JP2002132374A - 情報設定システム、情報設定方法、対象機器、設定データ記録機器、記憶媒体および情報設定プログラム - Google Patents

情報設定システム、情報設定方法、対象機器、設定データ記録機器、記憶媒体および情報設定プログラム

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JP2002132374A
JP2002132374A JP2000319887A JP2000319887A JP2002132374A JP 2002132374 A JP2002132374 A JP 2002132374A JP 2000319887 A JP2000319887 A JP 2000319887A JP 2000319887 A JP2000319887 A JP 2000319887A JP 2002132374 A JP2002132374 A JP 2002132374A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度設定した機器を使用する度にユーザが手
作業で設定し直すという煩雑さを解消する情報設定シス
テムを提供する。 【解決手段】 指紋センサ107がユーザの身体情報で
ある指紋を検知すると、指紋情報を取得し、認証用デー
タが作成される。対象機器1は認証用データと機器ID
データをユーザ設定データ記録機器2に送信する。ユー
ザ設定データ記録機器2は、認証用データを用いて個人
識別を行い、識別された場合、先に受信した機器IDデ
ータを検索キーとして対象機器1に対応するユーザ設定
データが存在するか否かを検索する。ユーザ設定データ
が見つかった場合、そのユーザ設定データおよび機器I
Dデータを対象機器1に送信する。対象機器1はユーザ
設定データを受信し、そのユーザ設定データに基づき、
機能の設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器に情報を設定
する情報設定システム、情報設定方法、対象機器、設定
データ記録機器、記憶媒体および情報設定プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの機器はユーザの要求や嗜好
に合わせた情報の設定が可能である。例えば、デジタル
カメラでは、ユーザの嗜好により、絞り、シャッタスピ
ード、ホワイトバランス、露光時間、フラッシュの光り
方、セルフタイマ時間の長短、日付挿入の有無など、多
くの機能が設定可能である。
【0003】また、機器に数パターンの設定データを記
録することが可能なシステムも存在する。ユーザが数パ
ターンの設定データの中から何らかのユーザインターフ
ェースを通してその1つを選択すると、選択した設定デ
ータに基づいて機器に情報が設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、例えば、1台のデジタルカメラを多人数で使
い回し、各人の好みの設定にしたい場合、各人が手動で
設定データを打ち直す必要があった。さらに、既に、1
回自分の好みに設定したとしても、他人が設定し直せ
ば、当然ながらまた自分も手動で設定し直さなければな
らなかった。
【0005】つまり、現在の機器はユーザの嗜好により
設定可能になっているが、その機器を自分以外のユーザ
が設定し直した場合、再び自分に合わせて設定し直さな
ければならなかった。このようなケースは、特に公共物
を複数のユーザが使い回す場合に頻発する。
【0006】また、先に挙げた数パターンの設定データ
を記録することが可能なシステムでは、ユーザに1つの
パターンを選択させるという作業を強いることになる。
さらに、数パターンの設定データしか記録できないの
で、不特定多数のユーザが最適な設定でその機器を使用
したい場合には対応できなかった。
【0007】そこで、本発明は、一度設定した機器を使
用する度にユーザが手作業で設定し直すという煩雑さを
解消できる情報設定システム、情報設定方法、対象機
器、設定データ記録機器、記憶媒体および情報設定プロ
グラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の情報設定システムは、第
1の機器に、第2の機器を使って情報を設定する情報設
定システムであって、前記第1の機器の機器固有情報を
前記第2の機器に送信する第1の送信手段と、前記第1
の機器から受信した前記機器固有情報を基に、前記第2
の機器に保存された前記第1の機器に応じた設定データ
を検索する検索手段と、該検索された設定データを前記
第2の機器から前記第1の機器に送信する第2の送信手
段と、前記第2の機器から受信した前記設定データを基
に、前記第1の機器に情報を設定する設定手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】また、前記第1の機器は、前記第2の機器
を所持するユーザの識別情報を取得する取得手段を備
え、前記第1の送信手段により前記取得した識別情報を
前記機器固有情報とともに前記第2の機器に送信し、前
記第2の機器は、前記第1の機器から受信した前記識別
情報を基に、個人を認証する認証手段を備え、前記個人
が認証された場合、前記検索手段により前記機器固有情
報を基に、前記第1の機器に応じた設定データを検索す
ることを特徴とする。
【0010】さらに、前記第1の機器は、前記第2の機
器に設定データを登録することを開始するか否かを判別
する登録開始判別手段と、前記登録を開始する場合、前
記機器固有情報および前記設定データを送信する第3の
送信手段とを備え、前記第2の機器は、前記機器固有情
報および前記設定データを受信する受信手段と、該受信
した前記機器固有情報および前記設定データを保存する
保存手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、前記取得手段は、前記ユーザの身体
情報を検出する検出手段と、該検出された身体情報から
認証用データを生成する認証用データ生成手段とを備
え、該生成された認証用データを前記識別情報として取
得し、前記登録開始判別手段は、前記認証用データが生
成される前、前記登録することを開始するか否かを判別
することを特徴とする。
【0012】さらに、前記取得手段は、前記ユーザの身
体情報を検出する検出手段と、該検出された身体情報か
ら認証用データを生成する認証用データ生成手段とを備
え、該生成された認証用データを前記識別情報として取
得し、前記登録開始判別手段は、前記認証用データが生
成された後、前記登録することを開始するか否かを判別
することを特徴とする。
【0013】また、前記登録開始判別手段は、前記認証
用データが生成された後、所定期間待機し、該待機中に
ユーザによる登録の開始の行為があった場合、前記登録
を開始することを特徴とする。
【0014】さらに、前記登録開始判別手段は、前記認
証用データが生成された後、ユーザによる登録の開始の
行為あるいはユーザによる再設定の行為のいずれがあっ
たかを判別し、該ユーザによる登録の開始の行為があっ
