JP2002142813A - ブレスレット用留め具 - Google Patents
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Abstract
部により相互に関節結合された二つの分岐部(1、2)
を備え、分岐部の第一の分岐部を分岐部の第二の分岐部
上に且つ/又は第二の分岐部内に折畳むと共に第一の分
岐部を概ね該第二の分岐部の延長線上に載置すべく第一
の分岐部を拡開できて、二つの分岐部の各第二の端部は
ブレスレットの二つの端部への接続が企図され、これら
の二つの分岐部は各分岐部を折畳み位置に保持する相互
取付手段(4、10)を含む。第一の関節結合用分岐部
の第二の端部は平行な関節結合軸心を有するリンク手段
(9)を含み、ひとつの関節結合軸心はリンク手段を該
第一の関節結合用分岐部に接続し、且つ、少なくとも第
二の関節結合軸心は、ブレスレットの一端に対し且つ相
互取付手段を分離し得る力を及ぼす起動部材(18)に
対してリンク手段を接続する。
Description
により相互に関節結合(articulate)された
二つの分岐部を備えたブレスレット用留め具であって、
これらの分岐部の内の第一の分岐部をこれらの分岐部の
内の第二の分岐部上に且つ/又は第二の分岐部内に折り
畳むと共に前記第一の分岐部を概ね該第二の分岐部の延
長線上に載置すべく前記第一の分岐部を拡開することを
可能とする一方、当該二つの分岐部の各第二の端部は特
に腕時計用のブレスレットの二つの端部に接続するよう
になっており、これらの二つの分岐部は各分岐部を折畳
み位置に保持する相互取付手段を含む、ブレスレット用
留め具に関する。
態で存在している。一定の留め具において、カバーによ
り他方の分岐部上に/内に折り畳まれた留め具の分岐部
に対してブレスレットの一端が接続されるが、閉じ位置
において前記留め具の各側上に在るという前記カバーの
各平行側面は、前記ブレスレットの端部の関節結合用ピ
ンの受容させるべく横手方向に整列され且つ長手方向に
離間された数対の孔を含んでいる。これらの孔対に依れ
ば、ブレスレットの長さが調節され得る。また、この種
の他の留め具において、ブレスレットの端部は第一の分
岐部の第二の端部に対して直接的に関節結合されること
から、閉じ位置においてブレスレットは留め具を覆い隠
す。
互に関節結合された各分岐部は、スタンプ成形された薄
寸金属から作成されると共に、折畳み位置にては相互に
カバーする。これらの分岐部は、手首の形状に整合すべ
く湾曲される。これらの分岐部の相互に対する結合は、
前記湾曲の曲率の半径の機能である。もしこれらのブレ
ードが薄寸金属から作成されるなら、これらの分岐部間
の結合の力を調節すべく、前記湾曲の曲率の半径を一方
向もしくは他方向に改変することが可能である。
5742において既に提案されており、該EP 086
5742において留め具の各分岐部は、これらの分岐部
の湾曲を改変することにより結合力(attachin
g force)の更なる調節を許容し得ない更に厚寸
で更に堅固な材料で加工されている。斯かる留め具によ
れば各分岐部の結合力を前記の如き簡素な手段ではもは
や調節し得ないことから、正確で耐久性の在る結合手段
を設計することが必要である。と言うのも、該留め具は
該留め具のカバーに付加されて該カバーの内側に位置決
めされた各結合要素を含むからであるが、これらの付加
および位置決めは、第一には前記カバーの内側の位置に
整合する該結合要素の形状に依るものであり、第二には
これらの結合要素を横断貫通するロッドであって前記留
め具の各側に配置された留め具カバーの各側面において
前記各結合要素の各端部に固定されたロッドに依るもの
である。
欠点を呈するが、ひとつの欠点は、該留め具が前記各結
合要素を受容する役割を果たすカバーを備えた留め具と
されるべき事実に由来する。更なる欠点は、前記各結合
要素を分離するために必要な力の全てがユーザにより直
接的に供給されることから一定の限界を超えることが出
来ず、閉鎖の固定を損なうという事実に由来する。そし
て更なる欠点は、この種の留め具の大部分におけるのと
同様に、カバーが大きな把持表面を提供することからカ
バーを引張ることにより直接的に開放が行われるが、こ
れは前記留め具の不測の開放のリスクを増加する、とい
う事実に由来する。
