JP2002147210A - 内燃機関の電磁駆動弁 - Google Patents

内燃機関の電磁駆動弁

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JP2002147210A
JP2002147210A JP2000349465A JP2000349465A JP2002147210A JP 2002147210 A JP2002147210 A JP 2002147210A JP 2000349465 A JP2000349465 A JP 2000349465A JP 2000349465 A JP2000349465 A JP 2000349465A JP 2002147210 A JP2002147210 A JP 2002147210A
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transmission shaft
valve
fluid
combustion engine
internal combustion
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Atsushi Umemoto
篤 梅本
Kenji Abe
賢治 阿部
Yoshinori Onohara
美徳 小野原
Koichi Ikoma
浩一 生駒
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/20Adjusting or compensating clearance
    • F01L1/22Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
    • F01L1/24Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
    • F01L1/245Hydraulic tappets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/20Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1伝達軸と第2伝達軸との当接部分における
衝突音や振動を低減し、且つ、閉弁時に弁部が吸排気口
に着座する際の衝突音や振動を低減することができる極
めてコンパクトな緩衝手段を備える内燃機関の電磁駆動
弁を提供する。 【解決手段】弁部3から上方に向かって延設された第1
伝達軸4aと、その同一軸線上に延設されて一対の電磁
石5,6間の可動板7を支持する第2伝達軸4bとの間
に緩衝手段27を設ける。緩衝手段27は、第1伝達軸
4aの上端に連結されて第2伝達軸4bの下端への当接
を維持しつつ伸縮自在の当接連結手段28と、当接連結
手段28を摺動自在に内挿し、弁部3の閉弁動作時の当
接連結手段28の上動に伴って、内部に充填された流体
を徐々に排出して第1伝達軸4aを介して弁部3の閉弁
速度を低減するシリンダ部29とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸排気
口を開閉する内燃機関の電磁駆動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の吸排気口を開閉する弁
部を、電磁石によって駆動する電磁駆動弁が知られてい
る。この種の電磁駆動弁は、前記弁部の上方に延びる伝
達軸に連結された可動板を備え、該可動板を介して互い
に上下に対向する一対の電磁石を備えている。可動板
は、両電磁石が交互に発生する電磁力によって吸引さ
れ、両電磁石間を移動する。そして、可動板が上方の電
磁石に吸着されると前記弁部が吸排気口を閉弁し、可動
板が下方の電磁石に吸着されると前記弁部が吸排気口を
開弁する。
【0003】この種の電磁駆動弁において、各電磁石か
ら可動板に付与される電磁力は、可動板と該可動板を吸
引する電磁石との距離が大であるとき小さく、可動板が
該電磁石に接近するに従って次第に大きくなる。このた
め、可動板は該電磁石に接近するに従って変位速度が増
大し、それに伴って前記弁部が吸排気口に急激に着座す
るので、閉弁時に衝突音や振動が発生する不都合があ
る。
【0004】また、前記伝達軸は、熱膨張等による伸長
を吸収するために弁部に延設された第1伝達軸と可動板
を支持する第2伝達軸とに分割されている。そして、可
動板が上方の電磁石に吸着しているとき、両伝達軸間に
は熱膨張等を考慮した間隙が形成され、可動板が上方の
電磁石から離れたときに両伝達軸が当接するようになっ
ている。このため、開弁動作時に可動板が上方の電磁石
