JP2002162281A - 水道水量管理システム - Google Patents

水道水量管理システム

Info

Publication number
JP2002162281A
JP2002162281A JP2000356282A JP2000356282A JP2002162281A JP 2002162281 A JP2002162281 A JP 2002162281A JP 2000356282 A JP2000356282 A JP 2000356282A JP 2000356282 A JP2000356282 A JP 2000356282A JP 2002162281 A JP2002162281 A JP 2002162281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
time
management system
flow
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000356282A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Shin
数馬 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000356282A priority Critical patent/JP2002162281A/ja
Publication of JP2002162281A publication Critical patent/JP2002162281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水の節水意識の向上がさけばれる中、使
用者自身は節水目標を掲げても都度都度の実使用量が分
からないため効果確認が困難であり、結局節水意識が低
下してしまうという問題があった。また、漏水や蛇口の
閉め忘などで意図せぬ吐水が継続していても気づかずに
過ごすことがあった。本発明は、このような無駄水を解
消し、使用者に更なる節水意識を向上させることを目的
とする。 【解決手段】 使用者が水道水の利用にあたって、水使
用量や水道料金、通水時間などの目標を設定できるよう
にし、使用実績も簡単に確認できるようにする。月々の
使用量や夜中などの不使用時間帯での使用を制限するこ
とによって無駄水を防止し、節水意識の向上を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水を使用する
場合の水道水量管理システムに係り、特に無駄水の防止
や節水意識を促がす方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水資源の確保のために漏水の防止
や節水が重要視されている。従来、水道水の節水を促が
す方法として特開平5−164591のように水道水使
用量の表示を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような方式では使用者が自身で月々の使用量や水道料金
等の目標を立てても、目標到達したことに気づかずに使
用しつづけることがあった。また、夜間の通水を使用者
の思うように制御できず、蛇口の閉めが不十分で無駄な
水が流れていても気づかないことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1は、水道管を流れる水の流量を計測する流
量計測手段と、前記流量計測手段の出力によって積算通
水量を演算する制御手段と、管理する通水情報とその期
間を設定する設定手段と、前記期間を計時する計時手段
と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する表示手段
と、報知手段を備え、前記設定手段によって設定された
所定の期間内の通水情報と、前記所定の期間内に実際に
使用した水道水の通水情報の関係が所定の条件を満足し
たときに前記報知手段を駆動することとしたので使用者
が管理したい項目を設定し、水道使用に関する目標を立
て、更にその目標に対する実績が所定の値の場合に報知
することとした。
【0005】請求項2は、水道管を流れる水の流量を計
測する流量計測手段と、前記流量計測手段の出力によっ
て積算通水量を演算する制御手段と、管理する通水情報
とその期間を設定する設定手段と、前記期間を計時する
計時手段と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する
表示手段と、給水を遮断する弁手段を備え、前記設定手
段によって設定された所定の期間内の通水情報と、前記
所定の期間内に実際に使用した水道水の通水情報との関
係が所定の条件を満足したときに前記弁手段を駆動する
こととしたので、使用者が設定した目標に対する報知に
気づかなくても止水することができるようになる。
【0006】請求項3は請求項1乃至2の水道水量管理
システムにおいて、前記通水情報が積算通水量であるこ
ととしたので、使用者は所定の期間の積算流量に対して
目標を立て、その使用実績にて報知や止水が可能とな
る。
【0007】請求項4は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記制御手段内には積算通水量か
ら水道料金を演算する水道料金演算手段を有し、前記通
水情報が積算通水量に相当する水道料金であることとし
たので、使用者は所定の期間の水道料金に対して目標を
立て、その使用実績にて報知や止水が可能となる。
【0008】請求項5は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記通水情報が連続通水時間であ
ることとしたので、使用者は所定の期間の連続通水時間
に対して目標を立て、その使用実績にて報知や止水が可
能となる。
【0009】請求項6は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記通水情報が積算通水時間であ
ることとしたので、使用者は所定の期間の積算通水時間
に対して目標を立て、その使用実績にて報知や止水が可
能となる。
【0010】請求項7は、請求項1乃至6の水道水量管
理システムにおいて、前記所定の条件とは、前記所定の
期間内に実際に使用した水道水の通水情報の数値が前記
設定手段によって設定された所定の期間内の通水情報の
数値と等しいかそれ以上となった場合であることとした
ので、使用者が設定した積算通水量や水道料金等、連続
通水時間、積算通水時間に対し、使用実績が等しくなっ
た場合かそれ以上となった場合に報知か止水が可能とな
る。
【0011】請求項8は、請求項1乃至7の水道水量管
理システムにおいて、前記所定の期間とは、毎日の水道
利用パターンを学習し、不使用時刻帯を予測するととも
に、予測された前記不使用時刻をもとに設定された期間
であることとしたので、深夜などの普段水道を使用しな
い時間帯は無駄水を検知して制限できる。
【0012】請求項9は、請求項1乃至7の水道水量管
理システムにおいて、時刻設定手段を備え、前記所定の
期間が前記時刻設定手段によって設定されることとし
た。
【0013】請求項10は、請求項1乃至7の水道水量
管理システムにおいて、カレンダー機能を有し、前記所
定の期間が週毎、もしくは月毎、年毎に日単位、もしく
は週単位、月単位で設定可能なこととした。
【0014】請求項11は、請求項1乃至10の水道水
量管理システムにおいて、給水管に設置される本体と、
遠隔に配置されるリモコンとを備え、前記本体には前記
流量計測手段もしくは前記弁手段の少なくとも一方を備
