JP2002084567A - 移動通信システムにおける運用データ作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

移動通信システムにおける運用データ作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002084567A
JP2002084567A JP2001130229A JP2001130229A JP2002084567A JP 2002084567 A JP2002084567 A JP 2002084567A JP 2001130229 A JP2001130229 A JP 2001130229A JP 2001130229 A JP2001130229 A JP 2001130229A JP 2002084567 A JP2002084567 A JP 2002084567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
operation data
list
quality
highest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001130229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3877135B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Ishikawa
義裕 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001130229A priority Critical patent/JP3877135B2/ja
Priority to EP01305732A priority patent/EP1170970A1/en
Priority to US09/897,102 priority patent/US7245914B2/en
Publication of JP2002084567A publication Critical patent/JP2002084567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877135B2 publication Critical patent/JP3877135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、より高い通信品質を維持した
状態でのハンドオーバ制御を可能とするそのハンドオー
バ制御のため運用データを作成することができる運用デ
ータ作成方法及び装置を提供することである。 【解決手段】上記課題は、サービスエリア内に設置され
た複数の基地局と、各基地局と無線通信を行う移動局と
を有する移動通信システムで、該サービスエリア内の各
地点での各基地局に対する通信品質に基づいて、各基地
局毎にその基地局に関連付けられた他の基地局を表す運
用データを作成する運用データ作成方法において、上記
サービスエリア内の各地点での各基地局に対する通信品
質を表す品質情報を作成し、その作成された各地点での
各基地局に対する品質情報に基づいて、最も通信品質が
高くなる基地局が同一となる各地点での通信品質が二番
目以降となる基地局を選択し、その選択された基地局を
当該最も通信品質が高くなる基地局に関連付けられた他
の基地局として表した運用データを作成するようにした
移動通信システムにおける運用データ作成方法及び装置
にて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における運用データ作成方法に係り、詳しくは、セルラ
方式の移動通信システムにおいて移動局のハンドオーバ
処理に用いられる運用データを作成するための運用デー
タ作成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信システム、例えば、PD
C(Personal Digital Cellular)システムのようなセ
ルラ方式の移動通信システムでは、図9に示すように、
サービスエリアをセルと呼ばれる比較的小さい無線ゾー
ンに分割して通信サービスが行なわれる。即ち、各無線
ゾーンをカバーする基地局200とその無線ゾーンに在
圏する移動局100との間に無線チャネルが設定され、
その基地局200と移動局100とが設定された無線チ
ャネルを介して通信を行う。
【0003】移動局100と基地局200との通信品質
は、当該移動局と基地局との間の距離に依存する電波減
衰や電波伝搬損失(周囲の地形や建物等の配置等に依
存)の影響を受ける。一方、移動局100と基地局20
0との通信において、受信側では、一定の品質で信号を
受信復調するために、一定以上の受信電力を必要とす
る。従って、移動局100の移動に伴って当該移動局1
00と通信を行うための最適な基地局が時々刻々変化す
る。そのため、移動局100は常に最適な通信品質が確
保できる基地局200の探索を行って、より良い通信品
質が確保できる基地局を見つければその移動局と新たに
接続を設定するための、所謂ハンドオーバ処理が必要と
なる。
【0004】このように移動局100は、ハンドオーバ
のために、現在通信を行っている基地局200の周辺に
位置する基地局を常に探索している。移動通信システム
では、各基地局200は、基地局を識別するための情報
やシステムに関する情報を移動局100に通知するため
に多数のユーザ(移動局100)が共通的に受信するた
めの制御チャネルを用いてそれらの情報を報知してい
る。移動局100は、この制御チャネルを受信すること
により、基地局を探索したり識別したりすることが可能
となる。
【0005】移動通信システムに用いられる無線アクセ
ス方式として、例えば、周波数分割多元接続(FDMA:Fr
equency Division Multiple Access)方式、時分割多元
接続方式(TDMA:Time Division Multiple Access)方
式、符号分割多元接続方式(CDMA:Code Division Acce
ss)方式が知られている。上述したような共通の制御チ
ャネルとして、周波数分割多元接続(FDMA)方式や時分
割多元接続(TDMA)方式の場合には基地局毎に異なる無
線周波数が割当てられ、符号分割多元接続(CDMA)方式
の場合には基地局毎に異なる拡散符号が割当てられる。
つまり、移動局100は、予め定めた無線周波数や拡散
符号の信号を順次受信することにより、周辺の基地局の
探索を行うことができる。
【0006】移動中の移動局100と各基地局200と
の間の通信品質を高く保つためには、移動局100は頻
繁に周辺基地局を探索する必要がある。しかし、毎回、
システム内で使用されている全ての無線周波数や拡散符
号を探索するのは多大な時間と電力を要してしまうため
現実的ではない。そこで、通常、各基地局200は、自
局の周辺に位置する他の基地局が共通の制御チャネルと
して使用している無線周波数や拡散符号を表したテーブ
ル(以下、周辺ゾーンテーブルという)をハンドオーバ
制御の運用データとして移動局100に通知している。
移動局100はこの周辺ゾーンテーブルを参照して周辺
基地局の探索を行う。
【0007】上記周辺ゾーンテーブルは、従来次のよう
にして作成される。
【0008】サービスエリア内の各地点(微小区域)毎
に保持される標高データや地形データ及び基地局や移動
局の諸元などに基づいて電波伝搬を模擬することにより
サービスエリア内の電波伝搬状況を評価する。その電波
伝搬状況の評価の手法は、例えば、藤井、朝倉、山崎に
よる「移動通信におけるセル設計システム」(NTTドコ
モテクニカルジャーナルVol.2, No.4, pp.28-34, 1995-
01)や大松澤、山下による「置局設計総合支援システ
ム」(NTTドコモテクニカルジャーナルVol.4, No.1, p
p.28-31, 1996-04)に提案されている。
【0009】このようなサービスエリア内の電波伝搬状
況の評価結果に基づいて、各基地局からの電波の受信レ
ベルが所定レベル以上となるエリアを各基地局の勢力エ
リアとして決定する。このように決定された各基地局の
勢力エリアに隣接する勢力エリアの基地局を、当該各基
地局の周辺基地局として決定する。そして各基地局毎に
その決定された基地局を表す周辺ゾーンテーブルを作成
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような手法によ
り作成される周辺ゾーンテーブル(ハンドオーバ制御の
ための運用データ)は、ある基地局の勢力エリアに隣接
した勢力エリアの基地局を当該基地局の周辺に位置する
ものとして関連付けられた基地局として表している。
【0011】しかし、各基地局に対して、その基地局の
勢力エリアに隣接する勢力エリアの基地局だけを周辺ゾ
ーンテーブルに表すようにしているので、建物の構造、
配置、地理的な要素などに応じて種々変動するサービス
エリア内の電波伝搬状況を細かに反映することが難し
い。その結果、そのようにして作成された運用データと
