JP2002152166A - 多重通信方法および多重通信装置 - Google Patents

多重通信方法および多重通信装置

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JP2002152166A
JP2002152166A JP2000338655A JP2000338655A JP2002152166A JP 2002152166 A JP2002152166 A JP 2002152166A JP 2000338655 A JP2000338655 A JP 2000338655A JP 2000338655 A JP2000338655 A JP 2000338655A JP 2002152166 A JP2002152166 A JP 2002152166A
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dsl
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Fumio Inoue
文雄 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TCM-ISDNにDSLチャネルを付加す
る場合、使用周波数帯域が約320kHzと広いため、DSL
チャネルへの雑音要因となる。本発明はDSLチャネル
を持つTCM-ISDNを実現する。 【解決手段】 DSLチャネルの付加を希望する同一の
集合伝送路を使用するISDNの2加入者線を1セット
とし、それぞれの加入者のISDNの上り信号、下り信
号を分離し、2加入者に用意された集合伝送路内の2本
のツイストペアケーブルをそれぞれ上り信号のみ、下り
信号のみ伝送するように2加入者のISDN信号を多重
化する。これにより使用周波数帯域を下げることができ
る。さらにISDNの上りを伝送するケーブルでは上り
DSLチャネルを、ISDNの下りを伝送するケーブル
では下りDSLチャネルを多重し、双方において2加入
者のDSL信号は周波数分割され、DSLチャネルを共
有するように伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、xDSLのような
広帯域通信を、日本などで採用されているTCM−IS
DN上で実現するための、多重通信方法および多重通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの機能、性能の向
上、パソコンの高機能化、高速化、アプリケーションの
発達は、従来のアナログモデムやISDNの通信速度で
は不十分な状況となりつつある。このような中で、既存
の電話線を有効活用し、パソコンをはじめとするネット
ワーク端末装置をより高速にバックボーン・ネットワー
クに接続するために考え出された伝送技術、DSL(D
igital Subscriber Line)が注
目を集めてきている。
【0003】従来のDSLチャネルを持つTCM−IS
DN通信方法を図7、図8、図9、図10、図11を参
照しながら説明する。図7は従来のTCM−ISDN方
式の構成図である。図8は従来のTCM−ISDN方式
の伝送路上の信号の図である。図9は従来のDSLチャ
ネルを持つTCM−ISDNの構成図である。図10は
アナログ回線にDSLを重畳した場合の周波数特性例の
図、図11はTCM−ISDN回線にDSLを重畳した
場合の周波数特性例の図である。
【0004】図9に示す従来のTCM−ISDNにおい
て、71は加入者側(加入者A)のISDN機器、72
はDSU(Digital Service Unit
/デジタル回線接続装置)、73はPC(Person
al Computer)、74は加入者側DSL(D
igital Subscriber Line)モデ
ムである。75はDSLスプリッタ76はDSLスプリ
ッタである。局内において、77は交換機、78は局側
DSLモデム、79はインターネット、80は電話網、
76はDSLスプリッタ、86はDSLスプリッタ、8
7は交換機、88は局側DSLモデムである。他の加入
者(加入者B)においても加入者Aと同様の機器が接続
されているものとする。すなわち、81はISDN機
器、82はDSU、83はPC、84は加入者側DSL
モデム、85はDSLスプリッタである。
【0005】図9において、上り側として、ISDN機
器71からのISDNデータはDSU72を介してDS
Lスプリッタ75に入力される。同様にPC73からの
データは加入者側DSLモデム74に入力されDSLデ
ータに変換されたのちDSLスプリッタ75に入力され
る。DSLスプリッタ75は、DSU72からの信号と
加入者側DSLモデム74からの信号を周波数多重して
