JP2002097807A - 集合住宅 - Google Patents
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- JP2002097807A JP2002097807A JP2001115130A JP2001115130A JP2002097807A JP 2002097807 A JP2002097807 A JP 2002097807A JP 2001115130 A JP2001115130 A JP 2001115130A JP 2001115130 A JP2001115130 A JP 2001115130A JP 2002097807 A JP2002097807 A JP 2002097807A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天井高の高い居間等の空間を有する質の高い
住戸を、建物全体における住戸面積を減少させることな
く配設すること。 【解決手段】 住戸15、20は、標準階高より高い階
高に形成された居間LD等のパブリック部と、標準階高
より低い階高に形成された寝室BR、台所KT等の非パ
ブリック部とを有している。前記パブリック部は、少な
くとも一部に上下に隣接する2つの階層を貫通する吹抜
部50aが形成され、寝室BR、台所KT等の非パブリ
ック部は、上下に隣接する2つの階層に上下に対応配置
して配設されている。これにより居間LDの天井高は高
くなり、しかも各住戸15、20が標準階高より低い階
高で配置されるので、建物全体における階数を増加さ
せ、住戸面積を増加させることができる。
住戸を、建物全体における住戸面積を減少させることな
く配設すること。 【解決手段】 住戸15、20は、標準階高より高い階
高に形成された居間LD等のパブリック部と、標準階高
より低い階高に形成された寝室BR、台所KT等の非パ
ブリック部とを有している。前記パブリック部は、少な
くとも一部に上下に隣接する2つの階層を貫通する吹抜
部50aが形成され、寝室BR、台所KT等の非パブリ
ック部は、上下に隣接する2つの階層に上下に対応配置
して配設されている。これにより居間LDの天井高は高
くなり、しかも各住戸15、20が標準階高より低い階
高で配置されるので、建物全体における階数を増加さ
せ、住戸面積を増加させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井高の高い居間
などの空間を有する質の高い住戸を、建物全体における
住戸面積を減少させることなく配設できるマンション等
の集合住宅に関する。
などの空間を有する質の高い住戸を、建物全体における
住戸面積を減少させることなく配設できるマンション等
の集合住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の集合住宅では、一
定の標準階高(3.0〜3.5mとされる一般的な集合
住宅の階高)に応じて住戸内の天井高さが設定されてい
る。
定の標準階高(3.0〜3.5mとされる一般的な集合
住宅の階高)に応じて住戸内の天井高さが設定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天井を更に高くして、
例えば吹抜のある住戸を形成したい、という要望が高い
が、そのためには階高を上記標準階高より十分大きくと
る必要がある。しかし実際には、階高を大きくとると一
定高さの建物内に設置できる階数が減少し、所望する住
戸面積を確保することが困難となる。
例えば吹抜のある住戸を形成したい、という要望が高い
が、そのためには階高を上記標準階高より十分大きくと
る必要がある。しかし実際には、階高を大きくとると一
定高さの建物内に設置できる階数が減少し、所望する住
戸面積を確保することが困難となる。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、天井高の
高い居間等の空間を有する質の高い住戸を、建物全体に
おける住戸面積を減少させることなく配設できる集合住
宅を提供することを目的とする。
高い居間等の空間を有する質の高い住戸を、建物全体に
おける住戸面積を減少させることなく配設できる集合住
宅を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明のうち請求項1は、複数階が設けられ、これら
複数階に複数の住戸(15、20)を上下に隣接して配
設した、集合住宅(60)において、前記住戸は、標準
階高より高い階高に形成されたパブリック部(LD)と
標準階高より低い階高に形成された非パブリック部(B
R、UB、ET)と、を有し、前記住戸のうち上下に隣
接する2つの住戸は、前記非パブリック部を上下に対応
配置し配設されている、ことを特徴とする。
の本発明のうち請求項1は、複数階が設けられ、これら
複数階に複数の住戸(15、20)を上下に隣接して配
設した、集合住宅(60)において、前記住戸は、標準
階高より高い階高に形成されたパブリック部(LD)と
標準階高より低い階高に形成された非パブリック部(B
R、UB、ET)と、を有し、前記住戸のうち上下に隣
接する2つの住戸は、前記非パブリック部を上下に対応
配置し配設されている、ことを特徴とする。
【0006】また、本発明のうち請求項2は、複数階が
設けられ、これら複数階にそれぞれ複数の住戸(1、
5)を隣接して配設した集合住宅(60A)において、
前記住戸(1、5)は、標準階高より高い階高に形成さ
れたパブリック部(LD)と、標準階高より低い階高に
形成された非パブリック部(BR、UB)と、を有し、
前記パブリック部は、少なくとも一部に上下に隣接する
2つのフロア空間(51A、51B)を貫通した吹抜部
(50a)が形成され、前記非パブリック部(BR、U
B)は、前記上下に隣接する2つのフロア空間(51
A、51B)に分けて配置され、隣接する2つの住戸
(1、5)の出入り口は同一階層(フロア空間51A
側)に配置され、該出入り口に通じる共用廊下(45)
は、上下に隣接する2つの階層(フロア空間51Aと5
1B)毎に1つ配設され、共用廊下(45)のない階層
(フロア空間51B側)に、上下の階層に配設された共
用廊下(45)の間の空間に、共用廊下(45)のない
