JP2002147747A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

熱処理装置及び熱処理方法

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JP2002147747A
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Zenta Yamamoto
善太 山本
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Dowa Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水−化石燃料の混合エマルジョンガスの燃焼
で発生した熱によって熱処理する熱処理炉において,燃
料となる混合エマルジョンガスをなるべく少ないエネル
ギで作り出すことができる手段を提供する。 【解決手段】 水−化石燃料の混合エマルジョンを昇温
させて気化させる気化手段15と,この気化手段15に
よって気化された混合エマルジョンガスを燃焼させるこ
とにより発生した熱によって熱処理する熱処理炉10と
を備えた熱処理装置1であり,気化手段15は,熱処理
炉10から排出された排ガスの熱を利用して混合エマル
ジョンを昇温させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は,水−化石燃料の混合エマルジョ
ンガスを燃焼させて熱処理する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば機械部品などのワークを浸炭処
理,光輝雰囲気熱処理等する熱処理炉として,電気抵抗
方式の熱処理炉や燃焼方式の熱処理炉が一般に採用され
ている。電気抵抗方式の熱処理炉は,電気抵抗の大きい
合金や非金属体などを用い,ジュール熱を利用してワー
クを加熱し,熱処理を行う。燃焼方式の熱処理炉は,石
炭,油,ガスなどの化石燃料を燃焼させてワークを加熱
し,熱処理を行う。
【0003】また最近では,化石燃料の含有量が少ない
水−化石燃料の混合エマルジョンガスを燃焼させること
により,CO発生量を低減させる方法も提案されてお
り,例えば特開平11−166705号などが開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,電気抵
抗方式は加熱制御が容易である反面,電気エネルギを多
量に消費し,エネルギ効率が良くない。また燃焼方式
は,化石燃料を燃焼させるため,COガスを大量に排
気し,環境を汚染する心配があり,排気ガスを処理する
ために大がかりな設備も必要となる。燃焼方式は,通常
は重油等の液体燃料や天然ガス等の気体燃料空気中で燃
焼させるため,排気中に所定の比率で炭酸ガスが含ま
れ,高温の場合にはNOxも発生する問題がある。
【0005】一方,特開平11−166705号などに
開示されたような水−化石燃料の混合エマルジョンガス
を燃焼させる方法によれば,CO発生量を低減させる
ことが可能であるが,この方法を実施するためには,水
−化石燃料の混合エマルジョンガスを予め作ることが必
要である。そこで従来は,電気ヒータやマイクロ波など
を利用して水−化石燃料の混合エマルジョンを昇温さ
せ,気化させることにより,混合エマルジョンガスを作
り出していた。このため従来は,混合エマルジョンガス
を作るために電気エネルギを大量に消費し,エネルギ効
率が良くなかった。
【0006】本発明の目的は,水−化石燃料の混合エマ
ルジョンガスの燃焼で発生した熱によって熱処理する熱
処理炉において,燃料となる混合エマルジョンガスをな
るべく少ないエネルギで作り出すことができる手段を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に,請求項1によれば,水−化石燃料の混合エマルジョ
ンを昇温させて気化させる気化手段と,この気化手段に
よって気化された混合エマルジョンガスを燃焼させるこ
とにより発生した熱によって熱処理する熱処理炉とを備
えた熱処理装置であって,前記気化手段は,前記熱処理
炉から排出された排ガスの熱を利用して混合エマルジョ
ンを昇温させることを特徴とする,熱処理装置が提供さ
れる。
【0008】この請求項1の熱処理装置において,請求
項2に記載したように,前記気化手段は,前記熱処理炉
から排出された排ガスを再燃焼させて混合エマルジョン
を昇温させても良い。また請求項3に記載したように,
前記混合エマルジョンガスを着火させる手段として,水
素と酸素が混合されたブラウンズガスを燃焼させて炎を
発するブラウンズガスバーナーを用いても良い。
【0009】また請求項4によれば,水−化石燃料の混
合エマルジョンを昇温させて気化させた混合エマルジョ