しての周辺ゾーンテーブルを用いてハンドオーバ制御を
行う場合、必ずしもより高い通信品質を維持できるもの
とは限らなかった。
【0012】そこで、本発明の課題は、より高い通信品
質を維持した状態でのハンドオーバ制御を可能とするそ
のハンドオーバ制御のため運用データを作成することが
できる運用データ作成方法及び装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、サービス
エリア内に設置された複数の基地局と、各基地局と無線
通信を行う移動局とを有する移動通信システムで、該サ
ービスエリア内の各地点での各基地局に対する通信品質
に基づいて、各基地局毎にその基地局に関連付けられた
他の基地局を表す運用データを作成する運用データ作成
方法において、上記サービスエリア内の各地点での各基
地局に対する通信品質を表す品質情報を作成し、その作
成された各地点での各基地局に対する品質情報に基づい
て、最も通信品質が高くなる基地局が同一となる各地点
での通信品質が二番目以降となる基地局を選択し、その
選択された基地局を当該最も通信品質が高くなる基地局
に関連付けられた他の基地局として表した運用データを
作成するように構成される。
【0014】このような運用データ作成方法では、サー
ビスエリア内の各地点での各基地局に対する通信品質を
表す品質情報が作成されると、最も通信品質が高くなる
基地局が同一となる各地点での通信品質が二番目以降と
なる基地局が選択される。その最も通信品質が高くなる
基地局が同一なる各地点は、一般的に当該基地局の無線
ゾーン内の各地点である。その各地点での通信品質が二
番目以降となる基地局は、その無線ゾーンの各地点で通
信品質が上記のように二番目以降となる他の基地局であ
り、その無線ゾーン内の移動局のハンドオーバ先の基地
局の候補となり得る。
【0015】基地局が上記のようにして選択されると、
その選択された基地局をその最も通信品質が高くなる基
地局に関連付けられた他の基地局として表した運用デー
タが作成される。この運用データは、上記最も通信品質
が高くなる基地局の無線ゾーンに在圏する移動局に対す
るハンドオーバ処理に用いることができる。
【0016】上記のような運用データ作成方法によれ
ば、最も通信品質が高くなる基地局の無線ゾーンに隣接
する無線ゾーンの基地局だけでなく、通信品質に応じて
選択された他の基地局が当該最も通信品質が高くなる基
地局に関連付けられた基地局として運用データに含まれ
るようになる。即ち、より広い範囲から通信品質が良好
となる基地局を上記運用データに含めることが可能とな
る。その結果、そのような運用データを用いてハンドオ
ーバ制御のなされる移動通信システムでは、より高い品
質を維持した状態で移動局のハンドオーバが可能とな
る。
【0017】上記各地点での各基地局に対する通信品質
は、各地点において各基地局と通信を行う際のその通信
の品質であれば、特に限定されず、各基地局からの信号
の受信電力や受信SIR(Signal to Interference pow
er Ratio)、他局からの干渉レベル、各基地局での信号
の受信電力などを用いることができる。
【0018】上記品質情報を得るための手法は、例え
ば、請求項2に記載されるように、上記サービスエリア
内の各地点での各基地局に対する通信品質を所定のアル
ゴリズムに従って推定演算し、その演算結果に基づいて
上記品質情報を作成するようにしてもよいし、また、請
求項3に記載されるように、上記サービスエリア内の各
地点において各基地局に対する通信品質を実測し、その
実測結果に基づいて上記品質情報を作成するようにして
もよい。
【0019】重複した基地局を表す運用データの作成を
防止するという観点から、本発明は、請求項4に記載さ
れるように、上記移動通信システムにおける運用データ
作成方法において、最も通信品質が高くなる基地局が同
一となる各地点での通信品質が二番目以降となる基地局
を選択する際に、各地点での通信品質が二番目以降とな
る各基地局が重複する場合に、いずれか1つを選択する
ように構成することができる。
【0020】上記運用データに含まれるべき基地局をで
きるだけ容易に選択できるという観点から、本発明は、
請求項5に記載されるように、上記各移動通信システム
における運用データ作成方法において、各地点毎に、得
られた品質情報に基づいて通信品質の高い順に基地局を
配列したリストを作成し、最も高位に位置する基地局が
同一となるリストの二番目以降に位置する基地局を選択
し、その選択された基地局を当該最も高位に位置する基
地局に関連付けられた他の基地局として表した運用デー
タを作成するように構成することができる。
【0021】このような運用データ作成方法では、各地
点毎に、得られた品質情報に基づいて通信品質の高い順
に基地局を配列したリストが作成される。そして、その
リストの順番に従って基地局の選択が行えるので、運用
データに含まれるべき基地局の選択を比較的容易に行う
ことができる。
【0022】優先順位に従って配列された基地局を表す
運用データが作成できるという観点から、本発明は、請
求項6に記載されるように、上記移動通信システムにお
ける運用データ作成方法において、上記最も高位に位置
する基地局が同一となるリストの二番目以降に位置する
基地局を選択する際に、各リスト上のより上位に位置す
る基地局から順次選択し、上記選択された基地局を、そ
の選択された順序にて配列された状態で、上記最も高位
に位置する基地局に関連付けられた他の基地局として表
した運用データを作成するように構成することができ
る。
【0023】上記のような移動通信システムにおける運
用データ作成方法では、各リストのより上位に位置した
基地局、即ち、より通信品質の高い基地局がより上位に
なるように配列された基地局を表す運用データが生成さ
れる。その結果、運用データにて表されるより上位に位
置する基地局から順次探索することにより、効率的なハ
ンドオーバ制御が可能となる。
【0024】更に、各リストにおいて同一の順位に位置
する各基地局に対して優先順位をつけることができると
いう観点から、本発明は、請求項7に記載されるよう
に、上記移動通信システムにおける運用データ作成方法
において、上記最も高位に位置する基地局が同一となる
リストの二番目以降に位置する基地局を各リスト上のよ
り上位に位置する基地局から順次選択する際に、各リス
トの同一の順位に位置する同一の基地局についてその数
に対応した得点情報を生成し、上記選択された基地局
を、上記同一の順位に位置する同一の基地局に上記得点
情報を対応させた状態で、上記最も高位に位置する基地
局に関連付けられた他の基地局として表した運用データ
を作成するように構成することができる。
【0025】このような移動通信システムにおける運用
データ作成方法では、各リスト上では同一の順位に位置
する基地局であっても、より得点情報の大きい基地局が
より上位となるように配列された基地局を表す運用デー
タが作成される。その結果、運用データにて表されるよ
り上位に位置する基地局から順次探索することにより、
更に効率的なハンドオーバ制御が可能となる。
【0026】上記課題を解決するため、本発明は、請求
項8に記載されるように、サービスエリア内に設置され
た複数の基地局と、各基地局と無線通信を行う移動局と
を有する移動通信システムで、該サービスエリア内の各
地点での各基地局に対する通信品質に基づいて、各基地
局毎にその基地局に関連付けられた他の基地局を表す運
用データを作成する運用データ作成装置において、上記
サービスエリア内の各地点での各基地局に対する通信品
質を表す品質情報を作成する品質情報作成手段と、その
作成された各地点での各基地局に対する品質情報に基づ
いて、最も通信品質が高くなる基地局が同一となる各地
点での通信品質が二番目以降となる基地局を選択する関
連基地局選択手段と、その選択された基地局を当該最も
通信品質が高くなる基地局に関連付けられた他の基地局
として表した運用データを作成するように構成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】本発明の実施の一形態に係る運用データ作
成方法が適用される移動通信システムは、前述したシス
テムと同様に、図9に示すように構成される。この移動
通信システムでは、サービスエリアを分割して得られ各
無線ゾーン(セル)をカバーする基地局200とその無線
ゾーンに在圏する移動局100との間に無線チャネルが
設定され、その基地局200と移動局100とが設定さ
れた無線チャネルを介して通信を行う。
【0029】上記のような移動通信システムにおいてハ
ンドオーバ制御のための運用データとなる周辺ゾーンテ
ーブルは、例えば、次のようにして作成される。
【0030】まず、周辺ゾーンテーブルは、図1に示す
ような、パーソナルコンピュータ等と同様の構成となる
装置(以下、周辺ゾーンテーブル作成装置という)10
にて作成される。即ち、この周辺ゾーンテーブル作成装
置10は、主制御部(CPU)11、記憶ユニット1
2、入出力ユニット13、入力ユニット14、表示ユニ
ット15及び出力ユニット16を有した構成となってい