階層のフロア空間(51B)に配設された非パブリック
部(BR、UB)から出入り可能な非パブリック部を配
設した、ことを特徴とする。
設けられ、これら複数階にそれぞれ複数の住戸(1、
5)を隣接して配設した集合住宅(60A)において、
前記住戸(1、5)は、標準階高より高い階高に形成さ
れたパブリック部(LD)と、標準階高より低い階高に
形成された非パブリック部(BR、UB)と、を有し、
前記パブリック部は、少なくとも一部に上下に隣接する
2つのフロア空間(51A、51B)を貫通した吹抜部
(50a)が形成され、前記非パブリック部(BR、U
B)は、前記上下に隣接する2つのフロア空間(51
A、51B)に分けて配置され、隣接する2つの住戸
(1、5)の出入り口は同一階層(フロア空間51A
側)に配置され、該出入り口に通じる共用廊下(45)
は、上下に隣接する2つの階層(フロア空間51Aと5
1B)毎に1つ配設され、共用廊下(45)のない階層
(フロア空間51B側)に、上下の階層に配設された共
用廊下(45)の間の空間に、共用廊下(45)のない
階層のフロア空間(51B)に配設された非パブリック
部(BR、UB)から出入り可能な非パブリック部を配
設した、ことを特徴とする。
【0007】また、本発明のうち請求項3は、上下の階
層に配設された共用廊下の間の空間に形成された前記非
パブリック部に隣接して建物の中央部(40)に突出す
るように、該非パブリック部から出入り可能な非パブリ
ック部(XR)を配設した、ことを特徴とする。
層に配設された共用廊下の間の空間に形成された前記非
パブリック部に隣接して建物の中央部(40)に突出す
るように、該非パブリック部から出入り可能な非パブリ
ック部(XR)を配設した、ことを特徴とする。
【0008】また、本発明のうち請求項4は、前記パブ
リック部は居間(LD)を含み、前記非パブリック部は
水廻り(UB)及び寝室(BR)を含む、ことを特徴と
する。
リック部は居間(LD)を含み、前記非パブリック部は
水廻り(UB)及び寝室(BR)を含む、ことを特徴と
する。
【0009】また、本発明のうち請求項5は、前記標準
階高は、3.0〜3.5mである、ことを特徴とする。
階高は、3.0〜3.5mである、ことを特徴とする。
【0010】また、本発明のうち請求項6は、前記非パ
ブリック部の階高は、2.6〜2.8mである、ことを
特徴とする。
ブリック部の階高は、2.6〜2.8mである、ことを
特徴とする。
【0011】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って本記述は
図面上の記載に限定拘束されるものではない。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って本記述は
図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1によれば、居間等のパブリック部においては標準階
高より高い階高により天井高を高くできるので質の高い
住戸となる。また、非パブリック部を隣接する上下2つ
の階層に分けて配置していることから、該非パブリック
部の階高、つまり標準階高より低い階高により上下に隣
接する階が設定されるので、建物全体における階数を増
加させることができ、該建物全体における住戸面積を減
少させなくて済む。
項1によれば、居間等のパブリック部においては標準階
高より高い階高により天井高を高くできるので質の高い
住戸となる。また、非パブリック部を隣接する上下2つ
の階層に分けて配置していることから、該非パブリック
部の階高、つまり標準階高より低い階高により上下に隣
接する階が設定されるので、建物全体における階数を増
加させることができ、該建物全体における住戸面積を減
少させなくて済む。
【0013】また、本発明のうち請求項2によれば、居
間等のパブリック部においては標準階高より高い階高に
より天井高を高くできるので質の高い住戸となる。ま
た、非パブリック部を隣接する上下2つの階層に分けて
配置していることから、該非パブリック部の階高、つま
り標準階高より低い階高により上下に隣接する階が設定
されるので、建物全体における階数を増加させることが
でき、該建物全体における住戸面積を確保することがで
きる。また、共用廊下を2つの階層に1つとしたので、
共用廊下のないフロア空間においては、上下の階層に配
置された共用廊下の間の空間、もしくは該空間から建物
の中央部に向けて非パブリック部を配設することがで
き、請求項1の発明に比べ建物全体に対する住戸面積を
多くとれる。また、全ての住戸を本請求項の住戸とする
ことにより、建物全体における階数を増加させても、共
用廊下の数は減少するので、共用廊下につながるエレベ
ータの乗降階数も減少し、エレベータの設置費用を低減
させると共にその制御を容易にすることができる。
間等のパブリック部においては標準階高より高い階高に
より天井高を高くできるので質の高い住戸となる。ま
た、非パブリック部を隣接する上下2つの階層に分けて
配置していることから、該非パブリック部の階高、つま
り標準階高より低い階高により上下に隣接する階が設定
されるので、建物全体における階数を増加させることが
でき、該建物全体における住戸面積を確保することがで
きる。また、共用廊下を2つの階層に1つとしたので、
共用廊下のないフロア空間においては、上下の階層に配
置された共用廊下の間の空間、もしくは該空間から建物
の中央部に向けて非パブリック部を配設することがで
き、請求項1の発明に比べ建物全体に対する住戸面積を
多くとれる。また、全ての住戸を本請求項の住戸とする
ことにより、建物全体における階数を増加させても、共
用廊下の数は減少するので、共用廊下につながるエレベ
ータの乗降階数も減少し、エレベータの設置費用を低減
させると共にその制御を容易にすることができる。
【0014】また、本発明のうち請求項3によれば、上
下の階層に配設された共用廊下の間の空間に配設された
居住空間につながる居住空間を、建物の中央部の空間に
配設したので、請求項2の効果に加え、更に建物中央部
の空間に配設された居住空間の分だけ居住空間を増加さ
せるとができる。
下の階層に配設された共用廊下の間の空間に配設された
居住空間につながる居住空間を、建物の中央部の空間に
配設したので、請求項2の効果に加え、更に建物中央部
