JP2002121035A - 低い熱膨張率を有するSiO2−TiO2ガラスの製造方法およびそのガラス - Google Patents
低い熱膨張率を有するSiO2−TiO2ガラスの製造方法およびそのガラスInfo
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Abstract
を有するSiO2−TiO2ガラスの製造方法。 【解決手段】 40%を上廻る相対圧粉密度を有する成
形体を製造し、この場合、この成形体は主要成分とし
て、密なSiO2粉末、SiO2−TiO2粉末または
TiO2粉末またはこれら粉末の混合物から成り、かつ
二次的成分として、遅くとも成形体の最終的な焼結工程
中にアモルファスなTiO2に変換されるチタン含有成
分を含むことを特徴とする方法によって、前記SiO2
−TiO2ガラスを製造する。
Description
するSiO2−TiO2ガラスを製造するための方法に
関する。
ス形成系とは、その良好な耐熱性、高い屈折率および低
い熱膨張率によって区別される。シリカガラスとの比較
において、本発明の系は、相対的に高い温度でアルカリ
蒸気に対して良好な耐性を有する。この性質は、例えば
ランプの被覆における適用中で見出される(E.B. Yolda
s, Method of conforming clear vitreous gel of sili
ca-titania meterial.US Patenet 4278632, Westinghou
se Electric Corp., USA, 8.2.1980)。
は、低い熱膨張率である。これは、広範囲の温度上での
寸法精度が重要である、光学的構成部品の製造に関して
有効である(D.R. Shoup, Sol-gel method for making
ultra-low expansion glass. US Patent 4786618, Corn
ing Glass Works (USA), 29.05.1998)。
ら、迅速かつ費用対効果の大きい製造を確実にすること
が望まれている。
iO2ガラス製造の一つは、溶融によっておこなわれ
る。しかしながら、溶融温度は1700℃と極めて高
く、かつガラス溶融物の冷却間に、相分離および失透が
極めて急速に生じる(Z. Deng, E. Breval and C.G. Pa
ntano, Colloidal sol/gel processing of ultra-low e
xpansion TiO2/SiO2 glass. J. Non-Cryst. Solids 1
00 (1988) 364-370)。
O2の結晶形が、SiO2中での低い溶解性を有するこ
とを示している(第1図)(E.M. Levin, C.R. Robbin
andH.F. McMurdie, SiO2-TiO2 phase diagram, in: P
hase Diagrams for Ceramists, M.K. Reser, Editor (1
956), The American Ceramic Society: Columbus, Ohio
(USA), p1)。
は、フレーム加水分解(flame hydrolysis)によって実施
される。この分野における最初の研究は、ノードバーグ
(Nordberg)によって実施された。彼による米国特許第
2326059号明細書、1943年には、TiCl4
およびSiCl4から成る混合物のフレーム酸化(flam
e oxidation)の方法によるTiO2−SiO2ガラス
の製造が記載されている。この方法で、ガラスはTiO
2含量5〜11重量%を有し、かつ、シリカガラスを下
廻る熱膨張率を有するように形成される。彼は、この挙
動を、SiO2とTiO2との直接的交換に帰因するも
のとした(M.E. Nordberg, Glass having an expansion
lower than that of silica. USA 2326059, Cornig Gl
ass Works, New York)。
ュルッツ(P.C. Schultz)によって行われた。フレーム
加水分解法に関して、彼は、ノードバーグの特許と同様
の方法で小さい洋ナシ形成形体を製造するために、小さ
い2個のバーナーを有する炉を使用した。これらのガラ
ス成形体は、1700℃で容器上に析出する。この方法
で、TiO2含量16.5重量%までを有するSiO2
−TiO2ガラスを製造することが可能であった。二酸
化チタン含量12〜17重量%を有するガラスは不安定
であり、かつ熱膨張率に影響を及ぼす構造的変性を示
す。多量の二酸化チタン含量は、相分離または結晶化を
引き起こす。TiO2 18.5重量%を根幹としてガ
ラスは半透明の白色であり、19.4重量%においては
白色かつ不透明である。X線回析によって、少量のルチ
ル形およびアナターゼ形の検出が可能であった。フレー
ム加水分解によるガラス化の限界は、TiO2 16.