伝送路A上に送出する。
【0006】DSLスプリッタ76は伝送路Aからの信
号をISDNデータとDSLデータに分離され、ISD
Nデータは交換機77に入力され、DSLデータは局側
DSLモデム78に入力される。交換機77から出力さ
れたISDNデータは電話網80に出力され、局側DS
Lモデム78から出力されたDSLデータはインターネ
ット79に入力される。
【0007】下り側として、電話網80からのISDN
データは交換機77に入力され、インターネット79か
らのDSLデータは局側DSLモデム78に入力され
る。DSLスプリッタ76は交換機77からのISDN
データ、局側DSLモデム78からのDSLデータを周
波数多重して伝送路A上に送出する。DSLスプリッタ
75は、伝送路Aからの信号をISDNデータをDSL
データに分離する。ISDNデータはDSU72を介し
てISDN機器71に入力され、DSLデータは加入者
側DSLモデム74を介してPC73に入力される。こ
のときのDSL信号とTCM−ISDN信号の周波数特
性を表した図が図11である。
【0008】図7は従来のTCM−ISDN回線の構成
図を表しており、上り側として、上りデータは送信回路
(上り)2でTCM伝送の上りフレームに変換され、ス
イッチング手段3に入力される。スイッチング手段3
は、TCM伝送のフレーム周期の半分の時間で切り替わ
っており、スイッチング手段3が上り側に切り替わって
いる時に、上りフレームはメタリックケーブル4上に出
力され、局側に送信される。スイッチング手段3及びス
イッチング手段5は同期化されており、スイッチング手
段3が上り側に切り替わっているときスイッチング手段
5も上り側に切り替わり、メタリックケーブル4を通っ
て入力された上りフレームは受信回路(上り)6に入力
される。
【0009】同様に下り側として、局からの下りデータ
は送信回路(下り)10でTCM伝送の下りフレームに
変換され、スイッチング手段5に入力される。スイッチ
ング手段5が下り側に切り替わっている時に、下りフレ
ームはメタリックケーブル4上に出力され、加入者側に
送信される。下り側に切り替わっているスイッチング手
段3により下りフレームは受信回路(下り)9に入力さ
れる。このようにTCM−ISDNはフレーム周期の半
分の時間で伝送方向が切り替わっている。このときの、
伝送路上の信号の流れを表したのが図8である。
【0010】図9は加入者Aと加入者Bが個別に局へ接
続された例であるが、2つの加入者A,Bが同じ建物の
中にあり、局側との間で2本のツイストペアケーブルが
敷設されている場合であっても、加入者A及び加入者B
ともに全く同じ動作をする。すなわち、加入者Aおよび
加入者BのDSLスプリッタは、送信のタイミングで
は、それぞれのDSUからの信号と加入者側DSLモデ
ムからの信号を周波数多重し、個別に伝送路上に送出す
る。また受信のタイミングでは、局側のDSLスプリッ
タが加入者A向けと加入者B向けのISDNデータ,D
SLデータをそれぞれ個別に周波数多重し、個別に伝送
路上に送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すように、
TCM−ISDN回線にDSLを重畳した場合の周波数
特性例は、図10のアナログ回線にDSLを重畳した場
合の周波数特性例に比べて、TCM−ISDNの使用周
波数とDSL信号の使用周波数が著しく重なっている。
このため、TCM−ISDNがDSLに対する雑音要因
となり、DSLの性能を極端に低下させていた。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、TC
M−ISDN回線にDSLを重畳した場合にも、DSL
の性能低下を最小限にすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであり、近接して(例えば同じ建物または部
屋)2つの加入者がある場合には、TCM−ISDNの
2加入者線を1セットとし、それぞれの加入者のISD
Nの上り信号、下り信号を分離し、2加入者に用意され
た集合伝送路内の2本のツイストペアケーブルをそれぞ
れ上り信号のみ、下り信号のみ伝送するように2加入者
のISDN信号を多重化することでISDNの使用周波
数帯域を下げるようにしたものである。
【0014】この本発明によれば、十分な性能を有する
DSLチャネルを持ったTCM−ISDNを実現するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、加入者Aおよび伝送路Bと局との間で一対の伝送路
を介して通信する多重通信方法であって、局側での送信
は加入者AのISDN下り信号と加入者BのISDN下
り信号が時分割多重されたものを伝送路Aで送信すると
