JP2002082773A - 入力装置および方法 - Google Patents

入力装置および方法

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JP2002082773A
JP2002082773A JP2001251134A JP2001251134A JP2002082773A JP 2002082773 A JP2002082773 A JP 2002082773A JP 2001251134 A JP2001251134 A JP 2001251134A JP 2001251134 A JP2001251134 A JP 2001251134A JP 2002082773 A JP2002082773 A JP 2002082773A
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Jiyunichi Rekimoto
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器全体の回転により情報を入力することが
できるようにする。 【解決手段】 操作ボタン2を押すと、LCD3の画面
にメニューが表示され、操作ボタン2を押したまま、X
軸回り、Y軸回り、あるいはZ軸回りに携帯型情報処理
装置(PDA)50全体を回転させると、これが3軸ジ
ャイロセンサ1によって検出され、この検出結果に基づ
いて、画面に表示されたカーソルがメニュー上を移動
し、所望のメニュー項目にカーソルが位置したとき、操
作ボタン2を離すと、カーソルが位置していたメニュー
項目の選択が確定され、選択されたメニュー項目に対応
する処理が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置および方
法に関し、例えば、装置全体を片手で保持し、回転させ
ることにより、情報を入力することができるようにし
た、入力装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、電子手帳、携帯電
話、ポケベル等の携帯型の情報機器においては、情報を
入力する手段として、ボタン、ペン、タッチパネル等を
用いている。例えば、電子手帳においては、片手で機器
本体を保持し、もう一方の手でペンを持ち、機器本体に
設けられたタッチパネルをペンで操作して、所定の情報
を入力するようにしている。
【0003】また、携帯電話においては、電話番号を入
力するための数字キー、各機能に対応した機能ボタンが
設けられ、所定の操作を行うようにしている。ポケベル
等においては、各機能に対応した必要最低限の機能ボタ
ンが設けられており、これらを操作するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペンと
タッチパネルを用いて情報を入力する電子手帳のような
携帯型の情報機器の場合、片手でタッチパネルが設けら
れた機器本体を保持し、もう一方の手でペンを保持しな
ければならず、操作時に両手を必要とし、使い勝手が悪
い場合がある課題があった。例えば、片手に荷物を持っ
たままで操作することは困難である。
【0005】また、携帯電話等においては、電話番号を
入力するための数字キーがかなりのスペースを要し、小
型化の妨げとなる場合がある課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、操作ボタンの数を少なくするとともに、片
手でも簡単に操作することができるようにするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の入力装置
は、筐体全体の回転に伴う筐体の姿勢の変位を検出する
検出手段と、検出手段により検出された変位に基づい
て、表示部における表示を制御する表示制御手段と、検
出手段により検出された変位に基づいて、表示部におけ
る表示が制御されている情報の中から、所定の情報を選
択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0008】表示制御手段には、表示部に表示されてい
るカーソルの位置を、検出手段により検出された変位に
基づいて制御させ、選択手段には、表示部に表示されて
いる情報の中から、カーソルに対応するものを選択させ
ることができる。
【0009】選択手段により選択された所定の情報に関
連した処理を行う処理手段をさらに設けることができ
る。
【0010】表示制御手段には、選択手段により選択さ
れた所定の情報を強調表示するように制御させることが
できる。
【0011】検出手段には、互いに直交する2軸方向も
しくは3軸方向の回転角度をそれぞれ検出させることが
できる。
【0012】筐体は、片手で保持可能な大きさであるも
のとすることができる。
【0013】情報は、メニュー項目であるものとするこ
とができる。
【0014】本発明の第1の入力方法は、筐体全体の回
転に伴う筐体の姿勢の変位を検出する検出ステップと、
検出ステップの処理により検出された変位に基づいて、
表示部における表示を制御する表示制御ステップと、検
出ステップの処理により検出された変位に基づいて、表
示部における表示が制御されている情報の中から、所定
の情報を選択する選択ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0015】本発明の第1の入力装置および方法におい
ては、筐体全体の回転に伴う筐体の姿勢の変位が検出さ
