JP2002156464A - 隠しカメラ検知装置及び方法 - Google Patents

隠しカメラ検知装置及び方法

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JP2002156464A JP2002022601A JP2002022601A JP2002156464A JP 2002156464 A JP2002156464 A JP 2002156464A JP 2002022601 A JP2002022601 A JP 2002022601A JP 2002022601 A JP2002022601 A JP 2002022601A JP 2002156464 A JP2002156464 A JP 2002156464A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】隠しカメラ又は隠しマイクを検出して、ユーザ
ーに必要な対処をさせることができるようにする。 【構成】ユーザーを撮像可能な位置に存在しているカメ
ラ」を検知するための隠しカメラ検知装置であって、ユ
ーザーが戸外又は室内で携帯して使用する、ユーザーを
撮像可能な位置に存在しているカメラを検出するための
隠しカメラ検出手段と、前記隠しカメラ検出手段からの
出力に基づいて、ユーザーを撮像可能な位置にカメラが
存在していることをユーザー側に知らせるために、例え
ば音・光・振動・文字表示又は画像表示などで構成され
るアラーム(警報・告知)を出力するためのアラーム出
力手段と、を備えたことを特徴とする隠しカメラ検知装
置及び方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戸外や室内でユーザー
の映像を撮像するカメラの存在やユーザーの音声を収集
するマイクの存在を検知するためのカメラ等検知装置及
び方法に関する。
【000.1】
【従来の技術】近年、カメラやマイクの小型化・高性能
化が進み、「通常人の眼の能力」では容易に視認できな
いような「隠しカメラ」「隠しマイク」の存在により、
ユーザーのプライバシーなどが侵害されることが多発し
ている。例えば、戸外の人混みの中で、バッグに入れた
カメラで女性のスカートの中を撮像して逮捕される例、
浴室に隠しカメラを設置して隠し撮りする例、住宅やオ
フィスに隠しマイクを設置して秘密の会話を盗み聞く例
などが、マスコミなどで報道されている。従来は、この
ような隠しカメラ(盗撮用カメラ)や隠しマイク(盗聴
用カメラ)への対策として、例えば、隠しマイクからの
電波を受信してマイクの存在を検知することが行われて
いる。例えば、特開2000.14783公報は、盗聴
器又は盗撮器から発せられる電波を受信・検出すること
により盗聴器又は盗撮器を検知する「盗聴器又は盗撮器
の検知器」を提案している。しかしながら、このような
電波により盗聴器又は盗撮器を検知する方法は、盗聴器
又は盗撮器から電波が発せられている場合だけしか、盗
聴器又は盗撮器を検知することができない。つまり、こ
のような電波により盗聴器又は盗撮器を検知する方法
は、盗聴器又は盗撮器に盗聴・盗撮されたデータが記録
されているだけの場合(盗聴・盗撮されたデータは常時
には無線送信されないで、所定時間帯にまとめて無線送
信される場合)や、盗聴・盗撮されたデータが無線でな
く有線回線により送信される場合などについては、全く
検知できない。また、最近は、隠しカメラから不法設置
者に撮像データを無線送信するための通信装置を携帯電
話とする装置が市販されているので、この装置で撮像デ
ータを携帯電話の電波で送信する場合は、従来の「特別
な電波(携帯電話の電波とは違う周波数の電波)を検出
する方法」では、検出できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の問題点に着目してなされたものであって、盗聴
器又は盗撮器に盗聴・盗撮されたデータが記録されてい
るだけの場合(盗聴・盗撮されたデータは常時には無線
送信されないで、所定時間帯にまとめて無線送信される
場合)や、盗聴・盗撮されたデータが無線でなく有線回
線により送信される場合などにおいても、ユーザーが、
カメラによりプライバシーや秘密情報を侵害されたり、
マイクによりプライバシーや秘密情報を侵害されたりす
ることを防止できる、カメラ検知装置及び方法を提供す
ることを目的とする。なお、従来より、「隠しマイクを
検知する」という課題のために、隠しマイクから発して
いる電波を検出する装置は市販されているが、本発明の
ように「隠しカメラをユーザーが検知するようにする
(しかも、隠しカメラから発している電波を使用するこ
となく、検知するようにする)」という課題は従来より
全く知られておらず、「隠しカメラを検知するための装
置」というコンセプト自体が、従来は全く知られていな
い。したがって、本発明は、「課題が新規」な場合
(「新規な課題」「目的の非予測性」がある場合)だと
言え、この点からも、本発明が進歩性を有することは明
らかである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(用語説明)本発明にお
いて、「隠しカメラ」「隠しマイク」の「隠し」という
用語は、「誰の目にも見えない」という意味ではなく、
「注意深く見れば気が付くかもしれないが、通常の一般
人の注意力(視力)では容易に気が付くことができな
い、という場合をも含む」(つまり、「見えていても、
一般人には、容易にそれがカメラやマイクだと気が付く
ことができない、という場合をも含む」)意味で使用し
ている。本発明において、「隠しカメラ検出手段」は、
例えば、ユーザーの周囲をカメラで撮像してその画像を
解析処理することにより、「ユーザーを撮像可能な位置
に存在しているカメラ」の存在又はその可能性を検出す
るものである。この「隠しカメラ検出手段」による検出
のための基礎データを収集する手段としては、周囲を
撮像するための撮像手段(可視光による静止画用カメ
ラ、可視光ビデオカメラ、暗視ビデオカメラなどを含
む。その構造としては、CCD(電荷結合素子)カメ
ラ、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサ、など
がある。)、レーザー・レーダーなどのレーダー、レ
ーザー・スキャナ、赤外線センサ・赤外線カメラ(周
囲の物体からの熱を検出するためのもの)、なども含ま
れる。また、本発明において、スポット光のスキャン手
段は、スポット光(電波)を周囲にスキャンして、その
反射波から「周囲に関するドット(点)情報」を取得す
るためのものである。また、本発明において、前記の
「前記反射波受信手段からの反射波のデータ又は前記撮
像手段からの撮像データに基づいて、周囲に『平面が円
形の物体』が存在するかどうかを検出するための円形物
体検出手段(ステップ)」による円形物体の検出の方法
としては、例えば、次のような方法がある。すなわち、
従来からの画像処理ソフトで行われているように、前記
反射波データ又は撮像データの中の各ドット(画素)の
配置パタンを、予めデータベースなどに記録しておいた
「円形のドットパタン」と比較・照合して、前記反射波
データ又は撮像データの中から「円形の物体」を認識・
検出する方法などである。また、前記の画像データから
「円形の物体」の認識をするための他の方法として、例
えば、従来の画像処理技術を使用して撮像画像の中の物
体の輪郭を検出・抽出し、この検出した輪郭情報を予め
データベースに記録された対物レンズの輪郭情報と比較
・照合する方法がある。前記の輪郭検出手段としては、
例えば「二次元のアレイ状に配置され制御電圧回路から
印加された制御電圧と照射される光の強度及び照射時間
の積に応じた光検出感度を順次加算し記憶する機能を有
する感度可変受光素子(Variable Sensi
tive Photo Detector)と、該感度
可変受光素子からの出力を処理する出力回路とを備えた
人工網膜素子(Artificial retina)
により構成される輪郭検出装置」が、特開平8−178
637号公報などで提案されている。また、本発明にお
いて、前記の「前記反射波受信手段からの反射波のデー
タ又は前記撮像手段からの撮像データに基づいて、周囲
に『平面が直径約5〜約0.1cmの物体』が存在する
かどうかを検出するための円形物体検出手段(ステッ
プ)」による「平面が直径約5〜約0.1cmの物体
の検出の方法としては、例えば、次のような方法があ
る。すなわち、従来の画像処理ソフトなどで行われてい
るように、「周囲の対象物と光センサ及びスキャン装置
又は撮像手段との間の距離」が分かれば、前記反射波デ
ータ又は撮像データの中の各ドット(画素)の距離か
ら、周囲の対象物の直径が測定できる。また、「周囲の
対象物と光センサ・スポット光照射装置又は撮像手段と
の間の距離」は、例えば、(1)撮像手段又は光センサ
・スポット光照射装置の位置から超音波を照射してそれ
が周囲の物体に反射されて帰ってくるまでの時間を計測
してそれから前記物体までの距離を計測する方法、
(2)撮像手段又は光センサ・スポット光照射装置に設
置された発光部から光を照射してそれが周囲の物体に反
射されて帰ってきた反射光を受光部で受けるようにし
て、発光部からの照射光と受光部が受けた反射光との間
の角度から、前記物体の間の距離を計測する方法、など
がある。また、本発明において、「カメラからの周囲の
物体の撮像データに基づいて、周囲の物体の3次元デー
タを取得するための3次元データ取得手段(ステッ
プ)」による三次元データの取得方法は、次の2つの方
法がある。すなわち、(1)2つ以上のカメラで周囲を
撮像することによるステレオ視をベースとする(視差を
利用する)受動的な方法。(2)光パターン(レーザー
光でもよい)を照射する能動的な方法(図9a,9bで
示す実施形態9は、この能動的な方法である)。また、
本発明において、「周囲の物体からの熱源の位置情報を
得るための手段(ステップ)」としては、例えば、
(1)CCDなどを使用した赤外線カメラ、(2)赤外
線センサ(1画素のみの光情報を検出するもの)をスキ
ャン機構で周囲に向けて全方位にスキャンさせるもの、
などがある。
【0005】(本発明の内容)本発明においては、本明
細書の特許請求の範囲の中に記載されているシステム
(装置)のアイデアは、全て、「方法」としても捉える
ことができる。すなわち、本発明においては、本明細書
の特許請求の範囲の中において「システム(装置)」の
形で記載された発明の内容は、全て、「方法」の形でも
記載することができ、「方法」の形でも実現することが
できる。すなわち、本発明においては、本明細書の特許
請求の範囲の中において、末尾に「システム(装置)」
という文字が記載された発明は、その全てが、末尾に
「方法」という文字で把握・記載される発明とすること
ができる。すなわち、本明細書の特許請求の範囲の内容
は、その全てが「方法の発明」としても構成することが
でき、そのように「方法の発明」として構成される発明
も、本発明の範囲内である。また、本明細書の特許請求
の範囲の内容は、その全てが「コンピュータプログラム
の発明」としても構成することができ、そのように「プ
ログラムの発明」として構成される発明も、本発明の範
囲内である。
【0006】本願の出願当初の明細書により本出願人が
提案する発明(本発明)は、本明細書の特許請求の範囲
に記載したとおりのものである。また、本発明は、次の
ようなものを含む。 1.「ユーザーを撮像可能な位置に存在しているカメ
ラ」を検知するための隠しカメラ検知装置であって、ユ
ーザーが戸外又は室内で携帯して使用する、ユーザーを
撮像可能な位置に存在しているカメラを検出する(物体
の認識機能により検出)ための隠しカメラ検出手段と、
前記隠しカメラ検出手段からの出力に基づいて、ユーザ
ーを撮像可能な位置にカメラが存在している可能性があ
るかどうかを、音・光・振動・文字表示又は画像表示な
どで構成されるアラームにより、又は、ユーザーを撮像
可能な位置にカメラが存在している可能性があることを
示す文字・画像又は音声などから成る報告により、ユー
ザー側に知らせるための告知手段と、を備えたことを特
徴とする、「ユーザーを撮像可能な位置に存在している
カメラ」の存在又はその可能性を検出するための、携帯
の隠しカメラ検知装置。なお、ここで、前記告知手段
による「報告」の動作の幾つかの例を説明すると、次の
とおりである。なお、次に説明している「報告」の動作
の例は、この請求項1の発明についてだけでなく、本願
の特許請求の範囲の全ての請求項の発明について、当て
はまるものである。 (1)隠しカメラ検出手段からの出力に基づいて、隠し
カメラである可能性が高い物体に向けて、レーザー・ポ
インタ(レーザー光線で、目指す物体・位置を指し示す
もの)を使用して、レーザー光を照射することにより、
ユーザーに知らせる(報告する)。 (2)電子メールにより、隠しカメラである可能性が高
い物体が存在していること、及び、その隠しカメラであ
る可能性が高い物体の室内における位置を示す情報(こ
の位置情報は、例えば、室内の見取り図の中の該当位置
に所定の印を表示する画像、室内又は戸外の何処に(ど
の方向に)その物体があるかを文章で示すもの、室内又
は戸外の何処にその物体があるかを音声て示すもの、な
どがある)を送信する。 (3)その場で、ユーザーが携帯する情報端末の画面
に、隠しカメラである可能性が高い物体が存在している
こと、及び、その隠しカメラである可能性が高い物体の
室内における位置を示す情報(この位置情報は、例え
ば、室内の見取り図の中の該当位置に所定の印を表示す
る画像、室内又は戸外の何処に(どの方向に)その物体
があるかを文章で示すもの)を表示する。 (4)その場で、ユーザーが携帯する情報端末のスピー
カから、隠しカメラである可能性が高い物体が存在して
いること、及び、その隠しカメラである可能性が高い物
体の室内における位置を示す情報(この位置情報は、例