考慮すると共に、手首への打撃、もしくは、たとえばユ
ーザが拍手したりテーブルを拳で叩いたりするときなど
に生じ得る激しい衝撃の結果としての引張力を考慮し、
不測の開放に対するこの種の留め具の閉鎖の確実さ(c
lusre security)を改良するにある。本
発明の目的はまた、各結合要素を分離するために必要な
力を依然として増加し得ると同時に、ブレスレットの開
放を促進するにある。本発明の更なる目的は、留め具を
最大限に開放することによりブレスレットに対する手の
貫通を促進すべく、留め具の各分岐部および該各分岐部
に接続されたブレスレットを少なくとも180°まで枢
動させ得るにある。本発明の更なる目的は、当該留め具
がカバーを含むときも含まないときも該留め具が概ね同
一な基本部分を有するのを可能とするにある。
1にて限定された如き前記の種類のブレスレット用留め
具である。
記の目的から帰着する利点に加え、その簡素さと、必要
な部品数が少ないことに在る。実際、本発明に係る留め
具の種々の改良にも関わらず、これらの改良は簡素さを
損なうが故に提案解決策の信頼性を損なうことで得られ
るのではないことが理解され得る。斯かる留め具の操作
はユーザに対して高レベルの簡便性により特徴付けられ
てユーザに対し相当な確実さの感触を与えるが、これは
留め具の外観により増進されると共に、まさに小寸の精
密機構を構成するものである。
ある留め具の実施例ならびに幾つかの変更実施例を概略
的に且つ例示的に示している。図1乃至図7に示された
留め具は、ロッド3の回りにおいて夫々の端部の一方に
より相互に関節結合された二つの湾曲分岐部1、2を含
んでいる。これらの湾曲分岐部1、2は好適にはスタン
プ成形された薄寸金属では無く加工された部品であるこ
とから、それらは比較的に堅固に作成される。故に図2
に示された如く該留め具は過剰に厚寸とはならず、折畳
み位置にて分岐部1の厚みは、分岐部2の中心に配備さ
れた中央凹部2a内に完全に収納される。
有するが、該結合用スタッド4の結合面は、湾曲分岐部
1、2の関節結合用ピン3上に中心が在る円であってそ
の半径は該ピンと結合用スタッド4の最遠箇所との間の
距離に対応するという円の接線に対し、角度αを形成す
る。各結合部材を湾曲分岐部1、2間に収容すべく、分
岐部2の底部2bの曲率の半径は僅かに減少してから該
曲率は反転されることから、他方の分岐部1に関節結合
された端部とは逆となる分岐部2の端部において僅かに
高位となる凹部部分2aを提供する。
合されたのとは逆となる分岐部1の端部に配備され、該
凹部1aの各側における二つの平行なアーム1b、1c
を形成する。各アームは二つの孔5a、5bおよび6
a、6bを夫々含むが、これらの孔は対毎に整列され
て、これらの孔5a、5bおよび6a、6b内に夫々設
定される枢動ロッド7、8を受容するようになる。枢動
ロッド7はリンク/関節結合部材9の開口9aを貫通す
る一方、枢動ロッド8は、分岐部2の結合用スタッド4
の傾斜面(図5)に対して結合するようになっている前
記留め具の分岐部1の結合要素を構成する管材10の円
筒状開口を無拘束で貫通する。
各分岐部1、2の横手方向に配向された略半円筒状の主
要部分9cを有する。枢動ロッド7に対する開口9a
は、主要部分9cに対して偏心されて該主要部分9cか
ら下方に突出する半円筒状の突起9b内に配備される。
9d、9eにより横断貫通されるが、これらの開口は該
半円筒状部分9cの長手軸心に対し且つ突起9bの開口
9aに対して平行である。開口9eは半円筒状のアセン
ブリ要素12を横断貫通するスピンドル11により(不
図示の)ブレスレットの一端のリンクおよび関節結合す
るようになっているが、該アセンブリ要素12は横手方
向に配向されてリンク部材9と整列される。スピンドル
11は、要素12の相補物であるアセンブリ要素13内
に螺着される。
行に該要素12の盲孔内に設定された関節結合用ロッド
14を担持するが、該関節結合用ロッド14の他端は第
二のアセンブリ要素13の対応盲孔内に固定されるよう
になっている。該関節結合用ロッド14はリンク部材9
の開口9dを貫通することから、該リンク部材および前
記の二つのアセンブリ要素を相互に固定する。
の開放を起動する起動部材15すなわち結合部材4およ
び10を分離する起動部材15を無拘束で貫通するが、
該起動部材15は、開口9dの軸心を含むリンク部材9