え、前記リモコンには前記制御手段と、前記設定手段
と、前記計時手段と、前記表示手段とを設けたので、使
用者が表示を見やすく設定も容易な場所にリモコンを設
置することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態を示す水道水
量管理システムのブロック図である。水道の給水管1に
は流量計測部2と給水遮断用の遮断弁3が取り付けられ
ている。この遮断弁3は通常開弁されており通水可能状
態である。制御部5の判断によって止水する場合に制御
部5は遮断弁駆動部を駆動し遮断弁を閉弁状態にする。
水道使用者は設定入力部8から止水や報知の条件とする
通水情報を入力し、入力された条件は制御部5によって
RAM7や不揮発性メモリ6へ記憶される。制御部が停
電などでリセットされると不揮発性メモリ6からRAM
7へこれらの通水情報は再度読み込まれる。制御部5は
計時部11と流量計測部2の信号によって得られる通水
情報と、RAM7に記憶された止水や報知の条件とした
通水情報を比較する。報知条件が満たされれば警報出力
部10や表示部に報知し、止水条件を満たしていれば遮
断弁駆動部4を駆動し遮断弁3を閉弁する。
【0017】図2は、本発明の実施例であるパイロット
式ダイヤフラム弁を用いた給水遮断弁閉弁状態の断面図
である。図3は同バルブの開弁状態の断面図である。遮
断弁3はソレノイド30とパイロット式ダイヤフラム弁
32とバルブ本体33により構成されいる。図2は便座
パッキン34により圧力室35から給水二次側36へ通
ずる給水二次側通路42の流れが遮断されている状態で
あり、このときの圧力バランスによりパイロット式ダイ
ヤフラム弁32がシート部38を閉塞し、給水一時側3
9へのメインの流れを遮断している状態である。
【0018】次に、ソレノイド30への通電がなされる
と、プランジャ31に吸引力が働き、パイロット式ダイ
ヤフラム弁32から離間する方向へプランジャ31と弁
座パッキン34が移動するため、圧力室35と給水二次
側36とが連通する。すると、給水一時側通路40を通
じ、給水一時側39から圧力室35へ小流量の流れが生
じるが、給水一時側通路40に比べ給水二次側通路42
の方が流路面積が大きく設計されているため、圧力室3
5の圧力が急激に低下し、圧力バランスによりパイロッ
ト式ダイヤフラム弁32がシート部38から離間する方
向へ移動し、図3に示す如く給水一時側39と給水二次
側36とが連通して大流量の流れが生じる。
【0019】次に、ソレノイド30への通電が停止され
ると、プランジャ31および弁座パッキン34はバネ4
1の反力により、パイロット式ダイヤフラム弁32を押
し下げる方向へ移動するため、弁座パッキン34により
圧力室35と給水二次側36とが遮断される。これによ
り圧力室35の圧力は急激に上昇し、圧力バランスによ
りパイロット式ダイヤフラム弁32はシート部38を閉
塞する方向へ移動するが、完全に着座するまでは給水一
時側39から圧力室35への流れは継続する。以上のよ
うにして制御部5からの指令を受けた遮断弁駆動部4は
弁用コネクタ44を通じてソレノイド30に電流を通電
することによって遮断弁3の開閉を行う。
【0020】図4は本体とリモコンに分離し有線通信し
た場合のブロック図で、図5はそれを無線通信とした場
合のブロック図である。図4は通信線13にて本体とリ
モコンを接続したものである。リモコンは、現在の通水
情報や管理する通水情報の表示を使用者に見やすく、設
定変更も容易に行えるために台所などの壁に設置される
と良い。給水管に取り付けられる本体11に流量計測部
2と遮断弁3のみあればよく、その他の部分は通信線1
3を介してリモコン14側に集約することができる。こ
の場合、通信線13には図6に示す電源26、グランド
28、出力端子27のほかにソレノイド30へ電流を流
す出力線が2本含まれる。この2本の出力線は本体11
内部でコネクタ44に接続される。従って、本体11側
には特に電源部を設ける必要はない。遮断弁3を設けな
い場合は図7に示す流量パルスのみ送れば良いので、本
体11とリモコン14のそれぞれに電源部(図示しない)
を設けて前記ソレノイド30への出力線2本は省略可能
である。
【0021】また、通信線13を使用せずに無線通信に
て行う場合は、図5に示すように遮断弁駆動部4は本体
11側に設けることになり、本体11には本体無線モジ
ュール25を、リモコン14にはリモコン無線通信モジ
ュール26が必要となる。これは、遮断弁を駆動する電
力をリモコン側から供給できないので本体側に電源(図
示しない)をもつ必要があるからである。このとき通信
される内容は図7に示した流量パルスの情報と、遮断弁
の開閉指令の信号である。
【0022】このように機能を分離すればリモコン側で
現在の水使用量や目標水使用量等の通水情報の表示、設
定が可能となり、目標とする期間も表示、設定が可能と
なる。もちろん、給水の有無を表示することも可能であ
るし、遮断弁3の開閉状態を表示することも可能であ
る。さらに、本体11を台所へ行く配管15や洗面所へ
行く配管17などへ取り付け、各々の分岐配管ごとに制
御することも可能である。
【0023】以上に示した本体11とリモコン14の構
成は後述する第1の実施例から第4の実施例の全てに該
当する。また、図18にこのリモコンの実施例を示す。
【0024】図6は一例として使用する羽根車式の流量
センサの出力回路部である。図7にその信号を示す。流
量計測部2に羽根車式の流量センサを用いると、水道管
内の水流により羽根車が回転する。流量センサ内部には
図6の回路が内蔵されており、羽根車の回転に応じてホ
ールIC25が反応し図7のようなパルスが出力端子2
7から出力される。制御部5は電源26、グランド28
間に流量センサの仕様に応じた電圧を供給し出力端子2
7よりパルス信号を得る。制御部5は計時部11のタイ
マー信号をもとにパルスの周期を測定する。この周期T
10+T11は流量に応じて刻々と変化する。これより
1秒間のパルス数を演算しすると、以下の式で流量が計
算される。 Q=(P+K1+K2) P:パルス数(rps) Q:流量(L/min) K1:流量センサで決まる定数 K2:流量センサで決まる定数
【0025】図7に示すように、通水がある場合はT1
0からT15のようなパルスが流量に応じて流量が多い
ほど周期が短くなるように出力される。流量が減ると周
期が長くなり、通水がなくなるとパルスも出力されなく
なる。これらの1秒あたりのパルス数をPして演算する
と流量Qが求められる。
【0026】次に管理する通水情報の設定方法を説明す
る。図8の設定値表示例と、図18のリモコン図を用い
て設定手段について説明する。リモコン14には4つの
カーソルスイッチがあり、表示部9はLCDで構成され
ている。例えば、電源投入後の最初の状態は図8に示す
ように警報条件の横にモード選択カーソル50が表示さ
れており、このとき下方移動カーソルスイッチ8hを押
下するとモード選択カーソル50は止水条件の方へ移動
する。同様に、この状態で上方移動カーソルスイッチ8
gを押下するとモード選択カーソル50は再度警報条件
の方へ移動する。使用者は警報条件を設定したい場合は
ここで決定スイッチ8aを押下する。これによって警報
条件設定モードに入ると内容設定カーソル51が料金の
数値のところへ表示される。使用者は右方移動カーソル
スイッチ8jと左方移動カーソルスイッチ8iにて設定
したい料金の桁へ内容設定カーソル51を移動させ、そ
の後上方移動カーソルスイッチ8gを押下する毎に数値
は1つずつ増加し、下方移動カーソルスイッチ8hを押
下する毎に数値は1つずつ減少するので好みの数値を設
