JP2002079370A - 熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ - Google Patents

熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐食性に優れた熱交換器を製造するためのろ
う材被覆アルミニウム合金押出チューブを提供する。 【解決手段】Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1〜
1.2%を含有し、必要に応じてCu:0.1〜0.5
%を含有し、さらに必要に応じてTi:0.05〜0.
3%、Zr:0.05〜0.3%、Zn:0.03〜
0.5%の内の1種または2種を含有し、残りがAlお
よび不可避不純物からなる組成のAl合金からなるアル
ミニウム合金押出管の外表面に、Si粉末、Si:5〜
60%を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からな
るAl−Si系合金粉末、Si:5〜60%、Zn:5
〜40%を含有し残部がAlおよび不可避不純物からな
るAl−Si−Zn系合金粉末の内のいずれかのろう材
粉末を含有したフラックスを塗布してろう材含有フラッ
クス層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミニウム合
金押出管の表面に直接ろう材粉末を含有したフラックス
を塗布したろう材被覆アルミニウム合金押出チューブに
関するものであり、このろう材被覆アルミニウム合金押
出チューブは特に耐食性に優れた熱交換器を製造するた
めに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱交換器は、図2に示されるよ
うに、ヘッダーパイプ5と称される左右一対の管体と、
そのヘッダーパイプ5の間に互いに平行に間隔を空けて
設けられたアルミニウム合金からなる多数のチューブ1
と、チューブ1とチューブ1との間に設けられたフィン
6とで構成されている。そして各チューブ1の内部空間
とヘッダーパイプ5の内部空間を連通させ、ヘッダーパ
イプ5の内部空間と各チューブ1の内部空間に媒体を循
環させ、前記フィン6を介して効率良く熱交換ができる
ようになっている。
【0003】この熱交換器を構成する各チューブ1は、
図1の斜視図に示されるような複数の冷媒通路穴4を有
する断面偏平状のアルミニウム合金押出管3の表面に、
ろう材粉末を含有したフラックスを塗布することにより
ろう材含有フラックス層2を形成したろう材被覆アルミ
ニウム合金押出チューブ11を用いて作られることが知
られており、前記アルミニウム合金押出管3には押出し
加工性の優れたJIS1050が用いられており、前記
ろう材含有フラックス層2に含まれるろう材としては、
Si粉末、Si:5〜60%を含有し、残部がAlおよ
び不可避不純物からなるAl−Si系合金粉末、また
は、Si:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し、残
部がAlおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn
系合金粉末が使用されることも知られている。
【0004】これら従来のろう材被覆アルミニウム合金
押出チューブ11を用いて熱交換器を作製するには、互
いに平行に間隔を空けて設けられたヘッダーパイプ5に
対してろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ11を
直角に架設し、各ろう材被覆アルミニウム合金押出チュ
ーブ11の端部をヘッダーパイプ5の側面に設けられた
開口(図示せず)に挿入し、このろう材被覆アルミニウ
ム合金押出チューブの間に波形のフィン6を配置して組
み立て、得られた組立体を加熱炉に装入し加熱すると、
ろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ11のろう材
によりヘッダーパイプ5とチューブ1はろう付けされ固
定されるとともにチューブ1と1の間に波形のフィン6
がろう付けされ固定された熱交換器が作られる。
【0005】これら熱交換器は、特に空気に塩分を含む
海岸地帯あるいは空気に腐食性ガスを含む工業地帯など
の苛酷な環境下において孔食型の腐食が進行し、チュー
ブ1に貫通孔が発生し、冷媒が漏れることで熱交換器の
機能が失われることが多々あり、したがって一層優れた
耐食性が要求されている。
【0006】かかる要求に鑑み、近年、Si:0.4〜
1.0%を含有し、さらに必要に応じてCu:0.15
%以下を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からな
る組成のアルミニウム合金押出管の表面に直接ケイ素粉
末を含有するろう材含有フラックス層を形成した耐食性
の優れたろう材被覆アルミニウム合金押出チューブが提
案されている(特開2000−63970号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開2000−6
