JP2002101147A - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JP2002101147A
JP2002101147A JP2000292006A JP2000292006A JP2002101147A JP 2002101147 A JP2002101147 A JP 2002101147A JP 2000292006 A JP2000292006 A JP 2000292006A JP 2000292006 A JP2000292006 A JP 2000292006A JP 2002101147 A JP2002101147 A JP 2002101147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
communication
functional
circuits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000292006A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishii
岳 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000292006A priority Critical patent/JP2002101147A/ja
Publication of JP2002101147A publication Critical patent/JP2002101147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機能回路を備えた電子機器と端末装置
とを外部コネクタを介して接続し、当該端末装置から当
該電子機器の機能回路に対して信号を送信する通信シス
テムで、これら複数の機能回路の外部コネクタを共通化
する。 【解決手段】 電子機器1には、それぞれ異なる通信規
約で信号を通信する複数の機能回路K1〜Knを直列に
接続して備えるとともに、これら複数の機能回路K1〜
Knに共通の外部コネクタ11を初段の機能回路K1と
外部との間に備え、機能回路K1〜Kn-1に備えられた
通信制御手段T1〜Tn-1が、端末装置2からの信号の
通信規約が当該機能回路K1〜Kn-1の通信規約と一致
する場合には当該信号を当該機能回路K1〜Kn-1へ入
力する一方、一致しない場合には当該信号を次段の機能
回路K2〜Knに対して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機能回路を
備えた電子機器と端末装置とを外部コネクタを介して接
続して当該端末装置から当該電子機器の機能回路に対し
て信号を送信する通信システムに関し、特に、これら複
数の機能回路の外部コネクタを共通化した通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば1つの電子機器に複数の機能回路
が備えられて当該電子機器が構成されることがあり、こ
のような電子機器では、それぞれの機能回路毎に保守や
設定が必要な場合がある。図3には、このような複数
(例えばm個)の機能回路J1〜Jmを備えた電子機器
31と当該電子機器31の各機能回路J1〜Jmに対し
て保守や設定を行う保守端末32とから構成された通信
システムの一例を示してある。
【0003】具体的には、電子機器31の各機能回路J
1〜Jmにはそれぞれ外部接続コネクタC1〜Cmが備
えられており、また、保守端末32には例えばケーブル
42を有した外部接続コネクタ41が備えられている。
そして、各機能回路J1〜Jmの外部接続コネクタC1
〜Cmと保守端末32の外部接続コネクタ41とが接続
された状態で、当該保守端末32から送信される(保守
や設定を行うための)信号が外部接続コネクタ41、J
1〜Jmを介して当該各機能回路J1〜Jmへ入力され
ることで、当該各機能回路J1〜Jmに対する保守や設
定が行われる。
【0004】このため、保守端末32の接続対象となる
(つまり、保守や設定の対象となる)機能回路J1〜J
mを切り替える場合には、保守端末32の外部接続コネ
クタ41と接続される電子機器31の外部接続コネクタ
C1〜Cmを変更する(つまり、接続し直す)ことが行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3に示したような従来の通信システムでは、例えば電子
機器31に備えられた複数の機能回路J1〜Jmに対し
て保守や設定を行うような場合には、上述のように、保
守端末32の外部接続コネクタ41と接続する電子機器
31の外部接続コネクタC1〜Cmを各機能回路J1〜
Jm毎に切り替えることが必要であったため、このよう
な接続の切替のための外部接続コネクタ41の挿抜の仕
方が煩雑となってしまい、また、このような接続の切替
に多大な時間を要してしまうこともあるといった不具合
があった。また、複数の外部接続コネクタC1〜Cmが
1つの電子機器31に備えられるため、電子機器1の外
観が複雑となって取扱いが不便となってしまうといった
