JP2002096689A - 盗難防止機構 - Google Patents

盗難防止機構

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JP2002096689A
JP2002096689A JP2000286695A JP2000286695A JP2002096689A JP 2002096689 A JP2002096689 A JP 2002096689A JP 2000286695 A JP2000286695 A JP 2000286695A JP 2000286695 A JP2000286695 A JP 2000286695A JP 2002096689 A JP2002096689 A JP 2002096689A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難防止のための操作部の取り扱いに係る多
大な労力と手間をなくし、簡単な操作で車載用音響機器
の盗難を防止することができる盗難防止機構を提供する
こと。 【解決手段】 前面パネル20の前面にセキュリティバ
ー2を摺動可能に設け、セット電源スイッチ16がOF
Fされたとき前面パネル20を自動的に覆うようにし、
車載用音響機器本体1を使用不能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止機構に関
し、特に、盗難防止のための扱いに係る多大な労力と手
間をなくし、簡単な操作で車載用音響機器の盗難を防止
することができる盗難防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用電子機器、特に、車載用音
響機器は高級化してきており、それに伴い盗難事故も多
発してきている。このため、盗難防止対策の1手段とし
て、操作部(前面パネル)を機器本体から着脱可能に構
成し、使用者が車両から離れる際に、車載用音響機器の
操作部(前面パネル)を機器本体から取り外して操作不
能状態にすることにより、操作部(前面パネル)が欠陥
状態であって本体の操作ができないということを車外に
認識させ、これにより盗難を防止するようにした盗難防
止装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
盗難防止装置によれば、車載用音響機器の操作部(前面
パネル)を取り外すとき、操作部(前面パネル)自体が
大きいため、取り外しに手間がかかり、また、車外へ持
ち出すとしても大変な労力を要し、取り外した操作部
(前面パネル)を保管する場所を要し、更には、必要な
場合には再度車内への取り付け作業が必要となるなど、
多くの労力と多くの手間がかかるという問題があった。
【0004】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、このような盗
難防止のための操作部(前面パネル)の取り扱いに係る
多大な労力と手間をなくし、簡単な操作で車載用音響機
器の盗難を防止することができる盗難防止機構を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、車両に搭載され、電源の投入により記録
媒体の再生を可能にする電子機器と、前記電源が遮断さ
れたとき前記電子機器の少なくとも一部を自動的に覆い
使用不能にするセキュリティバーと、を備えたことを特
徴とする盗難防止機構を提供するものである。
【0006】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、車両に搭載され、電源の投入により記録媒体の再生
を可能にする電子機器と、前記電子機器の前面に着脱可
能に設けられ、前記電子機器の操作を行う操作部と、前
記操作部の前面に摺動可能に設けられ、前記電源が遮断
されたとき前記操作部の少なくとも一部を自動的に覆い
前記電子機器を使用不能にするセキュリティバーと、を
備えたことを特徴とする盗難防止機構を提供するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の形態による盗難防止機構の基本原理を示すブロ
ック図である。図に示すように、この盗難防止機構は、