えば、室内又は戸外の何処に(どの方向に)その物体が
あるかを音声で示すもの)を出力する。 2.「住宅やオフィスなどの施設の室内を撮像可能な位
置に存在しているカメラ」を検出する(物体の認識機能
により検出)ための、施設内に据え置かれた隠しカメラ
検出手段と、前記隠しカメラ検出手段からの出力に基づ
いて、室内のユーザーを撮像可能な位置にカメラが存在
している可能性があるかどうかを、音・光・振動・文字
表示又は画像表示などで構成されるアラームにより、又
は、ユーザーを撮像可能な位置にカメラが存在している
可能性があることを示す文字・画像又は音声などから成
報告により、ユーザー側に知らせるための告知手段
と、を備えたことを特徴とする、「ユーザーを撮像可能
な位置に存在しているカメラ」の存在又はその可能性を
検出するための、据え置き型の隠しカメラ検知装置。 3.「住宅やオフィスなどの施設の室内を撮像可能な位
置に存在しているカメラ」を検出する(物体の認識機能
により検出)ための隠しカメラ検出手段と、前記隠しカ
メラ検出手段を、前記室内の各位置に又は前記施設内の
各部屋内に移動させるための移動手段と、前記隠しカメ
ラ検出手段からの出力に基づいて、施設内のユーザーを
撮像可能な位置にカメラが存在している可能性があるか
どうかを、音・光・振動・文字表示又は画像表示などで
構成されるアラームにより、又は、ユーザーを撮像可能
な位置にカメラが存在している可能性があることを示す
文字・画像又は音声などから成る報告により、ユーザー
側に知らせるための告知手段と、を備えたことを特徴と
する、「ユーザーを撮像可能な位置に存在しているカメ
ラ」の存在又はその可能性を検出するための、移動型
隠しカメラ検知装置。 4.上記1,2又は3において、前記隠しカメラ検出手
段は、周囲をカメラ(デジタルビデオカメラを含む可視
光カメラ、暗視デジタルビデオカメラを含む暗視カメラ
(周囲の物体に赤外線を照射し、且つ、その赤外線が周
囲の物体に反射されて帰ってきた反射波(赤外線)を受
信して赤外線像を取得するカメラ)、などを含む)で撮
像し、その撮像して得られた周囲の映像を解析すること
により(例えば、前記映像の中の各物体が何かを推測・
認識することにより)、前記の「ユーザーを撮像可能な
位置に存在しているカメラ」の存在又はその可能性を検
出するものである、ことを特徴とする隠しカメラ検知装
置。 5.上記1,2又は3において、前記隠しカメラ検出手
段は、周囲の物体に赤外線を照射し、且つ、その赤外線
が周囲の物体に反射されて帰ってきた反射波(赤外線)
を受信し、その受信結果に基づいて、前記カメラの存在
又はその可能性を検出するもの(暗視カメラなど)であ
る、ことを特徴とする隠しカメラ検知装置。 6.上記1,2又は3において、前記隠しカメラ検出手
段は、レーザー光などの電磁波を周囲の空間に照射し
て、その反射波を受信して解析することにより、前記の
「ユーザーを撮像可能な位置に存在しているカメラ」の
存在又はその可能性を検出するもの(レーダー)であ
る、ことを特徴とする隠しカメラ検知装置。 上記7.上記1,2又は3において、前記隠しカメラ検
出手段は、周囲の物体から発せられる赤外線(熱線)を
検出して、その検出結果に基づいて、前記カメラの存在
又はその可能性を検出するもの(赤外線センサなど。電
気製品であるカメラからは、作動時に熱(赤外線)が発
生しているので、周囲の赤外線を発している物体は、カ
メラである可能性がある)である、ことを特徴とする隠
しカメラ検知装置。 8.上記1,2又は3において、前記隠しカメラ検出手
段は、周囲の物体からの赤外線を検出するための赤外線
センサと、周囲の物体の映像を撮像するためのカメラ
と、前記赤外線センサからの検出結果と、前記カメラか
らの撮像データとに基づいて、前記「ユーザーを撮像可
能な位置にあるカメラ」の存在又はその可能性を検出す
るものである、ことを特徴とする隠しカメラ検知装置。
例えば、(a)前記の赤外線センサが受信した赤外線に
基づいて周囲に赤外線を発する物体があるかどうかを検
出し、そのような物体があるときは、その物体につい
て、その形状や色を前記カメラからの画像データに基づ
いて把握し、前記の赤外線を発している物体が市販のカ
メラ又はカメラの対物レンズの形状・色と類似している
ときは、その物体はカメラ又はカメラの対物レンズであ
る可能性が高いと判断する方法や、(b)前記カメラに
より撮像して得られた画像データを解析して、例えば直
径約5cm(直径4cm、直径3cm、直径2cm、又
は、直径1cm)以下の小さな物体、円形状の物体又は
透明な物体があるかどうかを検出し、そのような物体が
あるときは、その物体について前記赤外線検出部が受信
した赤外線に基づいてその物体が赤外線を発しているか
どうかを把握して、前記の「直径が小さな物体、円形状
の物体、又は透明な物体」が赤外線を発しているとき
は、前記の物体はカメラ又はカメラの対物レンズである
可能性が高いと判断する方法などの方法により、前記
「ユーザーを撮像可能な位置にあるカメラ」の存在又は
その可能性を検出する。 9.上記1から8までのいずれかにおいて、前記隠しカ
メラ検出手段は、周囲を撮像する一つ又は2つ以上のカ
メラと、この一つ又は2つ以上のカメラによる周囲の物
体を撮像データに基づいて周囲の物体の3次元画像(3
次元形状)データを取得する3次元画像取得手段と、こ
の3次元画像取得手段からの3次元画像に基づいて、周
囲に曲面を有する物体が存在するかどうかを検出する曲
面検出手段と、この曲面検出手段からの出力に基づい
て、「曲面を有する対物レンズ」を備えたカメラの存在
又はその可能性があるかどうかを判断する判断手段と、
を備えていることを特徴とする隠しカメラ検知装置。 10.上記1から9までのいずれかにおいて、前記隠し
カメラ検出手段は、周囲を撮像する1つ以上のカメラ
と、前記1つ以上のカメラからの周囲の物体の撮像デー
タに基づいて、周囲に「透明体で且つ平面が円形の物
体」が存在するかどうかを検出するための透明円形物体
検出手段と、前記透明円形物体検出手段からの出力に基
づいて、「透明体で且つ平面が円形の対物レンズ」を有
する前記の「ユーザーを撮像可能な位置に存在している
カメラ」の存在又はその可能性を判断するための判断手
段と、を備えていることを特徴とする隠しカメラ検知装
置。 11.上記1において、前記隠しカメラ検知装置の全体
又はその一部は、腕時計、メガネ、ペンダント・ブロー
チ・靴・スカート・帽子・杖・バッグ・携帯電話機など
のユーザーが身に付けるか又は携帯するタイプの「器具
・身飾品・衣服・靴・帽子・杖又はバッグ」に内蔵され
又は取り付けられている、ことを特徴とする隠しカメラ
検知装置。 12.上記3において、前記移動手段は、車輪又は複数
の足により移動する自走式又はロボット型の移動体であ
る、ことを特徴とする隠しカメラ検知装置。 13.住宅やオフィスなどの施設の室内を撮像可能な位
置に存在しているカメラ又は室内の音声を収集可能な位
置に存在しているマイクを検知するためのカメラ等検知
装置であって、前記施設内に備えられている全部又は一
部の電気製品の「ID(識別データ)」又は「IDとそ
れに固有のパスワード」を記録しておくための記録手段
と、前記電気製品の存在を、周囲の物体から発する熱又
は赤外線を収集することにより(周囲の物体から赤外線
が発せられているときは、電気製品である可能性が高
い)、又は、周囲の物体をカメラで撮像してその撮像し
映像データを解析すること(前記撮像された映像の中
の物体が何かを推測・認識すること。例えば、多数の市
販されている電気製品の形状又はユーザーの居る施設内
に設置されている複数の電気製品の形状を予めデータベ
ースとして記録しておいて、前記撮像された映像の中の
各物体の形状と前記データベースからの各電器製品の形
状データとを比較照合することにより、前記撮像された
映像の中の各物体が電気製品かどうかを判定すること)
により、検出するための電気製品検出手段と、前記施設
内に備えられている全部又は一部の電気製品側から無線
で(電波又は赤外線により)送信されるその電気製品の
「ID」又は「IDとそれに固有のパスワード」を受信
するためのID等受信手段と、前記電気製品検出手段か
らの出力を受信すると共に、前記ID等受信手段が受信
した「ID」又は「IDとそれに固有のパスワード」を
前記記録手段に記録された電気製品の「ID」又は「I
Dとそれに固有のパスワード」と比較照合することによ
り、前記電気製品検出手段が検出した各電気製品が正規
のものであるかどうかを判定する判定手段と、前記判定
手段から出力に基づいて、前記の検出された電気製品が
正規のものではないときは、そのことを、ユーザー側
に、例えば音・光・振動・文字表示又は画像表示などで
構成されるアラーム(警報・告知)により、又は、文字
・画像又は音声などで構成される報告により、告知する
ための告知手段と、を備えたことを特徴とするカメラ等
検出装置。 14.上記13において、前記ID等受信手段は、前記
施設内に備えられている全部又は一部の電気製品に予め
備えられた「各電器製品のID又はIDとそれに固有の
パスワードを記録するための記録媒体と、この記録媒体
に記録されたID又はIDとそれに固有のパスワードを
電波又は赤外線により周囲に送信するための送信部と、
を備えた識別手段(例えば、識別用タグ)」から発せら
れる「ID」又は「IDとそれに固有のパスワード」を
受信するものである、ことを特徴とするカメラ等検知装
置。
【0007】
【発明の実施の形態】実施形態1.本発明の実施形態1
を説明する。本実施形態1は、電波や光を周囲に向けて
放射しながらスキャンして、その反射波を受信して周囲
の物体を解析する手法(レーダーの原理)を利用して、
「隠しカメラ、又はこれと類似の物体」を検知するもの
である。すなわち、本実施形態1の特徴は、光スキャナ
ー(好ましくは、レーザー・スキャナ)により周囲にス
ポット光(より好ましくは、レーザー光)を上下左右に
スキャンして、その反射光を光センサーで受信して周囲
の状況を把握するための「スキャナー装置」(レーダー
と類似の機能を有するもの)(図1aの符号10参照)
を使用している点である。なお、前記「スポット光」の
代わりに、「指向性の高い電波」を使用しても良い。実施形態1の構成 まず、本実施形態1の構成を説明する。図1aは、本発
明の実施形態1を示すブロック図である。図1aにおい
て、1はスポット光(直径が例えば約5mm〜約0.1
mmのスポット光で、望ましくは、レーザー光)を発す
るためのスポット光源、2は前記スポット光源1から発
するスポット光が周囲を上下左右に走査するようにスポ
ット光の光軸方向(照射方向)を順次変位(シフト)さ
せていくためのスキャン機構である。前記スキャン機構
2は、例えば、前記スポット光を上下方向にスキャン
(鏡などを使用して)させながら、順次、少しずつ水平
方向(左方向又は右方向)に回動させていき、水平方向
に360度回動させしたらスキャンを終了させる、とい
うものである。また、図1aにおいて、3は光センサ
で、前記スポット光源1からのスポット光が周囲の物体
4に当たって反射されて(スポット光源1の近傍にある
光センサ3の方向に)帰ってきた反射光を受光するため
の光センサである。この光センサ3は、好ましくは、前
記スポット光源1の近傍(すぐ隣・すぐ近く)に設置さ
れている。本実施形態1では、以上のスポット光源1、
スキャン機構2、及び、光センサ3により、光スキャナ
(好ましくは、レーザー・スキャナ)を使用して周囲に
スポットの光(好ましくは、レーザー光)を上下左右に
スキャンして、その反射光を光センサで受信して周囲の
状況を把握するための「スキャナー装置」(レーダー類
似の装置類似のもの)(図1aの符号10参照)が構成
されている。なお、ここで使用する「スポット光」の直
径は、例えば、約5〜約0.1cm(また、約1mm〜
0.1mmなど、直径1mm以下のスポット光を使用す
ることも、可能である)のものが望ましい。スポット光
の直径は、小さければ小さいほど「物体を識別するため
の分解能」は高くなるが、逆に、小さければ小さいほど
スポット光のスキャン動作やスポット光の反射光の解析
のための処理時間が長くなってしまうので、分解能と処
理時間とのバランスを考えて決めることが望ましい。ま
た、前記「スポット光(好ましくは、レーザー光)」
は、可視光のスポット光(好ましくは、可視光レーザ
ー)でも、赤外線のスポット光(好ましくは、赤外線レ
ーザー)でも、紫外線のスポット光(好ましくは、紫外
線レーザー)でもよい。また、本実施形態1の「スキャ
ナー装置」(レーダーと類似の機能を有する装置)は、
前記「スポット光」を使用する代わりに、「指向性の強
い電波」(指向性の強いアンテナから発するマイクロ波
などの電波)を使用して周囲をスキャンして、その電波
の反射波を受信アンテナで受信して、周囲の状況を把握
するように構成してもよい。また、前記スキャン機構2
によるスキャン方法は、例えば、光源を固定したレーザ
ー光を角度を可変できる鏡で反射するか、または、スポ
ット光源1の向きを機械的に変える方法などにより実施
できる。また、図1aにおいて、6は、前記スポット光
源1及びスキャン機構2を制御してスポット光で周囲を
スキャンさせると共に、前記スキャン機構2からのスキ
ャン角度・位置データと前記光センサ3からの反射光の
受光データとに基づいて、周囲に「隠しカメラ、又はこ
れと類似の物体」が存在するかどうかを判定するための
マイクロコンピュータである。このマイクロコンピュー
タ6は、内蔵する位置メモリを制御して、前記スキャン
機構2からのスポット光の位置データ(スポット光源が
スポット光を照射している方向や位置を示すスキャン角
度・位置データ)と前記光センサ3からの受光データと
を、スキャンの過程で互いに同期させて逐次記録するよ
うにしている。本実施形態1では、前記位置メモリを含
むマイクロコンピュータ6により、前記スキャナ装置1
0からのデータに基づいて周囲に「隠しカメラ、又はこ
れと類似の物体」が存在するかどうかを検知するための