ともに、加入者AのDSL下り信号と加入者BのDSL
下り信号が周波数多重されたものを伝送路Aで送信する
ようにし、加入者側での受信は加入者AのISDN下り
信号と加入者BのISDN下り信号が時分割多重された
ものを伝送路Aで受信するとともに、加入者AのDSL
下り信号と加入者BのDSL下り信号が周波数多重され
たものを伝送路Aで受信するようにし、加入者側での送
信は加入者AのISDN上り信号と加入者BのISDN
上り信号を時分割多重して伝送路Bで送信するととも
に、加入者AのDSL上り信号と加入者BのDSL上り
信号が周波数多重して伝送路Bで送信するようにし、局
側での受信は加入者AのISDN上り信号と加入者Bの
ISDN上り信号が時分割多重されたものを伝送路Bで
受信するとともに、加入者AのDSL上り信号と加入者
BのDSL上り信号が周波数多重されたものを伝送路B
で受信することを特徴とする多重通信方法であり、十分
な性能を有するDSLチャネルを持ったTCM−ISD
Nを実現することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、加入者
A側ISDN機器と、加入者A側DSUと、加入者A側
PCと、加入者A側DSLモデムと、加入者側ISDN
スイッチ兼DSLスプリッタと、加入者B側ISDN機
器と、加入者B側DSUと、加入者B側PCと、加入者
B側DSLモデムと、局側ISDNスイッチ兼DSLス
プリッタと、電話網に接続可能な局側交換機と、インタ
ーネットに接続可能な局側DSLモデムAと、局側DS
LモデムBとを有する多重通信装置であり、十分な性能
を有するDSLチャネルを持ったTCM−ISDNを実
現することができるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2、図3、図4、図5及び図6を用いて説明す
る。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態におけるTCM−ISDNの構成図である。図2は本
発明の実施の形態におけるTCM−ISDN方式の伝送
路上の信号の図である。図3は本発明の実施の形態にお
けるDSLチャネルを持つTCM−ISDNの構成図で
ある。図4は本発明の実施の形態におけるISDNスイ
ッチ兼DSLスプリッタを示す図である。図6は本発明
の実施の形態におけるTCM−ISDN回線にDSLを
重畳した場合の下り伝送線路の周波数特性の図である。
図5は本発明の実施の形態におけるTCM−ISDN回
線にDSLを重畳した場合の上り伝送線路の周波数特性
の図である。
【0019】図3は本発明を適用し、加入者A及び加入
者BのDSLチャネルを共に持つTCM−ISDNの構
成を示す。図1は本発明に係る要部を示す。図3におい
て、45はISDN機器、46はDSU、47はPC、
48は加入者側DSLモデムであり、これらは加入者A
に属する機器である。49は加入者側に設けられたIS
DNスイッチ兼DSLスプリッタであり、加入者側の引
き落とし点に設置される。50はISDN機器、51は
DSU、52はPC、53は加入者側DSLモデムであ
り、これらは加入者Bに属する機器である。54は局側
のISDNスイッチ兼DSLスプリッタであり、局内設
備に含まれる。
【0020】局内設備において、55および57は交換
機である。56および58は局側DSLモデムであり、
DSLモデム56は加入者A用、DSLモデム58は加
入者B用の設備である。59はインターネットであり、
局側DSLモデムはインターネット59に接続されてい
る。60は電話網である。
【0021】図1において、23はバッファメモリ、2
4は送信回路(上り)、30はバッファメモリ、31は
受信回路(下り)であり、これらは加入者AのDSU4
6の中に設けられる。34はバッファメモリ、35は送
信回路(上り)、41はバッファメモリ、42は受信回
路(下り)であり、これらは加入者BのDSU51の中
に設けられる。25および36はスイッチング手段であ
り、これらは加入者側に設けられたISDNスイッチ兼
DSLスプリッタ49の中に設けられる。なお、DSU
は「Digital Service Unit/デジ
タル回線接続装置」、PCは「Personal Co
mputer」、DSLは「Digital SuBs
criBer Line」の略称である。
【0022】27および38はスイッチング手段であ
り、これらは局設備のISDNスイッチ兼DSLスプリ
ッタ54の中に設けられる。28は受信回路(上り)、
29はバッファメモリ、32は送信回路(下り)、33
はバッファメモリであり、これらは局側の交換機55に
おける構成である。局側では加入者Aに対応する処理を
交換機55が行う。39は受信回路(上り)、40はバ