る。主制御部11は、記憶ユニット12の所定領域に格
納されたプログラム(図4、図6、図7参照)に従って
周辺ゾーンテーブルを作成するための処理を行う。
【0031】サービスエリアが、例えば、図2(a)に
示すように、複数の微小区域(例えば、1辺が数メート
ルから数百メートルの正方形)に分割され、その各微小
区域の標高データ、地形データ、建物の建設状況を表す
データ等が入力ユニット14から入力される。また、移
動局100の通信性能(受信性能、送信電力等)を表す
データ、各基地局200の設置位置を表す位置データ
(緯度、経度)やその通信性能(送信電力、アンテナ高
等)を表すデータもまた入力ユニット14から入力され
る。このように入力ユニット14から入力された種々の
データがサービスエリア内の電波伝搬状況を推定するた
めに必要なデータとして記憶ユニット12に保持され
る。
【0032】主制御部11は、上記のようにして記憶ユ
ニット12に保持された各種データを用いてサービスエ
リア内の電波伝搬状況を模擬し、その電波伝搬状況を評
価する。この電波伝搬状況の模擬及び評価は、従来と同
様に公知の手法を用いて行なわれる。そして、主制御部
11は、更に、その評価結果に基づいて各微小区域e
の代表点(地点)における各基地局に対する通信品質、
例えば、各基地局からの共通制御チャネルの受信電力、
受信SIR(Signal to Interference power Ratio)な
どを所定のアルゴリズムに従って演算する。例えば、予
め定めた数の基地局、あるいは、予め定めた通信品質以
上となる基地局が、各微小区域eでの通信品質(受信
電力等)を求める対象となる基地局となる。そして、各
微小区域e毎に、演算された各基地局からの制御チャ
ネルの受信電力等の通信品質が品質情報として、例え
ば、図2(b)に示すように記憶ユニット12に格納さ
れる。
【0033】上記の例では、各微小区域eでの各基地
局に対する品質情報は、サービスエリア内の電波伝搬状
況を模擬して評価し、その評価結果に基づいて演算され
たが、その品質情報を上記微小区域に対応した地点での
各基地局からの共通制御チャネルの受信電力や受信SI
Rを実測することによって得ることもできる。
【0034】このように各地点での各基地局からの共通
制御チャネルの例えば受信電力を実測する測定装置は、
例えば、図3に示すように構成することができる。この
測定装置20は、車両に搭載され、該車両がサービスエ
リア内を走行する際に、各地点での各基地局からの共通
制御チャネルの受信電力を通信品質として測定する。図
3において、この測定装置20は、サービスエリア内で
使用される共通制御チャネル(無線周波数や拡散符号)
の各信号をアンテナ21及び共用器27を介して受信す
る受信機22、22、…、22、各受信機2
、22、…、22にて受信された信号の受信電
力を測定する品質測定部23、23、…、23
固定ディスクユニット24、メモリユニット25、制御
部26を有している。上記受信品質測定部23、23
、…、23、固定ディスクユニット24、メモリユ
ニット25及び制御部26はバス28にて接続されてい
る。
【0035】この測定装置20は、更に、GPS(Glob
al Positioning System)受信機29及びGPS受信機
29での受信信号に基づいて位置情報(緯度、経度)を
生成する位置情報生成部30を有している。この位置情
報生成部30は、バス28に接続され、位置情報生成部
30にて生成された位置情報がバス28を介して制御部
26に提供されるようになっている。
【0036】上記のような測定装置20を搭載した車両
がサービスエリア内を走行する過程で、制御部26は、
位置情報生成部30にて生成された位置情報がサービス
エリア内に設定した各微小区域e内の代表地点と一致
したことを検出する毎に、各受信器22、22
…、22にて受信される各基地局200からの共通制
御チャネルの受信電力の実測値を各品質測定部23
23、・・、23から取得する。その各基地局20
0に対する受信電力の実測値が、例えば、図2(a)、
(b)に示すように、各微小区域eに対応させて固定
ディスクユニット24に格納される。
【0037】上記測定装置20は、受信機を各共通制御
チャネル(無線周波数、拡散符号)に対応させて複数有
するものであったが、そのような構成に限られず、単一
の受信機を各共通制御チャネルを受信するために時分割
的に使用するようにしてもよい。また、複数の受信機で
あっても、それぞれが時分割にて複数の共通制御チャネ
ルの受信のために使用されるようにすることもできる。
このような構成をとることによって、品質情報の収集対
象となる基地局の数を増やすことができる。
【0038】上記のように実測され、固定ディスクユニ
ット24に保持された各微小区域e での各基地局に対
する受信電力は、上述した周辺ゾーンテーブル作成装置
10の入力ユニット14から入力され、更に入出力ユニ
ット13を介して記憶ユニット12に格納される。
【0039】上述したように、サービスエリア内の電波
伝搬状況を模擬して評価した結果を用いて所定のアルゴ
リズムに従って演算された各微小区域eにおける各基
地局に対する通信品質(例えば、受信電力)を表す品質
情報、または、サービスエリア内の各微小区域eでの
各基地局からの共通制御チャネルの受信電力などを実測
して得られた各基地局に対する通信品質を表す品質情報
が記憶ユニット12に格納されると、主制御部11は、
例えば、図4に示す手順に従って周辺ゾーンテーブルを
作成する。
【0040】図4において、主制御部11は、記憶ユニ
ット12に格納され各微小区域での各基地局に対する品
質情報を取得する(S1)。そして、主制御部11は、
各微小区域毎に、その取得した品質情報に基づいて通信
品質の高い順に基地局をソートする(S2)。その結
果、図5に示すように、各微小区域毎に、通信品質の高
い順に配列された基地局のリストb1、b2、b3等が
生成される。
【0041】以下、上記のようにして作成された全ての
微小区域に対応した基地局のリストについて同様の処理
が繰返し実行される。
【0042】ある微小区域に対応したリストの1番目に
位置する基地局に対応する周辺ゾーンテーブルが選択さ
れる(S3)。例えば、図5に示すように、微小区域e
1に対応したリストb1の1番目に位置する基地局1に
対応した周辺ゾーンテーブルc1が選択される。カウン
タiが初期値2(i=2)に設定される(S4)。そし
て、その微小区域に対応したリストのi番目(2番目)
に位置する要素(基地局)が上記選択された周辺ゾーン
テーブルに既に登録されているか否かが判定される(S
5)。この微小区域に対応したリストのi番目に位置す
る要素(基地局)が上記選択された周辺ゾーンテーブル
にまだ登録されていなければ(S5でNO)、その基地
局が当該周辺ゾーンテーブルに登録される(S6)。
【0043】一方、上記微小区域に対応したリストのi
番目に位置する要素(基地局)が上記選択された周辺ゾ
ーンテーブルに既に登録されている場合(S5でYE
S)、重複した登録を避けるためにその要素(基地局)の
登録はなされない。そして、当該微小区域に対応したリ
ストの全要素(基地局)についての処理が終了したか否
かが判定される(S7)。
【0044】まだ全ての要素についての処理が終了して
いない場合(S7でNO)、カウンタiが+1だけイン
クリメントされ(i=i+1)(S8)、当該微小区域
に対応したリストの次の要素(例えば、3番目に位置す
る基地局)が上記選択された周辺ゾーンテーブルに登録
されているか否かが判定される(S5)。そして、その
要素が登録されていなければ、当該周辺ゾーンテーブル
に登録され(S6)、その要素が既に登録されていれ
ば、当該要素の周辺ゾーンテーブルへの登録は行なわれ
ない。
【0045】以後、上述した処理(S5〜S8)がイン
クリメントされるカウンタiにて指定された各要素(基
地局)について繰返し実行される。その過程で、上記微
小区域に対応したリストの全ての要素(基地局)につい
て処理が終了すると(S7でYES)、更に、全ての微
小区域に対応したリストについての処理が終了したか否
かが判定される(S9)。そして、全ての微小区域に対
応したリストについての処理がまだ終了していない場合
(S9でNO)、次の微小区域に対応したリストの1番
目に位置する基地局の周辺ゾーンテーブルが選択され
(S3)、そのリストの2番目以降の要素(基地局)に
ついて上述した処理(S5〜S8)が繰返し実行され
る。例えば、図5に示すように、次の微小区域e2に対
応したリストb2の1番目に位置する基地局2に対応し
た周辺ゾーンテーブルc2が選択され、そのリストb2
の2番目以降の要素(基地局1、4、…)について上述
した処理が繰返し実行される。
【0046】上記のような手順に従って全ての微小区域
に対応したリストの1番目に位置する基地局に対応した
周辺ゾーンテーブルに対して当該リストの2番目以降に
位置する要素(基地局)についての登録処理が終了する
と(S9でYES)、全ての処理が終了される。
【0047】上述した処理の結果、1番目に位置する基
地局が同一となる各リストの二番目以降に位置する要素