隠しカメラ検出部が構成されている。また、図1aにお
いて、12はアラーム出力/報告部である。このアラー
ム出力/報告部12は、前記隠しカメラ検出部11のマ
イクロコンピュータ6が「隠しカメラ、又はこれと類似
の物体」が存在すると判定したとき、所定のアラーム
(例えば、所定の音響又は音声メッセージ、所定の振
動、所定の光の発生、若しくは光の点滅など)を発生す
ると共に、ユーザーの電子メールアドレスなどの予め決
められた宛先に、「隠しカメラ又はこれと類似の物体」
が存在していること、及び、その「隠しカメラ又はこれ
と類似の物体」が存在している場所・方向などの情報
を、電子メールなどの方法で報告するためのものであ
る。すなわち、前記マイクロコンピュータ6は、アラー
ム出力/報告部12を制御して、所定のアラームを出力
させると共に、所定の報告をユーザーに送信させる。こ
のときのアラームは、例えば、所定の音響、振動、光、
光の点滅、ユーザーの携帯情報端末のディスプレイでの
文字又は画像の表示などの方法により、行われる。すな
わち、前記アラーム出力/報告部12は、例えば、所定
の音響を発するスピーカ、所定の振動を発するバイブレ
ータ、所定の光を発する発光ダイオード、所定の文字又
は画像を出力するディスプレイなどを含んでいる。ま
た、前記アラーム出力/報告部12は、前記のマイクロ
コンピュータ6による検出・判定結果をユーザーのメー
ルアドレスに送信するためのメールソフトなども含んで
いる。次に、本実施形態1の動作を図1a及び図1b
(フローチャート)を参照して説明する。図1bのステップS1(「隠しカメラのレンズ群、又
は、これと類似する物体」からの強い反射光の検出」) まず、図1bのステップS1で、マイクロコンピュータ
6は、前記スポット光源1及びスキャン機構2を制御し
て周囲にスポット光をスキャンして、周囲の中で、所定
のレベル以上の強い反射光を返してきた物体の位置(強
い反射光が帰ってきたときのスキャンの角度・方向)を
検出することにより、次のステップS2で詳細にスキャ
ンすべき場所・スキャン角度・方向を検出する。すなわ
ち、本実施形態1では、スポット光源1をスキャン機構
2により上下左右に動かすことにより、スポット光(好
ましくは、レーザー光)を順次上下左右(全方位)にス
キャンする。また、このとき、各スポット光の照射スキ
ャン角度・照射位置は、逐次、前記マイクロコンピュー
タ6内の位置メモリに記録されていく。このスキャンの
過程で、前記スポット光源1から照射されたスポット光
が隠しカメラの「レンズ群(光学系)」に当たると、そ
の瞬間、前記「レンズ群」からの反射により、強い反射
光(レーザー光)が返ってくる(前記「レンズ群」によ
るスポット光の反射光の量は、レンズ群以外の通常の物
体による反射光よりも多い)。したがって、本実施形態
1では、光センサ3が前記「隠しカメラのレンズ群」か
らの反射光を感知する(すなわち、光センサ3が所定レ
ベル以上の反射光のみを「レンズ群からの強い反射光」
として検知する)と、マイクロコンピュータ6は、その
「レンズ群からの強い反射光」を検知したときのスキャ
ン機構16のスポット光(レーザー光)を放射したとき
のスキャン角度情報(位置データ)を、他のスキャン角
度情報と区別して位置メモリーに記録することができ
る。このマイクロコンピュータ6が記録・取得したスキ
ャン角度情報(位置データ)により、前記の所定レベル
以上に強い反射光を返してきた反射物体(前記「レンズ
群、又は、これと類似の物体」と推測できる。図1aの
4参照)の位置が判明する。すなわち、一般に、「隠し
カメラ」の構成要素である「レンズ群(光学系)」は、
「複数の凸レンズと凹レンズの組み合わせ」により構成
されているので、カメラの撮影範囲から強力なスポット
光が照射されると、複数のレンズの凹面または凸面の反
射光により、光の反射が(他の物体と比較して)効率的
に帰ってくる(「強い反射光」が光センサにより検出さ
れる)。そこで、この「強い反射光」を検出することに
より、周囲に「レンズの滑らかな凹面または凸面、又
は、これと類似する物体」が存在しているかどうかを検
知できる。すなわち、スポット光源から発せられたスポ
ット光は、「前記レンズ群の中の一番外側の第1のレン
ズに当たると、その一部は高効率に反射する(すなわ
ち、第1に、レンズは、その表面が滑らかなので、反射
光が散乱・拡散することが無く、より多くの反射光がス
ポット光源の近くにある光センサに受光されることにな
り、光の反射効率が高い。また、第2に、レンズは、凹
面又は凸面で構成されており、凹面及び凸面は、必ずス
ポット光源からのスポット光の光軸と垂直な部分をもっ
ているため、そこで反射された反射光の一部は、必ずス
ポット光源(及びその近傍の光センサ)の方向に帰って
くるので、光の反射効率が高い。以上の第1の点と第2
の点などから、カメラのレンズ群は、他の物体と比較し
て、スポット光の反射効率が極めて高いと言える)と共
に他の部分は透過する(レンズは透明なので)が、その
透過したスポット光は、更にその次の第2のレンズに当
たり、その一部が高効率に反射すると共に他の部分は透
過するが、その透過したスポッ光は、更にその次の第3
のレンズに当たり、・・・」というような動作を繰り返
すので、前記スポット光源からのスポット光が前記レン
ズ群に当たると、前記レンズ群により極めて効率的に反
射されて、「強い反射光」が、スポット光源1及びその
近くの光センサ3の方向に、帰ってくることになる(よ
って、「強い反射光」が光センサ3により検出されるこ
とになる)。このように、隠しカメラを構成する「レン
ズ群(光学系)」は、透明素材により形成され表面が凹
状又は凸状で滑らかに形成されているので、光が「レン
ズ群」に当たったときの反射効率が他の物体よりも高
く、他の物体よりも強い反射光を返すものである。よっ
て、図1bのステップS1では、前記光センサ3が受信
した反射光を分析して、他よりも「強い反射光」が帰っ
てきた物体のスキャン角度・位置を、「隠しカメラのレ
ンズ群、又はこれと類似する物体」が存在している場所
だと推測しているのである。図1bのステップS2(ステップS1で検出したスキャ
ン角度・位置への詳細なスキャンとその反射光の分布状
況データの取得) 前述のように、ステップS1におい
て「所定レベル以上に強い反射光を返してきた反射物体
(「隠しカメラのレンズ群(光学系)、又はこれと類似
の物体」である)」として検出された反射物体の中に
は、実際には、ガラス・金属・鏡等もありうるので、さ
らに、検出精度を高めるための工夫が必要である。そこ
で、本実施形態1では、図1bのステップS2におい
て、ステップS1で検出した「詳細なスキャンを行うべ
き角度・位置」として検出された、「所定レベル以上に
強い反射光を返してきた反射物体(レンズ群、又はこれ
と類似の物体)」が存在するスキャン角度・位置につい
て、受光部(光センサ3)の感度(分解能)を高めて、
再び、前記スキャン角度・位置に向けて、スポット光の
「詳細なスキャン」を行い、その反射光の分布状況を検
出するようにしている。すなわち、本実施形態1では、
検出精度を高めるため、前記の「所定レベル以上に強い
反射光を返してきた反射物体(「レンズ群、又はこれと
類似の物体」である)」として検出された反射物体が存
在するスキャン角度・方向・位置(これは、マイクロコ
ンピュータ6が、前記光センサ3からの信号を受信しな
がら同時に前記位置メモリに記録されたスキャンされた
スポット光の角度情報(位置データ)を読み取ることに
より、認識可能である)を、さらに詳細にスキャンす
る。図1bのステップS3(反射光の分布状況の解析と、
「隠しカメラのレンズ群又はこれと類似する物体」があ
るかどうかの判定) そして、前記マイクロコンピュー
タ6は、図1bのステップS3において、前記の詳細な
スキャンにより得られたデータを、すなわち、前記反射
物体が返してきた反射光(スポット光の反射光)の強弱
と位置(水平と垂直の角度)の分布状況を、詳細に解析
して、その位置・角度(方向)に、例えば「直径が約5
〜約0.1cm(又は、約5〜2cm、約5〜約1c
m、約5〜約0.3cm、約5〜約0.2cm、若しく
は、約5〜約0.05cm)の、円形又は楕円形の物
体」があるかどうか、などを判断基準として、「平面が
直径約5〜約0.1cmの、円形又は楕円形であるよう
な、隠しカメラのレンズ群(光学系)、若しくは、その
中の対物レンズ、又は、これらと類似の物体」の存在を
検出し、この検出に基づいて、前記「隠しカメラ(対物
レンズを有している)、又はこれと類似の物体」の存在
を詳細に検出するようにしている。なお、一般的に、カ
メラのレンズ(レンズ群)には(したがって「隠しカメ
ラのレンズ(レンズ群)」にも)、可視光を反射しにく
いコーティングがなされている。そこで、本実施形態1
では、前記マイクロコンピュータ6は、図1bのステッ
プS3において、前記の判断基準に加えて、さらに、前
記の「所定レベル以上に強い反射光を返してきた反射物
体(「レンズ群、又はこれと類似の物体」である)」と
して検出された反射物体に対して、可視光範囲の光(好
ましくは、レーザー)と赤外線または紫外線の光(好ま
しくは、赤外線レーザー、又は、紫外線レーザー)とを
交互に照射して、それらの同一物体からの反射光を互い
に比較することにより、その物体がカメラのレンズかそ
の他の反射物かを判別するようにしても良い。この判別
においては、可視光と赤外線または紫外線の光とが同様
に反射する物体はガラスや鏡であると判定し、可視光の
反射が少なく赤外線または紫外線の光が多く反射する物
体は「前述のようなコーティングの施されたカメラのレ
ンズ群(レンズ)」であると判別することができる。図1bのステップS4〜S6の動作(アラームの出力と
報告など) 図1bのステップS3の判定がYESのと
きは、ステップS4及びステップS5で、前記マイクロ
コンピュータ6は、所定のアラームを出力すると共に、
隠しカメラ又は隠しカメラと類似する物体が周囲に存在
すること、及び、その物体が存在する位置・方向・角度
情報を、電子メールなどでユーザーに知らせる。また、
図1bのステップS3の判定がNOのときは、特にアラ
ームを発することなく、ステップS6で、前記マイクロ
コンピュータ6は、隠しカメラ又は隠しカメラと類似す
る物体が周囲に存在しないと判定されたことを電子メー
ルなどの方法でユーザーに報告する。なお、本実施形態
1は、ユーザーが携帯する携帯型機器としても、室内に
据え置かれる据え置き型機器としても、また、ロボット
などの移動機構により自律的に又はユーザーの遠隔操作
により移動する移動型機器としても、構成することがで
きる。また、本実施形態1を「携帯型」とするときは、
例えば、ユーザーが携帯する機器(例えば、携帯電話、
携帯情報端末、ノート型パソコンなど)やユーザーが装
着する道具(例えば、メガネ、腕時計、ブレスレット、
イヤリング、ペンダント、ブローチ、ネックレス、胸ポ
ケットに差しておくボールペン、バッグ、杖、など)や
靴や被服や帽子や腰ベルト(バンド)などに、内蔵又は
外付けすることができる。この場合、前記の各機器又は
道具に内蔵又は外付けするものは、本実施形態1の装置
全体でもよいし、その一部だけでもよい(例えば、図1
のスキャン装置10だけを前記の機器又は道具に内蔵又
は外付けさせて、それ以外の前記マイクロコンピュータ
11及びアラーム出力/報告部12の部分は、ユーザー
がカバンの中に入れるようにしてもよい。この場合、図
1のスキャン装置10と前記マイクロコンピュータ11
とは、ブルートゥースなどの無線通信手段で電気的に接
続される)。次に、図1cは、本実施形態1を携帯型と
して構成したときの外観とその使用方法を示すものであ
る。図1cにおいて、aはプールの脱衣場gの中に居る
ユーザー、bはこの脱衣場gの中に備えられたテーブ
ル、cは前記テーブルbの上に載置された本実施形態1
による携帯電話機能付きの隠しカメラ検知装置(ユーザ
ーaが携帯しているもの)、dはこの隠しカメラ検知装
置cの筐体の上面から伸縮自在に備えられた支持棒(支
持棒dは、隠しカメラ検知装置cを使用しているとき
は、隠しカメラ検知装置cの筐体の上面から突設し、隠
しカメラ検知装置cを使用しないときは、隠しカメラ検
知装置cの筐体の中に収容されている)、eは前記支持
棒dの先端部に備えられた「スキャナ装置(レーダー類
似の装置)」(図1aの符号10参照)、fはプールの
脱衣場gの中に誰かが不法に設置した隠しカメラ(盗撮
用カメラ)、である。図1cに示すように、ユーザーa
は、プールの脱衣場gなどで、自分の衣服を脱ぐとき
は、その前に、本実施形態1の隠しカメラ検知装置cを
テーブルbの上に置いて自分の周囲(望ましくは約36
0度の全方位)をスポット光でスキャンさせて、脱衣場
の中に(自分の周囲に)「自己を撮像可能な隠しカメラ
又はこれと類似の物体が存在しているかどうか」を検知
するように指示する。この指示は、例えば、隠しカメラ
検知装置cの所定のボタンを押すことにより行われる。
すると、前記スキャナ装置eが周囲をスポット光でスキ
ャンし、図1aのマイクロコンピュータ6により、「隠
しカメラ又はこれと類似の物体が存在しているかどう
か」が判定され、存在していると判定されたときはアラ
ームなどが出力される。なお、本実施形態1のハードウ
ェアとしての構成は、例えば次の(1)〜(5)などの
形態が可能である。 (1)前記の「スキャン装置(レーダー類似の装置)1
0、隠しカメラ検出部11、及び、アラーム出力/報告
部12」は、併せて一つの機器として、一つの筐体の中
(例えば、携帯電話機の筐体の中)に内蔵させる(本発
明では、前記の「スキャン装置(レーダー類似の装置)
10、隠しカメラ検出部11、及び、アラーム出力/報
告部12」は、それぞれ別々の筐体に収容するようにし
てもよい)。 (2)前記スキャン装置(レーダー類似の装置)10の
みを前記の携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドな
