JP2002089869A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002089869A
JP2002089869A JP2000286877A JP2000286877A JP2002089869A JP 2002089869 A JP2002089869 A JP 2002089869A JP 2000286877 A JP2000286877 A JP 2000286877A JP 2000286877 A JP2000286877 A JP 2000286877A JP 2002089869 A JP2002089869 A JP 2002089869A
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air
air conditioner
moisture
room
absorbing element
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Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Daikin Industries Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機(冷風扇)において、湿度の低い冷
風を供給できるようにすることにある。 【解決手段】空気調和機(冷風扇)1において、空気流
A,B,Cからなる供給流路13と、空気流D,E,F
からなる排出流路14とに分離する。そして、供給流路
13において、水の気化熱を利用した冷風Bを吸湿ユニ
ット4によって除湿し、室内に供給して冷房する一方、
排出流路14において、加熱ヒータ5で加熱された加熱
空気流Eを吸湿ユニット4に接触させて水分を分離し、
その水分を含んだ加湿空気流Fを屋外に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機、特
に、水の気化熱を利用して室内を冷房する空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には、水の気化熱を利用して
室内を冷房するもの(いわゆる冷風扇)がある。冷風扇
は、構成が簡易であり安価である。
【0003】冷風扇は、一般に、水を貯水する貯水タン
クと、室内に冷風を供給する送風ファンとから構成され
ている。冷風扇では、貯水タンクに貯えらた水が蒸発す
る際に周囲の空気から熱(気化熱)を奪い、貯水タンク
上方の空気が冷却される。この冷却された空気を送風フ
ァンにより室内に供給して、これを冷気として室内を冷
房する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】貯水タンクの上方の空
気を送風ファンにより室内に供給する際、その空気には
貯水タンクから蒸発した水蒸気を多く含んでいる。その
ため、室内に供給される冷風にも多くの水分を含んでお
り、室内を冷房すると同時に湿度を高くしてしまい、利
用者に不快感を与える。
【0005】本発明の目的は、空気調和機において、湿
度の低い冷風を供給できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る空気調和機
は、水の気化熱を利用して室内を冷房する空気調和機に
おいて、貯水タンクと送風ファンと除湿手段とを備えて
いる。貯水タンクは、水を貯水するタンクである。送風
ファンは、貯水タンクで蒸発した水蒸気を含む空気流を
室内側に供給する。除湿手段は、送風ファンから室内へ
の流路上に設けられ、送風ファンからの空気流を除湿す
る。
【0007】この空気調和機では、貯水タンクで蒸発し
た水蒸気を含む空気が送風ファンにより室内側に送風さ
れる。ここで、この空気流は、貯水タンクで水が蒸発す
る際に気化熱を奪われて冷却されている。そして、この
空気流は除湿手段により余分な水分が除湿され、乾燥し
た冷風が室内に供給される。
【0008】この空気調和機によれば、湿度の低い冷風
を室内に供給して冷房することができる。発明2に係る
空気調和機は、発明1に記載の空気調和機において、除
湿手段は、送風ファンによる空気流中の水分を吸着する
吸湿エレメントである。
【0009】この空気調和機では、貯水タンクで蒸発し
た水蒸気を含む空気が送風ファンにより室内側に送風さ
