JP2002096553A - インクジェット記録用紙 - Google Patents
インクジェット記録用紙Info
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Abstract
記録層を有するインクジェット記録用紙を提供するこ
と。 【解決手段】低密度化剤として多価アルコールの脂肪酸
エステルを原紙中に含有した原紙の少なくとも一方の面
に水溶性高分子からなる皮膜を設け、この皮膜上に、合
成シリカを主成分とする顔料、水性結着剤、及び剥離剤
からなる塗工液を記録層として塗布し、該記録層が湿潤
状態にあるうちに加熱された鏡面仕上げの金属面を有す
るドラムの前記金属面に圧着し乾燥して形成したキャス
ト塗工層を記録層とするインクジェット記録用紙。
Description
するインクジェット記録用紙に関し、特に高い印字品位
と優れたインク吸収性を得ることができるのみならず、
生産性にも優れるインクジェット記録用紙に関する。
機構によりインクの小滴を吐出し、記録用紙上に付着さ
せることにより、ドットを形成し記録を行うものである
が、ドットインパクトタイプの記録方式に比べて騒音が
なく、またフルカラー化が容易である上、高速印字が可
能であるなどの利点がある。一方、インクジェット記録
に使用されるインクは、通常直接染料や酸性染料などを
用いた水性インクであるため乾燥性が悪いという欠点が
ある。
られるインクジェット記録用紙に対して要求される特性
としては、インク乾燥速度が速いこと、印字濃度が高い
こと、インクの溢れや滲みがないこと、更に、インクを
吸収することにより用紙が波打ちしないこと等が挙げら
れる。これらの特性を満たした高画質のインクジェット
記録用紙を、キャストコート法により製造する方法は既
に提案されている(特開昭62−95285号、特開昭
63−264391号、特開平2−274587号、特
開平5−59694号各公報等)。
主成分とする顔料、及び結着剤とからなる記録層を、未
乾燥の湿潤状態にあるうちに、加熱された鏡面仕上げ面
に圧着して鏡面を写し取ると同時に乾燥させ、高光沢の
キャストコート紙を得るものである。これらのキャスト
コート紙における記録層の塗工量は何れの場合も15〜
30g/m2と高く、通常のキャストコート紙製造の場
合と同様に、湿潤塗工層中の多量の水分を塗工層側から
原紙を通して非塗工面に抜いて蒸発乾燥させることは容
易でないために、生産性が極めて低いという欠点があっ
た。
間、キャスト塗工層とキャストドラム間の接着強度のバ
ランスが重要であり、原紙とキャスト塗工層間の接着強
度が弱い場合には、キャスト層がキャストドラムにとら
れるという問題が発生する。また、問題なく塗工できた
としても、原紙とキャスト塗工層間の接着強度が充分で
ない場合は、キャスト塗工層にオフセット印刷をした場
合に、原紙の表面付近から紙剥けが生じたりする。
る際に原紙の表裏に各種樹脂等を付与し、原紙の表面強
度を強化するとともに、キャスト塗工層との接着強度を
高めている。しかしながら、原紙表面に樹脂等を塗布す
れば、原紙の透気度が高くなり、キャスト塗工層の乾燥
に際し、水蒸気が原紙を通して非塗工面側に抜けて蒸発
乾燥させることが困難となり、乾燥が遅くなって実質的
に良質な塗工層を得ることができない。良質な塗工層を
得ようとすれば極端に塗工速度を遅くせざるを得ず、生
産性が著しく悪くなるという欠点がある。
は、顔料、及び結着剤を含有するキャスト塗工層を記録
層とするインクジェット記録用紙において、生産性に優
れたインクジェット記録用紙を提供することにある。ま
た、さらに本発明の目的は、原紙の表面強度が強く、オ
フセット印刷適性と生産性を両立できるインクジェット
記録用紙を提供することにある。
によって達成された。すなわち、本発明の第一のインク
ジェット記録用紙は、原紙の少なくとも一方の面に、キ
ャスト塗工層を記録層として有するインクジェット記録
用紙において、該原紙中に低密度化剤を含有することを
特徴とするものである。
は、原紙中に含む低密度化剤が多価アルコールと脂肪酸
のエステルであることを特徴とするものである。本発明
の第三のインクジェット記録用紙は、低密度化剤を含む
原紙上に水溶性高分子を付与し、この付与面上にキャス
ト塗工層を記録層として設けたことを特徴とするもので
ある。
法と、凝固法に大別される。いずれの方法も原紙とキャ
スト塗工層、キャスト塗工層とキャストドラム間の接着
強度は重要であるが、特に凝固法は、このバランスが重
要で、品質に大きな影響を持つ。
ることにより、原紙の表面にデンプン又はPVAを付与
して表面強度を高くして、顔料、水性結着剤、及び剥離
剤からなる塗工液を塗布し、さらに、該塗工層上に凝固
液を付与して、該記録層が湿潤状態または塗布層を乾燥
し、更にこの乾燥した記録層に水系膨潤剤を付与してか