から離れて下方の電磁石に向かうとき、第1伝達軸に第
2伝達軸が衝突して両伝達軸の当接部分からも衝突音や
振動が発生する不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、第1伝達軸と第2伝達軸との当接部分に
おける衝突音や振動を低減し、且つ、閉弁時に弁部が吸
排気口に着座する際の衝突音や振動を低減することがで
きる極めてコンパクトな緩衝手段を備える内燃機関の電
磁駆動弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、内燃機関の吸排気口に当接離反して吸
排気通路を開閉する弁部と、該弁部から上方に向かって
延設された第1伝達軸と、該第1伝達軸の同一軸線上に
延設された第2伝達軸と、該第2伝達軸が挿通され、該
第2伝達軸の軸線方向に互いに間隔を存して上下方向に
対向する一対の電磁石と、両電磁石の間に位置する前記
第2伝達軸に設けられ、両電磁石の磁気的吸引に応じて
両電磁石間を移動することにより該第2伝達軸及び前記
第1伝達軸を介して前記弁部を開閉させる可動板と、両
電磁石を介して上下に対向して設けられ、前記可動板及
び前記弁体を所定位置に保持すべく夫々対向する方向に
第1伝達軸及び第2伝達軸を付勢する一対のスプリング
部材とを備える内燃機関の電磁駆動弁において、前記第
1伝達軸の上端に連結されて前記第2伝達軸の下端への
当接を維持しつつ伸縮自在の当接連結手段と、該当接連
結手段を摺動自在に内挿し、前記弁部の閉弁動作時の該
当接連結手段の上動に伴って、内部に充填された流体を
徐々に排出して前記第1伝達軸を介して弁部の閉弁速度
を低減するシリンダ部とからなる緩衝手段を備えること
を特徴とする。
【0007】本発明によれば、伸縮自在の前記当接連結
手段を第1伝達軸の上端と前記第2伝達軸の下端との間
に設けたので、第1伝達軸や第2伝達軸に熱膨張による
伸長が生じても、該当接連結手段が収縮して第1伝達軸
や第2伝達軸の伸長分を吸収して第1伝達軸と第2伝達
軸との当接連結状態を維持することができる。
【0008】そして、該当接連結手段を前記シリンダ部
に摺動自在に内挿して前記緩衝手段が構成されているこ
とにより、上方の前記電磁石によって前記可動板が吸引
されて、第1伝達軸を介して前記下方のスプリング部材
の付勢によって該当接連結手段がシリンダ部内を上動す
るとき、シリンダ部の内部に充填された流体が徐々に排
出されるので、このときの流体の排出抵抗により当接連
結手段を介して第1伝達軸の急激な移動が抑制できる。
これにより、閉弁時の弁部の変位速度が十分に減速さ
れ、弁部が吸排気口に着座する際の騒音や振動を低減す
ることができる。
【0009】また、第1伝達軸と第2伝達軸とが移動す
る際には、当接連結手段を介して両軸の当接状態が維持
されるので、第1伝達軸の上端と前記第2伝達軸の下端
との衝突が緩和され、両軸間から発生する騒音や振動を
低減することができる。
【0010】更に、前記緩衝手段においては、前記シリ
ンダ部内に前記当接連結手段を内挿する構成としたの
で、第1伝達軸及び第2伝達軸の伸長吸収や緩衝と、弁
部の閉弁時の緩衝とを両立させる該緩衝手段をコンパク
トに形成することができる。
【0011】本発明における前記当接連結手段の一態様
は、前記第2伝達軸の下端面に当接する当接壁により上
部が閉塞された円筒状の外套部材と、該外套部材に摺動
自在に内挿されて前記第1伝達軸の上端部に連結された
内挿部材と、前記外套部材内部における前記当接壁と内
挿部材との間に形成された流体収容室と、該流体収容室
に外部から流体を導入し充填する流体導入路と、前記第
1伝達軸又は前記第2伝達軸の膨張に伴う該流体収容室
の圧縮に応じて該流体収容室に充填された流体を排出す
る流体排出路とを備えることを特徴とする前記流体収容
室には流体導入路を介して流体が充填され、外套部材の
当接壁が第2伝達軸の下端面に当接した状態が維持され
る。そして、第1伝達軸又は第2伝達軸に熱膨張による
伸長が生じたときには、流体収容室が圧縮され、それに
応じて流体排出路から流体が排出されるので、第1伝達
軸や第2伝達軸の伸長を円滑に吸収することができる。
【0012】また、前記態様において、前記シリンダ部
は、前記弁部の開弁に伴って前記当接連結手段の外套部
材が該シリンダ部内を下動したとき、該外套部材より上
方位置において開口して該シリンダ部の内部に流体を供
給する流体供給路と、前記弁部の閉弁に伴って前記当接
連結手段の外套部材が該シリンダ部内を上動したとき、
該シリンダ部の内部の流体を外部へ排出する流体排出路
とを備えることを特徴とする。
