JP2002141824A - 無線通信装置、電源制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

無線通信装置、電源制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2002141824A
JP2002141824A JP2001252792A JP2001252792A JP2002141824A JP 2002141824 A JP2002141824 A JP 2002141824A JP 2001252792 A JP2001252792 A JP 2001252792A JP 2001252792 A JP2001252792 A JP 2001252792A JP 2002141824 A JP2002141824 A JP 2002141824A
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wireless communication
communication unit
transmission
power
power supply
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Haruhisa Kato
晴久 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信部の電源回路における電力消費を低
減する。 【解決手段】 送信を間欠的に行う無線通信装置10に
おいて、複数の電圧安定化電源回路(3,4)を備え、
無線通信装置10の送信状態を検出し、送信状態が検出
されている期間、前記複数の電圧安定化電源回路の少な
くとも1つ(4)を動作させ、一方、送信状態が検出さ
れていない期間、前記少なくとも1つの電圧安定化電源
回路(4)を動作停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置、電
源制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、
無線通信手段と、共通の電源の出力電圧を安定化して前
記無線通信手段にそれぞれ供給する複数の電圧安定化手
段とを備えた無線通信装置、該無線通信装置に適用され
る電源制御方法、該電源制御方法をコンピュータに実行
させるためのプログラム、及び該プログラムを記憶した
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DVDプレーヤーやデジタルカメ
ラ等の画像情報機器から出力された画像情報を、無線ネ
ットワークを介してプリンタに送って画像出力するよう
にするシステムがある。該システムでは、画像情報機器
とプリンタとの間に通信プロトコルによるネットワーク
接続状態を設定し、これによって画像情報の転送を実現
している。
【0003】ところで、こうした画像情報機器に含まれ
る無線通信部では、通常、受信時より送信時のほうが、
電力負荷が大きく、電源回路は送信時の電力負荷に合わ
せた設計がなされている。なお、画像情報機器の電源と
して電池を使用している場合、電池の出力電圧の変動に
対応するために、電圧安定化回路を介在させるようにし
ている。
【0004】また、画像情報機器が、無線ネットワーク
を介して、画像情報をプリンタに転送する際、無線ネッ
トワークに対して画像情報を連続的に送出せず、画像情
報を分割しパケット化して送出している。無線ネットワ
ークに多数の機器が接続されている場合、各機器に割り
当てられる通信時間は数%に過ぎない場合が度々ある。
したがって、画像情報機器に含まれる無線通信部で送信
に費やされる時間割合は僅かである場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上記の
従来の画像情報機器においては、送信に費やされる時間
割合は僅かであるにも拘らず、無線通信部の電源回路は
送信時の電力負荷に合わせて設計されている。このた
め、特に画像情報機器の電源として電池を使用し、電圧
安定化回路が介在される場合、電圧安定化回路における
消費電力が問題となる。
【0006】すなわち、電源回路が送信時の電力負荷に
合わせて設計されるので、電圧安定化回路も送信時の電
力負荷に合わせて設計されている。大きな電力負荷に対
応すべく設計された電圧安定化回路では、小さな電力負
荷に対応すべく設計された電圧安定化回路に比べ、電圧
安定化回路での消費電力が大きいとともに、電力負荷の
変動に対して、電圧安定化回路での消費電力は余り変化
しない。
【0007】したがって、無線通信部の動作時間のうち
大半を占める受信時においても、電圧安定化回路におい
て送信時並みの大きな電力消費が行われるという問題点
があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、無線通信部の電源回路における電力消
費を低減した無線通信装置、電源制御方法、プログラ
ム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、無線通信手段と、共
通の電源の出力電圧を安定化して前記無線通信手段にそ
れぞれ供給する複数の電圧安定化手段と、前記無線通信
手段の送受信状態に応じて、前記複数の電圧安定化手段
の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする
無線通信装置が提供される。
【0010】請求項7記載の発明によれば、無線通信手
段と、前記無線通信手段に電力を供給する第1及び第2
の供給手段と、送信状態の無線通信手段に、前記第1及
び第2の供給手段の両方から電力を供給し、受信状態の
無線通信手段に、前記第1及び第2の供給手段の一方か
ら電力を供給する制御手段とを有することを特徴とする
無線通信装置が提供される。
【0011】請求項8記載の発明によれば、通信相手か
らの信号に対して応答信号を送信する第1のモードと、
通信相手からの信号に対して応答信号を送信しない第2
のモードとを実行可能であり、前記第1のモードの実行
を示す第1の信号または前記第2のモードの実行を示す
第2の信号を通信相手に送信する無線通信手段と、複数
の電力供給手段と、前記無線通信手段の送受信状態に応
じて、前記複数の電力供給手段の動作を制御する制御手
段とを有することを特徴とする無線通信装置が提供され
る。
【0012】請求項10記載の発明によれば、無線通信
手段と、複数の電力供給手段と、前記無線通信手段の送
信電力に応じて、前記複数の電力供給手段の動作を制御
する制御手段とを有することを特徴とする無線通信装置
が提供される。
【0013】また、請求項11記載の発明によれば、無
線通信手段と、共通の電源の出力電圧を安定化して前記
無線通信手段にそれぞれ供給する複数の電圧安定化手段
とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方法にお
いて、前記無線通信手段の送受信状態を検出する検出ス
テップと、前記検出ステップによって検出された送受信
状態に応じて、前記複数の電圧安定化手段の動作を制御
する制御ステップとを有することを特徴とする電源制御
方法が提供される。
【0014】請求項14記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する第1及び第2
の供給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制
御方法において、前記無線通信手段が送信状態にあると
き、前記第1及び第2の供給手段の両方から前記無線通
信手段に電力を供給させる第1の制御ステップと、前記
無線通信手段が受信状態にあるとき、前記第1及び第2
の供給手段の一方から前記無線通信手段に電力を供給さ
せる第2の制御ステップとを有することを特徴とする電
源制御方法が提供される。
【0015】請求項15記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する複数の電力供