不具合があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の機能回路を備えた電子
機器と端末装置とを外部コネクタを介して接続し、当該
端末装置から当該電子機器の機能回路に対して(例えば
保守や設定を行うための)信号を送信するに際して、こ
れら複数の機能回路の外部コネクタを共通化した通信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る通信システムでは、次のような構成に
より、外部とのコネクタ(外部コネクタ)及び複数の機
能回路を備えた電子機器と端末装置とを当該外部コネク
タを介して接続し、当該端末装置から当該電子機器の機
能回路に対して信号を送信する。
【0008】すなわち、電子機器には、それぞれ異なる
通信規約で信号を通信する複数の機能回路を直列に接続
して備えるとともに、これら複数の機能回路に共通の外
部コネクタを初段の機能回路と外部との間に備えた。そ
して、機能回路に備えられた通信制御手段が、端末装置
からの信号の通信規約が当該機能回路の通信規約と一致
する場合には当該信号を当該機能回路へ入力する一方、
一致しない場合には当該信号を次段の機能回路に対して
出力する。
【0009】従って、電子機器に備えられた複数の機能
回路に共通の外部コネクタを介して当該電子機器と端末
装置とを接続し、当該端末装置から初段の機能回路に対
して所定の通信規約の信号を送信することにより、当該
信号がその通信規約を採用しない機能回路へは入力され
ない一方、その通信規約を採用する機能回路へ入力され
るため、端末装置からこれら複数の機能回路に対する信
号送信(例えば保守や設定)を共通の外部コネクタを用
いて実現することができる。
【0010】このように、本発明に係る通信システムで
は、電子機器の外部コネクタが複数の機能回路について
共通化されるため、例えば当該電子機器の回路構成を簡
易化することや当該電子機器の外観を簡易化することが
できる。また、本発明に係る通信システムでは、例えば
電子機器に備えられた複数の機能回路に対して端末装置
からの信号を送信して保守や設定を行うような場合にお
いても、一例として、これら複数の機能回路に対応した
端末装置を共通化することで、このような保守や設定に
要する時間を例えば従来と比べて短縮することができ
る。
【0011】ここで、端末装置としては、上記のように
例えば電子機器に備えられた全ての機能回路に共通な装
置として構成されるのが好ましいが、例えば1つの電子
機器に対して複数の端末装置が用いられて信号の送信
(例えば各機能回路に対する保守や設定)が行われる構
成が用いられてもよい。
【0012】また、複数の機能回路のそれぞれで用いら
れる通信規約としては、種々なものであってもよく、本
発明では、各機能回路毎に例えば通信される信号(デー
タ)の構成や伝送速度等の通信規約を異ならせている。
【0013】また、好ましい態様としては、本発明に言
う通信制御手段は初段の機能回路から最終段の前段の機
能回路までの各機能回路に備えられるのがよいが、本発
明では、必ずしもこれら全ての機能回路に通信制御手段
が備えられなくともよい。すなわち、本発明は、少なく
とも1つの機能回路に通信制御手段を備えるものを包含
する。なお、最終段の機能回路については、次段の機能
回路が存在しないため、通常、端末装置からの信号を他
の機能回路に対して出力することは行われない。
【0014】また、初段の機能回路に備えられる通信制
御手段については、例えば端末装置からの信号が当該端
末装置から外部コネクタを介して直接的に入力される
が、他の機能回路(2段目以降の機能回路)に備えられ
る通信制御手段については、例えばそれぞれ前段の機能
回路に備えられた通信制御手段を介して端末装置からの
信号が入力される。
【0015】また、端末装置からの信号の通信規約が各
機能回路の通信規約と一致するか否かを判定する仕方と
しては、種々な仕方が用いられてもよい。このような判
定の仕方の一例としては、端末装置からの信号に関して
通信エラーが発生するか否かを検出する仕方を用いるこ
とができ、具体的には、通信エラーを検出しなかった場
合(通信が正常に行われた場合)には両者の通信規約が
一致すると判定する一方、通信エラーを検出した場合
(通信が正常に行われなかった場合)には両者の通信規
約が一致しない(すなわち、異なっている)と判定す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る通信システム
の一例として、当該通信システムを構成する電子機器1
や保守端末2を示してある。
【0017】同図に示されるように、本例の電子機器1
の回路構成では、後述のように複数(例えばn個)の機
能回路K1〜Knが直列に接続されて内部に備えられて
おり、また、これら複数の機能回路K1〜Knに共通の
(1つの)外部接続コネクタ11が初段の機能回路K1
と外部との間に備えられている。また、本例の電子機器
1では、各機能回路K1〜Knがそれぞれ異なる通信規
約(例えばデータ構成や伝送速度等)で信号を通信する
構成としてある。
【0018】また、本例の各機能回路K1〜Knにはそ