5〜18.5重量%の間である。
0重量%および温度範囲25〜700℃での熱膨張率
が、酸化チタン含量の増加に伴って低下する(negativ
e)とした(P.C. Schultz, Binary Ceram. Soc. 59 (19
76) 214-219)。
E.マクソン(J.E. Maxon)によっておこなわれた。彼
の特許である米国特許第5970751号明細書、19
99年では、SiO2前駆体およびTiO2前駆体から
成る混合物のフレーム加水分解によって、二酸化チタン
の混合物を含有するシリケートガラスの製造方法を記載
している。
分解および生じる酸化物の析出によって製造することが
できる。前駆体は、蒸気の形に変換されてよいか、ある
いは気体(例えばN2)中の微粉化された形でフレーム
に供給されてもよい。塩化チタンまたは塩化珪素以外
に、オクタメチルシクロテトラシロキサン(OMCT
S)、チタンアルコキシドまたはチタンイソプロポキシ
ドは、前駆体として使用される。前記塩素不含前駆体が
使用される場合には、析出物が、2種の前駆体の混合物
を運搬する管路中に生じる。これは、粉末の化学成分中
での望ましくない変化を生じ、かつ最終的には、清浄化
のために装置を停止させなければならない。前記特許中
で示された発明、米国特許第5970751号明細書で
は前記析出物を減らすことを目的とし、結果として、次
の清浄化までの運転時間が延長された。さらに、ガラス
の質が改善された。
をより環境的に許容可能な前駆体材料に変換しようとす
る試みにおいて実施された(OMCTSおよびチタンイソプ
ロポキシド)。遷移金属のアルコキシドは光および湿分
に対する敏感性に関して知られている。金属アルコキシ
ドは湿分によって酸化され、水酸化物および相当する金
属の酸化物を生じる。OMCTSは湿分源になることが
証明されている。白色沈殿物を回避するために、含水量
を確実に2ppm以下にとどめることが必要である。同
様に、前駆体混合物流が通過する管路の温度は調整され
ていなければならず、あまりにも低い場合には、冷却に
よって構成成分が沈殿することが示されている(E.J. M
axon, Fused SiO2-TiO2 glass. 米国特許第5970
751号明細書、Corning INC (USA), 22.9.1998)。
明な酸化チタン/シリケートガラスの他の公知の可能な
製造は、CDV方法を用いて20年間に亘ってコーニン
グ(Corning)によって行われてきた。これは、気相蒸
着法である。温度は200〜2000℃の間である。エ
ネルギー供給の方法によって、熱活性化、プラズマ活性
化、陽子活性化またはレーザー活性化による気相蒸着が
考えられる。この方法に関して、TiO2 16重量%
を含有する透明なガラスが可能であるが、蒸着の割合は
極めて低い。種々の形状のガラスを得るために、機械適
性が必要である(W.T. Minehan, G.L. Messing and C.
G. Pantano, Titania-silica glasses prepared by sin
tering alkoxide derived spherical colloids. J. Non
-Cryst. Solids 108 (1989) 163-168)。
に最も頻繁に使用される方法は、ゾル−ゲル法である。
多くの場合において、これは有機金属化合物の加水分解
および凝縮の方法である。彼の特許である米国特許第4
278632号明細書において、ヨルダス(Yoldas)
は、主に二酸化珪素および二酸化チタンを含有する透明
なガラス状材料を製造する方法を示し、その際、二酸化
チタンは、溶融されるべき成分を含むことなく、40重
量%までの量であってもよい。
分解されたアルコキシドの透明な有機溶液は、二成分系
の一つの成分から分離して製造される。二成分系のもう
一つの成分は、アルコキシドかまたはアルコキシドの透
明な有機の、部分加水分解溶液の形で、この溶液に添加
される。水は、付加的に生じる反応溶液に、珪素および
チタンアルコキシドの加水分解を完了させる目的のため
に、付加的に添加される。加水分解の後に、材料は乾燥
され、かつその後に、残留する有機成分を除去し、かつ
透明な二成分材料を製造するために、400℃〜600
℃の温度で加熱された。この方法を用いて、また、極め