給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方
法において、通信相手から送られた信号に対して応答信
号を送信する第1のモードを前記無線通信手段に実行さ
せるとともに、前記無線通信手段に、前記第1のモード
の実行を示す第1の信号を通信相手に送信させる第1の
制御ステップと、通信相手から送られた信号に対して応
答信号を送信しない第2のモードを前記無線通信手段に
実行させるとともに、前記無線通信手段に、前記第2の
モードの実行を示す第2の信号を通信相手に送信させる
第2の制御ステップと、前記無線通信手段の送受信状態
に応じて、前記複数の電力供給手段の動作を制御する制
御ステップとを有することを特徴とする電源制御方法が
提供される。
【0016】請求項17記載の発明によれば、無線通信
手段と複数の電力供給手段とを備えた無線通信装置に適
用される電源制御方法において、前記無線通信手段の送
信電力を設定する設定ステップと、前記設定ステップに
よって設定された送信電力に応じて、前記複数の電力供
給手段の動作を制御する制御ステップとを有することを
特徴とする電源制御方法が提供される。
【0017】また、請求項18記載の発明によれば、無
線通信手段と、共通の電源の出力電圧を安定化して前記
無線通信手段にそれぞれ供給する複数の電圧安定化手段
とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方法を、
コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記電源制御方法が、前記無線通信手段の送受信状態を
検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検
出された送受信状態に応じて、前記複数の電圧安定化手
段の動作を制御する制御ステップとを有することを特徴
とするプログラムが提供される。
【0018】請求項21記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する第1及び第2
の供給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制
御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム
において、前記電源制御方法が、前記無線通信手段が送
信状態にあるとき、前記第1及び第2の供給手段の両方
から前記無線通信手段に電力を供給させる第1の制御ス
テップと、前記無線通信手段が受信状態にあるとき、前
記第1及び第2の供給手段の一方から前記無線通信手段
に電力を供給させる第2の制御ステップとを有すること
を特徴とするプログラムが提供される。
【0019】請求項22記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する複数の電力供
給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方
法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにお
いて、前記電源制御方法が、通信相手から送られた信号
に対して応答信号を送信する第1のモードを前記無線通
信手段に実行させるとともに、前記無線通信手段に、前
記第1のモードの実行を示す第1の信号を通信相手に送
信させる第1の制御ステップと、通信相手から送られた
信号に対して応答信号を送信しない第2のモードを前記
無線通信手段に実行させるとともに、前記無線通信手段
に、前記第2のモードの実行を示す第2の信号を通信相
手に送信させる第2の制御ステップと、前記無線通信手
段の送受信状態に応じて、前記複数の電力供給手段の動
作を制御する制御ステップとを有することを特徴とする
プログラムが提供される。
【0020】請求項24記載の発明によれば、無線通信
手段と複数の電力供給手段とを備えた無線通信装置に適
用される電源制御方法を、コンピュータに実行させるた
めのプログラムにおいて、前記電源制御方法が、前記無
線通信手段の送信電力を設定する設定ステップと、前記
設定ステップによって設定された送信電力に応じて、前
記複数の電力供給手段の動作を制御する制御ステップと
を有することを特徴とするプログラムが提供される。
【0021】さらに、請求項25記載の発明によれば、
無線通信手段と、共通の電源の出力電圧を安定化して前
記無線通信手段にそれぞれ供給する複数の電圧安定化手
段とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方法を
プログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出
し可能な記憶媒体において、前記電源制御方法が、前記
無線通信手段の送受信状態を検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出された送受信状態に応じ
て、前記複数の電圧安定化手段の動作を制御する制御ス
テップとを有することを特徴とする記憶媒体が提供され
る。
【0022】請求項28記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する第1及び第2
の供給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制
御方法をプログラムとして記憶した、コンピュータによ
り読み出し可能な記憶媒体において、前記電源制御方法
が、前記無線通信手段が送信状態にあるとき、前記第1
及び第2の供給手段の両方から前記無線通信手段に電力
を供給させる第1の制御ステップと、前記無線通信手段
が受信状態にあるとき、前記第1及び第2の供給手段の
一方から前記無線通信手段に電力を供給させる第2の制
御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体が提供
される。
【0023】請求項29記載の発明によれば、無線通信
手段と、該無線通信手段に電力を供給する複数の電力供
給手段とを備えた無線通信装置に適用される電源制御方
法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読
み出し可能な記憶媒体において、前記電源制御方法が、
通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信する
第1のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
に、前記無線通信手段に、前記第1のモードの実行を示
す第1の信号を通信相手に送信させる第1の制御ステッ
プと、通信相手から送られた信号に対して応答信号を送
信しない第2のモードを前記無線通信手段に実行させる
とともに、前記無線通信手段に、前記第2のモードの実
行を示す第2の信号を通信相手に送信させる第2の制御
ステップと、前記無線通信手段の送受信状態に応じて、
前記複数の電力供給手段の動作を制御する制御ステップ
とを有することを特徴とする記憶媒体が提供される。
【0024】請求項31記載の発明によれば、無線通信
手段と複数の電力供給手段とを備えた無線通信装置に適
用される電源制御方法をプログラムとして記憶した、コ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前
記電源制御方法が、前記無線通信手段の送信電力を設定
する設定ステップと、前記設定ステップによって設定さ
れた送信電力に応じて、前記複数の電力供給手段の動作
を制御する制御ステップとを有することを特徴とする記
憶媒体が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る画像情報装置に含まれる無線通信装置の電源回路にお