どに装備させて、前記隠しカメラ検出部11とアラーム
出力/報告部12とは「別個の一つの携帯型機器」とし
て構成し、これはユーザーが持ち運ぶバッグの中に収容
する。この(2)の場合は、前記スキャン装置(レーダ
ー類似の装置)10と前記隠しカメラ検出部11との間
は、例えばブルートゥースなどの無線通信規格を使用し
た無線電波により信号がやり取りされる。 (3)前記スキャン装置(レーダー類似の装置)10と
前記隠しカメラ検出部11を前記の携帯型の機器・道具
や被服や靴や腰バンドなどに装備・内蔵させて、前記ア
ラーム出力/報告部12は「別個の一つの携帯型機器」
として構成し、これはユーザーが持ち運ぶバッグの中に
収容する。この(3)の場合は、前記スキャン装置(レ
ーダー類似の装置)10と前記隠しカメラ検出部11と
の間は、例えばブルートゥースなどの無線通信規格を使
用した無線電波により信号がやり取りされる。 (4)前記スキャン装置(レーダー類似の装置)10の
みを前記の携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドな
どに装備・内蔵させて、前記隠しカメラ検出部11とア
ラーム出力/報告部12とを、前記スキャン装置(レー
ダー類似の装置)10が装備・内蔵されたモノとは別の
携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドなどに内蔵さ
せる。例えば、前記スキャン装置(レーダー類似の装
置)10をユーザーのメガネに内蔵させ、前記隠しカメ
ラ検出部11とアラーム出力/報告部12とをユーザー
の腕時計に内蔵させるようにしてもよい。 (5)前記スキャン装置(レーダー類似の装置)10と
前記隠しカメラ検出部11を前記の携帯型の機器・道具
や被服や靴や腰バンドなどのモノに装備・内蔵させて、
前記アラーム出力/報告部12は、前記スキャン装置
(レーダー類似の装置)10と隠しカメラ検出部11が
内蔵されたモノとは別の携帯型の機器・道具や被服や靴
や腰バンドなどに内蔵させる。例えば、前記スキャン装
置(レーダー類似の装置)10と前記隠しカメラ検出部
11をユーザーが被っている帽子に内蔵させ、前記アラ
ーム出力/報告部12をユーザーのブローチなどに内蔵
させるようにしてもよい。
【0008】実施形態2.次に、本発明の実施形態2を
図2に基づいて説明する。図2において、図1aと共通
する部分には、同一の符号を付している。本実施形態2
は、図1aで説明した実施形態1の改良型である。すな
わち、本実施形態2では、図1aの構成に加えて、赤外
線センサ13と、この赤外線センサ13を周囲(上下左
右)に向けてスキャン(シフト・回動)させるためのス
キャン機構(回動機構)であって、前記マイクロコンピ
ュータ6により制御されるスキャン機構(回動機構)1
4と、を備えている。前記スキャン過程での赤外線セン
サ13からの熱源位置データ(熱源の位置を示すスキャ
ン角度のデータ)は、逐次、前記マイクロコンピュータ
6内の位置メモリに記録される。前記スキャン機構14
により赤外線センサ13がスキャンされて、それにより
得られる周囲の熱源の位置データが前記位置メモリに記
録されることにより、周囲のどの位置・スキャン角度に
熱源が存在しているかをマイクロコンピュータ6が把握
することができる。一般に、隠しカメラなどの電気製品
は熱を発するので、前記の図1bのフローチャートのス
テップS3における、スポット光の反射光の分布状況の
解析の後に、その物体の位置が、前記赤外線センサ13
で検出した熱源の位置と一致するかどうかを判定するこ
とにより、より判定の精度を高めることができる。すな
わち、前記の図1bのステップS3において、前記スポ
ット光の反射光の分析により「直径が5〜0.5mmの
円形又は楕円形の物体で、強い反射光を返してくるよう
な物体、すなわち、レンズ群又はこれと類似の物体」の
位置を検出し、その位置が、前記赤外線センサ13から
の熱源の位置と一致する場合は、その物体が「隠しカメ
ラ又はこれと類似の物体」だと判定し、一致しない場合
は、その物体が「隠しカメラ又はこれと類似の物体」で
はないと判定することにより、より高精度な判定が可能
になる。なお、図2において、前記赤外線センサ13用
のスキャン機構14は、図2のスポット光源1用のスキ
ャン機構2により兼用するようにしてもよい。この場合
は、スキャン機構2にスポット光源1と共に赤外線セン
サ13を搭載しておき、スポット光源1からのスポット
光のスキャンと同時に、赤外線センサ13のスキャン
を、前記スキャン機構2により行うようにするこができ
る。
【0009】実施形態3.図3aは本発明の実施形態3
による隠しカメラ検知装置1を示すブロック図である。
図3aにおいて、20は隠しカメラ検出用の撮像装置
(ユーザー側が保有するカメラ22などから構成され
る)、21は前記撮像装置20からの検出データに基づ
いて「隠しカメラ又はこれと類似する物体」が周囲に存
在するかどうかを判定するための隠しカメラ検出部、1
2は前記隠しカメラ検出部21からの信号に基づいてユ
ーザーにアラームを出力したりメールを送信したりする
ためのアラーム出力/報告部(前記アラーム出力/報告
部12は、図1aで説明したものと同一である)であ
る。前記の隠しカメラ検出用撮像装置20に含まれるカ
メラ22は、結像レンズ(対物レンズなどから成る光学
系部分)とCCD(電荷結合素子)とにより基本構成さ
れ、周囲の状態を撮影するためのものである。また、前
記撮像装置20は、光(可視光が望ましいが、赤外線や
紫外線でもよい)を周囲に照射するための光照射部(フ
ラッシュ)23を備えている。前記光照射部(フラッシ
ュ)23から可視光が照射されるときは、カメラ22は
鮮明なカラー画像を取得することができる。また、前記
光照射部(フラッシュ)23から赤外線又は紫外線が照
射されるときは、カメラ22は鮮明な白黒画像を取得す
ることができる。また、本実施形態3では、前記カメラ
22は、対物レンズの前方(被写体方向)に対して一時
的に装着される「赤外線のみを透過させる(可視光や紫
外線などをカットする)ためのフィルタ」24を、備え
ている。このフィルタ24は、カメラ22の周囲の熱の
発生源の位置を特定するために、必要に応じて自動的に
(図3aのマイクロコンピュータ26からの制御によ
り)、対物レンズに一時的に装着されるものである。前
記「赤外線のみを透過する(可視光や紫外線などをカッ
トする)ためのフィルタ」24の装着位置は、カメラ2
2の光学系の前方(被写体側)でも、光学系の内部で
も、光学系のCCD側でも、いずれでも可能である。前
記カメラ22は、前記フィルタ24が装着されない状態
で且つ前記光照射部(フラッシュ)23から光(例えば
可視光)を照射した状態で周囲の状況を光(例えば可視
光)で撮影することと、前記フィルタ24が一時的に装
着された状態で且つ前記光照射部(フラッシュ)23か
ら光を照射しない状態で周囲の状況(熱の発生源の場
所、周囲の熱の分布状況など)を撮影することとを、周
期的に繰り返す(前記の赤外線での撮像により得られる
情報により、周囲に存在する熱源の位置情報が取得でき
る)。また、一般に、隠しカメラに備えられている「レ
ンズ群(光学系)」は、「凸レンズと凹レンズの組み合
わせ」により構成されている。そのため、カメラの撮影
範囲から前記光照射部(フラッシュ)23により「強い
光」を「レンズ群の凹面または凸面」に当てると、その
レンズ群の凹面または凸面での反射により「強い反射
光」が帰ってくる(「強い反射光」がカメラ22により
検出されることになる)ので、この「強い反射光」を検
出することにより、周囲に「レンズ群の凹面または凸
面」が存在することを検知できる。すなわち、前記光照
射部(フラッシュ)23からの光(可視光、赤外線、又
は、紫外線)は、「前記レンズ群の中の一番外側の第1
のレンズに当たると、「その一部」は高効率に反射す
る(すなわち、第1に、レンズは、その表面が滑らかな
ので、反射光が散乱・拡散することが無く、より多くの
反射光が光照射部23の近くにあるカメラ22に受光さ
れることになり、光の反射効率が高い。また、第2に、
レンズは、凹面又は凸面で構成されており、凹面及び凸
面は、必ず光照射部23からの光の光軸と垂直な部分を
もっているため、そこで反射された反射光の一部は、必
ず光照射部23(及びその近傍のカメラ22)の方向に
帰ってくるので、光の反射効率が高い。以上の第1の点
と第2の点などから、カメラのレンズ群は、他の物体と
比較して、光照射部23からの光の反射効率が極めて高
いと言える)と共に「他の部分」は透過する(レンズ
は透明なので)が、その透過した光は、さらに次の第2
のレンズに当たり、その一部が高効率に反射すると共に
他の部分は透過するが、その透過した光は、さらに次の
第3のレンズに当たり、・・・」という動作を繰り返す
ので、前記光照射部(フラッシュ)23からの光が前記
レンズ群に当たると、そのレンズ群により極めて効率的
に反射されて、他の物体と比較して、「強い反射光」が
帰ってくる(「強い反射光」がカメラ22により検出さ
れる)。そこで、本実施形態3では、周囲に「レンズ群
の滑らかな凹面または凸面」が存在することを検知する
ため、図3aのカメラ22による撮像時に、光照射部
(フラッシュ)23により撮影方向に光を照射するよう
にしている。前記カメラ22は、常時に又はユーザーが
指示したときに(後述のマイクロコンピュータ26から
の指令により)、ユーザーの周囲の状況(望ましくは、
約360度全方位の周囲の状況)を撮像し、その撮像デ
ータを前記隠しカメラ検出部21に送信する。また、前
記光照射部(フラッシュ)23も、前記マイクロコンピ
ュータ26からの指令により、前記カメラ22の撮像時
に、周囲に光を照射する。また、前記「赤外線のみ透過
させるフィルタ」24も、前記マイクロコンピュータ2
6からの指令により、前記カメラ22の赤外線での撮像
時に、前記カメラ22の光学系の前(被写体側)、後
(CCD側)又は光学系内部に、一時的に装着される
(この場合の装着動作は、モーターなどにより、前記フ
ィルタ24を自動的に(ユーザーの手動でなく)前記光
学系の前後又は内部に移動させることが望ましい)。
【0010】前記隠しカメラ検出部21は、少なくとも
マイクロコンピュータ26(このマイクロコンピュータ
の代わりに、ゲートアレイを使用してもよい)と、カメ
ラ22により撮影された画像を記憶するための画像メモ
リー25とを含んでいる。本実施形態3では、画像メモ
リ25はマイクロコンピュータ26の外部に存在してい
る。前記マイクロコンピュータ26は、前記カメラ2
2、光照射部(フラッシュ)23、及びフィルタ24を
制御し、所定のタイミングで前記光照射部(フラッシ
ュ)23から光を照射させながらカメラ22の撮像を行
わせ、その可視光等で撮像して得られた撮像データを画
像メモリ25に記録させる。また、前記マイクロコンピ
ュータ26は、所定のタイミングで前記フィルタ24を
カメラ22の対物レンズの前方に一時的に移動させて装
着させてから(この場合、前記光照射部(フラッシュ)
23は作動させないで)カメラ22の撮像を行わせ、そ
の赤外線で撮像して得られた撮像データを画像メモリ2
5に記録させる。また、前記マイクロコンピュータ26
は、画像の輝度および図形解析用のプログラム(画像処
理・画像解析用のソフトウェア)を含み、前記画像メモ
リー8内の撮像データ(画像データ)について、その輝
度(光の強弱)と図形の形状を解析する(例えば、画像
内の各物体の輪郭を検出する)ことにより、隠しカメラ
のレンズ群(光学系)からの「強い反射光」(「レンズ
群に比べて反射効率が悪い他の物体」からの反射光と比
べて、強い反射光)を検出すると共に、画像内の「直径
が例えば約5cm〜約0.1cmの、円形または楕円形
状を有するレンズ形状を有する物体(又は/及び、平面
が凹状又は凸状の曲面に形成された物体)」を識別・検
出して、周囲に「隠しカメラのレンズ群又は対物レン
ズ、又はこれらと類似する物体」が在るかどうか、及
び、もし在るとすればその位置を検出する機能を備えて
いる。即ち、前記隠しカメラ検出部21は、例えば、前
記カメラ22からの可視光等での撮像による映像データ
を解析して、周囲に「光を強く反射させる物体」がある
かどうか(「レンズ群からの強い反射光」があるかどう
か)、周囲に「直径が例えば約5cm〜約0.1cm
の、平面が円形または楕円形状を有するレンズ形状を有
する物体(又は/及び、平面が凸状又は凹状の曲面に形
成された物体)」があるかどうか、などを判断する。そ
して、このような物体(隠しカメラのレンズ群・対物レ
ンズ又はこれと類似する物体)があると判定した場合、
画像上の相対位置を算出することにより、その物体の位
置を検出する。そして、この検出(判定)に基づいて、
前記「隠しカメラ(レンズ群・対物レンズを有してい
る)、又はこれと類似の物体」の存在と位置を特定す
る。また上記の方法だけでは、「光を強く反射する物
体」及び/又は「円形または楕円形状の物体」をすべ
て、「隠しカメラの対物レンズ又はこれと類似する物
体」として検出してしまうので、検出精度が少し低くな
ってしまう。そこで、本実施形態3では、前述のよう
に、カメラ22の周囲の熱の発生源を特定するために必
要に応じてカメラ22に「赤外線のみを透過するフィル
ター」24を装着して撮影するようにしている。これに
より、本実施形態3では、隠しカメラなどの電子機器が
発生する熱源の位置を捕えることができる。そして、本
実施形態3では、上記の検出した光を強く反射する物体
や円形または楕円形状の物体の位置情報と、赤外線撮影
による電子機器の熱源の位置情報を比較する(両者の位
置情報が一致した場合は、隠しカメラである可能性が高
い)ことにより、隠しカメラの存在及びその位置特定の
精度を上げるようにしている。すなわち、本実施形態3
では、前記マイクロコンピュータ26が、前記画像メモ
リ25からのデータに基づいて、画像の中に「光を強く