れぞれ通信経路制御回路T1〜Tnが備えられている。
そして、各機能回路K1〜Knに備えられた通信経路制
御回路T1〜Tnは、後述する保守端末2からの(保守
や設定を行うための)信号の通信規約が当該機能回路
(つまり、自己T1〜Tnを備える機能回路)K1〜K
nの通信規約と一致するか否かを判定し、一致すると判
定した場合には当該信号を当該機能回路(つまり、自己
T1〜Tnを備える機能回路)K1〜Knへ入力する一
方、一致しないと判定した場合には当該信号を次段の機
能回路(なお、最終段の機能回路Knに備えられた通信
経路制御回路Tnについては、例えば当該通信経路制御
回路Tnの外部)に対して出力する。
【0019】また、保守端末2から外部コネクタ11を
介して入力される信号を伝送する配線(ライン)では、
当該外部接続コネクタ11と初段の機能回路K1の通信
経路制御回路T1とが入力ラインLIを介して接続され
ており、当該通信経路制御回路T1と2段目の機能回路
K2の通信経路制御回路T2とが接続ラインLCを介し
て接続されており、当該通信経路制御回路T2と3段目
の機能回路K3の通信経路制御回路T3とが接続ライン
LC1を介して接続されているといったように、複数の
機能回路K1〜Kn(に備えられる通信経路制御回路T
1〜Tn)が直列に接続されている。
【0020】一方、各機能回路K1〜Knから保守端末
2への信号を外部接続コネクタ11へ伝送する配線(ラ
イン)では、全ての機能回路K1〜Knの通信経路制御
回路T1〜Tnが共通の出力ラインLOを介して外部接
続コネクタ11と接続されている。
【0021】また、保守端末2には例えばケーブル13
を有した外部接続コネクタ12が備えられている。そし
て、保守端末2と電子機器1とは、当該保守端末2の外
部接続コネクタ12と当該電子機器1の外部接続コネク
タ11とを接続することにより、これらの外部接続コネ
クタ11、12を介して互いに信号を通信することが可
能となる。
【0022】具体的には、本例では、保守端末2が、電
子機器1に備えられた各機能回路K1〜Knに対して
(保守や設定を行うための)信号を外部接続コネクタ1
1、12を介して送信し、これに応じて当該機能回路
(つまり、当該信号の送信先となった機能回路)K1〜
Knから出力される信号を当該外部接続コネクタ11、
12を介して受信する。本例では、このような保守端末
2と各機能回路K1〜Knとの間の信号通信により、当
該保守端末2が各機能回路K1〜Knに対して保守や設
定を行うことが実現される。
【0023】なお、上述のように、保守端末2では、例
えばその外部接続コネクタ12を介して電子機器1へ送
信する信号の通信規約を各機能回路K1〜Knに設定さ
れたものに切り替えることで、当該各機能回路K1〜K
nに対する保守や設定を個別に行うことが可能である。
ここで、このような通信規約の切替は、一例として、保
守端末2で起動するアプリケーションを各通信規約に対
応したものへ切り替えることにより実現される。
【0024】次に、図2には、上記した各通信経路制御
回路T1〜Tnの回路構成例を示してある。なお、本例
では、各通信経路制御回路T1〜Tnの回路構成は同様
なものであるため、同図では、図示の便宜上から、初段
の機能回路K1に備えられた通信経路制御回路T1と2
段目の機能回路K2に備えられた通信経路制御回路T2
のみについてその回路構成例を示してある。
【0025】同図に示されるように、初段の機能回路K
1に備えられた通信経路制御回路T1は、受信ラインL
1や、送信ラインL2や、3つのスイッチSW1〜SW
3や、通信エラー検出回路21や、スイッチ制御ライン
L3や、インバータ22から構成されている。
【0026】具体的には、この通信経路制御回路T1で
は、電子機器1の外部(ここでは、保守端末2)から外
部接続コネクタ11を介して入力される信号を伝送する
入力ラインLIと受信ラインL1とが接続されており、
当該受信ラインL1はスイッチSW1を介して通信エラ
ー検出回路21と接続されている。また、受信ラインL
1上では、外部接続コネクタ11とスイッチSW1との
間の点がスイッチSW3及び接続ラインLCを介して次
段の機能回路に備えられた通信経路制御回路の受信ライ
ン(ここでは、2段目の機能回路K2に備えられた通信
経路制御回路T2の受信ラインL4)と接続されてい
る。
【0027】また、通信エラー検出回路21は初段の機
能回路K1(保守や設定の対象となる内部回路)と通信
可能に接続されている。また、通信エラー検出回路21
にはスイッチSW2を介して送信ラインL2が接続され
ている。そして、送信ラインL2は、各機能回路K1〜
Knから電子機器1の外部(ここでは、保守端末2)へ
の信号を外部接続コネクタ11へ伝送するための出力ラ
インLOと接続されている。なお、上述のように、出力
ラインLOは、本例では、全ての機能回路K1〜Knに
ついて共通のラインとなっている。
【0028】また、通信エラー検出回路21はスイッチ
制御ラインL3を介して各スイッチSW1〜SW3のオ
ンオフ(開閉)制御端と接続されており、スイッチSW
3についてはその直前のスイッチ制御ラインL3上にイ
ンバータ22が備えられている。ここで、インバータ2