ける第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0027】図1において、1は電池、2は電池1から
無線通信装置10への電源供給をオン/オフする電源ス
イッチ、3はシリーズレギュレータ、4はDC/DCコ
ンバータである。
【0028】シリーズレギュレータ3及びDC/DCコ
ンバータ4は、各々、電池1の供給電圧を安定化して無
線通信装置10に供給するが、両者を比較すると、電流
供給能力がシリーズレギュレータ3は小さく、DC/D
Cコンバータ4は大きい。
【0029】無線通信装置10からDC/DCコンバー
タ4には、信号線12を介して、無線通信装置10の送
信状態を示す状態信号が送られる。この状態信号は、無
線通信装置10が送信状態にあるときのみ高レベルとな
る信号である。
【0030】DC/DCコンバータ4は、状態信号が高
レベルであるとき動作して、安定化電圧を無線通信装置
10に出力するが、低レベルであるときは動作せず、安
定化電圧を出力しない。したがって、無線通信装置10
が受信状態にあって状態信号が低レベルであるときは、
DC/DCコンバータ4で電力消費が発生しない。
【0031】11は無線通信装置10に接続されたアン
テナである。
【0032】無線通信装置10は、CPU10Cとメモ
リ10Mとを有し、送受信を行ったり、DC/DCコン
バータ4の動作を制御したりする。メモリ10Mは、C
PU10Cで実行される制御プログラムを記憶した記憶
媒体である。CPU10Cは、この制御プログラムをメ
モリ10Mから読み出して動作するコンピュータであ
る。なお、この制御プログラムを、不図示のフロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROMなどに記憶し、C
PU10Cが、無線通信装置10に設けられたフロッピ
ー(登録商標)ディスクドライバ、CD−ROMドライ
バ(図示を省略)を介して、この制御プログラムをフロ
ッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMから読み込
むような形態では、この制御プログラムを記憶したフロ
ッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMは、この制
御プログラムを、CPU10Cが読み出すことができる
ように記憶した記憶媒体に相当する。また、この制御プ
ログラムを、アンテナ11を介して外部から、CPU1
0Cに供給するようにしてもよい。
【0033】なお、無線通信装置10を、CPUとメモ
リとを含んだ構成にする代わりに、無線通信装置10を
論理回路で構成して、同様の制御を実現するようにして
もよい。
【0034】無線通信装置10には画像情報装置20が
接続され、無線通信装置10は、画像情報装置20から
送られた画像情報を分割しパケット化して無線ネットワ
ーク(図示を省略)に送出する。無線ネットワークに
は、無線通信装置を備えたプリンタ(図示を省略)が接
続されている。プリンタの無線通信装置は、マスタ装置
として働き、送信許可パケットを、スレーブ装置として
働く無線通信装置10に定期的に送信する。
【0035】図2は、無線通信装置10のCPU10C
で実行されるDC/DCコンバータ4の動作制御処理の
手順を示すフローチャートである。
【0036】電源スイッチ2をオンにすると動作制御処
理が起動され、電池1の電圧が、シリーズレギュレータ
3およびDC/DCコンバータ4に印加される。その結
果、シリーズレギュレータ3が安定化出力電圧を無線通
信装置10に供給し、無線通信装置10が動作して受信
状態となる。シリーズレギュレータ3は、無線通信装置
10が受信時に必要な電流量を無線通信装置10へ供給
するように、その出力電流量が予め設定されている。こ
の電源スイッチ2がオンされた状態では、無線通信装置
10が自動的に受信状態となるので、無線通信装置10
はDC/DCコンバータ4に低レベルの状態信号を送
り、DC/DCコンバータ4は停止状態となる(ステッ
プS200)。
【0037】受信状態にある無線通信装置10が、マス
タ装置として働くプリンタの無線通信装置から無線ネッ
トワークを介して送られた送信許可パケットを受信する
と(ステップS210でYES)、無線通信装置10
は、応答パケットをプリンタの無線通信装置ヘ送信する
ために、送信状態に移行する。これにより、無線通信装
置10は、信号線12を介してDC/DCコンバータ4
に、高レベルの状態信号を送り、DC/DCコンバータ
4を起動する(ステップS220)。したがって、無線
通信装置10に、シリーズレギュレータ3からの出力電
流に加え、DC/DCコンバータ4からの出力電流も供
給される。DC/DCコンバータ4は、両出力電流の合
計電流量が、無線通信装置10が送信時に必要な電流量
となるように、その出力電流量が予め設定されている。
【0038】画像情報を送信する場合、操作者が無線通
信装置10のキースイッチ(図示せず)により、送信画
像の選択、送信先機器等の設定を行った後、送信を指示
する。これにより無線通信装置10は、プリンタの無線
通信装置から定期的に送られてくる送信許可パケットに
同期して、送信先アドレス、パケット番号等が付加され
た画像情報をパケット化してプリンタの無線通信装置に
送信する(ステップS230)。これを受け取ったプリ
ンタは、受信した画像情報に基き印刷を行う。
【0039】無線通信装置10はパケットの送信を終了
すると、ステップS200に戻り、DC/DCコンバー
タ4に低レベルの状態信号を送り、DC/DCコンバー
タ4の動作を停止する。
【0040】図3は、上記無線通信装置10における送
信許可パケット及び送信パケットの送信タイミング、並
びにDC/DCコンバータ4の作動タイミングを示すタ
イミングチャートである。(A)は、マスタ装置である
プリンタの無線通信装置が無線通信装置10に送信する
送信許可パケットの送信タイミングを示し、(B)は、
スレーブ装置である無線通信装置10がプリンタの無線
通信装置に送信する送信パケット(応答パケット)の送
信タイミングを示し、(C)は、DC/DCコンバータ
4が動作するタイミングを示す。
【0041】マスタ装置であるプリンタの無線通信装置
が無線通信装置10に送信許可パケット21aを送信す
ると、スレーブ装置である無線通信装置10がプリンタ
の無線通信装置に、送信許可パケット21aに応答した
送信パケット22aを送信する。この送信パケット22
aを受信することで、プリンタの無線通信装置は、無線
ネットワークの接続が構築されていることを認識する。
なお、無線通信装置10が送信パケット22aを送信す
る期間に相当する期間23aだけ、DC/DCコンバー
タ4が作動する。したがって、無線通信装置10が送信
状態でない期間(受信状態の期間)では、DC/DCコ
ンバータ4での電力消費が発生しない。
【0042】送信許可パケットは、プリンタの無線通信
装置から無線通信装置10に定期的に送信され、無線通
信装置10は、それらの送信許可パケットに応答して送
信パケットをプリンタの無線通信装置に常時返信する。
【0043】なお、送信パケット22bは、無線通信装
置10がプリンタの無線通信装置に画像情報を送る時の
送信パケットを示し、例えば送信許可パケット21bの
受信前に画像の送信が指示されると、送信パケット22
bが送信許可パケット21bに同期してプリンタの無線
通信装置に送信される。送信パケット22bには画像情
報が付加されているので、送信時間が延長されている。
DC/DCコンバータ4も送信パケット22bの送信時
間の延長に従い、期間23bに亘って動作する。画像情
報送信後は、画像情報送信前と同様に、無線通信装置1
0が送信許可パケット21cに応答して送信パケット2
2cをプリンタの無線通信装置に返信し、無線ネットワ
ーク接続環境が維持される。
【0044】以上説明したように、第1の実施の形態で
は、無線通信装置10による送信パケットの送信毎に、
DC/DCコンバータ4が動作して、送信に必要な電力