ッファメモリ、43は送信回路(下り)、44はバッフ
ァメモリであり、これらは局側の交換機57における構
成である。局側では加入者Bに対応する処理を交換機5
7が行う。26および37は、加入側と局側との間に敷
設されたメタリックケーブルである。以下、メタリック
ケーブル26による伝送線路を伝送線路A、メタリック
ケーブル37による伝送線路を伝送線路Bとする。
【0023】図1、図2、図3、図4、図6及び図5を
用いて、本発明の実施の形態におけるDSLチャネルを
持つTCM−ISDNについて説明する。
【0024】図1において、上り側として、加入者Bの
バッファメモリ34から出力された上りデータは送信回
路(上り)35において、TCM伝送の上りフレームに
変換される。そして送信回路(上り)35から出力され
た上りフレームはスイッチング手段36に入力される。
スイッチング手段36は、TCM伝送のフレーム周期の
半分の時間で切り替わっており、スイッチング手段36
がB側に切り替わっている時に、加入者Bの上りフレー
ムはメタリックケーブル37上に出力され、局側に送信
される。
【0025】スイッチング手段36及びスイッチング手
段38は同期化されており、スイッチング手段36がB
側に切り替わっているときスイッチング手段38もB側
に切り替わっている。このため、メタリックケーブル3
7を通ってスイッチング手段38は入力された加入者B
の上りフレームは受信回路(上り)39に入力される。
受信回路(上り)39は加入者Bの上りフレームを加入
者Bの上りデータに変換し、加入者B用に割り当てられ
たバッファメモリ40に入力する。
【0026】このとき同時に、下り側として、局側の加
入者A用のバッファメモリ33から出力された下りデー
タは送信回路(下り)32において、TCM伝送路の下
りフレームに変換される。そして送信回路(下り)32
から出力された下りフレームはスイッチング手段27に
入力される。スイッチング手段27は、TCM伝送のフ
レーム周期の半分の時間で切り替わっており、スイッチ
ング手段27がAに切り替わっている時に、加入者A向
けの下りフレームはメタリックケーブル26上に出力さ
れ、加入者側に送信される。スイッチング手段27及び
スイッチング手段25は同期化されており、スイッチン
グ手段27がA側に切り替わっているときスイッチング
手段25もA側に切り替わっている。このため、メタリ
ックケーブル26を通ってスイッチング手段25に入力
された局からの下りフレームは加入者Aの受信回路(下
り)31に入力される。受信回路(下り)31はこの加
入者A向けの下りフレームを下りデータに変換し、加入
者A側のバッファメモリ30に入力する。
【0027】このように、スイッチング手段25、2
7、36、38は同期してTCM−ISDNのフレーム
周期の半分の時間で切り替わっている。これらスイッチ
ング手段25、27、36、38の切り替え動作によ
り、伝送線路A上に加入者A向けの下りフレームが流れ
ているときには伝送線路B上に加入者Bからの上りフレ
ームが流れ、伝送線路A上に加入者B向けの下りフレー
ムが流れているときには、伝送線路B上に加入者Aから
の上りフレームが流れることになる。このときの伝送線
路上の信号の流れを表したのが図2である。
【0028】ところで図3に示すTCM−ISDNの構
成は、TCM−ISDN回線にDSLを重畳する場合の
例である。図3において、加入者A側のISDNデータ
はISDN機器45からDSU46を介してISDNス
イッチ兼DSLスプリッタ49に入出力される。加入者
A側のDSLデータはPC47から加入者側DSLモデ
ム48を介してISDNスイッチ兼DSLスプリッタ4
9に入出力される。同様に加入者B側のISDNデータ
はISDN機器50からDSU51を介してISDNス
イッチ兼DSLスプリッタ49に入出力される。加入者
B側のDSLデータはPC52から加入者側DSLモデ
ム53を介してISDNスイッチ兼DSLスプリッタ4
9に入出力される。スイッチング手段25、27、3
6、38は、ISDNスイッチ兼DSLスプリッタ49
での多重化,分離化処理によって達成される。
【0029】図4はISDNスイッチ兼DSLスプリッ
タ49の構成を詳細に示す。図4において、61はIS
DN信号上り/下り多重/分離手段、62はISDN信
号上り/下り多重/分離手段、63はDSL信号上り/
下り多重/分離手段、64はDSL信号上り/下り多重
/分離手段である。65はISDN信号A/B多重/分
離手段、66はDSL信号A/B多重/分離手段、67
はISDN信号A/B多重/分離手段、68はDSL信
号A/B多重/分離手段である。69は下り伝送路上の
DSLスプリッタ、70は上り伝送路上のDSLスプリ
ッタである。