(基地局)が当該1番目に位置する基地局に対応した周
辺ゾーンテーブルに重複することなく登録される。例え
ば、図5に示すように、1番目に位置する基地局1が同
一となるリストb1とb2の2番目以降に位置する要素
(基地局3、4、2)が当該1番目に位置する基地局1
に対応した周辺ゾーンテーブルc1に重複することなく
登録される。
【0048】このような周辺ゾーンテーブルの作成方法
によれば、各微小区域毎に得られた各基地局に対する通
信品質に基づいて、各基地局に対応した周辺ゾーンテー
ブルに登録すべき基地局が決められる。従って、各基地
局に対応した周辺ゾーンテーブルには、その基地局の無
線ゾーンに隣接する無線ゾーンの基地局だけでなく、他
の無線ゾーンの基地局もその通信品質に応じて登録され
ることができる。即ち、より広い範囲から通信品質が良
好となる基地局を周辺ゾーンテーブルに登録することが
できる。その結果、そのような周辺ゾーンテーブルを用
いてハンドオーバ制御のなされる移動通信システムで
は、より高い通信品質を維持した状態で移動局100の
ハンドオーバが可能となる。
【0049】なお、上述した例において、各微小区域に
対応したリストの要素(基地局)及び各周辺ゾーンテー
ブルに登録される要素(基地局)は、基地局に対応する
情報であれば、特に限定されず、例えば、各基地局の識
別情報であっても、各基地局に対応した共通制御チャネ
ルの周波数、拡散符号を表す情報であってもよい(以
下、同様)。
【0050】上記主制御部11は、例えば、図6に示す
手順に従っても各基地局に対応する周辺ゾーンテーブル
を作成することができる。
【0051】図6において、前述した例(図4参照)と
同様に、主制御部11は、記憶ユニット12に格納され
た各微小区域での各基地局に対する品質情報を取得し
(S21)、各微小区域毎に、その取得した品質情報に
基づいて通信品質の高い順に基地局がソートされたリス
トを生成する(S2)(図5におけるリストb1、b
2、b3参照)。そして、カウンタiが初期値(i=
2)に設定される(S23)。
【0052】以下、インクリメントされる各カウンタ値
iに対して、上記のようにして全ての微小区域に対して
生成された基地局のリストについて同様の処理が繰返し
実行される。
【0053】ある微小区域に対応したリストの1番目に
位置する基地局に対応する周辺ゾーンテーブルが選択さ
れる(S24)。そして、その微小区域に対応したリス
トのi番目(2番目)に位置する要素(基地局)がその
選択された周辺ゾーンテーブルに既に登録されているか
否かが判定される(S25)。この微小区域に対応した
リストのi番目に位置する要素(基地局)が上記選択さ
れた周辺ゾーンテーブルにまだ登録されていなければ
(S25でNO)、その基地局が当該周辺ゾーンテーブ
ルに登録される(S26)。
【0054】一方、上記微小区域に対応したリストのi
番目に位置する要素(基地局)が上記選択された周辺ゾ
ーンテーブルに既に登録されている場合(S25でYE
S)、重複した登録を避けるためにその要素(基地局)
の登録はなされない。そして、全ての微小区域について
の処理が終了したか否かが判定される(S27)。
【0055】まだ全ての微小区域についての処理が終了
していない場合(S27でNO)、次の微小区域に対応
したリストの1番目に位置する基地局に対応した周辺ゾ
ーンテーブルが選択される(S24)。そして、当該次
の微小区域に対応したリストの上記と同じi番目(2番
目)に位置する要素(基地局)が上記選択された周辺ゾ
ーンテーブルに既に登録されているか否かが判定される
(S25)。当該次の微小区域に対応したリストの上記
と同じi番目に位置する要素(基地局)が上記選択され
た周辺ゾーンテーブルにまだ登録されていなければ(S
25でNO)、その基地局が当該周辺ゾーンテーブルに
登録される(S26)。一方、当該次の微小区域に対応
したリストの上記と同じi番目に位置する要素(基地
局)が上記選択された周辺ゾーンテーブルに既に登録さ
れている場合(S25でYES)、重複した登録を避け
るためにその要素(基地局)の登録はなされない。
【0056】上述したような微小区域に対応したリスト
のi番目(2番目)に位置する要素(基地局)に対する
処理(S24〜S27)が、各微小区域に対応したリス
トについて繰返し実行される。そして、全ての微小区域
に対応したリストのi番目(2番目)に位置する要素
(基地局)に対する処理が終了すると(S27でYE
S)、更に、全ての要素(基地局)についての処理が終
了したか否かが判定される(S28)。
【0057】まだ、全ての要素(基地局)についての処
理が終了していなければ(S28でNO)、カウンタi
が+1だけインクリメントされ(i=i+1)(S2
9)、再び、上述した全ての微小区域に対応したリスト
に対する処理が同様の手順(S24〜S29)にて実行
される。即ち、各リストのi番目(3番目)の要素(基
地局)に対する周辺ゾーンテーブルへの登録処理が行な
われる。このようにして、順次カウンタiをインクリメ
ントして、上記と同様の処理を繰り返す過程で、全ての
要素(基地局)についての処理が終了したと判定される
と(S28でYES)、全ての処理が終了される。
【0058】上述した処理の結果、例えば、図5に示す
ように、1番目に位置する基地局1が同一となる微小区
域e1とe3に対応した各リストb1とb3の2番目以
降に位置する要素(基地局)3、4、2が当該1番目に
位置する基地局1に対応する周辺ゾーンテーブルc1に
重複することなく、かつ各リストb1、b3のより高位
に位置する要素(基地局)がより高位に位置するように登
録される。従って、基地局1に対応する周辺ゾーンテー
ブルc1には、リストb1の2番目に位置する基地局3
が最上位に登録され、リストb1の三番目及びリストb
3の三番目に位置する基地局4及び2が上記基地局3の
下位に登録される。
【0059】上記のような周辺ゾーンテーブルの作成方
法によれば、各微小区域に対応したリストのより上位に
位置する基地局が、各基地局に対応した周辺ゾーンテー
ブルのより上位に登録される。従って、各基地局に対応
した周辺ゾーンテーブルには、通信品質に基づいて優先
順位付けされた基地局が配列されるようになる。このよ
うに、通信品質に基づいて優先順位付けされた基地局が
配列される周辺ゾーンテーブルを用いることにより、移
動局100に対するより効率的なハンドオーバ制御が可
能となる。例えば、移動局100は、当該移動局100
が在圏する無線ゾーンの基地局200から通知された周
辺ゾーンテーブルのより上位の基地局からの共通制御チ
ャネルの受信電力(通信品質)を順次サーチすることに
より、当該在圏無線ゾーンの基地局からの共通制御チャ
ネルの受信電力より高い受信電力(より良い通信品質)
となる基地局、即ち、ハンドオーバ先の基地局をより短
時間で探索することができるようになる。
【0060】上記主制御部11は、例えば、図7に示す
手順に従っても各基地局に対応する周辺ゾーンテーブル
を作成することができる。このような手法では、各ゾー
ンテーブルに登録される基地局の優先順位を更に明確に
表すことができる。
【0061】図7において、前述した例(図6参照)と
同様に、主制御部11は、記憶ユニット12に格納され
た各微小区域での各基地局に対する品質情報を取得し
(S31)、各微小区域毎に、その取得した品質情報に
基づいて通信品質の高い順に基地局がソートされたリス
トを生成する(S32)。その後、主制御部11は、更
に、前述した例(図6参照)と同様に、全ての微小区域
に対応したリストの1番目に位置する基地局に対応する
周辺ゾーンテーブルに各リストのi番目に位置する要素
(基地局)を順次登録する(S33、S34、S35、
S38、S39)。
【0062】その過程で、ある微小区域に対応したリス
トのi番目(初期値が2で順次インクリメントされる)
に位置する要素(基地局)がまだ周辺ゾーンテーブルに
登録されていない場合(S35でNO)、その要素(基
地局)が当該周辺ゾーンテーブルに登録されると共に、
その順位iと得点の初期値(例えば、1)がその要素
(基地局)に対応づけられて登録される。また、一方、
ある微小区域に対応したリストのi番目に位置する要素
(基地局)が既に周辺ゾーンテーブルに登録されている
場合(S35でYES)、更に、その登録された基地局
に対応するように既に登録された順位が上記リストでの
順位i(i番目)と等しいか否かが判定される(S3
6)。この登録された基地局に対応するように当該周辺
ゾーンテーブルに既に登録された順位が上記リストでの
順位iと等しい場合には(S36でYES)、上記のよ
うに登録された基地局に対応するように既に登録されて
いる得点がインクリメントされる(例えば、+1)(S
37)。一方、その登録された順位が上記リストでの順
位iに等しくない場合(S36でNO)、特に、上記得
点に関する処理は行なわれない。
【0063】全微小区域に対応したリストのi番目の基
地局に対して上述した処理が終了すると(S39でYE
S)、各周辺ゾーンテーブルにおいてi番目の順位とし
て登録された要素(基地局)が対応する得点の高い順に