反射する物体」及び/又は「直径が例えば約5cm〜約
0.1cmの、円形または楕円形状の物体(又は/及
び、平面が凸状又は凹状の曲面に形成された物体)」が
あるかどうかを判定し、それらの物体が存在するとき
は、さらに、それらの物体の位置情報と前記赤外線撮影
による熱源位置情報とを比較して、それらが一致すると
きのみ、その物体が「光を強く反射する物体及び/又は
直径が例えば約5cm〜約0.1cmの円形または楕円
形状の物体(又は/及び、平面が凸状又は凹状の曲面に
形成された物体)であり、且つ、熱を発生する物体」と
して、「隠しカメラの対物レンズ又はこれと類似する物
体」であると判定するようにしている。なお、本実施形
態3において、前記カメラ22による可視光での撮像デ
ータから例えば「直径が例えば約5cm〜約0.1cm
の、円形または楕円形状の物体(又は/及び、平面が凸
状又は凹状の曲面に形成された物体)」を識別・検出す
るための技術は、従来からの画像処理・画像解析用ソフ
トウェアなどで公知であるので、詳細な説明を省略する
(例えば、2001年9月3日付け日経産業新聞の「産
業の息吹 神戸市 インキュベーター施設整備」という
タイトルの記事は、神戸市が運営する六甲アイランドに
ある神戸ファッションマートに入居しているアニマック
ス(横田陸郎社長)が開発した「監視カメラの画像を分
析する装置・スーパーセンサ」について、これは、カメ
ラの映像を約3,600個のドットに分解して分析し、
異常があれば警報機を鳴らしたり照明を点灯したりする
機能を有している、と紹介している)。次に、本実施形
態3の動作の一例を、図3bのフローチャートを参照し
て詳細に説明する。まず、ステップS11では、マイク
ロコンピュータ26からの制御信号により、前記フラッ
シュ23から光(例えば、可視光)を周囲に照射した状
態で、前記カメラ22(前記「赤外線のみを透過するフ
ィルタ」24を対物レンズに装着していない状態のカメ
ラ22)により、周囲を撮像し、その撮像データを前記
画像メモリ25に記録する。なお、この可視光での撮像
においては、まず周囲の所定範囲のみ(例えば、水平方
向より上方で、且つ、水平方向に60度の角度の範囲の
み)を対象に撮像し、その後、カメラの向きを水平方向
と上下方向に所定角度ずつ順次移動させていく(前記カ
メラ22を移動・回動させるために、前記マイクロコン
ピュータ26により制御されるモーターなどで構成され
る移動・回動機構を備えるようにする)ことを繰り返す
ことにより、順次、その撮像の対象範囲を移動させてい
き、最終的にカメラ22の全方位(360度の範囲)を
撮像するようにするのが、周囲の映像の「解像度を高め
る」ために望ましい(ただ、本発明では、一度に360
度の全方位をカメラで撮像するようにしてもよい)。次
に、ステップS12に進み、前記マイクロコンピュータ
26からの制御信号により、カメラ22の対物レンズに
前記「赤外線のみを透過するフィルタ24」を一時的に
装着した状態で(且つ、前記フラッシュ23は点灯させ
ないままの状態で)、前記カメラ22で周囲を撮像し、
その撮像データを前記画像メモリ25に記録する。この
赤外線での撮像においても、前記の「可視光での撮像」
のときと同様に、まず周囲の所定範囲のみ(例えば、水
平方向より上方で、且つ、水平方向に60度の角度の範
囲のみ)を対象に撮像し、その後、カメラの向きを水平
方向と上下方向に所定角度ずつ順次移動させていく(前
記カメラ22を移動・回動させるために、前記マイクロ
コンピュータ26により制御されるモーターなどで構成
される移動・回動機構を備えるようにする)ことを繰り
返すことにより、順次、その撮像の対象範囲を移動させ
ていき、最終的にカメラ22の全方位(360度の範
囲)を撮像するようにするのが、「高解像度」の画像を
得るために望ましい(ただ、本発明では、一度に360
度の全方位の熱画像をカメラで撮像するようにしてもよ
い)。次に、ステップS13に進み、前記マイクロコン
ピュータ26は、前記ステップS11で検出した可視光
での撮像データと、前記ステップS12で検出した赤外
線での撮像データ(熱源の位置情報を含む)とに基づい
て、周囲に、「フラッシュ23からの光の反射光の量
が他と比較して多い物体で、直径が約5cm〜約0.
1cmの円形又は楕円形の物体(又は/及び、平面が凸
状又は凹状の曲面に形成された物体)で、且つ、電気
製品が発するような熱を発している物体」があるかどう
かを判定する。そして、このステップS13の判定がY
ESのときは、前記マイクロコンピュータ26は、前記
アラーム/報告部4を制御して、アラームを出力させる
(ステップS14)と共に、アラームの対象となった物
体の位置や形状や発熱状態などを示す情報を、電子メー
ルなどでユーザーに知らせたり、その情報をユーザーが
携帯する情報機器のディスプレイに表示したり、その情
報をユーザーが携帯する情報機器のスピーカから音声な
どで出力する(ステップS15)。また、前記ステップ
S13の判定がNOのときは、前記マイクロコンピュー
タ26は、前記アラーム/報告部4を制御して、アラー
ムを出力させる代わりに、隠しカメラは存在しない(異
常なし)ことを示す音響(所定のメロディなど)を出力
する(ステップS16)と共に、隠しカメラは存在しな
い(異常なし)ことを示す情報を電子メールなどでユー
ザーに知らせる(ステップS15)。なお、本実施形態
3において、前記カメラ22は、「暗視カメラ」でもよ
い。すなわち、前記カメラ22は、夜間などの暗闇の周
囲(約360度の全方位の周囲が望ましい)の状況を撮
像するための暗視カメラ(例えば、周囲に赤外線を照射
して、その反射波を受信して、反射波による赤外線像を
取得するもので、CCD(電荷結合素子)カメラ又はC
MOSセンサなどの画像センサなどで構成できる)でも
よい。すなわち、前記光照射部(フラッシュ)23から
赤外線を周囲に照射しながら周囲をCCDカメラ22
(又はCMOSセンサなどの画像センサ)で撮像すれ
ば、暗視カメラによる撮像ができる。もちろん、暗闇で
も、前記光照射部(フラッシュ)23から可視光を照射
して撮像できるが、例えば、ユーザーが、「不法侵入者
が携帯している隠しカメラを、その不法侵入者に分から
ないように検知したい」と希望するときは、前記カメラ
22を暗視カメラとして作動させることが有効である。
なお、本実施形態3のハードウェアとしての構成は、例
えば次の(1)〜(5)などの形態が可能である。 (1)前記の「撮像装置20、隠しカメラ検出部21、
及び、アラーム出力/報告部12」は、併せて一つの機
器として、一つの筐体の中(例えば、携帯電話機の筐体
の中)に内蔵させる(本発明では、前記の「撮像装置2
0、隠しカメラ検出部21、及び、アラーム出力/報告
部12」は、それぞれ別々の筐体に収容するようにして
もよい)。 (2)前記撮像装置20のみを前記(本実施形態1での
説明を参照)の携帯型の機器・道具(ペンダントやブロ
ーチなどの装飾品を含む。以下同じ)や被服や靴や腰バ
ンドなどに装備させて、前記の隠しカメラ検出部21及
びアラーム出力/報告部12は、「前記の撮像装置20
とは別個の一つの携帯型機器」として構成し、これはユ
ーザーが持ち運ぶバッグの中に収容する。この(2)の
場合は、前記撮像装置20と前記隠しカメラ検出部21
との間は、例えばブルートゥースなどの無線通信規格を
使用した無線電波により信号がやり取りされる。 (3)前記の撮像装置20及び隠しカメラ検出部21
を、前記の携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドな
どに装備・内蔵させて、前記アラーム出力/報告部12
は「前記の撮像装置20及び隠しカメラ検出部21とは
別個の、一つの携帯型機器」として構成し、これはユー
ザーが持ち運ぶバッグの中に収容する。この (3)の場合は、前記撮像装置20と前記隠しカメラ検
出部21との間は、例えばブルートゥースなどの無線通
信規格を使用した無線電波により信号がやり取りされ
る。 (4)前記撮像装置20のみを前記の携帯型の機器・道
具や被服や靴や腰バンドなどに装備・内蔵させて、前記
の隠しカメラ検出部21及びアラーム出力/報告部12
を、前記撮像装置20が装備・内蔵されたモノとは別の
携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドなどに内蔵さ
せる。例えば、前記撮像装置20をユーザーのメガネに
内蔵させ、前記隠しカメラ検出部21とアラーム出力/
報告部12とをユーザーの腕時計に内蔵させるようにし
てもよい。 (5)前記撮像装置20と前記隠しカメラ検出部21を
前記の携帯型の機器・道具や被服や靴や腰バンドなどの
モノに装備・内蔵させて、前記アラーム出力/報告部1
2は、前記撮像装置20と隠しカメラ検出部21が内蔵
されたモノとは別の携帯型の機器・道具や被服や靴や腰
バンドなどに内蔵させる。例えば、前記撮像装置20と
前記隠しカメラ検出部21をユーザーが被っている帽子
に内蔵させ、前記アラーム出力/報告部12をユーザー
のブローチなどに内蔵させるようにしてもよい。なお、
本実施形態3は、ユーザーが携帯する携帯型機器として
も、室内に据え置かれる据え置き型機器としても、ま
た、ロボットなどの移動機構により移動する移動型機器
としても、構成することができる。本実施形態3を「携
帯型」とするときは、例えば、ユーザーが携帯する機器
(例えば、携帯電話、携帯情報端末、ノート型パソコン
など)やユーザーが装着する道具(例えば、メガネ、腕
時計、ブレスレット、イヤリング、ペンダント、ブロー
チ、ネックレス、胸ポケットに差しておくボールペン、
バッグ、杖、など)や靴や被服や帽子や腰ベルト(バン
ド)などに、内蔵又は外付けすることができる。本実施
形態3を「携帯型」とするときは、ユーザーは、本実施
形態3の隠しカメラ検知装置(携帯電話機などに装備さ
せてもよい)を、自分の身体に装着するかバッグに入れ
る等により携帯し、戸外(庭、公園、道路など)や施設
内(自宅やオフィスの中、駅構内、デパートの中、コン
サート会場の中、プールや風呂の脱衣場の中、など)
で、常時に又は必要なときに、前記カメラ2を作動させ
て、隠しカメラの有無を検出する。もし、隠しカメラが
検出されると、前記アラーム出力部4からアラームが発
せられるので、ユーザーは、直ちに、隠しカメラの存在
に気が付いて必要な対処を行うことができる。また、本
実施形態3を携帯型として構成した実施例の外観と使用
方法としては、前記の本実施形態1について説明した図
1cが参考になる。この実施形態3による実施例では、
図1cの符号eで示す位置に、実施形態1のような「ス
キャナ装置(レーダー類似の装置)10」ではなく、
「隠しカメラ撮像用の撮像装置20」(図3a参照)が
配置される。そして、図1cの符号eの位置に配置され
た本実施形態3の撮像装置20のカメラ22の動作を一
例を挙げると、次のとおりである。まず、例えば「水平
方向より上方向にカメラの対物レンズを向けた状態」で
水平方向の角度60度の範囲で撮像し、その後、水平方
向に(例えば右回り方向に)60度だけ前記カメラの対
物レンズを回動させて、同じ範囲で撮像し、以後、これ
と同じ動作を、水平方向360度をカバーするまで、計
6回、繰り返す。その後、今度は、「水平方向より下方
向にカメラの対物レンズを向けた状態」で、前記と同じ
動作を繰り返す。以上により、カメラ23の全方位(周
囲360度の範囲)の撮像を行うことができる。しか
も、このような動作で周囲を撮像するときは、例えば水
平方向に60度の角度の範囲だけ拡大して撮像するよう
にしているので、周囲の検出精度を上げて、隠しカメラ
のレンズなどの検出をより確実に行うことができる。な
お、本発明では、一度に360度全方位の映像を撮像す
るようにしてもよい。なお、ここで、補足的に、前記の
本実施形態3の変更例を、次に紹介しておく。前記隠し
カメラ検出部21を、マイクロコンピュータと、後述の
隠しカメラ検出のための動作を行うプログラムを記録し
たメモリと、後述のカメラや対物レンズの画像データを
蓄積したデータベースを記録した記録装置と、カメラ2
2により撮影された画像を記憶する画像メモリと、によ
り構成しても良い。すなわち、前記隠しカメラ検出部2
1は、例えば、様々な種類の市販のカメラの形状、対物
レンズの形状やコーティング色(対物レンズの形状は、
そのほとんどの正面は「円形」であり、斜めから見ても
「曲面」を有するように形成されている、また、対物レ
ンズの色は、コーティングにより各メーカーで反射色が
異なる)を予め記録しておいたデータベース(図示せ
ず)からのデータと前記画像メモリ25からの撮像デー
タとを比較照合し、前記カメラ22による撮像映像の中
に、前記データベースからのカメラ又は対物レンズの形
状・色データと類似性の高い物体が存在するときは、周
囲に「隠しカメラ又はこれと類似の物体」が存在してい
ると判定する。
【0011】実施形態4.次に、本発明の実施形態4を
図4を参照して説明する。図4において、図3aと共通
する部分には同一の符号を付している。本実施形態4
は、図3aで説明した実施形態3の改良である。すなわ
ち、本実施形態4では、図3aの構成に加えて、赤外線
センサ13と、この赤外線センサ13を周囲(上下左
右)に向けてスキャン(シフト。回動)させるためのス
キャン機構(回動機構)であって、前記マイクロコンピ
ュータ6により制御されるスキャン機構(回動機構)1
4と、を備えている。前記スキャン過程での赤外線セン
サ13からの熱源位置データ(熱源の位置を示すスキャ
ン角度のデータ)は、逐次、前記位置メモリ5に記録さ
れる。前記スキャン機構14により赤外線センサ13が
スキャンされて、そこからの熱源の位置データが画像メ
モリ25aに記録されることにより、周囲のどの位置・
スキャン角度に熱源があるかをマイクロコンピュータ2
6aが把握することができる。一般に、隠しカメラなど
の電気製品は熱を発するので、前記の図3bのフローチ
ャートのステップS13における「撮像データの解析」