ら、加熱された鏡面仕上げの金属面を有するドラムの前
記金属面に圧着する凝固法でも、乾燥性が良好で、かつ
オフセット印刷適性の良好なインクジェット記録用紙が
得られることを見いだし、本発明に到達した。
紙は、原料パルプとして、化学パルプ(針葉樹の晒また
は未晒クラフトパルプ、広葉樹の晒または未晒クラフト
パルプ等)、機械パルプ(グランドパルプ、サーモメカ
ニカルパルプ、ケミサーモメカニカルパルプ等)、脱墨
パルプ等を単独または任意の割合で混合して使用するこ
とが可能である。また、 本発明のインクジェット用原
紙のpHは、酸性、中性、アルカリ性のいずれでも良
い。また、紙中に填料を含有させると、紙の不透明度が
向上する傾向があるため、填料を含有させることが好ま
しく、填料としては、水和珪酸、ホワイトカーボン、タ
ルク、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、合成樹脂填料等の公知の填料を使用することができ
る。
含有する低密度化剤は原紙を抄紙する際にパルプスラリ
ーに配合される。必要以上多量に配合してもコストアッ
プになるばかりか、原紙の物性バランスを著しく損なう
可能性が高く、また、あまりに少量で有れば、所望の効
果を得ることができない。配合量は低密度化剤の性質、
パルプおよび同時配合される諸薬品の性質、配合する目
的に応じて実験により適宜決定することができるが、概
ね絶乾パルプ当たり重量比で0.2〜3.0%、好まし
くは0.4〜1.5%である。
験により選定することができる。目的の用紙を構成する
パルプ組成物に、試験しようとする有機化合物を前記パ
ルプ組成物の絶乾パルプ100重量部に対し0.3重量
部配合したパルプスラリーを用いて、実験用配向性試験
器(熊谷理機社製)で、回転速度900rpmにて抄紙し、J
IS8209の方法に従ってプレスし、送風乾燥機により50
℃、1時間乾燥処理して試験用紙を得る。この様にして
得られた試験用紙の密度が、有機化合物を配合していな
い用紙の密度より低下した場合、その有機化合物は本発
明の低密度化剤として使用可能であるが、密度の低下量
が5〜15%程度となる有機化合物を低密度化剤として
好ましく使用する。
油脂系非イオン性界面活性剤、糖アルコール系非イオン
界面活性剤、糖系非イオン界面活性剤、多価アルコール
型非イオン界面活性剤など界面活性剤として市販あるい
は分類されているもの、高級アルコール、高級アルコー
ルあるいは高級脂肪酸のエチレンオキサイドまたはプロ
ピレンオキサイド付加物、脂肪酸ポリアミドアミン、脂
肪族第4級アンモニウム塩などを例示することができ
る。より好ましくは多価アルコール型非イオン界面活性
剤である。
は、合成シリカ、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、
二酸化チタン、クレー、酸化亜鉛、水酸化アルミニウ
ム、アルミナ等が挙げられ、これらを単独又は併用して
用いることが好ましい。より好ましい顔料としは合成シ
リカあるいはアルミナである。合成シリカには、一般に
非晶質シリカ、無定形シリカ、または微粉シリカ等があ
る。BET比表面積は50〜600m2/gのものがあ
り、必要に応じて使い分けること出来る。
は、酸化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリビニルアルコール及びその誘導
体、ポリビニルピロリドン、カゼイン、ゼラチン、大豆
タンパク、スチレン−アクリル樹脂及びその誘導体、ス
チレン−ブタジエンラテックス、アクリルエマルジョ
ン、酢酸ビニルエマルジョン、塩化ビニルエマルジョ
ン、ウレタンエマルジョン、尿素エマルジョン、アルキ
ッドエマルジョン及びこれらの誘導体等が挙げられる。
して、10重量部〜100重量部であることが好ましい
が、必要な塗工層強度により、特に限定されるものでは
ない。記録層に含有する剥離剤の融点は90〜150℃
であることが好ましく、特に95〜120℃であること
が好ましい。上記の範囲においては剥離剤の融点が鏡面
仕上げの金属表面温度とほぼ同等であるため、剥離剤と
しての能力が最大限に発揮される。本発明において使用
する剥離剤はステアリン酸アミド誘導体であることが好
ましく、その具体例としては、ステアリン酸アミド、メ
チロールステアリン酸アミド、及び、エチレンビスステ
アリン酸アミド等を挙げることができる。本発明で使用
する剥離剤、顔料及び結着剤は、通常、水系塗工液とし
て調製される。この塗工液には、必要に応じて顔料分散
剤、保水剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤、着色剤、耐水化
剤、湿潤剤、蛍光染料、紫外線吸収剤、カチオン性高分
子電解質等を適宜添加することができる。
ター、エアナイフコーター、ロールコーター、ブラッシ
