JP2002130470A - 変速機用駆動装置 - Google Patents

変速機用駆動装置

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JP2002130470A
JP2002130470A JP2000331003A JP2000331003A JP2002130470A JP 2002130470 A JP2002130470 A JP 2002130470A JP 2000331003 A JP2000331003 A JP 2000331003A JP 2000331003 A JP2000331003 A JP 2000331003A JP 2002130470 A JP2002130470 A JP 2002130470A
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Japan
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actuator
transmission
switching shaft
ball screw
ball
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Ryohei Yamauchi
山内  良平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速動作を行なわせる為のアクチュエータの
設置位置の自由度を向上させ、自動車設計の容易化を図
る。 【解決手段】 シフト動作の為にスプラインチューブ5
を回転駆動する為の第二のアクチュエータ11の出力
を、ボーデンワイヤ26により、上記スプラインチュー
ブ5に伝達する。この構成により、上記第二のアクチュ
エータ11の設置位置の自由度を向上させて、上記課題
を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る変速機用駆動
装置は、自動車用変速機の変速比を自動的に、或は運転
者の指示に従って切り替える為の駆動装置に関し、設置
空間の自由度を向上させる事により、自動車設計の容易
化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の変速機として従来から、運転
者がクラッチペダルと共にシフトレバーを操作する事に
よりギヤを切り換える手動変速機、或は運転状況に応じ
て変速機を自動的に切り換える自動変速機が、広く使用
されている。又、このうちの自動変速機としては、複数
組の遊星歯車機構を組み合わせたもの、可変式のプーリ
と無端ベルトとを組み合わせたもの、対となるディスク
同士の間に挟持したパワーローラの傾斜角度を変えるも
の等が、従来から使用されている。更に、従来手動変速
機として使用されていた変速ユニットの切り換えを自動
的に行なえる様にすると共に、クラッチの断接を自動的
に行なえる様にした自動車用変速機も、操作が容易で、
しかも伝達効率が一般的な自動変速機に比べて高い事、
更には小型・軽量で低コストにできる事から、近年使用
される様になっている。
【0003】この様な自動車用変速機で変速ユニットを
構成するギヤの切り換えを行なう為の構造として従来か
ら、油圧式のもの、或は特開平2−273051号公報
に記載されている様な機械式のもの等、各種構造のもの
が知られている。周知の様に、上記変速ユニットは、切
換シャフトを軸方向に変位する事によりセレクト動作
(一般的な手動式フロアシフト車でシフトレバーを車両
の幅方向に変位させる事により行なう動作で、変速の為
のギヤを選択する動作)を、同じく回転させる事により
シフト動作(同じくシフトレバーを車両前後方向に変位
させる事により行なう動作で、選択したギヤに対応する
シンクロメッシュ機構を結合する動作)を、それぞれ行
なわせる。
【0004】例えば、図2に示す様に、前進5段(1速
〜5速)、後退1段(R)の6種類の変速状態を実現す
る変速ユニットで考えた場合、セレクト動作では、何れ
の変速状態ともならない(シンクロメッシュ機構がフリ
ー状態となっている)ニュートラル状態のまま、図2の
左右方向両端位置と左右方向中央位置との3種類の位置
を選択する。又、シフト動作では、このニュートラル状
態での3種類の位置から、何れかの方向(図2の上方又
は下方)に変位させ、何れかのシンクロメッシュ機構を
接続状態として、何れかの変速状態とする。
【0005】上述の様なセレクト動作とシフト動作とを