を無線通信装置10に供給し、送信時以外はDC/DC
コンバータ4の動作を停止させている。これにより、D
C/DCコンバータ4における送信時以外での電力消費
を防止している。
【0045】なお、上記第1の実施の形態では、無線通
信装置10が信号線12を介してDC/DCコンバータ
4に、無線通信装置10が送信状態にあるときのみ高レ
ベルとなる状態信号を送信しているが、これに代わっ
て、送信の状態遷移を示す信号を送信するようにしても
よい。すなわち、無線通信装置10が送信停止状態から
送信状態への移行直前に高レベルとなり、送信状態から
送信停止状態への移行後に低レベルとなる信号を用い
る。こうした信号を用いることにより、無線通信装置1
0の送信に先立ってDC/DCコンバータ4を起動で
き、このため、DC/DCコンバータ4の設計が容易に
なり、電源回路の切り替え時の電圧変動を抑制するコン
デンサの容量を小さくすることができる。
【0046】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。
【0047】第2の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形
態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用す
る。
【0048】図4及び図5は、第2の実施の形態におけ
る無線通信装置10のCPU10Cで実行されるDC/
DCコンバータ4の動作制御処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【0049】なお図6は、第2の実施の形態における送
信許可パケット及び送信パケットの送信タイミング、並
びにDC/DCコンバータ4の作動タイミングを示すタ
イミングチャートであり、以下の動作制御処理の説明に
おいて適宜参照する。なお、図6において、図3に示す
第1の実施の形態におけるタイミングチャートと同じ部
分には同一の参照符号を付す。
【0050】電源スイッチ2をオンにすると、図4及び
図5に示す動作制御処理が起動され、電池1の電圧がシ
リーズレギュレータ3およびDC/DCコンバータ4に
印加される。その結果、シリーズレギュレータ3が安定
化出力電圧を無線通信装置10に供給し、無線通信装置
10が動作して受信状態となり、またアクティブモード
に設定される。シリーズレギュレータ3は、無線通信装
置10が受信時に必要な電流量を無線通信装置10へ供
給するように、その出力電流量が予め設定されている。
この電源スイッチ2がオンされた状態では、無線通信装
置10が自動的に受信状態となるので、無線通信装置1
0はDC/DCコンバータ4に低レベルの状態信号を送
り、DC/DCコンバータ4は停止状態となる(ステッ
プS400)。
【0051】受信状態にある無線通信装置10は、マス
タ装置として働くプリンタの無線通信装置から無線ネッ
トワークを介して送信許可パケット21a(図6)を受
信すると(ステップS410でYES)、これに応答し
て送信パケット22a(図6)をプリンタの無線通信装
置ヘ送信するために、送信状態に移行する。これによ
り、無線通信装置10がDC/DCコンバータ4に高レ
ベルの状態信号を送信し、DC/DCコンバータ4を起
動する(ステップS420)。したがって、無線通信装
置10に、シリーズレギュレータ3からの出力電流に加
え、DC/DCコンバータ4からの出力電流も供給され
る。DC/DCコンバータ4は、両出力電流の合計電流
量が、無線通信装置10が送信時に必要な電流量となる
ように、その出力電流量が予め設定されている。
【0052】なお無線通信装置10は、上記の送信パケ
ット22aに、無線通信装置10がアクティブモードか
らホールドモードに移行した旨を示す情報を加えてプリ
ンタの無線通信装置へ送信する(ステップS430)。
この送信パケット22aを受信したプリンタの無線通信
装置では、無線通信装置10がホールドモードに移行し
たことを認識する。
【0053】送信パケット22aの送信が終了すると、
無線通信装置10はDC/DCコンバータ4に低レベル
の状態信号を送り、DC/DCコンバータ4の動作を停
止させる(ステップS440)。かくして、DC/DC
コンバータ4は、送信パケット22a(図6)が送信さ
れる期間に相当する期間23a(図6)だけ、作動させ
ることになる。
【0054】ところで、無線通信装置10がホールドモ
ードに移行したことを認識したプリンタの無線通信装置
では、次回に送信した送信許可パケット21d(図6)
に対して無線通信装置10から応答(送信パケット)が
無くても、再送要求などのエラー処理は行わず、定期的
に送信許可パケットを無線通信装置10に送信する。こ
れにより、無線ネットワーク接続環境が保持される。
【0055】このように、ホールドモードに移行した無
線通信装置10は、プリンタからの送信許可パケットに
対して送信パケットを返信する必要がないので、プリン
タへ送信すべき情報が存在しないにも拘わらず、第1の
実施の形態のように送信パケットを返信することを回避
でき、したがって、この場合には、DC/DCコンバー
タ4が動作せず、この間にはDC/DCコンバータ4に
よる電力消費が発生しない。
【0056】また、ホールドモードでは無線通信装置1
0内部の受信回路を休止させる。これにより、ホールド
モードにおける受信時には、アクティブモードにおける
受信時より更に無線通信装置10での電力消費が抑えら
れる。
【0057】次に無線通信装置10は画像情報を送信す
べきときであるか否かを判別する(ステップS45
0)。画像情報を送信すべきときであるならば、無線通
信装置10内部の受信回路を作動させ、送信許可パケッ
ト(図6の例えば21b)を受信したか否かを判別する
(ステップS460)。送信許可パケット21bを受信
したら、この受信タイミングに同期して、DC/DCコ
ンバータ4に高レベルの状態信号を送信し、DC/DC
コンバータ4を起動する(ステップS470)ととも
に、送信パケット22b(図6)をプリンタの無線通信
装置に送信する(ステップS480)。なお、この送信
パケット22bには、画像情報の他、ホールドモードか
らアクティブモードヘ移行する旨を通知する情報を付加
するようにする。このアクティブモードヘ移行する旨の
情報を通知されたプリンタの無線通信装置は、送信許可
パケットに対して無線通信装置10から応答(送信パケ
ット)が無い場合には、エラー発生として無線通信装置
10に再送要求を送るなどのエラー処理を行う。
【0058】送信パケット22bの送信を終了すると、
無線通信装置10はDC/DCコンバータ4に低レベル
の状態信号を送り、DC/DCコンバータ4の動作を停
止させる(S490)。
【0059】かくして、無線通信装置10が送信パケッ
ト22bをプリンタの無線通信装置に送信している期間
23b(図6)では、DC/DCコンバータ4が動作し
て無線通信装置10に送信時の電力を供給し、この期間
23bが経過すると、DC/DCコンバータ4の動作が
停止して、DC/DCコンバータ4における電力消費が
回避される。
【0060】さらに、無線通信装置10は、送信許可パ
ケットを受信したか否かを判別する(ステップS50
0)。送信許可パケットを受信した場合、この送信許可
パケットの受信に応答してプリンタに返信する送信パケ
ットが、画像情報を送信する最後のパケットであるか否
かを判別する(ステップS510)。未だ、画像情報を
送信する最後のパケットではなければ、無線通信装置1
0はDC/DCコンバータ4に高レベルの状態信号を送
り、DC/DCコンバータ4を起動して(ステップS5
20)、画像情報を送信パケットにより送信する(ステ
ップS530)。そして、ステップS490へ戻る。
【0061】一方、画像情報を送信する最後の送信パケ
ットであるならば、無線通信装置10は、無線通信装置
10はDC/DCコンバータ4に高レベルの状態信号を
送り、DC/DCコンバータ4を起動して(ステップS
540)、画像情報にホールドモード移行通知を付加し