定する。このように目標の水道料金表示ができた時点で
決定スイッチ8aを押下すると設定される。以上のよう
に警報条件が決定するとモード選択カーソル50は止水
条件へ移動し、以下同様の動作を繰り返す。先に述べた
料金の設定の際、下方移動カーソルスイッチ8hを押下
すると内容設定カーソルは料金から積算通水量へ移動
し、積算流量でも設定することができる。料金と積算流
量は料金換算式で決定されるので、料金の数値が変化す
れば自動的に積算流量もそれに対応した数値に書き換わ
るし、積算流量値の設定を変えても料金は相当する金額
に書き換わる。
【0027】以上のようにして、1つのモードの設定が
終了したら次のモードへモード選択カーソル50が移動
して、順次設定していく。全ての設定が終了したらその
時点で再度決定スイッチ8aを押下して全設定終了とし
ても良いし、数秒間放置していれば自動的に設定モード
終了とすることもできる。年、月、日や時刻は全て数値
なので同様の動作で設定可能である。
【0028】次に、第1の実施例として、所定の期間内
に止水する手段を説明する。まず、不揮発性メモリ6に
あらかじめ設定された止水開始時刻と止水解除時刻を利
用する方法がある。制御部5は不揮発性メモリ6の止水
開始時刻のデータと、止水解除時刻のデータをRAM7
の止水開始時刻のアドレスと止水解除時刻のアドレスへ
も記憶させる。設定入力部8によって現在時刻の時刻合
わせを行った後、制御部5は計時部11からの入力デー
タとRAM7に記憶された止水開始時刻と止水解除時刻
のデータとの比較によって前記止水開始時刻になったこ
とを認識したときに遮断弁駆動部4に対して遮断弁閉弁
信号を出力する。これによって遮断弁駆動部4は給水管
1に取り付けられた遮断弁3を閉弁する。同様に、前記
止水解除時刻になったことを認識した制御部5は遮断弁
駆動部4に対して遮断弁開弁信号を出力し遮断弁3を開
弁する。
【0029】以上の動作を図9、図10のフローチャー
トを用いて説明する。図9は設定時刻にて止水を行うフ
ローチャートであり、図10は図9の期間設定変更ルー
チン(S106)のサブルーチンである。開弁状態で動
作開始(S101)した本システムは、まず時刻設定待
ち(S102)となり、設定入力部8からの現在時刻の
入力を待つ。設定が終了するまで次ステップへは行かな
い。時刻設定が終了すると、計時開始(S103)す
る。表示部9には止水開始時刻を格納してある不揮発性
メモリ6のアドレスA0番地から、あらかじめ書き込ま
れていた止水開始時刻と、止水解除時刻を格納してある
不揮発性メモリ6のアドレスB0番地からあらかじめ書
き込まれていた止水解除時刻の双方が表示され(S10
4)、その双方のデータはRAM7のアドレスA1,B
1番地へ各々記憶される。使用者が止水開始時刻、止水
解除時刻とも変更しない場合は期間設定変更ルーチン
(S106)では何もすることなく止水開始時刻の確認
(S116)へ移行し、あらかじめ決められた時刻で制
御される。
【0030】使用者が止水開始時刻を変更したい場合は
図10の期間変更のサブルーチン移行する。ここで入力
された時刻(S121)は不揮発性メモリ6のアドレス
A0番地へ上書き(S122)され、RAM7のアドレ
スA1へも記憶される(S123)。更に、表示部9の
表示も同内容に変更される(S124)。次に止水解除
時刻の変更要否判断(S125)へ移行する。止水開始
時刻の変更要否判断(S120)で変更不要と判断され
た場合もここへ移行する。使用者が止水解除時刻を変更
したい場合は止水解除時刻設定モードへ移行する。ここ
で入力された時刻(S126)は不揮発性メモリ6のア
ドレスB0番地へ上書き(S127)され、RAM7の
アドレスB1へも記憶される(S128)。更に、表示
部9の表示も同内容に変更される(S129)。これで
止水開始時刻から止水解除時刻の制御期間が決定された
ことになる。
【0031】次に図9の止水開始時刻比較(S116)
へ移行し、ここではその時の時刻とRAM7のアドレス
A1の値が比較される。等しければ閉弁(S117)を
行い、そうでなければ止水解除時刻比較(S118)へ
移行する。一旦閉弁された遮断弁3は開弁出力を行わな
い限り閉弁状態を保持する。止水解除時刻比較(S11
8)ではその時の時刻とRAM7のアドレスB1の値が
比較される。等しければ開弁(S119)を行い、そう
でなければ期間設定変更ルーチン(S106)へ戻り、
図10の止水開始時刻の変更要否判断(S120)へ移
行ずるという動作を繰り返す。一旦開弁された遮断弁3
は閉弁出力を行わない限り開弁状態を保持する。以上の
ように、あらかじめ不揮発性メモリに書き込まれた時刻
で制御することが可能であり、使用者が設定入力部8か
ら所望する時刻に変更することも可能である。あるい
は、時刻設定を行わずに不揮発性メモリ6にあらかじめ
設定された時間毎に開弁、閉弁を繰り返す方法もある。
一方、時刻設定を行わず、毎日の水道の使用パターンを
学習して前記閉弁期間を決定する方法がある。
【0032】図11は1時間毎の水使用量を1週間分R
AM7に記録した例である。1日24時間分のデータは
T0hからT23hの各時間帯に区切られる。これを1
週間分記録し、同じ時間帯のデータを合計する。その結
果0Lとなる時間帯が連続でT0時間ある場合は、その
時間帯を不使用時間帯と予測し、例えば前後のT2時間
とT3時間をマージンとして省いたT1時間を制御期間
として設定し、閉弁する。この場合、常に水道の使用量
は監視され、新しいデータが記録されるので、古いデー
タから順番に消去される。つまり、はじめの1時間はR
AM7のC0番地に書かれ、次の1時間はC1番地に書
かれる。24時間後にはC23番地にデータを書き終
え、C24番地、C25番地とシフトしていく。そし
て、1週間分の最後のデータをC167番地に書き終え
ると、また、C0番地から書込みを始める。本実施例の
場合は1週間分のデータが揃うまで前記制御期間は設定
できず、閉便器間は設定されない。1週間分のデータが
揃ってはじめてT1の制御期間が設定されるが、その後
も1時間後とにデータは更新されるので、使用者の生活
パターンが変化すれば制御期間も変化することになる。
【0033】これを図12の学習データ書込みフローチ
ャートと、図13の学習データ書込みの割込みルーチ
ン、及び図14の学習による制御期間設定フローチャー
トにて説明する。まず、1時間毎に割り込みをかけるタ
イマー1をスタート(S211)させる。RAM7のア
ドレスを制御するカウンターnをクリア(S212)
し、RAM7のデータ領域C0からC167番地をクリ
ア(S213)し、更に1週間分のデータが揃い制御期
間の設定が可能な状態であることを示すフラグmをクリ
ア(S214)する。m=0で学習による制御期間の設
定が不可能な状態であり、m=1で前記制御期間が可能
な状態を表す。以上の初期設定が終了後に図13に示す
割り込みルーチンの割り込みを許可(S215)する。
割り込みが許可されると1時間毎に図13の割り込みル
ーチンへ移行し、このルーチン終了後に割り込みがかか
ったメインのルーチンの位置へ戻ることを繰り返す。図
12の割り込み許可(S215)後は、通水があるたび
に流量計測部2と計時部11と制御部5にて都度通水量
を演算し(S217)てRAM7に書き込む(S21
8)ことを繰り返す。書き込むRAM7のアドレスは最
初がC0であるが、1時間経過して割り込みが入るとR
AM7のアドレスを制御するカウンターnがインクリメ
ントされる(S201)。このときnが168以上であ
ればn=0に再設定される(S203)。通水量をRA
M7へ書き込む(S218)時の番地はCnとしている