自動的に行なわせる為には、変速ユニットに組み込んだ
切換シャフトを軸方向に変位させるセレクト動作を行な
わせる為の第一のアクチュエータと、選択したギヤを噛
合状態にすべく上記切換シャフトを回転させるシフト動
作を行なわせる為の第二のアクチュエータとを設ける必
要がある。
【0006】
【本発明に先立って発明した構造】この様な事情に鑑み
て本発明者は先に、図3〜4に示す様な変速機用駆動装
置を発明した。先ず、この先発明に係る構造に就いて説
明する。図示しない変速ユニットの変速状態を切り替え
る切換シャフト1は、この変速ユニットを収納した、図
示しない変速機ケースに設けた通孔から、この変速機ケ
ース外に突出している。上記切換シャフト1を軸方向に
変位させたり回転させる為の変速機用駆動装置は、上記
変速機ケースの外面に取付固定するハウジング2に組み
付けている。このハウジング2は、収納筒部3の基端部
(図3の左端部)に取付フランジ4を設けたもので、こ
の収納筒部3の基端側開口を上記変速機ケースの通孔に
整合させた状態で、この変速機ケースの外面に結合固定
される。
【0007】上記収納筒部3内にはスプラインチューブ
5の両端部を、それぞれが単列深溝型である、1対の玉
軸受6a、6bにより、回転のみ自在に支持している。
図示の例では、上記スプラインチューブ5の基半部(図
3の左半部)内周面を先半部(図3の右半部)内周面よ
りも少し小径にすると共に、このうちの基半部内周面を
雌スプライン部7としている。又、上記スプラインチュ
ーブ5内には、上記切換シャフト1の先端部に、この切
換シャフト1と同心に結合された(図示の例ではこの切
換シャフト1と一体に設けられた)押し引きロッド8を
挿通している。図示の例では、この押し引きロッド8の
基半部(図3の左半部)外周面を先半部(図3の右半
部)外周面よりも少し大径にすると共に、このうちの基
半部外周面を雄スプライン部9としている。そして、こ
の雄スプライン部9を上記雌スプライン部7に、円周方
向に関してがたつきなく、軸方向に関して摺動自在にス
プライン係合させている。
【0008】上記スプラインチューブ5と上記押し引き
ロッド8とのうち、押し引きロッド8の先端部(図3の
右端部)には第一のアクチュエータ10の出力部を結合
し、この押し引きロッド8を軸方向に変位自在としてい
る。この第一のアクチュエータ10は、後述する図4に
示した第二のアクチュエータ11と同様に、電動モータ
とボールスプライン式の送りねじ機構とを組み合わせ
た、電動式リニアアクチュエータである。又、上記第一
のアクチュエータ10と上記切換シャフト1との間に設
ける動力伝達機構に関する詳しい図示並びに説明は省略
するが、この動力伝達機構は、上記切換シャフト1の回
転を許容しつつ、この切換シャフト1を軸方向に変位さ
せる機能を有する。
【0009】一方、上記スプラインチューブ5の中間部
基端寄り部分には揺動腕12の基端部(図3〜4の上端
部)に設けた支持環13を、上記スプラインチューブ5
に対する相対回転を不能にした状態で外嵌固定してい
る。この為に図示の例では、上記支持環13の内周面と
上記スプラインチューブ5の外周面との間にキー14を
掛け渡している。上記揺動腕12には、上記スプライン
チューブ5の径方向に長い係合孔15を設け、この係合
孔15に係合させた係合ピン16を、第二のアクチュエ
ータ11により押し引き自在としている。変速ユニット
のシフト動作を行なう際には、この第二のアクチュエー
タ11により上記係合ピン16を押し引きし、上記揺動
腕12を介して上記スプラインチューブ5を所定角度揺
動変位させる。このスプラインチューブ5の揺動は、前
記雌スプライン部7と前記雄スプライン部9とのスプラ
イン係合に基づいて前記切換シャフト1に伝わり、上記
シフト動作が行なわれる。
【0010】上記第二のアクチュエータ11は、図4に
示す様に、電動モータ17と、ボールねじ式の送りねじ
装置18とを組み合わせたリニアアクチュエータであ
る。この送りねじ装置18を構成するボールねじ19
は、アクチュエータハウジング20内に、単列深溝型の
玉軸受21により回転のみ自在に支持されており、上記
電動モータ17への通電に基づいて、所望方向に回転駆
動される。この様なボールねじ19の周囲にはボールナ
ット22を配置し、これらボールねじ19とボールナッ
ト22とを、複数個のボールを介して係合させている。
【0011】又、このボールナット22の先端面(図4
の左端面)に突設した結合部には、請求項に記載した出
