JP2002141869A - 高域光濾波を組み込んだ光送信リンク - Google Patents

高域光濾波を組み込んだ光送信リンク

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JP2002141869A
JP2002141869A JP2001249707A JP2001249707A JP2002141869A JP 2002141869 A JP2002141869 A JP 2002141869A JP 2001249707 A JP2001249707 A JP 2001249707A JP 2001249707 A JP2001249707 A JP 2001249707A JP 2002141869 A JP2002141869 A JP 2002141869A
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fiber
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JP2001249707A
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Demetrios Nicolau Christodoulides
ニコラウ クリストダウリデス デメトリオス
Jean-Marc Pierre Delavaux
ピエール デラボー ジーン−マルク
Christpher Michael Micintosh
ミッチェル マッキントッシュ クリストファー
Jean Toulouse
トウロウス ジーン
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Lehigh University
Nokia of America Corp
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Lucent Technologies Inc
Lehigh University
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺激されたラマン散乱によるチャネル破壊が
低減された、光ファイバ送信リンクを提供すること。 【解決手段】 刺激されたラマン散乱によるチャネル破
壊が低減された光ファイバ送信リンク20は、送信ファ
イバ内に高域光フィルタ22を含むことによって形成さ
れる。フィルタは1つまたは複数の別の構成要素を含む
場合もあり、光ファイバの長さに沿って「分散された」
フィルタとして形成される場合もある。高域光フィルタ
に関するカットオフ周波数は、送信される入力チャネル
の周波数のすぐ下になるように選択される。多数の入力
チャネルを伴う構成内で使用する時には、カットオフ周
波数は最も低い入力チャネル周波数のすぐ下になるよう
に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ送信リン
クに関し、より具体的には、WDM光送信装置内で使用
される光ファイバ送信リンクに関する。
【0002】
【従来の技術】刺激されたラマン散乱(SRS)は、光
ファイバ送信リンクの性能を損なう可能性のある主な非
線形の光プロセスの1つである。SRSは、光ファイバ
などの媒体内を伝播する異なる周波数の光成分の間でエ
ネルギの交換を起こす原因となる。
【0003】SRSが波長分割多重化(WDM)送信リ
ンクに与える影響の1つはSRSクロストークとして知
られ、このSRSクロストークでは、エネルギが、少な
くとも1つのより高い周波数チャネルから少なくとも1
つのより低い周波数チャネルに移動する。原理的には、
SRSクロストークはスペクトル反転技法を介して除去
することが可能である。
【0004】SRSが単一チャネル送信リンクおよび多
数チャネル送信リンクの両方に与えるもう1つの影響
は、チャネル破壊と呼ばれる。チャネル破壊は、送信リ
ンク内に存在する「光ノイズ」がSRSを介してチャネ
ルによって増幅されるために発生する。光ノイズの原因
は、チャネルのサイドモードである場合もあり、チャネ
ルの自然なラマン散乱によって生成される光ノイズであ
る場合もある。ノイズの増幅の量は、光ノイズのチャネ
ルからの周波数シフト、およびチャネルパワーに依存す
る。フューズドシリカファイバ(fused silica fiber)
では、最大のノイズ増幅はチャネルからおよそ13TH
z離れたところで発生する。たとえば、1550nmの
