JP2002153052A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JP2002153052A
JP2002153052A JP2000347753A JP2000347753A JP2002153052A JP 2002153052 A JP2002153052 A JP 2002153052A JP 2000347753 A JP2000347753 A JP 2000347753A JP 2000347753 A JP2000347753 A JP 2000347753A JP 2002153052 A JP2002153052 A JP 2002153052A
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JP
Japan
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voltage
control
switching
circuit
starting
Prior art date
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Application number
JP2000347753A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Aoki
弘利 青木
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Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントロールICが作動し、スイッチング電
源が稼働中でも起動抵抗に流れる電流による損失が発生
している。 【解決手段】 R3,R1,R2,R4,Q1とからな
る起動回路2は、Q1をONさせ、コントロールIC1
に電圧を印加し、作動させる。コントロールIC1はス
イッチイング素子Q3を制御し、このスイッチングによ
り発生したパルスによりNC3巻線に誘起される3次側
電圧をダイオードD3で整流してコントロールIC1に
作動電圧として印加する。NC4,D2,C2,R5,
Q2とからなる起動停止回路3は、NC4巻線に誘起さ
れた電圧をD2で整流した直流電圧をR5を介してQ2
のベースに与えてトランジスタQ2をONにし、Q1の
ベース電流を引き込みOFFにする。この起動停止回路
3により、Q1がOFFになると、抵抗R3,R1には
電流が流れないので、起動抵抗による損失をゼロにする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン用電源な
どに使用されるスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例におけるスイッチング電
源の回路構成図である。図において、コントロールIC
1はnチャンネルMOSFETのスイッチング素子Q3
を制御する。C1,C4はコンデンサ、D1,D4はダ
イオード、NPは出力トランスの1次巻線、NC3は出
力トランスの3次巻線、R3,R6は抵抗である。な
お、出力トランスの2次巻線および負荷側は省略されて
いる。
【0003】次に動作について説明する。入力電圧Vi
nは起動抵抗である抵抗R6によって適切な電圧Vcc
に調整されてコントロールIC1に与えられる。コント
ロールIC1の作動により、スイッチイング素子Q3は
出力トランスの1次側であるNP巻線の電流をスイッチ
ング制御する。このスイッチングにより発生したパルス
によりNP巻線を介して負荷側である2次巻線(図示せ
ず)と3次側であるNC3巻線に電圧が誘起される。N
C3巻線に誘起された電圧はダイオードD4によって直
流電圧に変換されてコントロールIC1に作動電圧とし
て印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスイッ
チング電源は、電圧Vccが印加されてコントロールI
C1が作動し、スイッチイング素子Q3によりスイッチ
ング動作が開始され、NC3巻線における整流された直
流電圧がコントロールIC1に印加された後も、抵抗R
6に流れる電流による損失が発生している、という課題
があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、電圧Vccが印加されてコントロールIC1
が起動し、スイッチング素子Q3によりスイッチング動
作が開始され、NC3巻線における整流された直流電圧
がコントロールIC1に印加された後は、起動抵抗によ
る損失を無くしたスイッチング電源を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記従来例
の起動抵抗に相当する起動回路を設ける。この起動回路
はコントロールIC1に印加する電圧Vccを発生させ
る。また、起動停止回路を設けて、コントロールIC1
が作動した後は起動回路の動作を停止させる。従って、
従来例のような起動抵抗による損失は無くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
のスイッチング電源は、コントロールICは出力トラン
スの1次巻線に流れる電流をスイッチングするスイッチ
ング素子を制御し、このスイッチングにより発生したパ
ルスにより誘起される2次側電圧を負荷に供給し、3次
側電圧を整流した直流電圧をコントロールICに作動電
圧として印加するスイッチング電源において、前記コン
トロールICを立ち上げるための電圧を発生させる起動
回路と、前記直流電圧が印加されてコントロールICの
作動電圧が確立した後に前記起動回路の動作を停止させ
る起動停止回路とを設けたことに特徴を有している。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第1実施例におけるスイッチ
ング電源の回路構成図である。1はnチャンネルMOS
FETのスイッチング素子Q3を制御するコントロール