た場合、前記登録を開始することを特徴とする。
【0015】また、前記第1の機器および前記第2の機
器は、それぞれ情報を暗号化する暗号化手段を備え、該
暗号化された情報の送受信を行うことを特徴とする。
【0016】さらに、前記検出手段は、指紋情報を検出
する指紋センサであることを特徴とする。
【0017】また、前記検出手段は、虹彩情報を検出す
る虹彩センサであることを特徴とする。
【0018】さらに、前記検出手段は、DNA情報を検
出するDNAセンサであることを特徴とする。
【0019】また、前記検出手段は、声紋情報を検出す
るマイクであることを特徴とする。
【0020】請求項13に記載の情報設定方法は、第1
の機器に、第2の機器を使って情報を設定する情報設定
方法であって、前記第1の機器の機器固有情報を前記第
2の機器に送信する工程と、前記第1の機器から受信し
た前記機器固有情報を基に、前記第2の機器に保存され
た前記第1の機器に応じた設定データを検索する工程
と、該検索された設定データを前記第2の機器から前記
第1の機器に送信する工程と、前記第2の機器から受信
した前記設定データを基に、前記第1の機器に情報を設
定する工程とを有することを特徴とする。
【0021】また、前記第2の機器を所持するユーザの
識別情報を取得する工程と、該取得した識別情報を前記
機器固有情報とともに前記第2の機器に送信する工程
と、前記第1の機器から受信した前記識別情報を基に、
個人を認証する工程とを有し、前記個人が認証された場
合、前記機器固有情報を基に、前記第1の機器に応じた
設定データを検索することを特徴とする。
【0022】請求項15に記載の対象機器は、機器固有
情報を設定データ記録機器に送信する送信手段と、前記
設定データ記録機器から受信した設定データを基に、情
報を設定する設定手段とを備えた対象機器であって、前
記設定データ記録機器は、受信した前記機器固有情報を
基に、前記対象機器に応じた設定データを検索し、該検
索された設定データおよび前記機器固有情報を前記対象
機器に送信する情報設定システムに用いられることを特
徴とする。
【0023】また、前記設定データ記録機器を所持する
ユーザの識別情報を取得する取得手段を備え、前記送信
手段は前記取得した識別情報を前記機器固有情報ととも
に前記設定データ記録機器に送信し、前記設定データ記
録機器は、前記対象機器から受信した前記識別情報を基
に、個人を認証し、前記個人が認証された場合、前記機
器固有情報を基に、前記対象機器に応じた設定データを
検索することを特徴とする。
【0024】請求項17に記載の設定データ記録機器
は、対象機器から受信した機器固有情報を基に、前記対
象機器に応じた設定データを検索する検索手段と、該検
索された設定データおよび前記機器固有情報を前記対象
機器に送信する送信手段とを備え、前記対象機器は、前
記機器固有情報を前記設定データ記録機器に送信し、前
記設定データ記録機器から受信した設定データに基づ
き、情報を設定する情報設定システムに用いられること
を特徴とする。
【0025】また、前記設定データ記録機器を所持する
ユーザの識別情報を、前記対象機器から受信し、該受信
した識別情報を基に、個人を認証する認証手段を備え、
前記個人が認証された場合、前記対象機器から受信した
機器固有情報を基に、前記対象機器に応じた設定データ
を検索し、前記対象機器は、識別情報を取得し、該取得
した識別情報および前記機器固有情報を前記設定データ
記録機器に送信することを特徴とする。
【0026】請求項19に記載の記憶媒体は、第1の機
器に、第2の機器を使って情報を設定する情報設定シス
テムに搭載され、該情報設定システムを制御するコンピ
ュータによって実行されるプログラムを格納する記憶媒
体であって、前記プログラムは、前記第1の機器の機器
固有情報を前記第2の機器に送信する手順と、前記第1
の機器から受信した前記機器固有情報を基に、前記第2
の機器に保存された前記第1の機器に応じた設定データ
を検索する手順と、該検索された設定データを前記第2
の機器から前記第1の機器に送信する手順と、前記第2
の機器から受信した前記設定データを基に、前記第1の
機器に情報を設定する手順とを含むことを特徴とする。
【0027】また、前記プログラムは、前記第2の機器
を所持するユーザの識別情報を取得する手順と、該取得
した識別情報を前記機器固有情報とともに前記第2の機
器に送信する手順と、前記第1の機器から受信した前記
識別情報を基に、個人を認証する手順とを含み、前記個
人が認証された場合、前記機器固有情報を基に、前記第
1の機器に応じた設定データを検索することを特徴とす
る。
【0028】請求項21に記載の情報設定プログラム
は、第1の機器に、第2の機器を使って情報を設定する
情報設定システムを制御するコンピュータによって実行
される情報設定プログラムであって、前記第1の機器の
機器固有情報を前記第2の機器に送信する手順と、前記
第1の機器から受信した前記機器固有情報を基に、前記
第2の機器に保存された前記第1の機器に応じた設定デ
ータを検索する手順と、該検索された設定データを前記
第2の機器から前記第1の機器に送信する手順と、前記
第2の機器から受信した前記設定データを基に、前記第
1の機器に情報を設定する手順とを含むことを特徴とす
る。
【0029】また、前記第2の機器を所持するユーザの
識別情報を取得する手順と、該取得した識別情報を前記
機器固有情報とともに前記第2の機器に送信する手順
と、前記第1の機器から受信した前記識別情報を基に、
個人を認証する手順とを含み、前記個人が認証された場
合、前記機器固有情報を基に、前記第1の機器に応じた
設定データを検索することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の情報設定システム、情報
設定方法、対象機器、設定データ記録機器、記憶媒体お
よび情報設定プログラムの実施の形態を図面を参照しな
がら説明する。本実施形態では、情報が設定される側の
機器を「対象機器」、ユーザによって携帯され、様々な
対象機機の設定データを保存して設定する側の機器を
「ユーザ設定データ記録機器」と称することにする。
【0031】また、本実施形態のユーザ設定データ記録
機器は腕時計型のものであり、ユーザの腕に装着されて
いる。一方、対象機器はデジタルカメラであり、このデ
ジタルカメラには、ユーザ設定データ記録機器から受信
した設定データに基づき、モータ等が作動して設定デー
タ通りの調整が行えるようになっている。さらに、セン
サとして、身体の特徴を測定する指紋センサが使用され
る。
【0032】[第1の実施形態]図1は対象機器として
のデジタルカメラに組み込まれた情報設定部の構成を示
すブロック図である。対象機器1は、CPU101、R
OM102、パターンマッチング部103、データ変換
部104、起動用ROM105、FlashROM10
6、指紋センサ107、データ受信部112およびデー
タ送信部113がバスに接続された構成の情報設定部を
有する。指紋センサ107は指4が押し付けられた際に
指紋を検出する。データ受信部112およびデータ送信