波長を伴うチャネルは、特に、〜1660nm程度で光
ノイズを増幅する。高い合計チャネルパワーを伴う送信
リンク(たとえば大量のWDMリンクなど)では、ノイ
ズ増幅は大幅なチャネル破壊の原因となるほど十分に大
きい可能性がある。したがって当業界では、光送信リン
ク内の光ノイズに関連する問題を克服するニーズが依然
として存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で依然として
存在するニーズは、光送信リンクに関する本発明、特に
1つまたは複数の高域光フィルタを送信リンク内に含め
て刺激されたラマン散乱(SRS)によるチャネル破壊
を低減することに関する本発明によって対処される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高域光
フィルタが光送信リンク内に含まれ、ここでは、フィル
タは実質的にチャネル周波数のすぐ下のカットオフ周波
数を示し、この周波数では損失が低く、望ましくない光
ノイズ周波数では損失が高い。多数の入力チャネルを使
用する構成では、高域フィルタは最も低いチャネル周波
数のすぐ下のカットオフ周波数を示すように構成され
る。その結果生じる、ラマンノイズ周波数における高い
損失は、光ノイズとチャネルの相互作用の低減につなが
り、したがって、より大きなチャネルパワーが光ファイ
バの終端に到達することを可能にする。したがって、S
RSによるチャネル破壊が低減される。
【0007】1実施形態では、高域フィルタはフューズ
ドシリカカプラ、誘電性スタック、または長期ブラッグ
格子などの別個の要素を含む場合がある。ファイバの長
さに沿ってノイズの相互作用を低減するために多数のフ
ィルタが使用される場合もある。
【0008】代替の実施形態では、高域フィルタは「分
散」型であり、吸収イオンを送信ファイバのコアに挿入
すること、または、吸収層をファイバのコアの周囲に置
くことによって達成される場合がある。
【0009】次に、図面を参照する。
【発明の実施の形態】
【0010】図1は、例としての従来技術の光送信リン
ク10を示す。図示のように、所定の波長λ(たとえ
ば1550nm)の入力チャネルSが、シングルモード
の光ファイバ12の第1の長さへ入力として供給され
る。他の種々の従来技術の構成が、複数の別々の入力チ
ャネルを使用する場合もあることに注意されたい。図1
の構成は、明確に示すためにチャネルを1つだけしか示
していない。図1に戻ると、送信領域自体は、12およ
び14で示される2つのファイバのセクションを含む。
第1のセクション12の長さはLとして示され、第2
のセクション14の長さはLとして示される。チャネ
ルSは光ファイバのセクションによって減衰され、つい
で、第2のファイバ14から出力として現れる。
【0011】本発明によれば、出力チャネルパワーは、
高域光フィルタ(チャネル周波数のすぐ下のカットオフ
周波数を伴う)を図1の光送信リンクに含めることによ
って、大幅に改善することが可能である。図2は、本発
明によって形成された、例としての光送信リンク20を
示し、第1のファイバセクション24と第2のファイバ
セクション26の間のチャネルパスの中に高域光フィル
タ22を含む。ファイバセクション24と26の比L
/Lをそれぞれ変更することによって、高域フィルタ
22の位置を(出力チャネルパワーを増大するという点
で)最適化することが可能である。本発明のこの実施形
態では、従来技術の構成のように、少なくとも1つのチ
ャネルSが入力として光送信リンク20に供給される。
出力チャネルSは、光ファイバ26の終端で送信リンク
20を出る。本発明によれば、フィルタ22のカットオ
フ周波数は最も低い周波数チャネルのカットオフ周波数
のすぐ下に設定され、望ましくない光ノイズ成分を厳し
く減衰する一方、入力チャネル(複数可)を低い損失で
通過させる。一実施形態では、高域フィルタ22はフュ
ーズドシリカカプラを含む場合がある。別法としては、
スタック状の誘電性の構成を使用してフィルタ22を形
成する場合もある。別の実施形態では、高域フィルタ2
2は長期ブラッグ格子を含む場合もある。一般に、光高
域フィルタを形成することのできる、任意の適切な構成
を使用することが可能である。
【0012】図3は、図1などの従来技術の送信リンク
によって導入されるSRSという不利益と、図2などの
本発明の送信リンクを対照させた、3つのシミュレーシ
ョンプロットからなる。このシミュレーションでは、5