の第二の関節結合用ピンの回りに関節結合される。
6、17を含むが、該開放用レバーは夫々、関節結合用
ロッド14の貫通のために図1では開口17bが見える
という各開口により夫々が横断貫通される半円筒状要素
16aおよび17aから成る。関節結合用ロッド14の
回りにおけるこれらの要素16a、17aの枢動を許容
すべく、二つの半円筒状要素16aおよび17aの夫々
の外方側面を分離する横手方向距離は、前記留め具の分
岐部2の凹部2aの幅よりも極めて僅かだけ短寸であ
る。これらのレバー16、17は、夫々の半円筒状要素
16aおよび17aに固定された二つの支承要素16
c、17cから形成される。これらの支承要素16c、
17cは、図3に示された如く凹部2aの各側にて分岐
部2の上側表面に当接すべく、半円筒状要素16aおよ
び17aの夫々の外方側面の外側で延在する。これらの
二つの支承要素は、関節結合用ロッド14の長手軸心に
対して夫々の半円筒状要素16aおよび17aから逆方
向に延在する。これらの支承要素16c、17cが半円
筒状要素16aおよび17aの外側で側方に延在すると
すればアセンブリ要素12、13は凹部部分を含み、そ
れらの内でアセンブリ要素13の凹部部分13aは図1
に見られるが、要素12の凹部部分12aは図3に見ら
れる。
8が固定され、関節結合用ロッド14の回りにて開放用
レバー16、17を枢動することで該開放用レバー1
6、17を操作する役割を果たす。これらの開放用レバ
ー16、17の枢動の角度は、凹部部分12a、13a
の各縁部により制限される。
ンク形態の二つの要素19、20に対して固定される
が、要素19、20は、該留め具の分岐部1に固定され
た同一形状のアセンブリ要素12、13(図1および図
2)に対して長手方向に整列される。これもまた分岐部
2に固定された停止部21は、要素19、20の間にて
該要素19、20から等距離に配置される。停止部21
を貫通すべく要素19、20間をスピンドル22が延在
する。該スピンドルは、前記留め具の分岐部2を(不図
示の)ブレスレットの他端に接続する役割を果たす。
前記留め具の二つの分岐部1、2間の枢動ロッド3の軸
心上に中心を置く円に対する接線に対して角度αである
傾斜面上に対する、分岐部1のロッド8上で枢動される
管材10の係合は、ブレード1が引張力を受ける一方で
ブレード2が圧縮力を受けることにより達成される。前
記二つのブレードは手首の形状に整合すべく僅かに湾曲
されることからこれらの力はブレード1、2の弾性変形
において反映され、且つ、これらのブレードは薄寸金属
から単純にではなく全体として加工により生成されるこ
とからスタッド4上への管材10の結合に要する力は比
較的に大きくなり得るが、これにより、衝撃の場合にお
ける十分な挙動が保証され得る。更に、管材10が存在
することから、ブレード1の弾性変形が促進されると共
に、閉鎖は、前記留め具の閉鎖の間において該ブレード
1に圧力が付与される様式に依存しなくなる。
ッド4から管材10を解除すべく分岐部1の揚動の間に
必要とされる力を減少すべく把持部材18により起動さ
れるレバー16、17の機構により留め具開放が促進さ
れるならば、更に大きくなり得る。実際、特に図6にお
いて理解され得る如く、レバー16、17が関節結合用
ロッド14の回りで枢動されて把持部材18を上昇した
とき、これらのレバーの要素16c、17cは、閉じ位
置において分岐部1が埋設される凹部2aのいずれかの
側において当該留め具の分岐部2の上側表面に当接し、
且つ、ロッド14に及ぼされるが故に分岐部1の端部が
関節結合されるリンク部材9上に及ぼされる力を増加す
るレバー・アームを形成する。
れたなら、リンク部材9の半円筒状突起9bによりリン
ク部材9は結合用管材10の回りを転回移動し得ること
から、リンク部材9は、結合用管材10の左側に在る位
置(図5)からリンク部材9がこの管材10の右側に在
る位置(図7)へと移動し、これにより、前記留め具の
分岐部2に対する分岐部1の少なくとも180°の枢動
による前記留め具の最適な開放を許容するとともに、前
記留め具の各分岐部に対するブレスレットの各リンクの
自由枢動も許容する。このことは重要である、と言うの
も、この種の留め具ではブレスレットの各端部は相互か
ら分離されず、且つ、手がブレスレットを貫通し得るべ
くブレード1、2の枢動によりブレスレットの長さを増
