JP2002100434A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002100434A
JP2002100434A JP2000291492A JP2000291492A JP2002100434A JP 2002100434 A JP2002100434 A JP 2002100434A JP 2000291492 A JP2000291492 A JP 2000291492A JP 2000291492 A JP2000291492 A JP 2000291492A JP 2002100434 A JP2002100434 A JP 2002100434A
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JP
Japan
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contact
insulator
connector
locking member
double
Prior art date
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JP2000291492A
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Nobuhisa Todo
展久 藤堂
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトとインシュレータとの間にクリア
ランスがなく、また、二重係止部材がコンタクトにスム
ーズに係合でき、更に、構造が簡単なコネクタを提供す
る。 【解決手段】 (a)では、インシュレータ1のコンタ
クト収容室1Aの左端壁とコンタクト2の左端面との間
には、若干のクリアランスCが存在する。二重係止部材
4を実線の仮係止位置から破線の本係止位置まで押し下
げると、二重係止部材の係合部4Bは、コンタクトの第
2スタビライザ2Bの傾斜面2Cを押圧する。したがっ
て、コンタクトは、(b)のように、左方向へ移動し、
コンタクトの左端面がコンタクト収容室の左端壁と当接
したとき、コンタクトは、停止する。このとき、クリア
ランスが零となり、コンタクトは、インシュレータに対
して移動不可能(ガタが無い)な状態になるので、相手
側コネクタのコンタクト(図示せず)は、コンタクト2
に安定して接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重係止機構付コ
ネクタに関し、詳しくは、コンタクトをインシュレータ
内で二重に係止(インシュレータのランスによる仮係止
と二重係止部材による本係止)するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、特開平6−325814号公報に
記載された第1の従来のコネクタの要点を、図6〜図9
を参照して説明する。
【0003】図6及び図7に示すように、コネクタは、
インシュレータ21、二重係止部材(リテーナー)2
2、押え部材23及びコンタクト24から構成される。
二重係止部材(リテーナー)22は、後述するように、
仮係止位置と本係止位置とのいずれかに位置する。
【0004】インシュレータ21は、全体的に箱型の形
状をしており、上面側に相手側コネクタとの接続ロック
を行う一対のロックレバー25が設けられている。各ロ
ックレバー25の一端は、インシュレータ21の上面に
一体的に固定接続されており、他端は、自由端である。
両ロックレバー25の自由端には、指圧部26が設けら
れており、この指圧部26は、インシュレータ21の後
端側(相手側コネクタとの接続側とは反対側)に形成さ
れた額縁状肉厚部27の切欠き部に位置して、図示しな
い相手側コネクタとの接続時に、インシュレータ21の
内部方向に向かって一旦沈んだ後に復帰して相手側コネ
クタと係合する。
【0005】インシュレータ21の内部には、各コンタ
クト24をそれぞれ仕切って収容するコンタクト収容室
28が形成されている。コンタクト収容室28は、上下
に2段となっており、各段には、それぞれ11個のコン
タクト収容室28が形成されている。上段のコンタクト
収容室28の背面側端部は、後述する二重係止部材22
を収容させるため、内部側に位置し、二重係止部材23
を収容する空間29を形成し、下段のコンタクト収容室
28を仕切る仕切壁上に二重係止部材22が位置する。
【0006】また、下段のコンタクト収容室28を仕切
る仕切壁の背面側端部は、後述する押え部材23を収容
する分だけ内部側に引っ込んで、押え部材23を収容す
る空間30を形成されている。