0GHzずつ間隔の空いた100チャネルが光ファイバ
に同時に注入される。フラットノイズ背景がこれらのチ
ャネルに付随する。このノイズは、自然なラマン散乱、
光増幅器からの増幅された自然な放射、レーザソースか
らのサイドモードなどを含むいくつかのソースから生じ
る可能性がある。シミュレーションの目的で、連続的な
ノイズ背景は省略されている。このような別個の成分の
各々はパワーSNDΔfを有すると仮定され、SND
スペクトルノイズ密度であり、Δfはこの成分が表す周
波数範囲である。このシミュレーションでは、300G
Hzに等しいノイズ間隔Δfが使用された。ここでは、
各ノイズ成分内のパワーは、各チャネル内のパワーの5
0dB下にとられている。このノイズのレベルは、S
ND=hvから予想されるノイズのレベルに匹敵する
(モードルール(mode rule)につき1フォトン)。チ
ャネルとノイズ成分は、SRS結合強度方程式によって
相互作用する。シミュレーションでは、入力パワーはす
べてのチャネル内で同じである。チャネル#1(最も高
い周波数チャネル)の波長は1500nmにとられてお
り、チャネル#100(最も低い周波数チャネル)の波
長は1538nmにある。しかし、ラマン散乱は関係す
る光成分の間の周波数差のみに依存するので、このシミ
ュレーションの結果は任意の波長のWDM装置にあては
まる。簡単にするために、後方散乱および自然散乱は無
視されている。ファイバ光装置のパラメータはL=50
km、α=0.2dB/km、およびAeff=50μ
にとられた。低い周波数ノイズによるチャネル破壊
を抑圧する目的の高周波数通過フィルタ(HPF)は、
そのカットオフより下のすべての周波数に関して、50
dBの拒否比を有する。本発明によれば、HPFのカッ
トオフ周波数は、チャネル#100(最も低い周波数チ
ャネル)の周波数のすぐ下に選択されている。50km
のファイバリンクを使用した好ましい実施形態では、本
発明のHPFは50kmのファイバ送信リンクのうち最
初の10kmの後に挿入される。WDMチャネルに関す
る最初の(z=0)パワー分布が、ノイズ背景と共に図
3(a)に示されている。各チャネルは15mW(+1
1.76dBm)のパワーを伴うので、合計で1.5W
がファイバ内に挿入される。チャネル#1の周波数は0
THzのシフトを基準として、より高いストークス周波
数シフトにはより長い波長が対応する。図3(b)は図
1の従来技術の送信リンク内など、フィルタが使用され
ない時の、50kmの光ファイバの出力におけるパワー
分布を描く。この図から、10dB(0.2dB/km
×50km)の線型的な減衰に加えて、SRSによって
かなりのパワーがWDMクラスタから背景ノイズに失わ
れていることが明らかである。この例では、パワー損失
によって背景ノイズが、ファイバの出力において合計チ
ャネルパワーが合計ノイズパワーに等しいパワーとして
定義されるSRS閾値のかなり上に上昇する。また、W
DMチャネルがかなりのSRSクロストークを受け、チ
ャネル間でパワーの傾きが生じる場合もある。対照的に
図3(c)では、図2に示された構成などの、ファイバ
の最初の10kmの後に高周波数通過フィルタ(HP
F)が挿入されたWDM装置の出力パワー分布を示す。
図3(b)と比較して、SRSからのノイズの成長はH
PFによって大きく抑圧されているので、SRSチャネ
ル破壊を実質的に解消する。しかしこの場合、より多く
のパワーがWDMクラスタ内に残っているので、チャネ
ル間のパワーの傾きは増大される。
【0013】SRSチャネル破壊が入力チャネルパワー
へ依存していることをよりよく理解するために、数字を
使用した新しいシミュレーションセットが、10kmに
HPFを挿入した場合と挿入しない場合について行われ
た。入力チャネルパワーを別として、すべてのパラメー
タは上記の図3と同じままにした。図4(a)は、チャ
ネル破壊のパワー依存性を示す。チャネル破壊は、SR
Sノイズが生成されたことによってWDM装置が被った
平均の追加損失(10dBの線型的な減衰より上)を決
定することによって計算される。フィルタがないと、1
3mWより上のチャネルパワーに関してはチャネル破壊
は急速に3dBレベル(SRS閾値)より上に上昇す
る。HPFが挿入されると、チャネル破壊は本質的に解
消される(チャネルごとに20mWで0.15dB)。
ファイバ出力におけるチャネルの傾きは、図4(b)の
中で入力チャネルパワーの関数として示されている。H
PFが存在すると、チャネルの傾きは入力チャネルパワ