2は信号の極性を(例えば“1”値と“0”値とを)反
転させる機能を有しており、これにより、通信エラー検
出回路21がスイッチ制御ラインL3へ(スイッチ切替
のための)信号を出力して3つのスイッチSW1〜SW
3の開閉状態を制御する場合に、2つのスイッチSW
1、SW2の開閉状態と残りの1つのスイッチSW3の
開閉状態とを反転させて切り替えることが実現されてい
る。
【0029】また、同図に示されるように、2段目の機
能回路K2に備えられた通信経路制御回路T2について
も、上記した初段の機能回路K1に備えられた通信経路
制御回路T1と同様に、受信ラインL4や、送信ライン
L5や、3つのスイッチSW4〜SW6や、通信エラー
検出回路23や、スイッチ制御ラインL6や、インバー
タ24から構成されている。
【0030】また、この通信経路制御回路T2の具体的
な回路構成については、上記した通信経路制御回路T1
とほぼ同様であるが、例えば受信ラインL4が接続ライ
ン(ここでは、接続ラインLC)を介して前段の機能回
路に備えられた通信経路制御回路の受信ラインのスイッ
チ(ここでは、初段の機能回路K1に備えられた通信経
路制御回路T1の受信ラインL1のスイッチSW3)と
接続されているといった点で異なっている。
【0031】また、3段目から最終段の前段目までの機
能回路K3〜Kn-1に備えられた通信経路制御回路T3
〜Tn-1の構成については、上記した2段目の機能回路
K2に備えられた通信経路制御回路T2と同様である。
また、最終段の機能回路Knに備えられた通信経路制御
回路Tnの構成は、上記した2段目の機能回路K2に備
えられた通信経路制御回路T2の構成とほぼ同様である
が、例えば次段の機能回路が存在しないことから次段の
機能回路への接続ライン(上記した接続ラインLCに相
当するもの)が備えられていないといった点で異なって
いる。
【0032】次に、上記した各通信経路制御回路T1〜
Tnにより行われる動作の一例を示す。なお、本例で
は、各通信経路制御回路T1〜Tnにより行われる動作
は同様であるため、説明の便宜上から、初段の機能回路
K1に備えられた通信経路制御回路T1を代表させてそ
の動作の一例を示す。
【0033】まず、例えば初期状態として、通信経路制
御回路T1に備えられた受信ラインL1のスイッチSW
1及び送信ラインL2のスイッチSW2が閉じられてい
る(接続させられている)とともに、受信ラインL1と
接続ラインLCとの間のスイッチSW3が開かれている
(開放されている)とする。
【0034】このような状態で、保守端末2からの信号
が受信ラインL1へ入力されると、当該信号はスイッチ
SW1を介して通信エラー検出回路21へ入力される。
通信エラー検出回路21では、例えば予め自己(当該通
信エラー検出回路21)を備える機能回路K1で用いら
れる通信規約に関する情報が設定されており、この情報
に基づいて、受信ラインL1を介して入力される保守端
末2からの信号の通信規約が自己(当該通信エラー検出
回路21)に設定された通信規約と一致するか否かを判
定する。
【0035】ここで、本例では、このような判定は、例
えば通信エラー検出回路21が保守端末2からの信号に
関して通信エラーを検出するか否かに基づいて行われ
る。具体的には、通信エラー検出回路21では、通信エ
ラーを検出した場合には、保守端末2と自己の通信経路
制御回路T1との間で通信規約が一致していないと判定
し、これに応じて受信ラインL1のスイッチSW1及び
送信ラインのスイッチSW2を開くとともに、これと同
時に、受信ラインL1と接続ラインLCとの間のスイッ
チSW3を閉じる。すると、受信ラインL1に入力され
る保守端末2からの信号は当該閉じられたスイッチSW
3及び接続ラインLCを介して次段の機能回路K2に備
えられた通信経路制御回路T2の受信ラインL4へ入力
される。
【0036】一方、通信エラー検出回路21では、通信
エラーを検出しなかった場合には、保守端末2と自己の
通信経路制御回路T1との間で通信規約が一致すると判
定し、これに応じて各スイッチSW1〜S3の(現)状
態を保持するとともに、入力された保守端末2からの信
号を自己の機能回路K1(保守や設定の対象となる内部
回路)に対して出力する。すると、本例では、保守端末
2からの信号を受信した機能回路K1から当該保守端末
2に対して応答(送信)する信号が通信エラー検出回路
21へ出力され、当該応答信号がスイッチSW2及び送
信ラインL2及び出力ラインLO及び外部接続コネクタ
11を介して当該保守端末2へ送信される。
【0037】このように、本例の電子機器1では、各機
能回路K1〜Knに備えられた通信経路制御回路T1〜
Tnが保守端末2からの信号に関して通信エラーを検出
したか否かに応じて、その通信経路(3つのスイッチS
W1〜SW3)を切り替えることにより、結果として、
保守端末2からの信号をその通信規約と一致する所望の
機能回路(本例では、機能回路K1〜Knのいずれか)
へ入力することができる。
【0038】一例として、保守端末2からの信号の通信
規約が初段の機能回路K1の通信規約と一致する場合
(すなわち、初段の機能回路K1に対する保守や設定を