て活性なガラス粉末が製造されてもよく、その後に成形
体は1200℃の温度で2時間に亘って焼結される。
(T. Hayasshi et al.)によって達成された。彼らはエ
タノール150cm3中に、チタンテトライソプロポキ
シド0.01〜0.05モルおよびテトラエチルオルト
シリケート(TEOS)0.2〜0.25モルを、室温
で混合させた。水、HClおよびエタノール30cm3
からなる混合物を、アルコキシド溶液に添加し、加水分
解を開始するために一定の速度で撹拌した。水およびH
Clのアルコキシドの量に対するモル比は2:50であ
る。成形体のゲル化は、1〜10日間でおこなわれ、こ
の場合、これは加水分解の条件に依存している。ゲルは
3ヶ月に亘って乾燥され、かつその後に100℃にゆっ
くりと加熱し、この温度で一日間に亘って保持され、か
つその後に10℃/分の速度で800℃に加熱される。
このような状況において、チタンテトライソプロポキシ
ドは、TEOSよりも著しく速く加水分解される。これ
は、双方の物質からなる混合物の場合において、チタン
テトライソプロポキシドが著しく速く生じ、かつ望まし
くない相分離が生じるといった結果を有する。これは、
制限された量の水およびHClがエタノール中で溶解さ
れ、かつこの溶液が極めてゆっくりとアルコキシド溶液
に添加されることによってのみ回避されてもよい。透明
なゲルを得るための光学的条件は、以下のモル比:H2
O/アルコキシド=16、HCl/アルコキシド=0.
03によって特徴つづけられる。
00℃に加熱される。透明なガラスは、透明なゲルから
得ることができる。TiO2 3.4〜25重量%を有
するガラスは、ハヤシら(Hayashi)による方法によっ
て製造することができる。TiO2 12.9重量%未
満を含有するガラスは、フレーム加水分解によって製造
されたものと同様の熱膨張率を有する。ガラスがアナタ
ーゼ形結晶を含有する場合には、熱膨張率は予想よりも
高い。さらに1100℃に加熱する場合には、TiO2
10.4重量%を含有するガラスは、透明性を保持す
る。TiO220質量%を含有するガラスの場合には、
900℃で、結晶質相アナターゼが形成される(T. Hak
ashi, T. Yamada and H. Saito, Preparation of titan
ia-silica glasses by the gel mehod. J. Mater. Sci.
18 (1983) 3137-3142)。
の分野における他の研究は公知である。彼の特許である
米国特許第4786618号明細書、1988年では、
極めて低い膨張率のガラス(ULE)のSiO2およびT
iO2からの製造方法が記載されており、この性質は、
これまで気相から蒸着された方法によってのみ得られて
いる。前記ガラスは、シリケートガラスを介して、9を
上廻るpH値を有するコロイド状TiO2を含有する安
定したアルカリシリケート溶液から形成され、この場
合、コロイド状TiO2は、均一に分散されている。ア
ルカリイオンが除去された後に、ゲルは乾燥および硬化
され、透明な重ガラスを形成する。このガラスは不均等
質がなく、かつシリカガラスよりも低い熱膨張率を有す
る。この方法で製造されたガラスは、TiO23〜10
重量%、SiO290〜97重量%、アルカリ金属10
0〜200ppmおよび鉄1〜200ppmを含有す
る。0〜300℃の間の平均熱膨張率は、5・10−7
/Kに達し、この場合、これは純粋なシリカガラスに相
当する。
文献には、SiO2−TiO2系から、ゾル−ゲル法を
介してULEガラスを製造するための別法が記載されて
いる。TiO2含量0〜9重量%を有するガラスが製造
されてもよい。この目的のために、コロイド状の二酸化
珪素粉末(Aerosil A200)は、二酸化チタン溶液中に分
散される。この方法において、溶液の安定性は重要な役
割を有し、それというのも、最終的には均質な成形体を
得るために、SiO2粒子がここで均一に分散されるべ
きであるからである。以前の刊行物では、チタングリコ
オキシドが適していると示されている(120℃でエチ
レングリコールおよびクエン酸中のチタンイソプロポキ
シドの加水分解および架橋によって製造された)。残存
するグリコオキシドのカルボニル化は、しばしば焼結中
での結晶化を引き起こす。酸化チタンの酸性溶液は、多