加することによってのみ分離されるからである。故に、
各分岐部1、2の開放の間においてブレスレットが自由
に枢動し得ること、および、ブレスレットと留め具の各
分岐部1、2との間の端部リンクもまたこれらの分岐部
に対して自由枢動することが重要である。本発明に係る
留め具においてこれは、スピンドル11を介して(不図
示の)ブレスレットを分岐部1に接続すると共に枢動ロ
ッド7の回りにおいて少なくとも180°に亙り自身が
自由に回動し得るリンク部材9に依り可能とされる。
おいては留め具の機構のいずれの要素もその内面から突
出しないことから、ユーザは手を開放ブレスレットに通
しても損傷することは無くまた衣服の部分を捕捉したり
衣服を駄目にするリスクも無い、という事実も言及され
得る。事実、結合用スタッド4は前記留め具の分岐部2
の上側面に突出し、円筒状の結合用管材10は分岐部1
の厚み内に収容される。
レットとの残部の内のレバー16、17と把持部材18
とから成る開放用機構の独立的な枢動も許容されること
により、特に以下に記述されるカバーを備えた留め具の
変更実施例における不測の開放のリスクが減少される。
べく取付けられるという事実により、該結合用管材10
に対して企図された複数回の結合および分離操作の結果
としての該部分の摩耗が減少され得る。更に、該管材1
0は摩耗した場合に変更するのが容易である。
に当接するようになっている分岐部2の下面は塞がれる
という事実、および、留め具の閉鎖の間にて体毛を挟み
込むリスクが減少される如く、閉鎖機構の全体が分岐部
2の凹部2a内に配置されるという事実から帰着する。
に、該実施例のリンク部材9が二つの別個のリンク要素
23およびカバー24から成り、カバー24は上側壁2
4aと二つの平行な側壁24b、24cから成る、とい
う事実に依り図1乃至図7の実施例から区別される。リ
ンク要素23は、リンク部材9の開口9aおよび9dに
対応する二つの平行な開口23a、23bにより横断貫
通される。特に図9において理解され得る如く、リンク
要素23、24の内のリンク要素23の開口23bをバ
ネ内蔵バー(sprung bar)25が横断貫通
し、該バーの各端部は他方のリンク要素を形成するカバ
ー24の側壁24b、24cの各内側面内に配備された
(視認不能な)各盲孔に係合する。これらの盲孔は、図
9に見られる各盲孔24dであってリンク要素23、2
4に対して(不図示の)ブレスレットを接続する役割を
果たす各盲孔24dと同様である。図9により示される
如く、前記リンク部材のリンク要素23、24がバー2
5により組立てられたとき、リンク要素23の上側面2
3cはカバー24の上側壁の内側面に対して押圧される
ことにより、これらの二つのリンク要素23、24を相
互に対して拘束することから、この組立てから帰着する
部材は図1乃至図7の実施例のリンク部材9と同一の機
能を有する。更にはカバー24が存在することから、一
連の盲孔24dに依りブレスレットの長さが調節され得
るが、これは前記リンク部材9では行われ得ない。
様に、バー25によってもまた、リンク要素23の各側
に配置されると共に当該留め具の分岐部2の上側面に当
接する開放用レバー66、67の枢動が許容される。こ
れらのレバーは、図1乃至図7におけるレバー16およ
び17とまさに同様に作用する。この変更実施例におい
て開放用レバー66、67と一体的な把持部材68は、
前記実施例の部材18とは異なる形状であるが同一の機
能を有する。該留め具の残部は図1乃至図7の留め具と
全く同一であることから、更なる記述は冗長である。
留め具を示しており、カバー24およびリンク要素23
は結合用管材10の回りを回動することにより分岐部1
の端部にて少なくとも180°に亙り一体的に枢動し得
ることが理解され得る。この変更実施例において開放用
機構66、67、68と結合用スタッド4との間の独立
性によれば、カバー24を捕捉することによる留め具の
不測の開放は防止されるという利点が在る、と言うの
も、リンク要素23と一体的なカバー24は、結合用ス
タッド4から結合用管材10を分離する上では役割の無
い関節結合用ロッド7の回りで枢動するからである。
も固定デバイス(securitydevice)も含
んでいない。実際、図1乃至図7に示された留め具に対
応する一連の試作品に対して種々の試験をしたところ、