部113は、無線インターフェース(I/F)111に
接続されており、無線5を介してユーザ設定データ記録
機器2とデータの送受信を行う。また、対象機器1に
は、電源192に接続され、各部に電力を供給する電力
供給部191が設けられている。
【0033】図2はユーザ設定データ記録機器の構成を
示すブロック図である。ユーザ設定データ記録機器2
は、CPU201、RAM202、FlashROM2
03、起動用ROM204、データ受信部212および
データ送信部213がバスを介して接続された構成を有
する。データ受信部212およびデータ送信部213
は、無線インターフェース(I/F)211に接続され
ており、無線5を介して対象機1とデータの送受信を行
う。また、ユーザ設定データ記録機器2には、電源29
2およびこれに接続され、各部に電力を供給する電力供
給部291が設けられている。
【0034】図3はユーザがデジタルカメラの各種機能
の設定を行う様子を示す図である。同図(A)は、対象
機器1としてのデジタルカメラのシャッタボタン8を押
す際、シャッタボタン8に設けられた指紋センサ107
によって指紋が検出されると、それに応じてユーザ設定
データ記録機器2から設定データが対象機器1に取り込
まれることを示している。同図(B)は、取り込まれた
設定データに応じて、ズーム調節が行われることを示し
ている。
【0035】図4はユーザ設定データ記録機器と対象機
器との間で行われる機能の設定を示す図である。例え
ば、ユーザ設定データ記録機器2がユーザ設定データ記
録機器A(2a)である場合、図3に示した動作を行う
ことで、対象機器1はユーザ設定データ記録機器A(2
a)からの設定データが登録された対象機器A(1a)
となる。同様に、ユーザ設定データ記録機器2がユーザ
設定データ記録機器B(2b)、C(2c)である場
合、図3に示した動作を行うことで、対象機器1はそれ
ぞれユーザ設定データ記録機器B(2b)、C(2c)
からの設定データが登録された対象機器B(1b)、C
(1c)となる。
【0036】[登録処理]始めに、対象機器1からユー
ザ設定データ記録機器2にデータを登録する処理を示
す。図5は登録時の機器間のタイムライン・ダイアグラ
ムを示す図である。登録の手順は以下のA、B、Cの手
順で行われる。
【0037】A.ユーザ設定データ記録機器に認証用デ
ータを記録する。
【0038】ユーザは、認証用データ記録用の専用機
か、あるいは対象機器1を用いて認証用データをユーザ
設定データ記録機器2に登録する。つまり、指紋を身体
情報として指紋センサにより読み取らせ、読み取ったデ
ータを認証用データに変換し、無線でユーザ設定データ
記録機器2に送信して記録する。尚、読み取ったデータ
をそのまま認証用データとして用いても構わない。
【0039】B.対象機器を手動で設定する。
【0040】対象機器1の電源192を入れて開始状態
にする。つぎに、ユーザは対象機器1を手動で設定す
る。本実施形態では、対象機器1はデジタルカメラであ
るので、シャッタスピード、AF(オートフォーカス)
のON/OFF、感度(ISO100/400)など、
デジタルカメラの機能に関する設定を手動で行うことに
なる。設定対象となるデータの基本セットは、起動用R
OM105もしくはFlashROM106内に存在す
るので、ユーザが設定したデータ(機器設定データ)は
RAM102に記録される。
【0041】C.設定した機器設定データをユーザ設定
データ記録機器に登録する。
【0042】図6は対象機器における登録・設定処理手
順を示すフローチャートである。この処理プログラム
は、対象機器1内の起動用ROM105に格納されてお
り、CPU101によって実行される。
【0043】対象機器1の電源192を入れて開始状態
になると、指紋センサ107が作動するのを待つ(ステ
ップS1)。ユーザは、登録開始の行為を行い、対象機
器1の指紋センサ107に指4を押し付ける。指紋セン
サ107は指4の接触を感知して作動すると、登録開始
の行為が行われたか否かを判別する(ステップS2)。
【0044】登録開始の行為としては、例えば、対象機
器1に備わる登録ボタンを押しながら、指4を指紋セン
サ107に押し付ける。あるいは、指紋センサ107を
2回叩き、その後、5秒以内に指4を指紋センサ107
に押し付けるなどの行為が挙げられる。尚、明示的にユ
ーザが登録を指示できる形式である限り、登録開始の行
為は特に規定されるものではない。
【0045】ここでは、登録開始の行為が行われたもの
とし、対象機器1は登録可能なデータを送信することを
記録する(ステップS3)。一方、登録開始の行為が行
われない場合、そのままステップS4の処理に移行す
る。
【0046】対象機器1は指紋センサ107によりユー
ザの身体情報(指紋)を取得できるか否かを判別し(ス
テップS4)、取得できる場合、読み取った身体情報を
RAM102に一時記録し、データ変換部104により
認証用データに変換してRAM102に記録する(ステ
ップS5)。尚、認証用データを用いず、直接、身体情
報を認証用データとして用いても構わないので、このデ
ータ変換作業は必ずしも行わなくてもよい。但し、先の
ユーザ設定データ記録機器2に認証用データを記録した
ときと同じ方法で記録しなければならない。また、CP
U101でデータ変換が行える場合、データ変換部10
4を設けなくても構わない。さらに、データ変換作業に
おいて、暗号化などのセキュリティ処理を行うことも可
能である。変換された認証用データは、RAM102に
記憶される。
【0047】ここで、ステップS3の処理により、RA
M102には、ユーザが登録したいのか否かの情報が記
録されている。具体的には、ユーザが登録作業を行った
か否かが記録されている。また、ステップS5の処理に
より、RAM102には、ユーザの認証用データが記録
されている。
【0048】対象機器1は、RAM102に記憶されて
いる、登録作業を行ったか否かというデータを参照し、
登録可能なデータとして送信するか否かを判別する(ス
テップS6)。
【0049】ここでは、ユーザが登録行為を行い、登録
可能なデータを送信する場合であるので、RAM102
に記憶されている認証用データ、対象機器を作成したメ
ーカが起動用ROM105もしくはFlashROM1
06に登録した機器IDデータ、およびユーザが手動で
RAM102に設定した機器設定データを、ユーザ設定
データ記録機器2に送信する(ステップS7)。図7は
登録時に対象機器からユーザ設定データ記録機器に送信
するデータを示す図である。
【0050】図8はユーザ設定データ記録機器における
登録・設定処理手順を示すフローチャートである。この
処理プログラムは、ユーザ設定データ記録機器2内の起
動用ROM204に格納されており、CPU201によ
って実行される。
【0051】ユーザ設定データ記録機器2は、最初開始
状態にある。対象機器1から送信されたデータを受信す
ると(ステップS31)、受信したデータに機器設定デ
ータがあるか否かを判別する(ステップS32)。機器
設定データがある場合、それをユーザ設定データ記録機