【0013】前記シリンダ部には流体供給路を介して流
体が充填される。これにより、該シリンダ部内を上動す
る外套部材には充填された流体の抵抗が生じるので、極
めて簡単な構造として、第1伝達軸を介して弁部の減速
を行うことができる。
【0014】このとき、前記シリンダ部の流体排出路
は、該シリンダ分の内周壁と前記当接連結手段の外套部
材の外周壁との間に形成され、該シリンダ部は、その上
端部に内径が他部より小径とされた第1小径部を備え、
前記外套部材は、前記第1小径部に対応して外径が他部
より小径とされ、該外套部材の上動に伴って前記シリン
ダ部の流体排出路からの流体の排出量を小とする第2小
径部を上端部に備えることが好ましい。
【0015】これにより、前記シリンダ部内における前
記外套部材の上動に伴って第2小径部が第1小径部に進
入したとき、前記シリンダ分の内周壁と前記当接連結手
段の外套部材の外周壁との間に形成される流体排出路の
径が小とされるので、前記弁部の吸排気口への当接直前
で流体の排出量を小とすることができる。従って、構造
を極めて簡単として、閉弁直前での前記弁部の急減速を
円滑に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の電磁駆動弁を示す説
明的縦断面図、図2は本実施形態の要部の作動を示す説
明図である。
【0017】本実施形態の電磁駆動弁1は、図1に示す
ように、内燃機関の吸気(又は排気)通路2に設けら
れ、該吸気通路2を開閉する弁部3と、該弁部3を開閉
方向に駆動する駆動部4とによって構成されている。該
駆動部4は、図中上方位置に設けられた第1電磁石5
と、該第1電磁石5の下方位置に対向して設けられた第
2電磁石6と、両電磁石5,6間に位置する可動板7と
によって構成されている。該可動板7は円盤状の磁性金
属によって形成されており、両電磁石5,6の磁気的吸
引により上下に移動するようになっている。
【0018】前記弁部3には伝達軸14が延設されてい
る。該伝達軸14は複数に分割されて構成されている。
即ち、該伝達軸14は、下端に前記弁部3が一体に連設
された第1伝達軸14aと、該第1伝達軸14aの上端
に当接して上方に延設され、上端に形成された拡径部1
5を介して前記可動板7が連結された第2伝達軸14b
と、該第2伝達軸14bと同一軸線上に上方に延設さ
れ、下端にに形成された拡径部16を介して前記可動板
7が連結された第3伝達軸14cとによって構成されて
いる。
【0019】前記第1伝達軸14aは、前記吸気通路2
の上壁部に設けられた支持部材17に摺動自在に支持さ
れ、該吸気通路2を開閉する位置に前記弁部3を支持し
ている。該第1伝達軸14aは、前記吸気通路2の上壁
部の上面側の座部18と該第1伝達軸14aに固設され
た上部スプリングシート19との間に設けられた第1ス
プリング部材20によって上方に付勢されている。これ
により、該第1伝達軸14aには常に上方に向かって第
1スプリング部材20による付勢力が付与されている。
【0020】また、前記第3伝達軸14cは、その上端
に固設された下部スプリングシート21と、その上方の
固定部材22との間に設けられた第2スプリング部材2
4によって下方に付勢されている。これにより、該第3
伝達軸14cには常に下方に向かって第2スプリング部
材24による付勢力が付与されている。
【0021】該第3伝達軸14cは、前記第1電磁石5
の内部を貫通し、該第1電磁石5に案内筒25を介して
摺動自在に挿通支持されている。同じように、前記第2
伝達軸14bは、前記第2電磁石6の内部を貫通し、該
第2電磁石6に案内筒26を介して摺動自在に挿通支持
されている。
【0022】また、前記第2電磁石6と第1スプリング
部材20との間には、緩衝手段27が設けられている。
該緩衝手段27は、図1及び図2(a)に示すように、
第1伝達軸14aの上端に連結されて第2伝達軸14b
の下端に当接する当接連結手段28と、該当接連結手段
28を移動自在に収容して内部にオイルが充填されるシ
リンダ部29とを備えている。
【0023】当接連結手段28は、図2(a)に示すよ
うに、平坦な当接壁30により上部が閉塞された円筒状
の外套部材31と、該外套部材31に摺動自在に内挿さ
れた内挿部材32とを備えている。該外套部材31の内
部には、オイル(内燃機関の潤滑油)が充填されるオイ
ル収容室33が形成されている。該外套部材31及び内
挿部材32には外部からオイル収容室33へオイルを導
入するオイル導入路34が形成されている。更に、該オ
イル収容室33には、バネ35により閉じ方向に付勢さ
れたキャップ部材36とチェックボール37とによって
所謂逆止弁が構成され、オイル導入路34から導入され