た送信パケットをプリンタの無線通信装置に送信し(ス
テップS550)、ステップS440へ戻る。
【0062】これにより再び、プリンタの無線通信装置
では、無線通信装置10がホールドモードに移行したこ
とを認識し、次回に送信した送信許可パケットに対して
無線通信装置10から応答(送信パケット)が無くて
も、再送要求などのエラー処理は行わず、定期的に送信
許可パケットを無線通信装置10に送信する。無線通信
装置10は送信許可パケットを受信してもDC/DCコ
ンバータ4を動作させず、DC/DCコンバータ4では
電力消費が発生しない。
【0063】なお、第2の実施の形態では、ホールドモ
ードからアクティブモードへ、またはその反対方向にモ
ードを移行するモード変更通知を、画像情報を送信する
前後において、画像情報を送信する送信パケットに付加
することによって行っているが、これに代わって、上記
モード変更通知を、画像情報を送信する送信パケットと
は別に独立した送信パケットを用いて行うようにしても
よい。
【0064】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を説明する。
【0065】図7は、本発明に係る画像情報装置に含ま
れる無線通信装置の電源回路における第3の実施の形態
の構成を示すブロック図である。第3の実施の形態の構
成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じである。
そのため、第3の実施の形態の説明においては、第1の
実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0066】第1及び第2の実施の形態では、無線通信
装置10が送信状態にあるときのみ、DC/DCコンバ
ータ4を作動させるようにしているが、これに代わっ
て、無線通信装置10における送信出力レベルが所定値
以上に設定されているときのみ、無線通信装置10が高
レベルの状態信号をDC/DCコンバータ4に出力して
DC/DCコンバータ4を作動させるようにしてもよ
い。この場合、無線通信装置10が受信状態あるいは送
信出力レベルが所定値に満たない値に設定されていて、
低レベルの状態信号がDC/DCコンバータ4に出力さ
れているときは、DC/DCコンバータ4で電力消費が
発生しない。これを、図7を参照して説明する。
【0067】図7において無線通信装置10には、出力
切り替え回路30が備えられている。出力切り替え回路
30は、無線通信装置10の送信出力部を構成するとと
もに、送信出力レベルを高送信出力レベルまたは低送信
出力レベルに、外部から手動で設定できるようになって
いる。
【0068】なお、出力切り替え回路30は、外部から
の手動による設定ではなく、プリンタの無線通信装置か
らの送信を無線通信装置10で受信したときの受信強度
に応じて、送信出力レベルを設定できるようにし、出力
切り替え回路30が、この設定された送信出力レベルで
送信を行うようにしてもよい。
【0069】図7において、受信状態にある無線通信装
置10が、マスタ装置として働くプリンタの無線通信装
置(図示せず)から無線ネットワークを介して送信許可
パケットを受信すると、応答パケット(送信パケット)
をプリンタの無線通信装置ヘ送信するために、送信状態
に移行する。
【0070】このとき、出力切り替え回路30において
送信出力レベルが所定送信レベル以上の高出力送信に設
定されているならば、無線通信装置10は信号線12を
介してDC/DCコンバータ4に、高レベルの状態信号
を送信し、DC/DCコンバータ4を起動する。これに
より、無線通信装置10に、シリーズレギュレータ3か
らの出力電流に加え、DC/DCコンバータ4からの出
力電流も供給される。なお、両出力電流の合計電流量
が、無線通信装置10の高出力送信時に必要な電流量と
なるように、DC/DCコンバータ4の出力電流量は予
め設定されている。
【0071】一方、出力切り替え回路30において送信
出力レベルが所定送信レベルに満たない低出力送信に設
定されているならば、無線通信装置10の送信時の消費
電力が受信時と比べ大きく変化せず、シリーズレギュレ
ータ3だけからの電源供給で済むので、無線通信装置1
0は信号線12を介してDC/DCコンバータ4に、送
信時でも低レベルの状態信号を送信し、DC/DCコン
バータ4の起動を行わない。
【0072】図8は、出力切り替え回路30の構成を示
す回路図である。
【0073】出力切り替え回路30は、入力端子31、
出力端子32、前置増幅器33、電力増幅器34、切り
替えスイッチ35及び36、切断スイッチ37で構成さ
れている。
【0074】入力端子31に送信信号が入力されると、
前置増幅器33によって送信信号が所定の低送信出力レ
ベルまで増幅される。切り替えスイッチ35,36がH
側に設定されている場合、低送信出力レベルまで増幅さ
れた送信信号が電力増幅器34によって更に所定の高送
信出力レベルまで増幅され、出力端子32からアンテナ
スイッチ(図示せず)を介してアンテナ11に出力され
る。このとき、切断スイッチ37もH側に設定されてお
り、電力増幅器34に電源が供給されている。
【0075】スイッチ35及び36がL側に設定されて
いる場合、前置増幅器33で低送信出力レベルまで増幅
された送信信号が、出力端子32からアンテナスイッチ
(図示せず)を介してアンテナ11に出力される。この
場合、切断スイッチ37はL側に設定されており、電力
増幅器34は動作停止している。したがって、電力増幅
器34での無駄な電力消費を削減できる。
【0076】(第4の実施の形態)次に第4の実施の形
態を説明する。
【0077】図9は、本発明に係る画像情報装置に含ま
れる無線通信装置の電源回路における第4の実施の形態
の構成を示すブロック図である。第4の実施の形態の構
成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じである。
そのため、第4の実施の形態の説明においては、第1の
実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0078】上記の各実施の形態では、シリーズレギュ
レータ3が送受信状態に拘らず常に動作しているが、こ
れに代わって第4の実施の形態では、シリーズレギュレ
ータ3を受信時にのみ作動させ、送信時にはDC/DC
コンバータ4だけを作動させるようにする。
【0079】図9に示す電源回路では、信号線12とシ
リーズレギュレータ3との間にインバータ13を設置
し、シリーズレギュレータ3は、インバータ13から高
レベル信号が入力するときのみ動作するように構成す
る。
【0080】図1において説明したように、無線通信装
置10が受信状態にあるときは、信号線12の状態信号
が低レベルであるので、シリーズレギュレータ3にはイ
ンバータ13から高レベル信号が入力して動作し、一
方、DC/DCコンバータ4には信号線12から低レベ
ル信号が入力して動作しない。反対に、無線通信装置1
0が送信状態にあるときは、信号線12の状態信号が高
レベルであるので、シリーズレギュレータ3にはインバ
ータ13から低レベル信号が入力して動作せず、一方、
DC/DCコンバータ4には信号線12から高レベル信
号が入力して動作する。かくして、シリーズレギュレー
タ3が受信時にのみ作動し、送信時にはDC/DCコン
バータ4のみが作動する。
【0081】上記の実施の形態では、シリーズレギュレ
ータ3の制御に、信号線12の信号を反転した信号を用
いたが、以下のように構成してもよい。
【0082】すなわち、無線通信装置10がシリーズレ
ギュレータ3専用の制御信号をシリーズレギュレータ3
に出力するようにし、この制御信号によって、DC/D
Cコンバータ4の起動時は、DC/DCコンバータ4の
起動に若干遅れて、シリーズレギュレータ3の動作を停
止する。また、DC/DCコンバータ4の停止時は、D
C/DCコンバータ4の停止に先駆け、シリーズレギュ
レータ3を起動し、その後にDC/DCコンバータ4の