の後に、その解析から「隠しカメラのレンズ群又は対物
レンズ、又は、これと類似の物体」は推測された物体の
位置が、前記赤外線センサ13で検出した熱源の位置と
一致するかどうかを判定することにより、より判定の精
度を高めることができる。すなわち、前記の図3bのス
テップS13において、前記撮像データの解析(画像処
理)により「直径が約5〜約0.1cmの円形の物体
で、フラッシュ光の強い反射光を返してくるような物
体」、すなわち「レンズ群・対物レンズ又はこれと類似
の物体」の位置を検出し、その位置が、前記赤外線セン
サ13からの熱源の位置と一致する場合は、その物体が
「隠しカメラ又はこれと類似の物体」だと判定し、一致
しない場合は、その物体が「隠しカメラ又はこれと類似
の物体」ではないと判定することにより、より高精度な
判定が可能になる。
【0012】実施形態5.図5は、本発明の実施形態5
を示す図である。図5において、50は、周囲(約36
0度全方位の周囲が望ましい)の物体から発生する赤外
線量を検出するための赤外線カメラ(CCDカメラの対
物レンズに「赤外線のみを透過させるフィルタ」を装着
されるなどの方法で構成されている)、又は、周囲の全
方位をスキャンできるスキャン機構(図1a、図3a及
び図4のスキャン機構2,14などと同じもの)を備え
た赤外線センサ、である。また、51,52はそれぞれ
周囲(約360度全方位が望ましい)の状況を互いに異
なる位置から撮像するためのCCDカメラ、53は前記
の2つのカメラ51,52からの各撮像データに基づい
て(視差の情報を利用して)周囲(360度全方位が望
ましい)の各物体の3次元形状データを生成するための
3次元形状データ生成部、である。また、55は、前記
3次元形状データ生成部53からの3次元形状データ
と、前記赤外線カメラ/センサ50からのデータとに基
づいて、周囲に「ユーザー又は室内を撮像可能な隠しカ
メラ」が存在する可能性があるかどうかを検出するため
の隠しカメラ検出部である。また、56は前記隠しカメ
ラ検出部55からの検出結果をユーザー側にアラーム
(音響、音声、文字、画像などによるメッセージなどの
出力)又は報告(音声メールを含む電子メール、文字又
は画像のディスプレイ画面表示などによる報告)という
形で告知するための告知部(アラーム/報告部)、であ
る。前記隠しカメラ検出部55は、例えば、前記3次元
形状データ生成部53からの3次元形状データに基づい
て、周囲に、「凸状又は凹状の曲面」を有する物体が存
在するかどうかを検出する。そして、「凸状又は凹状の
曲面」を有する物体が一つ又は複数個存在しているとき
は、その各物体についてそれぞれ、その各物体の形状が
「直径5−0.1cmの円形又は楕円形」かどうか、
(前記赤外線カメラ/センサ50からのデータに基づい
て)その物体の温度(赤外線発生量)が「電気製品とし
ての熱」を発しているかどうか、などを判定する。そし
て、前記の「凸状又は凹状の曲面」を有する物体につい
て、その物体が、「直径5−0.1cmの円形又は楕円
形」で、「電気製品としての熱」を発しているものであ
れば、それは「対物レンズ」である可能性が高いので、
周囲に「対物レンズを有する隠しカメラ」が存在する可
能性が高い、と判断する。なお、本実施形態5は、ユー
ザーが携帯する携帯型機器としても、室内に据え置かれ
る据え置き型機器としても、また、ロボットなどの移動
機構により移動する移動型機器としても、構成すること
ができる。
【0013】実施形態6.図6aにおいて、2はカメラ
又はスキャン機構付きのスポット光源、3は隠しカメラ
検出部、4はアラーム出力/報告部、5は移動機構であ
る。図6aに示す本発明の実施形態6は、実施形態1と
基本的に同様であるが、前記隠しカメラ検知装置1が移
動機構5に搭載されているため、実施形態1などのよう
にユーザーが携帯して移動する代わりに、自らが自律的
に(ユーザーの移動によることなく)移動できる(車輪
走行、4足歩行、2足歩行などにより移動できる)よう
になっている点が、異なっている。図6aにおいて、前
記移動機構5は、例えば、4輪の車輪により移動できる
「自走式のロボット」により構成されている。前記移動
機構5は、施設内の見取り図(地図)を記録した記録
部、赤外線センサー、CCDカメラ、などを搭載してお
り、予め設定された経路により施設内を巡回できるよう
になっている。このような「自走式ロボット」は、施設
の警備用ロボットとして、既に実用化されている(エレ
ベータを使用してビルの各階を巡回するロボットなどが
既に販売・使用されている)。例えば、2001年1月
11日付けの日経産業新聞の記事「ロボット近未来自由
に動きビル警備」は、次のような文章で、自走式の警備
ロボットを紹介している。「綜合警備保障の警備ロボッ
ト「ガードロボ」は建物内を自由自在に移動しながら、
火災や漏水、侵入者の有無などをリアルタイムで監視セ
ンターに報告する。「ガードロボ」は人との距離を測り
ながら衝突を防ぐ光センサーを搭載している。本体下部
のバンパーにもセンサーがあり、もし接触してもすぐに
止まるようになっている。さらに建物の壁との距離を測
り、自動的に位置を補正していく超音波センサーを含め
三重の安全を施している。ロボットには建物の形状や壁
の位置などの”地図情報”をあらかじめ覚え込ませてお
く。そのデータに基づいて建物内部を巡回する仕組み
だ。移動用の車輪の回転数でどの程度進んだかを自動的
に計算、認識するが、それでも当所の予定からずれる場
合もある。こうしたときに超音波センサーが効果を発揮
する。」本実施形態6では、前記移動機構(自走式ロボ
ット)5が、前記隠しカメラ検知装置1を搭載しなが
ら、ビルや庭園などの施設内を、予め設定された経路で
巡回する。前記隠しカメラ検知装置1は、前記移動機構
5による移動中に、図6aのカメラ(又は、スキャナ機
構付きスポット光源)2からの信号に基づいて周囲に隠
しカメラが存在していないかどうかを検出し、隠しカメ
ラが検出されたときは、図6aのアラーム出力部4によ
りアラームを発生させるか、又は、図6aの報告部4A
によりユーザー側への報告を行う。このときの前記報告
部4Aからの報告は、前記の自走式の移動機構5とは離
れた地点(管理センターなど)に居るユーザー側に、電
子メールなどで送信するようにしてもよい。次に、図6
bは、本実施形態6の外観とその使用例の一つを示す図
である。図6bにおいて、fは不法に設置された隠しカ
メラ、gは施設の部屋(例えば、プールの脱衣場)、h
は移動機構(移動ロボット)の筐体、iは前記移動機構
の筐体hの下面に取り付けられた4つの車輪、jは前記
移動機構の筐体hの上面に取り付けられた支持棒、kは
前記支持棒jの上端に固定されたカメラである。前記カ
メラkは、直方体の筐体を有しており、この直方体の筐
体の下面を除く5面(上面と水平方向の4つの面)に
は、それぞれCCDカメラk1,k2,k3・・・が備
えられている。前記のカメラkの筐体の5面にそれぞれ
備えられた計5つのCCDカメラk1,k2,k3・・
・により、前記カメラkは、室内の「下方を除く全方
位」の周囲の状況を撮像できるようになっている。ま
た、図6bの例では、前記移動機構の筐体hの内部に
は、図6aに示すような隠しカメラ検出部3とアラーム
出力部4(又は報告部4A)が内蔵されている。このよ
うに、図6bの例では、前記カメラkは、移動機構の筐
体h及び車輪iにより、施設内の各部屋を巡回し、各部
屋の中に隠しカメラfが存在しているかどうかを検出で
きるようになる。
【0014】実施形態7.図7は、本発明の実施形態7
を示す図である。図7において、31は赤外線カメラ、
又は、周囲(約360度全方位の周囲が望ましい)の物
体から発生する赤外線を全方位で検出するためのスキャ
ン機構(図4のスキャン機構14と同じもの)付きの赤
外線センサ、である。また、32は市販の多数のカメラ
の形状・色・作動時の温度(作動時の赤外線発生量)な
どを記録したカメラの形状・色・温度のデータベース、
33は所定の施設内(例えば、ユーザーの居る家屋の室
内)の複数の電気製品が配置された各位置の情報を施設
内見取り図の情報などと関連付けて記録しておくための
電気製品配置位置データベースである。また、34は、
前記赤外線センサ31からの検出データ、前記カメラの
形状・色・温度データベース32からのデータ、及び前
記電気製品配置位置データベース33からのデータに基
づいて、周囲に隠しカメラが存在するかどうかを検出・
判断するための隠しカメラ検出部、である。また、35
は、前記隠しカメラ検出部22からの検出結果をユーザ
ー側にアラーム(音、文字、画像などによるメッセージ
などの出力)又は報告(音声メールを含む電子メール、
文字又は画像のディスプレイ画面表示などによる報告)
という形で告知するための告知部(アラーム/報告
部)、である。前記赤外線センサ31は、周囲の物体か
ら発生する赤外線を感知して、その赤外線量(温度)を
検出するもの(物体の表面温度分布を計測して画像化す
るサーモグラフィーなどで使用されているものと同じも
の)である。また、前記隠しカメラ検出部34は、前記
赤外線センサ31からの出力データと、前記カメラの形
状・色・温度データベース32からのデータとを比較・
照合することにより、周囲に前記データベース32から
の市販のカメラの形状・色・温度と類似する物体が存在
するかどうかを判定し、この判定に基づいて、周囲に隠
しカメラが存在する可能性があるかどうかを判定する。
また、前記隠しカメラ検出部34は、前記赤外線センサ
31からの出力データ(周囲・室内において、所定の熱
を発生している各物体の位置を示すデータ)と、前記電
気製品配置位置データベース33からのデータとに基づ
いて(両者のデータを互いに比較・照合することによ
り)、前記電気製品配置位置データベース33に予め
「施設内に配置済みの正規の電気製品」として記録され
ている電気製品の位置以外の位置に「赤外線(熱)を発
生するもの」が存在するかどうかを判定し、その判定の
結果、前記の電気製品配置位置データベース33に予め
「施設内に配置済みの正規の電気製品」として記録され
ている電気製品の位置以外の位置に「赤外線(熱)を発
生するもの」が存在するときは、「不法に設置された電
気製品である隠しカメラ」が存在している可能性が高い
と判断する(カメラも電気製品の一つなので、カメラが
作動するときは、赤外線が発生する)。なお、本実施形
態7は、ユーザーが携帯する携帯型機器としても、室内
に据え置かれる据え置き型機器としても、また、ロボッ
トなどの移動機構により移動する移動型機器としても、
構成することができる。
【0015】実施形態8.図8は、本発明の実施形態8
を示す図である。図8において、41は周囲(約360
度全方位の周囲が望ましい)の状況を撮像するためのC
CDカメラ、42は赤外線カメラ、又は、周囲(約36
0度全方位の周囲が望ましい)の物体から発生する赤外
線を全方位で検出するためのスキャン機構(図4のスキ
ャン機構14と同じもの)付きの赤外線センサ、であ
る。前記赤外線カメラ/センサ42は、周囲の物体から
発生する赤外線を感知して、その赤外線量(温度)など
を検出するもの(物体の表面温度分布を計測して画像化
するサーモグラフィーなどで使用されているものと同じ
もの)である。また、43は、市販の多数のカメラの形
状・色・作動時の温度(作動時の赤外線発生量)などを
予め記録しておくためのカメラの形状・色・温度データ
ベース、である。また、44は、前記CCDカメラ41
からのデータ、前記赤外線センサ42からのデータ、及
び、前記カメラ形状・色・温度データベース43からの
データに基づいて周囲に隠しカメラが存在するかどうか
を検出・判断するための隠しカメラ検出部、である。前
記隠しカメラ検出部44は、まず、前記CCDカメラ4
1からの撮像データと前記データベース43からのデー
タ(市販の多数のカメラの「形状・色」のデータ)とを
比較・照合することにより、周囲に市販のカメラ(又は
対物レンズ)と同一又は類似する形状(例えば円形)又
は色(例えば透明)の物体があるかどうかを判定する
(もし「平面が円形で透明の物体」があれば、隠しカメ
ラの「対物レンズ」である可能性が高い)。また、前記
隠しカメラ検出部44は、これと共に、前記赤外線カメ
ラ/センサ42からの赤外線像データと前記データベー
ス43からのデータである市販の多数のカメラの「作動
時の熱」のデータとを比較・照合することにより、周囲
に市販のカメラと同一又は類似の熱を発する物体がある
かどうかを判定する(もし市販のカメラと同一又は類似
の「熱」を発する物体があれば、隠しカメラである可能
性が高い)。そして、前記隠しカメラ検出部44は、前
記のCCDカメラ41からの撮像データとデータベース
43からのデータとの比較照合結果と、前記の赤外線カ
メラ/センサ42からの赤外線像データとデータベース
43からのデータとの比較照合結果とに基づいて(両者
の比較照合結果を総合的に解析して)、周囲に「ユーザ
ー又は室内を撮像可能な隠しカメラ」が存在する可能性
が高いかどうかを判定する。また、さらに、前記隠しカ
メラ検出部44は、周囲に「ユーザー又は室内を撮像可
能な隠しカメラ」である物体が存在すると判定した場
合、その物体の室内の中の位置情報をも特定する。そし
て、前記報告部45は、前記隠しカメラが存在する可能
性があること及びその監視カメラの位置情報をも含め
て、文字・画像又は音声により、ユーザー側に報告す
る。前記隠しカメラ検出部44の動作をさらに詳しく述
べると次のとおりである。前記隠しカメラ検出部44
は、例えば、(a)前記の赤外線カメラ/センサ42が
受信した周囲の各物体から発せられた赤外線のデータに
基づいて、周囲に赤外線を発する物体があるかどうかを
検出し、そのような物体が一つ又は複数個あるときは、
その一つ又は複数個の物体について、それぞれ、その形
状や色を前記CCDカメラ41からの画像データに基づ
いて抽出し、その抽出した物体画像データに基づいて、
その各物体が前記データベース43に記録されたカメラ