衝撃および引張力の場合の挙動に関して良好な確実さを
提供することが示された。但しこの留め具の設計態様
は、該留め具の閉鎖に必要な力の調節手段の使用を可能
とすると共に、固定デバイスとも組合され得る。
節結合された二つの分岐部26、27を備えた留め具の
変更実施例を示している。この場合に下側分岐部のスタ
ッド4は、ネジ29により分岐部27に保持される調節
可能スタッド28のシステムに置換されている。この調
節可能スタッドは、分岐部26と一体的な横手方向枢動
ロッド31上で枢動する結合用管材30に係合するよう
になる。
節可能スタッド28の外側面と同一の半径を有するたと
えば4個の円形凹部であって調節部材32の軸心に対す
る夫々の径方向距離が相互に対して僅かに変化するとい
う4個の円形凹部を含むという調節部材32によれば、
結合用管材30の軌跡において該スタッド28の貫通を
調節することにより当該留め具の閉鎖の力を調節するこ
とが可能となる。
二つのボアにより横断貫通された連結/結合リンク33
を備えた固定用蓋体も含むが、一方のボアは分岐部26
と一体的な関節結合用ロッド34を受容し、且つ、他方
のボアは当該ブレスレットの第一のリンク36の関節結
合のためのバー35を受容する。この連結/結合リンク
33は、横手方向結合用シリンダ39上に掛止するよう
になっている結合用フィンガ38を提供する横手方向凹
部37も含んでいる。連結/結合リンク33は更に、結
合用シリンダ39から結合用フィンガ38を解除すべく
リンク33を時計回りに枢動するようになっている把持
要素40に固定される。分岐部26と一体的な傾斜面2
6aによればリンク33の枢動の度合いが制限されるこ
とから、把持要素40に対して引張力を連続的に及ぼす
ことにより、スタッド28から結合用管材30を分離す
ること及び留め具の二つの分岐部26、27を分離する
ことが可能とされる。
有する連結リンク33によれば、ブレスレットのリンク
36に対する回転を制限すること無く少なくとも180
°まで留め具が開放され得る。
るが、それは、たとえばネジ回しもしくは同様の工具の
助けにより調節部材42を回動して結合用管材30に対
する結合用スタッド41の貫通量を変更し得る如く、結
合用スタッド41の調節位置が、偏心的に分岐部27上
に回転可能に取付けられた調節部材42上に固定される
という点のみである。
と本質的に異なるが、それは、横手方向の三つの関節結
合軸心を備えたリンク部材43が在り、第一の関節結合
軸心は留め具の分岐部45の端部における枢動ロッド4
4の回りであり、別の関節結合軸心はブレスレットの関
節結合スピンドル46を受容するものであり、且つ、第
三の関節結合軸心は把持部材48と一体的な開放用部材
47の関節結合に対するという点においてである。この
開放用部材47はまた、管材50がその上を枢動する横
手方向ロッド49であって、ブレスレットの他端に接続
するためにボア52aを含む要素52内のハウジング5
1内に掛止するようになっている横手方向ロッド49も
含む。この接続要素52は、前記留め具の分岐部53と
一体的である。理解され得る如く、開放用部材47の基
部は枢動の度合いを制限するようになっている傾斜部分
47aを有する。この面は、図11における傾斜面26
aと厳密に同一の機能を有する。
一体的な横手方向ロッド55上で枢動する管材54によ
り提供される。この管材は、分岐部53と一体的な結合
用スタッド56上に結合される。
に、結合用管材58の枢動軸心は連結/結合リンク57
の枢動軸心と組合される一方でブレスレットの一端の第
一のリンク59は該連結/結合リンク57の第二の関節
結合用ピン60の回りで枢動されるという点において前
記各例と異なる。該連結/結合リンク57の結合要素5
7aは、弾性戻し部材62に委ねられるピストン61の
端部に結合される。図15に示された如く、結合要素5
7aがピストン61の前記端部に係合したとき、ピスト
ン61の他端は結合用管材58に対して押圧され、結合
用管材58が枢動ロッド63の回りで枢動するのを防止
する。
管材58の結合用スタッド69の各側にては留め具の分
岐部65の端部に対して二つのヒンジ64が固定される
(図16)。
である。
図である。
図である。
図である。
と同様の図である。
るという図5と同様の断面図である。
図である。
の留め具の組立長手断面図である。
