複数
の画像に統計処理を施して生成されたモデルを用いて解
像度を変換する解像度変換方法であって、解像度の異な
る複数のモデルを用意するステップと、入力された画像
を受信するステップと、入力された画像の解像度レベル
を検出するステップと、入力された画像の特徴パラメー
タを取得するために検出された解像度レベルに応じたモ
デルに入力された画像を射影するステップと、特徴パラ
メータの取得に用いられたモデルとは異なるモデルで取
得された特徴パラメータを用いて画像を生成するステッ
プとを含む。
【0022】この発明に従えば、解像度の異なる複数の
モデルが用意される。入力された画像の解像度レベルに
応じたモデルに入力された画像が射影されて入力された
画像の特徴パラメータが取得される。そして、取得され
た特徴パラメータを用いて特徴パラメータの取得に用い
られたモデルと異なるモデルで画像が生成される。この
ため、解像度が変換された画像の画質を向上させること
が可能な解像度変換方法を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0024】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
る解像度変換装置のハード構成を示すブロック図であ
る。図1を参照して、解像度変換装置は、制御部100
と、人の顔の画像を入力するための画像入力部101
と、装置の使用者がデータや種々の指示を入力するため
の操作部102と、制御部100で実行するプログラム
の記録や制御部でプログラムを実行するために必要な情
報等の記憶のための記憶部103と、画像を出力するた
めの出力部104と、外部記憶装置105とを含む。
【0025】制御部100は、中央演算装置(CPU)
であり、解像度変換装置の全体を制御する。画像入力部
101は、イメージスキャナであり、ライン型のCCD
(Charge Coupled Device)センサを有し、顔が撮影さ
れた写真等を読込み、2次元の顔画像データを出力す
る。なお、実際の人物の顔を撮影して2次元の画像を出
力することができるデジタルカメラ等を用いることもで
きる。さらに、外部のイメージスキャナやデジタルカメ
ラ等と接続するための入力端子であってもよい。
【0026】記憶部103は、制御部100で実行する
ためのプログラムを記憶する読出専用メモリ(ROM)
と、制御部100でプログラムを実行するために必要な
変数等を一時記憶するためのランダムアクセスメモリ
(RAM)と、種々のデータを記憶するためのハードデ
ィスク等からなる。
【0027】出力部104は、画像入力部101で入力
された画像、または、解像度変換処理などの画像処理さ
れた後の画像を表示するためのブラウン管または液晶表
示装置などのディスプレイである。また、ディスプレイ
とともにプリンタを用いてもよい。操作部は、キーボー
ドまたはマウス等のポインティングデバイスである。
【0028】外部記憶装置105は、記録媒体106に
記録された制御部100で実行するためのプログラムま
たは2次元の顔画像データ等を読込むための光磁気ディ
スクドライブ、または、デジタルビデオディスクドライ
ブなどである。また、制御部100で解像度変換処理を
行なった後の顔画像等を書込むことができる。
【0029】なお、記録媒体106としては、磁気テー
プやカセットテープなどのテープ系、磁気ディスク(フ
レキシブルディスク、ハードディスク)や光ディスク
(CD−ROM/MO/MD/DVD等)などのディス
ク系、ICカード(メモリカードを含む)や光カードな
どのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、E
EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ等の
固定的にプログラムを担持する媒体を用いることもでき
る。また、ネットワークからプログラムがダウンロード
されるように、流動的にプログラムを担持する媒体であ
ってもよい。外部記憶装置は、このような記録媒体10
6から情報を読み込みまたは書き込みできるように、記
録媒体106に対応する。
【0030】図2は、本実施の形態における解像度変換
装置のモデル構成機能の概要を示す機能ブロック図であ
る。解像度変換装置は、画像入力部で入力された画像の
特徴データを元に主成分分析を行なうことにより求めら