たオイルをオイル収容室33において一定圧に維持でき
るようになっている。また、オイルが充填されたオイル
収容室33が所定の内圧を越えたときには、オイル収容
室33のオイルが内挿部材32と外套部材31との間を
排出路として流出し、潤滑油として拡散される。
【0024】前記シリンダ部29は、内部にオイルを供
給するオイル供給口30を備え、該オイル供給口40は
図示しないオイルポンプ等に接続されたオイル流路41
に接続されている。該シリンダ部29の内部に充填され
たオイルは、該シリンダ部29の内壁と前記外套部材3
1の外壁との間を排出路として流出し、潤滑油として拡
散される。
【0025】また、該シリンダ部29の上端部には内径
が他部より小径とされた第1小径部38が形成されてい
る。更に、前記外套部材の上端には、前記第1小径部3
8に対応して外径が他部より小径とされた第2小径部3
9が形成されている。これにより、第2小径部39が第
1小径部38に進入したときには、該シリンダ部29の
内壁と前記外套部材31の外壁との間に形成された排出
路が小径とされてシリンダ部29の内壁と前記外套部材
31の外壁との上端部の間隔が絞られるので、排出され
るオイルの流量が小とされる。
【0026】次に、以上の構成からなる本実施形態の電
磁駆動弁1の作動を説明する。図1においては、第1電
磁石5に可動板7が吸着されて、弁部3が吸気通路2を
閉弁した状態を示している。そして、第1電磁石5への
給電が停止され同時に第2電磁石6への給電が行われる
と、可動板7は第2電磁石6の磁気的吸引によって下方
に移動する。これに伴い、弁部3が吸気通路2を開放す
る方向に(図中下方に向かって)移動する。
【0027】そして、前記可動板7が第2電磁石6に吸
着されて弁部3が吸気通路2を開放しているときには、
図2(a)に示すように、第2伝達軸14bが当接連結
手段28を介して第1伝達軸14aを押し下げた状態と
なり、緩衝手段27のシリンダ部29にオイル供給口4
0を介してオイルが充填される。このとき、第1伝達軸
14aや第2伝達軸14bに熱膨張による伸長が生じて
いると、前記外套部材31のオイル収容室33内のオイ
ルが流出して内挿部材32が上動して伸長を吸収する。
【0028】次いで、図1を参照すれば、第2電磁石6
への給電が停止されると同時に第1電磁石5への給電が
行われ、前記可動板7が第1電磁石5に向かって移動さ
れる。これに伴い、第2スプリング部材24の付勢によ
り第1伝達軸14aが押し上げられ、図2(b)に示す
ように、当接連結手段28がシリンダ部29内を上動す
る。これによって、シリンダ部29内のオイルの排出抵
抗が増加し、弁部3(図1示)の移動速度が低下する。
そして、弁部3が吸気通路2に着座(閉弁)する直前に
おいて、外套部材31の第2小径部39がシリンダ部2
9の第1小径部38に進入して急激にシリンダ部29内
のオイルの排出抵抗が大となり、弁部3が吸気通路2に
着座する際の衝撃が緩和される。一方、このときには、
外套部材31及び内挿部材32のオイル導入路34がシ
リンダ部29のオイル供給口40に接続される。これに
よって、内挿部材32が外套部材31の上方位置にある
場合には、前記外套部材31のオイル収容室33内にオ
イルが導入されることで、内挿部材32に対して外套部
材31が上動する。従って、当接連結手段28は第2伝
達軸14bの上動に追従して第2伝達軸14bへの当接
状態が維持される。そして、図1に示すように、前記可
動板7が第1電磁石5に吸着されて弁部3が閉弁状態に
あるとき、図2(c)に示すように、当接連結手段28
を介して第1伝達軸14aと第2伝達軸14bとの連結
状態が維持される。
【0029】その後、可動板7が第2電磁石6の磁気的
吸引によって下方に移動しても、前記当接連結手段28
が第2伝達軸14bへの当接状態を常に維持しているの
で衝突音や振動の発生が防止される。
【0030】以上の本実施形態に示すように、本発明に
よれば、前記緩衝手段27を設けたことによって閉弁時
に弁部3が吸気通路2に着座する際の衝突音や振動を低
減することができるだけでなく、第1伝達軸14aと第
2伝達軸14bとの当接部分における衝突音や振動を低
減することができる。そして更に、前記緩衝手段27に
当接連結手段31を備えたことにより、コンパクトに形
成することができ、電磁駆動弁の小型化を可能とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電磁駆動弁を示す説明的
縦断面図。
【図2】本実施形態の要部の作動を示す説明図。
【符号の説明】
1…電磁駆動弁、2…吸排気口、3…弁部、4a…第1
