JP2002114340A - ピッキング用台車 - Google Patents

ピッキング用台車

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JP2002114340A
JP2002114340A JP2000306924A JP2000306924A JP2002114340A JP 2002114340 A JP2002114340 A JP 2002114340A JP 2000306924 A JP2000306924 A JP 2000306924A JP 2000306924 A JP2000306924 A JP 2000306924A JP 2002114340 A JP2002114340 A JP 2002114340A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚の高所に保管されている物品をピッキング
する場合であっても、脚立等の特別な器具を不用にし得
るピッキング用台車を提供する。 【解決手段】 台車1の本体4の下部に複数の車輪2
5,26が設けられ、本体4には、物品3を支持する支
持部14と、踏み体15と、手摺28と、ピッキング作
業の内容を表示するモニタ35とが設けられている。踏
み体15は、3本の支持脚16,18と上下複数段のス
テップ17とで梯子状に構成され、昇降自在に設けられ
ている。作業者がステップ17に登った場合、踏み体1
5が下降して上記各支持脚16,18で床60に支持さ
れ、また、作業者がステップ17から降りた場合、踏み
体15がスプリング23によって上昇し、上記各支持脚
16,18が床60から浮き上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば棚等に保管
されている物品をピッキングする場合に使用するピッキ
ング用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピッキング用台車として
は、図7に示すような手押し式のピッキング用台車があ
る。すなわち、台車81の本体82の下部には複数の車
輪83が設けられ、本体82の上方には支持台84が設
けられている。この支持台84上には、ピッキングの作
業内容を表示するモニタ85やバーコードリーダ86,
棚89からピッキングした物品87を入れておく集品容
器88等が載置されている。
【0003】これによると、作業者は、モニタ85に表
示された棚番や物品87の商品名,商品コード,ピッキ
ング数量等を見て、台車81を目的の棚89の前まで移
動させ、該当する物品87を棚89から必要数ピッキン
グして集品容器88内へ入れていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、棚89の背が高く、棚89の高所に保管さ
れている物品87をピッキングする場合、作業者は、台
車81とは別に脚立等を用意し、脚立に登って棚89の
高所に保管されている物品87をピッキングしていた。
したがって、このような時のために、脚立等の特別な器
具を常備しておく必要があるといった問題があり、脚立
等を取りに行くのに手間がかかった。
【0005】本発明は、高所に保管されている物品をピ
ッキングする場合であっても、脚立等の特別な器具を不
用にし得るピッキング用台車を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明におけるピッキング用台車は、本体の下部
に複数の車輪が設けられ、上記本体に、物品を支持する
支持部と、昇降用の踏み段と、本体の上方に延びる手摺
と、ピッキング作業の内容を表示する表示手段とが設け
られているものである。
【0007】これによると、作業者は、表示手段に表示
されたピッキング作業の内容を見て、物品をピッキング
する。この際、ピッキングすべき物品が高所に保管され
ている場合、作業者が台車に設けられた踏み段を登るこ
とにより、脚立等の特別な器具を用いることなく、高所
から物品をピッキングすることができる。この時、作業
者は、手摺につかまることによって、高所で安全に作業
し得る。
【0008】本第2発明におけるピッキング用台車は、
表示手段は、最上段の踏み段よりも上方でかつ前方に位
置しているものである。これによると、作業者が最上段
の踏み段まで登って作業する場合、作業者の足が表示手
段に当接するのを防止することができ、これにより表示
手段の破損を防止することができる。