れた基底ベクトルで表わされるモデルを生成するための
モデル構成部115と、生成されたモデルを用いて解像
度の異なるモデルを生成するための階層モデル生成部1
13とを含む。
【0031】モデル構成部115で生成されたモデル
は、基底に対応する固有ベクトルで定義される。このモ
デルを構成する基底に対応する固有ベクトルと、階層モ
デル生成部113で生成されたモデルを構成する基底に
対応する固有ベクトルとは、記憶部103に記憶され
る。また、画像入力部101で入力され、モデルの生成
に用いられた顔画像は、モデルにおける特徴パラメータ
とともに記憶部103に記憶される。
【0032】モデル構成部115は、画像入力部101
で入力された複数の顔画像について、入力された画像の
特徴データを用いて、主成分分析を行なう。特徴データ
は、たとえば、画素ごとの座標と画素値を含む。したが
って、解像度が高ければ特徴データの数が多くなる。主
成分分析の結果、求められる正規直交座標系をモデルと
して記憶部103に記憶する。また、画像入力部101
で入力された画像データと、それぞれの画像データに対
応する特徴データおよびモデルにおける特徴パラメータ
とを対応付けて記憶部103に記憶する。
【0033】図3は、本実施の形態における解像度変換
装置で行なわれるモデル構成処理の流れを示すフローチ
ャートである。図3を参照して、画像入力部101で基
準顔画像が入力される(ステップS01)。ここで、基
準顔画像とは、モデル構成部115でモデルを構成する
ために用いられる顔画像をいい、基準顔画像は複数あ
る。
【0034】そして、画像入力部101で入力された基
準顔画像が正規化される(ステップS02)。正規化と
は、入力された基準顔画像の大きさを所定の基準に合せ
ることをいう。具体的には、顔画像の両面の間隔を所定
の値に合せることにより行なわれる。ここでは、正規化
は、基準顔画像の縮小のみが行なわれ、拡大することは
行なわれない。より好ましくは、基準顔画像の解像度は
すべて同じであることが望ましい。
【0035】次に、画像入力部101で入力された基準
画像について、各画素の座標と濃度値とが特徴データと
して入力される(ステップS03)。
【0036】次のステップS04では、他に入力するべ
き基準顔画像があるか否かが判断される。これは、使用
者が操作部102より入力する信号をもとに判断され
る。他に入力する基準顔画像がある場合には、上述のス
テップS01〜S03の処理が新たに入力される基準顔
画像について施される。他に入力されるべき基準顔画像
がない場合には、ステップS05に進む。ステップS0
1〜ステップS03の処理を複数の基準顔画像に対して
行うことで、複数の基準顔画像ごとに特徴データが入力
される。
【0037】ステップS05では、画像入力部101で
入力された基準顔画像のすべての特徴データに対して主
成分分析が行われる。主成分分析は公知の統計的手法で
あるので、ここでは説明を省略する。ステップS05で
主成分が抽出されると、ステップS06で寄与率の合計
がしきい値Tよりも大きいか否かが判断される。したが
って、寄与率の合計がしきい値Tより大きくなるまでス
テップS05で主成分分析が繰返し行なわれる。
【0038】寄与率がしきい値Tより大きくなった場合
には、ステップS07で主成分を表わす基底に対応する
固有ベクトルが記憶部103に記憶される。記憶部10
3に記憶される基底に対する固有ベクトルにより、モデ
ルが構成される。
【0039】そして次のステップS09では、ステップ
S01で入力された基準顔画像についてモデルにおける
特徴パラメータが求められ、基準顔画像と特徴パラメー
タとが対応付けられて記憶部103に記憶される。
【0040】このようにして、基準顔画像からモデルが
生成され、モデルを生成するために用いられた基準顔画
像とその特徴パラメータとを関連付けたデータを含む顔
画像のデータベースが作成される。なお、基準顔画像
は、すべて異なる人物の顔でもよく、同一人の顔画像で
あってもよい。同一人の顔画像の場合には、同一人の顔
画像を表わす特徴パラメータのモデルにおける分布は、
表情の違いにより、クラスタ状に近い範囲で分布するこ
とになる。
【0041】このように生成されたモデルについては、
T.F. Cootes et al.,“Active Appearance models”,
“In Burkhardt and Neumann, editors, Computer Visi