行う場合)には、保守端末2からの信号が初段の機能回
路K1に備えられた通信経路制御回路T1により当該機
能回路K1へ取込まれ、これにより、当該機能回路K1
の保守や設定が行われる。
【0039】また、他の例として、保守端末2からの信
号の通信規約がi(iは2以上の値であるとする)段目
の機能回路Kiの通信規約と一致する場合(すなわち、
i段目の機能回路Kiに対する保守や設定を行う場合)
には、保守端末2からの信号が初段から(i−1)段目
の機能回路K1〜Ki-1へは取込まれずに通過した後
に、当該信号がi段目の機能回路Kiに備えられた通信
経路制御回路Tiにより当該機能回路Kiへ取込まれる
ことにより、当該機能回路Kiの保守や設定が行われ
る。
【0040】以上のように、本例の通信システムでは、
電子機器1の外部コネクタ11が複数の機能回路K1〜
Knについて共通化されているため、例えば当該電子機
器1の回路構成を簡易化することや当該電子機器1の外
観を簡易化することができ、これにより、当該電子機器
1を安価にすること等が可能となる。
【0041】また、本例の通信システムでは、例えば電
子機器1に備えられた複数の機能回路K1〜Knに対し
て保守端末2からの信号を送信して保守や設定を行うよ
うな場合においても、一例として、これら複数の機能回
路K1〜Knに対応した保守端末2を共通化すること
で、当該保守端末2の外部接続コネクタ12の挿抜を省
略することが可能となり、これにより、このような保守
や設定に要する時間を例えば従来と比べて短縮すること
ができる。
【0042】なお、本発明は、例えば別々に開発を行っ
た複数の製品(機能回路)を組合せて1つの収容架(電
子機器)に収納して運用するような通信システムに適用
されるのが特に好ましい。つまり、このような電子機器
では、各機能回路が別々に開発されることから、各機能
回路に対する保守や設定を保守端末により行う場合にお
ける通信規約(なお、機能や設定画面等についても同
様)が異なっていることが多い。
【0043】そこで、このような通信システムに本発明
を適用すると、例えば個別に開発された保守端末(共通
化されていてもよい)を、複数の機能回路について共通
化された電子機器の外部接続コネクタに接続して、当該
保守端末から当該電子機器に対して所定の通信規約の信
号を送信することにより、(自動的に)当該信号がその
通信規約と一致する機能回路へ入力されることが実現さ
れることから、所望の機能回路に対する保守や設定を行
うことができる。
【0044】ここで、本例では、電子機器1が本発明に
言う電子機器に相当し、保守端末2が本発明に言う端末
装置に相当する。また、本例では、電子機器1に備えら
れた複数の機能回路K1〜Knが本発明に言う複数の機
能回路に相当し、電子機器1に備えられた外部接続コネ
クタ11が本発明に言う(複数の機能回路に共通の)外
部コネクタに相当する。
【0045】また、本例では、各機能回路K1〜Kn-1
に備えられた通信経路制御回路T1〜Tnの機能によ
り、本発明に言う通信制御手段が構成されている。な
お、最終段の機能回路Knについては次段の機能回路が
存在しないため、保守端末2からの信号の通信規約が自
己の通信規約と一致しない場合に当該信号を他の機能回
路に対して出力するといったことは、通常、行われな
い。
【0046】ここで、本発明に係る通信システムや電子
機器や端末装置の構成としては、必ずしも以上に示した
ものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。ま
た、本発明に係る通信システムの適用分野としては、必
ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な
分野に適用することが可能なものである。
【0047】また、本発明に係る通信システムや電子機
器や端末装置において行われる各種の処理としては、例
えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源に
おいてプロセッサがROMに格納された制御プログラム
を実行することにより制御される構成が用いられてもよ
く、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段
が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッ
ピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュ
ータにより読み取り可能な記録媒体として把握すること
もでき、当該制御プログラムを記録媒体からコンピュー
タに入力してプロセッサに実行させることにより、本発
明に係る処理を遂行させることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る通信
システムによると、外部とのコネクタ及び複数の機能回
路を備えた電子機器と端末装置とを当該外部コネクタを
介して接続し、当該端末装置から当該電子機器の機能回
路に対して信号を送信する構成において、電子機器には
それぞれ異なる通信規約で信号を通信する複数の機能回
路を直列に接続して備えるとともにこれら複数の機能回