【0007】インシュレータ21の額縁状肉厚部27の
切欠き部を形成する両切欠き端面には、二重係止部材2
2の係止溝22e,22fに係合する係合突起27aが
形成されている。図6においては左側の係合突起27a
のみが現れて、反対側端面に形成されたものは斜視図の
ため隠れている。
【0008】また、額縁状肉厚部27の内面側であって
後端側には、後述する押え部材23の係合突起23a,
23bが係合する係合窓27bが形成されている。この
係合窓27bも斜視図であるため左側のみが現れてお
り、他のものは隠れている。
【0009】インシュレータ21の内部の空間29に収
容される二重係止部材22は、離間して平行に対面する
上板部22aと下板部22bとを有し、この上板部22
aと下板部22bとの間には、所定の間隔をおいて仕切
壁が一体的に設けられており、この仕切壁によってコン
タクト挿通孔22cが構成されている。このコンタクト
挿入孔22cは、インシュレータ21の上側の段のコン
タクト収容室28と連通する。
【0010】二重係止部材22の上板部22aには、イ
ンシュレータ21の額縁状肉厚部27の切欠き部とロッ
クレバー25の指圧部26間に入り込む指圧部22d
が、2個突出形成されている。指圧部22dの外側に
は、水平方向に突条22gが形成されている。この突条
22gの上下には、それぞれ係止溝22e,22fが形
成されており、係止溝22e,22fは、インシュレー
タ21の額縁状肉厚部27の切欠き部の端面に形成され
た係合突起27aと係合する。即ち、下側の係止溝22
fは、二重係止部材22が仮係止位置のときに係合突起
27aと係合するもので仮係止溝である。上側の係止溝
22eは、二重係止部材22が降下位置にあるときに、
即ち本係止位置のときに係合突起27aと係合するもの
で本係止溝である。
【0011】次に、インシュレータ21の空間29に二
重係止部材22を装填した後に、二重係止部材22の空
間29内からの脱出を阻止する押さえ部材23をインシ
ュレータ21内の空間30に装填する。この押え部材2
3の下辺は、ヒンジ部31を介してインシュレータ21
の下端と一体的に接合されており、ヒンジ部31を中心
として矢印で示す方向に押え部材23を持上げて、押え
部材23に形成された係合突起23a,23bがそれぞ
れ対応するインシュレータ21に形成された係止窓27
bに係合する。この押え部材23にも、インシュレータ
21の下段のコンタクト収容室28と上段側の二重係止
部材22のコンタクト挿通孔22cに連通するコンタク
ト挿通孔23cが格子状に形成されている。
【0012】コンタクト24には、インシュレータ21
の内部に形成されたランス21a(図8参照)と係合す
る第1の係止部24aと、前記二重係止部材22と係合
する第2の係止部24bが設けられている。
【0013】次に、コンタクト24の装填について説明
する。先ず、インシュレータ21の額縁状肉厚部27の
切欠き端面に形成された係合突起27aは、二重係止部
材22の仮係止溝22fに係合して仮係止位置にあり、
この状態でコンタクト24を押え部材23のコンタクト
挿入孔23cからインシュレータ21内のコンタクト収
容室28に向けて挿入する。
【0014】二重係止部材22が仮係止位置にある場合
に、コンタクト24を挿入したときは、図8に示すよう
に、インシュレータ21の内部に形成されたランス21
aがコンタクト24の第1の係止部24aに係合してい
るが、二重係止部材22の上板部22aと下板部22b
の各下端エッジ部は、第2の係止部24bの側面には係
合していない。この状態のときには、コンタクト24は
挿抜可能である。なお、ランス21aをコンタクト24
の第1の係止部24aから解除するには、ドライバー等
により弾力性を有するランス21aを変形させることに
より行うことができる。
【0015】そして、本係止にする場合には、図9に示
すように、二重係止部材22の上板22aに突出形成さ
れた指圧部22dを指で押圧する。すると、二重係止部
材22は、下降し、上板部22aおよび下板部22bの
各エッジが、各コンタクト24の第2の係止部24bの
側面に係合する。この本係止位置に二重係止部材22
が、移動するときには、インシュレータ21の額縁状肉
厚部27の切欠き端面に形成された係合突起27aが、
二重係止部材22の指圧部22dの側面に形成された突
条22gを乗り越えて、上側の本係止溝22eに係合
し、二重係止部材22の事後の移動(上昇)を阻止す
る。
【0016】なお、コンタクト24が一つでも不完全挿
入である半挿入の状態であるときには、二重係止部材2
2の上板部22aまたは下板部22bの下面がコンタク
ト24の第2の係止部24bの上面に当たり、二重係止
部材22を本係止位置へ移動させるのを阻止する。従っ