のでC167番地の次がC0番地となる。つまり、図1
1にも示したようにC167番地まで書き込み終えると
1週間分のデータが書き込まれたことになり学習による
制御期間の設定が可能となるのでm=1とする(S20
4)。割り込みルーチンはnがいかなる値でもタイマー
1をクリア(S205)し、そして再スタート(S20
6)させて割り込みを終了する。
【0034】次に、図14を用いて、このようにして得
られたデータから制御期間の設定を説明する。このため
にはm=1であることが必須である。m=1の確認(S
231)を終えた後、制御部5は図11のT0h、T1
h等の各時間帯に相当するデータごとに1週間分の通水
量を合計する。T0h時間帯の1週間分のデータの合計
はRAM7のL0番地に書き込まれる。ここで、L0の
値は、C0、C24、C48、C72、C96、C12
0、C144の各番地に書き込まれたデータの合計とな
る(S232)。同様にT1h時間帯の1週間分のデー
タをL1に書き込み(S233)、L23まで繰り返す
(S234)。次に各時間帯の総通水量が0である期間
を検索し、連続3時間以上0(L)の期間があるかを判
断する(S235)。もしなければ制御期間は設定され
ない(S239)が、逆に複数存在するようであれば最
も長い期間を選定する(S236)。この期間は使用者
が過去1週間で一度も通水しなかった不使用時間帯であ
り、今後もほとんど使用されないであることが予測され
る。しかし、1時間毎のデータのため選定された期間の
最初と最後の1時間はマージンをみて制御時間帯を設定
する。例えば、図11の例において、不使用時間帯はT
2hからT7hであるが、前後1時間はマージンを取っ
て制御時間帯はT3hからT6hが終了するまでとされ
る。以上のように学習による制御時間帯が決定される。
これはRAM7のC0からC167のデータが書き換わ
るたびに再設定される。
【0035】ここまでに述べたように不揮発性メモリ6
にあらかじめ書かれた時刻や使用者が設定入力部8から
設定した時刻、あるいは学習によって設定された制御期
間帯を所定の期間として止水することが可能となる。以
上に述べた本実施例での所定の期間とはいずれも1日の
中での制御時間帯であるため、毎日この期間のみ止水す
るものであるが、後述する第2の実施例のようにカレン
ダー機能によって日、週、月単位で期間を設定すること
も可能である。
【0036】次に第2の実施例として、所定の期間内に
あらかじめ設定された水使用量に達した場合に警報、も
しくは止水を行う実施例を示す。RAM7には警報を出
したい水使用量を記憶するアドレスと止水したい水使用
量を記憶するアドレスをもっている。これらは各々不揮
発性メモリ6にも書き込まれており、停電やリセットが
発生しても再度、不揮発性メモリ6からRAM7に読み
込まれるようになっている。更に、設定入力部8からそ
の値を変更し、不揮発性メモリ6の値を書替えることも
可能である。給水管1に取り付けられた流量計測部2に
よって流量に応じた出力信号が制御部5に入力されるよ
うになっている。制御部5はこの信号によって知ること
ができる流量と計時部11からの時間情報によって水使
用量を演算する。演算された水使用量は不揮発性メモリ
6の水使用量格納アドレスのデータに加算され、記憶さ
れる。制御部5はRAM7に記憶されている警報を出し
たい水使用量と、不揮発性メモリ6の水使用量格納アド
レスの積算水使用量を比較し、警報を出したい水使用量
以上であれば警報出力部10に警報出力をする。同様に
制御部5は止水したい水使用量と、不揮発性メモリ6の
水使用量格納アドレスの積算水使用量を比較し、止水し
たい水使用量以上であれば遮断弁駆動部4に遮断弁3の
閉弁信号を出力する。
【0037】前記止水したい水使用量を前記警報を出し
たい水使用量より大きくしておれば止水までの使用量に
近づいていることを促がす予告機能として警報出力を利
用できる。前記止水したい水使用量や前記警報を出した
い水使用量の設定はあらかじめ不揮発性メモリ6に書い
ておいても良いし、設定入力部8から入力しても良い。
更に、止水したい水使用量のみを設定入力部8から設定
すれば、それより少ない、例えば90%の値を警報を出
す水使用量として自動的に設定することも可能である。
警報出力はブザーの鳴動やLEDの点灯、点滅、もしく
は液晶表示等の視覚や聴覚に訴える手段の他に、管理セ
ンターへの通信などが考えられる。ここで、止水機能や
警報機能の双方、もしくはどちらか一方を未使用とする
方法として、前記警報を出したい水使用量のデータや前
記止水したい水使用量のデータに有り得ないデータを設
定したり、例えば、0などの特定のデータを未使用と見
なす方法がある。
【0038】以上に示す水使用量による警報、止水につ
いて、その条件となる制御期間の設定について以下に説
明する。まず、前記制御期間が1日の中の時刻である場
合は、第1の実施例で説明した図10の期間設定変更の
サブルーチンと同様の方法で制御期間を設定できる。ま
た、学習機能によって不使用時間帯を予測し、そこから
水使用量による警報、止水の条件となる期間の設定も第
1の実施例と同様の方法で可能である。これらの水道水
量管理方法は、夜中などの通常使用しない時間帯で意図
せぬ吐水を継続している場合に有効である。漏水や蛇口
の締めが不十分なことによって水使用量が所定の量を越
えると警報や止水を行うことができる。第1の実施例同
様にこの制御期間は1日の中の所定の期間であることか
ら毎日繰り返すことができる。
【0039】次に、図15の1ヶ月毎の水道水量管理フ
ローチャートを用いて、1ヶ月の水使用量の設定とその
制御方法を説明する。これは、所定の期間を1ヶ月と
し、更にこの期間自身を周期として毎月の水使用量で警
報、止水を行う例である。まず、システムスタートとと
もに、制御部5は遮断弁駆動部4へ開弁信号を出力し遮
断弁3が開弁(S301)される。次に、現在の年月日
と時刻を設定するモード(S302)へ移行し、設定入
力部8からの設定入力を待つ。設定が終了すると、不揮
発性メモリ6内の積算通水量をクリア(S303)す
る。計時部11の入力によって1ヶ月毎に割り込みがか
かるように設定を行い(S305)、計時部11のタイ
マーをスタートさせ(S306)、割り込み許可を行う
(S307)。その後、制御部5は不揮発性メモリ6か
ら警報条件となる水使用量を読み出し表示部9に表示す
る(S308)。同様に不揮発性メモリ6から止水条件
となる水使用量を読み出し表示部9に表示する(S30
8)。ここで読み出された警報条件と止水条件のデータ
は実際にした水使用量と比較するためRAM7へ記憶さ
れる(S310)。これらの初期設定を終了すると、警
報止水条件変更ルーチン(S311)へ移行する。この
サブルーチンを図17に示す。図17の警報止水条件変
更サブルーチンでは、まず警報条件変更の要否判断(S
361)を行い、変更不要であれば止水条件変更の要否
判断(S369)へ行く。警報条件を変更する場合は設
定入力部8から警報条件の設定を行い(S362)、こ
こで設定されたデータは不揮発性メモリ6の警報条件に
上書きされ(S363)、RAM7上の値も上書きされ
る。更に表示部9の表示も変更される(S365)。次
に、新たに設定された警報条件は不揮発性メモリ6の積
算通水量と比較され(S366)、警報条件の方が大き
ければ警報出力は停止状態となる(S368)。システ
ムスタート直後は実際に使用した水使用量である不揮発
性メモリ6の積算通水量は0(L)であるので警報は出
力されない。水使用実績があり、不揮発性メモリ6の積
算通水量が警報条件以上であれば警報が出力される(S
367)。
【0040】次に、止水条件変更の要否判断(S36