路に共通の外部コネクタを初段の機能回路と外部との間
に備え、機能回路(に備えられた通信制御機能)が端末
装置からの信号の通信規約が当該機能回路の通信規約と
一致する場合には当該信号を当該機能回路へ入力する一
方、一致しない場合には当該信号を次段の機能回路に対
して出力するようにしたため、端末装置により行われる
複数の機能回路に対する信号送信(例えば保守や設定)
を共通の外部コネクタを用いて実現することができ、こ
れにより、例えば当該電子機器の回路構成の簡易化や当
該電子機器の外観の簡易化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信システムの一例を示す図で
ある。
【図2】 通信経路制御回路の回路構成例を示す図であ
る。
【図3】 従来例に係る通信システムの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1・・電子機器、 2・・保守端末、 11、12・・
外部接続コネクタ、13・・ケーブル、 K1〜Kn・
・機能回路、T1〜Tn・・通信経路制御回路、 2
1、23・・通信エラー検出回路、22、24・・イン
バータ、 SW1〜SW6・・スイッチ、L1、L4・
・受信ライン、 L2、L5・・送信ライン、L3、L
6・・スイッチ制御ライン、 LI・・入力ライン、L
O・・出力ライン、 LC、LC1・・接続ライン、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA04 CB01 CB03 DA01 DA12 DB12 DB14 DB16 DB20 EA07 EC01 5K034 AA11 CC01 DD02 FF04 GG04 HH04 HH07 HH13 HH63 JJ23 KK02 KK07 LL01 MM31 MM39 NN04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部とのコネクタ及び複数の機能回路を
    備えた電子機器と端末装置とを当該外部コネクタを介し
    て接続し、当該端末装置から当該電子機器の機能回路に
    対して信号を送信する通信システムにおいて、 電子機器には、それぞれ異なる通信規約で信号を通信す
    る複数の機能回路を直列に接続して備えるとともに、こ
    れら複数の機能回路に共通の外部コネクタを初段の機能
    回路と外部との間に備え、 機能回路には、端末装置からの信号の通信規約が当該機
    能回路の通信規約と一致する場合には当該信号を当該機
    能回路へ入力する一方、一致しない場合には当該信号を
    次段の機能回路に対して出力する通信制御手段を備えた
    ことを特徴とする通信システム。
JP2000292006A 2000-09-26 2000-09-26 通信システム Pending JP2002101147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000292006A JP2002101147A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000292006A JP2002101147A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002101147A true JP2002101147A (ja) 2002-04-05

Family

ID=18775010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000292006A Pending JP2002101147A (ja) 2000-09-26 2000-09-26 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002101147A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8878219B2 (en) 2008-01-11 2014-11-04 Cree, Inc. Flip-chip phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US9024349B2 (en) 2007-01-22 2015-05-05 Cree, Inc. Wafer level phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US9041285B2 (en) 2007-12-14 2015-05-26 Cree, Inc. Phosphor distribution in LED lamps using centrifugal force
US9093616B2 (en) 2003-09-18 2015-07-28 Cree, Inc. Molded chip fabrication method and apparatus