て、コンタクト24が一つでも半挿入であることを容易
に検出することができる。
【0017】次に、特開平11−195456号公報に
記載された第2の従来のコネクタの要点を、図10〜図
18を参照して説明する。
【0018】コネクタの外観の構成について図10〜図
12を参照して説明する。図10は、ソケット側コネク
タとピン側コネクタとの嵌合前の状態の斜視図、図11
は、ソケット側コネクタの分解斜視図、図12は、基板
に装着されたピン側コネクタの上部が切除された状態の
斜視図である。
【0019】図10及び図11を参照すると、ソケット
側コネクタ40は、ソケット側インシュレータ41と、
コイルバネ42,42と、スライド片43とを備えてい
る。
【0020】スライド片43の前端中央には、規制片4
3aが設けられている。コイルバネ42を案内、保持す
る突起部43bは、スライド片43に設けられている。
【0021】ソケット側インシュレータ41には、前端
にピンコンタクト挿入のための開口49a(図13以下
参照)を備えたコンタクト収容孔49が、前後方向に複
数形成され、夫々の収容孔49の内部には一端にケーブ
ル60が接続されたソケット側コンタクト44が夫々収
容されている。
【0022】また、ソケット側インシュレータ41に
は、スライド片収容孔45が形成されており、この中
に、スライド片43が、前後方向に摺動移動可能で、且
つコイルバネ42によって、前方に付勢されるように収
容される。
【0023】また、ソケット側インシュレータ41に
は、スライド片収容孔45の左右に、前面から後方に向
かってキー溝46,46が形成されている。
【0024】図10及び図12を参照すると、ピン側コ
ネクタ50は、ピン側インシュレータ51を有してい
る。ピン側インシュレータ51には、コネクタ収容孔5
1aが水平方向に並んで2つ連設されている。夫々の収
容孔51aには、信号用のピンコンタクト52a,52
b,52cの一端がピン側インシュレータ51のコネク
タ収容孔51a内に、インシュレータ51の外部からイ
ンシュレータの後壁を貫通して、突出して植設されてい
る。また、ピンコンタクト52a,52b,52cの他
端は、ピン側インシュレータ51の後方に延在して、L
字形に折曲がり、ロケータ53によってその先端が揃え
られ、ねじ等によってインシュレータ51を固定された
基板61に設けられたスルーホール61aに挿入されて
いる。
【0025】ピン側インシュレータ51のコネクタ収容
孔51aの上下及び幅方向の中央部には、ロックアーム
54,54が水平方向に並んで設けられており、その左
右に、ソケット側インシュレータ41のキー溝46に挿
入されるキー55が夫々設けられている。
【0026】尚、図10に示すように、ソケット側イン
シュレータ41の上面部に設けられた突出部41a及び
下面に設けられた溝41bは、ピン側コネクタ50の収
容孔51a,51aの上面及び底面に夫々設けられた溝
51b,51b及び突出部51c,51cに嵌合する。
突出部41a,41aの間隔と溝51b,51bの間
隔、及び、溝41b,41bの間隔と突出部51c,5
1cの間隔は、ソケット側コネクタ40とピン側コネク
タ50との組み合わせに応じて相違し、この相違によっ
てコネクタの誤嵌合が防止される。
【0027】このコネクタの嵌合について図13〜図1
8を参照して説明する。図13(a)は、嵌合した状態
におけるコネクタのロック機構部を主に示す水平断面
図、図13(b)は、図13(a)におけるH−H線に
沿う断面図で、コネクタの幅方向中央部で切断したとき
の断面図、図13(c)は、コネクタの幅方向の一端付
近の部分で切断したときの断面図である。図14〜図1
8は、嵌合の直前から嵌合の諸過程までのコネクタの状
態を示すが、図14〜図18の各(a)〜(c)は、図
13の(a)〜(c)と同様の断面図である。
【0028】図13(a)を参照すると、ソケット側コ
ネクタ40とピン側コネクタ50の完全嵌合状態におい
ては、ソケット側コネクタ40内のスライド片収容孔4
5内に、ロックアーム54,54が収容され、ロックア
ーム54,54の間の隙間にスライド片43の規制突起
43aが挿入されている。また、ロックアーム54,5
4のロックアーム突起部54a,54aは、ソケット側
インシュレータ41に形成された収容孔41cに収容さ
れ、係合段部41dに係合して、ソケット側コネクタ4
0とピン側コネクタ50との離脱を防止している。ま
た、キー55,55は、キー溝46,46に夫々挿入さ
れている。
【0029】図13(b)を参照すると、インシュレー
タ41には、コイルバネ42,42を収容するためのば
ね収容孔41e,41eが夫々設けられている。一方、
スライド片43には、突出部43bが設けられたばね収