ーとの線型的な関係に従う。SRSによる大幅なノイズ
増幅があるため、入力チャネルパワーへのチャネルの傾
きの線型的な依存は、HPFが装置から除去されると壊
れる。上記のように、このチャネルの傾きは、スペクト
ル反転技法を介して解消することが可能である。
【0014】チャネル破壊がチャネル周波数に依存する
ことを調べるために、さらなるシミュレーションが実行
された。入力チャネルパワーは15mWで固定されてい
る。第1に、HPFが装置内にない場合、チャネル破壊
はチャネルの間隔と共に減少する。しかし、200GH
zの間隔でさえ、破壊は1.25dBより高いままであ
る。他方、本発明の教示の通りに10kmの後に50d
BのHPFが導入されると、チャネル破壊はΔf=0〜
200GHzの範囲に関して、0.25dBより下にと
どまる。
【0015】図6は、送信ファイバに沿って分散され
た、複数の別々の高域光フィルタを使用する本発明の代
替の実施形態30を示す。この特定の実施形態では、入
力チャネルS(既定の波長λ)は、入力として第1の
光ファイバ32へ供給される。ファイバ送信リンク部分
は、図6に示されたように配置された、4つのファイバ
セクション32、34、36および38を含む。3つの
高域光フィルタの組がこの特定の実施形態の中に含ま
れ、第1のフィルタ40はファイバセクション32と3
4の間に配置され、第2のフィルタ42はファイバセク
ション34と36の間に配置され、第3のフィルタ44
は、ファイバセクション36と38の間に配置されてい
る。複数の別個のフィルタをファイバ送信リンクの長さ
に沿って配置する代わりに、「分散」フィルタ構成を使
用することも可能である。たとえば、吸収イオンを送信
ファイバ自体のコアに挿入して、望ましくない光ノイズ
を濾波して除去することも可能である。別の実施形態で
は、光吸収素材の層がファイバのコアを囲むように配置
され、ノイズを濾波して除去するために使用される場合
がある。一般に、必要な高域光濾波を提供することので
きる任意の構成が使用可能であり、本発明の精神および
範囲の中にあると考えられる。
【0016】図7は、双方向送信ができる本発明の一実
施形態50を示す。図示のように、既定の波長λ
S1の、第1の、少なくとも1つの入力チャネルS1が
入力として第1のサーキュレータ52に供給される。既
定の波長λS2の、第2の、少なくとも1つの入力チャ
ネルS2が入力として第2のサーキュレータ54へ供給
される。他の結合構成も使用可能であり、サーキュレー
タは例としてのみ考えられている(そして、サーキュレ
ータは多重化と分離の両方を提供するという意味で「好
ましい」と考えられる)。送信領域自体は、56および
58と示される、ファイバの2つのセクションを含む。
本発明によれば、高域光フィルタ60はファイバセクシ
ョン56と58の間に配置されている。チャネルS1お
よびS2は、光ファイバ56と58のセクション、およ
び光フィルタ60のセクションを通じて移動する。チャ
ネル(複数可)S1はついで、第2のサーキュレータ5
4から出力として現れる一方、チャネル(複数可)S2
は、第1のサーキュレータ52から出力として現れる。
【0017】図8は、高域フィルタを組み入れた「中間
段階」アイソレータを使用する双方向送信のできる本発
明の実施形態70を示す。図示のように、第1のチャネ
ルS1は、第1のサーキュレータ72に入力として供給
され、第2のチャネルS2は、第2のサーキュレータ7
4に入力として供給される。中間段階アイソレータ構成
76は、第1のファイバセクション78と第2のファイ
バセクション80の間に配置され、図示のように、アイ
ソレータ構成76は逆に伝播するチャネルS1およびS
2が波長分割マルチプレクサ86および88の対によっ
て、2つの別々のパス82および84を通じて移動する
ことを可能にする。光アイソレータ90も、チャネルS
1と関連するパス82内に含まれ、チャネルS1の反映
された部分および光ノイズが逆方向に伝播することを防
ぐ。光アイソレータ92は、チャネルS2に関連するパ
ス84内に含まれ、チャネルS2の反映された部分およ
び光ノイズが逆方向に伝播するのを防ぐ。チャネルS1
およびS2に別々のパスを使用することによって、どち
らのチャネルもアイソレータ90および92による減衰
を受けず、分離は、チャネルに沿って反対方向に移動す
る光ノイズのみを低減する。図示のように、本発明の第
1の高域光フィルタ94は、アイソレータ90を伴うパ
ス82の中に配置され、所望の濾波を入力チャネルS1