器2に記録することになる。ユーザ設定データ記録機器
2は、受信した機器IDデータをキーとしてFlash
ROM203内を検索し、ユーザ設定データが見つかっ
た場合、既に機器IDデータの組として記録されている
ユーザ設定データに、受信した機器設定データを上書き
する(ステップS33)。一方、ユーザ設定データが見
つからない場合、新たに受信した機器IDデータと機器
設定データをFlashROM203に記録する。この
後、ステップS31の処理に戻る。
【0052】[再設定処理]始めに、ユーザ設定データ
記録機器2に記憶されたユーザ設定データを対象機器1
に再設定する場合の全体的処理を示す。図9はユーザ設
定データを再設定する場合の機器間のタイムライン・ダ
イアグラムを示す図である。同図(A)は対象機器に対
応するユーザ設定データが存在した場合を示し、同図
(B)は対象機器に対応するユーザ設定データが存在し
なかった場合を示す。
【0053】まず、対象機器1で身体情報のデータを読
み取る。読み取られたデータは、認証用データに変換さ
れる。対象機器1がブロードキャストを行う場合、機器
IDデータだけを送信する。ここで、ブロードキャスト
とは、対象機器1の周辺に無線通信可能なユーザ設定デ
ータ記録機器2が複数存在するとき、その全てを対象と
した通信を行うことを意味する。一方、ブロードキャス
トを行わない場合、認証用データと機器IDデータを送
信する。そして、対象機器1は、自身がブロードキャス
トしたか否かを記録しておく。
【0054】ユーザ設定データ記録機器2は、受信した
機器IDデータをキーとしてユーザ設定データ記録機器
2内のデータを検索し、対象機器1に対応するユーザ設
定データが見つかった場合、それと機器IDデータを送
信する。一方、対象機器1に対応するユーザ設定データ
が見つからなかった場合、何も送信しない。
【0055】対象機器1は、先にブロードキャストした
場合、複数の返信を受信することとなる。対象機器1は
受信した複数のユーザ設定データを統計処理し、再設定
を行う。一方、ブロードキャストしていない場合、受信
するデータは1つであるので、単一のユーザ設定データ
に基づき、再設定を行う。このような再設定処理は以下
のD、E、Fの手順で行われる。
【0056】D.対象機器1はユーザ設定データ記録機
器2に機器IDデータ、もしくは機器IDデータと認証
用データを送信する。
【0057】前述した図6に示すように、まず、対象機
器1の電源192を入れて開始状態にする。ユーザは、
対象機器1の指紋センサ107に指4を押し付ける。指
紋センサ107は指4の接触を感知して作動すると(ス
テップS1)、登録開始の行為が行われたか否かを判別
する(ステップS2)。ここでは、登録の開始の行為が
行われていないとする。尚、図3に示すように、指紋セ
ンサ107はシャッタボタン8と組み合わされているの
で、ユーザが意識しなくても指紋センサ107に触れて
再設定可能となっている。尚、再設定を行いたくない場
合、予め指紋センサ107をOFFにしておくことによ
り、再設定は行われない。
【0058】前述したように、ここでは登録開始の行為
が行われないので、そのまま身体情報を読み取ることが
できるか否かを判別する(ステップSS4)。読み取り
に失敗した場合、開始状態に戻る。一方、読み取りが成
功した場合、読み取られたデータは、RAM102に一
時保存され、データ変換部104により認証用データに
変換される(ステップS5)。尚、認証用データに変換
せず、直接、指紋情報を個人識別に使用する場合、この
データ変換作業を行わなくてもよい。また、CPU10
1でデータ変換が行える場合、データ変換部104は必
ずしも設けなくても構わない。さらに、データ変換作業
で暗号化などのセキュリティ処理を行うことも可能であ
る。変換された認証用データはRAM102に記憶され
る。
【0059】そして、登録開始行為を行っていないの
で、ステップS6では登録可能なデータは送信されない
と判断されると、つぎに、対象機器1は機器設定データ
をブロードキャストするか否かを判別する(ステップS
8)。ここで、ブロードキャストを行う場合とは、例え
ば、複数のユーザの嗜好を対象機器1が収集し、その嗜
好を統計処理にかけ再設定する場合である。ブロードキ
ャストを行うか否かは、対象機器1を作成したメーカの
判断による。ブロードキャストを行う場合として考えら
れる対象機器1としては、例えばエアコンなどが挙げら
れる。尚、ユーザがブロードキャストを行うか否かを選
択可能としてもよい。
【0060】ブロードキャストを行う場合、機器IDデ
ータだけを送信する(ステップS9)。送信するデータ
は、後述する図10に示すデータから認証用データを除
いたものとなる。ここで、対象機器1は、ブロードキャ
ストしたか否かをRAM102に記録しておく。ブロー
ドキャストするか否かは、送信するデータに認証用デー
タを付加するか否かで表現される。
【0061】一方、ブロードキャストしない場合、対象
機器1はRAM102に記憶されている認証用データ、
および起動用ROM105あるいはFlashROM1
06に記憶されている機器IDデータをユーザ設定デー
タ記録機器2に送信する(ステップS10)。図10は
ブロードキャストを行わない場合に対象機器からユーザ
設定データ記録機器に送信されるデータを示す図であ
る。
【0062】本実施形態では、通信手段として無線を使
用しているので、単に送信するだけでは使用する周波数
が同じである場合、周辺に存在する全ての対象機器1、
ユーザ設定データ記録機器2に配信されてしまうことに
なる。
【0063】したがって、本実施形態では、対象機器1
が送信するデータに認証用データが付加されている場
合、ユーザ設定データ記録機器2は、受信した認証用デ
ータと予め保持している認証用データとを比較し、両者
が一致している場合、次の検索作業に進み、一致しない
場合、受信したデータを破棄する。また、対象機器1が
送信するデータに認証用データがない場合、ブロードキ
ャスト用のデータであるとみなし、無条件で検索作業に
進むようにする。このように、認証用データは送信アド
レスとしての働きもある。
【0064】本実施形態では、対象機器1はデジタルカ
メラであるので、ブロードキャストは行われない。デー
タを送信する際、RAM102に記憶されている認証用
データをCPU101内で適当な通信プロトコルに変換
し、データ送信部113および無線I/F111を通じ
て無線5で送信する。
【0065】E.ユーザ設定データ記録機器2は、対象
機器1に対応するユーザ設定データを検索し、対象機器
1に対応するユーザ設定データが見つかった場合、それ
を送信し、一方、見つからない場合、送信しない。
【0066】前述した図8に示すように、ユーザ設定デ
ータ記録機器2は、最初開始状態にある。送信されたデ
ータを受信すると(ステップS31)、受信したデータ
に機器設定データがあるか否かを判別する(ステップS
32)。機器設定データがない場合、ユーザ設定データ
記録機器2は対象機器1に対応するデータを送信するこ
とになる。
【0067】つぎに、受信したデータに認証用データが