の形状・色・温度(赤外線発生量)と類似するものであ
るかどうかを判定し、その判定結果により、隠しカメラ
(又は、隠しカメラの一部品である対物レンズ)が存在
するか又はその可能性があるかどうかを判断する(さら
に、その隠しカメラである可能性が高い物体があるとき
は、その物体の室内の位置情報も特定する)。また、前
記隠しカメラ検出部44は、例えば、(b)前記のCC
Dカメラ41により撮像して得られた画像データを解析
して、例えば直径約6〜1cm(又は6〜0.1cm)
以下の小さな物体、円形状の物体、又は透明な物体があ
るかどうかを検出し(このような、「直径約6〜1cm
以下の小さな物体、円形状の物体、透明な物体」は、カ
メラの「対物レンズ」である可能性が比較的高い)、そ
のような物体が一つ又は複数個あるときは、その一つ又
は複数個の物体についてそれぞれ、前記赤外線センサが
受信した赤外線に基づいてその物体が赤外線(熱)を発
しているかどうかを把握し(カメラは電気製品であり作
動時には赤外線を発生しているはずであるから、前記の
各物体が赤外線(熱)を発していれば、その物体はカメ
ラであるという可能性が比較的高い)、その物体がカメ
ラ又はカメラの対物レンズである可能性が高いかどうか
を判断する。また、図8において、45は、前記隠しカ
メラ検出部44の検出結果をユーザー側にアラーム
(音、文字、画像などによるメッセージなどの出力)又
は報告(音声メールを含む電子メール、文字又は画像の
ディスプレイ画面表示などによる報告)という形で告知
するための告知部(アラーム/報告部)、である。な
お、図8において、前記CCDカメラ41と赤外線カメ
ラ42とは、それぞれ別体として構成してもよいが、一
つのCCD(電荷結合素子)画像センサにより兼用する
(一つのCCD画像センサにより、前記CCDカメラ4
1と赤外線カメラ42との両者を構成する)ようにして
もよい。すなわち、前記CCDカメラ41と赤外線カメ
ラ42とは、可視光線を受信(受光)するか赤外線を受
信するかが異なるだけなので(すなわち、受信する電磁
波の波長が違うだけなので)、例えば、前記CCDカメ
ラ41と赤外線カメラ42を構成する対物レンズとCC
D画像センサ(CMOSセンサなどの他の画像センサで
もよい)との間に、2種類のフィルタ(それぞれ異なる
波長の電磁波のみを通過させるためのもの)を介在させ
るようにして、その2種類のフィルタを時分割で切換え
るようにすれば、一つのCCD画像センサを、前記CC
Dカメラ41と赤外線カメラ42の両方に使用できる。
なお、本実施形態8は、ユーザーが携帯する携帯型機器
としても、室内に据え置かれる据え置き型機器として
も、また、ロボットなどの移動機構により移動する移動
型機器としても、成することができる。
【0016】実施形態9.次に、図9a,9bは本発明
の実施形態9を説明するための図である。この本実施形
態9は、本発明の「撮像手段(カメラ)からの周囲の物
体の撮像データに基づいて、周囲の物体の3次元データ
を取得するための3次元データ取得手段(ステップ)」
が行う、周囲の物体の三次元形状データの取得方法の一
例(前述のように、画像から三次元形状データを取得す
る方法には、ステレオ視をベースとする受動的方法
と、光パターンを照射する能動的に方法と、がある
が、この本実施形態9では、の方法の一例について述
べる)を説明するためのものである。図9a,9bは、
社団法人電子情報通信学会より2001年12月13日
に発行された「電子情報通信学会技術研究報告 信学技
報Vol.101 No.524」に掲載された論文
「高速高密度頭部形状計測レンジファインダシステムの
開発(著者:丸亀敦など)」より引用したものである。
本実施形態9は、複数のプロジェクタからの正弦波状の
光の濃淡パタン(レーザー光でもよい)を、ユーザーの
周囲の諸物体に向けてスキャン(シフト)させながら照
射し、そのパタン画像を複数のカメラで撮像して、位相
値を計算し三角測量原理により三次元座標を計算して、
周囲の諸物体の三次元形状データを得るものである(前
記論文では「多眼正弦波格子位相シフト法」と呼んでい
る)。そして、この三次元形状データに基づいて、ユー
ザーの周囲に「平面が円形で表面が凸状又は凹状の曲面
になっているもの(対物レンズに相当する物体)」が存
在してるかどうかを判定し、もし存在していれば、「隠
しカメラの存在の可能性」をユーザーにアラーム等で告
知するようにしている。図9aは前記の正弦波格子位相
シフト法による三次元計測のやり方を示すもので、図9
aのように、正弦波の濃淡パタンを3回以上一定量ずつ
シフトさせながら対象(周囲)に照射し、そのパタン画
像を撮像して位相値を計算し、三角測量原理により三次
元座標を計算するようにしている。また、図9bは前記
の正弦波パタンのシフト(スキャン)機構の一例を示す
ものである。この図9bの機構では、図9bの上側の図
に示すように、正弦波パタンがカムの縁に立ち、カムは
ステッピングモーターで回るようになっている。カムの
縁は、図4の下側の図に示すように、螺旋階段状に加工
されていて、カムが回転すると上の正弦波パタンが一定
量ずつシフトする仕組みになっている。この機構によ
り、ステッピングモーターを高速に回転させれば、正弦
波パタンを高速でシフト(スキャン)させることができ
る。正弦波パタン画像の取得は、パタンが各段階にある
ときに画像をカメラで撮像することで行う。図示しない
マイクロコンピュータなどの制御部が、前述のような正
弦波パタンのシフト(スキャン。カムの回転制御)、カ
メラの撮像制御、及び、プロジェクタの点灯制御を行う
(以上の図9a,9bの説明については、前記論文の文
章を引用した)。
【0017】実施形態10.次に、図10は、本発明の
実施形態10、すなわち、住宅やオフィスなどの施設の
室内を撮像可能な位置に存在している隠し(盗撮用)カ
メラ又は室内の音声を収集可能な位置に存在している隠
し(盗聴用)マイクを検知するためのカメラ等検知装置
を示す図である。図10において、11は、前記施設内
に正規に(ユーザーによって正当に)備えられている全
部又は一部の電気製品10の「ID(識別データ)」又
は「IDとそれに固有のパスワード」を記録しておくた
めのデータベース(記録部)11である。また、12
は、前記施設の室内に実際に存在している各電気製品の
存在を、例えば、周囲の物体から発する熱(赤外線)を
赤外線センサで収集して解析する(電気製品からは駆動
時に熱が発せられるので、熱を有している物体は電気製
品である可能性が高い)方法や、周囲の物体の映像をカ
メラで撮像してその撮像データを解析する方法(多数の
市販されている電気製品の形状又はユーザーの居る施設
内に設置されている複数の電気製品の形状を予めデータ
ベース11に記録しておいて、撮像データの中の物体の
形状と前記データベース11からの形状データとを比較
照合することにより、前記撮像データ中の各物体が電気
製品かどうかを判定する方法)などの公知の方法によ
り、検出するための電気製品検出部である。前記電気製
品検出部は、予め、各部屋内の見取り図(地図)情報を
記録しており、検出した各電器製品の数だけでなく、そ
の各電器製品の部屋内の位置情報をも取得する。また、
13は、前記施設の部屋内に実際に存在している各電気
製品10から無線で送信される各電気製品10の「I
D」又は「IDとそれに固有のパスワード」を受信する
ためのID等受信部である。例えば、前記ID等受信部
13は、前記施設の部屋内に実際に存在している各電気
製品10に対して、「各電気製品10の『ID』又は
『IDとパスワード』を無線送信せよ」という命令信号
を無線送信する。このID等受信部13からの命令信号
は、前記施設の部屋内に実際に存在している全ての電気
製品に対して一律に同時に無線で送信しても良いし、前
記電気製品検出部12が検出した物体(電気製品)に対
して個別に無線送信しても良い。前記の命令信号に応じ
て、室内の各電気製品10から、そのID又はIDとパ
スワードが無線送信されたら、前記ID等受信部13
は、それを受信して、後述の判定部14に転送する。ま
た、14は、前記電気製品検出部12からの出力(前記
施設の部屋内に実際に存在している電気製品の数とその
位置を示す情報)を受信すると共に、前記ID等受信部
13が前記施設の部屋内に実際に存在している電気製品
から受信して判定部14に転送した前記電気製品10の
「ID」又は「IDとそれに固有のパスワード」と、前
記データベース11に予め記録された多数の正規の各電
気製品の「ID」又は「IDとそれに固有のパスワー
ド」とを比較・照合することにより、前記電気製品検出
部12が検出した各電気製品10が「正規のものである
(ユーザーが正当に設置したもので、他人が盗聴・盗撮
などの目的で不法に設置したものではない)」かどうか
を判定する判定部である。また、15は、前記判定部1
4からの出力に基づいて、前記の検出された電気製品1
0が正規のものではないときは、そのことをユーザー側
に、例えば音・光・振動・文字表示又は画像表示などで
構成されるアラーム(警報・告知)を出力するためのア
ラーム出力部である。なお、本実施形態10では、前記
アラーム出力部15に替えて、前記判定部14からの出
力に基づいて、前記の検出された電気製品10が正規の
ものではない(隠しカメラや隠しマイクが存在している
可能性がある)ときは、そのことをユーザー側に文字・
画像又は音声などのデータにより報告するための報告部
15Aを備えるようにしてもよい。前記報告部15Aが
作成する報告は、ユーザー側に、電子メール(音声メー
ルを含む)などで送信するようにしてもよい。なお、本
実施形態10において、前記ID等受信部13は、前記
施設内に正規に備えられた全部又は一部の電気製品に予
め備えられている「各電器製品のID又はIDとそれに
固有のパスワードを記録するための記録媒体(ICメモ
リなどで構成される)と、この記録媒体に記録されたI
D又はIDとそれに固有のパスワードを電波又は赤外線
により周囲に送信するための送信部と、を備えた識別用
タグ(例えば、ラベル状又はカード状のタグ)」から発
せられる「ID」又は「IDとそれに固有のパスワー
ド」を、受信するものである。前記の「識別用タグ」
は、RFID(無線自動識別)技術を使用した「非接触
型IDタグ(ICタグ)」や「非接触型ICカード」な
どとして、既に実用化されている。このような非接触型
IDタグは、カード状又はラベル状のタグに小型アンテ
ナとICチップを埋め込んだものである。前記IDタグ
から無線で送信される電気製品のIDなどは、専用の読
み取り機を使用して、読み取ることができる。IDタグ
から1.5m以上離れた位置でも、IDタグから無線送
信される情報を読み取ることができるようなIDタグ読
み取り機が市販されている。また、例えば1秒間に50
枚のIDタグからの情報を同時に読み取ることができる
ようなIDタグ読み取り機が市販されている。なお、本
実施形態10は、ユーザーが携帯する携帯型機器として
も、室内に据え置かれる据え置き型機器としても、ま
た、ロボットなどの移動機構により移動する移動型機器
としても、構成することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、隠しカメラ又は隠しマ
イクを検出することにより、ユーザーに必要な対処をさ
せて、ユーザーのプライバシーや秘密情報を守ることが
可能になる。特に、本発明では、周囲にスポット光又は
指向性のある電波を照射してその反射光(反射波)を解
析する装置、又は、周囲をカメラで撮像してその画像を
解析する装置を利用して、ユーザーの周囲に「カメラの
レンズ群・対物レンズ、又は、これと類似する物体」が
あるかどうかを判定しているので、隠しカメラからデー
タ送信用の電波が発信されていない場合でも(隠しカメ
ラからデータ送信用の電波が発信されている場合は、従
来でも、その電波を検知することにより、隠しカメラ・
隠しマイクを検出することができた)、また、隠しカメ
ラからの送信電波が携帯電話の電波であるために検出で
きない場合でも、隠しカメラの存在を有効に検出するこ
とが可能になる。従来より、「隠しマイクを検知する」
という課題のために、隠しマイクから発している電波を
検出する装置は市販されているが、本発明のように「隠
しカメラをユーザーが検知するようにする(しかも、隠
しカメラから発している電波を使用することなく、検知
するようにする)」という課題は従来より全く知られて
おらず、「新規な課題」(「目的の非予測性」がある場
合)だと言え、この点からも、本発明が進歩性を有する
ことは明らかである。また、本発明において、周囲に実
際に存在する電気製品を検出すると共に、周囲に実際に
存在する各電気製品側からのID等の情報を受信して、
その受信した各ID等の情報を、データベースに記録さ
れた正規の電気製品のID等と比較照合することによ
り、周囲の各電器製品が「正規のもの(ユーザーが正当
に設置したもの)」であるかどうかを判定し、この判定
に基づいて、「ユーザー又は室内を撮像可能な隠しカメ
ラ」が存在する可能性が高いかどうかを判定するように
したときは、隠しカメラからデータ送信用の電波が発信
されていない場合でも(隠しカメラからデータ送信用の
電波が発信されている場合は、従来でも、その電波を検
知することにより、隠しカメラ・隠しマイクを検出する
ことができた)、また、隠しカメラからの送信電波が携
帯電話の電波であるために検出できない場合でも、隠し
カメラの存在を有効に検出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の実施形態1を説明するための図。
【図1b】本発明の実施形態1を説明するための図。
【図1c】本発明の実施形態1を説明するための図。
【図2】本発明の実施形態2を説明するための図。
【図3a】本発明の実施形態3を説明するための図。
【図3b】本発明の実施形態3を説明するための図。
【図4】本発明の実施形態4を説明するための図。
