JP2002128401A - エレベーターの運転方式 - Google Patents

エレベーターの運転方式

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JP2002128401A
JP2002128401A JP2000321348A JP2000321348A JP2002128401A JP 2002128401 A JP2002128401 A JP 2002128401A JP 2000321348 A JP2000321348 A JP 2000321348A JP 2000321348 A JP2000321348 A JP 2000321348A JP 2002128401 A JP2002128401 A JP 2002128401A
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JP
Japan
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car
acceleration
elevator
switching means
rated speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000321348A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Sakata
義喜 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加減速時の重圧感や耳への不快感を無くし、
かつ輸送能力の低下を少なくすることのできるエレベー
ターの運転方式を提供する。 【解決手段】 乗りかご1内に、乗りかご1が定格速度
に達するまでの加速度および減速時の減速度を切替える
切替え手段9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの運
転方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベーターは縦の交通機関と
してビルにはほとんど設置されている。しかも、建物の
高層化に伴い定格速度の速いエレベーターが設置される
ようになってきた。しかし、この定格速度までに至る加
速度の設定に関しては、メーカ指導で万人向けとして一
律に設定されていた。このため、老人や子供に重圧感を
与えたり、耳に不快感を与えるという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、特開昭53−1
1448号或いは実開昭64−47744号公報に示す
ように、乗りかご内に切替えスイッチを設け、定格速度
を低くするものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案されたもので
は、定格速度が低下するため、到着時間が必要以上にか
かり輸送能力を著しく低下させるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、重圧感や耳への不快感を
無くし、かつ輸送能力の低下を少なくすることのできる
エレベーターの運転方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定の定格
速度で乗りかごを運転するようにしたエレベーターの運
転方式において、前記乗りかご内に、乗りかごが定格速
度に達するまでの加速度を切替える切替え手段を備えた
ことにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態となるエレベー
ターの運転方式を示す全体構成図、図2は運転盤の正面
図である。
【0009】図1において、1は乗りかご、2はカウン
タウェート、3は乗りかご1とカウンタウェート2に連
結された主ロープで、この主ロープ3はシーブ4、アイ
ドルプーリ5に巻き掛けられている。6はシーブ4を駆
動するモータ、7はモータ6を制御する制御装置であ
る。8は乗りかご1の速度カーブを示し、8aは加速度
が大きい場合、8bは加速度が通常の場合、8cは加速
度が小さい場合を示し、いずれも定格速度は同一であ
る。9は速度の切替え手段で、通常は、通常速度8bと
なるよう操作体9aが8bの位置にあり、利用客の操作
で、加速度を大にしたり小にしたりできるようになって
いる。
【0010】図2において、10は乗りかご1に設けら
れる運転盤を示し、この運転盤10の下方に切替え手段
9が設けられている。
【0011】今、老人が乗り込み、加速度を下げて運転
したい場合、運転盤10に設けられた操作体9aを加速
度小の方に傾ける。これにより、制御装置7の制御は、
速度カーブが加速度小のカーブ8cとなるように制御
し、乗りかご1を運転する。運転が終了すると自動的に
通常の速度カーブ8bになるように復帰する。また、若
者等が乗り込み、加速度を大にして目的階に早く着きた
いという時は、操作体9aを加速度大の方に移動すれ
ば、速度カーブ8aの状態となるよう乗りかご1は移動
し、目的階へ到着する。
【0012】このように、定格速度は変えず加速度のみ
を変えるようにしたため、輸送能力の低下を少なくした
状態で、重圧感や耳への不快感を無くすことができる。
また、急ぎの場合、或いは若者への遊び感覚として加速
度を上げるようにするなら、輸送能力の向上や遊び感覚
を取り入れることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、老人や子供等、加減速
時に重圧感や耳への不快感を感じる乗客に対しては、加
速度および減速度を下げることにより、輸送能力の低下
を少なくした状態で快適な乗り心地を提供できる。ま
た、急ぎの場合、或いは若者への遊び感覚として加速度
を上げるようにするなら、輸送能力の向上や遊び感覚を
取り入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態となるエレベーターの運転
方式を示す全体構成図である。
【図2】エレベーター運転盤の正面図である。
【符号の説明】
1 乗りかご 7 制御装置 8 速度カーブ 9 加減速度切替え手段 10 運転盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の定格速度で乗りかごを運転するよ
    うにしたエレベーターの運転方式において、前記乗りか
    ご内に、乗りかごが定格速度に達するまでの加速度を切
    替える切替え手段を備えたことを特徴とするエレベータ
    ーの運転方式。
  2. 【請求項2】 前記切替え手段の操作により減速度も切
    替えるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベーターの運転方式。
  3. 【請求項3】 前記切替え手段を運転盤に備えたことを
    特徴とする請求項1及び請求項2記載のエレベーターの
    運転方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133126A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Ltd エレベータ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133126A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Ltd エレベータ装置

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