【0030】図4において、DSU46から加入者A側
のISDNデータを入力されたISDN信号上り/下り
多重/分離手段61は、これを上りISDN信号Aと下
りISDN信号Aとに分離する。同様にDSU51から
の加入者B側のISDNデータを入力されたISDN信
号上り/下り多重/分離手段62は、これを上りISD
N信号Bと下りISDN信号Bとに分離する。加入者側
DSLモデム48から加入者A側のDSLデータを入力
されたDSL信号上り/下り多重/分離手段63は、こ
れを上りDSL信号Aと下りDSL信号Aとに分離す
る。同様に加入者側DSLモデム53から加入者B側の
DSLデータを入力されたDSL信号上り/下り多重/
分離手段68は、これを上りDSL信号Bと下りDSL
信号Bとに分離する。
【0031】ISDN信号A/B多重/分離手段67
は、上りISDN信号Aと上りISDN信号Bを多重化
して上りISDN信号として出力する。DSL信号A/
B多重/分離手段68は、上りDSL信号Aと上りDS
L信号Bを多重化して上りDSL信号として出力する。
そして、上りISDN信号と上りDSL信号はDSLス
プリッタ70で多重化されて上り信号としてISDNス
イッチ兼DSLスプリッタ49から出力され、上り伝送
路で伝送される。同様に下り伝送路からの下り信号はD
SLスプリッタ69に入力され、下りISND信号と下
りDSL信号に分離される。
【0032】下りISDN信号は、ISDN信号A/B
多重/分離手段65で下りISDN信号Aと下りISD
N信号Bとに分離され、それぞれISND信号上り/下
り多重/分離手段61とISDN信号上り/下り多重/
分離手段62とに入力される。下りDSL信号は、DS
L信号A/B多重/分離手段66で下りDSL信号Aと
下りDSL信号Bとに分離され、それぞれDSL信号上
り/下り多重/分離手段63とDSL信号上り/下り多
重/分離手段64とに入力される。
【0033】このときの下り伝送路上(伝送線路A)に
おける周波数特性を表したものが図6であり、上り伝送
路上(伝送線路B)における周波数特性を表したものが
図5である。いずれも、TCM−ISDNの使用周波数
帯域が図11の場合に比べて圧縮されており、DSLに
はより広い周波数帯域を割り当てることができる。
【0034】ISDNスイッチ兼DSLスプリッタ49
からはISDNスイッチ兼DSLスプリッタ54へ上り
伝送路を介して上りデータが送られ、ISDNスイッチ
兼DSLスプリッタ54からはISDNスイッチ兼DS
Lスプリッタ49へ下り伝送路を介して下りデータが送
られる。
【0035】ISDNスイッチ兼DSLスプリッタ54
の内部構成は図4に示すものと同様な構成であり、IS
DNスイッチ兼DSLスプリッタ49とちょうど逆向き
の動作をおこなう。加入者A向けの(局側Aの)ISD
Nデータは電話網60から交換機55を介してISDN
スイッチ兼DSLスプリッタ54に入出力される。加入
者A向けの(局側Aの)DSLデータはインターネット
59から局側DSLモデム56を介してISDNスイッ
チ兼DSLスプリッタ54に入出力される。
【0036】同様に加入者B向けの(局側Bの)ISD
Nデータは電話網60から交換機57を介してISDN
スイッチ兼DSLスプリッタ54に入出力される。加入
者B向けの(局側Bの)DSLデータはインターネット
59から局側DSLモデム58を介してISDNスイッ
チ兼DSLスプリッタ54に入出力される。
【0037】このように本発明のDSLチャネルを持つ
TCM−ISDN通信方法によれば、TCM−ISDN
回線にDSLを重畳した場合にも、DSLの性能低下を
最小限にすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からあきらかなように、本発
明によれば、TCM−ISDNの2加入者線を1セット
とし、それぞれの加入者のISDNの上り信号、下り信
号を分離し、2加入者に用意された集合伝送路内の2本
のツイストペアケーブルをそれぞれ上り信号のみ、下り
信号のみ伝送するように2加入者のISDN信号を多重
化することでISDNの使用周波数帯域を下げ、TCM
−ISDN回線にDSLを重畳した場合にも、DSLの
性能低下を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるTCM−ISDN
の構成図
【図2】本発明の実施の形態におけるTCM−ISDN
方式の伝送路上の信号の図
【図3】本発明の実施の形態におけるDSLチャネルを
持つTCM−ISDNの構成図
【図4】本発明の実施の形態におけるISDNスイッチ
兼DSLスプリッタを示す図
【図5】本発明の実施の形態におけるTCM−ISDN
回線にDSLを重畳した場合の上り伝送線路の周波数特
性の図