の空間に配設された居住空間の分だけ居住空間を増加さ
せるとができる。
【0015】また、本発明のうち請求項4によれば、高
い階高を利用して天井高の高い有利な居間を実現でき、
もともと天井高を高くする必要のない水廻り及び寝室な
どの部分の天井を低くして無駄を省くことができた。
い階高を利用して天井高の高い有利な居間を実現でき、
もともと天井高を高くする必要のない水廻り及び寝室な
どの部分の天井を低くして無駄を省くことができた。
【0016】また、本発明のうち請求項5によれば、各
階の階高を標準階高より低くしても、パブリック部の天
井は標準階高の最大値3.5mよりも高くすることがで
き、天井の高い有利な居間を実現することができる。
階の階高を標準階高より低くしても、パブリック部の天
井は標準階高の最大値3.5mよりも高くすることがで
き、天井の高い有利な居間を実現することができる。
【0017】また、本発明のうち請求項6によれば、非
パブリック部の階高は2.6〜2.8mであるので建物
全体における住戸面積を多くとれる。
パブリック部の階高は2.6〜2.8mであるので建物
全体における住戸面積を多くとれる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は集合住宅全体を示す模式側
断面図である。該図1に示すように、中高層マンション
等である集合住宅60は、図示しない梁柱構造体に支持
された形で複数のスラブ50を上下層状に有しており、
上下に隣接するスラブ50の間にはフロア空間51が各
階層を成す形で形成されている。一例として図1には地
上48階の集合住宅60を示している。この建物におけ
る基本的に一定なる階高Hは2.7mとなっており、一
般的なマンションにおける階高である標準階高(3.0
〜3.5m)に比べ低くなっている。
断面図である。該図1に示すように、中高層マンション
等である集合住宅60は、図示しない梁柱構造体に支持
された形で複数のスラブ50を上下層状に有しており、
上下に隣接するスラブ50の間にはフロア空間51が各
階層を成す形で形成されている。一例として図1には地
上48階の集合住宅60を示している。この建物におけ
る基本的に一定なる階高Hは2.7mとなっており、一
般的なマンションにおける階高である標準階高(3.0
〜3.5m)に比べ低くなっている。
【0019】集合住宅60の平面視中央部分は、採光用
の吹抜や図示しないエレベータシャフト及び階段などが
複数のスラブ50を上下に貫通した形で配設された中央
部40となっている。各フロア空間51には、上記中央
部40に隣接し、かつ該中央部40を包囲する形で共用
廊下45が設けられ、該共用廊下45の外周側には複数
個の住戸が配設されている。
の吹抜や図示しないエレベータシャフト及び階段などが
複数のスラブ50を上下に貫通した形で配設された中央
部40となっている。各フロア空間51には、上記中央
部40に隣接し、かつ該中央部40を包囲する形で共用
廊下45が設けられ、該共用廊下45の外周側には複数
個の住戸が配設されている。
【0020】本実施形態の集合住宅60では、上記フロ
ア空間51の住戸には3つのタイプの住戸10、15、
20が存在する。このうち住戸10は、前記中央部40
の図1紙面右側に配置されているものであり、単純に一
層のフロア空間51内だけで1住戸が完結する一般的な
タイプの住戸である。一方、住戸15、20は、前記中
央部40の図1紙面左側に配置されているものであり、
以下にその構成を詳しく説明する。
ア空間51の住戸には3つのタイプの住戸10、15、
20が存在する。このうち住戸10は、前記中央部40
の図1紙面右側に配置されているものであり、単純に一
層のフロア空間51内だけで1住戸が完結する一般的な
タイプの住戸である。一方、住戸15、20は、前記中
央部40の図1紙面左側に配置されているものであり、
以下にその構成を詳しく説明する。
【0021】図2は住戸内部を示す斜視図、図3は住戸
内部を示す側断面図である。住戸15、20の配置態様
により、集合住宅60のフロア空間51(図1参照)
は、フロア空間51Aとフロア空間51Bに区別され、
これらフロア空間51A、51Bは上下交互に配置され
ている。
内部を示す側断面図である。住戸15、20の配置態様
により、集合住宅60のフロア空間51(図1参照)
は、フロア空間51Aとフロア空間51Bに区別され、
これらフロア空間51A、51Bは上下交互に配置され
ている。
【0022】住戸15は、主に1つのフロア空間51A
において形成されており、例えば図2(a)及び図3に
示すように、該フロア空間51Aにおいて、居間LD
(居間又は居間兼食堂)、台所KT、寝室BR、風呂場
UB、玄関ET、バルコニBL等が配設されている。玄
関ETは該フロア空間51Aの共用廊下45に対して通
行出入り可能に隣接配置されている。
において形成されており、例えば図2(a)及び図3に
示すように、該フロア空間51Aにおいて、居間LD
(居間又は居間兼食堂)、台所KT、寝室BR、風呂場
UB、玄関ET、バルコニBL等が配設されている。玄
関ETは該フロア空間51Aの共用廊下45に対して通
行出入り可能に隣接配置されている。
【0023】前記居間LDの部位では、天井側のスラブ
50を上下貫通した吹抜部50aが形成されており、従
って該居間LDの部分は2つの階層分の階高(階高H×
2)で形成されている。即ち、この居間LDの天井高は
フロア空間51A、51Bを合わせた2階層分の高さと
なっている。フロア空間51Aにおいて上記居間LDに
隣接配置されていた前記台所KTの真上であるフロア空
間51Bの部位には、ロフトLFが配設されており、前
記居間LDと該ロフトLFとの間には階段25が設置さ
れている。このロフトLFも上記住戸15の一部である
ので、該住戸15はフロア空間51A、51Bの2つの
階層に亘って形成されたものである。
50を上下貫通した吹抜部50aが形成されており、従
って該居間LDの部分は2つの階層分の階高(階高H×
2)で形成されている。即ち、この居間LDの天井高は
フロア空間51A、51Bを合わせた2階層分の高さと
なっている。フロア空間51Aにおいて上記居間LDに
隣接配置されていた前記台所KTの真上であるフロア空
間51Bの部位には、ロフトLFが配設されており、前