伝達軸、4b…第2伝達軸、5,6…電磁石、7…可動
板、27…緩衝手段、28…当接連結手段、29…シリ
ンダ部、30…当接壁、31…外套部材、32…内挿部
材、33…オイル収容室(流体収容室)、34…オイル
導入路(流体導入路)、38…第1小径部、39…第2
小径部、41…オイル供給路(流体供給路)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01L 1/24 F01L 1/24 D (72)発明者 小野原 美徳 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 生駒 浩一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G016 AA05 AA18 BB04 BB31 BB37 BB40 CA05 CA11 CA12 CA16 CA27 CA33 CA36 CA51 CA57 DA18 DA23 GA01 GA04 3G018 AB07 AB09 AB16 BA22 BA27 CA12 CA19 DA17 DA41 DA52 DA53 DA55 DA56 DA59 DA65 DA67 EA22 FA01 FA06 GA01 GA32 GA34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸排気口に当接離反して吸排気
    通路を開閉する弁部と、該弁部から上方に向かって延設
    された第1伝達軸と、該第1伝達軸の同一軸線上に延設
    された第2伝達軸と、該第2伝達軸が挿通され、該第2
    伝達軸の軸線方向に互いに間隔を存して上下方向に対向
    する一対の電磁石と、両電磁石の間に位置する前記第2
    伝達軸に設けられ、両電磁石の磁気的吸引に応じて両電
    磁石間を移動することにより該第2伝達軸及び前記第1
    伝達軸を介して前記弁部を開閉させる可動板と、両電磁
    石を介して上下に対向して設けられ、前記可動板及び前
    記弁体を所定位置に保持すべく夫々対向する方向に第1
    伝達軸及び第2伝達軸を付勢する一対のスプリング部材
    とを備える内燃機関の電磁駆動弁において、 前記第1伝達軸の上端に連結されて前記第2伝達軸の下
    端への当接を維持しつつ伸縮自在の当接連結手段と、該
    当接連結手段を摺動自在に内挿し、前記弁部の閉弁動作
    時の該当接連結手段の上動に伴って、内部に充填された
    流体を徐々に排出して前記第1伝達軸を介して弁部の閉
    弁速度を低減するシリンダ部とからなる緩衝手段を備え
    ることを特徴とする内燃機関の電磁駆動弁。
  2. 【請求項2】前記当接連結手段は、前記第2伝達軸の下
    端面に当接する当接壁により上部が閉塞された円筒状の
    外套部材と、該外套部材に摺動自在に内挿されて前記第
    1伝達軸の上端部に連結された内挿部材と、前記外套部
    材内部における前記当接壁と内挿部材との間に形成され
    た流体収容室と、該流体収容室に外部から流体を導入し
    充填する流体導入路と、前記第1伝達軸又は前記第2伝
    達軸の膨張に伴う該流体収容室の圧縮に応じて該流体収
    容室に充填された流体を排出する流体排出路とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の電磁駆動
    弁。
  3. 【請求項3】前記シリンダ部は、前記弁部の開弁に伴っ
    て前記当接連結手段の外套部材が該シリンダ部内を下動
    したとき、該外套部材より上方位置において開口して該
    シリンダ部の内部に流体を供給する流体供給路と、該シ
    リンダ部の内部に充填された流体を、前記弁部の閉弁動
    作時の前記外套部材の上動に伴って該シリンダ部から外
    部へ排出する流体排出路とを備えることを特徴とする請
    求項2記載の内燃機関の電磁駆動弁。
  4. 【請求項4】前記シリンダ部の流体排出路は、該シリン
    ダ分の内周壁と前記当接連結手段の外套部材の外周壁と
    の間に形成され、該シリンダ部は、その上端部に内径が
    他部より小径とされた第1小径部を備え、前記外套部材
    は、前記第1小径部に対応して外径が他部より小径とさ
    れ、該外套部材の上動に伴って前記シリンダ部の流体排
    出路からの流体の排出量を小とする第2小径部を上端部
    に備えることを特徴とする請求項3記載の内燃機関の電
    磁駆動弁。
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