れ、検出された変位に基づいて、表示部における表示が
制御され、検出された変位に基づいて、表示部における
表示が制御されている情報の中から、所定の情報が選択
される。
【0016】本発明の第2の入力装置は、筐体全体の回
転に伴う筐体の姿勢の変位を検出する検出手段と、検出
手段により検出された変位に基づいて、表示部における
情報の表示を制御する表示制御手段と、表示制御手段に
より表示が制御されている情報のうち、表示部の所定の
位置に表示されている所定の情報を選択する選択手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】選択手段には、表示部のほぼ中央に位置す
る情報を選択させることができる。
【0018】表示部のほぼ中央には、カーソルが表示さ
れているものとすることができる。
【0019】選択手段によって選択された所定の情報に
関連した処理を行う処理手段をさらに設けることができ
る。
【0020】表示制御手段には、表示部の所定の位置の
所定の情報を強調表示するように制御させることができ
る。
【0021】検出手段には、互いに直交する2軸方向も
しくは3軸方向の回転角度をそれぞれ検出させることが
できる。
【0022】筐体は、片手で保持可能な大きさであるも
のとすることができる。
【0023】情報は、メニュー項目であるものとするこ
とができる。
【0024】本発明の第2の入力方法は、筐体全体の回
転に伴う筐体の姿勢の変位を検出する検出ステップと、
検出ステップの処理により検出された変位に基づいて、
表示部における情報の表示を制御する表示制御ステップ
と、表示制御ステップの処理により表示が制御されてい
る情報のうち、表示部の所定の位置に表示されている所
定の情報を選択する選択ステップとを含むことを特徴と
する。
【0025】本発明の第2の入力装置および方法におい
ては、筐体全体の回転に伴う筐体の姿勢の変位が検出さ
れ、検出された変位に基づいて、表示部における情報の
表示が制御され、表示が制御されている情報のうち、表
示部の所定の位置に表示されている所定の情報が選択さ
れる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用した携帯型
情報処理装置(PDA:personal digital assistant
s)50の外観図を示している。3軸ジャイロセンサ1
は、装置全体がX軸、Y軸、およびZ軸回りに回転した
とき、各回転角度を検出するようになされている。操作
ボタン2は、装置に対して所定の指示を行うようになさ
れている。LCD3は、メニュー画面や地図等の画像を
表示するようになされている。
【0027】図2は、図1に示したPDA50の内部の
構成例を示すブロック図である。3軸ジャイロセンサ1
は、X軸、Y軸、Z軸の各座標軸に対応した振動ジャイ
ロ1a、1b、1cからなる。
【0028】振動ジャイロは、振動している物体に回転
角速度を加えると、その振動と直角方向にコリオリ力が
生じる特性を有しており、このコリオリ力Fは、次のよ
うに表される。
【0029】F=2mvω (ただし、mは質量、vは速度、ωは角速度)
【0030】従って、角速度ωは、コリオリ力Fに比例
することになり、コリオリ力Fを検出することにより、
回転角速度を検出することができる。
【0031】振動ジャイロ1aには、駆動用圧電磁器4
aと検出用圧電磁器4bが設けられており、駆動用圧電
磁器4aにはオシレータ25の発振出力である交番信号
が印加されるようになされている。この状態で、振動ジ
ャイロ1aがθ方向に回転されると、検出用圧電磁器4
bにコリオリ力Fが加わり、電圧Eが発生する。
【0032】検出用圧電磁器4bより出力される微小な
電圧は、アンプ7において増幅され、A/D変換器10
においてディジタルのデータとされる。
【0033】振動ジャイロ1aに加わった角速度ωと、
発生する電圧Eは、比例関係を有しており、例えば、X
軸回りに右方向に回転させたとき、電圧Eが上昇し、左
方向に回転させたとき、電圧Eが下降するように配置さ
れる。
【0034】振動ジャイロ1b,1cについても、振動
ジャイロ1aの場合と基本的に同様であり、振動ジャイ
ロ1bによってY軸回りの角速度が検出され、アンプ8
において増幅された後、A/D変換器11においてディ
ジタルのデータに変換される。同様に、振動ジャイロ1
cによって、Z軸回りの角速度が検出され、アンプ9に
おいて増幅された後、A/D変換器12においてディジ
タルのデータに変換される。
【0035】操作ボタン2は、ユーザの操作に対応して
所定の信号を発生し、入力インタフェース13に供給す
るようになされている。CPU14は、バス26を介し
て各種のICなどと接続されている。ROM15は、装
置全体のシステムプログラムの他、例えば、ワードプロ
セッサ機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのため
の辞書テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログ
ラム、およびそのための辞書テーブルなどが書き込まれ
ている。RAM16には、動作上必要なデータが随時記
憶される。
【0036】LCD3は、カラーLCDコントローラ1
8の制御により、所定の表示を行うようになされてい
る。感圧型透明タブレット29は、感圧型透明タブレッ
トコントローラ17の制御により、所定の入力を検出す
るようになされている。バックライト30は、バックラ