【0009】本第3発明におけるピッキング用台車は、
表示手段に電力を供給するバッテリが本体の下部重心付
近に設けられているものである。これによると、台車の
安定性が向上する。
【0010】本第4発明におけるピッキング用台車は、
踏み段は、複数本の支持脚を有する踏み体に備えられ、
上記複数本の支持脚は後部の車輪の前方位置と後方位置
とに振り分けられ、各支持脚の下端が接地可能に構成さ
れているものである。
【0011】これによると、複数本の支持脚は後部の車
輪の前方位置と後方位置とに振り分けられて接地するた
め、踏み体が前後方向に安定する。本第5発明における
ピッキング用台車は、踏み体は本体の後部に設けられ、
上記踏み体の左右一対の外側の支持脚の下端が後部の車
輪の後方に位置し、上記一対の外側の支持脚間に設けら
れた中間の支持脚の下端が前部の車輪と後部の車輪との
間に位置し、後部の車輪を固定する固定装置が設けら
れ、上記固定装置を作動させる操作部が後部の車輪の側
方に設けられ、上記操作部は踏み体のある本体の後方か
ら操作可能に構成されているものである。
【0012】これによると、作業者が台車本体の後方か
ら操作部を操作することによって、固定装置が作動し、
後部の車輪が固定される。これにより、作業者が踏み段
に上がっている際、台車が不用意に移動することを防止
することができ、安全にピッキング作業が行える。ま
た、ピッキング完了後、作業者が台車本体の後方から操
作部を操作して、後部の車輪の固定を解除することによ
り、台車が移動可能となる。
【0013】また、踏み段への登り降りと操作部の操作
とは共に台車本体の後側から行えるため、作業者が、あ
ちこち歩き回る必要はなく、作業を迅速に行える。さら
に、外側の支持脚の下端が後部の車輪の後方に位置して
いるのに対し、操作部は後部の車輪の側方に設けられて
いるため、操作部を操作する際、外側の支持脚が操作の
邪魔になることはない。
【0014】本第6発明におけるピッキング用台車は、
バッテリは本体の下部に設けられ、支持脚は上記バッテ
リの後側に位置しているものである。これによると、支
持脚がバッテリに干渉することはなく、支持脚に作用す
る荷重がバッテリにかかることはない。
【0015】本第7発明におけるピッキング用台車は、
手摺の一部に、台車を押し引き移動させるための押引部
が設けられているものである。これによると、作業者
は、押引部を持って台車を押し引きすることによって、
台車を容易に移動させることができる。
【0016】本第8発明におけるピッキング用台車は、
他の構造物に接触した際の衝撃を和らげる緩衝部材が本
体に複数設けられ、上記緩衝部材は本体よりも左右両側
方および前方へ突出しているものである。
【0017】これによると、緩衝部材が棚等の他の構造
物に接触することによって、接触時に台車が受ける衝撃
を和らげることができ、台車や他の構造物の損傷を防止
することができる。
【0018】本第9発明におけるピッキング用台車は、
他の構造物に接触した際の衝撃を和らげる緩衝部材が本
体の前部の両側部に設けられ、本体の前部に設けられた
前部の車輪は縦軸心を中心として旋回自在に構成されて
いるものである。
【0019】これによると、緩衝部材が棚等の他の構造
物に接触した際、その反動で、前部の車輪が縦軸心を中
心に他の構造物とは反対側へ旋回する。これにより、他
の構造物に接触した際の衝撃を逃がすことができる。
【0020】本第10発明におけるピッキング用台車
は、本体の下部に複数の車輪が設けられ、上記本体に、
物品を支持する支持部と、昇降用の踏み段と、本体の上
方に延びる手摺とが設けられ、上記踏み段は、複数本の
支持脚を有する踏み体に備えられ、上記複数本の支持脚
は後部の車輪の前方位置と後方位置とに振り分けられ、
各支持脚の下端が接地可能に構成されているものであ
る。
【0021】これによると、ピッキングすべき物品が高
所に保管されている場合、作業者が台車に設けられた踏
み段を登ることにより、脚立等の特別な器具を用いるこ
となく、高所から物品をピッキングすることができる。
この時、作業者は、手摺につかまることによって、高所
で安全に作業し得る。
【0022】また、複数本の支持脚は後部の車輪の前方
位置と後方位置とに振り分けられて接地するため、踏み
体が前後方向に安定する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、
1は棚2に保管されている物品3をピッキングする場合
等に使用する手押し式のピッキング用台車である。ピッ