【図6】本発明の実施の形態におけるTCM−ISDN
回線にDSLを重畳した場合の下り伝送線路の周波数特
性の図
【図7】従来のTCM−ISDN方式の構成図
【図8】従来のTCM−ISDN方式の伝送路上の信号
の図
【図9】従来のDSLチャネルを持つTCM−ISDN
の構成図
【図10】アナログ回線にDSLを重畳した場合の周波
数特性例の図
【図11】TCM−ISDN回線にDSLを重畳した場
合の周波数特性例の図
【符号の説明】
23 バッファメモリ 24 送信回路(上り) 25 スイッチング手段 26 メタリックケーブル 27 スイッチング手段 28 受信回路(上り) 29 バッファメモリ 30 バッファメモリ 31 受信回路(下り) 32 送信回路(下り) 33 バッファメモリ 34 バッファメモリ 35 送信回路(上り) 36 スイッチング手段 37 メタリックケーブル 38 スイッチング手段 39 受信回路(上り) 40 バッファメモリ 41 バッファメモリ 42 受信回路(下り) 43 送信回路(下り) 44 バッファメモリ 45 ISDN機器 46 DSU 47 PC 48 加入者側DSLモデム 49 ISDNスイッチ兼DSLスプリッタ 50 ISDN機器 51 DSU 52 PC 53 加入者側DSLモデム 54 ISDNスイッチ兼DSLスプリッタ 55 交換機 56 局側DSLモデム 57 交換機 58 局側DSLモデム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者Aおよび伝送路Bと局との間で一対
    の伝送路を介して通信する多重通信方法であって、局側
    での送信は加入者AのISDN下り信号と加入者BのI
    SDN下り信号が時分割多重されたものを伝送路Aで送
    信するとともに、加入者AのDSL下り信号と加入者B
    のDSL下り信号が周波数多重されたものを伝送路Aで
    送信するようにし、加入者側での受信は加入者AのIS
    DN下り信号と加入者BのISDN下り信号が時分割多
    重されたものを伝送路Aで受信するとともに、加入者A
    のDSL下り信号と加入者BのDSL下り信号が周波数
    多重されたものを伝送路Aで受信するようにし、加入者
    側での送信は加入者AのISDN上り信号と加入者Bの
    ISDN上り信号を時分割多重して伝送路Bで送信する
    とともに、加入者AのDSL上り信号と加入者BのDS
    L上り信号が周波数多重して伝送路Bで送信するように
    し、局側での受信は加入者AのISDN上り信号と加入
    者BのISDN上り信号が時分割多重されたものを伝送
    路Bで受信するとともに、加入者AのDSL上り信号と
    加入者BのDSL上り信号が周波数多重されたものを伝
    送路Bで受信することを特徴とする多重通信方法。
  2. 【請求項2】加入者Aおよび伝送路Bと局との間で一対
    の伝送路を介して通信する多重通信方法であって、加入
    者側は加入者AのISDN下り信号と加入者BのISD
    N下り信号が時分割多重されたものを伝送路Aで受信す
    るようにし、加入者側は加入者AのISDN上り信号と
    加入者BのISDN上り信号を時分割多重して伝送路B
    で送信するようにし、局側は加入者AのISDN下り信
    号と加入者BのISDN下り信号が時分割多重されたも
    のを伝送路Aで送信するようにし、局側は加入者AのI
    SDN上り信号と加入者BのISDN上り信号が時分割
    多重されたものを伝送路Bで受信するようにすることを
    特徴とする多重通信方法。
  3. 【請求項3】加入者A側DSU又は交換機Aから加入者
    A側又は局側のISDNデータを入力されたISDN信
    号多重/分離手段Aこれを上りISDN信号Aと下りI
    SDN信号Aとに多重/分離し、同様に加入者B側DS
    U又は交換機Bから加入者B側又は局側のISDNデー
    タを入力されたISDN信号多重/分離手段Bはこれを
    上りISDN信号Bと下りISDN信号Bとに多重/分
    離し、加入者A側DSLモデム又は局側DSLモデムA
    から加入者A側又は局側のDSLデータを入力されたD
    SL信号多重/分離手段Aはこれを上りDSL信号Aと
    下りDSL信号Aとに多重/分離し、同様に加入者B側
    DSLモデム又は局側DSLモデムBから加入者B側又
    は局側のDSLデータを入力されたDSL信号多重/分
    離手段Bはこれを上りDSL信号Bと下りDSL信号B
    とに多重/分離し、ISDN信号A/B多重/分離手段
    は、上りISDN信号Aと上りISDN信号Bを多重化