容部43cが、規制突起43aの上下の位置に夫々設け
られており、突出部43bの周囲を含めてばね収容孔4
1e、ばね収容部43cの端から端までコイルバネ42
が装着されている。
【0030】二重係止部材47は、ソケット側コンタク
ト44を本係止し、押え部材48は、二重係止部材47
がソケット側インシュレータ41から脱落することを防
ぐ。
【0031】図13(c)に示すように、信号用のピン
コンタクト52a,52b,52cは、ソケット側コン
タクト44に夫々接触している。
【0032】図14(a),(b),及び(c)を参照
すると、ソケット側コネクタ40とピン側コネクタ50
との嵌合前の状態が示されている。ソケット側コネクタ
40のインシュレータ41の前面41fと、ピン側コネ
クタ50のインシュレータ51の開口51dとを互いに
突き合わせて、インシュレータ41は、開口51dを通
って、収容孔51aに挿入される。
【0033】図15(a),(b),及び(c)を参照
すると、収容孔51aの内壁に、ソケット側コネクタ4
0の外側のインシュレータがガイドされ、ソケット側コ
ネクタ40がピン側コネクタ50内に半ば嵌合した状態
であり、キー溝46にキー55が挿入され始まる。しか
し、各信号用のピンコンタクト52a,52b,52c
は、ソケット側コネクタ40側の各コンタクト44とは
接触していない。
【0034】図16(a),(b),及び(c)を参照
すると、更に、ソケット側コネクタ40をピン側コネク
タ50の中に押し込むことによって、ロックアーム54
の先端の各ロックアーム突起部54aが、インシュレー
タ41に形成された開口41gとこれに続くガイド壁4
1h,41hによって互いに内側に向かって撓むように
押さえられて、弾性的に屈曲し、ガイド壁41h,41
hに沿って、収容孔41c内部に入り込み、各ロックア
ーム突起部54aの先端が、規制突起43aに接触す
る。同時に、ピンコンタクト52a,52b,52c
は、各開口49aから内部に入り込み、各ソケット側コ
ンタクト44に接触し始める。
【0035】図17(a),(b),及び(c)と図1
8(a),(b),及び(c)を参照すると、更に、ソ
ケット側コネクタ40をピン側コネクタ50の中に押し
込むと、ロックアーム54の先端の各ロックアーム突起
部54aがスライド片43の規制突起43aを、スライ
ド片43を左方向に付勢するコイルバネ42の力に抗し
て後方へ押し出す。この状態において、ソケット側コネ
クタ40のピン側コネクタ50に向かっての進行を中止
すると、コイルバネ42の反力によって、ソケット側コ
ネクタ40は、ピン側コネクタ50から押し出される方
向に力を受ける。
【0036】更に、ソケット側コネクタ40をピン側コ
ネクタ50の中に押し込むと、図13に示したように、
各ロックアーム突起部54aが収容孔41cに収容され
るとともに、スライド片43は、コイルバネ42によっ
て、常に左方向に付勢されているので、規制突起43a
がロックアーム54,54間に入り込み、各ロックアー
ム54の内側への撓みを規制し、各ロックアーム突起部
54aの内側への移動を防止し、コネクタは、完全に嵌
合する。同時に、ピンコンタクト52a,52b,52
cが、各コンタクト44の夫々に接触して、コネクタが
嵌合する。ここで、任意の2本のコンタクト44を短絡
し、これに対応するピンコンタクトの2本の導通を検知
すれば、完全にコネクタが嵌合したことが分かる。
【0037】次に、ソケット側コネクタとピン側コネク
タとの離脱について説明する。
【0038】図13(a),(b),及び(c)の状態
から、スライド片43の取っ手43dを右側に移動させ
ると、一対のロックアーム突起部54a間から規制突起
43aが引き抜かれる。次に、図18(a),(b),
及び(c)に示すように、規制突起43aが引き抜か
れ、ソケット側コネクタ40からピン側コネクタ50を
引き抜くように移動させると、各ロックアーム突起部5
4aは、互いに内側に曲がり、ガイド壁41hを通り抜
ける。この際に、スライド片43は離しても、規制突起
43aがバネ反力によって、各ロックアーム突起部54
aを左へ押し出す。
【0039】次に、図17(a),(b),及び(c)
及び図14(a),(b),及び(c)に示すように、
さらに、各ロックアーム突起部54aが引き抜かれ、各
コンタクト52a,52b,52cと、夫々のコンタク
ト44との接触が解除される。
【0040】更に、図15(a),(b),及び(c)
に示すように、まず、各ロックアーム突起部54aが開
口41gから引き抜かれ、続いて、キー55がキー溝4
6から引き抜かれる。また、この時、信号用のピンコン
タクト52a,52b,52cも引き抜かれ、信号用の