イトコントローラ19の制御により、感圧型透明タブレ
ットを通して、LCD3を後方から照明するようになさ
れている。
【0037】PCカードインタフェース20にはコネク
タ27が設けられ、GPS装置としてのPCMCIA
(Personal Computer Memory Card International Asso
ciation)規格に適合したPCMCIA型GPS(Globa
l Positioning System)カード(以下、単にGPSカー
ドと略記する)22が挿入される。CPU14は、PC
カードインタフェース20を介して、GPSカード22
とデータ、プログラム等の授受ができるようになされて
いる。また、GPSカード22には、GPS衛星からの
電波を受信し、対応する信号を出力するGPSアンテナ
23が接続されるようになされている。GPSカード2
2は、GPSアンテナ23によって受信された信号に基
づいて現在位置を検出し、現在位置に対応する位置デー
タを出力するようになされている。
【0038】PCカードインタフェース21にはコネク
タ28が設けられ、例えば記憶装置としてのPCMCI
A型ハードディスクカード(以下、単にHDDカードと
略記する)24が接続されるようになされている。HD
Dカード24には、地図データ等が記憶される。
【0039】また、入力インタフェース13は、A/D
変換器10乃至12より供給された3軸ジャイロセンサ
1の検出信号をバス26を介してCPU14に供給する
ようになされている。また、操作ボタン2より供給され
る所定の操作に対応した信号を、バス26を介してCP
U14に供給するようになされている。
【0040】次に、図3と図4を参照して、上記構成の
PDA50を用いて、メニュー選択を行う場合の動作に
ついて説明する。この操作を行う場合、現在の位置に関
するデータは必要がないので、図2において、GPSカ
ード22をPCカードインタフェース20のコネクタ2
7に挿入する必要はない。また、地図データについても
不要なため、HDDカード24をコネクタ28に挿入す
る必要はない。
【0041】図3は、メニュー選択を行う場合の一連の
操作画面の例を示しており、図4は、操作手順を説明す
るためのフローチャートである。最初、図4のステップ
S1において、CPU14により、ユーザによって操作
ボタン2が押下されたか否かが判定される。このとき、
図3(a)に示すように、PDA50の画面には何も表
示されていない。
【0042】いま、ユーザによって操作ボタン2が押下
されると、所定の信号が発生し、入力インタフェース1
3、バス26を介して、CPU14に供給される。これ
により、CPU14は、ボタン2が操作されたと判定
し、ステップS2に進む。一方、ユーザによるボタン2
の操作がなされない場合、ステップS1の処理が繰り返
される。
【0043】ステップS2においては、CPU14は、
所定のメニューに対応する表示データ(ビットマップデ
ータ)を生成し、画面上での表示位置に対応するデータ
とともに、バス26を介してカラーLCDコントローラ
18に供給する。あるいは、予め、メニューに対応する
ビットマップデータをROM15に記憶させておき、バ
ス26を介してそれを読み出し、カラーLCDコントロ
ーラ18に供給するようにしてもよい。
【0044】カラーLCDコントローラ18は、図示せ
ぬVRAM(ビデオRAM)を有しており、VRAMに
書き込まれたデータに従ってLCD3を制御し、所定の
画像を表示させるようになされている。従って、CPU
14より供給された所定のメニューに対応する表示デー
タは、カラーLCDコントローラのVRAMに記憶され
る。カラーLCDコントローラ18は、VRAMに記憶
した表示データに従って、LCD3に制御信号を供給
し、所定のメニューを表示させる。
【0045】次に、ステップS3において、CPU14
は、例えば、ROM15より、所定のカーソルに対応す
る表示データを読み出し、画面上での表示位置に対応す
るデータとともに、カラーLCDコントローラ18に供
給する。カラーLCDコントローラ18は、CPU14
より供給されたカーソルに対応する表示データをVRA
Mに記憶し、VRAMに記憶した表示データに従って、
LCD3を制御する。
【0046】その結果、図3の(b)に示すように、所
定のメニューと、所定のカーソル(この場合、十字型の
形状をしている)がLCD3の画面に表示される。この
場合、最初、カーソルはメニューの中央に表示される。
【0047】次に、ステップS4に進み、CPU14に
より、機器(PDA)50全体が回転されたか否かが判
定される。例えば、ユーザが図1に示したように、機器
全体を片手で保持した状態で、例えば、X軸回りに機器
全体を回転させると、この回転により、検出用圧電磁器
4bに所定の電圧が発生し、アンプ7において増幅さ
れ、A/D変換器10においてディジタルデータとされ
る。このディジタルデータは、入力インタフェース13
を介して入力され、バス26を介してCPU14に供給
される。これにより、CPU14は、機器全体がX軸回
りに回転されたことを認識することができる。Y軸回り
の回転、およびZ軸回りの回転についても同様である。
【0048】ステップS4において、機器全体が回転さ
れたと判定された場合、ステップS5に進み、CPU1
4は、X軸に関する回転量を抽出する。次に、ステップ
S6において、Y軸に関する回転量を抽出する。ステッ
プS7においては、X軸とY軸のそれぞれの回転量に応
じて、カーソルを上下左右方向に移動させる。