あるか否かを判別する(ステップS34)。認証用デー
タがある場合、それと、予め登録されているFlash
ROM203に登録済みの認証用データとを照合する
(ステップS35)。この照合を個人識別という。個人
識別の結果、2つのデータが一致するか否かを判別し
(ステップS36)、一致しない場合、開始状態に戻
り、何も送信しない。
【0068】一方、個人識別の結果、2つのデータが一
致すると、つまり、ユーザ設定データ記録機器2が現在
使用しているユーザのものであると判別された場合、受
信した機器IDデータをキーとして対象機器2に対応す
るユーザ設定データが存在するか否かを、FlashR
OM203内で検索する(ステップS37)。
【0069】機器IDデータには、メーカ名、製品名、
製品カテゴリ名、シリアル番号などが含まれているの
で、それをキーワードに使用して検索を行う。多くの場
合、製品名をキーワードにして検索を行うことが最もよ
いとされる。なぜなら、同じ種類の製品だが、別のシリ
アル番号のものでも、ユーザ設定データを使用すること
が可能であるからである。しかし、シリアル番号で比較
してもよいし、製品カテゴリで比較してもよい。また、
ユーザ設定データ記録機器2を製作するメーカが機器I
Dデータのどれを使用して検索するかを決定してもよい
し、ユーザが選択可能にしてもよい。
【0070】ステップS37での検索の結果、対応する
ユーザ設定データがない場合、開始状態に戻り、何も送
信しない。一方、対応するユーザ設定データが存在する
場合、その見つかったユーザ設定データおよび機器ID
データを送信する(ステップS38)。この後、開始状
態に戻る。図11は設定時に返信としてユーザ設定デー
タ記録機器から対象機器に送信するデータを示す図であ
る。
【0071】また、受信した認証用データが一致するの
は、あくまで身体情報を指紋センサにより取得させたユ
ーザである場合に限られる。これにより、もし複数のユ
ーザ設定データ記録機器2が対象機器1の周辺にあった
としても、送信したいユーザのユーザ設定データ記録機
器2に結果的に送信できることになる。
【0072】F.対象機器1は、ある期間内にユーザ設
定データを受信できた場合、そのユーザ設定データに基
づき、再設定を行う。
【0073】前述した図6に示すように、対象機器1
は、ある期間だけユーザ設定データを受信できたか否か
を待つ(ステップS11)。ユーザ設定データを受信で
きない場合、開始状態に戻り、ユーザ設定データを受信
できた場合、それがブロードキャストに対する返信であ
るか否かを判別する(ステップS12)。
【0074】対象機器1は、自身がブロードキャストし
たか否かをRAM102に記録しているので、ブロード
キャストしている場合、受信したデータをそれに対する
返信として扱い、一方、ブロードキャストしていない場
合、単一のユーザからの返信として扱う。
【0075】ステップS12では、対象機器1は、受信
したデータにある機器IDデータが対象機器1自体の機
器IDデータと一致するか否かを比較する。一致する場
合、受信したデータは対象機器1が送信データに対する
返答であるので、処理を行い、一方、一致しない場合、
受信したデータを破棄する。尚、ここでは、機器IDデ
ータを比較するとしたが、機器IDのどの項目を実際に
比較するかは、ユーザ設定データ記録機器2を製作する
メーカが決定してもよいし、ユーザが選択可能であって
もよい。
【0076】ブロードキャストしている場合、受信した
複数のユーザ設定データを統計処理し(ステップS1
3)、統計処理の結果に基づき、対象機器1を再設定し
(ステップS14)、開始状態に戻る。一方、ブロード
キャストしていない場合、受信したユーザ設定データに
基づき、対象機器1を再設定し(ステップS15)、開
始状態に戻る。本実施形態では、ブロードキャストして
いないので、ユーザ設定データ記録機器2から送信され
た図11に示すユーザ設定データを参照してユーザ好み
の設定にデジタルカメラを再設定する。
【0077】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、対象機器では、登録時、先に登録開始の行為を行っ
てから、指を押しつけ認証用データを作成してデータを
送信していたが、これとは逆に、先に指を押しつけて認
証用データを作成し、登録開始の行為が行われてからデ
ータを送信することも可能である。第2の実施形態で
は、後者の場合を具体的に説明する。
【0078】第2の実施形態の情報設定システムは、前
記第1の実施形態と同様の構成を有し、登録開始の行為
と認証用データの作成の順番が異なるだけであるので、
異なる処理についてだけ説明することとする。図12は
第2の実施形態における登録・設定処理手順を示すフロ
ーチャートである。ステップS5以降の処理について
は、前記第1の実施形態と同じであるので、同一のステ
ップ番号を付すことにより、その説明を省略する。
【0079】まず、ユーザは、開始状態にある対象機器
1の指紋センサ107に指4を押し付け、指紋センサ1
07が作動するのを待つ(ステップS1)。指紋センサ
107が作動すると、身体情報(指紋情報)を採取でき
るか否かを判別する(ステップS2A)。採取できない
場合、ステップS1の処理に戻る。
【0080】一方、身体情報(指紋情報)を採取できた
場合、認証用データに変換してRAM102に記録する
(ステップS3A)。
【0081】この後、ある一定期間待ち(ステップS3
B)、その間に登録開始の行為が行われたか否かを判別
する(ステップS4A)。ある一定期間内に登録開始の
行為が行われない場合、再設定であるとして、ステップ
S6以降の処理を行う。一方、ある期間内に登録開始の
行為が行われた場合、登録可能なデータを送信すること
を記録し(ステップS5A)、ステップS6以降の処理
を行う。
【0082】第2の実施形態では、ある一定期間待ち、
その間に登録開始行為が行われた場合、登録可能なデー
タを送信することをRAM102に記録し、ステップS
6の処理に状態を遷移させる。一方、登録開始の行為が
行われない場合、そのままステップS6の処理に状態を
遷移する。そして、一定期間後、RAM102を参照
し、登録可能なデータを送信するように記録されている
か否かを判別する。
【0083】このように、先に認証用データを作成して
から、登録開始の行為が開始されたか否かを判断するこ
とも可能である。
【0084】[第3の実施形態]第3の実施形態は、前
記第2の実施形態と同様、先に指を押しつけて認証用デ
ータを作成し、登録開始の行為が行われてからデータを
送信する場合を示す。図13は第3の実施形態における
登録・設定処理手順を示すフローチャートである。前記
第2の実施形態と同一のステップ処理については同一の
ステップ番号を付すこととする。
【0085】すなわち、ステップS3Aで、採取した身
体情報(指紋情報)を認証用データに変換してRAM1
02に記録した後、登録開始の行為か再設定の行為かを
明示的にユーザに選択させる(ステップS4B)。例え
ば、対象機器1に登録ボタン、再設定ボタンを設置し、