ソートされる(S40)。上記得点は、各微小区域に対
応した各リストの同一順(i番目)に位置する同一の要
素(基地局)の数を表しており、その得点が大きい基地
局ほど、その基地局が同一の順位の通信品質の基地局と
して順位付けされた地点(微小区域)の数が多いことを
表す。
【0064】上述した処理が全ての要素(基地局)につ
いて終了するまで(S41)、カウンタiがインクリメ
ントされながら(S42)、繰返し実行される。その処
理の結果、例えば、図8に示すように、1番目に位置す
る基地局1が同一となる微小区域e1とe3に対応した
各リストb1とb3の2番目以降に位置する要素(基地
局)3、4、2が当該1番目に位置する基地局1に対応
する周辺ゾーンテーブルc1に重複することなく、かつ
各リストb1、b3のより高位に位置する要素(基地
局)がより高位に位置するように登録される。更に、当
該周辺ゾーンテーブルにおいて、各リストにおいて同じ
順位の要素(基地局)は、より得点が大きいほど高位に
位置するように登録される。
【0065】上記のような周辺ゾーンテーブルの作成方
法によれば、各微小区域に対応したリストのより上位に
位置する基地局が、各基地局に対応した周辺ゾーンテー
ブルのより上位に登録される。更に、各リストにおいて
同一順位の基地局はより得点の大きい基地局がより上位
に登録される。このように、通信品質に基づいて順位付
けされれた基地局が配列される周辺ゾーンテーブルを用
いることにより、移動局100に対する更に効率的なハ
ンドオーバ制御が可能となる。例えば、当該周辺ゾーン
テーブルのより上位の基地局から共通制御チャネルの受
信電力(通信品質)を順次サーチすることにより、通信
品質が同一順位となる基地局のうち、より多くの地点で
当該順位となる基地局がより早くサーチの対象となる。
その結果、移動局100の在圏無線ゾーンの基地局に対
する通信品質より良好な通信品質の基地局、即ち、ハン
ドオーバ先の基地局がより短時間で探索することができ
るようになる。
【0066】上記各例において、図1に示す主制御部1
1の機能、あるいは、図2に示す測定装置20が品質情
報作成手段に対応し、図4、図6、図7に示す各処理が
関連基地局選択手段に対応する。また、図4に示すS
6、S6での処理、図6に示すS25、S26での処
理、図7に示すS35、S36での処理がそれぞれ、各
地点での通信品質が2番目以降となる各基地局が重複す
る場合に、いずれか1つを選択する手段に対応し、図4
に示すS2での処理、図6に示すS22での処理、l図
7に示すS32での処理がそれぞれリスト作成手段に対
応する。更に、図7に示すS38、S37での処理が得
点情報生成手段に対応する
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至2
2記載の本願発明によれば、最も通信品質が高くなる基
地局の無線ゾーンに隣接する無線ゾーンの基地局だけで
なく、通信品質に応じて選択された他の基地局が当該最
も通信品質が高くなる基地局に関連付けられた基地局と
して運用データに含まれるようになる。そのため、その
ような運用データを用いることにより、より高い通信品
質を維持した状態でのハンドオーバ制御を可能とするそ
のハンドオーバ制御のため運用データを作成することが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る運用データ作成装
置としての周辺ゾーンテーブル作成装置の構成例を示す
図である。
【図2】図1に示す周辺ゾーンテーブル作成装置にて作
成される各微小区域での各基地局に対する通信品質を表
すデータの構成例を示す図である。
【図3】各地点における各基地局からの共通制御チャネ
ルの受信電力を測定するための測定装置の構成例を示す
図である。
【図4】周辺ゾーンテーブルを作成する際の処理手順の
一例(その1)を示すフローチャートである。
【図5】各微小区域に対応したリストと周辺ゾーンテー
ブルとの関係の一例を示す図である。
【図6】周辺ゾーンテーブルを作成する際の処理手順の
一例(その2)を示すフローチャートである。
【図7】周辺ゾーンテーブルを作成する際の処理手順の
一例(その3)を示すフローチャートである。
【図8】各微小区域に対応したリストと周辺ゾーンテー
ブルとの関係の一例を示す図である。
【図9】セルラ方式の移動通信システムの構成例を示す
図である。
【符号の説明】
10 周辺ゾーンテーブル作成装置 11 主制御部(CPU) 12 記憶ユニット 13 入出力ユニット 14 入力ユニット 15 表示ユニット 16 出力ユニット 20 測定装置 21 アンテナ 22、22、…、22n 受信機 23、23、…、23 品質測定部 24 固定ディスクユニット 25 メモリ 26 制御部 27 共用器 28 バス 29 GPS受信機 30 位置情報生成部 100 移動局 200 基地局

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サービスエリア内に設置された複数の基地
    局と、各基地局と無線通信を行う移動局とを有する移動
    通信システムで、該サービスエリア内の各地点での各基
    地局に対する通信品質に基づいて、各基地局毎にその基
    地局に関連付けられた他の基地局を表す運用データを作
    成する運用データ作成方法において、上記サービスエリ
    ア内の各地点での各基地局に対する通信品質を表す品質
    情報を作成し、 その作成された各地点での各基地局に対する品質情報に
    基づいて、最も通信品質が高くなる基地局が同一となる
    各地点での通信品質が二番目以降となる基地局を選択
    し、 その選択された基地局を当該最も通信品質が高くなる基
    地局に関連付けられた他の基地局として表した運用デー
    タを作成するようにした移動通信システムにおける運用
    データ作成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動通信システムにおける
    運用データ作成方法において、 上記サービスエリア内の各地点での各基地局に対する通
    信品質を所定のアルゴリズムに従って推定演算し、その
    演算結果に基づいて上記品質情報を作成するようにした
    移動通信システムにおける運用データ作成方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の移動通信システムにおける
    運用データ作成方法において、 上記サービスエリア内の各地点において各基地局に対す
    る通信品質を実測し、その実測結果に基づいて上記品質
    情報を作成するようにした移動通信システムにおける運
    用データ作成方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載の移動通信シ
    ステムにおける運用データ作成方法において、 最も通信品質が高くなる基地局が同一となる各地点での
    通信品質が二番目以降となる基地局を選択する際に、 各地点での通信品質が二番目以降となる各基地局が重複
    する場合に、いずれか1つを選択するようにした移動通
    信システムにおける運用データ作成方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれか記載の移動通信シ
    ステムにおける運用データ作成方法において、 各地点毎に、得られた品質情報に基づいて通信品質の高
    い順に基地局を配列したリストを作成し、 最も高位に位置する基地局が同一となるリストの二番目
    以降に位置する基地局を選択し、 その選択された基地局を当該最も高位に位置する基地局
    に関連付けられた他の基地局として表した運用データを
    作成するようにした移動通信システムにおける運用デー
    タ作成方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の移動通信システムにおける
    運用データ作成方法において、 上記最も高位に位置する基地局が同一となるリストの二
    番目以降に位置する基地局を選択する際に、 各リスト上のより上位に位置する基地局から順次選択
    し、 上記選択された基地局を、その選択された順序にて配列
    された状態で、上記最も高位に位置する基地局に関連付
    けられた他の基地局として表した運用データを作成する
    ようにした移動通信システムにおける運用データ作成方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の移動通信システムにおける
    運用データ作成方法において、 上記最も高位に位置する基地局が同一となるリストの二
    番目以降に位置する基地局を各リスト上のより上位に位
    置する基地局から順次選択する際に、 各リストの同一の順位に位置する同一の基地局について
    その数に対応した得点情報を生成し、 上記選択された基地局を、上記同一の順位に位置する同
    一の基地局に上記得点情報を対応させた状態で、上記最