力部材である、出力ロッド23の基端部(図4の右端
部)を結合固定している。この出力ロッド23は上記第
二のアクチュエータ11を構成するケース29内に、滑
り軸受33により、軸方向の変位自在に支持されてい
る。又、上記出力ロッド23は、上記ケース29の開口
部に装着したシールリング34の内側に挿通している。
そして、上記出力ロッド23の先端部(図4の左端部)
に支持した係合ピン16を、前記揺動腕12に設けた係
合孔15に係合させている。従って、上記出力ロッド2
3及びこの出力ロッド23の基端部を結合固定した上記
ボールナット22が回転する事はない。この為、上記電
動モータ17により上記ボールねじ19を所望方向に回
転させれば、上記ボールナット22及び出力ロッド23
が軸方向(図3の表裏方向、図4の左右方向)に変位
し、上記揺動腕12を介して前記スプラインチューブ5
を回転させ、図示しない変速ユニットにシフト動作を行
なわせる。
【0012】尚、前記収納筒部3の一部には通孔24を
設け、この通孔24を通じて、上記揺動腕12をこの収
納筒部3外に突出させている。これに伴って、この収納
筒部3の内周面と上記スプラインチューブ5の外周面と
の間部分で上記通孔24を軸方向両側から挟む2個所位
置にはそれぞれシールリング25a、25bを設けてい
る。これら各シールリング25a、25bは、上記通孔
24から上記収納筒部3内に入り込んだ異物が、前記各
玉軸受6a、6bや変速機ユニット内に入り込むのを防
止する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な先に考えた
変速機用駆動装置は、セレクト動作を行なわせる為の第
一のアクチュエータ10及びシフト動作を行なわせる為
の第二のアクチュエータ11を、何れも切換シャフト1
及びスプラインチューブ5を収納したハウジング2に隣
接する状態で設置している。そして、このハウジング2
に対する上記第一、第二のアクチュエータ10、11の
設置位置の自由度が小さい。この為、自動車の設計を行
なう際に、変速ユニットを収納した変速機ケースに隣接
する部分に、上記ハウジング2だけでなく、上記第一、
第二のアクチュエータ10、11を設置する為の空間も
確保する必要がある。
【0014】手動変速機の変速ユニットを使用して、ク
ラッチペダルが不要な自動変速機或は半自動変速機を構
成する場合には、元々は手動変速機を搭載していた自動
車の車体をそのまま利用する場合が多い。この為、上記
第一、第二のアクチュエータ10、11の設置空間を確
保する事が難しい場合が多く、自動変速機或は半自動変
速機の実現を妨げる原因となる場合がある。これに対し
て、上記第一、第二のアクチュエータの一方又は双方
を、上記変速機ケースから離れた場所に設置できるので
あれば、自動車設計の自由度が増し、元々は手動変速機
を搭載していた自動車の車体をそのまま利用しつつ、自
動変速機或は半自動変速機を容易に実現できる事にな
る。本発明の変速機用駆動装置は、この様な事情に鑑み
て発明したものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の変速機用駆動装
置は、従来から考えられている変速機用駆動装置と同様
に、軸方向変位及び回転に伴って変速状態を切り換える
切換シャフトと、複数のギヤのうちから所望のギヤを選
択可能にすべく、この切換シャフトを軸方向に変位させ
るセレクト動作を行なわせる為の第一のアクチュエータ
と、選択したギヤを噛合状態にすべく上記切換シャフト
を回転させるシフト動作を行なわせる為の第二のアクチ
ュエータとを備える。
【0016】特に、本発明の変速機用駆動装置に於いて
は、上記第一、第二のアクチュエータのうちの少なくと
も一方のアクチュエータの出力部材と上記切換シャフト
を駆動する部分との間に、アウターチューブ内にインナ
ーケーブルを挿通して成るボーデンワイヤ(プッシュ・
プルワイヤケーブル)を、このインナーケーブルの一端
を上記出力部材に結合すると共に、このインナーケーブ
ルの他端を上記切換シャフトを駆動する部分に結合した
状態で設けている。又、上記アクチュエータとして好ま
しくは、ボールねじ軸と、このボールねじ軸の周囲に複
数個のボールを介して係合したボールナットと、このボ
ールナットと上記ボールねじとのうちの一方の部材を回
転駆動する電動モータと、これらボールナットとボール
ねじとのうちの他方の部材の直線運動を取り出す為の出
力部材とを備えたものを使用する。
【0017】