【0049】即ち、機器全体の回転に応じて、カーソル
を上下左右方向に移動させるために、カーソルに対応す
るビットマップデータと、画面上にいま表示されている
カーソルに対して上下左右方向にずらした表示位置に対
応するデータをカラーLCDコントローラ18に供給す
る。この表示位置のずれの大きさは、検出用圧電磁器4
b,5bの各出力電圧に対応する。カラーLCDコント
ローラ18は、CPU14より供給されたビットマップ
データを、その表示位置に対応するデータに基づいて、
VRAMの所定の場所に記憶させる。
【0050】カラーLCDコントローラ18は、VRA
Mに記憶した移動後のカーソルに対応するビットマップ
データに従ってLCD3を制御する。これにより、最
初、図3(b)に示したようにカーソルが画面の中央に
ある状態で、機器全体をX軸回りに回転させたとき、例
えば、図3(c)に示すように、カーソルが項目「Ba
nana」に移動する。また、最初、図3(b)に示し
たようにカーソルが画面の中央にある状態で、機器全体
をY軸回りに回転させたとき、例えば、図3(d)に示
すように、カーソルが項目「Apple」に移動する。
【0051】次に、ステップS8に進み、CPU14
は、カーソルがメニュー項目のいずれかに位置している
場合、そのメニュー項目が強調表示された状態のメニュ
ーに対応する表示データを生成し、カラーLCDコント
ローラ18に供給する。例えば、図3(c)に示すよう
に、カーソルがメニュー項目「Banana」に位置し
ている場合、メニュー項目「Banana」が強調表示
されたメニューに対応する表示データを生成し、カラー
LCDコントローラ18に供給する。
【0052】これにより、カラーLCDコントローラ1
8は、カーソルが位置するメニュー項目「Banan
a」が強調表示されたメニューに対応する表示データを
VRAMに記憶する。そして、VRAMに記憶された表
示データに従って、LCD3を制御し、メニュー項目
「Banana」が強調表示された画面を表示させる。
【0053】また、例えば、図3(d)に示すように、
カーソルがメニュー項目「Apple」に位置している
場合、メニュー項目「Apple」が強調表示されたメ
ニューに対応する表示データを生成し、カラーLCDコ
ントローラ18に供給する。
【0054】これにより、カラーLCDコントローラ1
8は、カーソルが位置するメニュー項目「Apple」
が強調表示されたメニューに対応する表示データをVR
AMに記憶する。そして、VRAMに記憶された表示デ
ータに従って、LCD3を制御し、メニュー項目「Ap
ple」が強調表示された画面を表示させる。
【0055】ステップS8における処理が終了すると、
ステップS4に戻り、ステップS4以降の処理が繰り返
し実行される。
【0056】ステップS4において、機器全体が回転し
ていないと判定された場合、ステップS9に進み、操作
ボタン2が離されたか否かが判定される。操作ボタン2
が離されていないと判定された場合、ステップS4に戻
り、ステップS4以降の処理が繰り返し実行される。一
方、例えば、図4(d)のような画面が表示された状態
で、操作ボタン2を離すと、ステップS9において、操
作ボタン2が離されたと判定され、ステップS10に進
み、CPU14は、ステップS8において強調表示され
たメニュー項目の選択を確定する。
【0057】これにより、ステップS11において、メ
ニューが画面から消去され、ステップS1に戻り、ステ
ップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0058】このようにして、装置全体を片手で保持
し、X軸、およびY軸の回りに回転させることにより、
所定のメニュー項目の選択を行うことができる。ここで
は、X軸とY軸の2軸の回りに回転させる場合について
説明したが、勿論、X軸、Y軸、およびZ軸の3軸の回
りに回転させることにより、メニュー項目の選択を行う
ようにすることも可能である。
【0059】また、ここでは、装置が回転すると、カー
ソルがメニュー上を移動し、所定のメニュー項目を選択
できるようにしたが、図5に示すように、カーソルを画
面内の所定の位置、例えば中央に固定し、装置が回転す
ると、メニューが画面内を移動するようにすることも可
能である。このようにしても、メニュー項目の所定のも
のを選択することができる。
【0060】図6は、本発明を電子手帳に応用した場合
のLCD3の表示例を示している。例えば、電子手帳を
片手で保持し、操作ボタン2を押下して円環状のメニュ
ーを表示させる。この場合、電子手帳で用いられるメニ
ュー項目、例えば、「スケジュール」、「辞書」、「メ
モ」、「リマインダ」、「電話帳」、「TODO(やる
べき事項)」等が表示され、画面の中央にカーソルが表
示される。
【0061】次に、操作ボタン2を押下したまま、電子
手帳全体を、X軸、Y軸の回りに回転させることによ
り、所定のメニュー項目にカーソルを移動させる。そし
て、所望のメニュー項目にカーソルが位置している状態
で、操作ボタン2を離すと、カーソルが位置していたメ
ニュー項目の選択が確定する。
【0062】このようにして、電子手帳を片手で操作
し、メニュー項目の選択を行うことができる。また、上
記メニューの代わりに、数字、アルファベット、平仮
名、あるいは片仮名等をメニュー項目とするメニューを
表示させ、カーソルで所望の数字あるいは文字を選択す
ることにより、電話番号や文章等を入力するようにする
こともできる。
【0063】図7は、ドラム状のメニューの例を示して