くの簡単な酸、例えば塩酸または硝酸中でのチタンイソ
プロポキシドの加水分解および解凝固によって得られ
る。
イソプロポキシドは酸と一緒に混合され、かつその後に
水が添加される。30〜60分の撹拌の後に、溶液は透
明になる。酸化チタンの溶液は、室温で2〜3日間に亘
って安定である。成形体が製造された後に、ゲル化は2
5℃で4日間に亘ってか、あるいは60℃で2日間に亘
っておこなわれる。これは直接的に500℃での熱処理
によって、吸収された水および他の有機成分を除去する
ためにおこなわれる。これは、熱重量測定によって証明
されてもよい。これに関連して、25〜125℃での水
の損失に関して、3〜4%の質量損失が確かめされる。
250〜450℃においては、さらに1〜2%の質量損
失が生じる。20〜50℃/分での加熱速度および一つ
は1200〜1250℃、もう一つは1450〜150
0℃である2つのプラトーは、焼結のために有利である
ことが証明される。空気は、炉内雰囲気として使用され
る。最も大きい収縮は、1200〜1250℃で生じ
る。ここで、残留する湿分(または、より正確にはOH
基)が逃げ、この場合、これは高い温度で泡の形成を導
く。1450〜1500℃において、ガラスは最も高い
密度を達成し、かつ透明になる。種々の熱分析は、二酸
化チタン含量と1200℃〜1400℃の発熱反応の関
係を証明する。ここで、反応は、おそらく二酸化珪素お
よび二酸化チタンとの間で生じる。しかしながら、質量
分析は依然として可能ではない。高い酸化チタン含量を
有するゲルは、焼結に対してより困難であるということ
が示されている。
のHe雰囲気下でおこなわれる場合に、ガラスの透明性
の改善を確かにすることを可能にした。さらに、泡の形
成が減少する性向が明かになった。割れのないガラスを
製造するためのデングによる他の重要な工程は、乾燥で
ある。形成されたゲル状体は、機械的に極めて弱く、し
たがって割れが、鋳型から開放され、乾燥される間に生
じることもある。乾燥の間の線収縮は24%に達する。
焼結中の線収縮は32%に達し、かつ主に1000〜1
200℃の間で生じる。
iO2粉末の焼結によるチタン−シリケートガラスの製
造を記載している。この目的のために、粉末は有機前駆
体から製造される。引き続いての成形体の製造は、粉体
工学の方法によっておこなわれる。この場合において、
TiO28.5重量%までを含有する透明なガラスが可
能である。成形体の特徴は、8.5重量%を下廻るTi
O2含量を有する成形体を示し、この場合、この成形体
は、結晶を示さない。TiO28.5重量%を含有する
成形体の場合には、結晶化が場合によっては観察され
る。結晶質相の化学組成物は、同定することができす、
それというのもその希薄性および大きさの理由からであ
る。二酸化チタンの含量が11.5重量%を上廻る場合
には、結晶の部分はさらに増加する。アナターゼ形を含
有する領域およびルチル形を有する領域が観察される。
含有するガラス中の相分離が、膨張性挙動を変化させる
ことを証明した。TiO2 11.5重量%を含有する
ガラスは、結晶化および相分離が、TiO28.5%を
含有するガラスの場合によりもより激しく生じ、この場
合、これは、TiO2 3.1重量%を含有するガラス
と同様の熱膨張を有する。一般には、2.6〜0.38
・10−7/℃の熱膨張率が、25〜700℃の温度
で、かつ二酸化チタン 3.1〜8.5重量%の含量で
生じる。粉末および相当するガラスは、FITRの方法
によって試験される。吸収帯は3660cm−1で生
じ、この場合、これはおおよそのOH基の数の情報を提
供する。さらに、純粋なシリカ−ガラスに特徴的な帯
は、1100〜1200、800および460cm−1
で、二酸化チタン/SiO2粉末およびガラス中で検出
されてもよい。920および960cm−1での吸収帯
は、酸化チタンの四面体(tetrahedra)によって生じ
る。
SiO2−TiO2成形体を、部分的に加水分解された
アルコキシドの自発乳化(spontaneous emulsficatio
n)によって、例えばSi(OC2H5)4、H2O、
C2H5OHおよびHClの0.944:1.3:9:
0.0027のモル比で製造することを記載し、この場
合、これは、密閉容器中で25℃で90分に亘って、チ
タンイソプロポキシド0.056molを添加する前に