車載用音響機器本体1と、車載用音響機器本体1の操作
部としての前面パネル20側に摺動可能に設けられるセ
キュリティバー2とからなる。なお、このセキュリティ
バー2には、車載用音響機器本体1内部にセキュリティ
バー用スライド部材21が連設されている。
【0008】車載用音響機器本体1は、駆動機構11を
介してセキュリティバー2のセキュリティバー用スライ
ド部材21に駆動力を伝達する駆動モータ12と、車載
用音響機器本体1内部の2箇所の位置に設けられ駆動モ
ータ12の駆動力により駆動機構11が動作しセキュリ
ティバー用スライド部材21が移動して当接あるいは離
接したときにスイッチをON/OFFさせる開完了スイ
ッチ13および閉完了スイッチ14と、バックアップ電
源から常に電源の供給を受けその電源によって開完了ス
イッチ13および閉完了スイッチ14のON/OFF動
作ならびに駆動モータ11の回転動作を制御するスイッ
チコントローラ15と、車載用音響機器本体1のセット
電源スイッチ16と、セット電源スイッチ16をON/
OFFした時にスイッチコントローラ15の動作を一定
時間遅延させるタイマ17と、から構成されている。な
お、セット電源スイッチ16はアクセサリスイッチ50
に接続されており、アクセサリスイッチ50はアクセサ
リ電源に接続されている。また、開完了スイッチ13お
よび閉完了スイッチ14には、その開完了状態あるいは
閉完了状態を検知する突起部13A,14Aが設けられ
ている。
【0009】以上の構成において、図1の状態、即ち、
セキュリティバー2が閉状態でこれを閉状態にする場合
に、アクセサリスイッチ50のON時にセット電源スイ
ッチ16をONすると、タイマ17が働き一定時間を計
時する。一定時間が経過した後、タイマ17はスイッチ
コントローラ15にセット電源スイッチ16がONされ
た信号を通知しスイッチコントローラ15の動作を開始
させる。一定時間タイミングを遅延させるのは、操作者
に操作感を体感させるためである。スイッチコントロー
ラ15は、この信号を受け取るとバックアップ電源によ
り開完了スイッチ13および閉完了スイッチ14の状態
を確認しながら駆動モータ12をB方向(逆転方向)に
回転させる。これにより、駆動機構11が駆動モータ1
2と逆方向(正転方向)に回転し、この回転に伴い、セ
キュリティバー2のセキュリティバー用スライド部材2
1を開完了スイッチ13の側に移動させる。開完了スイ
ッチ13は、セキュリティバー用スライド部材21の端
部が突起部13Aに当接するとセキュリティバー2の開
完了を検知し、スイッチをONにする。これにより、ス
イッチコントローラ15にその信号が通知され、セキュ
リティバー2の開が完了する。セキュリティバー2が開
状態で、これを閉状態にする場合には、セット電源スイ
ッチ16をOFFすると、上記と逆の動作でセキュリテ
ィバー2を閉状態にすることができる。以下、図2
(a),(b)に基づいて、この動作をより詳細に説明
する。
【0010】図2(a),(b)は、上記したセキュリ
ティバー2の動作を示すフローチャートであり、(a)
はセット電源スイッチ16をONからOFFにした場
合、即ち、セキュリティバー2が開状態から閉状態に移
行する動作を示し、(b)はセット電源スイッチ16を
OFFからONにした場合、即ち、セキュリティバー2
が閉状態から開状態に移行する動作を示す図である。
【0011】図2(a)に示すように、セット電源スイ
ッチ16をONからOFFにすると(ステップS2
1)、タイマ17がONし予め定められた一定時間を計
時する(ステップS22)。タイマ17は一定時間が経
過したか否かを判定し(ステップS23)、一定時間が
経過していない場合にはこの一定時間の経過を監視し
(ステップS23の判定:NO)、一定時間が経過した
と判定した場合には(ステップS23の判定:YE
S)、スイッチコントローラ15を動作させて駆動モー
タ12をONさせ、A方向(正転方向)に回転させる
(ステップS24)。これにより、駆動機構11が駆動
モータ12と逆の方向に回転する。そこで、スイッチコ
ントローラ15は、セキュリティバー2が閉完了スイッ
チ14の突起部14Aに当接して閉完了スイッチ14が