いる。このように、あたかもドラム上にメニュー項目が
配置されるかの如く表示され、所定の位置に矩形のカー
ソルが表示される。ユーザは、まず、操作ボタン2を押
下し、次に、装置をX軸の回りに回転させる。これによ
り、ドラムが回転し、カーソル内に所望のメニュー項目
が移動したとき、操作ボタン2を離す。このようにし
て、ドラム状のメニューの所望のメニュー項目を選択
し、確定することができる。
【0064】次に、図8乃至図13を参照して、上記構
成のPDA50を用いて、ディジタルマップを表示する
場合について説明する。この表示を行う場合、現在の位
置に関するデータが必要となるので、図2において、G
PSカード22をPCカードインタフェース20のコネ
クタ27に挿入する。これにより、GPSカード22
は、GPSアンテナ23により受信されたGPS衛星か
らの電波に基づいて、現在位置を算出することが可能と
なる。また、HDDカード24をコネクタ28に挿入
し、地図データの読み出しが可能な状態とする。
【0065】図8は、PDA50に回転操作を加え、仮
想的な地図または図面等の所定の領域を、画面に表示さ
せることを示す概念図である。PDA50において、H
DDカード24には、地図データが記憶されており、C
PU14は、PCカードインタフェース21を介してH
DDカード24より地図データを読み出す。そして、読
み出した地図データに、図14乃至図16を参照して後
述するような鳥瞰図表示のための座標変換処理を施し、
座標変換処理が施された地図データに対応するビットマ
ップデータを生成し、カラーLCDコントローラ18に
供給する。
【0066】カラーLCDコントローラ18は、CPU
14より供給されたビットマップデータをVRAMに記
憶させる。そして、カラーLCDコントローラ18は、
VRAMに記憶したビットマップデータに従ってLCD
3を制御し、ビットマップデータに対応する地図を表示
させる。このようにして、所定の地図の所定の領域を表
示させることができる。この場合、GPSカード22か
ら供給された現在位置に対応する地図データがHDDカ
ード24より読み出され、LCD3によって表示され
る。
【0067】PDA50の画面に現在位置の地図を表示
させた状態で、例えば、ユーザが、操作ボタン2を押下
し、PDA50を画面に対して水平な軸(X軸)の回り
に回転させると、検出用圧電磁器4bにより所定の電圧
が発生し、アンプ7によって増幅され、A/D変換器1
0においてディジタルのデータに変換された後、バス2
6を介してCPU14に供給される。これにより、CP
U14は、X軸の回りにPDA50が回転されたことを
認識する。
【0068】次に、CPU14は、LCD3に表示され
ている地図が上方向または下方向に移動するように、H
DDカード24より読み出した地図データに基づいて、
いまLCD3の画面に表示されている部分から上または
下にずれた地図データに対応するビットマップデータを
生成し、カラーLCDコントローラ18に供給する。
【0069】カラーLCDコントローラ18は、CPU
14より供給されたビットマップデータをVRAMに一
旦記憶させる。次に、VRAMに記憶されたビットマッ
プデータに従って、LCD3を制御し、対応する地図を
表示させる。これにより、PDA50のLCD3の画面
に表示されている地図が、ユーザによる回転操作に応じ
て、上下方向に移動する。この移動量は、PDA50の
回転角に対応する。
【0070】また、操作ボタン2を押したまま、画面に
対して垂直な軸(Y軸)の回りにPDA50を回転させ
ると、今度は、検出用圧電磁器5bにより、電圧が発生
され、Y軸回りの回転操作がなされたことがCPU14
によって認識される。
【0071】次に、CPU14は、LCD3に表示され
ている地図が左方向または右方向に移動するように、H
DDカード24より読み出した地図データに基づいて、
いまLCD3の画面に表示されている部分より左または
右にずれた地図データに対応するビットマップデータ生
成し、カラーLCDコントローラ18に供給する。
【0072】カラーLCDコントローラ18は、CPU
14より供給されたビットマップデータをVRAMに一
旦記憶させる。次に、VRAMに記憶されたビットマッ
プデータに従って、LCD3を制御し、対応する地図を
表示させる。これにより、PDA50のLCD3の画面
に表示されている地図が、ユーザによる回転操作に応じ
て、左右方向に移動する。この移動量は、PDA50の
回転角に対応する。
【0073】また、上記回転操作を組み合わせることに
より、地図の任意の部分をLCD3の画面に表示させる
ことができる。このようにして、地図の所定の領域を表
示させた状態で操作ボタン2を離す(解除する)と、い
ま表示されている領域の地図が確定され、その部分の地
図が以後継続して画面に表示される。なお、X軸回りの
回転操作およびY軸回りの回転操作は、同時に行うこと
が可能である。
【0074】図9は、仮想的な地図に対して、PDA5
0を傾けて位置させた様子を表している。PDA50の
LCD3の画面に対して垂直な方向(Z軸方向)から、
LCD3の画面の裏面にある仮想的な地図を観察する
と、地図上の領域Aを観察することができる。そこで、
PDA50のLCD3に、図10に示すような地図を表
示させる。これにより、あたかも、現実に地図を広げ、
それを様々な角度から眺めているような画像を画面に表
示することができる。
【0075】さらに、図9、図10に示すように、次
に、移動しようとしている移動先を示す指標Mを表示す