【作用】上述の様に構成する本発明の変速機用駆動装置
の場合には、ボーデンワイヤを介して切換シャフトを駆
動するアクチュエータを、変速ユニットを収納した変速
機ケースから離れた位置に設置できる。この為、この変
速機ケースの近傍に上記アクチュエータを設置すべき空
間がなくても、手動変速機を構成する変速ユニットを利
用して自動変速機或は半自動変速機を実現できる為、自
動車の設計が容易になる。又、上記アクチュエータとし
て、ボールねじ機構を組み込んだ電動式のものを使用す
れば、正逆何れの方向に関しても伝達効率が良好な構造
を実現して、少ないエネルギで円滑な動作を実現でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
例を示している。尚、本例の構造のうち、変速機用駆動
装置部分の構造に就いては、前述の図3に示した先に考
えた構造の場合と同様であるから、同等部分に関する図
示並びに説明は省略若しくは簡略にし、以下、本発明の
特徴部分を中心に説明する。
【0019】上記変速機用駆動装置を構成するスプライ
ンチューブ5を回転方向に揺動変位させる為、このスプ
ラインチューブ5の中間部外周面に外嵌固定した揺動腕
12の先端部(図1の下端部)とこのスプラインチュー
ブ5を回転方向に駆動する為の第二のアクチュエータ1
1との間に、ボーデンワイヤ26を設けている。この第
二のアクチュエータ11を構成するボールナット22或
は出力ロッド23とケース29との間には、これらボー
ルナット22及び出力ロッド23の回転を防止する為の
回り止め機構を設けている。
【0020】又、上記ボーデンワイヤ26は、アウター
チューブ27にインナーケーブル28を挿通して成る周
知構造を有するもので、このアウターチューブ27の一
端開口から露出した上記インナーケーブル28の一端を
押し引きする事により、上記アウターチューブ27の他
端開口から露出した上記インナーケーブル28の他端が
押し引きされる。この様なボーデンワイヤ26を構成す
るアウターチューブ27の両端部のうち、一端(図1の
右下端)は、上記第二のアクチュエータ11を構成する
ケース29にその基端部を固定した、入力側支持ブラケ
ット30に、1対のナット31、31により支持固定し
ている。これに対して、上記アウターチューブ27の他
端(図1の左上端)は、上記スプラインチューブ5を収
納したハウジング2の外面に固定した出力側支持ブラケ
ット32に、やはり1対のナット31、31により支持
固定している。
【0021】そして、上記アウターチューブ27の両端
開口から露出した上記インナーケーブル28の両端部の
うちの一端部を、上記第二のアクチュエータ11の出力
ロッド23の先端部に結合固定している。これに対し
て、上記インナーケーブル28の他端部は、前記揺動腕
12の先端部に結合固定している。従って上記第二のア
クチュエータ11を構成する電動モータ17への通電に
基づいて上記出力ロッド23を軸方向に変位させれば、
上記インナーケーブル28が上記揺動腕12を介して上
記スプラインチューブ5を所望方向に所望角度だけ回動
させて、図示しない変速ユニットにシフト動作を行なわ
せる。
【0022】上述の様に構成する本発明の変速機用駆動
装置の場合には、上記インナーケーブル28を介して上
記スプラインチューブ5を回転駆動する第二のアクチュ
エータ11を、変速ユニットを収納した変速機ケースか
ら離れた位置に設置できる。この為、この変速機ケース
の近傍に上記第二のアクチュエータ11を設置すべき空
間がなくても、手動変速機を構成する変速ユニットを利
用して自動変速機或は半自動変速機を実現する為の設計
が容易になる。
【0023】尚、図示の例では、シフト動作を行なわせ
るべく、上記スプラインチューブ5を回転駆動する為の
第二のアクチュエータ11の出力部とこのスプラインチ
ューブ5との間にボーデンワイヤ26を設けた場合に就
いて示した。これに対して、切換シャフト1を軸方向に
変位させる為の第一のアクチュエータ10(図3)の出
力部とこの切換シャフト1の端部との間にボーデンワイ
ヤを設け、この第一のアクチュエータ10の設置位置の
自由度を向上させる事もできる。
【0024】又、アクチュエータとしても、電動モータ
と送りねじ機構とを組み合わせた電動式のものに限ら
ず、油圧式のものでも良い。即ち、油圧シリンダの如き
油圧式のアクチュエータにより変速ユニットを駆動する
構造であっても、ボーデンワイヤを使用する事によりア
クチュエータの設置位置の自由度を向上させて、元々は