ュコーター、キスコーター、スクイズコーター、カーテ
ンコーター、バーコーター、グラビアコーター、コンマ
コーター等の公知の塗工機を用いた塗工方法の中から適
宜選択して使用することができる。記録層の塗工量は、
原紙の表面を覆い、かつ十分なインク吸収性が得られる
範囲で任意に調整することができるが、記録濃度及びイ
ンク吸収性を両立させる観点から、片面当たり、固形分
換算で5〜30g/m2であることが好ましく、特に、
生産性をも加味すると10〜25g/m2であることが
好ましい。30g/m2を超えると、インクの吸収性は
十分であるのでインクの弾み、溢れ、及び滲みが生じ難
くなるが、原紙に浸透したインクは塗工層に隠蔽される
ので、インクジェットで記録した際に記録濃度が低下し
易くなる。
目的で、通常原紙を抄造する際に原紙の表面に水溶性高
分子を付与することが好ましい。水溶性高分子として
は、酸化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリビニルアルコール及びその誘導
体、ポリビニルピロリドン、カゼイン、ゼラチン、大豆
タンパク、スチレン−アクリル樹脂及びその誘導体、ス
チレン−ブタジエンラテックス、アクリルエマルジョ
ン、酢酸ビニルエマルジョン、塩化ビニルエマルジョ
ン、ウレタンエマルジョン、尿素エマルジョン、アルキ
ッドエマルジョン及びこれらの誘導体等が挙げられる。
特に、塗工性、コストの点で澱粉類を用いることが好ま
しい。
インクジェット記録用紙の生産性、原紙の表面強度双方
を満足させる点で、原紙片面あたり0.5〜5.0g/
m2を付与することが好ましく、特に好ましくは1.0
〜3.0g/m2である。
記録層の乾燥は、記録層が湿潤状態にあるうちに加熱さ
れた鏡面仕上げ面に圧着して行われるが、塗工層の湿潤
状態には、塗工直後の未乾燥の状態、及び、凝固法を用
いて塗工した後の未乾燥時におけるゲル化させた状態の
みならず、塗工乾燥後に再湿潤液により可塑化させた状
態も含まれる。尚、本発明で用いる加熱した鏡面仕上げ
面とは、通常100℃程度に加熱された、鏡面加工され
た円筒外面を有するドラムである。
態で、加熱された鏡面仕上げ面に圧着する場合の凝固液
に用いる凝固剤としては、例えば、蟻酸、酢酸、クエン
酸、酒石酸、乳酸、塩酸、硫酸等の、カルシウム、亜
鉛、バリウム、鉛、マグネシウム、カドミウム、アルミ
ニウム等との各種の塩や、硫酸カリウム、クエン酸カリ
ウム、硼砂、硼酸等を使用することが一般的である。
り、乾燥性が優れ生産性の良いインクジェット記録用紙
が得られる理由は明らかではないが、低密度化剤の配合
により原紙層の空隙が大きくかつ容量が増すことによ
り、塗布されたキャスト塗工液が乾燥する際に発生する
水蒸気が原紙を通過しやすくなるためと考えられる。ま
た、原紙の蒸気通過性が向上するため、その分原紙表面
にしっかりした水溶性高分子膜を形成させることが可能
となり、乾燥性を低下させることなく原紙の表面強度を
強くし、原紙とキャスト塗工層との接着強度を強化でき
るものと考えられる。さらに、原紙の空隙が大きくなる
ため、インクジェット記録用紙全体としてもインク吸収
性が向上すると考えられる。
によるキャスト塗工紙の、実施例によって詳述するが、
本発明はこれによって限定されるものではない。又、特
に断らない限り、以下に記載する「部」及び「%」は、
それぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
クラフトパルプ(L−BKP)100部からなるパルプ
スラリ−にタルク7重量部、硫酸アルミニウム1.0重
量部、合成サイズ剤0.1重量部、低密度化剤として多
価アルコール型非イオン界面活性剤0.55部(KB1
10:花王(株)社製)、歩留向上剤0.02重量部を
添加した混合スラリーをツインワイヤー抄紙機で抄紙
し、デンプンをサイズプレス装置により、片面当りの塗
工量が固形分で2.5g/m2となるように塗工して、坪量
109g/m2のインクジェット用のキャストコート原紙を
得た。この原紙に下記塗工液Aを塗工量が18g/m2とな
るように、ロールコーターで塗工し、塗工層が湿潤状態
にあるうちに、凝固液として蟻酸カルシウムを用いて、
ゲル化させ、次いで加熱された鏡面仕上げの金属面に圧
着して乾燥するとともに鏡面を写し取り、127g/m2の
インクジェット記録用キャストコート紙を得た。
式会社トクヤマ社製)100部にラテックス(JSR−
0617:日本合成ゴム株式会社製の商品名)10部及
びカゼイン(ラクチックカゼイン:ニュージーランド産
の商品名)15部並びに、剥離剤としてステアリン酸ア
ミドを配合して、濃度30%の水性塗工液を調製した。
度化剤の配合を0部とし、さらに原紙にデンプンをサイ
ズプレス装置により、片面当りの塗工量が固形分で0.