記居間LDと該ロフトLFとの間には階段25が設置さ
れている。このロフトLFも上記住戸15の一部である
ので、該住戸15はフロア空間51A、51Bの2つの
階層に亘って形成されたものである。
【0024】一方、住戸20は、図2(b)に示すよう
に、前記フロア空間51Aの上に隣接したフロア空間5
1Bにおいて主に形成されており、該フロア空間51B
において、寝室BR、小部屋DN、風呂場UB、玄関E
T、バルコニBL等が配設されている。なお、該住戸2
0の寝室BR及び風呂場UB等は、上記住戸15のロフ
トLF及び居間LDのうち上層空間部分と、適宜な戸境
壁等を介して隔てられている。また、住戸20の玄関E
Tは、フロア空間51Bの共用廊下45に対して通行出
入り加工に隣接配置されている。
に、前記フロア空間51Aの上に隣接したフロア空間5
1Bにおいて主に形成されており、該フロア空間51B
において、寝室BR、小部屋DN、風呂場UB、玄関E
T、バルコニBL等が配設されている。なお、該住戸2
0の寝室BR及び風呂場UB等は、上記住戸15のロフ
トLF及び居間LDのうち上層空間部分と、適宜な戸境
壁等を介して隔てられている。また、住戸20の玄関E
Tは、フロア空間51Bの共用廊下45に対して通行出
入り加工に隣接配置されている。
【0025】住戸20のうち前記小部屋DNに隣接した
部位(図2の紙面下側)では、床側のスラブ50を上下
貫通した吹抜部50aが形成されており、下層のフロア
空間50Aに連通している。該フロア空間51Aの吹抜
部50aに対応した部位には居間LDが配設されてい
る。該居間LDと前記小部屋DNの間には階段25が設
置されている。つまり住戸20の居間LDの天井高もフ
ロア空間51A、51Bを合わせた2つの階層分の高さ
となっている。
部位(図2の紙面下側)では、床側のスラブ50を上下
貫通した吹抜部50aが形成されており、下層のフロア
空間50Aに連通している。該フロア空間51Aの吹抜
部50aに対応した部位には居間LDが配設されてい
る。該居間LDと前記小部屋DNの間には階段25が設
置されている。つまり住戸20の居間LDの天井高もフ
ロア空間51A、51Bを合わせた2つの階層分の高さ
となっている。
【0026】また、フロア空間51Aのうち、前記小部
屋DNの真下の部位には住戸20の台所KTが配設さ
れ、該住戸20の居間LDと連通している。このように
住戸20もフロア空間51A、51Bの2つの階層に亘
って形成されたものである。なお、住戸20の居間LD
及び台所KTは、上記住戸15の寝室BR及び風呂場U
B等と、適宜な戸境壁等を介して隔てられている。
屋DNの真下の部位には住戸20の台所KTが配設さ
れ、該住戸20の居間LDと連通している。このように
住戸20もフロア空間51A、51Bの2つの階層に亘
って形成されたものである。なお、住戸20の居間LD
及び台所KTは、上記住戸15の寝室BR及び風呂場U
B等と、適宜な戸境壁等を介して隔てられている。
【0027】このように上下に隣接する2つの階層であ
るフロア空間51A、51Bに亘って住戸15、20が
配設されている。住戸15はほとんど居間LDと水廻り
(風呂場UBや台所KT)はフラットアクセスが可能で
あり、居間LDの階段25を上ると台所KT上部に落ち
着いたロフトLFを設けることができた。また住戸20
は寝室BRの前から小部屋DNを通り、階下の居間LD
へとアクセスする。寝室BR(洋室)からも階下の居間
LDを望むことができるように図示しない窓等が設置さ
れている。いずれのタイプの住戸15、20も、パブリ
ック部が天井高の高い吹抜空間であり、更にロフトLF
や小部屋DNを設けることで空間の面白さを演出してい
る。
るフロア空間51A、51Bに亘って住戸15、20が
配設されている。住戸15はほとんど居間LDと水廻り
(風呂場UBや台所KT)はフラットアクセスが可能で
あり、居間LDの階段25を上ると台所KT上部に落ち
着いたロフトLFを設けることができた。また住戸20
は寝室BRの前から小部屋DNを通り、階下の居間LD
へとアクセスする。寝室BR(洋室)からも階下の居間
LDを望むことができるように図示しない窓等が設置さ
れている。いずれのタイプの住戸15、20も、パブリ
ック部が天井高の高い吹抜空間であり、更にロフトLF
や小部屋DNを設けることで空間の面白さを演出してい
る。
【0028】ところで、図3に示す本実施形態の集合住
宅60の階高Hは2.75mとなっている。標準階高
3.0〜3.5mの中でも典型的な階高3.3mに対し
て0.55m小さくなっている。このような階高Hの数
値設定をしているにも拘わらず、パブリック部である居
間LD部分では階高が2.75×2=5.5(m)とな
り、該居間LDの天井高は約4.8mとなって質の高い
空間を確保している。
宅60の階高Hは2.75mとなっている。標準階高
3.0〜3.5mの中でも典型的な階高3.3mに対し
て0.55m小さくなっている。このような階高Hの数
値設定をしているにも拘わらず、パブリック部である居
間LD部分では階高が2.75×2=5.5(m)とな
り、該居間LDの天井高は約4.8mとなって質の高い
空間を確保している。
【0029】また、1階層分の階高Hだけで設けられて
いる非パブリック部(台所KT、寝室BR、風呂場U
B、玄関ET、ロフトLF、踊り場DN等であり上記パ
ブリック部以外の部分)は、その階高Hが2.75mで
あり標準階高より低いが、用途上もともと3.3mもの
階高を必要としない部分であったので、2.75mの階
高にして無駄を省いても問題はない。なお、設計的に工
夫することで、小部屋DN、ロフトLF、水廻り(台所
KTや風呂場UBやトイレなど)等では梁下で2〜2.
1mの天井高を確保し、寝室BRは折上天上等により
2.4m程度の天井高を確保できた。この数値は快適な
居住空間を保証できるのに十分な数値である。
いる非パブリック部(台所KT、寝室BR、風呂場U
B、玄関ET、ロフトLF、踊り場DN等であり上記パ
ブリック部以外の部分)は、その階高Hが2.75mで
あり標準階高より低いが、用途上もともと3.3mもの
階高を必要としない部分であったので、2.75mの階
高にして無駄を省いても問題はない。なお、設計的に工
夫することで、小部屋DN、ロフトLF、水廻り(台所
KTや風呂場UBやトイレなど)等では梁下で2〜2.