    も高位に位置する基地局に関連付けられた他の基地局と
    して表した運用データを作成するようにした移動通信シ
    ステムにおける運用データ作成方法。
  8. 【請求項8】サービスエリア内に設置された複数の基地
    局と、各基地局と無線通信を行う移動局とを有する移動
    通信システムで、該サービスエリア内の各地点での各基
    地局に対する通信品質に基づいて、各基地局毎にその基
    地局に関連付けられた他の基地局を表す運用データを作
    成する運用データ作成装置において、 上記サービスエリア内の各地点での各基地局に対する通
    信品質を表す品質情報を作成する品質情報作成手段と、 その作成された各地点での各基地局に対する品質情報に
    基づいて、最も通信品質が高くなる基地局が同一となる
    各地点での通信品質が二番目以降となる基地局を選択す
    る関連基地局選択手段と、 その選択された基地局を当該最も通信品質が高くなる基
    地局に関連付けられた他の基地局として表した運用デー
    タを作成するようにした移動通信システムにおける運用
    データ作成装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の移動通信システムにおける
    運用データ作成装置において、 上記品質情報作成手段は、上記サービスエリア内の各地
    での各基地局に対する通信品質を所定のアルゴリズムに
    従って演算する演算手段を有し、その演算結果に基づい
    て上記品質情報を作成するようにした移動通信システム
    における運用データ作成装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の移動通信システムにおけ
    る運用データ作成方法において、 上記サービスエリア内の各地点において各基地局に対す
    る通信品質を実測して得られたその実測結果に基づいて
    上記品質情報を作成するようにした移動通信システムに
    おける運用データ作成装置。
  11. 【請求項11】請求項8乃至10いずれか記載の移動通
    信システムにおける運用データ作成装置において、 上記関連基地局選択手段は、最も通信品質が高くなる基
    地局が同一となる各地点での通信品質が二番目以降とな
    る基地局を選択する際に、 各地点での通信品質が二番目以降となる各基地局が重複
    する場合に、いずれか1つを選択する手段を有する移動
    通信システムにおける運用データ作成装置。
  12. 【請求項12】請求項8乃至11いずれか記載の移動通
    信システムにおける運用データ作成装置において、 上記関連基地局選択手段は、各地点毎に、得られた品質
    情報に基づいて通信品質の高い順に基地局を配列したリ
    ストを作成するリスト作成手段を有し、 該リスト作成手段にて作成されたリストのうち最も高位
    に位置する基地局が同一となるリストの二番目以降に位
    置する基地局を選択するようにし、 その選択された基地局を当該最も高位に位置する基地局
    に関連付けられた他の基地局として表した運用データを
    作成するようにした移動通信システムにおける運用デー
    タ作成装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の移動通信システムにお
    ける運用データ作成装置において、 上記関連基地局選択手段は、上記最も高位に位置する基
    地局が同一となるリストの二番目以降に位置する基地局
    を選択する際に、各リスト上のより上位に位置する基地
    局から順次選択し、 上記選択された基地局を、その選択された順序にて配列
    された状態で、上記最も高位に位置する基地局に関連付
    けられた他の基地局として表した運用データを作成する
    ようにした移動通信システムにおける運用データ作成装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の移動通信システムにお
    ける運用データ作成装置において、 上記関連基地局選択手段は、上記最も高位に位置する基
    地局が同一となるリストの二番目以降に位置する基地局
    を各リスト上のより上位に位置する基地局から順次選択
    する際に、各リストの同一の順位に位置する同一の基地
    局について数に対応した得点情報を生成する得点情報生
    成手段を有し、 上記選択された基地局を、上記同一の順位に位置する同
    一の基地局に上記得点情報を対応させた状態で、上記最
    も高位に位置する基地局に関連付けられた他の基地局と
    して表した運用データを作成するようにした移動通信シ
    ステムにおける運用データ作成装置。
  15. 【請求項15】サービスエリア内に設置された複数の基
    地局と、各基地局と無線通信を行う移動局とを有する移
    動通信システムで、該サービスエリア内の各地点での各
    基地局に対する通信品質に基づいて、各基地局毎にその
    基地局に関連付けられた他の基地局を表す運用データを
    作成するための処理をコンピュータに行わせるプログラ
    ムであって、 上記サービスエリア内の各地点での各基地局に対する通
    信品質を表す品質情報を作成する品質情報作成する品質
    情報作成手順と、 その作成された各地点での各基地局に対する品質情報に
    基づいて、最も通信品質が高くなる基地局が同一となる
    各地点での通信品質が二番目以降となる基地局を選択す
    る関連基地局選択手順とを上記コンピュータに実行さ
    せ、 その選択された基地局を当該最も通信品質が高くなる基
    地局に関連付けられた他の基地局として表した運用デー
    タを上記コンピュータに作成させるようにしたプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】請求項15記載のプログラムにおいて、 上記品質情報作成手順は、上記サービスエリア内の各地
    での各基地局に対する通信品質を所定のアルゴリズムに
    従って演算する演算手順を有し、その演算結果に基づい
    て上記品質情報を作成するようにしたプログラム。
  17. 【請求項17】請求項15記載のプログラムにおいて、 上記品質情報作成手順は、上記サービスエリア内の各地
    点において各基地局に対する通信品質を実測して得られ
    たその実測結果に基づいて上記品質情報を作成するよう
    にしたプログラム。
  18. 【請求項18】請求項15乃至17いずれか記載のプロ
    グラムにおいて、 上記関連基地局選択手順は、最も通信品質が高くなる基
    地局が同一となる各地点での通信品質が二番目以降とな
    る基地局を選択する際に、 各地点での通信品質が二番目以降となる各基地局が重複
    する場合に、いずれか1つを選択する手順を有するプロ
    グラム。
  19. 【請求項19】請求項15乃至18いずれか記載のプロ
    グラムにおいて、 上記関連基地局選択手順は、各地点毎に、得られた品質
    情報に基づいて通信品質の高い順に基地局を配列したリ
    ストを作成するリスト作成手順を有し、 該リスト作成手順にて作成されたリストのうち最も高位
    に位置する基地局が同一となるリストの二番目以降に位
    置する基地局を選択するようにし、 その選択された基地局を当該最も高位に位置する基地局
    に関連付けられた他の基地局として表した運用データを
    上記コンピュータに作成させるようにしたプログラム。
  20. 【請求項20】請求項19記載のプログラムにおいて、 上記関連基地局選択手順は、上記最も高位に位置する基
    地局が同一となるリストの二番目以降に位置する基地局
    を選択する際に、各リスト上のより上位に位置する基地
    局から順次選択し、 上記選択された基地局を、その選択された順序にて配列
    された状態で、上記最も高位に位置する基地局に関連付
    けられた他の基地局として表した運用データを上記コン
    ピュータに作成させるようにしたプログラム。
  21. 【請求項21】請求項20記載のプログラムにおいて、 上記関連基地局選択手順は、上記最も高位に位置する基
    地局が同一となるリストの二番目以降に位置する基地局
    を各リスト上のより上位に位置する基地局から順次選択
    する際に、各リストの同一の順位に位置する同一の基地
    局について数に対応した得点情報を生成する得点情報生
    成手順を有し、 上記選択された基地局を、上記同一の順位に位置する同
    一の基地局に上記得点情報を対応させた状態で、上記最
    も高位に位置する基地局に関連付けられた他の基地局と
    して表した運用データを上記コンピュータに作成させる
    ようにしたプログラム。
  22. 【請求項22】請求項15乃至21いずれか記載のプロ
    グラムを格納した記録媒体。