ONとなったか否かを判定し(ステップS25)、閉完
了スイッチ14がONとなっていない場合には、ONと
なるまで監視し(ステップS25の判定:NO)、閉完
了スイッチ14がONとなった場合には(ステップS2
5の判定:YES)、セキュリティバー2による閉動作
を完了させる(ステップS26)。
【0012】一方、図2(b)に示すように、セット電
源スイッチ16をOFFからONにすると(ステップS
31)、タイマ17がONし、予め定められた一定時間
を計時する(ステップS32)。タイマ17は一定時間
が経過したか否かを判定し(ステップS33)、一定時
間が経過していない場合にはこの一定時間の経過を監視
し(ステップS33の判定:NO)、一定時間が経過し
たと判定した場合には(ステップS33の判定:YE
S)、スイッチコントローラ15を動作させて駆動モー
タ12をONさせ、B方向(逆転方向)に回転させる
(ステップS34)。これにより、駆動機構11が駆動
モータ12と逆の方向に回転する。そこで、スイッチコ
ントローラ15は、セキュリティバー2が開完了スイッ
チ13の突起部13Aに当接して開完了スイッチ13が
ONとなったか否かを判定し(ステップS35)、開完
了スイッチ15がONとなっていない場合には、ONと
なるまで監視し(ステップS35の判定:NO)、開完
了スイッチ15がONとなった場合には(ステップS3
5の判定:YES)、セキュリティバー2による開動作
を完了させる(ステップS36)。
【0013】次に、以上の基本原理に基づいた盗難防止
機構の具体的実施例を図3〜図13に基づいて説明す
る。 〔第1の実施例〕図3〜図6は、第1の実施例による盗
難防止機構を示す図である。図3(a)に示すように、
車載用音響機器本体1の前面パネル20の両サイドに
は、セキュリティバー2が、通常使用操作時において使
用上問題ない位置に一つのデザイン形状としての効果を
持たせるように配置されている。また、前面パネル20
の上端近傍および下端近傍には、セキュリティバー2を
スライドさせるためのガイド溝22が略全長に亘って設
けられている。また、図4に示すように、セキュリティ
バー2には、セキュリティバー用スライド部材としての
セキュリティバースライド用アーム211の一端が回動
可能に設けられており、そのセキュリティバースライド
用アーム211の他端には駆動モータ12のウォームギ
ア121に噛み合ってセキュリティバースライド用アー
ム211を駆動させる駆動機構としてのセクタギア11
1が設けられている。なお、セキュリティバースライド
用アーム211の一端がセキュリティバー2に回動可能
に設けられている部分には、溝212が設けられてお
り、この溝212はセキュリティバー2の水平方向への
移動に伴うセキュリティバースライド用アーム211と
の距離の調節を行っている。
【0014】この構成において、図3(a)に示すよう
に、車載用音響機器本体1のセット電源スイッチ16
(図示せず)をOFF(使用しない状態)にすると、タ
イマ17(図示せず)が一定時間を計時し、一定時間経
過後にスイッチコントローラ(図示せず)の制御によ
り、駆動モータ12(図示せず)を動作させ、これによ
り左右それぞれのセキュリティバー2が前面パネル20
のガイド溝22に沿って自動的に動き、終端位置のスイ
ッチ、即ち、閉完了スイッチ14(図示せず)で終端位
置を検知する。このようにして、セキュリティバー2が
車載用音響機器本体1の通常操作を妨げる位置に形態を
変化させる。
【0015】なお、この時、セキュリティバー2の動作
は、セキュリティバースライド用アーム211の横回転
動作によって行われる。このセキュリティバースライド
用アーム211による横回転動作は、駆動モータ12の
駆動により駆動モータ12に取り付けたウォームギア1
21を介してセキュリティバースライド用アーム211
に付いているセクタギア111を動かして行われる。そ
の動作によって、左右から移動してきたセキュリティバ
ー2は、前面パネル20の真中で合わさり、ロック機構
23が動作し、セキュリティバー2がガタ防止となる。
このロック機構23は、図5に示すように、セキュリテ
ィバー2に付いているフック231が、スプリング23