5g/m2とした以外は実施例1同様にしてインクジェット
記録用紙を得た。 [比較例2]原紙を抄紙するに際し、低密度化剤の配合
を0部とした以外は実施例1同様にしてインクジェット
記録用紙を得た。
ット記録用紙のキャスト塗工操業性、印刷試験およびイ
ンクジェット記録試験は以下の方法で行った。結果は表
1にまとめた通りである。 (1)キャスト塗工操業性 キャストコーターで塗工する際の、乾燥性と得られた用
紙の光沢感を以下の基準で目視で評価した。 ○ 乾燥性が良好で、光沢紙表面の光沢感が良好である △ 乾燥性が若干劣り、光沢紙表面の光沢感が若干劣る × 乾燥性が劣り、光沢紙表面の塗工層の一部がキャス
トドラムから剥離しないもの (2)印刷試験 ・試験条件 印刷機:軽印刷機、インキ:T&K ベス
トキュアー No.3NCB 藍 ・試験方法 上記印刷機で印刷し、キャスト記録層表面
の印刷インキによるとられを以下の基準で目視評価し
た。 ○ インキによるとられが無いもの △ 若干、記録層表面がインキによりとられるもの × インキにより、原紙層からとられるもの
0:キヤノン株式会社製の商品名)を用いて所定のパタ
ーンを記録し、下記の基準によって評価した。a、イン
ク吸収性(ブリーディング): 色の異なる混色べた部
の境界で滲みを以下の基準で目視で評価した。 ○ 色の境界部が明瞭に分かれているもの △ 色の境界部で、若干滲みがあるもの × 色の境界部で、滲みが大きいもの b、インク発色性:記録画像部の鮮やかさを目視で評価
した。 ○ 鮮やか △ 若干鮮やかさが劣る × 鮮やかに見えない
表面にデンプン2.5部を塗布して表面強度を強化した
実施例1は、操業性、印刷適性、記録適性ともに優れた
ものであったが、低密度化剤を配合せず、従って通気性
確保の観点からデンプンを少量塗布した比較例1では、
最低限の操業性(乾燥性)は確保されているものの、表面
強度が不十分なため印刷時に記録層が原紙層からとられ
ている部分があって商品価値が殆ど無いものであり、更
に低密度化剤を配合せず表面強度を確保するためにデン
プンを実施例1と同様に十分配合したものは原紙の通気
性が確保されず、乾燥性が全く不十分で、記録層である
キャスト塗工層の一部がキャストドラムから剥離せず全
く商品価値が無いものしか得られなかった。
コート紙は、キャスト塗工時の塗工層の乾燥性が良好で
あり、生産性に優れると共に、優れたインク吸収性を有
し、光沢度が高く高品位のインクジェット記録を実現す
ることができるのみならず、オフセット印刷適性も良好
なキャスト塗工層を記録層とするインクジェット記録用
紙を得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】原紙の少なくとも一方の面に、キャスト塗
工層を記録層として有するインクジェット記録用紙にお
いて、該原紙中に低密度化剤を含有することを特徴とす
る、キャスト塗工層を記録層とするインクジェット記録
用紙。 - 【請求項2】低密度化剤が多価アルコールの脂肪酸であ
ることを特徴とする請求項1記載のキャスト塗工層を記
録層とするインクジェット記録用紙。 - 【請求項3】原紙表面に水溶性高分子を付与し、この付
与面上にキャスト塗工層を設けたことを特徴とする請求
項1あるいは2記載のキャスト塗工層を記録層とするイ
ンクジェット記録用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291608A JP2002096553A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | インクジェット記録用紙 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2002096553A (ja) |
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