れる。そして、この空気流は吸湿エレメントに接触して
余分な水分が吸着され、乾燥した冷風が室内に供給され
る。
【0010】この空気調和機では、吸湿エレメントによ
り効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内に供給して冷
房することができる。発明3に係る空気調和機は、発明
2の空気調和機において、吸湿エレメントはゼオライト
により形成されている。
【0011】この空気調和機では、吸湿エレメントによ
り効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内に供給して冷
房することができる。さらに、この空気調和機では、ゼ
オライトにより効率よく水分を吸着することができ、ま
た加熱して水分を分離することも容易である。
【0012】発明4に係る空気調和機は、発明2の空気
調和機において、吸湿エレメントは活性炭により形成さ
れている。この空気調和機では、吸湿エレメントにより
効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内に供給して冷房
することができる。
【0013】さらに、この空気調和機では、活性炭によ
り効率よく水分を吸着することができ、また加熱して水
分を分離することも容易である。発明5に係る空気調和
機は、発明2の空気調和機において、吸湿エレメントは
微細多孔質のセラミック材で形成されている。
【0014】この空気調和機では、吸湿エレメントによ
り効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内に供給して冷
房することができる。さらに、この空気調和機では、微
細多孔質のセラミック材により効率よく水分を吸着する
ことができ、また加熱して水分を分離することも容易で
ある。
【0015】発明6に係る空気調和機は、発明1から5
のいずれかの空気調和機の内部空間は、除湿手段により
除湿された冷風を室内に供給する供給流路と、除湿手段
により回収された水分を屋外に排出する排出流路とに分
割されており、排出流路において除湿手段の風上側に配
置される加熱ヒータをさらに備えている。
【0016】この空気調和機では、供給流路において、
貯水タンクで蒸発した水蒸気を含む空気が送風ファンに
より室内側に送風される。そして、この空気流は除湿手
段(吸湿エレメント)に接触して余分な水分が吸着さ
れ、乾燥した冷風が室内に供給される。一方、排出流路
において、送風ファンからの空気流が加熱ヒータで加熱
され、過熱空気が除湿手段(吸湿エレメント)に接触し
て、除湿手段(吸湿エレメント)に吸収された水分を分
離し、水分を含んだ空気流は屋外に排出される。
【0017】この空気調和機では、湿度の低い冷風を室
内に供給して冷房することができる。除湿手段が吸湿エ
レメントである場合、吸湿エレメントにより効率良く除
湿し、湿度の低い冷風を室内に供給して冷房することが
できる。
【0018】また、吸湿エレメントをゼオライト、活性
炭、微細多孔質のセラミック材により形成すれば、効率
よく水分を吸着することができ、加熱して水分を分離す
ることも容易である。
【0019】さらに、この空気調和機では、供給流路と
排出流路とが分離されており、吸湿手段(吸湿エレメン
ト)に吸着された水分を随時分離して屋外に排出するの
で、除湿能力が低下するのを防止し、効率よく除湿する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 〔全体構成〕本発明の第1実施形態が採用される空気調
和機1の概略構成を示す模式断面図を図1に、そのII−
II‘からみた正面図を図2に示す。
【0021】この空気調和機1は、壁20に設置され、
配管穴21により屋外と連結されている。また、配管穴
21には、給気フィルタ7及び保護網8が装着されてい
る。配管穴21は、エアコン用の配管穴をそのまま利用
可能である。保護網8は、空気調和機1の給気部を屋外
から保護するための金網である。また、給気フィルタ7
は、外気中の塵等を取り除くためのフィルタである。
【0022】この空気調和機1は、貯水タンク2と、送
風ファン3と、除湿手段としての吸湿エレメント4と、
加熱ヒータ5と、第1分離板11及び第2分離板12と
を主に備えている。また、室内側の吹き出し口には、吹