に提供し、光ノイズ成分を除去する。本発明の第2の高
域光フィルタ96はアイソレータ92を伴うパス84の
中に配置され、これも望ましくないノイズ成分を濾波す
る。代替の実施形態では、フィルタ94および96の代
わりに、チャネルS1およびS2の共通の送信パス内に
単一の高域フィルタが配置される場合もある。アイソレ
ータ構成76の位置はまた、L/Lの比を変更する
ことによって最適化される(チャネル出力パワーの増大
の点から)場合もある。
【0018】送信された光チャネルの増幅を必要とする
光送信装置には種々のタイプがあり、少なくとも1つの
光増幅器に少なくとも本発明の光送信リンクが配置され
る可能性がある。たとえば、長距離光装置は、装置内の
許容できない減衰のレベルを防ぐために送信リンクの間
に既定の位置に配置された複数の光増幅器を必要とする
場合がある。図9は、簡単な構成図の形式で、本発明の
光送信リンクを使用する例としての長距離光送信装置1
00を示す。図示のように、関連するチャネル波長λ
−λで動作する複数の入力チャネルS―Sが波長
分割マルチプレクサ110へ入力として供給され、波長
分割マルチプレクサ110は複数の入力チャネルを本発
明の光送信リンク120上に多重化する。この例として
の光送信リンクは、光ファイバの2つのセクション13
0および140から成る。高域光フィルタ150は第1
のセクション130と第2のセクション140の間に配
置される。上に論じられた構成と同様に、高域フィルタ
150のカットオフ周波数は、波長λ−λに関連す
る複数の周波数のうちの最も低いチャネル周波数のすぐ
下になるように選択される。一般に、本発明による高域
フィルタを使用する光ファイバ送信リンクの種々の実施
形態のうち任意の実施形態を使用して送信リンク120
を形成することが可能である。光送信リンク120を介
して伝播する光チャネルは、十分に減衰され、増幅が必
要である。光増幅器160が必要な増幅を提供した後、
増幅された光チャネルは第2の光送信リンク170に沿
って伝播する。一般に、複数のチャネルが宛先に到達す
る前に、任意の所望数のファイバスパンおよび光増幅器
を使用することが可能であり、この例における宛先であ
る波長分割デマルチプレクサ180は、送信される複数
のチャネルS−Sを複数の別々の受信チャネルパス
に沿って分離するように機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のファイバ光送信リンクの例を示す図
である。
【図2】装置のファイバの2つのセクションの間に置か
れた高域光フィルタを含む、本発明によって形成された
光ファイバ送信リンクの第1の実施形態を示す図であ
る。
【図3】15mWパワーを伴う100チャネルをファイ
バ内に注入した時の、従来技術の構成(図1に示された
構成など)における、送信リンクの長さに沿った刺激さ
れたラマン散乱(SRS)ノイズの展開と、本発明の構
成(図2に示された構成など)における、送信リンクの
長さに沿った刺激されたラマン散乱ノイズの展開のシミ
ュレーションプロット図である。
【図4】図3の構成内などにおける、チャネルごとの入
力パワーの関数としての、チャネルの傾きとチャネル破
壊のシミュレーションプロット図である。
【図5】図3の構成内などにおける、チャネル周波数間
隔の関数としての、チャネル破壊のシミュレーションプ
ロット図である。
【図6】送信リンクの長さに沿って分散された、3つの
高域フィルタの組を含む本発明の代替の実施形態を示す
図である。
【図7】双方向送信および高域濾波を使用する、本発明
のさらに別の実施形態を示す図である。
【図8】双方向送信、中間段階分離(mid-stage isolat
ion)および高域濾波を使用する、本発明の実施形態を
示す図である。
【図9】本発明による複数の連鎖された送信リンクと、
少なくとも1つの光増幅器を使用する、例としての光通
信装置の図である。
【符号の説明】