ることができる。これにより、ユーザは、いま地図上の
どの部分に移動しようとしているのかを認識することが
できるので、地図上の所望の部分に移動する際の操作を
容易にすることができる。また、移動先が遠方にある場
合でも、現在の表示領域と移動先とを同時に画面に納め
ることができるので、移動先と現在位置との関係を容易
に認識することができる。
【0076】図11は、仮想的な地図上を移動するPD
A50の軌跡を、地図表面の真横から観察したときの図
を表している。最初、視点P1において、地図を真上か
ら観察し、図12に示すような地図をLCD3の画面に
表示させる。次に、PDA50の操作ボタン2を押し、
そのまま、PDA50を所定の軸の回りに回転させる。
すると、視点が、視点P1からその上方に位置する視点
P2に自動的に移動し、斜め上空から地図を観察するこ
とができる。
【0077】このとき、視点P1において観察していた
地図上の領域の全部または一部がPDA50の画面内に
入るようにすることができる。これにより、現在位置と
移動先との間の位置関係を容易に把握することができ、
所望の移動先を迅速に見つけ出すことができる。
【0078】視点P2において、PDA50のLCD3
の画面には、図13に示すように、仮想的な地図を斜め
上空から観察したような鳥瞰図が表示され、移動先の指
標Mが表示される。そして、指標Mが、所望の移動先と
合致したとき、操作ボタン2を離すと、視点P2から視
点P3を経由して、視点P4に移動する。そして、視点
P4において、地図を真上から観察した画像がPDA5
0のLCD3に表示される。
【0079】このようにして、ユーザは、片手でPDA
50を操作することにより、地図上の所望の場所を簡単
に表示させることができる。
【0080】次に、図14乃至図16を参照して、鳥瞰
図表示の方法について説明する。これは、地図をあたか
も上空から見おろしたように表示する方法であり、最近
では、ナビゲーション装置等において用いられ、自車両
が位置する表示基準点周辺の詳細な道路形態を表示する
とともに、遠方の道路形態をも表示することができるよ
うになされている。
【0081】図14は、鳥瞰図表示を実現するための一
般的なシステムの構成例を示している。このシステム
は、現在位置P0(Xp,YP,ZP)を入力する現在位置
入力部41と、現在位置を変更するための視点変換用キ
ー入力部42と、現在位置入力部41からの情報に基づ
いて、視点位置・視線方向を決定する視点位置・視線方
向決定部44、視点位置・視線方向決定部44からの情
報および地図情報に基づいて、図形データの座標を変換
する図形データ座標変換部45、図形データ座標変換部
45からの情報に基づいて、画像データを出力する画像
データ出力部46からなる鳥瞰図表示計算部43と、各
種地図情報を格納し、上記図形データ座標変換部45に
対して、格納している地図情報を出力する地図データ格
納部47と、画像データ出力部46から出力される画像
情報に対応する画像を表示する画像表示部48とから構
成されている。
【0082】このシステムは、図2に示したPDA50
において、GPSカード22を装着することにより実現
することができる。即ち、現在位置入力部41は、図2
におけるGPSカード22、GPSアンテナ23に対応
し、視点変換用キー入力部42は、3軸ジャイロセンサ
1に対応する。鳥瞰図表示計算部43を構成する視点位
置・視線方向決定部44と図形データ座標変換部45
は、CPU14に対応し、画像データ出力部46は、カ
ラーLCDコントローラ18に対応する。地図データ格
納部47は、HDDカード24に対応し、画像表示部4
8は、LCD3に対応する。
【0083】透視投影図は、図15に示すように、XY
Z平面のXY平面基準として表現される地図ABCD領
域を、視点E(X0,Y0,Z0)から参照点B(Xb,Y
b,Zb)に対して俯角θで見おろした映像をその視線方
向に対し、垂直に配置された視平面Gに投影される映像
が鳥瞰図として画面に表示されたものである。
【0084】このとき、視点Eからの視線方向は、XY
平面に対する回転方向情報角度αを有するものとする。
また、視点Eと、視平面Gとの間の距離をVdとする。
そして、透視投影された表示画像において、中央線上に
ある縦線を基準線とし、この基準線上にある定められた
点Qを透視投影の基準点と呼ぶことにする。この基準点
Qは、地図データ上において、XY平面で考えたときの
視点Eと、透視投影の参照点B(画面中心)とを結ぶ直
線上にある点となり、表示画面の下辺から参照点Bに向
かって、距離Dcの地点に表示される。
【0085】図16は、図14に示したシステムによる
処理動作を示すフローチャートである。この処理は、一
般的なコンピュータの演算により実現されるものであ
り、現在位置P0を視点位置Eとする方法と、現在位置
0を透視投影の基準点Qとする方法があるが、ここで
は、現在位置P0を基準点Q、そして、この基準点Qが
参照点Bと一致する場合について説明する。
【0086】最初に、ステップS1において、視点変換
用キー入力部42と現在位置入力部41により、現在位
置P0を基準点、かつ、参照点Bとし、ステップS22
において、視線俯角θ、視点高さh、および進行方向α
をそれぞれセットする。
【0087】次に、ステップS23に進み、視点位置・
視線方向決定部44により、視点位置を下記の数式によ
り算出する。ここでは、視点Eは、参照点Bの情報に基
づいて次のように決定することができる。即ち、いま、