    /分離化して上りISDN信号として入力/出力し、D
    SL信号A/B多重/分離手段は、上りDSL信号Aと
    上りDSL信号Bを多重化/分離化して上りDSL信号
    として入力/出力し、上りISDN信号と上りDSL信
    号を上り用DSLスプリッタが多重化/分離化し、上り
    信号として上り伝送路で伝送し、下り用DSLスプリッ
    タは下り伝送路からの下り信号を下りISND信号と下
    りDSL信号に多重/分離し、下りISDN信号はIS
    DN信号A/B多重/分離手段で下りISDN信号Aと
    下りISDN信号Bとに多重/分離し、それぞれISN
    D信号多重/分離手段AとISDN信号多重/分離手段
    Bとに入力し、下りDSL信号をDSL信号A/B多重
    /分離手段が下りDSL信号Aと下りDSL信号Bとに
    多重/分離し、それぞれDSL信号多重/分離手段Aと
    DSL信号多重/分離手段Bとに入力するようにするこ
    とを特徴とするISDNスイッチ兼DSLスプリット方
    法。
  4. 【請求項4】加入者A側ISDN機器と、加入者A側D
    SUと、加入者A側PCと、加入者A側DSLモデム
    と、加入者側ISDNスイッチ兼DSLスプリッタと、
    加入者B側ISDN機器と、加入者B側DSUと、加入
    者B側PCと、加入者B側DSLモデムと、局側ISD
    Nスイッチ兼DSLスプリッタと、電話網に接続可能な
    局側交換機と、インターネットに接続可能な局側DSL
    モデムAと、局側DSLモデムBとを有することを特徴
    とする多重通信装置。
  5. 【請求項5】ISDN信号上り/下り多重/分離手段
    と、ISDN信号上り/下り多重/分離手段と、DSL
    信号上り/下り多重/分離手段と、DSL信号上り/下
    り多重/分離手段と、ISDN信号A/B多重/分離手
    段と、DSL信号A/B多重/分離手段と、ISDN信
    号A/B多重/分離手段と、DSL信号A/B多重/分
    離手段と、DSLスプリッタと、DSLスプリッタで構
    成されることを特徴とする多重通信装置。
  6. 【請求項6】加入者A側DSUと接続し、加入者A側の
    ISDNデータを上りISDN信号Aと下りISDN信
    号Aとに多重/分離するISDN信号多重/分離手段A
    と、加入者B側DSUと接続し、加入者B側のISDN
    データを上りISDN信号Bと下りISDN信号Bとに
    多重/分離するISDN信号多重/分離手段Bと、加入
    者A側DSLモデムと接続し、加入者A側のDSLデー
    タを上りDSL信号Aと下りDSL信号Aとに多重/分
    離するDSL信号多重/分離手段Aと、加入者B側DS
    Lモデムと接続し、加入者B側のDSLデータを上りD
    SL信号Bと下りDSL信号Bとに多重/分離するDS
    L信号多重/分離手段Bと、上りISDN信号Aと上り
    ISDN信号Bを多重化して上りISDN信号として出
    力するISDN信号多重手段と、上りDSL信号Aと上
    りDSL信号Bを多重化して上りDSL信号として出力
    するDSL信号多重手段と、上りISDN信号と上りD
    SL信号を多重化し、上り信号として伝送路へ送り出す
    DSLスプリッタと、下り伝送路からの下り信号を下り
    ISND信号と下りDSL信号に分離するDSLスプリ
    ッタと、DSLスプリッタからの下りISDN信号を下
    りISDN信号Aと下りISDN信号Bとに分離し、そ
    れぞれISND信号多重/分離手段AとISDN信号多
    重/分離手段Bに入力させるISDN信号分離手段と、
    DSLスプリッタからの下りDSL信号を、下りDSL
    信号Aと下りDSL信号Bとに分離し、それぞれDSL
    信号多重/分離手段AとDSL信号多重/分離手段Bに
    入力させるDSL信号分離手段と、を有することを特徴
    とするISDN/DSL加入者側スプリッタ。
  7. 【請求項7】交換機Aと接続し、局A側のISDNデー
    タを上りISDN信号Aと下りISDN信号Aとに多重
    /分離するISDN信号多重/分離手段Aと、交換機B
    と接続し、局B側のISDNデータを上りISDN信号
    Bと下りISDN信号Bとに多重/分離するISDN信
    号多重/分離手段Bと、局A側DSLモデムと接続し、
    局A側のDSLデータを上りDSL信号Aと下りDSL
    信号Aとに多重/分離するDSL信号多重/分離手段A
    と、局B側DSLモデムと接続し、局B側のDSLデー
    タを上りDSL信号Bと下りDSL信号Bとに多重/分