ユーザに必ずどちらかを押させるようことである。
【0086】ユーザが登録ボタンを押した場合、登録可
能なデータを送信するように、RAM102に記録し
(ステップS5A)、ステップS6の処理に状態を遷移
させる。一方、ユーザが再設定ボタンを押した場合、ス
テップS6の処理に状態を遷移させる。いずれのボタン
をユーザが選択しても、ステップS6の処理では、対象
機器1はRAM102を参照し、登録可能なデータを送
信するか否かを判別する。
【0087】このように、先に認証用データを作成して
から、登録開始の行為が開始されたか再設定の行為が行
われたかを判断することも可能である。
【0088】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0089】上記実施形態では、デジタルカメラの機能
を設定する場合を示したが、設定可能な電子機器は特に
限定されるものではなく、全て対象となる。例えば、
車のシートの角度や位置、マッサージ椅子の背持たれ
の角度、マッサージの方法、強度や位置、音響機器の
音量、サラウンド、スピーカの方向の設定、ビデオで
よく録画する番組の録画設定、照明器具の照度度合、
向き、風呂の量や湯加減、エアコンの気温、風量調
整など、使用対象や使用状況は多岐に亘る。
【0090】また、上記実施形態では、センサとして身
体の特徴を測定する指紋センサを使用したが、別のセン
サを使用してもよいことは勿論である。例えば、人間の
目の虹彩の模様は、指紋と同様に個人差があるので、デ
ジタルカメラのファインダに虹彩センサを取り付け、フ
ァインダをユーザが覗いたら虹彩センサが作動し、虹彩
の画像情報データ、もしくはそのデータ変換として認証
用データを作成してもよい。
【0091】さらに、他の実施形態として、人間の髪、
唾液、汗などに含まれるDNA情報を使用することも可
能である。DNA情報は個人差があるので、髪、唾液、
汗などのセンサを設けてDNA情報を読み取り、認証用
データを作成することも可能である。またさらに、声紋
も同じように個人差があるので、対象機器にマイク(セ
ンサ)を設け、ユーザが声を発生し、その声紋を採取す
ることで各人毎に異なる声紋情報を取得し、取得した声
紋情報から認証用データを作成してもよい。
【0092】また、上記実施形態では、対象機器として
デジタルカメラを、ユーザ設定データ記録機器の形態と
して腕時計を想定しているが、それ以外の形態でも本発
明は適用可能である。例えば、対象機器として、デジタ
ルカメラ以外に照明器具、音響システム、シート等が挙
げられる。また、ユーザ設定データ記録機器として、携
帯電話、PDA、携帯音楽プレーヤなどが挙げられる。
但し、対象機機とユーザ設定データ機器との間で送受信
される機器設定データ(図7、図11)の項目は、対象
機器1の種別によって異なる。例えば、対象機器1が音
響機器である場合、図7や図11に設けられた「シャッ
タスピード」、「AF ON/OFF」などの項目はな
くなり、その代わりに音響、サラウンドの種類(Mov
ie、Hallなど)、スピーカの方向などの項目が加
えられる。
【0093】また、図1、図2では、フラッシュ(Fl
ash)ROM106、203をデータ保存用としてい
るが、ハードディスクドライブ(HDD)などの他の記
録媒体であってもよい。同様に、データ受信部112、
212、データ送信部113、213は、これらが一体
化されたデータ送受信部としてもよい。
【0094】また、無線の伝送方式、周波数など、その
種類も特に限定されない。さらに、赤外線、無線LA
N、超音波、光などを用いてもよい。また、本実施形態
では、通信媒体として無線を使用したが、有線でもよい
ことは勿論である。さらに、人体を通信媒体とした通信
方法が知られているが、それでもよい。
【0095】またさらに、対象機機およびユーザ設定デ
ータ記録機器に、データを送信する前に暗号化すること
も可能である。その場合、各機器に、データを暗号化す
る機能が必要である。暗号化は、CPU101、201
が行ってもよいし、暗号を専門に行うチップを用意して
もよい。同時に、暗号化を行う場合、対象機器およびユ
ーザ設定データ記録機器のいずれも、暗号化されたデー
タを受信し、それを元のデータに戻す解読機能を有する
必要がある。元のデータに戻す解読作業は、CPU10
1、201が行ってもよいし、暗号を解読する作業を専
門に行うチップを用意してもよい。また、本発明では、
その暗号化方式は特に規定されない。
【0096】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記録媒体を、システムあるいは装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
いうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現する
ことになり、そのプログラム、あるいはそのプログラム
を記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0097】上記実施形態では、図6、図8のフローチ
ャートに示すプログラムコードは記憶媒体であるROM
に格納されている。プログラムコードを供給する記憶媒
体としては、ROMに限らず、例えばフロッピー(登録
商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、不揮
発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0098】以上示したように、本発明は、一度自分用
に設定した機器の設定内容を、設定データとしてユーザ
が携帯する機器に保持し、ユーザが携帯する機器に保存
された設定データを、センサがユーザを検知することを
きっかけとして設定したい機器に送信する。これによ
り、ユーザが手作業による再設定を行う手間を省くこと
ができる。
【0099】ここで、上記実施形態として挙げた、指紋
と組み合わせたケース(先行事例)として、技術論文
「指紋認識に基づくユーザインタフェース」(平成11
年3月発行の刊行物「インタラクション’99」の16
9頁〜176頁に掲載)が知られている。この論文の中
で、「Finger Storage(FingerM
emo)」という技術(以下、単にFinger St
orage)が提案されている。Finger Sto
rageの特徴として、「異なる端末間でのデータのコ
ピーを、指を介して行えること」が挙げられている。
【0100】しかし、Finger Storageの
具体的実現方法として、「指が別の端末を触った際にF
inger ID Tableの指紋パターンとマッチ
ングを行い、その指に対応するデータオブジェクトをネ
ットワーク経由で取得する。」とある。Finger
Storageは指紋パターンとデータの組を、Fin
ger ID Tableとして保持しており、データ
の検索に指紋パターンを用いる。言い換えると、手の指
紋のみを使用すると、最大10組までしか保持できな
い。
【0101】これに対し、本発明では、指紋とデータは