ピンコンタクト52a,52b,52cと、各ソケット
側コンタクト44との接触が、解除される。続いて、図
14(a),(b),及び(c)に示すように、完全に
コネクタが離脱した状態となり、嵌合が解除される。
【0041】続いて、第3の従来のコネクタにおけるソ
ケット側コネクタ71の要点を図19と図20を参照し
て説明する。
【0042】ソケット側コネクタ71のインシュレータ
72の各コンタクト収容室72Aには、それぞれコンタ
クト73が3段構造で収容される。各コンタクト73に
は、中央に長方形状のスタビライザ73Aが、左側に接
触部73Bが、それぞれ設けられ、右側に電線74が接
続されている。また、インシュレータ72には、二重係
止部材75が、上下方向へ移動可能に装着されている。
【0043】図19(a)と(b)に示される各コンタ
クト73の仮係止状態においては、二重係止部材75に
形成された突起75Aは、図19(a)に示されるよう
に、インシュレータ72の角部72Bにロックしてい
る。したがって、二重係止部材75は、インシュレータ
72から抜け出ることを阻止される。
【0044】図20(b)は、インシュレータ72の上
段と中段の各コンタクト収容室72Aに、それぞれコン
タクト73が完全に収容され、下段のコンタクト収容室
72Aには、コンタクト73が完全には収容されていな
い状態を示す。この状態では、二重係止部材75が下段
のコンタクト73のスタビライザ73Aに当接するた
め、二重係止部材75をインシュレータ72内に押し込
むことができない。また、二重係止部材75の下端部7
5Bがインシュレータ72の下部から突出するため、ソ
ケット側コネクタ71とピン側コネクタ(図示せず)と
は、嵌合することを防止される。
【0045】下段のコンタクト収容室72Aにコンタク
ト73が完全に収容されると、図20(c)に示される
各コンタクト73の仮係止状態に至る。
【0046】仮係止状態において、二重係止部材75の
下端部75Bをインシュレータ72内に押し込むと、図
20(d)に示される本係止状態に至る。本係止状態で
は、二重係止部材75に形成された突起75Cは、図1
9(d)に示されるように、インシュレータ72の角部
72Cにロックしている。したがって、二重係止部材7
5は、インシュレータ72から抜け出ることを阻止され
る。本係止状態では、二重係止部材75の下端部75B
がインシュレータ72の下部から突出していないため、
ソケット側コネクタ71とピン側コネクタとは、嵌合す
ることができる。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコネクタで
は、コネクタと相手側コネクタとを嵌合した後にロック
しても、両コネクタのいずれかのコンタクトとインシュ
レータとの間には、クリアランス(ガタ)が生じる。
【0048】したがって、両コネクタの各コンタクト
は、相対的に移動可能である。そのため、嵌合した両コ
ネクタに振動等が発生したとき、フレッティングコロー
ジョン(微摺動摩耗)が起こる。この結果、各コンタク
トに酸化物が生じ、電気抵抗が増大するため、導通不良
となる恐れがある。また、二重係止部材は、コンタクト
にスムーズに係合し難い。
【0049】更に、前記従来のコネクタは、構造が複雑
で、部品点数が多く、しかも、コストが高価である。
【0050】そこで、本発明は、前記従来のコネクタの
欠点を改良し、コンタクトとインシュレータとの間にク
リアランスがなく、また、二重係止部材がコンタクトに
スムーズに係合することができ、更に、構造が簡単で、
部品点数が少なく、しかも、コストが安価なコネクタを
提供しようとするものである。
【0051】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0052】1.インシュレータに挿入されたコンタク
トを二重に係止するコネクタにおいて、前記コネクタ
は、前記コンタクトの挿入方向と直交する方向に仮係止
位置と本係止位置との間を移動可能に、かつ、前記各係
止位置で前記インシュレータに保持される二重係止部材
を有し、前記二重係止部材は、前記コンタクトが不完全
に挿入されたときには、前記コンタクトのスタビライザ
に当接して前記仮係止位置から前記本係止位置への移動
を阻止され、前記コンタクトが完全に挿入されたときに
は、前記仮係止位置から前記本係止位置へ移動すること
ができ、かつ、前記コンタクトのスタビライザと係合し
て前記コンタクトの長手方向のガタツキを防止する係合
部を有し、前記コンタクトのスタビライザは、前記二重
係止部材の係合部をガイドするガイド部を有するコネク
タ。
【0053】2.前記ガイド部は傾斜面である前記1記
載のコネクタ。
【0054】3.前記コンタクトのスタビライザは弾性