2の力により相手方の溝にはまりロックされる機構であ
り、これにより、図3(b)に示すように、車載用音響
機器本体1のセキュリティ(盗難防止)状態となる。
【0016】車載用音響機器本体1のセキュリティ(盗
難防止)解除の方法は、車載用音響機器本体1の前面パ
ネル20に配置されているセキュリティロック解除ボタ
ン24を押すことによって車載用音響機器本体1の電源
が入り(POWER ON)、セキュリティバー2の解
除動作が開完了スイッチ13(図示せず)の動作まで自
動的に行われる。なお、セキュリティロック解除ボタン
24は、セキュリティロック解除専用とは限らず、車載
用音響機器本体1を操作する上での操作ボタンなどと兼
用する場合もある。
【0017】なお、上記の例では、セキュリティバー2
の動作を、セキュリティバースライド用アーム211の
横回転動作によって行うようにしているが、例えば、図
6(a)に示すように、セキュリティバー2に取り付け
たセキュリティバースライド用ラック213とセキュリ
ティバースライド用ギア112,113による横スライ
ド動作によって行うようにしても良い。その場合、図6
(b)に示すように、セキュリティバースライド用ギア
112,113による横スライド動作は、駆動モータ1
2の駆動力によりギア122、中継用ギア123を介し
て駆動する。
【0018】〔第2の実施例〕図7および図8は、第2
の実施例による盗難防止機構を示す図である。図3〜図
6で示した第1の実施例による盗難防止機構と同一の内
容には同一の符号を付したので重複する説明は省略する
が、前面パネル20の上端および下端に設けられるセキ
ュリティバー2のガイド溝22の長さを、セキュリティ
バー2がパネル中央部に移動してきたときセキュリティ
バー2同士が互いに前面パネル20の真中で合わされな
い位置にまで設けた点、セキュリティバー2の略中央部
に凹部25を設けた点、この凹部25にセキュリティパ
ーツ3を嵌合し、このセキュリティパーツ3によってセ
キュリティバー2をロックするようにした点において、
第1の実施例と異なる。
【0019】即ち、第2の実施例による盗難防止機構で
は、車載用音響機器本体1の前面パネル20の左右両サ
イドにセキュリティバー2が通常使用操作時において使
用上問題ない位置に一つのデザイン形状として配置され
ており(図7(a))、車載用音響機器本体1の電源を
OFF(使用しない状態)にすると左右それぞれのセキ
ュリティバー2が駆動モータ12(図示せず)により前
面パネル20のガイド溝22に沿って自動的に動き、終
端位置のスイッチにより終端位置を検知し、車載用音響
機器本体1の通常操作を妨げる位置に形態を変化させる
(図7(b))。
【0020】この時、セキュリティバー2の動作は、第
1の実施例の図4および図6で説明したように、セキュ
リティバースライド用アーム211の横回転動作、また
はセキュリティバー2に取り付けたセキュリティバース
ライド用ラック213とセキュリティバースライド用ギ
ア112,113による横スライド動作によって行われ
る。
【0021】この動作によって、左右から移動してきた
セキュリティバー2は、前面パネル20の中央部で終端
位置の閉完了スイッチ14(図示せず)により終端位置
を検知し機構を停止させる。そこで、図7(b)に示す
ように、セキュリティパーツ3を、停止したセキュリテ
ィバー2の凹部25に取り付け、ロック機構23を動作
させる。このロック機構23は、図8に示すように、セ
キュリティパーツ3に付いているフック231が、スプ
リング232の力により相手方の溝にはまりロックされ
る機構であり、セキュリティパーツ3のキー31のキー
溝32にキーを掛けることによりフック231の動作が
妨げられセキュリティパーツ3を取り出すことができな
くなる。これで、車載用音響機器本体1のセキュリティ
(盗難防止)状態となる。
【0022】車載用音響機器本体1のセキュリティ(盗
難防止)解除の方法は、セキュリティパーツ3のキー3
1のキー溝32にセキュリティロック解除キー(専用キ
ーなど)を差し込み、セキュリティパーツ3がセキュリ
ティバー2から外れロック(盗難防止)解除となる。
【0023】〔第3の実施例〕図9〜図11は、第3の
実施例による盗難防止機構を示す図である。図3〜図8