出空気流中の塵等を取り除くための吹出フィルタ6が設
けられている。第1分離板11は、空気調和機1内部
を、空気流A,B,Cで示す供給流路13と空気流D,
E,Fで示す排出流路14とに、上下に分離している。
第2分離板12も、空気調和機1内部を上下に分離する
ように設けられており、吸湿エレメント4の室内側には
上下に導通する開口15を有し、排出流路14において
室内側に向かうの空気流D,Eを屋外方向の空気流Fに
変更させる。
【0023】貯水タンク2は、上部に開口を有する容器
であり、ここに水が貯水される。また、水が蒸発し易い
ように、貯水タンク2の開口は広く形成されている。利
用者は、貯水タンク2に適時水を補給して、この空気調
和機1を使用する。送風ファン3は、外気から取り入れ
た空気流を供給流路13及び排出流路14に供給する。
具体的には、供給流路13に供給する空気流Aにより、
貯水タンク2での水の気化熱を利用した冷たい空気流C
を室内に供給する。一方、排出流路14に供給する空気
流Dにより、加湿空気Fを屋外に排出する。
【0024】吸湿エレメント4は、図2に示すように、
正面視円盤状の吸湿部材であり、本実施形態ではゼオラ
イトで形成されている。吸湿エレメント4は、水蒸気を
含む冷たい空気流Bから水分を吸収し、乾燥した冷たい
空気流Cを発生させる。加熱ヒータ5は、図1に示すよ
うに、送風ファン3から吸湿エレメント4への空気流路
上に配置されている。この加熱ヒータ5は、送風ファン
3からの空気流Dを加熱して加熱空気流Eを吸湿エレメ
ント4に供給する。また、吸湿エレメント4は、図2に
示す矢印G方向に回転し、下部に位置したときに空気流
Bから水分を吸着し、上部に位置したときに加湿ヒータ
5からの加熱空気流Eによって吸着した水分が分離され
る。そして、吸湿エレメント4で分離された水分を含ん
だ加湿空気流Fは、図1に示すように屋外に排出され
る。
【0025】〔冷房運転〕上記空気調和機1の冷房運転
について、図1及び図2を参照して説明する。この空気
調和機1での冷房運転は、貯水タンク2に水を満たし、
送風ファン3を駆動する。このとき、外気が、屋外より
保護網8及び給気フィルタ7を介して送風ファン3によ
って取り入れられ、供給流路13に向かう空気流A及び
排出流路14に向かう空気流Dを形成する。
【0026】供給流路13では、空気流Aが、貯水タン
ク2で蒸発した水蒸気を吸収して空気流Bとなり、この
空気流Bが吸湿エレメント4の下部に向かう。このと
き、貯水タンク2で水が蒸発する際に気化熱を奪うた
め、貯水タンク2上方の空気は冷却されている。したが
って、水蒸気を含んだ冷風Bが吸湿エレメント4下部に
接触する。冷風Bは、吸湿エレメント4下部で水分が吸
着され、乾燥した冷風Cが室内側に向かう。この乾燥し
た冷風Cはさらに吹出フィルタ6により塵等が取り除か
れて、清潔かつ乾燥した冷風Cが室内に供給される。こ
のようにして、供給流路13を介して冷風Cを室内に供
給し、室内を冷房する。
【0027】一方、排出流路14では、空気流Dが加熱
ヒータ5により加熱され加熱空気流Eとなり、この加熱
空気流Eが吸湿エレメント4上部に向かう。加熱空気流
Eは、接触する際に吸湿エレメント4下部で一端吸着さ
れた水分を加熱し分離し、分離した水分を含んで加湿空
気流Fとなる。そして、この加湿空気Fは、図1のよう
に、開口15を介してその方向を室内側から屋外へ変更
され、配管穴21から屋外に排出される。このようにし
て、排出流路14を介して加湿空気Fを屋外に排出す
る。
【0028】このような空気調和機によれば、清潔かつ
乾燥した冷風を室内に供給して冷房することができる。
また、供給流路13と排出流路14とが上下に分離され
ており、吸湿エレメント4に吸着した水分を随時分離し
て屋外に排出するため、吸湿エレメント4の除湿能力が
低下するのを防止でき、湿った冷風Bを効率良く除湿す
ることができる。
【0029】〔第2実施形態〕 〔全体構成〕本発明の第2実施形態が採用される空気調
和機1の概略構成を示す模式断面図を図3に、そのIV−
IV‘からみた空気調和機1下層の天面視図を図4に示
す。
【0030】第2実施形態に係る空気調和機1は、図3
に示すように、第2分離板12aにより上下に分離され
る2層構造になっている。図4に示すように、貯水タン
ク2、送風ファン3等の構成は下層に配置されており、