ンガスを燃焼させ,この燃焼で発生した熱によって熱処
理する熱処理方法であって,熱処理で発生した排ガスの
熱を利用して混合エマルジョンを昇温させることを特徴
とする,熱処理方法が提供される。この請求項4の熱処
理方法において,請求項5に記載したように,前記熱処
理炉から排出された排ガスを再燃焼させて混合エマルジ
ョンを昇温させても良い。
【0010】熱処理炉は,例えば燃焼加熱炉,雰囲気炉
を含み,水−化石燃料の混合エマルジョンガスの燃焼を
加熱エネルギ源とした,直接加熱方式の熱処理炉及び間
接加熱方式の熱処理炉のいずれでも良い。
【0011】水−化石燃料の混合エマルジョンは,水と
化石燃料液体を含む液体燃料である。水は,通常の市
水,蒸留水,pHを所定の範囲に調整した改質水などが
例示される。化石燃料液体は,軽油,重油,灯油等が例
示される。これら水と化石燃料液体を,例えば水70〜
90容量%,化石燃料液体10〜30容量%の比率で混
合した水−化石燃料の混合エマルジョンを用いると良
い。なお,必要に応じて界面活性剤や電気石などを添加
した水−化石燃料の混合エマルジョンや,乳化剤などを
添加した高いゲル状の親水性の高い水−化石燃料の混合
エマルジョン等を用いても良い。
【0012】かかる混合エマルジョンは,水を含有して
いため常温下で着火しても燃焼させることはできない。
そこで,先ず混合エマルジョンを昇温させて気化させる
ことにより,水−化石燃料の混合エマルジョンガスを作
る。そして,この混合エマルジョンガスに例えば炎を接
触させることにより着火させて,混合エマルジョンガス
を燃焼させ,この燃焼で発生した熱によって熱処理を行
う。
【0013】本発明にあっては,混合エマルジョンガス
を作るに際して,熱処理で発生した排ガスの熱や,排ガ
スを再燃焼させることによって得た熱を利用して混合エ
マルジョンを昇温させることを特徴としている。このよ
うに排ガスの熱や排ガスを再燃焼させて得た熱を利用す
ることにより,混合エマルジョンを昇温させるために必
要なエネルギをなるべく低減できるようになる。この場
合,混合エマルジョンを昇温させるために,排ガスを利
用する他,電気ヒータやマイクロ波などを補助的に利用
して,気化させることも可能である。また混合エマルジ
ョンの気化を容易にさせるために,適宜減圧するなどし
ても良い。
【0014】そして,こうして作り出した混合エマルジ
ョンガスに着火し,混合エマルジョンガスを燃焼させ
る。この場合,混合エマルジョンガスを円滑に着火させ
て燃焼させるために,例えば混合エマルジョンガスの温
度は150℃以上であることが好ましい。
【0015】着火のため混合エマルジョンガスに炎を接
触させる場合,ブラウンズガスを燃焼させて得た炎を混
合エマルジョンガスに接触させることが好ましい。ブラ
ウンズガスは,水素と酸素を所定の比率(例えば容積比
2:1)で混合した非爆発性の混合ガスであり,水を電
気分解することによって作ることができる。ブラウンズ
ガスを燃焼させると反応熱によって極めて高い燃焼温度
を呈することができ,この燃焼で得た高温の炎を混合エ
マルジョンガスに接触させることにより,混合エマルジ
ョンガスを容易に着火させ,燃焼させることが可能とな
る。着火に際しては,混合エマルジョンガスに対して,
ブラウンズガスの燃焼炎のなるべく先端部を接触させる
ことが好ましい。燃焼に際し,混合エマルジョンガス中
に含んでいる水分が水蒸気爆発することにより,ブラウ
ンズガスの燃焼によって生ずる反応熱と同様に,極めて
高い燃焼温度を呈することができる。水蒸気爆発は外部
からの酸素の供給を必要としないため,混合エマルジョ
ンガスを燃焼させるのに外部から供給しなければならな
い酸素量は少なくてすむ。また,燃焼によって発生する
炭酸ガスなどの排気量も低減できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照にして説明する。図1は,本発明の実施
の形態にかかる熱処理装置1の説明図である。
【0017】図1において,熱処理炉10は,例えば例
えば機械部品等のワークなどに対して種々の熱処理を施
したり,浸炭,窒化,光輝処理等の熱処理を行うもので
ある。図1では間接加熱方式の熱処理炉10を示してお
り,熱処理炉10の内部には,放熱管11が配置されて
いる。この実施の形態では,後述するように,放熱管1
1は混合エマルジョンガスを内部で燃焼させる燃焼室と
しての役割を果たしている。そして,この放熱管11の
表面から発せられる熱により,熱処理炉10の内部雰囲
気が熱処理に必要な温度にまで昇温させられ,熱処理炉
10内に投入されたワーク(図示せず)に種々の熱処理
を施すようになっている。放熱管11は,表面積をなる
べく大きくできるように,熱処理炉10の内部において