1mの天井高を確保し、寝室BRは折上天上等により
2.4m程度の天井高を確保できた。この数値は快適な
居住空間を保証できるのに十分な数値である。
【0030】ところで、本実施形態のようにスラブ50
に吹抜部50aを形成するとその分だけ床面積が減少す
る。階高を通常のものと同じに設定したのでは一定なる
建物容積に確保できる住戸面積は減少することになる。
しかし本実施形態では階高Hを標準階高より低く設定し
たので、その分、建物の階数を多くとれ、結果的に一定
なる建物容積において所定の住戸面積を確保できた。上
下に隣接する住戸15、20は階高Hの非パブリック部
(寝室BR、風呂場UB、玄関ETなど)を上下に対応
させて隣接しており、この非パブリック部が低い階高で
も支障ないことは既に上述した通りである。
に吹抜部50aを形成するとその分だけ床面積が減少す
る。階高を通常のものと同じに設定したのでは一定なる
建物容積に確保できる住戸面積は減少することになる。
しかし本実施形態では階高Hを標準階高より低く設定し
たので、その分、建物の階数を多くとれ、結果的に一定
なる建物容積において所定の住戸面積を確保できた。上
下に隣接する住戸15、20は階高Hの非パブリック部
(寝室BR、風呂場UB、玄関ETなど)を上下に対応
させて隣接しており、この非パブリック部が低い階高で
も支障ないことは既に上述した通りである。
【0031】一例として、(Aタイプ)階高3.3mで
40階(建物高さ132m)を有し、1フロアにおける
床面積30坪の一般的な中高層マンションと、(Bタイ
プ)階高2.75mで48階(建物高さ132m)を有
し、1フロアにおける床面積25坪(吹抜部あり)の上
記実施形態と同じタイプの中高層マンションと、を比較
する。(Aタイプ)の住戸面積は、30坪×40階=1
200坪となる。これに対して(Bタイプ)の住戸面積
は、25坪×48階=1200坪となる。つまり(Bタ
イプ)にしても(Aタイプ)と同じだけの住戸面積を確
保できた。
40階(建物高さ132m)を有し、1フロアにおける
床面積30坪の一般的な中高層マンションと、(Bタイ
プ)階高2.75mで48階(建物高さ132m)を有
し、1フロアにおける床面積25坪(吹抜部あり)の上
記実施形態と同じタイプの中高層マンションと、を比較
する。(Aタイプ)の住戸面積は、30坪×40階=1
200坪となる。これに対して(Bタイプ)の住戸面積
は、25坪×48階=1200坪となる。つまり(Bタ
イプ)にしても(Aタイプ)と同じだけの住戸面積を確
保できた。
【0032】なお、階高Hの大きさは標準階高(3.0
〜3.5m)より低ければよく、上述した2.75mに
限らず、例えば2.6〜2.8mの範囲の数値であれば
支障なく同様の効果を発揮できる。
〜3.5m)より低ければよく、上述した2.75mに
限らず、例えば2.6〜2.8mの範囲の数値であれば
支障なく同様の効果を発揮できる。
【0033】図4は,本発明の他の実施形態を示す集合
住宅全体を示す模式側断面図である。該図4に示すよう
に、中高層マンション等である集合住宅60Aは、図示
しない梁柱構造体に支持された形で複数のスラブ50を
上下層状に有しており、上下に隣接するスラブ50の間
にはフロア空間51が各階層を成す形で形成されてい
る。一例として図4には地上48階の集合住宅60Aを
示している。この建物における基本的に一定なる階高H
は2.7mとなっており、一般的なマンションにおける
階高である標準階高(3.0〜3.5m)に比べ低くな
っている。
住宅全体を示す模式側断面図である。該図4に示すよう
に、中高層マンション等である集合住宅60Aは、図示
しない梁柱構造体に支持された形で複数のスラブ50を
上下層状に有しており、上下に隣接するスラブ50の間
にはフロア空間51が各階層を成す形で形成されてい
る。一例として図4には地上48階の集合住宅60Aを
示している。この建物における基本的に一定なる階高H
は2.7mとなっており、一般的なマンションにおける
階高である標準階高(3.0〜3.5m)に比べ低くな
っている。
【0034】本実施形態の集合住宅60Aでは、上記フ
ロア空間51の住戸には3つのタイプの住戸1、5、1
0が存在する。このうち住戸10は、前記中央部40の
図1紙面右側に配設されているものであり、単純に1つ
の階層のフロア空間51内だけで1住戸が完結する一般
的なタイプの住戸である。一方、住戸1、5は、前記中
央部40の図1紙面左側に配設されるものであり、以下
にその構成を詳しく説明する。
ロア空間51の住戸には3つのタイプの住戸1、5、1
0が存在する。このうち住戸10は、前記中央部40の
図1紙面右側に配設されているものであり、単純に1つ
の階層のフロア空間51内だけで1住戸が完結する一般
的なタイプの住戸である。一方、住戸1、5は、前記中
央部40の図1紙面左側に配設されるものであり、以下
にその構成を詳しく説明する。
【0035】図5は住戸内部を示す平面図、図6は住戸
内部を示す側断面図である。住戸1、5の内部の配置態
様により、フロア空間51は、スラブ50で下方のフロ
ア空間51Aと上方のフロア空間51Bに区別され、こ
れらフロア空間51A、51Bは上下交互に配置され、
2つの階層を形成している。なお、住戸1は1LDKタ
イプ、住戸5は2LDKタイプの場合を示している。
内部を示す側断面図である。住戸1、5の内部の配置態
様により、フロア空間51は、スラブ50で下方のフロ
ア空間51Aと上方のフロア空間51Bに区別され、こ
れらフロア空間51A、51Bは上下交互に配置され、
2つの階層を形成している。なお、住戸1は1LDKタ
イプ、住戸5は2LDKタイプの場合を示している。
【0036】住戸1は、図5(a)及び図6に示すよう
に、下方のフロア空間51Aに、玄関ET、台所KT、
居間LD、バルコニBL等が形成され、玄関ETは、フ
ロア空間51Aの内側に形成された共用廊下45に対し
通行出入り可能に隣接配置されている。一方、図5
(b)に示すように、上方のフロア空間51Bには、寝
室BR、が形成されている。