上層は後述するように排出流路14を形成している。ま
た、空気調和機1下層は、図4に示すように、第1分離
板11aにより左右に分離され、供給流路13及び排出
流路14を形成している。第1実施形態では、第1分離
板11は空気調和機1内部を上下に分割するように配置
されていたが、本実施形態では、第1分離板11aは空
気調和機1内部を左右に分割するように配置されてい
る。具体的には、第1分離板11aは、空気調和機1下
層を、空気流A,B,Cで示す供給流路13と空気流
D,E,Fで示す排出流路14とに分離している。
【0031】さらに、第2分離板12aは排出流路14
において吸湿エレメント4の室内側に開口15を有して
おり(図4)、下層と上層とを導通している(図3)。
これにより、空気流Fの方向を室内側から屋外側に変更
する。空気調和機1の上層は、図4に示す開口15のみ
で下層と同通しており、他の部分では下層と分離されて
おり、上層全体が排出流路14のうち屋外側に向かう空
気流路を形成している。
【0032】本実施形態では、吸湿エレメント4は、図
4に示す矢印G方向に回転し、左側に位置したときに空
気流Bから水分を吸着し、右側に位置したときに加湿ヒ
ータ5からの加熱空気流Eによって吸着した水分が分離
される。そして、吸湿エレメント4で分離された水分を
含んだ加湿空気流Fは、図3に示すように屋外に排出さ
れる。
【0033】その他図3及び図4における構成は、第1
実施形態における図1及び図2と同符号ものは、同様の
構成を示す。 〔冷房運転〕本実施形態の空気調和機1の冷房運転につ
いて、図3及び図4を参照して説明する。
【0034】この空気調和機1での冷房運転は、上記実
施形態と同様に、貯水タンク2に水を満たし、送風ファ
ン3を駆動する。空気調和機1下層では、外気が、屋外
より保護網8及び給気フィルタ7を介して送風ファン3
によって取り入れられ、供給流路13に向かう空気流A
及び排出流路14に向かう空気流Dを形成する。
【0035】供給流路13では、空気流Aが、貯水タン
ク2で蒸発した水蒸気を吸収して空気流Bとなり、この
空気流Bが吸湿エレメント4左側に向かう。このとき、
貯水タンク2で水が蒸発する際に気化熱を奪うため、貯
水タンク2上方の空気は冷却されている。したがって、
水蒸気を含んだ冷風Bが吸湿エレメント4左側に接触す
る。冷風Bは、吸湿エレメント4左側で水分が吸着さ
れ、乾燥した冷風Cが室内側に向かう。この乾燥した冷
風Cはさらに吹出フィルタ6により塵等が取り除かれ
て、清潔かつ乾燥した冷風Cが室内に供給される。この
ようにして、供給流路13を介して冷風Cを室内に供給
し、室内を冷房する。
【0036】一方、排出流路14では、空気流Dが加熱
ヒータ5により加熱され加熱空気流Eとなり、この加熱
空気流Eが吸湿エレメント4右側に向かう。加熱空気流
Eは、接触する際に吸湿エレメント4左側で一端吸着さ
れた水分を加熱し分離し、分離した水分を含んで加湿空
気流Fとなる。そして、この加湿空気Fは、図3のよう
に、空気調和機1下層から開口15を介して上層に向か
い、その方向が室内側から屋外側に変更され、上層から
配管穴21を介して屋外に排出される。このようにし
て、排出流路14を介して加湿空気Fを屋外に排出す
る。
【0037】本実施形態の空気調和機によっても、清潔
かつ乾燥した冷風を室内に供給して冷房することができ
る。また、供給流路13と排出流路14とが左右に分離
されており、吸湿エレメント4に吸着した水分を随時分
離して屋外に排出するため、吸湿エレメント4の除湿能
力が低下するのを防止でき、湿った冷風Bを効率良く除
湿することができる。
【0038】〔他の実施形態〕 (a)上記実施形態では吸湿エレメント4をゼオライト
で形成したが、活性炭により形成してもよい。この場合
も、上記実施形態と同様の効果を奏する。 (b)また、吸湿エレメント4を微細多孔質のセラミッ
ク材で形成してもよい。この場合も、上記実施形態と同
様の効果を奏する。
【0039】
【発明の効果】発明1に係る空気調和機によれば、湿度
の低い冷風を室内に供給して冷房することができる。
【0040】発明2に係る空気調和機によれば、吸湿エ
レメントにより効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内
に供給して冷房することができる。発明3に係る空気調