蛇行するように配置されている。
【0018】放熱管11の一端11’には,気化手段1
5にて作られた混合エマルジョンガスが,ガス管16を
経て導入されている。気化手段15は,加熱器17と気
化器18を備えている。気化器18には,攪拌器19に
て攪拌・混合された水−化石燃料の混合エマルジョン
が,燃料管20を経て導入されている。この実施の形態
では,水としての改質水(pHを所定の範囲に調整した
改質水)と化石燃料液体としての灯油が,例えば水70
〜90容量%,化石燃料液体10〜30容量%の比率で
攪拌器19に供給されている。攪拌器19は,こうして
供給された水と化石燃料液体を攪拌及び混合することに
より,混合エマルジョンを作り,燃料管20を経て気化
器18に混合エマルジョンを導入する。
【0019】加熱器17には,燃焼室としての役割を果
たす放熱管11の他端11”から排出された排ガスが,
排気管21を経て導入されている。この実施の形態で
は,加熱器17は,放熱管11から排出された排ガスを
内部で再燃焼させる再燃焼室としての役割を果たしてい
る。加熱器17は,こうして導入された放熱管11から
の排ガスの熱を利用すると共に,排ガスを再燃焼させる
ことによって得た熱を利用して,前述のように気化器1
8に供給された水−化石燃料の混合エマルジョンを加熱
するようになっている。そして気化器18にて,このよ
うに加熱されることにより,混合エマルジョンは昇温さ
れ,気化して混合エマルジョンガスが作られるようにな
っている。そして,気化器18にて作られた混合エマル
ジョンガスが,前述のように,ガス管16を経て放熱管
11の一端11’に導入されている。
【0020】また放熱管11の一端11’には,混合エ
マルジョンガスを着火させる手段としてのブラウンズガ
スバーナー30が装着してある。ブラウンズガスバーナ
ー30には,ブラウンズガス発生器31にて作られたブ
ラウンズガス(水素と酸素を所定の比率(例えば容積比
2:1)で混合した非爆発性の混合ガス)が,ガス管3
2を経て導入されている。ブラウンズガスバーナー30
は,ブラウンズガスを燃焼させることにより,放熱管1
1の内部に向かって極めて高い燃焼温度の炎を発するよ
うになっている。これにより,放熱管11の一端11’
から放熱管11の内部に供給された混合エマルジョンガ
スに対して,ブラウンズガスバーナー30から発せられ
た極めて高い燃焼温度の炎が接触し,混合エマルジョン
ガスが着火して,放熱管11の内部にて燃焼させられる
構成になっている。
【0021】さて,以上のように構成された熱処理装置
1において,攪拌器19により作られた混合エマルジョ
ンが,気化手段15の気化器18に導入される。一方,
気化手段15の加熱器17には,放熱管11の他端1
1”から排出された排ガスが導入され,加熱器17は放
熱管11からの排ガスの熱と,排ガスを再燃焼させるこ
とによって得た熱を利用して,気化器18に供給された
水−化石燃料の混合エマルジョンを加熱する。そして気
化器18にて,混合エマルジョンは昇温され,気化して
混合エマルジョンガスが作られる。それに伴い,気化器
18内は4気圧程度まで圧力が上昇し,この圧力上昇に
よって気化器18にて作られた混合エマルジョンガス
が,放熱管11の一端11’に導入される。
【0022】こうして放熱管11の一端11’から放熱
管11の内部に供給された混合エマルジョンガスには,
ブラウンズガスバーナー30から発せられた極めて高い
燃焼温度の炎が接触する。これにより,混合エマルジョ
ンガスは着火し,放熱管11の内部にて混合エマルジョ
ンガスが燃焼する。これにより,放熱管11の表面から
熱が発せられて熱処理炉10の内部雰囲気が例えば12
00゜C程度まで昇温させられ,熱処理炉10内に投入
されたワーク(図示せず)に熱処理が施される。
【0023】一方,放熱管11の他端11”から排出さ
れた排ガスは気化手段15の加熱器17に導入される。
この場合,加熱器17に導入される排ガスの温度は,例
えば1000゜C程度である。そして,気化器18に供
給された水−化石燃料の混合エマルジョンを,排ガスの
熱と,排ガスを再燃焼させることによって得た熱を利用
して加熱する。こうして,混合エマルジョンは昇温さ
れ,気化して混合エマルジョンガスが作られ,放熱管1
1の一端11’に導入される。
【0024】このように,この実施の形態の熱処理装置
1によれば,放熱管11から排出された排ガスの熱や排
ガスを再燃焼させて得た熱を利用することにより,気化
手段15よって混合エマルジョンを昇温させるために必
要なエネルギをなるべく低減できるようになる。また排
ガスをなるべく低温にでき,不完全燃焼ガスを減らすこ
とによって,排ガスの後処理を軽減できるようになる。
【0025】以上,本発明の好ましい実施の形態の一例
