JP2002143442A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002143442A
JP2002143442A JP2000342278A JP2000342278A JP2002143442A JP 2002143442 A JP2002143442 A JP 2002143442A JP 2000342278 A JP2000342278 A JP 2000342278A JP 2000342278 A JP2000342278 A JP 2000342278A JP 2002143442 A JP2002143442 A JP 2002143442A
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JP2000342278A
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Akira Sasa
亮 佐々
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技に意外性をもたせ、遊技者が遊技に対し
て感じる疲労を軽減しつつ、リーチとなる停止図柄の組
み合わせを表示させることである。 【解決手段】 パチンコ機1は、図柄表示領域122a
〜122cに停止表示された複合図柄が分裂表示され、
複合図柄から分裂した通常図柄が他の図柄表示領域に停
止表示されることによって、リーチを発生させる。した
がって、遊技者に、第3の図柄が停止表示されるまで大
当たりの期待を抱き続けさせることができ、遊技中、常
に遊技者の気分を高揚させることができる。また、パチ
ンコ機1は、複合図柄に注目することによって、複合図
柄の分裂により発生するリーチが認識できる。したがっ
て、注目すべき対象図柄が複雑に変更されることによっ
て遊技者が遊技に対して感じる疲労を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に表示さ
れる図柄によって遊技者に有利な状態を発生させるパチ
ンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機において、
図柄を変動表示あるいは停止表示する表示装置を備え、
表示装置に表示される3つの図柄が所定の図柄(例え
ば、同一図柄)となった場合に、大当たり(遊技者が遊
技球を獲得しやすい状態)となる遊技機が知られてい
る。また、このような遊技機においては、第1の図柄か
ら第3の図柄までが変動表示状態から順に停止表示状態
となり、第1の図柄と第2の図柄が一致した状態でリー
チ(大当たりの前段階)となる方式が一般的である。
【0003】このような遊技機において、遊技者は、単
調な図柄の表示を見続けることとなり、遊技に飽きを感
じることとなる。また、リーチとなった場合には、大当
たりを期待して遊技者の気持ちは高揚するが、リーチと
ならなかった場合には、遊技者は大当たりにならないこ
とが明らかな状態で第3の図柄の変動表示の停止(変動
表示状態から停止表示状態となること)を待たなければ
ならない。
【0004】このような問題を解決するため、例えば、
特開平9−122313号公報に記載された技術におい
ては、リーチとならなかった場合に、第1の図柄を再度
変動表示させて第2の図柄と同一の図柄に停止させるこ
とによってリーチとし、遊技者に期待感を抱かせてい
る。また、リーチとなった後、第3の図柄が大当たりの
図柄とならなかった場合には、再び元の状態からやり直
すこととなるため遊技者は落胆してしまう。そこで、再
度遊技者に期待感を抱かせるために、例えば、特開平1
0−155991号公報に記載された技術においては、
リーチとなった後、第3の図柄が大当たりの図柄となら
なかった場合に、第3の図柄の表示を固定したまま、第
1の図柄および第2の図柄を再び変動表示状態としてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の遊技機は、以下のような問題があった。特開平
9−122313号公報に記載された遊技機において、
リーチとならずに第2の図柄の変動表示が停止した後、
遊技者は、第1の図柄が再び変動表示状態となるかもし
れないという期待を抱く。そのため、遊技中に、第1の
図柄→第2の図柄→第1の図柄→第3の図柄と注目すべ
き対象が変化し、遊技者は、遊技に対して疲労を感じて
しまう。
【0006】また、特開平10−155991号公報の
遊技機において、リーチとなった後、第3の図柄が大当
たりの図柄とならなかった場合、遊技者は、第1の図柄
および第2の図柄が再び変動表示状態となるかもしれな
いという期待を抱く。そのため、上述の場合と同様に、
遊技中に、第1の図柄→第2の図柄→第3の図柄→第1
の図柄および第2の図柄と注目すべき対象が変化し、遊
技者は、遊技に対して疲労を感じてしまうこととなる。
【0007】本発明の課題は、遊技に意外性をもたせ、
遊技者が遊技に対して感じる疲労を軽減しつつ、リーチ
となる停止図柄の組み合わせを表示させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の図柄表示領域(例え