で示した第1および第2の実施例による盗難防止機構と
同一の内容には同一の符号を付したので重複する説明は
省略するが、前面パネル20に設けられるセキュリティ
バー2のガイド溝22を前面パネル20の右端近傍およ
び左端近傍に設け、セキュリティバー2を上下から移動
させてロックさせるようにした点において、第1および
第2の実施例と異なる。
【0024】即ち、第3の実施例による盗難防止機構で
は、車載用音響機器本体1の前面パネル20の上下に、
セキュリティバー2が、通常使用操作時において使用上
問題ない位置に一つのデザイン形状として配置されてお
り(図9(a))、車載用音響機器本体1の電源をOF
F(使用しない状態)にすると上下それぞれのセキュリ
ティバー2が駆動モータ12(図示せず)により前面パ
ネル20のガイド溝22に沿って自動的に動き、終端位
置のスイッチにより終端位置を検知し、車載用音響機器
本体1の通常操作を妨げる位置に形態を変化させる(図
9(b))。
【0025】この時、セキュリティバー2の動作は、図
10に示すように、セキュリティバースライド用アーム
211の縦回転動作、または、図11に示すように、セ
キュリティバー2に取り付けたセキュリティバースライ
ド用ラック213とセキュリティバースライド用ギア1
14,115による縦スライド動作によって行われる。
【0026】このセキュリティバースライド用アーム2
11による縦回転動作は、駆動モータ12の駆動により
ギア122を介してスライドガイド214を前後方向に
動かすことにより行われる。その時、セキュリティバー
2に付いているガイド棒26により、セキュリティバー
2が垂直の上下運動をする。また、セキュリティバース
ライド用ギア114,115による縦スライド動作は、
駆動モータ12の駆動力により中継用ギア123を介し
て駆動する。セキュリティバースライド用ギア114が
上側のセキュリティバー2を下側へ移動させる回転方向
に回り、セキュリティバースライド用ギア115を介す
ることにより逆回転の動きとなり、下側のセキュリティ
バー2を上側に動かす。
【0027】この動作によって、上下から可動してきた
セキュリティバー2は、前面パネル20の真中で合わさ
り、ロック機構23が動作しセキュリティバー2のガタ
防止となる。ロック機構23は、セキュリティバー2に
付いているフック231が、スプリング232の力によ
り相手方の溝に嵌りロックされる。これで、車載用音響
機器本体1のセキュリティ(盗難防止)状態となる。
【0028】車載用音響機器本体1のセキュリティ(盗
難防止)解除の方法は、車載用音響機器本体1の前面パ
ネル20に配置されているセキュリティロック解除ボタ
ン24を押すことによって車載用音響機器本体1の電源
が入り(POWER ON)、セキュリティバー2の解
除動作が開完了スイッチ13(図示せず)の動作まで行
われる。セキュリティロック解除ボタン24は、セキュ
リティロック解除専用とは限ら図、車載用音響機器本体
1を操作する上での操作ボタンなどと兼用する場合もあ
る。
【0029】〔第4の実施例〕図12は、第4の実施例
による盗難防止機構を示す図である。図3〜図11で示
した第1〜第3の実施例による盗難防止機構と同一の内
容には同一の符号を付したので重複する説明は省略する
が、前面パネル20の右端近傍および左端近傍に設けら
れるセキュリティバー2のガイド溝22の長さを短くし
上半分とした点、および、ガイド溝22によってスライ
ドするセキュリティバー2を1つとした点、セキュリテ
ィバー2自体にロック用のキーを設けた点において、第
1〜第3の実施例と異なる。
【0030】即ち、第4の実施例による盗難防止機構で
は、車載用音響機器本体1の前面パネル20の上側に、
セキュリティバー2が通常使用操作時において使用上問
題ない位置に一つのデザイン形状として配置されており
(図12(a))、車載用音響機器本体1の電源をOF
F(使用しない状態)にするとセキュリティバー2が駆
動モータ12(図示せず)により前面パネル20のガイ
ド溝22に沿って自動的に動き、終端位置のスイッチに
より終端位置を検知し、車載用音響機器本体1の通常操
作を妨げる位置に形態を変化させる(図12(b))。