変形可能である前記1又は2記載のコネクタ。
【0055】4.前記二重係止部材の係合部にスリット
が形成され、前記係合部は弾性変形可能である前記1,
2又は3記載のコネクタ。
【0056】5.前記二重係止部材の係合部に溝が形成
され、前記溝は前記コンタクトのスタビライザを挟み込
み、前記コンタクトの長手方向と直交する方向のガタツ
キを防止する前記1,2,3又は4記載のコネクタ。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明の4つの実施の形態例の二
重係止機構付コネクタについて説明する。ただし、説明
は、主として各実施の形態例の特有な部分について行な
い、第1〜第3の従来のコネクタと同様な部分について
は省略する。
【0058】まず、第1実施の形態例について図1を参
照して説明すると、図1(a)において、ソケット側の
インシュレータ1に形成された複数のコンタクト収容室
1Aには、それぞれソケット側のコンタクト2が収容さ
れる。コンタクト2の中央上部には、略台形状の第1ス
タビライザ2Aと第2スタビライザ2Bとが形成され、
コンタクト2の右端部には、電線3が接続されている。
インシュレータ1は、ポリマーアロイ等の弾力性を有す
るプラスチックから製造される。
【0059】第2スタビライザ2Bの傾斜面2Cと垂直
面2Dに沿って、図1(c)に示されるように、スリッ
ト2Eが形成されている。また、二重係止部材4にも、
図1(d)に示されるように、スリット4Aが形成され
ている。スリット2Eとスリット4Aとは、それぞれ第
2スタビライザ2Bと二重係止部材4とが弾性変形し易
いように形成されているのである。
【0060】図1(a)の状態では、インシュレータ1
のコンタクト収容室1Aの左端壁とコンタクト2の左端
面との間には、若干のクリアランスCが存在する。この
状態で、二重係止部材4を実線の仮係止位置から破線の
本係止位置まで押し下げると、二重係止部材4の左下端
の係合部4Bは、第2スタビライザ2Bの傾斜面2Cを
押圧する。したがって、コンタクト2は、図1(b)に
示されるように、左方向へ移動し、コンタクト2の左端
面がコンタクト収容室1Aの左端壁と当接したとき、コ
ンタクト2は、停止する。このとき、クリアランスCが
零となり、コンタクト2は、インシュレータ1に対して
移動不可能(ガタが無い)な状態になるので、ピン側コ
ネクタのコンタクト(図示せず)は、コンタクト2に安
定して接続することができる。
【0061】次に、第2実施の形態例について図2を参
照して説明する。ソケット側のインシュレータ1には、
弾性変形することができるランス1Bが形成され、ラン
ス1Bの先端部に一対の先端片1C,1Dが略V字状に
形成されている。コンタクト2には、第1スタビライザ
2Aに傾斜面2Fが形成され、また、傾斜面2Fに連続
して凹部2Gが形成されている。
【0062】図2(a)は、ランス1Bの先端片1Cが
コンタクト2の凹部2Gに挿入されている仮係止状態を
示す。この状態では、前述した第1実施の形態例と同様
に、二重係止部材4を押し下げることができる。二重係
止部材4を押し下げると、コンタクト2が左方向へ移動
するため、ランス1Bの先端片1Cは、第1スタビライ
ザ2Aの傾斜面2Fにガイドされて頂上面2Hに至る。
仮係止状態において、ランス1Bをコンタクト2から解
除する場合には、ドライバー等の先端を一対の先端片1
C,1Dの間に挿入して、先端片1Dを持ち上げる。す
ると、先端片1Dは、凹部2Gから脱出する。
【0063】図2(b)は、コンタクト2がインシュレ
ータのコンタクト収容室(図示せず)内に途中まで挿入
された状態を示す。すなわち、コンタクト2は、ランス
1Bにより仮係止される位置まで挿入されていない。こ
の状態では、二重係止部材4を押し下げようとしても、
その下端面が第2スタビライザ2Bの頂上面2Iに突き
当たるため、二重係止部材4を押し下げることができな
い。
【0064】続いて、第3実施の形態例について図3を
参照して説明する。二重係止部材4の左下端付近に溝4
Cを形成する。二重係止部材4を押し下げたとき、溝4
Cは、第2スタビライザ2Bの傾斜面2Cを挟み込み、
また、溝4Cの角部4Dは、傾斜面2Cを左方向へ押す
ため、コンタクト2は、前述した第1実施の形態例と同
様に、左方向へ移動する。したがって、コンタクト2
は、長手方向と直交する方向(紙面に直角な方向)に
も、ガタつくことがない。
【0065】更に、第4実施の形態例について図4と図
5を参照して説明する。
【0066】まず、ソケット側コネクタ11について図
4を参照して説明すると、インシュレータ12の各コン
タクト収容室12Aには、それぞれコンタクト13が3