ば、図4の図柄表示領域122a〜122c)におい
て、所定の符号(例えば、図2の通常図柄131の装飾
キャラクタ131aに表示される番号“7”)をそれぞ
れ識別表示する複数の図柄を変動表示した後、停止表示
する表示手段を備え、複数の図柄表示領域それぞれに停
止表示された停止図柄の組み合わせにより遊技者に付加
価値を与える遊技機であって、前記停止図柄の中に、複
数の図柄が複合されている複合図柄(例えば、図3ある
いは図4の複合図柄132)を含む場合に、該複合図柄
に複合されている図柄を分裂(例えば、図4における複
合図柄132の分裂のように1つの図柄から2つ以上の
図柄に分かれること)させ、この分裂させた図柄(例え
ば、図4の通常図柄131A)を他の図柄表示領域にお
ける停止図柄として停止表示させることによりリーチ状
態を構成する停止図柄の組み合わせとすることを特徴と
している。
【0009】請求項1記載の発明によれば、各図柄表示
領域に変動表示されている図柄を確定図柄として停止表
示させる通常の手順の他、複数の図柄表示領域のいずれ
かに複合図柄が停止表示された場合に、複合図柄が分裂
し、分裂した図柄が確定図柄として停止表示される手順
が実現できるため、遊技に意外性をもたせることができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機であって、前記複合図柄は、同一符号を識別表示す
る複数の図柄が複合されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、複合図柄が分裂され、確
定図柄となる場合に、リーチあるいは大当たりを発生さ
せることができるため、遊技の興趣性を増すことができ
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の遊技機であって、前記複合図柄は、分裂する旨が
識別表示(例えば、図3の複合図柄132に識別番号キ
ャラクタ132b−1,132b−2が含まれているこ
と)されることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、各図柄表示
領域に停止表示される確定図柄に複合図柄が含まれてい
る場合、遊技者はその複合図柄に注目すればよいため、
注目対象を頻繁に変更することにより遊技者が遊技に対
して感じる疲労を軽減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
遊技機の実施の形態を詳細に説明する。図1から図6
は、本発明を適用したパチンコ機1を示す図である。な
お、以下の説明において参照する各図では、他の図と同
等部分は同一符号によって示されている。
【0014】まず、構成を説明する。図1は、本発明に
係るパチンコ機1の機能構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態によるパチンコ機1は、C
PU(Central Processing Unit)100への信号の入
力を制御する入力ポート105を含んで構成されてい
る。この入力ポート105には、特別図柄始動スイッチ
101、普通図柄始動スイッチ102、カウントスイッ
チ103および継続スイッチ104からの各種の信号が
入力されている。そして、これらの各信号が入力ポート
105を介してCPU100に入力されることとなる。
なお、CPU100は、ROM(Read Only Memory)1
16とRAM(Random Access Memory)117とを含ん
で構成されている。このROM116には、リーチの発
生に関する処理(リーチ発生処理)を実行するためのリ
ーチ発生処理プログラム(後述)や大当たりの発生に関
する処理(大当たり発生処理)を実行するための大当た
り発生処理プログラム(後述)およびパチンコ機1の制
御に関する種々のプログラムが記憶されている。
【0015】また、パチンコ機1は、CPU100から
の出力信号を入力とし、それらの信号をパチンコ機1内
の各部に伝達する出力ポート106を含んで構成されて
いる。この出力ポート106から出力される信号は、表
示灯制御装置107、音声制御装置108、普通図柄表
示装置109、普通電動役物用ソレノイド110、大入
賞口用ソレノイド111、賞球装置112、発射装置1
13および特別図柄表示装置118等に伝達される。な
お、CPU100は、リセット回路114によってリセ
ットされる。また、電源回路115による電源投入時に
おいても、CPU100はリセットされる。
【0016】ここで、特別図柄表示装置118は、CP
U119と液晶表示装置122とを含んで構成される。
また、CPU119は、ROM120とRAM121と
を含んで構成される。CPU119は、ROM120あ
るいはRAM121に記憶されるデータに基づいて、液
晶表示装置122に所定の図柄を表示させるための制御
信号を出力する。
【0017】ROM120は、液晶表示装置122の図
柄表示領域122a〜122cに所定の図柄を表示する
ためのデータ(以下、「図柄群表示データ120a」と