on-ECCV '98”, Vo1. II, Frieburg, Germany, 1999に
記載されている。このコートらが提案するアクティブ・
アピアランス・モデル(AAM)は、入力された2次元
の画像をモデルに射影することにより、入力された2次
元の画像の特徴パラメータを求めることができる。より
具体的には、入力画像と任意のモデルパラメータを用い
てモデルで生成された推定モデルとの残差が求められ
る。求められた残差と、モデルパラメータの残差をなく
すための変動量との関連を予め学習しておくことによ
り、高速に入力された画像に対する特徴パラメータを導
出するものである。
【0042】生成されたモデルを構成する基底それぞれ
に対する固有ベクトルは、入力された画像を解像度変換
を行なうのと同様に、解像度変換を行なうことができ
る。モデルを構成する基底それぞれに対する固有ベクト
ルを解像度変換したものを、より解像度の低い低次元の
モデルとして利用する。これをモデルの階層化という。
【0043】画像の階層化では、一般的に画像にガウス
フィルタを施した後、1画素ごとに間引きして縮小画像
を生成し、これを所定回数繰返すことで、複数の階層の
縮小画像が作成される。このようにして作成された複数
の階層の縮小画像は、ガウシアンピラミッドと呼ばれ
る。
【0044】図4は、ガウシアンピラミッドを模式的に
示す図である。図4を参照して、レベル0、レベル1、
レベル2およびレベル3の順に、画像の解像度が小さく
なる。
【0045】これに対してモデルの階層化は、次のよう
にして行なうことができる。主成分分析によって得られ
た基底と特徴パラメータと画像の関係は、式(1)で表
わすことができる。この場合、基底に対する固有ベクト
ルを、画像の階層化の場合と同様に解像度変換すること
ができる。
【0046】画像の階層化と同様に、正規直交基底を構
成する固有ベクトル0〜nに対して、ガウスフィルタを
施し、固有ベクトルの成分を間引きして階層化した正規
直交基底を作成する。この場合、固有ベクトルの成分が
減少するが、固有ベクトルの数は変化しないので、それ
ぞれの階層で共通の特徴パラメータを用いることができ
る。したがって、モデルを階層化することにより求めら
れたそれぞれのモデルで共通の特徴パラメータを用いる
ことができる。また、階層化されたそれぞれのモデルで
同じ特徴パラメータを用いて画像を生成すれば、生成さ
れる画像自体は画像の階層化で生成されるガウシアンピ
ラミッドを構成することになる。
【0047】式(2)は、式(1)で表されたモデルを
階層化することにより生成される解像度が1/4に変換
されたモデルの基底、特徴ベクトル、画像ベクトルとの
関係を示す。
【0048】式(2)と式(1)とを比較して明らかな
ように、特徴ベクトルの次元数に変化はない。これに対
して、それぞれのモデルの基底に対する固有ベクトルの
次元が、解像度変換後には、変換前の1/4となってい
る。一方、固有ベクトルの数に変化はない。そして、画
像ベクトルの次元が、変換前の1/4倍となっている。
【0049】
【数1】
【0050】モデルの階層化については、他の方法が考
えられる。まず、モデルを生成するための画像につい
て、ガウシアンピラミッドを作成する画像の階層化を行
なう。次に、作成されたガウシアンピラミッドの各階層
ごとの画像群に対してそれぞれ主成分分析を行なってモ
デルを生成する。この方法で作成された階層化モデルで
は、モデルの基底に対応する固有ベクトルは、同じ画像
であっても階層ごとに異なる。このため、一つの画像に
ついてすべての階層で共通の特徴パラメータを用いるこ
とはできない。これに対応するために、ある画像のある
階層モデルでの特徴パラメータと別の階層での特徴パラ
メータとの関係を、予めニューラルネットなどを用いて
学習しておくことにより、階層間を関連付ける必要があ
る。これにより、階層モデル間が関連付けられるので、
一つの画像に対応する特徴パラメータを一つの階層モデ
ルで求めることにより、その画像の他の階層モデルの特
徴パラメータを求めることができる。
【0051】図5は、本実施の形態における解像度変換
装置の解像度変換機能の概要を示すブロック図である。
解像度変換装置は、画像入力部101で入力された画像
から顔が表された顔領域を抽出する顔領域抽出部151
と、顔以外の背景が表された背景領域を線形補間または