キング用台車1の本体4は、左右一対の枠フレーム5
と、これら両枠フレーム5間に連結された複数の連結フ
レーム6とで構成されている。上記枠フレーム5は、下
部横材7と、下部横材7の前部に立設された前部縦材8
と、前部縦材8の上部から後方へ延びる上部横材9と、
上部横材9の後部から斜め下方へ延びる後部傾斜材10
とで構成されている。
【0024】上記本体4の下部には、前部キャスター1
2と後部キャスター13とがそれぞれ左右一対ずつ設け
られている。また、上記本体4には、物品3を支持する
支持部14と踏み体15とが設けられている。上記踏み
体15は、左右一対の外側の支持脚16と、これら両支
持脚16間に設けられた上下複数の平板状の昇降用ステ
ップ17(踏み段の一例)と、上記両支持脚16間に設
けられた中間の支持脚18とで、梯子状に構成されてい
る。上記中間の支持脚18は、側面視で「く」の字形状
に屈曲しており、最下段のステップ17の下面に取付け
られている。
【0025】上記左右両後部傾斜材10間には上下一対
の連結フレーム19が連結されており、これら両連結フ
レーム19にはそれぞれ、筒状の保持部材20が左右一
対設けられている。上記踏み体15の一対の外側の支持
脚16の上下部が上記保持部材20に挿通されており、
これにより、踏み体15が本体4の後部に昇降自在に設
けられる。また、上記一対の外側の支持脚16の下部に
は円板状の鍔部材22が設けられ、上記鍔部材22と下
部の保持部材20との間にコイルスプリング23(付勢
具の一例)が設けられている。上記一対の外側の支持脚
16は両コイルスプリング23に挿通されており、両コ
イルスプリング23の付勢力(伸長力)によって踏み体
15は上方へ付勢されている。尚、上記一対の外側の支
持脚16の下端部は上記後部キャスター13の車輪25
の後方に位置しており、また、上記中間の支持脚18の
下端部は前部キャスター12の車輪26と後部キャスタ
ー13の車輪25との間に位置している。
【0026】本体4の上部には、上方へ延びる手摺28
が左右一対設けられている。これら手摺28は、後部傾
斜材10の上部から斜め上方へ延びた傾斜杆部29と、
傾斜杆部29の上部から前方へ延びた横杆部30と、横
杆部30の前部から垂下されて上部横材9の前部に連結
した縦杆部31とで構成されている。
【0027】上記左右両縦杆部31間には横フレーム3
3が連結され、この横フレーム33には、取付部材34
を介して、ピッキング作業の内容を表示するモニタ35
(表示手段の一例)が設けられている。上記取付部材3
4は、上記横フレーム33に設けられた固定部36と、
上記モニタ35の裏側に設けられた可動部37とで構成
されており、上記可動部37は、ボルト,ナット38を
介して、左右方向軸心39を中心として揺動自在に固定
部36に連結されている。これにより、図1の仮想線で
示すように、モニタ35の角度を上下に変更することが
できる。尚、上記モニタ35は、最上段のステップ17
よりも上方でかつ前方に位置している。また、図5に示
すように、モニタ35の取付け高さは、床60に直立し
た作業者61の顔のほぼ正面に位置するように設定され
ている。
【0028】また、上記傾斜杆部29には、物品3や棚
2に貼り付けられたバーコードを読み取るバーコードリ
ーダ42を保持するためのホルダー43と、台車1を押
し引き移動させるための把手44(押引部の一例)とが
設けられている。
【0029】さらに、本体4の左右両下部横材7間の前
部には収納箱40(収納体の一例)が設けられ、この収
納箱40内には、モニタ35やバーコードリーダ42へ
電力を供給するバッテリ41と、モニタ35やバーコー
ドリーダ42を制御する制御部58とが収納されてい
る。尚、上記バッテリ41は、収納箱40内の後部へ寄
せられており、台車1の重心がある本体4の下部中央部
に位置している。また、上記外側の支持脚16と中間の
支持脚18とは、収納箱40の後方に位置しており、収
納箱40から間隔を空けて接触しないように配置されて
いる。
【0030】また、上記左右両前部キャスター12の車
輪26は縦軸心46を中心として旋回自在に構成された
自由輪である。これに対して、左右両後部キャスター1
3の車輪25は前後方向に固定された固定輪であり、こ
れら両後部キャスター13には、車輪25を固定する固
定装置47が設けられている。図4に示すように、上記
固定装置47は、屈曲されかつ車輪25の外周面に圧接
離間自在な板ばね48と、屈曲した板ばね48間に設け