に、下方のフロア空間51Aに、玄関ET、台所KT、
居間LD、バルコニBL等が形成され、玄関ETは、フ
ロア空間51Aの内側に形成された共用廊下45に対し
通行出入り可能に隣接配置されている。一方、図5
(b)に示すように、上方のフロア空間51Bには、寝
室BR、が形成されている。
【0037】また、フロア空間51Bには、図6に示す
ように、上下に配設されている共用廊下45の間の空間
に位置するように風呂場UBが形成され、この風呂場U
Bに隣接し集合住宅60Aの中央部40に向けて突出す
るエクステンションルームXRが形成されている。この
エクステンションルームXRは、ピアノ室、オーディオ
ルーム、書斎、温室、その他任意の目的に使用すること
ができる。
ように、上下に配設されている共用廊下45の間の空間
に位置するように風呂場UBが形成され、この風呂場U
Bに隣接し集合住宅60Aの中央部40に向けて突出す
るエクステンションルームXRが形成されている。この
エクステンションルームXRは、ピアノ室、オーディオ
ルーム、書斎、温室、その他任意の目的に使用すること
ができる。
【0038】前記居間LDの、寝室BRのバルコニBL
側の壁2と窓3の間の部位では、フロア空間51Aの天
井側のスラブ50を上下に貫通した吹抜部50aが形成
されており、この吹抜部50aの階高は2つの階層(フ
ロア空間51Aと51B)分の階高(階高H×2)で形
成されている。
側の壁2と窓3の間の部位では、フロア空間51Aの天
井側のスラブ50を上下に貫通した吹抜部50aが形成
されており、この吹抜部50aの階高は2つの階層(フ
ロア空間51Aと51B)分の階高(階高H×2)で形
成されている。
【0039】そして、居間LDには、フロア空間51A
の居間LDからフロア空間52Bの寝室BR、風呂場U
Bへ行くための階段25が設けられ、階段25のフロア
空間51B側にロフトLFが設けられている。なお、前
記エクステンションルームXRへ行くには、寝室BR、
風呂場UB前の小部屋DN1(例えば、脱衣場あるいは
トイレ等)を通ることになる。
の居間LDからフロア空間52Bの寝室BR、風呂場U
Bへ行くための階段25が設けられ、階段25のフロア
空間51B側にロフトLFが設けられている。なお、前
記エクステンションルームXRへ行くには、寝室BR、
風呂場UB前の小部屋DN1(例えば、脱衣場あるいは
トイレ等)を通ることになる。
【0040】一方、住戸5は、図5(a)に示すよう
に、下方のフロア空間51Aに、玄関ET、台所KT、
居間LD、寝室BR1、バルコニBL等が形成され、玄
関ETは、フロア空間51Aの内側に形成された共用廊
下45に対し通行出入り可能に隣接配置されている。一
方、図5(b)に示すように、上方のフロア空間51B
には、寝室BR2、小部屋DN2が形成されている。
に、下方のフロア空間51Aに、玄関ET、台所KT、
居間LD、寝室BR1、バルコニBL等が形成され、玄
関ETは、フロア空間51Aの内側に形成された共用廊
下45に対し通行出入り可能に隣接配置されている。一
方、図5(b)に示すように、上方のフロア空間51B
には、寝室BR2、小部屋DN2が形成されている。
【0041】また、フロア空間51Bには、図6に示す
ように、上下に配設されている共用廊下45の間の空間
に位置するように風呂場UBが形成され、この風呂場U
Bに隣接し集合住宅60Aの中央部40に向けて突出す
るエクステンションルームXRが形成されている。な
お、このエクステンションルームXRへ行くには、風呂
場UB前の小部屋DN2(例えば、脱衣場あるいは洗面
所等)を通ることになる。
ように、上下に配設されている共用廊下45の間の空間
に位置するように風呂場UBが形成され、この風呂場U
Bに隣接し集合住宅60Aの中央部40に向けて突出す
るエクステンションルームXRが形成されている。な
お、このエクステンションルームXRへ行くには、風呂
場UB前の小部屋DN2(例えば、脱衣場あるいは洗面
所等)を通ることになる。
【0042】前記居間LDの、フロア空間51B側の寝
室BR2の壁6と、戸境壁7との間の部位及び玄関ET
と玄関ホールETHにかけて、フロア空間51Aの天井
側のスラブ50を上下に貫通した吹抜部50aが形成さ
れており、この吹抜部50aの階高は2つの階層(フロ
ア空間51Aと51B)分の階高(階高H×2)で形成
されている。そして、フロア空間51Aとフロア空間5
2Bを行き来するための階段25は台所KTに隣接して
設けられている。階段25のフロア空間51B側にロフ
トLFが設けられている。
室BR2の壁6と、戸境壁7との間の部位及び玄関ET
と玄関ホールETHにかけて、フロア空間51Aの天井
側のスラブ50を上下に貫通した吹抜部50aが形成さ
れており、この吹抜部50aの階高は2つの階層(フロ
ア空間51Aと51B)分の階高(階高H×2)で形成
されている。そして、フロア空間51Aとフロア空間5
2Bを行き来するための階段25は台所KTに隣接して
設けられている。階段25のフロア空間51B側にロフ
トLFが設けられている。
【0043】このように住戸1、5は、それぞれ上下に
隣接し、2つの階層を形成するフロア空間51A、51
Bに亘って配設されている。そして、住戸1のフロア空
間51Bの寝室BR(洋室)からも階下の居間LDを望
むことができるよう、図5(b)に示すように、寝室B
Rの壁2に窓4(住戸5側は図示せず)が設けられてい
る。いずれのタイプの住戸1、5も、パブリック部(居
間や居間兼食堂のように家族や客が集う場所を指す)が
天井高の高い吹抜部50aを有し、質の高い住戸を実現
することができる。
隣接し、2つの階層を形成するフロア空間51A、51
Bに亘って配設されている。そして、住戸1のフロア空
間51Bの寝室BR(洋室)からも階下の居間LDを望
むことができるよう、図5(b)に示すように、寝室B
Rの壁2に窓4(住戸5側は図示せず)が設けられてい
る。いずれのタイプの住戸1、5も、パブリック部(居
間や居間兼食堂のように家族や客が集う場所を指す)が