動作を停止するようにする。
【0083】(他の実施の形態)上記の各実施の形態で
は、電流供給能力の小さい電源回路としてシリーズレギ
ュレータを、電流供給能力の大きい電源回路としてDC
/DCコンバータを例に挙げて説明したが、これに代わ
って、両方の電源回路をDC/DCコンバータで構成し
てもよい。また、両方の電源回路をスイッチドキャパシ
タ方式等の他の電源回路で構成してもよい。またさら
に、無線通信装置が2つ以上の電源回路を備えるように
してもよい。
【0084】また、上記の各実施の形態では、電力供給
源として電池を用いて説明したが、本発明は、電圧安定
化回路の効果的な使い分けにより電圧安定化回路自体で
のロスを防ぐことができるので、電力供給源は電池に限
らず、商用電源からACアダプター等により電力供給を
受ける場合にも、適用できる。
【0085】また、上記の各実施の形態では、画像情報
装置に含まれる無線通信装置からプリンタの無線通信装
置へ画像情報を転送することを例に挙げて説明している
が、本発明は、一方の無線通信装置から他方の無線通信
装置へ情報を間欠的に転送する場合一般に適用できるも
のである。
【0086】さらに、コンピュータ上で稼働しているO
Sなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理
によって前述した各実施の形態の機能を実現するように
してもよい。
【0087】またさらに、記憶媒体から読み出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコード
の指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニッ
トに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を
行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能を
実現するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項1
1、請求項18または請求項25記載の発明によれば、
無線通信手段と、共通の電源の出力電圧を安定化して前
記無線通信手段にそれぞれ供給する複数の電圧安定化手
段とを備え、前記無線通信手段の送受信状態に応じて、
前記複数の電圧安定化手段の動作を制御する。
【0089】これにより、複数の電圧安定化手段におけ
る電力消費を低減することができる。
【0090】また、請求項7、請求項14、請求項21
または請求項28記載の発明によれば、無線通信手段
と、該無線通信手段に電力を供給する第1及び第2の供
給手段とを備え、前記無線通信手段が送信状態にあると
き、前記第1及び第2の供給手段の両方から前記無線通
信手段に電力を供給させ、一方、前記無線通信手段が受
信状態にあるとき、前記第1及び第2の供給手段の一方
から前記無線通信手段に電力を供給させる。
【0091】これにより、第1および第2の供給手段に
おける電力消費を低減することができる。
【0092】また、請求項8、請求項15、請求項22
または請求項29記載の発明によれば、無線通信手段
と、該無線通信手段に電力を供給する複数の電力供給手
段とを備え、通信相手から送られた信号に対して応答信
号を送信する第1のモードを前記無線通信手段に実行さ
せるとともに、前記無線通信手段に、前記第1のモード
の実行を示す第1の信号を通信相手に送信させる。ま
た、通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信
しない第2のモードを前記無線通信手段に実行させると
ともに、前記無線通信手段に、前記第2のモードの実行
を示す第2の信号を通信相手に送信させる。さらに、前
記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電力
供給手段の動作を制御する。
【0093】これにより、複数の電力供給手段での電力
消費を低減することができると共に、応答信号を送信す
るか否かに応じて、通信相手が動作することを可能にす
ることができる。
【0094】さらに、請求項10、請求項17、請求項
24または請求項31記載の発明によれば、無線通信手
段と複数の電力供給手段とを備え、前記無線通信手段の
送信電力を設定し、この設定された送信電力に応じて、
前記複数の電力供給手段の動作を制御する。
【0095】これにより、複数の電力供給手段での電力
消費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像情報装置に含まれる無線通信
装置の電源回路における第1の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図2】無線通信装置のCPUで実行されるDC/DC
コンバータの動作制御処理の手順を示すフローチャート
である。
【図3】無線通信装置における送信許可パケット及び送
信パケットの送信タイミング、並びにDC/DCコンバ
ータの作動タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図4】第2の実施の形態における無線通信装置のCP
Uで実行されるDC/DCコンバータの動作制御処理の
手順を示すフローチャート(1/2)である。
【図5】第2の実施の形態における無線通信装置のCP
Uで実行されるDC/DCコンバータの動作制御処理の
手順を示すフローチャート(2/2)である。
【図6】第2の実施の形態における送信許可パケット及
び送信パケットの送信タイミング、並びにDC/DCコ
ンバータ4の作動タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図7】本発明に係る画像情報装置に含まれる無線通信
装置の電源回路における第3の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図8】出力切り替え回路の構成を示す回路図である。
【図9】本発明に係る画像情報装置に含まれる無線通信
装置の電源回路における第4の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 電池 2 電源スイッチ 3 シリーズレギュレータ(電圧安定化手段、第1また
は第2の供給手段、電力供給手段) 4 DC/DCコンバータ(電圧安定化手段、第2また
は第1の供給手段、電力供給手段) 10 無線通信装置(無線通信手段) 10C CPU(制御手段) 10M メモリ 11 アンテナ 12 信号線 20 画像情報装置 30 出力切り替え回路 13 インバータ

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信手段と、 共通の電源の出力電圧を安定化して前記無線通信手段に
    それぞれ供給する複数の電圧安定化手段と、 前記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電
    圧安定化手段の動作を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記無線通信手段が受
    信状態であるとき、前記複数の電圧安定化手段の1つの
    動作を停止することを特徴とする請求項1記載の無線通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記無線通信手段が送
    信することを許可されていない間、前記複数の電圧安定
    化手段の1つの動作を停止することを特徴とする請求項
    1記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記無線通信手段によ
    る送信後に、前記複数の電圧安定化手段の1つの動作を
    停止することを特徴とする請求項1記載の無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記無線通信手段の送