反応される。添加の120分後に、乳化は、3重量%の
NH4OH水溶液を前記組成物に2:1の割合で添加す
ることによって誘導される。粉末の平均粒径は、130
nmであるように製造され、かつBET表面積は310
m2/gに達する。成形体は、6nmおよび50nmの
測定された孔径を含む二頂性気孔径分布を有する。
体の緻密化挙動が研究される。これに関連して、高い充
填率を有する均質な成形体が問題となる。試料は、空気
中で通常条件下で乾燥される。
炉中で恒温で焼結される。すべての温度プログラムは、
緻密化前の構造的な緩和を容易にするために、900℃
で2時間に亘っての保持時間を含む。加熱速度は10゜
K/分に達する。試料は1075、1150、1200
および1250℃での空気で焼結される。焼結時間0
は、ファーネスの焼結温度達成時として定められる。
article)焼結によってのみ生じる。粒子の収縮のため
に、孔径分布はせまくなる。1175℃において、粒子
間緻密化のために曲線のスロープは変化し、この場合、
これは、大きい気孔のために、粒子内緻密化よりも遅
い。1200℃を根幹として、焼結温度までの加熱中の
迅速かつ完全な粒子内緻密化のために、緻密化速度の変
化はこれ以上観察されない。1200℃を上廻っては、
緻密化速度はもはや変化することはなく、それというの
も粒子内気孔率の迅速かつ完全な収縮のためである。第
2焼結工程中に、緻密化は、粒子間気孔収縮によっての
み生じる。84%の相対密度で、0.1μmを有する大
きい楕円形の気孔の網状構造が明らかになった。96%
の相対密度において、細かい孔は排除され、大きい孔の
大きさは減少する(W.T. Minehan,M.R. Schaefer and
G.L. Messing, Sintering of titania-silica powder c
ompacts with bimodal pore-size distribution. J. No
n-Cryst. Solids 147 & 148(1992) 582-587)。
焼結挙動は、キードンキム(Ki-Dong Kim)によって研
究される。アモルファスゲルは有機金属化合物および水
の加水分解および凝縮を介して製造される。この目的の
ために、エチルシリケートおよびチタンイソプロポキシ
ドの正確な量は、室温で、100cm3のイソプロパノ
ール中に撹拌される。加水分解のために、水および0.
5N HCl(触媒)が添加される。ゲルは70℃で3
日間に亘って乾燥される。乾燥された透明なゲルは、有
機成分を除去するために微粉化され、かつ再度600℃
で乾燥される。形成された粉末は、10μmの平均粒径
を有する。
方加工プレスによって処理される前に、135MPaで
単軸成形される。120℃での乾燥(12時間に亘っ
て)の後に、成形体密度は、0.7±0.02の理論密
度に達する。温度の関数としての焼結曲線は、3つの領
域:T<Tsin、Tsin<T<Tcrystおよび
T>Tcrystに分割することができる。これらの特
徴点は、曲線の相当する点に対する接線をあてはめるこ
とによって測定される。Tsinを下廻る温度におい
て、収縮は依然としてわずかに小さい。Tsin<T<
Tcrystの範囲において、収縮が生じ、それという
のも温度上昇に伴ってのガラス質相の粘性の低下のため
である。Tcrystを上廻る温度範囲において、開始
された結晶化のために収縮は不活発になる。この温度を
根幹にして、焼結は温度上昇を伴いながらよりゆっくり
と生じる。結晶化はガラス質相の割合を減少させ、かつ
最終的には残留するガラス質相の粘性流の妨げとなる。
Tcrystの温度を上廻って焼結された成形体におい
て、クリストバライトは、粉体回析法によって結晶質相
として検出することができる。キードング キムの方法
によれば、TiO2 8モル%までを含有するガラスを
製造することが可能である。8モル%を根幹にして、結
晶化は熱処理中に生じる。
性流が焼結工程に関して重要であることを示した。焼結
の開始時において、1011〜1012dPa・sの粘
度が得られる。さらに、ガラス構造上および粘性上のT
iO2の影響は、キードングキムによって研究される。
シリカガラスへのTiO2の添加によって、このガラス
の粘性が低くなることが明かになっている。焼結温度お