9)へ移行し、変更不要であれば、このサブルーチンを
終了し、図15の通水の有無判断(S328)へ移行す
る。変更要の場合は、設定入力部8より止水条件を設定
する(S370)。ここで設定されたデータは不揮発性
メモリ6の止水条件に上書きされ(S371)、RAM
7上のデータも上書きされる(S372)。更に表示部
9の表示も変更される(S373)。次に、新たに設定
された止水条件は不揮発性メモリ6の積算通水量と比較
され(S374)、止水条件の方が大きければ開弁され
(S376)、このサブルーチンを終了し図15の通水
の有無判断(S328)へ移行する。水使用実績があ
り、不揮発性メモリ6の積算通水量が変更後の止水条件
以上であれば閉弁(S375)へ移行するが、システム
スタート直後は実際に使用した水使用量である不揮発性
メモリ6の積算通水量は0(L)であるので必ず開弁状
態となり、このサブルーチンを終了し図15の通水の有
無判断(S328)へ移行することになる。ここで、通
水がない場合は、再度警報条件変更のサブルーチン(S
311)へ移行し、同様の動作を繰り返す。通水がある
場合は計時部11の入力と流量計測部からの入力によっ
て制御部5にて流量を演算(S329)し、演算された
通水量を不揮発性メモリ6の積算通水量に加算し上書き
する(S330)。ここで加算された積算通水量が警報
条件と比較され(S331)、警報条件以上であれば警
報が出力される(S332)し、警報条件未満であれば
警報出力は停止状態となる(S333)。同様に、ここ
で加算された積算通水量が止水条件と比較され(S33
4)、止水条件以上であれば閉弁される(S336)
し、止水条件未満であれば閉弁することなく、再度、警
報条件変更のサブルーチン(S311)へ移行し、先ほ
どと同様の動作を繰り返す。
【0041】一方、タイマースタート(S306)から
1ヶ月毎に割り込まれる割り込みルーチンを図16に示
す。この割り込みルーチンではまず開弁(351)が行
われ、不揮発性メモリ6の積算通水量がクリアされる
(352)。そして、月の設定を翌月に変更(S35
3)し、タイマーを再スタートさせる(S354)。以
上の動作を経て割り込みがかかった時点へ戻るので、不
揮発性メモリ6の積算通水量はシステムスタート時の0
(L)となり、メインルーチンへ戻っても再度警報条件
や止水条件に達するまでは警報は解除され、開弁状態を
維持する。
【0042】図17では警報条件と止水条件を独立で設
定するようにしたが、止水条件を設定すればその90%
の値を警報条件として自動設定することも可能である
し、警報条件を設定すればその150%の値を止水条件
として自動的に設定することも可能である。更に、先に
延べたように警報条件や止水条件の一方、または双方を
設定せずに警報や止水を回避することもできる。以上
が、所定の期間を1ヶ月として、1ヶ月の水使用量で警
報や止水を行う例である。所定の期間である1ヶ月とい
う制御期間をそのまま周期としても取り扱ったが、設定
入力部8から所定の期間を日、週、月単位で設定できる
ようにすることもできるし、別途所定の周期を同様に設
定できるようにしても良い。オフィスの水道水量管理シ
ステムにおいては土曜日、日曜日の水使用量を警報や止
水条件として設定し、1週間単位で実際に使用した水使
用量である不揮発性メモリ6の積算通水量をクリアする
ようにする。これによって、人がいないオフィスでの意
図しない通水を防止できるようになり非常に有効であ
る。
【0043】次に第3の実施例として、所定の期間内に
あらかじめ設定された水道料金に達した場合に警報、も
しくは止水を行う実施例を示す。第2の実施例と同様に
RAM7には警報を出したい水使用量を記憶するアドレ
スと止水したい水使用量を記憶するアドレスをもってい
る。もちろん不揮発性メモリ6にも同様に格納されてい
る。更に、地方自治体などで決められる水道料金の換算
式を不揮発性メモリ6の換算式格納アドレスにあらかじ
め書き込んでおき、水使用量と前記換算式にて制御部5
は水道料金を算出する。前記換算式は変更できるように
設定入力部8から入力できるようにしておく。このとき
変更された換算式は前記不揮発性メモリ6の換算式格納
アドレスに書き込まれる。表示部にはこの換算式を表示
することも可能である。RAM7には警報を出したい水
道料金を記憶するアドレスと止水したい水道料金を記憶
するアドレスももっており、使用者が水道料金で警報や
止水の目標設定した場合にそのデータを記憶させる。ま
た、前記水道料金のデータを元に制御部5にて水使用量
に換算することも可能であるし、逆に使用者が水使用量
で目標設定したときに制御部5にて水道料金に換算する
ことも可能である。従って、表示部9には各目標や実際
に使った分の水使用量と水道料金の双方を表示可能であ
り、どちらか一方の目標を設定すれば自ずともう一方の
表示も対応する数値に変更され表示されることとなる。
以上のような構成にしておけば使用者は水道料金や止水
したい水道料金を設定部8によって設定するのみで制御
部5にてこれを水使用量に変換すれば先に延べた第2の
実施例と同じ方法で警報出力や閉弁出力が可能となる。
以上に示す所定の期間内の水道料金による警報、止水の
方法の他、その条件となる期間の設定方法は第2の実施
例であげた警報条件、止水条件を水道料金として入力す
るのみで他は第2の実施例と同様である。
【0044】次に第4の実施例として、所定の期間内に
あらかじめ設定された通水時間に到達した場合に警報、
もしくは止水を行う実施例を示す。RAM7には警報を
出したい通水時間を記憶するアドレスと止水したい通水
時間を記憶するアドレスをもっている。これらは各々不
揮発性メモリ6にも書き込まれており、停電やリセット
が発生しても再度、不揮発性メモリ6からRAM7に読
み込まれるようになっている。更に、設定入力部8から
その値を変更し、不揮発性メモリ6の値を書替えること
も可能である。給水管1に取り付けられた流量計測部2
からの信号によって通水があると判断した制御部5は計
時部11からの信号によってその通水時間を計測する。
ここで計測された時間はRAM7の実通水時間を記憶す
るアドレスに記憶される。この値を制御部5にて前記警
報を出したい通水時間と比較し、前記実通水時間が警報
を出したい通水時間以上になっておれば警報出力部10
に警報出力をする。同様に制御部5は止水したい通水時
間と、実通水時間を比較し、止水したい通水時間以上と
なっておれば遮断弁駆動部4に遮断弁3の閉弁信号を出
力する。以上に示す所定の期間内の通水時間による警
報、止水の方法の他、その条件となる期間の設定方法は
第2の実施例と同様である。
【0045】また、前記実通水時間は所定の期間内で計
測されるが、一旦通水が途切れたと判断された場合にこ
の値をリセットする方法と、所定の期間内の通算通水時
間を利用する方法がある。特に後者は漏水や蛇口の締め
が不十分で流量計測部2の検出能力の限界に近いような
微少な通水が発生した場合に有効である。更に、今まで
に述べたシステムにおいて、本体11内の流量計測手段
2を水道メーター23として使用することも可能であ
る。この場合、本体内の遮断弁3は別ユニットとしても
良い。また、流量計測手段2の代わりに水道メーター2
3から流量情報を受け取る方法もある。また、今までに
述べた警報や止水の条件と比較され所定の期間内に計測
記憶される水使用量や水道料金、実通水時間は前記所定
の期間が過ぎた時点で自動的に初期値にリセットされ
る。更に、前記所定の期間とは例えば1日の中でも複数
回設定することが可能であるし、各々の期間に異なる条
件を設定することも可能である。更に、警報や止水の条