られた作動片49とで構成されている。上記板ばね48
は、後部キャスター13のブラケット51内に設けられ
た横軸50に取付けられている。また、作動片49は、
短辺と長辺とを有する長方形に形成され、ほぼ90°の
範囲で上下回動自在に構成されている。
【0031】また、後部キャスター13の外側部には、
上記作動片49を回動させる操作レバー52(操作部の
一例)が設けられている。この操作レバー52の一端は
上記作動片49に取付けられており、操作レバー52の
他端には、左右外方向に屈曲した操作片53が形成され
ている。図4の実線で示すように、上記操作レバー52
を回動して水平位置にした場合、操作レバー52と共に
作動片49が回動し、作動片49の短辺が縦方向にな
る。これにより、屈曲した板ばね48の上下間隔が閉じ
て、板ばね48の先端が車輪25の外周面から離間し、
固定解除される。また、図4の仮想線で示すように、操
作レバー52を回動して垂直位置にした場合、操作レバ
ー52と共に作動片49が回動し、作動片49の長辺が
縦方向になる。これにより、屈曲した板ばね48の上下
間隔が開いて、板ばね48の先端が車輪25の外周面に
圧接し、車輪25が固定される。
【0032】図1,図2に示すように、上記本体4の前
部かつ下部には、棚2(他の構造物の一例)の下部に接
触した際の衝撃を和らげるローラ55(緩衝部材の一
例)が左右一対設けられている。すなわち、左右両下部
横材7の前部には、下方かつ外側方に張り出したブラケ
ット56が設けられており、上記ローラ55は、ブラケ
ット56の先端部に設けられ、縦軸心57を中心として
遊転自在に構成されている。尚、左右両ローラ55はピ
ッキング用台車1の外側方かつ前方へ突出している。
【0033】以下、上記構成における作用を説明する。
ピッキング作業を行う場合、対象となる棚2の棚番やピ
ッキングする物品3の商品名、商品コード、ピッキング
数等の作業内容がモニタ35の画面に表示される。図5
に示すように、作業者61は、モニタ35を見て、ピッ
キング用台車1を目的の棚2の前まで押して移動させ
る。この際、作業者61は左右両把手44を持って押す
(または引く)ことにより、ピッキング用台車1を容易
に移動させることができる。また、モニタ35の取付け
高さは、床60に直立した作業者61の顔のほぼ正面に
位置するため、作業者61は容易にモニタ35を目視し
得る。
【0034】そして、作業者61は、棚2から目的の物
品3をピッキングして、支持部14上に載置した集品容
器59(コンテナ等)へ上記物品3を入れていく。この
際、作業者61は、ホルダー43からバーコードリーダ
42を抜き取り、バーコードリーダ42を用いて物品3
のバーコードを読み取っていく。
【0035】また、棚2の高所に保管されている物品3
をピッキングする場合、作業者61は、台車1の後方か
ら水平位置の操作レバー52の操作片53を足先で踏み
下ろし、図4の仮想線で示すように、操作レバー52を
垂直位置まで回動させる。これにより、作動片49の長
辺が縦方向になり、板ばね48の先端が後部キャスター
13の車輪25に圧接し、車輪25が固定される。
【0036】上記のようにして後部キャスター13の車
輪25を固定した後、図6に示すように、作業者61は
手摺28を持ってステップ17を登る。この際、ステッ
プ17に作業者61の体重が作用するため、コイルスプ
リング23が圧縮されて踏み体15が下降し、踏み体1
5の3本の各支持脚16,18の下端が床60に接地す
る。このように、踏み体15は3点で床60に支持され
るため、安定性が増す。さらに、外側の左右両支持脚1
6の下端は後部キャスター13の後方位置において床6
0に接地するとともに、中間の支持脚18の下端は後部
キャスター13の前方位置において床60に接地するた
め、踏み体15の安定性が前後方向において一層向上す
る。
【0037】上記のようにして作業者61は、脚立等の
特別な器具を用いることなく、台車1のステップ17に
登って棚2の高所に保管されている物品3を容易にピッ
キングすることができる。また、上記のように後部キャ
スター13の車輪25を固定しておくことにより、作業
者61がステップ17に上がっている際、台車1が不用
意に移動することを防止することができ、高所のピッキ
ング作業が安全に行える。
【0038】また、モニタ35は最上段のステップ17
よりも上方でかつ前方に位置しているため、作業者61
が最上段のステップ17まで登って作業する場合、作業