言う。)を記憶する。この図柄群表示データ120a
は、分裂表示されない通常図柄131(図2参照)を表
示するための通常図柄データ120a−1と、分裂表示
される複合図柄132(図3参照)を表示するための複
合図柄データ120a−2とから構成される。なお、通
常図柄131および複合図柄132については後述す
る。
【0018】液晶表示装置122は、第1〜第3の図柄
をそれぞれ表示する図柄表示領域122a〜122cを
備えている。また、図柄表示領域122a〜122c
は、CPU119から入力される制御信号に基づいて、
それぞれ第1〜第3の図柄を変動表示(例えば、スクロ
ール表示)したり、停止表示したりする。なお、ここで
いう停止表示とは、例えば、図柄が小刻みに揺られてい
るような、いわゆる「仮停止」状態も含む。また、液晶
表示装置122は、停止表示された複合図柄132を分
裂表示する。
【0019】ここで、通常図柄131および複合図柄1
32について説明する。図2は、通常図柄131の構成
の一例を示す図である。図2において、通常図柄131
は、周囲を装飾された番号を表示する装飾キャラクタ1
31aと、装飾キャラクタ131aに表示される番号を
補助的に識別表示する識別番号キャラクタ131bとか
ら構成される。通常図柄131は、これら装飾キャラク
タ131aと識別番号キャラクタ131bとが一体とな
って変動表示されたり、停止表示されたりする。即ち、
通常図柄131は分裂表示されない。
【0020】図3は、複合図柄132の構成の一例を示
す図である。図3において、複合図柄132は、通常図
柄131の装飾キャラクタ131aと同様の装飾キャラ
クタ132aおよび通常図柄131の識別番号キャラク
タ131bと同様の2つの識別番号キャラクタ132b
−1,132b−2によって構成される。複合図柄13
2は、液晶表示装置122に停止表示された後、引き続
いて分裂表示され、複数の通常図柄131に変化する。
【0021】続いて、分裂表示における表示態様の一例
を詳細に説明する。例として、図柄表示領域122bに
複合図柄132が停止表示された場合について説明す
る。図4は、図柄表示領域122bに停止表示された複
合図柄132が分裂表示される場合の画面構成を示す図
であり、(a)は、図柄表示領域122a,122bに
図柄が停止表示された状態を示す図、(b)は、図柄表
示領域122bに停止表示された複合図柄132が分裂
する状態を示す図、(c)は、複合図柄132から分裂
した通常図柄131が図柄表示領域122a,122b
に停止表示された状態を示す図である。
【0022】図4(a)に示すように、図柄表示領域1
22bに停止表示された複合図柄132は、図4(b)
に示すように、2つの識別番号キャラクタ132b−
1,132b−2のうちの一方が、装飾キャラクタ13
2aの背後から発生される装飾キャラクタ132aの複
製を伴って、通常図柄131(「通常図柄131A」と
する。)として図柄表示領域122aに移動する。同時
に、従前に図柄表示領域122aに表示されていた通常
図柄131が図柄表示領域122aの左方に追い出さ
れ、図柄表示領域122aには複合図柄132から分裂
した通常図柄131Aが停止表示されることとなる。
【0023】また、このとき、図柄表示領域122bに
表示されていた複合図柄132は、分裂することによっ
て通常図柄131(「通常図柄131B」とする。)へ
と変化し、図柄表示領域122bに停止表示されている
(図4(c)参照)。なお、複合図柄132から派生す
る通常図柄131(複合図柄132が分裂して生ずる図
柄)の数を3つとし、図柄表示領域122a〜122c
が全て同一の通常図柄131となることとしてもよい。
【0024】次に、動作を説明する。本発明を適用した
パチンコ機1では、遊技が開始され遊技球が入賞口に入
ると、第1〜第3の図柄が変動表示された状態におい
て、所定の確率でリーチ発生処理あるいは大当たり発生
処理が実行される。以下、リーチ発生処理および大当た
り発生処理について、それぞれ図を参照して説明する。
【0025】まず、リーチ発生処理について説明する。
図5は、特別図柄表示装置118のCPU119が実行
するリーチ発生処理を示すフローチャートである。図5
において、初めに、CPU119は、リーチを発生させ
るか否かの判定を行う(ステップS101)。このと
き、所定の確率に応じてCPU119により抽選が行わ
れ、この抽選結果に基づいてリーチを発生させるか否か
の判定が行われる。
【0026】ステップS101において、リーチを発生
させないと判定した場合、CPU119は、図柄表示領
域122aに表示する第1の図柄と図柄表示領域122
bに表示する第2の図柄を異なる通常図柄として停止表
示し(ステップ102)、変動表示を終了する。一方、
ステップS101において、リーチを発生させると判定
した場合、CPU119は、複合図柄を用いたリーチの
演出表示を行うか否かの判定を行う(ステップS10
3)。なお、この判定は、所定の条件(例えば、入賞球
の個数等)を設定しておき、この条件が満たされている
か否かに応じて行う場合や、一定の確率に応じて行う場
合等が考えられる。