件である水使用量や水道料金、通水時間なども組み合わ
せて使うことができるし、ひとつの期間に各々の設定を
して、論理和や論理積のような条件を用いることも可能
である。
【0046】図18のリモコン図を用いて一設定例を説
明する。例えば、第1の所定の期間を1ヶ月とし、この
期間の警報条件を5000円、止水条件を7000円と
する。この場合、表示部には各々の水道料金に相当する
水使用量が表示される。更に、第2の期間を午前2時か
ら午前5時とし、このときは警報条件、止水条件をこの
第2の期間内の通算通水時間で双方とも20分とする。
このような設定では、毎日午前2時から午前5時の間に
のみ流量計測部2から通水信号を受け取った時間を制御
部5で加算し通算通数時間としてRAM7に記憶する。
これが20分未満であれば特に警報も無く、遮断弁3も
開弁のままである。この場合、遅くとも翌日の午前2時
迄にはRAM7に記憶された通算通水時間はリセットさ
れる。これを毎日繰り返し、通水時間が20分に達する
ことがあればその時点で警報出力し、遮断弁3に閉弁出
力を行う。この場合は漏水の可能性があるので、漏水警
報10aを行う。
【0047】一方、給水管1に取り付けられた流量計測
部2によって流量に応じた出力信号と計時部11からの
時間情報によって制御部5は水使用量を演算する。演算
された水使用量は不揮発性メモリ6の水使用量格納アド
レスのデータに加算され、記憶される。制御部5はRA
M7に記憶されている警報を出したい水道料金5000
円に相当する水使用量と、不揮発性メモリ6の水使用量
格納アドレスの積算水使用量を比較し、警報を出したい
水使用量以上であれば警報出力部10に警報出力をす
る。この場合は止水条件である7000円に近づいてい
ることを示す目標警報10bを出力することとする。同
様に制御部5は止水条件の水道料金7000円に相当す
る水使用量と、不揮発性メモリ6の水使用量格納アドレ
スの積算水使用量を比較し、止水したい水使用量以上で
あれば遮断弁駆動部4に遮断弁3の閉弁信号を出力す
る。このように第1の期間である1ヶ月の間水使用量の
積算は継続され、この1ヶ月の間の水使用量が警報条件
や止水条件に満たなければ、警報も止水も行われないま
ま不揮発性メモリ6の水使用量格納アドレスのデータは
リセットされる。
【0048】また、使い勝手を重視する場合は前記警報
条件5000円を目標警報10aの点滅条件として、前
記止水条件はなくし、新たに目標警報10aの点灯条件
7000円と設定することも可能である。更にブザー出
力条件なども別途設定することができる。これらの警報
手段の解除は警報解除スイッチ8fの押下によって可能
となる。また、止水条件を満たしたために止水された場
合に、これを解除する手段としては弁開/閉スイッチ8
dが用意されている。
【0049】以上のような設定が困難な使用者に対して
は、おすすめスイッチ8eを設け、あらかじめ不揮発性
メモリ6に書き込まれたおすすめの条件をおすすめスイ
ッチ8eの押下のみで設定できるようにしておくと非常
に便利である。通水表示部9aは流量計測部からの信号
を制御部5で受け取り、通水ありと判断された場合に出
力され、LEDが点灯する。これによって、使用者は自
分自身がいないところでの通水の有無も把握できるの
で、無駄な水が流れていないか監視できる。更に、通水
表示部9aが点灯しており、いかなる水栓機器からも吐
水が認められないときは漏水していることを認識するこ
とができる。以上のような流量計測部2や遮断弁3は大
元の給水管1に取り付けても良いが、台所への給水管1
5や洗面所への給水管17、浴室への給水管、トイレへ
の給水管21などに個別につけて個別に管理、制御する
ことも可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、水道管を流れる水の流量を計測する
流量計測手段と、前記流量計測手段の出力によって積算
通水量を演算する制御手段と、管理する通水情報とその
期間を設定する設定手段と、前記期間を計時する計時手
段と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する表示手
段と、報知手段を備え、前記設定手段によって設定され
た所定の期間内の通水情報と、前記所定の期間内に実際
に使用した水道水の通水情報の関係が所定の条件を満足
したときに前記報知手段を駆動することとした。これに
よって使用者が管理したい項目を設定し、水道使用に関
する目標を立てることができるようになり、更にその目
標値に対する使用実績によって報知することができるの
で節水意識の向上がはかれる。
【0051】請求項2は、水道管を流れる水の流量を計
測する流量計測手段と、前記流量計測手段の出力によっ
て積算通水量を演算する制御手段と、管理する通水情報
とその期間を設定する設定手段と、前記期間を計時する
計時手段と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する
表示手段と、給水を遮断する弁手段を備え、前記設定手
段によって設定された所定の期間内の通水情報と、前記
所定の期間内に実際に使用した水道水の通水情報との関
係が所定の条件を満足したときに前記弁手段を駆動する
こととした。これによって使用者が設定した目標に対す
る報知に気づかなくても止水することができるようにな
る。更に、止水に至る前にあらかじめ報知する条件を定
めることも可能である。
【0052】請求項3は請求項1乃至2の水道水量管理
システムにおいて、前記通水情報が積算通水量であるこ
ととした。これによって使用者は所定の期間の積算流量
に対して目標を立て、その使用実績にて報知や止水が可
能となるので、月々の水道使用量の目標が設定でき、都
度の使用量が確認できるので更に節水意識を向上でき
る。
【0053】請求項4は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記制御手段内には積算通水量か
ら水道料金を演算する水道料金演算手段を有し、前記通
水情報が積算通水量に相当する水道料金であることとし
た。これによって使用者は所定の期間の水道料金に対し
て目標を立て、その使用実績にて報知や止水が可能とな
るので、月々の水道料金の目標が設定でき、都度の使用
料金が確認できるので更に節水意識を向上できる。
【0054】請求項5は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記通水情報が連続通水時間であ
ることとした。これによって使用者は所定の期間の連続
通水時間に対して目標を立て、その使用実績にて報知や
止水が可能となるので、蛇口の閉め忘れや水栓器具の故
障などにより、無駄な通水が継続することを防止でき
る。
【0055】請求項6は、請求項1乃至2の水道水量管
理システムにおいて、前記通水情報が積算通水時間であ
ることとした。これによって使用者は所定の期間の積算
通水時間に対して目標を立て、その使用実績にて報知や
止水が可能となるので、請求項5と同様の効果を発揮す
る。更に、積算通水量としたことによって、流量計測手
段の計測性能下限値付近の通水が継続し、通水検知が安
定しない場合でも報知や止水が可能となる。
【0056】請求項7は、請求項1乃至6の水道水量管
理システムにおいて、前記所定の条件とは、前記所定の
期間内に実際に使用した水道水の通水情報の数値が前記
設定手段によって設定された所定の期間内の通水情報の
数値と等しいかそれ以上となった場合であることとした
ので、使用者が設定した積算通水量や水道料金等、連続
通水時間、積算通水時間に対し、使用実績が等しくなっ
た場合かそれ以上となった場合に報知か止水が可能とな