よび熱膨張率は、TiO2含量の増加に伴って低下す
る。したがって、熱膨張率は、粘性の低下を伴って低く
なる。おそらくこれはTiO2が網状構造形成体(netw
ork former)として作用することができる、すなわち、
[TiO4]−四面体が形成されるという事実に帰因
し、かつ最終的には、密なガラス網状構造が形成され
る。しかしながら、IR分光分析法を用いての研究は、
TiO2が、網状構造を強くするどころかむしろ弱くす
ることを示している。この現象の正確な解明はいまだ待
たれている(K.-D. Kim and T. Khalil, Sintering beh
avior of gel powder in binary glass-forming SiO2-
TiO2system. J. Non-Cryst. Solids 195 (1996) 218-2
22)。
の直接的な気相蒸着法によって、これらが相対的におそ
く、かつ専ら低い蒸着割合のみを与えるといった欠点を
有する。結果として、高い製造費用が生じる。大きい成
形体は、ゾルーゲル法によって製造することができる。
しかしながら、前記方法で製造することができる圧粉密
度は極めて低く、したがって、高い収縮の割合が、乾燥
および焼結の間に生じる。したがって、前記工程は、割
れを回避するために、極めてゆっくりと実施されるべき
である。これもまた製造費用を増加させる。高価な開始
材料TEOSの代わりにデグッサ アエロジル200
(Degussa Aerosil 200)を添加する場合であっても、
成形体の圧粉密度が著しく増加されることはない。
課題は、前記欠点を示さないSiO2−TiO2ガラス
の製造方法を開発することである。
二成分系SiO2−TiO2ガラスを提供する。
を有するSiO2−TiO2ガラス、特に、0.5・1
0−6/Kの低い熱膨張率を有する均質な二成分SiO
2を製造する方法を提供し、この場合、この方法は、相
対圧粉密度が40%を上廻る成形体を、主要成分として
の密なSiO2粉末、SiO2−TiO2粉末またはT
iO2粉末またはこれらの混合物から成り、かつ二次成
分として、遅くとも成形体の最終的な焼結中に、アモル
ファスTiO2に変換されるチタン含有成分を含むよう
に製造することを特徴とする。
成形体の開気孔に装入されてもよい。
径を有していてもよい。
示し、かつ結果として二頂性気孔分布を有する成形体を
生じる。
しくは8〜80nmおよび1〜50μm、好ましくは5
〜20μmの二頂分布を有する。
てもよい。
よい。
ガラスは、1500℃未満の温度で焼結することによっ
て成形体から形成させることができる。
する成形体が、主要成分として、優先的な方法として気
相蒸着によって製造された密な粒子、シリカガラス、ア
モルファスTiO2またはナノスケール(nanoscale)
のSiO2−TiO2ガラス粉末の混合物からなるよう
に製造されたものであり、かつ成形後、溶融温度を下廻
って焼結され、均質な密なガラスを形成する。
タンアルコキシドまたは他のチタン含有塩が添加されて
もよく、この場合、これはシリカ−ガラス粒子またはナ
ノスケールのSiO2−TiO2ガラス粉末から成る最
初の懸濁液にすでに添加されているか、あるいはナノス
ケールのシリカ−ガラス粒子またはナノスケールのSi
O2−TiO2ガラス粉末から成る有孔成形体の再緻密
化(redensification)のために使用される。チタンア
ルコキシドはアモルファスTiO2に加水分解および凝
縮によって変換されてもよいか、あるいはチタン含有塩
は、成形後かまたは開気孔成形体の気孔に完全に導入し
た後の再緻密化中において、適切な反応によってアモル
ファスTiO2に変換されてもよい。
る発熱性の珪酸(例えば、DegussaAG)が使用されても
よい。アエロジルOX50は、特に適した最初の粉末と
して提供されている。この粉末は、約50nmでの直径
分布の最大値の範囲内で、10〜100nmの広範囲の
粒子分布を示す。成形体の成形体密度を増加させる目的
のために、大きい粒子の添加によって(例えば、Deguss
a Elsil)、大きい直径の方向に粒子分布をシフトさせ
ることは有利である。特に微細なアエロジル、例えばA
erosil 380を、少量(0.1〜15重量%)
で、補足的に添加することは、成形体の成形体強度を増
加させる。