天井高の高い吹抜部50aを有し、質の高い住戸を実現
することができる。
【0044】また、1つの住戸1、5をそれぞれ2階層
に亘り配置する構造になっているので、各住戸1、5の
玄関ETを同一フロアに配設することにより、玄関ET
とエレベータ等をつなぐ共用廊下45は、2階層に1つ
配設すればよい。従って、共用廊下45を配設しないフ
ロア空間51Bでは、上下の階層(フロア空間51A、
51A側)に配設された共用廊下45の間の空間や、該
空間につながる集合住宅60Aの中央部40の空間を利
用して新たな居住空間を作ることができる。この新たな
居住空間により、吹抜部50aで失う床面積を補い、あ
るいはそれ以上の床面積を創出することができ、住戸
1、5の床面積を確保することができる。
に亘り配置する構造になっているので、各住戸1、5の
玄関ETを同一フロアに配設することにより、玄関ET
とエレベータ等をつなぐ共用廊下45は、2階層に1つ
配設すればよい。従って、共用廊下45を配設しないフ
ロア空間51Bでは、上下の階層(フロア空間51A、
51A側)に配設された共用廊下45の間の空間や、該
空間につながる集合住宅60Aの中央部40の空間を利
用して新たな居住空間を作ることができる。この新たな
居住空間により、吹抜部50aで失う床面積を補い、あ
るいはそれ以上の床面積を創出することができ、住戸
1、5の床面積を確保することができる。
【0045】また、2階層(フロア空間51A、51
B)に1つの共用廊下45を配設することにより、共用
廊下45が集合住宅60Aの階数の半分になる。従っ
て、全ての住戸をこうしたタイプの住戸1、5とするこ
とにより、その共用廊下45に接続されるエレベータの
停止階数が集合住宅60Aの階数の半分になり、エレベ
ータの設置費用の大幅な低減が可能となるばかりかその
運転制御を容易にすることができる。
B)に1つの共用廊下45を配設することにより、共用
廊下45が集合住宅60Aの階数の半分になる。従っ
て、全ての住戸をこうしたタイプの住戸1、5とするこ
とにより、その共用廊下45に接続されるエレベータの
停止階数が集合住宅60Aの階数の半分になり、エレベ
ータの設置費用の大幅な低減が可能となるばかりかその
運転制御を容易にすることができる。
【0046】一例として、(Cタイプ)階高3.3mで
40階(建物高さ132m)を有し、1つのフロア空間
で1住戸が完結し、1住戸あたりの床面積27坪(9.
4m×9.5m)の一般的な中高層マンションと、図4
ないし図6に示す実施形態と同じタイプの、(Dタイ
プ)階高2.75mで48階(建物高さ132m)を有
し、上下2つの階に配置されるフロア空間51A、51
Bで1住戸(即ち、48階で24戸)を構成し、フロア
空間51Aにおける床面積27坪(9.4m×9.5
m)に、図5に示すように2戸の住戸1、5を配設した
中高層マンションと、を比較する。
40階(建物高さ132m)を有し、1つのフロア空間
で1住戸が完結し、1住戸あたりの床面積27坪(9.
4m×9.5m)の一般的な中高層マンションと、図4
ないし図6に示す実施形態と同じタイプの、(Dタイ
プ)階高2.75mで48階(建物高さ132m)を有
し、上下2つの階に配置されるフロア空間51A、51
Bで1住戸(即ち、48階で24戸)を構成し、フロア
空間51Aにおける床面積27坪(9.4m×9.5
m)に、図5に示すように2戸の住戸1、5を配設した
中高層マンションと、を比較する。
【0047】但し、(Dタイプ)の住戸1には、床面積
5.9坪に相当する吹抜部50aが、住戸5には、床面
積7.5坪に相当する吹抜部50aが形成されると共
に、フロア空間51Bと同じ階層で、上下のフロア空間
51A、51Aと同じ階層に配設された共用廊下45の
間の空間に、住戸1には2.4坪(4m×2m)、住戸
5には3.3坪(5.5m×2m)の非パブリック部が
それぞれ形成されているものとする(但し、エクステン
ションルームXRは含まない)。
5.9坪に相当する吹抜部50aが、住戸5には、床面
積7.5坪に相当する吹抜部50aが形成されると共
に、フロア空間51Bと同じ階層で、上下のフロア空間
51A、51Aと同じ階層に配設された共用廊下45の
間の空間に、住戸1には2.4坪(4m×2m)、住戸
5には3.3坪(5.5m×2m)の非パブリック部が
それぞれ形成されているものとする(但し、エクステン
ションルームXRは含まない)。
【0048】住戸1の床面積は、フロア空間51Aが1
1.4坪、フロア空間51Bが7.9坪で、その合計は
19.3坪になる。一方、住戸5の床面積は、フロア空
間51Aが15.6坪、フロア空間51Bが11.4坪
で、その合計は27坪になる。従って、住戸1と住戸5
の床面積の合計は46.3坪になる。
1.4坪、フロア空間51Bが7.9坪で、その合計は
19.3坪になる。一方、住戸5の床面積は、フロア空
間51Aが15.6坪、フロア空間51Bが11.4坪
で、その合計は27坪になる。従って、住戸1と住戸5
の床面積の合計は46.3坪になる。
【0049】(Cタイプ)の住戸面積は、27坪×40
戸(40階)=1080坪となる。一方、(Dタイプ)
の住戸面積は、46.3坪×24戸(48階)=111
1.2坪となる。つまり(Dタイプ)にすると(Cタイ
プ)より31.2坪だけ住戸面積を増やすことができ
る。また、各住戸1、5に、集合住宅60Aの中央部4
0に向けて突出するエクステンションルームXRを設け
ることにより、住戸面積を更に増加させることができ
る。
戸(40階)=1080坪となる。一方、(Dタイプ)
の住戸面積は、46.3坪×24戸(48階)=111
1.2坪となる。つまり(Dタイプ)にすると(Cタイ
プ)より31.2坪だけ住戸面積を増やすことができ
る。また、各住戸1、5に、集合住宅60Aの中央部4
0に向けて突出するエクステンションルームXRを設け
ることにより、住戸面積を更に増加させることができ
る。
【0050】なお、この実施形態においても、各フロア
空間51A、51Bの階高Hの大きさは標準階高(3.