段構造で収容される。各コンタクト13のスタビライザ
13Aには、傾斜面13Bが形成され、また、各コンタ
クト13には、電線14が接続されている。更に、イン
シュレータ12には、二重係止部材15が、上下方向へ
移動可能に装着されている。
【0067】図4(b)の仮係止状態では、インシュレ
ータ12のコンタクト収容室12Aの左端壁とコンタク
ト13の左端面との間には、若干のクリアランスCが存
在する。この状態で、二重係止部材15を図4(c)に
示される本係止位置まで押し上げると、二重係止部材1
5の一端部15Aがコンタクト13の傾斜面13Bに傾
斜方向の力F1を与える。力F1は、前方向の力F2と
上方向の力F3とに分力される。力F2により、コンタ
クト13は左方向へ移動し、コンタクト13の左端面が
コンタクト収容室12Aの左端壁と当接したとき、コン
タクト13は、停止する。このとき、クリアランスCが
零となり、コンタクト13は、インシュレータ12に対
して移動不可能(ガタが無い)な状態になる。
【0068】次に、ソケット側コネクタ11とピン側コ
ネクタ16との嵌合について図5を参照して説明する。
ピン側コネクタ16のインシュレータ17には、コンタ
クト18が3段構造で保持されている。図5に示される
嵌合状態では、ピン側コネクタ16の各コンタクト18
の先端部とソケット側コネクタ11の各コンタクト13
の接触部13Cとは、接触している。また、二重係止部
材15の下端には、図4(a),(b)に示されるよう
に、弾性変形可能な突出部15Bが形成されている。両
コネクタ11,16が嵌合するとき、ピン側コネクタ1
6のインシュレータ17の下方の先端部内面17Aは、
突出部15Bと当接し、突出部15Bを弾性変形させ
る。この結果、二重係止部材15のインシュレータ12
に対する上下方向(図5における)のガタツキを防止す
ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0070】1.コンタクトのスタビライザのガイド部
と二重係止部材の係合部とがスムーズに係合し、また、
インシュレータに挿入されたコンタクトの長手方向への
ガタツキを防止できる。したがって、コネクタが相手側
コネクタと嵌合した後に、振動等が発生したとき、コン
タクトと相手側コンタクトとの間にフレッティングコロ
ージョン(微摺動摩耗)が起きない。
【0071】2.二重係止部材の係止部に形成された溝
がコンタクトのスタビライザを挟み込むことにより、コ
ンタクトの長手方向と直交する方向のガタツキを防止で
きる。
【0072】3.コネクタの構造が簡単で、部品点数が
少なく、しかも、コストが安価である。
【0073】4.コンタクトがインシュレータに不完全
に挿入された状態では、二重係止部材を操作することが
できないため、不完全挿入状態と仮係止状態と本係止状
態とを容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例のコネクタの諸断面
図であり、(a)はコンタクトの仮係止状態、(b)は
コンタクトの本係止状態、(c)はコンタクトの第2ス
タビライザの拡大図、(d)は二重係止部材の拡大図
を、それぞれ示す。
【図2】本発明の第2実施の形態例のコネクタの断面図
であり、(a)はコンタクトの仮係止状態、(b)はコ
ンタクトがインシュレータに不完全に挿入された状態
を、それぞれ示す。
【図3】本発明の第3実施の形態例のコネクタの諸図で
あり、(a)はコンタクトの仮係止状態の断面図、
(b)は二重係止部材の側面図、(c)は二重係止部材
の断面図を、それぞれ示す。
【図4】本発明の第4実施の形態例のコネクタにおける
ソケット側コネクタの諸図であり、(a)はコンタクト
の正面図(ただし、一部は断面図)、(b)はソケット
側コネクタの仮係止状態の断面図、(c)はソケット側
コネクタの本係止状態の断面図を、それぞれ示す。
【図5】本発明の第4実施の形態例のコネクタの嵌合状
態を示す断面図であり、(a)は一断面図、(b)は他
断面図を、それぞれ示す。
【図6】第1の従来のコネクタの分解斜視図である。
【図7】第1の従来のコネクタの組立斜視図である。
【図8】第1の従来のコネクタにコンタクトが挿入さ
れ、二重係止部材が仮係止位置にある状態の要部の断面
図である。
【図9】第1の従来のコネクタにコンタクトが挿入さ
れ、二重係止部材が本係止位置にある状態の要部の断面
図である。
【図10】第2の従来のコネクタの嵌合前の斜視図であ
る。
【図11】第2の従来のコネクタにおけるソケット側コ
ネクタの分解斜視図である。
【図12】基板に装着された第2の従来のコネクタにお
けるピン側コネクタの上部が切除された状態の斜視図で
ある。
【図13】第2の従来のコネクタの嵌合時の諸断面図で