US9159888B2 (en) 2007-01-22 2015-10-13 Cree, Inc. Wafer level phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US9166126B2 (en) 2011-01-31 2015-10-20 Cree, Inc. Conformally coated light emitting devices and methods for providing the same
US10546846B2 (en) 2010-07-23 2020-01-28 Cree, Inc. Light transmission control for masking appearance of solid state light sources

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9093616B2 (en) 2003-09-18 2015-07-28 Cree, Inc. Molded chip fabrication method and apparatus
US9105817B2 (en) 2003-09-18 2015-08-11 Cree, Inc. Molded chip fabrication method and apparatus
US10164158B2 (en) 2003-09-18 2018-12-25 Cree, Inc. Molded chip fabrication method and apparatus
US10546978B2 (en) 2003-09-18 2020-01-28 Cree, Inc. Molded chip fabrication method and apparatus
US9024349B2 (en) 2007-01-22 2015-05-05 Cree, Inc. Wafer level phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US9159888B2 (en) 2007-01-22 2015-10-13 Cree, Inc. Wafer level phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US9041285B2 (en) 2007-12-14 2015-05-26 Cree, Inc. Phosphor distribution in LED lamps using centrifugal force
US8878219B2 (en) 2008-01-11 2014-11-04 Cree, Inc. Flip-chip phosphor coating method and devices fabricated utilizing method
US10546846B2 (en) 2010-07-23 2020-01-28 Cree, Inc. Light transmission control for masking appearance of solid state light sources
US9166126B2 (en) 2011-01-31 2015-10-20 Cree, Inc. Conformally coated light emitting devices and methods for providing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5710777A (en) Communication system
JP2001175584A (ja) オプション機器の制御方法
JP2002101147A (ja) 通信システム
JP2510221B2 (ja) ネットワ―クのノ―ドアドレス設定方式
JP2867649B2 (ja) 電子機器の接続装置
JP3473951B2 (ja) データ処理装置およびシステム
JPH02128540A (ja) データ通信方法およびそのシステム
JP3472891B2 (ja) 制御通信システム
JP2518517B2 (ja) 通信バス監視装置
JPH07312589A (ja) 誤り許容パターンマッチング回路
JPH05204692A (ja) 情報処理装置の故障検出・切離方式
JPS63314939A (ja) データ伝送システムにおける異常検出方法
JP3232354B2 (ja) 中継線装置
JPH11289331A (ja) Lanインタフェース装置
JP2820005B2 (ja) クロスコネクト方式
JPH0662010A (ja) 通信インタフェースアダプタ装置
JP2878026B2 (ja) 通信制御装置およびシステム
JPH08307478A (ja) シリアル通信装置
JP2697560B2 (ja) Crcエラー検出回路
JPH05120184A (ja) 端末装置制御方式
JPH11150460A (ja) セレクト方法及びセレクタ
JPH0498444A (ja) 通信同期方式
JPH01289337A (ja) トークンパッシング方式バスの試験装置
JP2000354045A (ja) 伝送方法および伝送装置
JPH04188211A (ja) インターフェース装置