手動変速機を搭載していた自動車の車体をそのまま利用
しつつ、自動変速機或は半自動変速機を容易に実現でき
る。但し、図示の例の様に、ボールねじ機構を組み込ん
だ電動式のものを使用すれば、正逆何れの方向に関して
も伝達効率が良好な構造を実現して、少ないエネルギで
円滑な動作を実現できる。この場合に、図示の例とは逆
に、軸方向の変位を抑えられたボールナットを電動モー
タにより回転駆動し、このボールナットの回転に伴って
ボールねじを軸方向に変位させる様に構成しても良い、
この場合には、このボールねじそのものを出力ロッドに
しても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、従来手動変速機として使用されていた変速
ユニットの切り換えを自動的に行なえる様にした自動車
の設計を容易化して、この様な自動車の普及に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
【図2】変速ユニットの変速パターンの1例を示す図。
【図3】先に考えた構造の1例を示す断面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【符号の説明】 1 切換シャフト 2 ハウジング 3 収納筒部 4 取付フランジ 5 スプラインチューブ 6a、6b 玉軸受 7 雌スプライン部 8 押し引きロッド 9 雄スプライン部 10 第一のアクチュエータ 11 第二のアクチュエータ 12 揺動腕 13 支持環 14 キー 15 係合孔 16 係合ピン 17 電動モータ 18 送りねじ装置 19 ボールねじ 20 アクチュエータハウジング 21 玉軸受 22 ボールナット 23 出力ロッド 24 通孔 25a、25b シールリング 26 ボーデンワイヤ 27 アウターチューブ 28 インナーケーブル 29 ケース 30 入力側支持ブラケット 31 ナット 32 出力側支持ブラケット 33 滑り軸受 34 シールリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向変位及び回転に伴って変速状態を
    切り換える切換シャフトと、複数のギヤのうちから所望
    のギヤを選択可能にすべく、この切換シャフトを軸方向
    に変位させるセレクト動作を行なわせる為の第一のアク
    チュエータと、選択したギヤを噛合状態にすべく上記切
    換シャフトを回転させるシフト動作を行なわせる為の第
    二のアクチュエータとを備えた変速機用駆動装置に於い
    て、この第二のアクチュエータと上記第一のアクチュエ
    ータとのうちの少なくとも一方のアクチュエータの出力
    部材と上記切換シャフトを駆動する部分との間に、アウ
    ターチューブ内にインナーケーブルを挿通して成るボー
    デンワイヤを、このインナーケーブルの一端を上記出力
    部材に結合すると共に、このインナーケーブルの他端を
    上記切換シャフトを駆動する部分に結合した状態で設け
    ている事を特徴とする変速機用駆動装置。
  2. 【請求項2】 第一、第二のアクチュエータのうちの少
    なくとも一方のアクチュエータが、ボールねじ軸と、こ
    のボールねじ軸の周囲に複数個のボールを介して係合し
    たボールナットと、このボールナットと上記ボールねじ
    とのうちの一方の部材を回転駆動する電動モータと、こ
    れらボールナットとボールねじとのうちの他方の部材の
    直線運動を取り出す為の出力部材とを備えたものであ
    る、請求項1に記載した変速機用駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10338777A1 (de) * 2003-08-23 2005-03-24 Adam Opel Ag Betätigungsvorrichtung mit Seilzug
JP2007154923A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Keio Gijuku フレキシブルアクチュエータ
JP2009528492A (ja) * 2006-03-02 2009-08-06 エラシス−ソシエタ コンソルティーレ ペル アチオニ コントロールデバイスを備えた自動車用トランスミッションユニット

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