を説明したが,本発明はここで説明した形態に限定され
ない。例えば図2に示すように,直接加熱方式の熱処理
炉40を用いて熱処理装置2を構成しても良い。図2に
示す熱処理装置2にあっては,混合エマルジョンガスを
ガス管16から熱処理炉40の内部に導入して,ブラウ
ンズガスバーナー30で着火することにより,熱処理炉
40の内部において混合エマルジョンガスを燃焼させ,
ワーク(図示せず)を混合エマルジョンガスの燃焼炎に
よって直接に加熱昇温させる構成になっており,熱処理
炉40の内部で発生した排ガスは,排気管21を経て気
化手段15の加熱器17に導入されている。なお,間接
加熱方式の熱処理炉10に代えて直接加熱方式の熱処理
炉40を用いた点を除けば,図2に示す熱処理装置2は
先に図1で説明した熱処理装置1と概ね同様の構成を備
えているため,図2に示す熱処理装置2において,図1
で説明した熱処理装置1と同じ構成要素については共通
の符号を付することにより,重複した説明を省略する。
この図2に示す如き直接加熱方式の熱処理炉40を用い
た熱処理装置2によっても,気化手段15よって混合エ
マルジョンを昇温させるために必要なエネルギをなるべ
く低減でき,また排ガスの後処理も軽減できるようにな
る。
【0026】その他,混合エマルジョンに用いる水とし
て,改質水以外の市水や純水などを利用することもで
き,また化石燃料液体として,軽油や重油などを利用す
ることもできる。また気化手段15において混合エマル
ジョンを昇温させるために,電気ヒータやマイクロ波な
どを補助的に利用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1〜5によれば,化石燃料の含有
量が少ない水−化石燃料の混合エマルジョンガスを燃焼
させることができることに加え,熱処理炉から排出され
た排ガスの熱や排ガスを再燃焼させて得た熱を利用する
ことにより,混合エマルジョンを昇温させるために必要
なエネルギを低減でき,混合エマルジョンガスをなるべ
く少ないエネルギで作り出すことが可能となる。また排
ガスをなるべく低温にでき,不完全燃焼ガスを減らすこ
とによって,排ガスの後処理も軽減できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる熱処理装置の説明
図である。
【図2】直接加熱方式の熱処理炉を用いた本発明の実施
の形態にかかる熱処理装置の説明図である。
【符号の説明】
1,2 熱処理装置 10,40 熱処理炉 11 放熱管 15 気化手段 16 ガス管 17 加熱器 18 気化器 19 攪拌器 20 燃料管 21 排気管 30 ブラウンズガスバーナー 31 ブラウンズガス発生器 32 ガス管
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27D 17/00 101 F27D 17/00 101Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水−化石燃料の混合エマルジョンを昇温
    させて気化させる気化手段と,この気化手段によって気
    化された混合エマルジョンガスを燃焼させることにより
    発生した熱によって熱処理する熱処理炉とを備えた熱処
    理装置であって,前記気化手段は,前記熱処理炉から排
    出された排ガスの熱を利用して混合エマルジョンを昇温
    させることを特徴とする,熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記気化手段は,前記熱処理炉から排出
    された排ガスを再燃焼させて混合エマルジョンを昇温さ
    せることを特徴とする,請求項1の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記混合エマルジョンガスを着火させる
    手段として,水素と酸素が混合されたブラウンズガスを
    燃焼させて炎を発するブラウンズガスバーナーを用いる
    ことを特徴とする,請求項1又は2の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 水−化石燃料の混合エマルジョンを昇温
    させて気化させた混合エマルジョンガスを燃焼させ,こ
    の燃焼で発生した熱によって熱処理する熱処理方法であ
    って,熱処理で発生した排ガスの熱を利用して混合エマ
    ルジョンを昇温させることを特徴とする,熱処理方法。
  5. 【請求項5】 前記熱処理で発生した排ガスを再燃焼さ
    せて混合エマルジョンを昇温させることを特徴とする,
    請求項4の熱処理方法。
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