IC、2はスイッチング電源を起動させるためにコント
ロールIC1を立ち上げる電圧を発生させる起動回路、
3はスイッチング電源が作動した後に起動回路2の動作
を停止させる起動停止回路、C1〜C4はコンデンサ、
D1〜D4はダイオード、NPは出力トランスの1次巻
線、NC3は出力トランスの3次巻線、NC4は出力ト
ランスの4次巻線である。なお、C1,D1,R3でク
ランプ回路を構成している。
【0009】本発明のポイントである起動回路2は、図
における破線で囲まれている部分である。抵抗R3,R
1,R2,R4,トランジスタQ1とから構成されてい
る。電源スイッチ(図示せず)のONに伴い、抵抗R2
によりトランジスタQ1にべース電流(ゲート電圧)を
供給してトランジスタQ1をONさせる。この起動回路
2のトランジスタQ1がONすると抵抗R3,R1によ
リコントロールIC1に電流,電圧が供給されてコント
ロールIC1が作動する。コントロールIC1はスイッ
チング素子Q3を制御し、このスイッチングにより発生
したパルスによりNC3巻線に誘起される3次側電圧を
ダイオードD3で整流してコントロールIC1に作動電
圧として印加することによりコントロールIC1の作動
電圧が確立する。
【0010】さらに、本発明のポイントである起動停止
回路3は、図における一点鎖線で囲まれている部分であ
る。NC4巻線,ダイオードD2,コンデンサC2,抵
抗R5,トランジスタQ2とから構成されている。NC
4巻線にもNP巻線に比例した誘起電圧が発生する。こ
の誘起された電圧をダイオードD2で整流した直流電圧
を抵抗R5を介してトランジスタQ2のベースに与え
る。このベース電圧によりトランジスタQ2はONとな
り、トランジスタQ1のベース電流(ゲート電圧)を引
き込みトランジスタQ1をOFFにする。この起動停止
回路3により、トランジスタQ1がOFFになると、抵
抗R3をDCRスナバー(クランプ回路)として利用す
ることになる。また、抵抗R3,R1には電流が流れな
いので、起動抵抗による損失をゼロにすることができ
る。
【0011】図2は、本発明の第2実施例におけるスイ
ッチング電源の回路構成図である。クランプ回路を構成
する必要がない場合を示しており、第1実施例からコン
デンサC1,ダイオードD1を省いている。その他は、
第1実施例と同じであるので説明を省略する。従って、
クランプ回路を構成する必要がない場合は、コンデンサ
C1,ダイオードD1を削除し、抵抗R3のみとしてい
るので、抵抗R1,R3(起動抵抗)の損失をゼロにす
ることができる。
【0012】なお、本発明の実施例と従来例との待機電
力を比較すると次の表のようになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
ング電源は、コントロールICは出力トランスの1次巻
線に流れる電流をスイッチングするスイッチング素子を
制御し、このスイッチングにより発生したパルスにより
誘起される2次側電圧を負荷に供給し、3次側電圧を整
流した直流電圧をコントロールICに作動電圧として印
加するスイッチング電源において、前記コントロールI
Cを立ち上げるための電圧を発生させる起動回路と、前
記直流電圧が印加されてコントロールICの作動電圧が
確立した後に前記起動回路の動作を停止させる起動停止
回路とを設けたので ・起動抵抗による損失が削減でき、効率改善、待機電力
削減が可能となり、 ・起動抵抗値を小さく設定することができ、起動時間の
短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるスイッチング電源
の回路構成図である。
【図2】本発明の第2実施例におけるスイッチング電源
の回路構成図である。
【図3】従来例におけるスイッチング電源の回路構成図
である。
【符号の説明】
1 コントロールIC 2 起動回路 3 起動停止回路 C1〜C4 コンデンサ D1〜D4 ダイオード NP 出力トランスの1次巻線 NC3 出力トランスの3次巻線 NC4 出力トランスの4次巻線 Q1、Q2 トランジスタ Q3 スイッチング素子 R1〜R6 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールICは出力トランスの1次
    巻線に流れる電流をスイッチングするスイッチング素子
    を制御し、このスイッチングにより発生したパルスによ
    り誘起される2次側電圧を負荷に供給し、3次側電圧を
    整流した直流電圧をコントロールICに作動電圧として
    印加するスイッチング電源において、 前記コントロールICを立ち上げるための電圧を発生さ
    せる起動回路と、 前記直流電圧が印加されてコントロールICの作動電圧
    が確立した後に前記起動回路の動作を停止させる起動停
    止回路とを設けたことを特徴とするスイッチング電源。
JP2000347753A 2000-11-15 2000-11-15 スイッチング電源 Pending JP2002153052A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004017507A1 (ja) * 2002-08-13 2004-02-26 Sanken Electric Co., Ltd. 過熱保護装置
JP2006191741A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Sanken Electric Co Ltd 直流変換装置
US7566845B2 (en) 2005-12-20 2009-07-28 Sanken Electric Co., Ltd. Overheat protection circuit for power supply devices and direct-current power supply device

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