【0031】この時、セキュリティバー2の動作は、図
10および図11で示したように、セキュリティバース
ライド用アーム211の縦回転動作、またはセキュリテ
ィバー2に取り付けたセキュリティバースライド用ラッ
ク213とセキュリティバースライド用ギア114によ
る縦スライド動作によって行われる。
【0032】車載用音響機器本体1の通常操作を妨げる
位置にセキュリティバー2が形態を変化させ終わったと
き、セキュリティバー2に付いているキー31のキー溝
(図示せず)が車載用音響機器本体1のキーシリンダ部
(図示せず)と合わさり、そこにキー(カギ)を差し込
むことでロックされる。これで、車載用音響機器本体1
のセキュリティ(盗難防止)状態となる。
【0033】車載用音響機器本体1のセキュリティ(盗
難防止)解除の方法は、キー31のキー溝(図示せず)
に、ロックしたときと同じキー(専用キーなど)を差し
込むことで車載用音響機器本体1の電源が入り(POW
ER ON)、セキュリティバー2の解除動作が行わ
れ、セキュリティバー2が通常使用状態の位置に戻ると
ロック(盗難防止)解除となる。
【0034】なお、上記の例では、前面パネル20の右
端近傍および左端近傍に設けられるセキュリティバー2
のガイド溝22を上半分に設けるようにしているが、こ
れに限るものではなく、例えば、下半分に設けるように
しても良い。
【0035】〔第5の実施例〕図13は、第5の実施例
による盗難防止機構を示す図である。図3〜図12で示
した第1〜第4の実施例による盗難防止機構と同一の内
容には同一の符号を付したので重複する説明は省略する
が、セキュリティバー2のガイド溝を設けずに、第4の
実施例で説明したような1つのセキュリティバー2を半
分に分け、そのセキュリティバー2をそれぞれ左上端部
近傍と右下端部近傍において回転軸27で回動可能に軸
支し、これら回転軸27で軸支されたそれぞれのセキュ
リティバー2を回転させて前面パネル20の中央部でロ
ックするようにした点において、第1〜第4の実施例と
異なる。
【0036】即ち、第5の実施例による盗難防止機構に
よれば、車載用音響機器本体1の前面パネル20の左上
端部近傍と右下端部近傍に、セキュリティバー2が通常
使用操作時において使用上問題ない位置に一つのデザイ
ン形状として配置されており(図13(a))、車載用
音響機器本体1の電源をOFF(使用しない状態)にす
ると上側または下側のセキュリティバー2がそれぞれの
回転軸27によって自動的に動き、終端位置のスイッチ
により終端位置を検知し、車載用音響機器本体1の通常
操作を妨げる位置に形態を変化させる(図13
(b))。
【0037】この動作によって、上下から可動してきた
セキュリティバー2は、前面パネル20の真中で合わさ
り、ロック機構23が動作し、セキュリティバー2のガ
タ防止となる。これで、車載用音響機器本体1のセキュ
リティ(盗難防止)状態となる。
【0038】車載用音響機器本体1のセキュリティ(盗
難防止)解除の方法は、車載用音響機器本体1の前面パ
ネル20に配置されているセキュリティロック解除ボタ
ン24を押すことによって車載用音響機器本体1の電源
が入り(POWER ON)、セキュリティバー2の解
除動作が行われる。セキュリティロック解除ボタン24
は、セキュリティロック解除専用とは限らず、車載用音
響機器本体1を操作する上での操作ボタンなどと兼用す
る場合もある。ロック機構23は、図5に示したものと
同じく、セキュリティバー2に付いているフック231
がスプリング232の力により相手方の溝にはまり、ロ
ックされる。
【0039】なお、上記の例では、セキュリティバー2
を前面パネル20の左上端部近傍と右下端部近傍に設け
るようにしているが、これに限るものではなく、例え
ば、右上端部近傍および左下端部近傍に設けるようにし
ても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の盗難防止
機構によれば、車両に搭載され、電源の投入により記録
媒体の再生を可能にする電子機器と、前記電源が遮断さ
れたとき前記電子機器の少なくとも一部を自動的に覆い
使用不能にするセキュリティバーと、を備えるようにし
たので、また、車両に搭載され、電源の投入により記録