3次補間により補間して画像を拡大する画像拡大部15
3と、顔領域抽出部151で抽出された顔領域の画像
を、記憶部103に記憶されたモデルに射影して特徴パ
ラメータを導出するための特徴パラメータ導出部155
と、記憶部103に記憶されている他のモデルに特徴パ
ラメータ導出部155で求められた特徴パラメータを用
いて画像を生成する画像生成部157と、画像生成部1
57で生成された画像と画像拡大部153で拡大された
画像とを合成する画像合成部159と、合成された画像
を出力するための出力部104とを含む。
【0052】記憶部103には、上述したモデル構成処
理において生成されたモデルと、モデルの階層化により
解像度変換された複数のモデルとが、階層化モデルとし
て記憶されている。
【0053】顔領域抽出部151は、画像入力部101
で入力された画像から顔が表わされた顔領域を抽出し、
顔領域の画像を特徴パラメータ導出部155に送信し、
顔以外の背景領域の画像を画像拡大部153に送信す
る。
【0054】画像拡大部153では、顔領域抽出部15
1より受信した背景領域の画像を線形補間または3次補
間することにより、背景領域の画像の解像度を変換す
る。ここでは、解像度を高くする画像拡大が行なわれ
る。特徴パラメータ導出部155では、顔領域抽出部1
51より受信した顔領域の画像の解像度に対応するモデ
ルを、記憶部103に記憶されている階層化モデルの中
から抽出し、抽出されたモデルに顔領域の画像を射影す
る。この射影は、上述した特徴パラメータの導出処理を
用いて行なわれる。すなわち、顔領域の画像と、任意の
特徴パラメータを用いてモデルで生成されるモデル画像
との残差を求め、求められた残差に基づき特徴パラメー
タの変動量を求め、求められた変動量に基づき顔領域の
画像に対応する特徴パラメータを導出する。
【0055】画像生成部157では、記憶部103に記
憶されている階層化モデルのうち、所望の解像度で表わ
されるモデルを抽出し、抽出されたモデルに特徴パラメ
ータ導出部155で導出された特徴パラメータを用いて
画像を生成する。画像生成部157で生成される顔画像
の解像度と、画像拡大部153で拡大される背景領域の
画像の解像度とは同じである。
【0056】画像合成部159は、画像生成部157で
生成された顔領域の画像と画像拡大部153で拡大され
た背景領域の画像とを合成する。そして、合成された画
像は出力部104に出力され、ディスプレイで表示また
はプリンタで印刷される。
【0057】図6は、本実施の形態における解像度変換
装置で行なわれる解像度変換処理を模式的に示した図で
ある。図6を参照して、階層化モデルは、モデル16
1、モデル161よりも解像度が高いモデル162、モ
デル162よりも解像度が高いモデル163を含む。モ
デル161は解像度レベル0であり、モデル162は解
像度レベル1であり、モデル163は解像度レベル2で
ある。モデル163の解像度はモデル162の4倍であ
り、モデル162の解像度はモデル161の4倍であ
る。この場合、モデル163が図3に示したモデル構成
処理により生成される。そして、モデルの階層化は、モ
デル163を解像度変換することによりモデル162と
モデル161とが求められる。
【0058】入力画像165について、入力画像165
の解像度に対応するモデル161が抽出され、モデル1
61に入力画像165が射影される。この射影により特
徴パラメータ167が求められる。そして、モデル16
3で求められた特徴パラメータ167を用いて画像を生
成することにより、画像169が生成される。この結
果、画像169の解像度は、入力画像165の16倍と
なる。また、モデル162で特徴パラメータ167を用
いて生成される画像の解像度は、入力画像165の4倍
となる。
【0059】図7は、本実施の形態における解像度変換
装置で行なわれる解像度変換処理の流れを示すフローチ
ャートである。図7を参照して、解像度変換装置では、
画像入力部101で画像が入力される(ステップS1
1)。そして、入力された画像は、顔領域抽出部151
で顔領域の画像が抽出される(ステップS12)。
【0060】顔領域の画像に対応する基準のモデルサイ
ズが決定される(ステップS13)。モデルサイズと
は、記憶部103に記憶されている階層化モデルのう
ち、顔領域の画像の解像度に対応するモデルの大きさを
いう。階層化モデルは、上述したとおり解像度により階
層化されている。階層化モデルのそれぞれのモデルの解