ペアではないので、FingerStorageのよう
な10組という制限は生じない。また、本発明では、ユ
ーザ設定データ記録機器に保存されているデータを検索
するとき、機器IDデータ、例えば、シリアル番号や製
品名を検索キーとして使用するのに対し、Finger
Storageでは指紋パターンをキーとしデータを
検索する点が相違点として挙げられる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、一度設定した機器を使
用する度にユーザが手作業で設定し直すという煩雑さを
解消できる。また、数パターンの設定データを選択する
という行為をユーザに強いることを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象機器としてのデジタルカメラに組み込まれ
た情報設定部の構成を示すブロック図である。
【図2】ユーザ設定データ記録機器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】ユーザがデジタルカメラの各種機能の設定を行
う様子を示す図である。
【図4】ユーザ設定データ記録機器と対象機器との間で
行われる機能の設定を示す図である。
【図5】登録時の機器間のタイムライン・ダイアグラム
を示す図である。
【図6】対象機器における登録・設定処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】登録時に対象機器からユーザ設定データ記録機
器に送信するデータを示す図である。
【図8】ユーザ設定データ記録機器における登録・設定
処理手順を示すフローチャートである。
【図9】ユーザ設定データを再設定する場合の機器間の
タイムライン・ダイアグラムを示す図である。
【図10】ブロードキャストを行わない場合に対象機器
からユーザ設定データ記録機器に送信されるデータを示
す図である。
【図11】設定時に返信としてユーザ設定データ記録機
器から対象機器に送信するデータを示す図である。
【図12】第2の実施形態における登録・設定処理手順
を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施形態における登録・設定処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 対象機器 2 ユーザ設定データ記録機器 8 シャッタボタン 101、201 CPU 104 データ変換部 106、203 FlashROM 107 指紋センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 101:00 H04N 101:00

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器に、第2の機器を使って情報
    を設定する情報設定システムであって、 前記第1の機器の機器固有情報を前記第2の機器に送信
    する第1の送信手段と、 前記第1の機器から受信した前記機器固有情報を基に、
    前記第2の機器に保存された前記第1の機器に応じた設
    定データを検索する検索手段と、 該検索された設定データを前記第2の機器から前記第1
    の機器に送信する第2の送信手段と、 前記第2の機器から受信した前記設定データを基に、前
    記第1の機器に情報を設定する設定手段とを備えたこと
    を特徴とする情報設定システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の機器は、前記第2の機器を所
    持するユーザの識別情報を取得する取得手段を備え、前
    記第1の送信手段により前記取得した識別情報を前記機
    器固有情報とともに前記第2の機器に送信し、 前記第2の機器は、前記第1の機器から受信した前記識
    別情報を基に、個人を認証する認証手段を備え、前記個
    人が認証された場合、前記検索手段により前記機器固有
    情報を基に、前記第1の機器に応じた設定データを検索
    することを特徴とする請求項1記載の情報設定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第1の機器は、前記第2の機器に設
    定データを登録することを開始するか否かを判別する登
    録開始判別手段と、 前記登録を開始する場合、前記機器固有情報および前記
    設定データを送信する第3の送信手段とを備え、 前記第2の機器は、前記機器固有情報および前記設定デ
    ータを受信する受信手段と、該受信した前記機器固有情
    報および前記設定データを保存する保存手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の情報設定システム。
  4. 【請求項4】 前記取得手段は、前記ユーザの身体情報
    を検出する検出手段と、該検出された身体情報から認証
    用データを生成する認証用データ生成手段とを備え、該
    生成された認証用データを前記識別情報として取得し、 前記登録開始判別手段は、前記認証用データが生成され
    る前、前記登録することを開始するか否かを判別するこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報設定システム。
  5. 【請求項5】 前記取得手段は、前記ユーザの身体情報
    を検出する検出手段と、該検出された身体情報から認証
    用データを生成する認証用データ生成手段とを備え、該
    生成された認証用データを前記識別情報として取得し、 前記登録開始判別手段は、前記認証用データが生成され
    た後、前記登録することを開始するか否かを判別するこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報設定システム。
  6. 【請求項6】 前記登録開始判別手段は、前記認証用デ
    ータが生成された後、所定期間待機し、該待機中にユー
    ザによる登録の開始の行為があった場合、前記登録を開
    始することを特徴とする請求項5記載の情報設定システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記登録開始判別手段は、前記認証用デ
    ータが生成された後、ユーザによる登録の開始の行為あ
    るいはユーザによる再設定の行為のいずれがあったかを
    判別し、該ユーザによる登録の開始の行為があった場
    合、前記登録を開始することを特徴とする請求項5記載
    の情報設定システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の機器および前記第2の機器
    は、それぞれ情報を暗号化する暗号化手段を備え、該暗
    号化された情報の送受信を行うことを特徴とする請求項
    1記載の情報設定システム。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は、指紋情報を検出する指