る。このため使用者が自ら設定した目標に達したことを
認識でき、更に報知にも気づかない場合には止水も可能
となり、節水意識の向上はもとより、長期留守中の漏水
や蛇口閉め忘れのままの外出などにも有効である。
【0057】請求項8は、請求項1乃至7の水道水量管
理システムにおいて、前記所定の期間とは、毎日の水道
利用パターンを学習し、不使用時刻帯を予測するととも
に、予測された前記不使用時刻をもとに設定された期間
であることとした。これによって使用者がわざわざ時刻
を設定する必要がなく、使用者の水道利用時間帯が変化
しても自動的に期間を変更することが可能となる。
【0058】請求項9は、請求項1乃至7の水道水量管
理システムにおいて、時刻設定手段を備え、前記所定の
期間が前記時刻設定手段によって設定されることとし
た。これによって、使用者が自ら時刻を特定することが
できるので睡眠中の時間帯や外出中の時間帯の漏水防止
に効果を発揮する。
【0059】請求項10は、請求項1乃至7の水道水量
管理システムにおいて、カレンダー機能を有し、前記所
定の期間が週毎、もしくは月毎、年毎に日単位、もしく
は週単位、月単位で設定可能なこととした。これによっ
てオフィスなどでは休日の漏水防止に有効である。
【0060】請求項11は、請求項1乃至10の水道水
量管理システムにおいて、給水管に設置される本体と、
遠隔に配置されるリモコンとを備え、前記本体には前記
流量計測手段もしくは前記弁手段の少なくとも一方を備
え、前記リモコンには前記制御手段と、前記設定手段
と、前記計時手段と、前記表示手段とを設けたので、使
用者が表示を見やすく設定も容易な場所にリモコンを設
置することが可能となるので、使い勝手が飛躍的に向上
し、節水意識の更なる向上へつながり、漏水なども早期
に発見できる可能性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す水道水量管理システ
ムのブロック図
【図2】パイロット式ダイヤフラム弁を用いた給水遮断
弁閉弁状態の断面図
【図3】同バルブの開弁状態の断面図
【図4】本体とリモコンに分離し有線通信した場合のブ
ロック図
【図5】本体とリモコンに分離し無線通信した場合のブ
ロック図
【図6】羽根車式の流量センサの出力回路部
【図7】羽根車式流量センサの出力信号
【図8】設定値表示例
【図9】設定時刻にて止水を行うフローチャート
【図10】期間設定変更のサブルーチン
【図11】1時間毎の水使用量を1週間分RAM7に記
録した例
【図12】学習データ書込みフローチャート
【図13】学習データ書込みの割込みルーチン
【図14】学習による制御期間設定フローチャート
【図15】1ヶ月毎の水道水量管理フローチャート
【図16】1ヶ月の割込みルーチン
【図17】警報止水条件変更のサブルーチン
【図18】本発明の一実施例を示すリモコン図
【符号の説明】
1 給水管 2 流量計測部 3 遮断弁 4 遮断弁駆動部 5 制御部 6 不揮発性メモリ 7 RAM 8 設定入力部 8a 決定スイッチ 8b 取消しスイッチ 8d 弁開/閉スイッチ 8e おすすめスイッチ 8f 警報解除スイッチ 8g 上方移動カーソルスイッチ 8h 下方移動カーソルスイッチ 8i 左方移動カーソルスイッチ 8j 右方移動カーソルスイッチ 9 表示部 9a 通水表示部 10 警報出力部 10a漏水警報 10b目標警報 11 計時部 13 通信線 14 リモコン 15 台所への給水管 16 台所の水栓機器 17 洗面所への給水管 18 洗面所の水栓機器 19 浴室への給水管 20 浴室の水栓機器 21 トイレへの給水管 22 トイレの水栓機器 23 水道水量管理システム本体のコネクタ 24 リモコンのコネクタ 25 ホールIC 26 電源端子 27 出力端子 28 グランド 29 抵抗 30 ソレノイド 31 プランジャ 32 パイロット式ダイヤフラム弁 33 バルブ本体 34 弁座パッキン 35 圧力室 36 給水二次側 38 シート部 39 給水一次側 40 給水一次側通路 41 バネ 42 給水二次側通路 44 ソレノイドコネクタ 50 モード設定カーソル 51 内容設定カーソル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道管を流れる水の流量を計測する流
    量計測手段と、前記流量計測手段の出力によって積算通
    水量を演算する制御手段と、管理する通水情報とその期
    間を設定する設定手段と、前記期間を計時する計時手段
    と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する表示手段
    と、報知手段を備え、前記設定手段によって設定された
    所定の期間内の通水情報と前記所定の期間内に実際に使
    用した水道水の通水情報の関係が所定の条件を満足した
    ときに前記報知手段を駆動することを特徴とする水道水
    量管理システム。
  2. 【請求項2】 水道管を流れる水の流量を計測する流
    量計測手段と、前記流量計測手段の出力によって積算通
    水量を演算する制御手段と、管理する通水情報とその期
    間を設定する設定手段と、前記期間を計時する計時手段
    と、前記設定内容もしくは通水情報を表示する表示手段
    と、給水を遮断する弁手段を備え、前記設定手段によっ
    て設定された所定の期間内の通水情報と、前記所定の期
    間内に実際に使用した水道水の通水情報との関係が所定
    の条件を満足したときに前記弁手段を駆動することを特
    徴とする水道水量管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記通水情報が積算通水量であることを特
    徴とする水道水量管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至2の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記制御手段内には積算通水量から水道料
    金を演算する水道料金演算手段を有し、前記通水情報が
    積算通水量に相当する水道料金であることを特徴とする
    水道水量管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至2の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記通水情報が連続通水時間であることを
    特徴とする水道水量管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至2の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記通水情報が積算通水時間であることを
    特徴とする水道水量管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記所定の条件とは、前記所定の期間内に
    実際に使用した水道水の通水情報の数値が前記設定手段
    によって設定された所定の期間内の通水情報の数値と等
    しいかそれ以上となった場合であることを特徴とする水
    道水量管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の水道水量管理システ
    ムにおいて、前記所定の期間とは、毎日の水道利用パタ
    ーンを学習し、不使用時刻帯を予測するとともに、予測
    された前記不使用時刻をもとに設定された期間であるこ