像度と画像の解像度とが対応している。したがって、ス
テップS13では、顔領域の画像の解像度に基づき、顔
領域の画像の解像度に対応するモデルが階層化モデルの
中から決定される。顔領域の画像の解像度に対応するモ
デルは、顔領域の画像の解像度よりも解像度が小さく、
最も近い解像度のモデルである。
【0061】そしてステップS14では、顔画像のフィ
ルタリングが行なわれる。ここでは、モデルと整合させ
るためにガウスフィルタリング処理が行なわれる。
【0062】そして、特徴パラメータ導出部155にお
いて、ステップS13で決定されたモデルに顔領域の画
像を射影することにより、特徴パラメータが導出され
る。
【0063】ステップS16では、ステップS13で決
定されたモデルよりも上位階層のモデルが画像生成部1
57により抽出され、画像が生成される。上位階層のモ
デルとは、解像度がより高いモデルをいう。ここで抽出
される上位階層のモデルは、顔領域の画像を拡大する倍
率により決定される。すなわち、解像度を2倍に変換す
る場合には、解像度が2倍のモデルが上位階層のモデル
として抽出される。そして抽出された上位階層のモデル
にステップS15で導出された特徴パラメータを用いて
画像が生成される。
【0064】次に、画像拡大部153により顔領域以外
の背景領域の画像が線形補間または3次補間されること
により、解像度変換される(ステップS17)。ここで
の解像度変換は、ステップS16で上位階層のモデルの
抽出の場合と同様に、顔領域の画像を拡大する倍率によ
り決定される。したがって、顔領域の画像と背景領域の
画像との解像度が同じとなる。
【0065】ステップS18では、ステップS16で生
成された顔領域の画像とステップS17で解像度変換さ
れた背景領域の画像とが合成され、出力部104に出力
される。
【0066】なお、本実施の形態においては、顔画像の
解像度変換について説明したが、これに限定されるわけ
ではなく、あらゆる被写体について適用することができ
る。
【0067】以上説明したとおり、本実施の形態におけ
る解像度変換装置においては、入力された画像を階層化
されたモデルを使って拡大するので、ぼけのない画像を
生成することができる。また、モデルを解像度ごとに階
層化しておくことにより、すべての階層において特徴パ
ラメータを共通に用いることができる。このため、1つ
の画像に対していずれかのモデルで特徴パラメータを求
めさえすれば、求められた特徴パラメータを他のモデル
で共通に用いることができ、画像の解像度を容易に変換
することができる。
【0068】また、本実施の形態における解像度変換装
置で行なわれる処理は、プログラムで記述し、コンピュ
ータでそのプログラムを実行させることにより、上述し
た解像度変換処理と同様の機能を実現することができ
る。
【0069】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の1つにおける解像度変換装置
のハード構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態における解像度変換装置のモデ
ル構成機能の概要を示す機能ブロック図である。
【図3】 本実施の形態における解像度変換装置で行な
われるモデル構成処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】 ガウシアンピラミッドを模式的に示す図であ
る。
【図5】 本実施の形態における解像度変換装置の解像
度変換機能の概要を示す機能ブロック図である。
【図6】 本実施の形態における解像度変換装置の解像
度変換処理を模式的に示した図である。
【図7】 本実施の形態における解像度変換装置で行わ
れる解像度変換処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 制御部、101 画像入力部、102 操作
部、103 記憶部、104 出力部、105 外部記
憶装置、106 記録媒体、113 階層モデル生成
部、115 モデル構成部、151 顔領域抽出部、1
53 画像拡大部、155 特徴パラメータ導出部、1
57 画像生成部、159 画像合成部、161,16
2,163 モデル、165 入力画像、167 特徴