者61の足がモニタ35に当接するのを防止することが
でき、これによりモニタ35の破損を防止することがで
きる。
【0039】ピッキング終了後、図5に示すように、作
業者61がステップ17から台車1の後方の床60に降
りることによって、作業者61の体重がステップ17に
作用しなくなるため、コイルスプリング23が伸長して
踏み体15が上昇し、踏み体15の3本の各支持脚1
6,18の下端が床60から上方へ浮き上がる。
【0040】その後、作業者61は、台車1の後方から
垂直位置の操作レバー52の操作片53を足先で手前に
引き上げると、図4の実線で示すように、板ばね48の
反発力により操作レバー52が回動して水平位置へ戻
る。これにより、作動片49の短辺が縦方向になり、板
ばね48の先端が後部キャスター13の車輪25から離
間するため、車輪25の固定が解除されて回転可能とな
り、台車1を移動させることができる。
【0041】上記のように、ステップ17への登り降り
と操作レバー52の操作とは共に台車1の後側から行え
るため、作業者61が、あちこち歩き回る必要はなく、
作業を迅速に行える。さらに、図3に示すように、外側
の左右両支持脚16の下端が後部キャスター13の後方
に位置しているのに対し、操作レバー52は後部キャス
ター13の外側部に設けられているため、操作レバー5
2を操作する際、外側の両支持脚16が操作の邪魔にな
ることはない。
【0042】また、作業者61が台車1を移動させてい
る際、前部キャスター12の車輪26が縦軸心46を中
心に旋回することによって、台車1を容易に左右へ方向
転換させることができる。また、棚2に沿って台車1を
移動させている際、図2に示すように、ローラ55が棚
2の下部前面に接触することによって、ローラ55が回
転し、接触時に台車1が受ける衝撃を和らげることがで
きる。これにより、台車1や棚2の損傷を防止すること
ができる。さらに、上記ローラ55が棚2の下部前面に
接触した際、その反動で、前部キャスター12の車輪2
6が縦軸心46を中心に棚2とは反対側へ旋回する。こ
れにより、棚2に接触した際の衝撃を逃がすことができ
る。
【0043】また、図5,図6に示すように、作業者6
1の身長やステップ17に上った際の顔の位置に応じ
て、モニタ35の角度を上下に変更することにより、モ
ニタ35の角度を最も見易い角度に調節することができ
る。
【0044】また、図1に示すように、バッテリ41は
台車1の重心がある本体4の下部中央部に位置している
ため、各車輪25,26にほぼ均一に重量が分散され、
台車1の安定性が向上する。仮に、バッテリ41のよう
な重量物を本体4の前端部や左右一側端部に設けた場
合、重心の位置が本体4の前部や一側部に片寄ってしま
い、不安定になる恐れがあり、さらには、本体4の前部
や一側部の重量が部分的に増加するため、ローラ55が
棚2に接触した際の衝撃のエネルギーも増大し、衝撃が
大きくなる。これに対して、上記のようにバッテリ41
を本体4の下部中央部に配置したことによって、本体4
の前部や一側部の重量が部分的に増加することはなく、
その分、ローラ55が棚2に接触した際の衝撃のエネル
ギーも減少し、衝撃が低減される。
【0045】また、外側の支持脚16と中間の支持脚1
8とは収納箱40の後方に間隔を空けて位置しているた
め、外側の支持脚16や中間の支持脚18が収納箱40
に干渉することはなく、各支持脚16,18に作用する
荷重が収納箱40にかかることはない。
【0046】上記実施の形態では、図1に示すように、
ステップ17を上下3段設けているが、1段または3段
以外の複数段であってもよい。上記実施の形態では、前
部キャスター12を自由輪とし、後部キャスター13を
固定輪としているが、前部キャスター12を固定輪と
し、後部キャスター13を自由輪としてもよく、また、
前後部全キャスター12,13とも自由輪としてもよ
く、さらには、前後部全キャスター12,13とも固定
輪としてもよい。
【0047】上記実施の形態では、図4に示すように、
後部キャスター13に固定装置47と操作レバー52と
を設けているが、前部キャスター12に設けてもよい。
上記実施の形態では、踏み体15に3本の支持脚16,
18を備えているが、3本以外の複数本であってもよ
い。
【0048】上記実施の形態では、本体4の上部に手摺
28を設けているが、本体4の前部縦材8と後部傾斜材
10とを上方へ延長して、手摺として兼用してもよい。
上記実施の形態では、緩衝部材55の一例としてローラ
55を用いたが、ローラ55に限定されるものではな