    紋センサであることを特徴とする請求項4または5記載
    の情報設定システム。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、虹彩情報を検出する
    虹彩センサであることを特徴とする請求項4または5記
    載の情報設定システム。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、DNA情報を検出す
    るDNAセンサであることを特徴とする請求項4または
    5記載の情報設定システム。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、声紋情報を検出する
    マイクであることを特徴とする請求項4または5記載の
    情報設定システム。
  13. 【請求項13】 第1の機器に、第2の機器を使って情
    報を設定する情報設定方法であって、 前記第1の機器の機器固有情報を前記第2の機器に送信
    する工程と、 前記第1の機器から受信した前記機器固有情報を基に、
    前記第2の機器に保存された前記第1の機器に応じた設
    定データを検索する工程と、 該検索された設定データを前記第2の機器から前記第1
    の機器に送信する工程と、 前記第2の機器から受信した前記設定データを基に、前
    記第1の機器に情報を設定する工程とを有することを特
    徴とする情報設定方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の機器を所持するユーザの識
    別情報を取得する工程と、 該取得した識別情報を前記機器固有情報とともに前記第
    2の機器に送信する工程と、 前記第1の機器から受信した前記識別情報を基に、個人
    を認証する工程とを有し、 前記個人が認証された場合、前記機器固有情報を基に、
    前記第1の機器に応じた設定データを検索することを特
    徴とする請求項13記載の情報設定方法。
  15. 【請求項15】 機器固有情報を設定データ記録機器に
    送信する送信手段と、 前記設定データ記録機器から受信した設定データを基
    に、情報を設定する設定手段とを備えた対象機器であっ
    て、 前記設定データ記録機器は、受信した前記機器固有情報
    を基に、前記対象機器に応じた設定データを検索し、該
    検索された設定データおよび前記機器固有情報を前記対
    象機器に送信する情報設定システムに用いられることを
    特徴とする対象機器。
  16. 【請求項16】 前記設定データ記録機器を所持するユ
    ーザの識別情報を取得する取得手段を備え、 前記送信手段は前記取得した識別情報を前記機器固有情
    報とともに前記設定データ記録機器に送信し、 前記設定データ記録機器は、前記対象機器から受信した
    前記識別情報を基に、個人を認証し、前記個人が認証さ
    れた場合、前記機器固有情報を基に、前記対象機器に応
    じた設定データを検索することを特徴とする請求項15
    記載の対象機器。
  17. 【請求項17】 対象機器から受信した機器固有情報を
    基に、前記対象機器に応じた設定データを検索する検索
    手段と、 該検索された設定データおよび前記機器固有情報を前記
    対象機器に送信する送信手段とを備え、 前記対象機器は、前記機器固有情報を前記設定データ記
    録機器に送信し、前記設定データ記録機器から受信した
    設定データに基づき、情報を設定する情報設定システム
    に用いられることを特徴とする設定データ記録機器。
  18. 【請求項18】 前記設定データ記録機器を所持するユ
    ーザの識別情報を、前記対象機器から受信し、該受信し
    た識別情報を基に、個人を認証する認証手段を備え、 前記個人が認証された場合、前記対象機器から受信した
    機器固有情報を基に、前記対象機器に応じた設定データ
    を検索し、 前記対象機器は、識別情報を取得し、該取得した識別情
    報および前記機器固有情報を前記設定データ記録機器に
    送信することを特徴とする請求項17記載の設定データ
    記録機器。
  19. 【請求項19】 第1の機器に、第2の機器を使って情
    報を設定する情報設定システムに搭載され、該情報設定
    システムを制御するコンピュータによって実行されるプ
    ログラムを格納する記憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記第1の機器の機器固有情報を前記第2の機器に送信
    する手順と、 前記第1の機器から受信した前記機器固有情報を基に、
    前記第2の機器に保存された前記第1の機器に応じた設
    定データを検索する手順と、 該検索された設定データを前記第2の機器から前記第1
    の機器に送信する手順と、 前記第2の機器から受信した前記設定データを基に、前
    記第1の機器に情報を設定する手順とを含むことを特徴
    とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記プログラムは、前記第2の機器を
    所持するユーザの識別情報を取得する手順と、 該取得した識別情報を前記機器固有情報とともに前記第
    2の機器に送信する手順と、 前記第1の機器から受信した前記識別情報を基に、個人
    を認証する手順とを含み、 前記個人が認証された場合、前記機器固有情報を基に、
    前記第1の機器に応じた設定データを検索することを特
    徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 第1の機器に、第2の機器を使って情
    報を設定する情報設定システムを制御するコンピュータ
    によって実行される情報設定プログラムであって、 前記第1の機器の機器固有情報を前記第2の機器に送信
    する手順と、 前記第1の機器から受信した前記機器固有情報を基に、
    前記第2の機器に保存された前記第1の機器に応じた設
    定データを検索する手順と、 該検索された設定データを前記第2の機器から前記第1
    の機器に送信する手順と、 前記第2の機器から受信した前記設定データを基に、前
    記第1の機器に情報を設定する手順とを含むことを特徴
    とする情報設定プログラム。
  22. 【請求項22】 前記第2の機器を所持するユーザの識
    別情報を取得する手順と、 該取得した識別情報を前記機器固有情報とともに前記第
    2の機器に送信する手順と、 前記第1の機器から受信した前記識別情報を基に、個人
    を認証する手順とを含み、 前記個人が認証された場合、前記機器固有情報を基に、
    前記第1の機器に応じた設定データを検索することを特
    徴とする請求項21記載の情報設定プログラム。
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