    とを特徴とする水道水量管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7の水道水量管理システ
    ムにおいて、時刻設定手段を備え、前記所定の期間が前
    記時刻設定手段によって設定されることを特徴とする水
    道水量管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至7の水道水量管理シス
    テムにおいて、カレンダー機能を有し、前記所定の期間
    が週毎、もしくは月毎、年毎に日単位、もしくは週単
    位、月単位で設定可能なことを特徴とする水道水量管理
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の水道水量管理シ
    ステムにおいて、給水管に設置される本体と、遠隔に配
    置されるリモコンとを備え、前記本体には前記流量計測
    手段もしくは前記弁手段の少なくとも一方を備え、前記
    リモコンには前記制御手段と、前記設定手段と、前記計
    時手段と、前記表示手段とを設けたことを特徴とする水
    道水量管理システム。
JP2000356282A 2000-11-22 2000-11-22 水道水量管理システム Pending JP2002162281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356282A JP2002162281A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 水道水量管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356282A JP2002162281A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 水道水量管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002162281A true JP2002162281A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18828561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000356282A Pending JP2002162281A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 水道水量管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002162281A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005147722A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Toyo Keiki Co Ltd 流体使用量表示システム
JP2014099133A (ja) * 2012-11-16 2014-05-29 Mitsubishi Electric Corp 水道水の使用量管理システム
CN108842856A (zh) * 2018-07-03 2018-11-20 广州高得环保科技有限公司 直饮水供水系统层级式漏水防护技术
JP2019153953A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 Toto株式会社 水まわり設備システム及びリモコン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005147722A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Toyo Keiki Co Ltd 流体使用量表示システム
JP2014099133A (ja) * 2012-11-16 2014-05-29 Mitsubishi Electric Corp 水道水の使用量管理システム
JP2019153953A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 Toto株式会社 水まわり設備システム及びリモコン
JP7067122B2 (ja) 2018-03-05 2022-05-16 Toto株式会社 水まわり設備システム及びリモコン
CN108842856A (zh) * 2018-07-03 2018-11-20 广州高得环保科技有限公司 直饮水供水系统层级式漏水防护技术

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040206405A1 (en) Residential water management system (RWMS)
US6877170B1 (en) Toilet control system
US5971011A (en) Water shut-off valve and leak detection system
US5884808A (en) Material dispensing method and apparatus having display feature
JP5964474B2 (ja) ディスペンサー及びディスペンサー内の物質をいつ交換するべきかを示すための方法
US6671893B1 (en) Toilet and urinal leak, overflow and stuck valve prevention system
US4730637A (en) Fluid loss, damage prevention and control system
US20030066340A1 (en) Conductive fluid leak detection system & automatic shut off valve
WO2006042053A2 (en) Intelligent flow control unit and water management system
US20070268784A1 (en) Alarm Clock Having Triple Weekly Alarms
KR20140090204A (ko) 핸즈 프리 디스펜서의 동력 소모를 관리하기 위한 방법
WO2000064802A1 (en) Material dispensing method and apparatus with stall detect
US6101451A (en) Water management system
JP2002162281A (ja) 水道水量管理システム
JP4310856B2 (ja) 水栓装置
CA2372727A1 (en) Gas meter with low power consumption mode
JP4624533B2 (ja) 吐水具周りの雑菌増殖抑制方法
JP3140159B2 (ja) ガス漏れ警報器及びガス漏れ警報遮断システム
JPH10118641A (ja) 水栓直結浄水器
CA2523659A1 (en) Toilet control system
GB2392454A (en) Automatic urinal flushing system
JP2579743B2 (ja) 水槽の水位制御装置
JP4011313B2 (ja) 電池式浄水装置
GB2392439A (en) Programmable dispenser
JPH11169844A (ja) 浄水器