和機によれば、吸湿エレメントにより効率良く除湿し、
湿度の低い冷風を室内に供給して冷房することができ
る。
【0041】さらに、ゼオライトにより効率よく水分を
吸着することができ、また加熱して水分を分離すること
も容易である。発明4に係る空気調和機によれば、吸湿
エレメントにより効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室
内に供給して冷房することができる。
【0042】さらに、活性炭により効率よく水分を吸着
することができ、また加熱して水分を分離することも容
易である。発明5に係る空気調和機によれば、吸湿エレ
メントにより効率良く除湿し、湿度の低い冷風を室内に
供給して冷房することができる。
【0043】さらに、微細多孔質のセラミック材により
効率よく水分を吸着することができ、また加熱して水分
を分離することも容易である。発明6に係る空気調和機
によれば、湿度の低い冷風を室内に供給して冷房するこ
とができる。
【0044】除湿手段が吸湿エレメントである場合、吸
湿エレメントにより効率良く除湿し、湿度の低い冷風を
室内に供給して冷房することができる。また、吸湿エレ
メントをゼオライト、活性炭、微細多孔質のセラミック
材により形成すれば、効率よく水分を吸着することがで
き、加熱して水分を分離することも容易である。
【0045】さらに、供給流路と排出流路とが分離され
ており、吸湿手段(吸湿エレメント)に吸着された水分
を随時分離して屋外に排出するので、除湿能力が低下す
るのを防止し、効率よく除湿することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が採用される空気調和機
の概略構成を示す模式断面図。
【図2】そのII−II‘からみた正面図。
【図3】本発明の第2実施形態が採用される空気調和機
の概略構成を示す模式断面図。
【図4】そのIV−IV‘からみた空気調和機下層の天面視
図。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 貯水タンク 3 送風ファン 4 吸湿エレメント 5 加熱ヒータ 13 供給流路 14 排出流路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月22日(2000.9.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水の気化熱を利用して室内を冷房する空気
    調和機において、 水を貯水する貯水タンクと、 前記貯水タンクで蒸発した水蒸気を含む空気流を室内側
    に供給する送風ファンと、 前記送風ファンから室内への流路上に設けられ、前記送
    風ファンからの空気流を除湿する除湿手段と、を備える
    空気調和機。
  2. 【請求項2】前記除湿手段は、前記送風ファンによる空
    気流中の水分を吸着する吸湿エレメントである、請求項
    1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】前記吸湿エレメントはゼオライトにより形
    成されている、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】前記吸湿エレメントは活性炭により形成さ
    れている、請求項2に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記吸湿エレメントは微細多孔質のセラミ
    ック材で形成されている、請求項2に記載の空気調和
    機。
  6. 【請求項6】前記空気調和機の内部空間は、前記除湿手
    段により除湿された冷風を室内に供給する供給流路と、
    前記除湿手段により回収された水分を屋外に排出する排
    出流路とに分割されており、 前記排出流路において前記除湿手段の風上側に配置され
    る加熱ヒータをさらに備えている、 請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104315627A (zh) * 2014-09-25 2015-01-28 江苏心日源建筑节能科技股份有限公司 除湿型冷风扇及其制冷除湿方法

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