【0027】ステップS103において、複合図柄を用
いたリーチの演出表示を行わないと判定した場合、CP
U119は、通常のリーチの演出表示を行うべく、第1
の図柄と第2の図柄を同一の通常図柄として停止表示し
(ステップS104)、ステップS109に移行する。
一方、ステップS103において、複合図柄によるリー
チの演出表示を行うと判定した場合、CPU119は、
第1の図柄を複合図柄とするか否かの判定を行う(ステ
ップS105)。なお、この判定も、複合図柄を用いた
リーチの演出表示を行うか否かの判定と同様の判定基準
によって行うことが考えられる。
【0028】ステップS105において、第1の図柄を
複合図柄としないと判定した場合、CPU119は、第
1の図柄をリーチの際に表示を予定している図柄(以
下、「リーチ予定図柄」と言う。)と異なる通常図柄と
して停止表示させ(ステップS106)、第2の図柄を
リーチ予定図柄の複合図柄として停止表示させる(ステ
ップS107)。
【0029】次いで、CPU119は、第2の図柄を分
裂表示させると共に、第1の図柄(通常図柄)を図柄表
示領域122aから追い出して、リーチ予定図柄である
第1の図柄と第2の図柄を停止表示させる(ステップS
108)。続いて、CPU119は、リーチの場合の演
出表示を行う(ステップS109)。
【0030】ステップS105において、第1の図柄を
複合図柄とすると判定した場合、CPU119は、第1
の図柄をリーチ予定図柄の複合図柄として停止表示させ
(ステップS110)、リーチ予定図柄と異なる通常図
柄を第2の図柄として停止表示させる(ステップS11
1)。次いで、CPU119は、第1の図柄を分裂表示
させると共に、第2の図柄を図柄表示領域122bから
追い出して、リーチ予定図柄である第1の図柄と第2の
図柄を停止表示させる(ステップS112)。
【0031】続いて、CPU119は、ステップS10
9に移行し、リーチ発生処理を終了する。なお、リーチ
発生処理においては、第1の図柄あるいは第2の図柄の
いずれかに複合図柄が停止表示され、この複合図柄が分
裂することによってリーチが発生される。そのため、遊
技者は、第1の図柄→第2の図柄と注目すべき対象を変
化させることで、複合図柄の分裂により発生するリーチ
を認識できる。
【0032】次に、リーチ演出を行うことなく大当たり
となる演出処理(以下、「大当たり発生演出」とす
る。)について説明する。図6は、特別図柄表示装置1
18のCPU119が実行する大当たり発生処理を示す
フローチャートである。図6において、初めに、CPU
119は、大当たりを発生させるか否かの判定を行う
(ステップS201)。
【0033】ステップS201において、大当たりを発
生させないと判定した場合、CPU119は、はずれの
場合の演出表示を行い(ステップS202)、大当たり
発生処理を終了する。一方、ステップS201におい
て、大当たりを発生させると判定した場合、CPU11
9は、複合図柄を用いた大当たりの発生演出表示を行う
か否かの判定を行う(ステップS203)。なお、この
判定は、所定の条件(例えば、入賞球の個数等)を設定
しておき、この条件が満たされているか否かに応じて行
う場合や、一定の確率に応じて行う場合等が考えられ
る。
【0034】ステップS203において、複合図柄によ
る大当たりの発生演出表示を行わないと判定した場合、
CPU119は、通常のリーチ演出表示を行い(ステッ
プS204)、大当たりの演出表示を行う(ステップS
211)。一方、ステップS203において、複合図柄
を用いた大当たりの発生演出表示を行うと判定した場
合、CPU119は、第1〜第3の図柄のいずれを複合
図柄として停止表示させるかの選択を行う(ステップS
205)。なお、この選択において、第1〜第3の図柄
のいずれかを所定の確率で選択する等の方法が考えられ
る。
【0035】ステップS205において、第1の図柄を
複合図柄とする旨の選択が行われた場合、CPU119
は、図柄表示領域122aに複合図柄を停止表示させる
ための前処理を行う(ステップS206)。同様に、第
2の図柄を複合図柄とする旨の選択が行われた場合、C
PU119は、図柄表示領域122bに複合図柄を停止
表示させるための前処理を行う(ステップS207)。
【0036】同様に、第3の図柄を複合図柄とする旨の
選択が行われた場合、CPU119は、図柄表示領域1
22cに複合図柄を停止表示させるための前処理を行う
(ステップS208)。ステップS206〜ステップS
208の後、CPU119は、複合図柄あるいは通常図
柄を順に第1〜第3の図柄として停止表示させる処理を
開始する(ステップS209)。
【0037】ステップS209において、順に停止され
る第1から第3の図柄のうち、複合図柄が停止表示され
ると、CPU119は、表示された複合図柄を分裂表示
させると共に、他の図柄表示領域に停止表示されている
図柄をその図柄表示領域から追い出して、第1〜第3の
図柄を大当たりの図柄に停止表示させる(ステップS2
10)。したがって、第1〜第3の図柄が変動表示から
停止表示へ移行する際、遊技者は、第1の図柄→第2の
図柄→第3の図柄の順で注目する対象図柄を変化させて