20 光送信リンク 22 高域光フィルタ 24 第1のファイバセクション 26 第2のファイバセクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デメトリオス ニコラウ クリストダウリ デス アメリカ合衆国 18104 ペンシルヴァニ ア,アレンタウン,ノース トゥエンティ エス ストリート 518 (72)発明者 ジーン−マルク ピエール デラボー アメリカ合衆国 08867 ニュージャーシ ィ,ピッツタウン,ホワイトブリッジ ロ ード 16 (72)発明者 クリストファー ミッチェル マッキント ッシュ アメリカ合衆国 19015 ペンシルヴァニ ア,ベツレヘム,デュー ドライヴ 14, アパートメント 322 (72)発明者 ジーン トウロウス アメリカ合衆国 18018 ペンシルヴァニ ア,ベツレヘム,ウエスト マーケット ストリート 1528 Fターム(参考) 2K002 AA02 BA01 DA10 GA02 HA23 5K002 BA02 CA02 DA02 DA04 FA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルモードファイバのセクション
    と、 少なくとも1つの入力光チャネルを該シングルモードフ
    ァイバのセクションに結合する構成と、 実質的に、最も低い周波数入力チャネルのカットオフ周
    波数のすぐ下のカットオフ周波数を示す高域光フィルタ
    であって、前記シングルモードファイバのセクションに
    沿って配置され、これによって、低周波数の光ノイズ成
    分が濾波して除去され、刺激されたラマン散乱(stimul
    ated Raman scattering)によるチャネル破壊(channel
    depletion)が低減される広域フィルタと、を含む光フ
    ァイバ送信リンク。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの入力チャネルは単
    一の入力チャネルを含む、請求項1に記載の光ファイバ
    送信リンク。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの入力チャネルは複
    数の入力チャネルを含み、該複数の入力チャネルの各々
    は、実質的に前記最も低い入力チャネル周波数のすぐ下
    のカットオフ周波数を示す前記高域フィルタと共に異な
    る周波数で動作する、請求項1に記載の光ファイバ送信
    リンク。
  4. 【請求項4】 前記高域光フィルタは別個の光濾波構成
    を含む、請求項1に記載の光ファイバ送信リンク。
  5. 【請求項5】 既定の波長λの少なくとも1つの入力
    光チャネルを提供する光送信器と、該少なくとも1つの
    入力光チャネルを受信する光受信器を備え、光チャネル
    パスが該光送信器と該光受信器の間に配置され、該光チ
    ャネルパスは少なくとも1つのシングルモードファイバ
    のセクションを含む光送信装置であって、 前記少なくとも1つの入力光チャネルを前記光チャネル
    パスから前記シングルモードファイバのセクションへ結
    合する第1の構成と、 最も低い周波数入力チャネルのカットオフ周波数のすぐ
    下のカットオフ周波数を示す高域光フィルタであって、
    前記シングルモードファイバのセクションに沿って配置
    され、これによって、低周波数の光ノイズ成分は濾波さ
    れて除去され、刺激されたラマン散乱によるチャネル破
    壊が低減される広域フィルタと、をさらに含む光送信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光チャネルパスに沿って直列に配置
    された少なくとも1つの光増幅器によって分離される複
    数の送信リンクを含む、請求項5に記載の光送信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信リンクは、複数の別々のソース
    からの複数の別々の光チャネルと、該複数の別々のチャ
    ネルを組み合わせ、該複数の別々のチャネルを前記光チ
    ャネルパス上に結合する波長分割マルチプレクサとを含
    む、請求項5に記載の光送信装置。
  8. 【請求項8】 前記光受信器は複数の別々の光チャネル
    に応答し、さらに、該複数のチャネルを分離し、該複数
    のチャネルを別々の出力チャネルパスに配分する波長分
    割デマルチプレクサを含む、請求項5に記載の光送信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの光増幅器は、遠隔
    からポンプされるファイバ増幅器を備える、請求項5に
    記載の光送信装置。
  10. 【請求項10】 「双方向」である請求項5に記載の光
    送信装置。
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