切な組成物の作用によって、二頂性気孔分布を示すこと
が特徴付けられる。
形工程によって、成形体が可能な限り高い成形体密度を
有し、かつ均質な気孔分布を有するように形成される程
度に緻密化されてもよい。簡単な配置に関して、乾式プ
レスが適しているが、しかしながら、最初の粉末の凝集
物は、この成形工程で、難易性を有してのみ溶解させる
ことができる。これは、簡単に成形体中の不均質性を生
じる。したがって、最初の粉末を液体中、優先的な方法
としては純水中に分散させることは有利である。公知の
分散ツール、例えば高速撹拌機および溶解機は、これに
関連して使用されてもよい。金属材料の摩耗を回避する
ために、この場合、これは、SiO2−TiO2ガラス
を混合させていてもよく、表面は、粘弾性のプラスチッ
クが提供されていてもよい。この方法によって、双方の
望ましくない脱色および結晶核の連行を防止することが
できる。
て、より多いかまたは少ない粘性の懸濁液が生じてもよ
く、その際、良好な分散は、低い粘性で得ることができ
る。高粘性懸濁液(溶融物)は、直接的に、鋳型(mol
d)または押出機(extruded)に装填されてもよい。低
いフィラー装填率を有する低粘性懸濁液の場合には、分
散された粒子の蒸着が、成形体の望ましい高い圧粉密度
を得るために必要であってもよい。この目的に極めて適
しているのは、例えば、従来技術から知られている電気
泳動法である。アルコキシドまたは他の反応性のTi塩
の添加は、溶融物または懸濁液の成形の後に、反応が時
間の遅れでのみ生じることを必要とする。この目的のた
めに必要な前記条件および添加物は、ゾル−ゲルの化学
から公知である。
形体を乾燥させる。本発明による一連の方法において、
乾燥時の線収縮は、0.1〜10%であってもよい。し
たがって、ファインセラミックス生成物の製造から公知
であるような数時間に亘る通常の乾燥は、十分に満足で
きるものである。数週間に亘る通常の乾燥またはオート
クレーブ中で極めて厳しい条件下での短時間の乾燥は、
しばしばゾルーゲル法によって製造される大きな成形体
の乾燥のためにしばしば必要とされるが、本発明による
方法では必要ではない。結果としてかなりの製造費用が
抑えられる。
の反応性Ti塩の溶液での、成形体の付加的な含浸が実
施されてもよい。この目的のための溶剤として、液体
は、懸濁液または溶融物の液体よりも低い表面張力を有
するものが使用される。結果として、この溶剤は、乾燥
時に割れを生じる任意の危険性なく、溶解された成分の
反応後に、簡単に除去することができる。チタンアルコ
キシドおよび反応性Ti塩は、遅くとも最終的な焼結中
で、TiO2および揮発性成分に変換されることを特徴
とする。ガラス中のTiO2の割合は、0.1〜15重
量%に達する。TiO2は、SiO2マトリックスと、
結晶質相を形成することなく、拡散によって均質に混合
される。
なガラスを形成する。ガラス中の泡の形成は、焼結がヘ
リウム中または真空下で実施されることによって減少さ
れる。延伸された成形体(例えば棒状および管状)の場
合には、帯焼結(zone sintering)が、ガス泡の閉じこ
めの危険性を減少させる。
す。結果として、チタン含有ドーピング溶液での含浸が
可能である。例において、これはチタンイソプロポキシ
ド溶液であり、これは、場合によっては安定化剤(ここ
では、アセチルアセトン)と反応し、場合によっては、
例えばエタノールで希釈することが可能である。アセチ
ルアセトンおよびエタノールの作用によって、ポットラ
イフは増加し、適切な保存下(温度、空気の排除)で一
日からはるか1年まで可能である。水を添加すること
で、ポットライフは減少するが、しかしながらゾルの反
応性は増加する。圧粉体中での含浸の後に、ゾルは水の
添加後に加水分解しなければならない。これは、過剰な
水の添加によってかまたは温度の増加によって、促進す
ることができる。場合によっては、冷却によるゾルの固
体化が、例3に示されているように可能である。
の型の他のチタン化合物、例えば、チタンメトキシド、
チタンエトキシド、チタンブトキシド等または全く異な
る化合物は、可能な供給材料である。また、他の安定化
剤(例えば、酢酸)は適した濃度で使用されてもよい。
(約15μmの平均粒径(D50)および約1m2/g
の比表面積(BET)を有する部分A 94重量%およ