く、例えば、ゴム等の弾性部材を本体4の下部の前端部
および左右側端部に取り付けてもよい。
【0049】また、上記実施の形態のモニタ35は、ボ
タン式とタッチパネル式のいずれであってもよい。上記
実施の形態では、台車1の本体4に緩衝部材としてロー
ラ55を設けているが、ローラ55等の緩衝部材を設け
ないものであってもよい。
【0050】上記実施の形態では、踏み体15を本体4
の後部に昇降自在に設け、この踏み体15をコイルスプ
リング23によって上方へ付勢しているが、コイルスプ
リング23で踏み体15を付勢しない(コイルスプリン
グ23を設けない)構成であってもよい。また、踏み体
15を本体4の後部に固定してもよい。
【0051】上記実施の形態では、踏み体15を梯子状
に構成しているが、踏み体15を、前後に開閉可能な逆
V形状の支持脚と、この支持脚に設けられた複数のステ
ップ17とで脚立状に構成してもよく、このような脚立
状の踏み体15の支持脚を閉じて起立させた状態で本体
4に収納する構成であってもよい。そして、支持脚を前
後に開いて傾斜させることにより、脚立状の踏み体15
が床60に安定して固定される。
【0052】上記実施の形態では、中間の支持脚18が
収納箱40の後方に間隔を空けて位置しているが、踏み
体15が上昇した場合、中間の支持脚18が収納箱40
に接触してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本第1発明によると、作業
者は、表示手段に表示されたピッキング作業の内容を見
て、物品をピッキングする。この際、ピッキングすべき
物品が高所に保管されている場合、作業者が台車に設け
られた踏み段を登ることにより、脚立等の特別な器具を
用いることなく、高所から物品をピッキングすることが
できる。この時、作業者は、手摺につかまることによっ
て、高所で安全に作業し得る。
【0054】本第2発明によると、作業者が最上段の踏
み段まで登って作業する場合、作業者の足が表示手段に
当接するのを防止することができ、これにより表示手段
の破損を防止することができる。
【0055】本第3発明によると、台車の安定性が向上
する。本第4発明によると、複数本の支持脚は後部の車
輪の前方位置と後方位置とに振り分けられて接地するた
め、踏み体が前後方向に安定する。
【0056】本第5発明によると、作業者が台車本体の
後方から操作部を操作することによって、固定装置が作
動し、後部の車輪が固定される。これにより、作業者が
踏み段に上がっている際、台車が不用意に移動すること
を防止することができ、安全にピッキング作業が行え
る。また、ピッキング完了後、作業者が台車本体の後方
から操作部を操作して、後部の車輪の固定を解除するこ
とにより、台車が移動可能となる。
【0057】また、踏み段への登り降りと操作部の操作
とは共に台車本体の後側から行えるため、作業者が、あ
ちこち歩き回る必要はなく、作業を迅速に行える。さら
に、外側の支持脚の下端が後部の車輪の後方に位置して
いるのに対し、操作部は後部の車輪の側方に設けられて
いるため、操作部を操作する際、外側の支持脚が操作の
邪魔になることはない。
【0058】本第6発明によると、支持脚がバッテリに
干渉することはなく、支持脚に作用する荷重がバッテリ
にかかることはない。本第7発明によると、作業者は、
押引部を持って台車を押し引きすることによって、台車
を容易に移動させることができる。
【0059】本第8発明によると、緩衝部材が棚等の他
の構造物に接触することによって、接触時に台車が受け
る衝撃を和らげることができ、台車や他の構造物の損傷
を防止することができる。
【0060】本第9発明によると、緩衝部材が棚等の他
の構造物に接触した際、その反動で、前部の車輪が縦軸
心を中心に他の構造物とは反対側へ旋回する。これによ
り、他の構造物に接触した際の衝撃を逃がすことができ
る。
【0061】本第10発明によると、ピッキングすべき
物品が高所に保管されている場合、作業者が台車に設け
られた踏み段を登ることにより、脚立等の特別な器具を
用いることなく、高所から物品をピッキングすることが
できる。この時、作業者は、手摺につかまることによっ
て、高所で安全に作業し得る。
【0062】また、複数本の支持脚は後部の車輪の前方
位置と後方位置とに振り分けられて接地するため、踏み
体が前後方向に安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるピッキング用台車