あり、(a)は部分横断面図、(b)は(a)における
H−H線に沿う断面図、(c)は他の縦断面図を、それ
ぞれ示す。
【図14】第2の従来のコネクタの嵌合直前の諸断面図
であり、(a)は部分横断面図、(b)は縦断面図、
(c)は他の縦断面図を、それぞれ示す。
【図15】第2の従来のコネクタの第1嵌合過程の諸断
面図であり、(a)は部分横断面図、(b)は縦断面
図、(c)は他の縦断面図を、それぞれ示す。
【図16】第2の従来のコネクタの第2嵌合過程の諸断
面図であり、(a)は部分横断面図、(b)は縦断面
図、(c)は他の縦断面図を、それぞれ示す。
【図17】第2の従来のコネクタの第3嵌合過程の諸断
面図であり、(a)は部分横断面図、(b)は縦断面
図、(c)は他の縦断面図を、それぞれ示す。
【図18】第2の従来のコネクタの第4嵌合過程の諸断
面図であり、(a)は部分横断面図、(b)は縦断面
図、(c)は他の縦断面図を、それぞれ示す。
【図19】第3の従来のコネクタにおけるソケット側コ
ネクタの二重係止部材の諸位置であり、(a)は仮係止
状態における一断面図、(b)は仮係止状態における他
断面図、(c)は本係止状態における一断面図、(d)
は本係止状態における他断面図を、それぞれ示す。
【図20】第3の従来のコネクタにおけるソケット側コ
ネクタの諸図であり、(a)はコンタクトの正面図(た
だし、一部は断面図)、(b)はコンタクトがインシュ
レータに完全には収容されていない状態の断面図、
(c)はソケット側コネクタの仮係止状態の断面図、
(d)はソケット側コネクタの本係止状態の断面図を、
それぞれ示す。
【符号の説明】
1 インシュレータ 1A コンタクト収容室 1B ランス 1C 先端片 1D 先端片 2 コンタクト 2A 第1スタビライザ 2B 第2スタビライザ 2C 傾斜面 2D 垂直面 2E スリット 2F 傾斜面 2G 凹部 2H 頂上面 2I 頂上面 3 電線 4 二重係止部材 4A スリット 4B 係合部 4C 溝 4D 角部 11 ソケット側コネクタ 12 インシュレータ 12A コンタクト収容室 13 コンタクト 13A スタビライザ 13B 傾斜面 13C 接触部 14 電線 15 二重係止部材 15A 一端部 15B 突出部 16 ピン側コネクタ 17 インシュレータ 17A 先端部内面 18 コンタクト C クリアランス(ガタ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータに挿入されたコンタクト
    を二重に係止するコネクタにおいて、 前記コネクタは、前記コンタクトの挿入方向と直交する
    方向に仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に、か
    つ、前記各係止位置で前記インシュレータに保持される
    二重係止部材を有し、 前記二重係止部材は、前記コンタクトが不完全に挿入さ
    れたときには、前記コンタクトのスタビライザに当接し
    て前記仮係止位置から前記本係止位置への移動を阻止さ
    れ、前記コンタクトが完全に挿入されたときには、前記
    仮係止位置から前記本係止位置へ移動することができ、
    かつ、前記コンタクトのスタビライザと係合して前記コ
    ンタクトの長手方向のガタツキを防止する係合部を有
    し、 前記コンタクトのスタビライザは、前記二重係止部材の
    係合部をガイドするガイド部を有することを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部は傾斜面であることを特徴
    とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトのスタビライザは弾性変
    形可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のコ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 前記二重係止部材の係合部にスリットが
    形成され、前記係合部は弾性変形可能であることを特徴
    とする請求項1,2又は3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記二重係止部材の係合部に溝が形成さ
    れ、前記溝は前記コンタクトのスタビライザを挟み込
    み、前記コンタクトの長手方向と直交する方向のガタツ
    キを防止することを特徴とする請求項1,2,3又は4
    記載のコネクタ。
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