    受信状態に応じて、前記無線通信手段に電圧を供給すべ
    き装置として前記複数の電圧安定化手段の1つを選択す
    ることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の電圧安定化手段は、少なくと
    もシリーズレギュレータとDC/DCコンバータとから
    成ることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 無線通信手段と、 前記無線通信手段に電力を供給する第1及び第2の供給
    手段と、 送信状態の無線通信手段に、前記第1及び第2の供給手
    段の両方から電力を供給し、受信状態の無線通信手段
    に、前記第1及び第2の供給手段の一方から電力を供給
    する制御手段とを有することを特徴とする無線通信装
    置。
  8. 【請求項8】 通信相手からの信号に対して応答信号を
    送信する第1のモードと、通信相手からの信号に対して
    応答信号を送信しない第2のモードとを実行可能であ
    り、前記第1のモードの実行を示す第1の信号または前
    記第2のモードの実行を示す第2の信号を通信相手に送
    信する無線通信手段と、 複数の電力供給手段と、 前記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電
    力供給手段の動作を制御する制御手段とを有することを
    特徴とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記無線通信手段は、画像情報の送信開
    始に応じて、前記第2の信号を通信相手に送信し、前記
    画像情報の送信終了に応じて、前記第1の信号を前記通
    信相手に送信することを特徴とする請求項8記載の無線
    通信装置。
  10. 【請求項10】 無線通信手段と、 複数の電力供給手段と、 前記無線通信手段の送信電力に応じて、前記複数の電力
    供給手段の動作を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする無線通信装置。
  11. 【請求項11】 無線通信手段と、共通の電源の出力電
    圧を安定化して前記無線通信手段にそれぞれ供給する複
    数の電圧安定化手段とを備えた無線通信装置に適用され
    る電源制御方法において、 前記無線通信手段の送受信状態を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップによって検出された送受信状態に応じ
    て、前記複数の電圧安定化手段の動作を制御する制御ス
    テップとを有することを特徴とする電源制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって前記無線通信手段の受信状態が検出されたと
    き、前記複数の電圧安定化手段の1つの動作を停止する
    ことを特徴とする請求項11記載の電源制御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された送受信状態に応じて、前記無線通
    信手段に電圧を供給すべき装置として前記複数の電圧安
    定化手段の1つを選択することを特徴とする請求項11
    記載の電源制御方法。
  14. 【請求項14】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する第1及び第2の供給手段とを備えた無線通
    信装置に適用される電源制御方法において、 前記無線通信手段が送信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の両方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第1の制御ステップと、 前記無線通信手段が受信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の一方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第2の制御ステップとを有することを特徴とす
    る電源制御方法。
  15. 【請求項15】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する複数の電力供給手段とを備えた無線通信装
    置に適用される電源制御方法において、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信する
    第1のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第1のモードの実行を示
    す第1の信号を通信相手に送信させる第1の制御ステッ
    プと、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信しな
    い第2のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第2のモードの実行を示
    す第2の信号を通信相手に送信させる第2の制御ステッ
    プと、 前記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電
    力供給手段の動作を制御する制御ステップとを有するこ
    とを特徴とする電源制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の制御ステップは、前記無線
    通信手段に、画像情報の送信開始に応じて、前記第2の
    信号を通信相手に送信させ、 前記第2の制御ステップは、前記無線通信手段に、前記
    画像情報の送信終了に応じて、前記第1の信号を前記通
    信相手に送信させることを特徴とする請求項15記載の
    電源制御方法。
  17. 【請求項17】 無線通信手段と複数の電力供給手段と
    を備えた無線通信装置に適用される電源制御方法におい
    て、 前記無線通信手段の送信電力を設定する設定ステップ
    と、 前記設定ステップによって設定された送信電力に応じ
    て、前記複数の電力供給手段の動作を制御する制御ステ
    ップとを有することを特徴とする電源制御方法。
  18. 【請求項18】 無線通信手段と、共通の電源の出力電
    圧を安定化して前記無線通信手段にそれぞれ供給する複
    数の電圧安定化手段とを備えた無線通信装置に適用され
    る電源制御方法を、コンピュータに実行させるためのプ
    ログラムにおいて、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段の送受信状態を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップによって検出された送受信状態に応じ
    て、前記複数の電圧安定化手段の動作を制御する制御ス
    テップとを有することを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって前記無線通信手段の受信状態が検出されたと
    き、前記複数の電圧安定化手段の1つの動作を停止する
    ことを特徴とする請求項18記載のプログラム。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された送受信状態に応じて、前記無線通
    信手段に電圧を供給すべき装置として前記複数の電圧安
    定化手段の1つを選択することを特徴とする請求項18
    記載のプログラム。
  21. 【請求項21】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する第1及び第2の供給手段とを備えた無線通