び約40nmの平均粒径(D50)および約50m2/
gの比表面積(BET)を有する部分B 6重量%)。
乾燥された成形体は78容量%のフィラー装填率を有す
る。
せた成形体は、希釈されていないチタン(IV)イソプ
ロポキシドで、密閉容器中(湿分を排除した)で含浸さ
れる。
5)容量%のチタンイソプロポキシドを吸収し、すなわ
ち、測定の正確性の範囲内で、すべての成形体の気孔が
チタンイソプロポキシドで装填された。
液中に装填される。その後に、成形体を乾燥させ、約8
00℃で空気中でか焼させ、かつ焼結した。
合、これは、均質なTiO2含量約4重量%を有してい
た。
面積(BET)約50m2/gを有するデグッサOX5
00(Degussa OX500)粉末から製造する。乾燥させた
圧粉体は約43容量%のフィラー装填率を有する。
ン(2,4−ペンタンジオン) 4.1mlと混合さ
せ、この混合物をチタンイソプロポキシド 21mlに
添加する。水 4.1ml(bidistilled)を添加す
る。ウオーターバス中での混合/反応中において、混合
物の温度は約20〜25℃に維持される。
を排除したゾルのポットライフは、12時間よりも長か
った。
燥された成形体は、密閉容器中でゾルによって含浸され
る。
ulating-air furnace)中で、空気の排除下で90℃に
加熱し、加水分解を開始させ、チタンイソプロポキシド
を凝縮反応し、二酸化チタンを形成させた。
でか焼させ、かつ焼結させた。
合、これは、均質にTiO2含量約7重量%を有する。
填率58容量%を有する。
プロポキシド 50mlと混合させたが、その際、混合
物の加熱は妨げられなかった。その後に混合物を氷水中
で冷却した。冷却の継続時間または達成された冷却温度
に依存して、数分間および12時間を超えてこの混合物
のポットライフは調整されてもよい。その後に、混合物
は凝縮され、もはや他の試薬を添加することなく液化さ
れることはなかった。
的な有限の含浸が可能であり、それというのも、定めら
れた時間後の混合物の硬化は、成形体のさらなる浸透を
妨げるからである。
で、含浸された成形体の水和作用によって完了する。
る。生じるガラスは、二酸化チタン濃度約7%を表す。
Claims (9)
- 【請求項1】 低い熱膨張率を有するSiO2−TiO
2ガラスを製造する方法において、40%を上廻る相対
圧粉密度を有する成形体を製造し、この成形体は、主要
成分として、密なSiO2粉末、SiO2−TiO2粉
末またはTiO2粉末またはこれら粉末の混合物から成
り、かつ二次的成分として、遅くとも成形体の最終的な
焼結工程中にアモルファスTiO2に変換されるチタン
含有成分を含むことを特徴とする、低い熱膨張率を有す
るSiO2−TiO2ガラスを製造する方法。 - 【請求項2】 チタン含有成分を、成形体の乾燥後に、
成形体の開気孔に導入する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 使用される粉末が、直径5nm〜20μ
mを有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 使用される粉末が少なくとも二頂分布を
示し、かつ結果として二頂性気孔分布を有する成形体が
得られる、請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 使用される粉末が、5〜100nmの二
頂分布を示す、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 乾燥時の線収縮率が0.1〜10%であ
る、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 焼結時の線収縮率が30%未満である、
請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 密なSiO2−TiO2ガラスを、15
00℃未満の温度で焼結によって成形体から形成する、
請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】 低い熱膨張率を有する、均質な二成分系
SiO2−TgO2ガラス。
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