参照点Bの座標を(x,y,0)とすると、視点E(X
0,Y0,Z0)は、下記のように表すことができる。
【0088】 X0=x−h×cosα(t)/tanθ Y0=y−h×sinα(t)/tanθ Z0=h
【0089】次に、ステップS24において、図形デー
タ座標変換部45により、地図データに対して、上記算
出された視点に基づいて透視投影変換を行う。ここで
は、XY平面上の点M(Mx,My,Mz)の視平面G
(Sx,Sy)への座標変換の関係式は下記の式により表
される。なお、平地図の場合、Mz=0となる。
【0090】
【数1】
【0091】次に、ステップS25において、画像デー
タ出力部46が、座標変換後の各データ(Sxi,Sy
i)を画像表示部48に供給し、画像表示部48は、画
像データ出力部46より供給されたデータに対応する画
像を表示し、処理を終了する。これにより、XY平面を
基準として表現される地図データは、視平面Gに透視投
影され、鳥瞰図表示されることになる。
【0092】なお、上記実施例において、視点を仮想的
に前進または後退させるためのボタンを別に設けるよう
にすることも可能である。これにより、地図を任意の高
度から観察するようにすることができる。
【0093】また、上記実施例においては、情報を記憶
する記憶装置としてPCMCIA型HDDカードを用い
るようにしたが、半導体メモリ等のその他の記憶装置を
用いるようにすることも可能である。
【0094】また、X軸回りのみ、若しくはX軸とY軸
回りの回転角度を検出する角度センサを用いて、カーソ
ルやメニューの移動を行うようにすることも可能であ
る。
【0095】
【発明の効果】本発明の第1の入力装置および方法によ
れば、筐体全体の回転に伴う筐体の姿勢の変位を検出
し、検出された変位に基づいて、表示部における表示を
制御し、検出された変位に基づいて、表示部における表
示が制御されている情報の中から、所定の情報を選択す
るようにしたので、装置全体の回転操作により、情報の
入力を行うことができ、片手で入力を行うようにした
り、操作ボタンの数を削減することができる。従って、
携帯型機器の使い勝手を向上させるとともに、機器を小
型化することが可能となる。
【0096】また本発明の第2の入力装置および方法に
よれば、筐体全体の回転に伴う筐体の姿勢の変位を検出
し、検出された変位に基づいて、表示部における情報の
表示を制御し、表示が制御されている情報のうち、表示
部の所定の位置に表示されている所定の情報を選択する
ようにしたので、装置全体の回転操作により、情報の入
力を行うことができ、片手で入力を行うようにしたり、
操作ボタンの数を削減することができる。従って、携帯
型機器の使い勝手を向上させるとともに、機器を小型化
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置を応用した携帯型情報処理装
置の外観図である。
【図2】図1の携帯型情報処理装置の内部の構成例を示
すブロック図である。
【図3】円環状メニューを表示し、メニュー項目を選択
する手順を示す図である。
【図4】図3の円環状メニューのメニュー項目を選択す
る手順を説明するフローチャートである。
【図5】カーソルを固定し、円環状メニューが移動する
ようにしたメニュー画面例を示す図である。
【図6】電子手帳において表示されるメニュー画面例を
示す図である。
【図7】円筒状メニューを表示し、メニュー項目を選択
する様子を示す図である。
【図8】仮想的な地図上を移動し、画面に地図上の任意
の部分を表示させる様子を示す図である。
【図9】仮想的な地図を斜め上空から観察する様子を示
す図である。
【図10】図9において、PDAのLCDに表示される
画面例を示す図である。
【図11】仮想的な地図上において、視点を現在位置か
ら移動先に移動させた場合に、視点が移動した軌跡を、
地図の横方向から観察した図である。
【図12】図11の視点P1において地図を観察した場
合の画面表示例である。
【図13】図11の視点P2において地図を観察した場
合の画面表示例である。
【図14】鳥瞰図表示処理を行うシステムの一般的な構
成例を示すブロック図である。
【図15】透視投影変換の概念を説明する図である。
【図16】図14に示したシステムの動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 3軸ジャイロセンサ,2 操作ボタン,3 LC
D,4a,5a,6a駆動用圧電磁器,4b,5b,6
b 検出用圧電磁器,7,8,9 アンプ,10,1
1,12 A/D変換器,13 入力インタフェース,
14 CPU,15 ROM,16 RAM,17 感
圧型透明タブレットコントローラ,18カラーLCDコ
ントローラ,19 バックライトコントローラ,20,
21 PCカードインタフェース,22 PCMCIA
型GPSカード,23 GPSアンテナ,24 PCM
CIA型HDDカード,25 オシレータ,26 バ
ス,27,28 コネクタ,29 タブレット,30
バックライト,41 現在位置入力部,42 視点変換
用キー入力部,43 鳥瞰図表示計算部,44 視点位
置・視線方向決定部,45 図形データ座標変換部,4
6 画像データ出力部,47 地図データ格納部,48
画像表示部,50 PDA,M 指標

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの筐体に格納され、情報を