媒体の再生を可能にする電子機器と、前記電子機器の前
面に着脱可能に設けられ、前記電子機器の操作を行う操
作部と、前記操作部の前面に摺動可能に設けられ、前記
電源が遮断されたとき前記操作部の少なくとも一部を自
動的に覆い前記電子機器を使用不能にするセキュリティ
バーと、を備えるようにしたので、簡単な操作で車載用
音響機器の盗難を防止することができる。即ち、車載用
音響機器本体が盗難にあっても本体の操作をすることが
できないので、車載用音響機器の盗難防止につながる。
なお、セキュリティバーの形状はいろいろな形態にでき
るので、デザインの形状によっては商品性が上がる。視
覚効果も大きい。また、この盗難防止機構を使用するユ
ーザの手間もかからないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による盗難防止機構の基本
原理を示すブロック図である。
【図2】図1に示した盗難防止機構におけるセキュリテ
ィバーの動作を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例による盗難防止機構の通常使用状
態時およびロック状態時の前面パネル側の外観を示す図
である。
【図4】第1の実施例による盗難防止機構の内部機構を
示す図である。
【図5】第1の実施例による盗難防止機構のロック機構
を示す図である。
【図6】第1の実施例による盗難防止機構の内部機構の
他の例を示す図である。
【図7】第2の実施例による盗難防止機構の通常使用状
態時およびロック状態時の前面パネル側の外観を示す図
である。
【図8】第2の実施例による盗難防止機構のロック機構
を示す図である。
【図9】第3の実施例による盗難防止機構の通常使用状
態時およびロック状態時の前面パネル側の外観を示す図
である。
【図10】第3の実施例による盗難防止機構の内部機構
を示す図である。
【図11】第3の実施例による盗難防止機構の内部機構
の他の例を示す図である。
【図12】第4の実施例による盗難防止機構の通常使用
状態時およびロック状態時の前面パネル側の外観を示す
図である。
【図13】第5の実施例による盗難防止機構の通常使用
状態時およびロック状態時の前面パネル側の外観を示す
図である。
【符号の説明】
1 車載用音響機器本体 2 セキュリティバー 3 セキュリティパーツ 11 駆動機構 12 駆動モータ 13 開完了スイッチ 13A 突起部 14 閉完了スイッチ 14A 突起部 15 スイッチコントローラ 16 セット電源スイッチ 17 タイマ 20 前面パネル 21 セキュリティバー用スライド部材 22 ガイド溝 23 ロック機構 24 セキュリティロック解除ボタン 25 凹部 26 ガイド棒 27 回転軸 31 キー 32 キー溝 50 アクセサリスイッチ 111 セクタギア 112 セキュリティバースライド用ギア 113 セキュリティバースライド用ギア 114 セキュリティバースライド用ギア 115 セキュリティバースライド用ギア 121 ウォームギア 122 ギア 123 中継用ギア 211 セキュリティバースライド用アーム 212 溝 213 セキュリティバースライド用ラック 214 スライドガイド 231 フック 232 スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、電源の投入により記録
    媒体の再生を可能にする電子機器と、 前記電源が遮断されたとき前記電子機器の少なくとも一
    部を自動的に覆い使用不能にするセキュリティバーと、
    を備えたことを特徴とする盗難防止機構。
  2. 【請求項2】 車両に搭載され、電源の投入により記録
    媒体の再生を可能にする電子機器と、 前記電子機器の前面に着脱可能に設けられ、前記電子機
    器の操作を行う操作部と、 前記操作部の前面に摺動可能に設けられ、前記電源が遮
    断されたとき前記操作部の少なくとも一部を自動的に覆
    い前記電子機器を使用不能にするセキュリティバーと、
    を備えたことを特徴とする盗難防止機構。
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