【図5】本発明の実施形態5を説明するための図。
【図6a】本発明の実施形態6を説明するための図。
【図6b】本発明の実施形態6を説明するための図。
【図7】本発明の実施形態7を説明するための図。
【図8】本発明の実施形態8を説明するための図。
【図9a】本発明の実施形態10を説明するための図。
【図9b】本発明の実施形態10を説明するための図。
【図10】本発明の実施形態10を説明するための図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G01V 9/04 A 512 S (31)優先権主張番号 特願2001−269598(P2001−269598) (32)優先日 平成13年9月5日(2001.9.5) (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポット光又は指向性のある電波を周囲
    にスキャンするスキャン手段と、 前記スキャン手段によりスキャンされたスポット光又は
    電波の反射波を受信する反射波受信手段と、 前記反射波受信手段からの反射波のデータを解析するこ
    とにより、前記の「ユーザーが知らないままにユーザー
    を撮像可能な位置に存在している隠しカメラ又はこれと
    類似する物体」を検出するための隠しカメラ検出手段
    と、を備えたことを特徴とする隠しカメラ検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記隠しカメラ検出手段は、 前記反射波受信手段からの反射波のデータに基づいて、
    周囲に「平面が滑らかで且つ平面が直径約5〜約0.1
    cmの円形の物体」が存在するかどうかを検出するため
    の円形物体検出手段と、 前記円形物体検出手段からの出力に基づいて、「ユーザ
    ーを撮像可能な位置に存在している隠しカメラ又はこれ
    と類似する物体」の有無を判定するための判定手段と、
    を備えていることを特徴とする隠しカメラ検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、さらに、 周囲の熱源から発せられる赤外線を検出して周囲の熱源
    の位置情報を取得するための熱源位置取得手段(赤外線
    カメラ、又は、赤外線センサを周囲に向けてスキャンさ
    せるためのスキャン機構付きの赤外線センサなど)を備
    え、 前記隠しカメラ検出手段は、前記反射波受信手段からの
    データと、前記熱源位置取得手段からの熱源位置データ
    とに基づいて、前記の「ユーザーを撮像可能な位置に存
    在しているカメラ、又はこれと類似の物体」を検出する
    ものである、ことを特徴とする隠しカメラ検知装置。
  4. 【請求項4】 周囲を撮像するための撮像手段と、 この撮像手段で撮像して得られた周囲の映像を解析する
    ことにより、「ユーザーが知らないままにユーザーを撮
    像可能な位置に存在している隠しカメラ又はこれと類似
    の物体」を検出するための隠しカメラ検出手段と、を備
    えたことを特徴とする隠しカメラ検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、さらに、周囲の熱源
    から発せられる赤外線を検出して周囲の熱源の位置情報
    を取得するための熱源位置取得手段(赤外線カメラ、又
    は、赤外線センサを周囲に向けてスキャンさせるための
    スキャン機構付きの赤外線センサなど)を備え、 前記隠しカメラ検出手段は、前記撮像手段からの撮像デ
    ータと、前記熱源位置取得手段からの熱源位置データと
    に基づいて、前記の「ユーザーが知らないままにユーザ
    ーを撮像可能な位置に存在している隠しカメラ、又はこ
    れと類似の物体」を検出するものである、ことを特徴と
    する隠しカメラ検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 前記隠しカメラ検出手段は、 前記撮像手段からの撮像データに基づいて、周囲に「平
    面が滑らかで、平面が直径約5〜約0.1cmの円形の
    物体」が存在するかどうかを検出するための円形物体検
    出手段と、 前記円形物体検出手段からの出力に基づいて、「ユーザ
    ーが知らないままにユーザーを撮像可能な位置に存在し
    ている隠しカメラ、又は、これと類似する物体」の有無
    を判定するための判定手段と、を備えていることを特徴
    とする隠しカメラ検知装置。
  7. 【請求項7】 周囲を撮像するための撮像手段と、 前記撮像手段からの周囲の物体の撮像データに基づい
    て、周囲の物体の3次元データを取得するための3次元
    データ取得手段と、 前記の3次元データ取得手段からの3次元データに基づ
    いて、周囲に「平面が滑らかで、平面が直径約5〜約
    0.1cmの円形の物体」で且つ「凸状又は凹状の曲面
    を有する物体」が存在するかどうかを検出するための曲
    面検出手段と、 前記曲面検出手段からの出力に基づいて、「凸状又は凹
    状の曲面を有する対物レンズ」を含むような「ユーザー
    が知らないままにユーザーを撮像可能な位置に存在して
    いる隠しカメラ、又はこれと類似する物体」を検出する
    ための隠しカメラ検出手段と、を備えていることを特徴
    とする隠しカメラ検知装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれかにおい
    て、 前記隠しカメラ検知装置の全体又はこれを構成する一部
    は、腕時計、メガネ、ペンダント、ブローチ、靴、スカ
    ート、帽子、杖、バッグ、又は携帯電話機などのよう
    な、ユーザーが身に付けるか又は携帯するタイプの「器
    具・身飾品・衣服・靴・帽子・杖又はバッグ」に内蔵さ
    れ又は取り付けられている、ことを特徴とする隠しカメ
    ラ検知装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から7までのいずれかにおい
    て、 前記隠しカメラ検出手段は、車輪又は複数の足により移
    動する自走式又はロボット型の移動手段により移動され
    るように構成されている、ことを特徴とする隠しカメラ
    検知装置。
  10. 【請求項10】 スポット光又は指向性のある電波を周
    囲にスキャンするステップと、 前記スキャンされたスポット光又は電波の反射波を受信
    するステップと、 前記の受信された反射波のデータを解析することによ
    り、「ユーザーが知らないままにユーザーを撮像可能な
    位置に存在している隠しカメラ、又はこれと類似する物
    体」を検出する隠しカメラ検出ステップと、を含むこと
    を特徴とする隠しカメラ検知方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記の隠しカメラ検出ステップは、 前記の受信された反射波のデータに基づいて、周囲に
    「平面が滑らかで且つ平面が直径約5〜約0.1cmの
    円形の物体」が存在するかどうかを検出する円形物体検
    出ステップと、 前記円形物体検出ステップでの検出結果に基づいて、
    「ユーザーが知らないままにユーザーを撮像可能な位置
    に存在している隠しカメラ、又は、これと類似する物
    体」の有無を判定するステップと、を含むことを特徴と
    する隠しカメラ検知方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11において、さら
    に、 周囲の熱源から発せられている赤外線を検出して周囲の
    熱源の位置情報を取得する(赤外線カメラ、又は、赤外
    線センサを周囲に向けてスキャンさせるためのスキャン
    機構付きの赤外線センサなどを使用して)ための熱源位
    置取得ステップを含み、 前記の隠しカメラ検出ステップは、前記反射波受信ステ
    ップで得られたデータと、前記熱源位置取得ステップで
    得られた熱源位置データとに基づいて、前記の「ユーザ
    ーが知らないままにユーザーを撮像可能な位置に存在し
    ている隠しカメラ、又はこれと類似する物体」を検出す
    るものである、ことを特徴とする隠しカメラ検知方法。
  13. 【請求項13】 撮像手段で周囲を撮像するステップ
    と、 この撮像手段で撮像して得られた周囲の映像を解析する
    ことにより、前記の「ユーザーが知らないままにユーザ
    ーを撮像可能な位置に存在している隠しカメラ、又はこ
    れと類似する物体」を検出する隠しカメラ検出ステップ
    と、を含むことを特徴とする隠しカメラ検知方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、さらに、 周囲の熱源から発せられる赤外線を検出して周囲の熱源
    の位置情報を取得する(赤外線カメラ、又は、赤外線セ
    ンサを周囲に向けてスキャンさせるためのスキャン機構
    付きの赤外線センサ)ための熱源位置取得ステップを含
    み、 前記隠しカメラ検出ステップは、前記撮像手段からの撮
    像データと、前記熱源位置取得ステップからの熱源位置
    データに基づいて、前記の「ユーザーが知らないままに
    ユーザーを撮像可能な位置に存在している隠しカメラ、
    又はこれと類似する物体」を検出するものである、こと
    を特徴とする隠しカメラ検知方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14において、 前記隠しカメラ検出ステップは、 前記撮像手段からの撮像データに基づいて、周囲に「平
    面が滑らかで、平面が直径約5〜約0.1cmの円形の
    物体」が存在するかどうかを検出する円形物体検出ステ
    ップと、 前記円形物体検出ステップでの検出結果に基づいて、
    「ユーザーが知らないままにユーザーを撮像可能な位置
    に存在している隠しカメラ、又はこれと類似する物体」
    の有無を判定するステップと、を含むことを特徴とする
    隠しカメラ検知方法。
  16. 【請求項16】 撮像手段で周囲を撮像するステップ
    と、 前記撮像手段からの撮像データに基づいて、周囲の物体
    の3次元データを取得するための3次元データ取得ステ
    ップと、 前記の3次元データ取得ステップで得られた3次元デー
    タに基づいて、周囲に「平面が滑らかで、平面が直径約
    5〜約0.1cmの円形の物体」で且つ「凸状又は凹状
    の曲面を有する物体」が存在するかどうかを検出するか
    どうかを検出するための曲面検出ステップと、 前記曲面検出ステップで得られた結果に基づいて、「凸
    状又は凹状の曲面を有する対物レンズ」を含むような
    「ユーザーが知らないままにユーザーを撮像可能な位置
    に存在している隠しカメラ、又は、これと類似する物
    体」を検出するステップと、を備えていることを特徴と
    する隠しカメラ検知装置。
  17. 【請求項17】 住宅やオフィスなどの施設の室内のユ
    ーザーを撮像可能な位置に存在しているカメラ、又は、
    室内の音声を収集可能な位置に存在しているマイクを検
    知するためのカメラ等検知装置であって、 前記施設内に正規に備えられている全部又は一部の電気
    製品の「ID」又は「IDとそれに固有のパスワード」
    を記録しておくための記録手段と、 前記施設内に実際に備えられている各電気製品の存在
    を、周囲の物体から発する赤外線を検出することによ
    り、又は、周囲の物体をカメラで撮像してその撮像デー
    タを解析することにより、検出するための電気製品検出
    手段と、 前記施設内に実際に備えられている全部又は一部の電気
    製品側から無線で送信される各電気製品の「ID」又は
    「IDとそれに固有のパスワード」を受信するためのI
    D等受信手段と、 前記電気製品検出手段による検出結果を受信すると共
    に、前記ID等受信手段が受信した前記施設内に実際に
    備えられている各電器製品の「ID」又は「IDとそれ
    に固有のパスワード」を、前記記録手段に記録された
    規の各電気製品の「ID」又は「IDとそれに固有のパ
    スワード」と比較照合することにより、前記電気製品検
    出手段が検出した前記施設内に実際に備えられている各
    電気製品が正規のものであるかどうかを判定するための
    判定手段と、 前記判定手段から出力に基づいて、前記電気製品検出手
    段により検出された電気製品が正規のものではないとき
    は、そのことをユーザー側に、例えば音・光・振動・文
    字表示又は画像表示などで構成されるアラームにより、
    又は、文字・画像又は音声などで構成される報告によ
    り、告知するための告知手段と、を備えたことを特徴と
    するカメラ等検知装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記ID等受信
    手段は、前記施設内に備えられている全部又は一部の電
    気製品に予め備えられた「各電器製品のID又はIDと
    それに固有のパスワードを記録するための記録媒体と、
    この記録媒体に記録されたID又はIDとそれに固有の
    パスワードを電波又は赤外線により周囲に発信するため
    の送信部と、を備えた識別手段」から発せられる「I
    D」又は「IDとそれに固有のパスワード」を受信する
    ものである、ことを特徴とするカメラ等検知装置。
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