在るという図8および図9の前記変更実施例の斜視図で
ある。
る手段とを備えた変更実施例の長手断面図である。
の更なる変更実施例の長手断面図である。
手断面図である。
に在るという該留め具の最終変更実施例の長手断面図で
ある。
に在るという該留め具の最終変更実施例の長手断面図で
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 夫々の第一の端部により相互に関節結合
された二つの分岐部を備えたブレスレット用留め具であ
って、これらの分岐部の内の第一の分岐部をこれらの分
岐部の内の第二の分岐部上に且つ/又は第二の分岐部内
に折り畳むと共に前記第一の分岐部を概ね該第二の分岐
部の延長線上に載置すべく前記第一の分岐部を拡開する
ことを可能とする一方、当該二つの分岐部の各第二の端
部は特に腕時計用のブレスレットの二つの端部に接続す
るようになっており、これらの二つの分岐部は各分岐部
を折畳み位置に保持する相互取付手段を含む、ブレスレ
ット用留め具において、 前記第一の関節結合用分岐部の前記第二の端部は、平行
な関節結合軸心を有するリンク手段を含み、ひとつの関
節結合軸心は前記リンク手段を該第一の関節結合用分岐
部に接続し、且つ、少なくとも第二の関節結合軸心は、
第一には前記ブレスレットの一端に対し且つ第二には前
記相互取付手段を分離し得る力を及ぼす起動部材に対し
て前記リンク手段を接続する、 ブレスレット用留め具。 - 【請求項2】 前記リンク手段は三つの平行な関節結合
軸心を有し、第一の関節結合軸心は前記リンク手段を前
記第一の関節結合用分岐部に接続し、別の関節結合軸心
は前記リンク手段を前記ブレスレットの一端に接続し、
且つ、第三の関節結合軸心は前記相互取付手段を分離し
得る力を及ぼすべく前記起動部材に対して前記リンク手
段を接続する、請求項1記載の留め具。 - 【請求項3】 前記起動部材はレバーを含み、該レバー
の一端は前記第二の関節結合分岐部に当接し、且つ、該
レバーの他端は前記相互取付手段を分離する前記力を及
ぼす把持手段を形成する、請求項1または2に記載の留
め具。 - 【請求項4】 前記相互取付手段は、前記各関節結合分
岐部の一方と一体的な円筒状要素を含む、請求項1から
3のいずれか一項に記載の留め具。 - 【請求項5】 前記結合手段のひとつは、前記円筒状要
素の回りで自由枢動する管状要素から成る、請求項4記
載の留め具。 - 【請求項6】 前記リンク手段の一部であって前記第一
の分岐部と関節結合された前記リンク手段の一部は略半
円筒状の表面を有することにより、該第一の関節結合用
分岐部がその折畳み位置からその拡開位置へと通過する
間に、前記一部の関節結合軸心の回りにて180°に亙
り該一部が回動するのを許容する、請求項1から5のい
ずれか一項に記載の留め具。 - 【請求項7】 前記リンク手段は二つの要素を含み、 一方の要素はカバーから成り、該カバーは、前記各関節
結合分岐部上を少なくとも部分的にカバーする表面と、
これらの分岐部の各側上に延在する二つの側面であって
前記ブレスレットを該カバーに選択的に固定すべく当該
留め具に関して横手方向に整列され且つ長手方向に離間
された数対の固定要素を有する二つの側面と、を備え、
且つ、 他方の要素は、前記カバーに対して位置決めする手段
と、該位置決め手段により画成された相対位置において
前記二つの要素をリンクする役割を果たす組立て手段と
を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか
一項に記載の留め具。 - 【請求項8】 前記筒状結合要素がその上で枢動する前
記円筒は、前記各関節結合分岐部のひとつに着脱可能に
固定される、請求項4または5に記載の留め具。 - 【請求項9】 結合位置において前記相互取付手段の一
方を他方から離間する距離を変更すべく前記相互取付手
段の一方には調節手段が組合される、請求項1から8の
いずれか一項に記載の留め具。 - 【請求項10】 前記起動部材を休止位置に保持する第
二の相互取付手段を含む、請求項1から9のいずれか一
項に記載の留め具。 - 【請求項11】 前記第一の分岐部に対する前記起動部
材の枢動を制限する手段を含む、請求項1から10のい
ずれか一項に記載の留め具。
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