    離するDSL信号多重/分離手段Bと、上り伝送路から
    の上り信号を上りISND信号と上りDSL信号に分離
    するDSLスプリッタと、DSLスプリッタからの上り
    ISDN信号を上りISDN信号Aと上りISDN信号
    Bとに分離し、それぞれISND信号多重/分離手段A
    とISDN信号多重/分離手段Bとに入力させるISD
    N信号分離手段と、DSLスプリッタからの上りDSL
    信号を上りDSL信号Aと上りDSL信号Bを分離化
    し、それぞれDSL信号多重/分離手段AとDSL信号
    多重/分離手段Bとに入力させるDSL信号分離手段
    と、ISND信号多重/分離手段Aからの下りISDN
    信号Aと、ISDN信号多重/分離手段Bからの下りI
    SDN信号Bを多重化し、下りISDN信号としてDS
    Lスプリッタへ送るISND信号多重手段と、DSL信
    号多重/分離手段Aからの下りDSL信号AとDSL信
    号多重/分離手段Bからの下りDSL信号Bとを多重
    し、下りDSL信号としてDSLスプリッタへ送るDS
    L信号多重手段と、下りISDN信号と下りDSL信号
    を多重化し、下り信号として下り伝送路へ送り出すDS
    Lスプリッタと、を有することを特徴とするISDN/
    DSL局側スプリッタ。
  8. 【請求項8】加入者A側上りバッファメモリと、加入者
    A側上り送信回路と、加入者Aの下り信号と加入者Bの
    下り信号を切り換えてメタリックケーブルへ送り出す第
    1の加入者側スイッチング手段と、加入者A側下りバッ
    ファメモリと、加入者A側下り受信回路と、下り伝送路
    Aとして使用される第1のメタリックケーブルと、上り
    伝送路Bとして使用される第2のメタリックケーブル
    と、局側Aの下り信号と局側Bの下り信号を切り換える
    第1の局側スイッチング手段と、第1の局側送信回路
    と、局側A下りバッファメモリと、第2の局側送信回路
    と、局側B下りバッファメモリと、第1の局側受信回路
    と、局側A上りバッファメモリと、第2の局側受信回路
    と、局側B上りバッファメモリと、局側Aの上り信号と
    局側Bの上り信号を切り換える第2の局側スイッチング
    手段と、加入者B側上りバッファメモリと、加入者B側
    上り送信回路と、加入者Aの上り信号と加入者Bの上り
    信号を切り換える第2の加入者側スイッチング手段と、
    加入者B側下りバッファメモリと、加入者B側下り受信
    回路とで構成されることを特徴とする多重通信装置。
  9. 【請求項9】加入者A側上りバッファメモリと、加入者
    A側上り送信回路と、加入者A側下りバッファメモリ
    と、加入者A側下り受信回路と、加入者B側上りバッフ
    ァメモリと、加入者B側上り送信回路と、加入者B側下
    りバッファメモリと、加入者B側下り受信回路と、第1
    のメタリックケーブルからの加入者A向け下り信号と加
    入者B向け下り信号を切り換えて加入者A側下り受信回
    路または加入者B側下り受信回路へ送り出すスイッチン
    グ手段と、加入者A側上り送信回路からの加入者A上り
    信号と、加入者B側上り送信回路からの加入者B上り信
    号を切り換えて第2のメタリックケーブルへ送り出す第
    2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする多重
    通信装置。
  10. 【請求項10】第1の局側受信回路と、第2の局側受信
    回路と、第1の局側送信回路と、第2の局側送信回路
    と、第1の局側受信回路で受信された上りデータを受け
    る第1の上りバッファメモリと、第2の局側受信回路で
    受信された上りデータを受ける第2の上りバッファメモ
    リと、第1の局側送信回路へ下りデータを出力する第1
    の下りバッファメモリと、第2の局側送信回路へ下りデ
    ータを出力する第2の下りバッファメモリと、第1の局
    側送信回路からの加入者A下り信号と第2の局側送信回
    路からの加入者B上り信号を切り換えて第1のメタリッ
    クケーブルへ送り出す第1の局側スイッチング手段と、
    第2のメタリックケーブルからの加入者A上り信号と加
    入者B上り信号を切り換えて第1の局側受信回路または
    第2の局側受信回路へ送り出す第2の局側スイッチング
    手段とを備えたことを特徴とする多重通信装置。
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