の側面図である。
【図2】同、ピッキング用台車の正面図である。
【図3】同、ピッキング用台車の背面図である。
【図4】同、ピッキング用台車の後部キャスターの固定
装置の構造を示す図である。
【図5】同、ピッキング用台車を移動させている際の側
面図である。
【図6】同、ピッキング用台車を用いて、高所でのピッ
キング作業を行っている際の側面図である。
【図7】従来のピッキング用台車の斜視図である。
【符号の説明】
1 ピッキング用台車 2 棚(他の構造物) 3 物品 4 本体 14 支持部 15 踏み体 16,18 支持脚 17 ステップ(踏み段) 25,26 車輪 28 手摺 35 モニタ(表示手段) 40 収納箱(収納体) 41 バッテリ 44 把手(押引部) 46 縦軸心 47 固定装置 52 操作レバー(操作部) 55 ローラ(緩衝部材)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の下部に複数の車輪が設けられ、上
    記本体に、物品を支持する支持部と、昇降用の踏み段
    と、本体の上方に延びる手摺と、ピッキング作業の内容
    を表示する表示手段とが設けられていることを特徴とす
    るピッキング用台車。
  2. 【請求項2】 表示手段は、最上段の踏み段よりも上方
    でかつ前方に位置していることを特徴とする請求項1記
    載のピッキング用台車。
  3. 【請求項3】 表示手段に電力を供給するバッテリが本
    体の下部重心付近に設けられていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のピッキング用台車。
  4. 【請求項4】 踏み段は、複数本の支持脚を有する踏み
    体に備えられ、上記複数本の支持脚は後部の車輪の前方
    位置と後方位置とに振り分けられ、各支持脚の下端が接
    地可能に構成されていることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれかに記載のピッキング用台車。
  5. 【請求項5】 踏み体は本体の後部に設けられ、上記踏
    み体の左右一対の外側の支持脚の下端が後部の車輪の後
    方に位置し、上記一対の外側の支持脚間に設けられた中
    間の支持脚の下端が前部の車輪と後部の車輪との間に位
    置し、後部の車輪を固定する固定装置が設けられ、上記
    固定装置を作動させる操作部が後部の車輪の側方に設け
    られ、上記操作部は踏み体のある本体の後方から操作可
    能に構成されていることを特徴とする請求項4記載のピ
    ッキング用台車。
  6. 【請求項6】 バッテリは本体の下部に設けられ、支持
    脚は上記バッテリの後側に位置していることを特徴とす
    る請求項4記載のピッキング用台車。
  7. 【請求項7】 手摺の一部に、台車を押し引き移動させ
    るための押引部が設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項6のいずれかに記載のピッキング用台
    車。
  8. 【請求項8】 他の構造物に接触した際の衝撃を和らげ
    る緩衝部材が本体に複数設けられ、上記緩衝部材は本体
    よりも左右両側方および前方へ突出していることを特徴
    とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のピッキ
    ング用台車。
  9. 【請求項9】 他の構造物に接触した際の衝撃を和らげ
    る緩衝部材が本体の前部の両側部に設けられ、本体の前
    部に設けられた前部の車輪は縦軸心を中心として旋回自
    在に構成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項8のいずれかに記載のピッキング用台車。
  10. 【請求項10】 本体の下部に複数の車輪が設けられ、上
    記本体に、物品を支持する支持部と、昇降用の踏み段
    と、本体の上方に延びる手摺とが設けられ、上記踏み段
    は、複数本の支持脚を有する踏み体に備えられ、上記複
    数本の支持脚は後部の車輪の前方位置と後方位置とに振
    り分けられ、各支持脚の下端が接地可能に構成されてい
    ることを特徴とするピッキング用台車。
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