JP2001130229A 2000-07-05 2001-04-26 移動通信システムにおける周辺ゾーンテーブル作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体 Expired - Lifetime JP3877135B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001130229A JP3877135B2 (ja) 2000-07-05 2001-04-26 移動通信システムにおける周辺ゾーンテーブル作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体
EP01305732A EP1170970A1 (en) 2000-07-05 2001-07-02 Operation data creating method and apparatus for mobile communication system and storage medium
US09/897,102 US7245914B2 (en) 2000-07-05 2001-07-03 Operation data creating method and apparatus for mobile communication system and storage medium

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-204226 2000-07-05
JP2000204226 2000-07-05
JP2001130229A JP3877135B2 (ja) 2000-07-05 2001-04-26 移動通信システムにおける周辺ゾーンテーブル作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002084567A true JP2002084567A (ja) 2002-03-22
JP3877135B2 JP3877135B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=26595458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001130229A Expired - Lifetime JP3877135B2 (ja) 2000-07-05 2001-04-26 移動通信システムにおける周辺ゾーンテーブル作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7245914B2 (ja)
EP (1) EP1170970A1 (ja)
JP (1) JP3877135B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517753A (ja) * 2003-03-08 2006-07-27 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線接続通信システムにおけるハンドオーバー動作を遂行するシステム及び方法
JP2006229612A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 測定期間の決定方法
US7742754B2 (en) 2006-05-01 2010-06-22 Nec Corporation Mobile communication system and method for determining base station antenna proximity state

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008249A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Mitsubishi Electric Corp パケット通信対応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6965851B2 (en) * 2001-11-26 2005-11-15 The Boeing Company Apparatus and method for analyzing performance of a mobile network
US20030125045A1 (en) * 2001-12-27 2003-07-03 Riley Wyatt Thomas Creating and using base station almanac information in a wireless communication system having a position location capability
US7127257B2 (en) * 2001-12-27 2006-10-24 Qualcomm Incorporated Use of mobile stations for determination of base station location parameters in a wireless mobile communication system
US20040203891A1 (en) * 2002-12-10 2004-10-14 International Business Machines Corporation Dynamic service binding providing transparent switching of information services having defined coverage regions
CN1723656A (zh) * 2002-12-11 2006-01-18 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于在无线局域网中执行快速切换的系统和方法
US7123928B2 (en) * 2003-07-21 2006-10-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for creating and using a base station almanac for position determination
WO2005106523A1 (en) * 2004-04-02 2005-11-10 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for beacon assisted position determination systems
JP4519606B2 (ja) * 2004-11-05 2010-08-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局および移動通信システム並びに送信電力制御方法
KR100891757B1 (ko) * 2007-07-26 2009-04-07 엘지노텔 주식회사 무선 랜 시스템의 이웃 AP(NeighborhoodAccess Point) 정보 제공 방법 및 장치
US8478228B2 (en) * 2008-10-20 2013-07-02 Qualcomm Incorporated Mobile receiver with location services capability
GB2465810B8 (en) * 2008-12-01 2012-05-23 Aircom Internat Ltd Telecommunication system and method
JP4929303B2 (ja) * 2009-03-10 2012-05-09 株式会社東芝 無線通信システム、無線基地局制御装置、及び無線基地局装置
US8600297B2 (en) 2009-07-28 2013-12-03 Qualcomm Incorporated Method and system for femto cell self-timing and self-locating
US9094180B2 (en) * 2009-08-24 2015-07-28 Nokia Siemens Networks Oy Channel-adaptive transmission in a distributed coordinated multi-point transmission system
US20110256871A1 (en) * 2010-04-19 2011-10-20 Motorola, Inc. Mobility Influenced by Radio Uplink Failure

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE8903208L (sv) * 1989-09-29 1991-03-30 Televerket Metod foer framstaellning av taeckningsgrad i ett mobilradiosystem
JP2826189B2 (ja) * 1990-11-19 1998-11-18 富士通株式会社 移動通信システム及び移動機