    入力する携帯型の入力装置において、 前記筐体全体の回転に伴う前記筐体の姿勢の変位を検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記変位に基づいて、表
    示部における表示を制御する表示制御手段と、 前記検出手段により検出された前記変位に基づいて、前
    記表示部における表示が制御されている情報の中から、
    所定の情報を選択する選択手段とを備えることを特徴と
    する入力装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記表示部に表示
    されているカーソルの位置を、前記検出手段により検出
    された前記変位に基づいて制御し、 前記選択手段は、前記表示部に表示されている前記情報
    の中から、前記カーソルに対応するものを選択すること
    を特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段により選択された前記所定
    の情報に関連した処理を行う処理手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記選択手段によ
    り選択された前記所定の情報を強調表示するように制御
    することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、互いに直交する2軸方
    向もしくは3軸方向の回転角度をそれぞれ検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記筐体は、片手で保持可能な大きさで
    あることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記情報は、メニュー項目であることを
    特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 所定の大きさの筐体に格納され、情報を
    入力する携帯型の入力装置の入力方法において、 前記筐体全体の回転に伴う前記筐体の姿勢の変位を検出
    する検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された前記変位に基
    づいて、表示部における表示を制御する表示制御ステッ
    プと、 前記検出ステップの処理により検出された前記変位に基
    づいて、前記表示部における表示が制御されている情報
    の中から、所定の情報を選択する選択ステップとを含む
    ことを特徴とする入力方法。
  9. 【請求項9】 所定の大きさの筐体に格納され、情報を
    入力する携帯型の入力装置において、 前記筐体全体の回転に伴う前記筐体の姿勢の変位を検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記変位に基づいて、表
    示部における情報の表示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御されている前記情報
    のうち、前記表示部の所定の位置に表示されている所定
    の情報を選択する選択手段とを備えることを特徴とする
    入力装置。
  10. 【請求項10】 前記選択手段は、前記表示部のほぼ中
    央に位置する前記情報を選択することを特徴とする請求
    項9に記載の入力装置。
  11. 【請求項11】 前記表示部のほぼ中央には、カーソル
    が表示されていることを特徴とする請求項10に記載の
    入力装置。
  12. 【請求項12】 前記選択手段によって選択された前記
    所定の情報に関連した処理を行う処理手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  13. 【請求項13】 前記表示制御手段は、前記表示部の前
    記所定の位置の前記所定の情報を強調表示するように制
    御することを特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  14. 【請求項14】 前記検出手段は、互いに直交する2軸
    方向もしくは3軸方向の回転角度をそれぞれ検出するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  15. 【請求項15】 前記筐体は、片手で保持可能な大きさ
    であることを特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  16. 【請求項16】 前記情報は、メニュー項目であること
    を特徴とする請求項9に記載の入力装置。
  17. 【請求項17】 所定の大きさの筐体に格納され、情報
    を入力する携帯型の入力装置の入力方法において、 前記筐体全体の回転に伴う前記筐体の姿勢の変位を検出
    する検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された前記変位に基
    づいて、表示部における情報の表示を制御する表示制御
    ステップと、 前記表示制御ステップの処理により表示が制御されてい
    る前記情報のうち、前記表示部の所定の位置に表示され
    ている所定の情報を選択する選択ステップとを含むこと
    を特徴とする入力方法。
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