いき、複合図柄が停止表示された場合、その複合図柄に
注目することにより、複合図柄の分裂により発生する大
当たりを認識できる。
【0038】そして、CPU119は、ステップS21
1に移行して大当たりの演出表示を行い、大当たり発生
処理を終了する。以上のように、本発明を適用したパチ
ンコ機1は、図柄表示領域122a〜122cに停止表
示された複合図柄が分裂表示され、複合図柄から分裂し
た通常図柄が他の図柄表示領域に停止表示されることに
よって、リーチあるいは大当たりを発生させる。
【0039】したがって、遊技者に、第3の図柄が停止
表示されるまで大当たりの期待を抱き続けさせることが
でき、遊技中、常に遊技者の気分を高揚させることがで
きる。また、パチンコ機1は、複合図柄に注目すること
によって、複合図柄の分裂により発生するリーチあるい
は大当たりが認識できる。
【0040】したがって、注目すべき対象図柄が複雑に
変更されることによって遊技者が遊技に対して感じる疲
労を軽減できる。なお、本実施の形態においては、本発
明をパチンコ機に適用することとして説明したが、表示
する図柄を変動させてリーチあるいは大当たりといった
動作を行う遊技機であれば他のものに適用することとし
てもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各図柄表
示領域に変動表示されている図柄を確定図柄として停止
表示させる通常の手順の他、複数の図柄表示領域のいず
れかに複合図柄が停止表示された場合に、複合図柄が分
裂し、分裂した図柄が確定図柄として停止表示される手
順が実現できるため、遊技に意外性をもたせることがで
きる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、複合図柄が
分裂され、確定図柄となる場合に、リーチを発生させる
ことができるため、遊技の興趣性を増すことができる。
請求項3記載の発明によれば、各図柄表示領域に停止表
示される確定図柄に複合図柄が含まれている場合、遊技
者はその複合図柄に注目すればよいため、注目対象を頻
繁に変更することにより遊技者が遊技に対して感じる疲
労を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機1の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図2】通常図柄131の構成の一例を示す図である。
【図3】複合図柄132の構成の一例を示す図である。
【図4】図柄表示領域122bに停止表示された複合図
柄132が分裂表示される場合の画面構成を示す図であ
り、(a)は、図柄表示領域122a,122bに図柄
が停止表示された状態を示す図、(b)は、図柄表示領
域122bに停止表示された複合図柄132が分裂する
状態を示す図、(c)は、複合図柄132から分裂した
通常図柄131が図柄表示領域122a,122bに停
止表示された状態を示す図である。
【図5】特別図柄表示装置118のCPU119が実行
するリーチ発生処理を示すフローチャートである。
【図6】特別図柄表示装置118のCPU119が実行
する大当たり発生処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 100,119 CPU 101 特別図柄始動スイッチ 102 普通図柄始動スイッチ 103 カウントスイッチ 104 継続スイッチ 105 入力ポート 106 出力ポート 107 表示灯制御装置 108 音声制御装置 109 普通図柄表示装置 110 普通電動役物用ソレノイド 111 大入賞口用ソレノイド 112 賞球装置 113 発射装置 114 リセット回路 115 電源回路 116,120 ROM 117,121 RAM 118 特別図柄表示装置 122 液晶表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄表示領域において、所定の符
    号をそれぞれ識別表示する複数の図柄を変動表示した
    後、停止表示する表示手段を備え、複数の図柄表示領域
    それぞれに停止表示された停止図柄の組み合わせにより
    遊技者に付加価値を与える遊技機であって、前記停止図
    柄の中に、複数の図柄が複合されている複合図柄を含む
    場合に、該複合図柄に複合されている図柄を分裂させ、
    この分裂させた図柄を他の図柄表示領域における停止図
    柄として停止表示させることによりリーチ状態を構成す
    る停止図柄の組み合わせとすることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記複合図柄は、同一符号を識別表示す
    る複数の図柄が複合されていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記複合図柄は、分裂する旨が識別表示
    されることを特徴とする請求項1または2記載の遊技
    機。
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