JPH04224275A (ja) * 1990-12-26 1992-08-13 Japan Electron Control Syst Co Ltd 内燃機関の失火判定装置
SE9202504L (sv) * 1992-09-01 1993-07-26 Televerket Foerfarande foer provning av oeverkoppling i mobiltelefonnaet
GB2290195B (en) * 1994-06-10 1998-08-05 Northern Telecom Ltd Automatic determination and tuning of pico-cell topology for low-power wireless systems
US5854981A (en) * 1995-08-08 1998-12-29 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Adaptive neighbor cell list
US5878328A (en) * 1995-12-21 1999-03-02 At&T Wireless Services, Inc. Method and apparatus for wireless communication system organization
JP3271506B2 (ja) 1996-02-16 2002-04-02 日本電信電話株式会社 ハンドオーバ制御方法
JPH1051836A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Nec Corp 移動通信システムの輻輳制御方式
JPH1051834A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 基地局選択方法
US6728540B1 (en) * 1998-03-09 2004-04-27 Avaya Technology Corp. Assisted handover in a wireless communication system
US6442393B1 (en) * 1998-11-06 2002-08-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Use of mobile locating and power control for radio network optimization
FI109163B (fi) * 2000-02-24 2002-05-31 Nokia Corp Menetelmä ja laitteisto liikkuvuuden tukemiseksi tietoliikennejärjestelmässä
US6289220B1 (en) * 2000-06-22 2001-09-11 Motorola, Inc. Multiple controller identities for neighbor lists

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517753A (ja) * 2003-03-08 2006-07-27 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線接続通信システムにおけるハンドオーバー動作を遂行するシステム及び方法
US10271248B2 (en) 2003-03-08 2019-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd System and method for performing handover operation in broadband wireless access communication system
JP2006229612A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 測定期間の決定方法
JP4695893B2 (ja) * 2005-02-17 2011-06-08 パナソニック株式会社 測定期間の決定方法
US7742754B2 (en) 2006-05-01 2010-06-22 Nec Corporation Mobile communication system and method for determining base station antenna proximity state

Also Published As

Publication number Publication date
EP1170970A1 (en) 2002-01-09
US7245914B2 (en) 2007-07-17
US20020022482A1 (en) 2002-02-21
JP3877135B2 (ja) 2007-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002084567A (ja) 移動通信システムにおける運用データ作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体
US8103280B2 (en) Wireless frequency re-use determination systems and methods
US6061565A (en) Mobile radio systems
KR100367384B1 (ko) Cdma 통신 시스템에서 네이버 세트 내의 핸드-오프 후보를 결정하기 위한 방법 및 장치
US8866674B2 (en) Concept of generating experience messages for updating a reference database
US11405800B2 (en) System and method for 3D propagation modelling for planning of a radio network
US20050288017A1 (en) Method and system for calculating the 2G-3G neighborhood for an automatic transfer of connection between 2G and 3G systems
JP2000059292A (ja) 無線網の並列最適化
WO1998015149A1 (en) A method of locating a mobile station
JP4737417B2 (ja) 無線ネットワーク変更支援システム及び無線ネットワーク変更支援方法
KR100430597B1 (ko) 셀 제어 방법 및 셀 시스템
EP2416602B1 (en) Radio wave state measurement system, radio wave state measurement method, and storage medium in which radio wave state measurement program is stored
US8374608B2 (en) Method for estimating reception quality of communication area, apparatus thereof, and program thereof
CA2715798C (en) A method and system for testing the wireless signal propagation model of the cellular network
JP2004187293A (ja) 通信システムの動作条件をシミュレートする方法、シミュレーション装置及びシミュレーション装置の使用
CN103283271A (zh) 切换性能估计系统、切换参数优化系统、方法和程序
KR100626996B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 다운링크 동작 측정을 행하기 위한 방법
CN115396977B (zh) 信号传输路径的确定方法、装置、设备及存储介质
JP2007166448A (ja) 無線通信システム及び基地局切り替え装置
JP3632912B2 (ja) 無線lanの基地局位置決定方法および該方法の実施に使用する無線部品並びにプログラム
JPH1075473A (ja) 無線通信装置
JP3479484B2 (ja) 移動通信システムの通信品質計算方法および通信品質計算装置
JP2010219755A (ja) 無線通信端末
KR100673201B1 (ko) 전파 환경 분석 시스템 및 방법
KR100456306B1 (ko) 기지국 위치 설정 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3877135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term