パラメータ、169 画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CC03 CD05 CD06 CD07 CE06 CE08 CH08 CH11 CH18 DA16 DC01 5C076 AA13 AA21 AA22 BA06 BB06 BB15 BB40 CA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像に統計処理を施して生成され
    たモデルを用いて解像度を変換する解像度変換プログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であっ
    て、 解像度の異なる複数のモデルを用意するステップと、 入力された画像を受信するステップと、 前記入力された画像の解像度レベルを検出するステップ
    と、 前記入力された画像の特徴パラメータを取得するために
    前記検出された解像度レベルに応じたモデルに前記入力
    された画像を射影するステップと、 前記特徴パラメータの取得に用いられたモデルとは異な
    るモデルに前記取得された特徴パラメータを用いて画像
    を生成するステップとをコンピュータに実行させるため
    の解像度変換プログラムを記録したコンピュータ読取可
    能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 解像度の異なる複数のモデルを用意する
    前記ステップは、統計処理を施して生成されたモデルを
    解像度変換するステップを有する、請求項1に記載の解
    像度変換プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 解像度の異なる複数のモデルを用意する
    前記ステップは、複数の画像それぞれを解像度変換し、
    各解像度の画像について統計処理を施してモデルを生成
    するステップを有する、請求項1に記載の解像度変換プ
    ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記画像生成ステップは、前記検出され
    た解像度レベルよりも解像度の高いモデルで画像を生成
    する、請求項1に記載の解像度変換プログラムを記録し
    たコンピュータ読取可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記複数の画像は、人の顔の画像であ
    る、請求項1に記載の解像度変換プログラムを記録した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記入力された画像から顔領域を抽出す
    るステップと、 前記入力された画像の解像度を変換するステップと、 前記解像度変換された画像と前記生成ステップにより生
    成された画像とを合成するステップとをさらに含む、請
    求項5に記載の解像度変換プログラムを記録したコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 解像度の異なる複数のモデルを用意する
    手段と、 入力された画像を受信する受信手段と、 前記入力された画像の解像度レベルを検出する検出手段
    と、 前記入力された画像の特徴パラメータを取得するために
    前記検出された解像度レベルに応じたモデルに入力され
    た画像を射影する射影手段と、 前記特徴パラメータの取得に用いられたモデルとは異な
    るモデルに前記取得された特徴パラメータを用いて画像
    を生成する画像生成手段とを含む、解像度変換装置。
  8. 【請求項8】 複数の画像に統計処理を施して生成され
    たモデルを用いて解像度を変換する解像度変換方法であ
    って、 解像度の異なる複数のモデルを用意するステップと、 入力された画像を受信するステップと、 前記入力された画像の解像度レベルを検出するステップ
    と、 前記入力された画像の特徴パラメータを取得するために
    前記検出された解像度レベルに応じたモデルに前記入力
    された画像を射影するステップと、 前記特徴パラメータの取得に用いられたモデルとは異な
    るモデルに前記取得された特徴パラメータを用いて画像
    を生成するステップとを含む、解像度変換方法。
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