0〜3.5m)より低ければよく、上述した2.75m
に限らず、例えば2.6〜2.8mの範囲の数値であれ
ば支障なく同様の効果を発揮できる。
空間51A、51Bの階高Hの大きさは標準階高(3.
0〜3.5m)より低ければよく、上述した2.75m
に限らず、例えば2.6〜2.8mの範囲の数値であれ
ば支障なく同様の効果を発揮できる。
【図1】本発明による集合住宅全体を示す模式断面図。
【図2】本発明による住戸内部を示す斜視図。
【図3】本発明による住戸内部を示す側断面図。
【図4】本発明による集合住宅全体を示す模式断面図。
【図5】本発明による他の実施形態における住戸内部を
示す平面図。
示す平面図。
【図6】本発明による他の実施形態における住戸内部を
示す側断面図。
示す側断面図。
1…住戸 5…住戸 15…住戸 20…住戸 45…共用廊下 60…集合住宅 60A…集合住宅 BR…非パブリック部(寝室) ET…非パブリック部(玄関) KT…非パブリック部(台所) LD…パブリック部(居間) UB…非パブリック部(風呂場) XR…非パブリック部(エクステンションルーム)
Claims (6)
- 【請求項1】複数階が設けられ、これら複数階に複数の
住戸を上下に隣接して配設した、集合住宅において、 前記住戸は、標準階高より高い階高に形成されたパブリ
ック部と標準階高より低い階高に形成された非パブリッ
ク部と、を有し、 前記住戸のうち上下に隣接する2つの住戸は、前記非パ
ブリック部を上下に対応配置し配設されている、ことを
特徴とする集合住宅。 - 【請求項2】複数階が設けられ、これら複数階にそれぞ
れ複数の住戸を隣接して配設した、集合住宅において、 前記住戸は、標準階高より高い階高に形成されたパブリ
ック部と、標準階高より低い階高に形成された非パブリ
ック部と、を有し、 前記パブリック部は、少なくとも一部に上下に隣接する
2つのフロア空間を貫通した吹抜部が形成され、前記非
パブリック部は、前記上下に隣接する2つのフロア空間
に分けて配置され、 隣接する2つの住戸の出入り口は同一階層に配置され、
該出入り口に通じる共用廊下は、上下に隣接する2つの
階層毎に1つ配設され、 共用廊下のない階層に、上下の階層に配設された共用廊
下の間の空間に、共用廊下のない階層のフロア空間に配
設された非パブリック部から出入り可能な非パブリック
部を配設した、 ことを特徴とする集合住宅。 - 【請求項3】上下の階層に配設された共用廊下の間の空
間に形成された前記非パブリック部に隣接して建物の中
央部に突出するように、該非パブリック部から出入り可
能な非パブリック部を配設した、 ことを特徴とする請求項2記載の集合住宅。 - 【請求項4】前記パブリック部は居間を含み、前記非パ
ブリック部は水廻り及び寝室を含む、ことを特徴とする
請求項1もしくは請求項3のいずれかに記載の集合住
宅。 - 【請求項5】前記標準階高は、3.0〜3.5mであ
る、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
かに記載の集合住宅。 - 【請求項6】前記非パブリック部の階高は、2.6〜
2.8mである、ことを特徴とする請求項1ないし請求
項4のいずれかに記載の集合住宅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115130A JP2002097807A (ja) | 2000-07-17 | 2001-04-13 | 集合住宅 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000-215319 | 2000-07-17 | ||
| JP2000215319 | 2000-07-17 | ||
| JP2001115130A JP2002097807A (ja) | 2000-07-17 | 2001-04-13 | 集合住宅 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002097807A true JP2002097807A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=26596112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001115130A Pending JP2002097807A (ja) | 2000-07-17 | 2001-04-13 | 集合住宅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002097807A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011144519A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Investors:Kk | ロフト付き建築構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63210367A (ja) * | 1987-02-25 | 1988-09-01 | 株式会社長谷工コーポレーション | 集合住宅 |
| JPH06207470A (ja) * | 1992-01-31 | 1994-07-26 | Haseko Corp | 集合住宅用多層建物 |
| JP2000027459A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Maeda Corp | 建造物の階層構造 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115130A patent/JP2002097807A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63210367A (ja) * | 1987-02-25 | 1988-09-01 | 株式会社長谷工コーポレーション | 集合住宅 |
| JPH06207470A (ja) * | 1992-01-31 | 1994-07-26 | Haseko Corp | 集合住宅用多層建物 |
| JP2000027459A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Maeda Corp | 建造物の階層構造 |
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| JP2011144519A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Investors:Kk | ロフト付き建築構造 |
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