    信装置に適用される電源制御方法を、コンピュータに実
    行させるためのプログラムにおいて、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段が送信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の両方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第1の制御ステップと、 前記無線通信手段が受信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の一方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第2の制御ステップとを有することを特徴とす
    るプログラム。
  22. 【請求項22】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する複数の電力供給手段とを備えた無線通信装
    置に適用される電源制御方法を、コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムにおいて、 前記電源制御方法が、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信する
    第1のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第1のモードの実行を示
    す第1の信号を通信相手に送信させる第1の制御ステッ
    プと、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信しな
    い第2のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第2のモードの実行を示
    す第2の信号を通信相手に送信させる第2の制御ステッ
    プと、 前記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電
    力供給手段の動作を制御する制御ステップとを有するこ
    とを特徴とするプログラム。
  23. 【請求項23】 前記第1の制御ステップは、前記無線
    通信手段に、画像情報の送信開始に応じて、前記第2の
    信号を通信相手に送信させ、 前記第2の制御ステップは、前記無線通信手段に、前記
    画像情報の送信終了に応じて、前記第1の信号を前記通
    信相手に送信させることを特徴とする請求項22記載の
    プログラム。
  24. 【請求項24】 無線通信手段と複数の電力供給手段と
    を備えた無線通信装置に適用される電源制御方法を、コ
    ンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段の送信電力を設定する設定ステップ
    と、 前記設定ステップによって設定された送信電力に応じ
    て、前記複数の電力供給手段の動作を制御する制御ステ
    ップとを有することを特徴とするプログラム。
  25. 【請求項25】 無線通信手段と、共通の電源の出力電
    圧を安定化して前記無線通信手段にそれぞれ供給する複
    数の電圧安定化手段とを備えた無線通信装置に適用され
    る電源制御方法をプログラムとして記憶した、コンピュ
    ータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段の送受信状態を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップによって検出された送受信状態に応じ
    て、前記複数の電圧安定化手段の動作を制御する制御ス
    テップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって前記無線通信手段の受信状態が検出されたと
    き、前記複数の電圧安定化手段の1つの動作を停止する
    ことを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記制御ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された送受信状態に応じて、前記無線通
    信手段に電圧を供給すべき装置として前記複数の電圧安
    定化手段の1つを選択することを特徴とする請求項25
    記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する第1及び第2の供給手段とを備えた無線通
    信装置に適用される電源制御方法をプログラムとして記
    憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体に
    おいて、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段が送信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の両方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第1の制御ステップと、 前記無線通信手段が受信状態にあるとき、前記第1及び
    第2の供給手段の一方から前記無線通信手段に電力を供
    給させる第2の制御ステップとを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  29. 【請求項29】 無線通信手段と、該無線通信手段に電
    力を供給する複数の電力供給手段とを備えた無線通信装
    置に適用される電源制御方法をプログラムとして記憶し
    た、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
    て、 前記電源制御方法が、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信する
    第1のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第1のモードの実行を示
    す第1の信号を通信相手に送信させる第1の制御ステッ
    プと、 通信相手から送られた信号に対して応答信号を送信しな
    い第2のモードを前記無線通信手段に実行させるととも
    に、前記無線通信手段に、前記第2のモードの実行を示
    す第2の信号を通信相手に送信させる第2の制御ステッ
    プと、 前記無線通信手段の送受信状態に応じて、前記複数の電
    力供給手段の動作を制御する制御ステップとを有するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記第1の制御ステップは、前記無線
    通信手段に、画像情報の送信開始に応じて、前記第2の
    信号を通信相手に送信させ、 前記第2の制御ステップは、前記無線通信手段に、前記
    画像情報の送信終了に応じて、前記第1の信号を前記通
    信相手に送信させることを特徴とする請求項29記載の
    記憶媒体。
  31. 【請求項31】 無線通信手段と複数の電力供給手段と
    を備えた無線通信装置に適用される電源制御方法をプロ
    グラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体において、 前記電源制御方法が、 前記無線通信手段の送信電力を設定する設定ステップ
    と、 前記設定ステップによって設定された送信電力に応じ
    て、前記複数の電力供給手段の動作を制御する制御ステ
    ップとを有することを特徴とする記憶媒体。
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