3970号公報に記載のろう材被覆アルミニウム合金押
出チューブを用いて製造した熱交換器は確かに従来の熱
交換器と比べると、耐食性に優れるものの、実環境で使
用する場合、まだ耐食性は不十分であり、さらに耐食性
に優れた熱交換器が求められており、この耐食性に優れ
た熱交換器を製造するためのろう材被覆アルミニウム合
金押出チューブが求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、さらに一層耐食性に優れた熱交
換器を製造するためのろう材被覆アルミニウム合金押出
チューブを開発すべく研究を行なった結果、アルミニウ
ム合金押出管として、(a)質量%で(以下、%は質量
%を示す)、AlにSi:0.7〜1.2%を添加し、
さらにMn:0.1〜1.2%を添加した組成のAl合
金からなるアルミニウム合金押出管、(b)AlにS
i:0.7〜1.2%を添加し、さらにMn:0.1〜
1.2%を添加し、さらにCu:0.1〜0.5%を添
加した組成のAl合金からなるアルミニウム合金押出
管、(c)AlにSi:0.7〜1.2%を添加し、さ
らにMn:0.1〜1.2%を添加し、さらにTi:
0.05〜0.3%、Zr:0.05〜0.3%、Z
n:0.03〜0.5%の内の1種または2種以上を添
加した組成のAl合金からなるアルミニウム合金押出
管、または、(d)AlにSi:0.7〜1.2%を添
加し、さらにMn:0.1〜1.2%を添加し、さらに
Cu:0.1〜0.5%を添加し、さらにTi:0.0
5〜0.3%、Zr:0.05〜0.3%、Zn:0.
03〜0.5%の内の1種または2種以上を添加した組
成のAl合金からなるアルミニウム合金押出管の外表面
に、Si粉末、Si:5〜60%を含有し残部がAlお
よび不可避不純物からなるAl−Si系合金粉末、また
はSi:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部が
Alおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合
金粉末を含有したフラックスを塗布したろう材被覆アル
ミニウム合金押出チューブを用いて製造した熱交換器は
一層の耐食性を示し、さらに押出管を構成するアルミニ
ウム合金にMnが含まれているために、ろう付けして得
られた熱交換器のチューブの強度が優れているという研
究結果を得たのである。
【0009】この発明は、上記の研究結果に基づいてな
されたものであって、(1)Si:0.7〜1.2%、
Mn:0.1〜1.2%を含有し、残りがAlおよび不
可避不純物からなる組成のAl合金からなるアルミニウ
ム合金押出管の外表面に、Si粉末、Si:5〜60%
を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなるAl
−Si系合金粉末、Si:5〜60%、Zn:5〜40
%を含有し残部がAlおよび不可避不純物からなるAl
−Si−Zn系合金粉末の内のいずれかのろう材粉末を
含有したフラックスを塗布してろう材含有フラックス層
を形成した耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミ
ニウム合金押出チューブ、(2)Si:0.7〜1.2
%、Mn:0.1〜1.2%、Cu:0.1〜0.5%
を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成
のAl合金からなるアルミニウム合金押出管の外表面
に、Si粉末、Si:5〜60%を含有し残部がAlお
よび不可避不純物からなるAl−Si系合金粉末、S
i:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部がAl
および不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金粉
末の内のいずれかのろう材粉末を含有したフラックスを
塗布してろう材含有フラックス層を形成した耐食性に優
れた熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押出チュー
ブ、(3)Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1〜
1.2%を含有し、さらにTi:0.05〜0.3%、
Zr:0.05〜0.3%、Zn:0.03〜0.5%
の内の1種または2種以上を含有し、残りがAlおよび
不可避不純物からなる組成のAl合金からなるアルミニ
ウム合金押出管の外表面に、Si粉末、Si:5〜60
%を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなるA
l−Si系合金粉末、Si:5〜60%、Zn:5〜4
0%を含有し残部がAlおよび不可避不純物からなるA
l−Si−Zn系合金粉末の内のいずれかのろう材粉末
を含有したフラックスを塗布してろう材含有フラックス
層を形成した耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アル
ミニウム合金押出チューブ、(4)Si:0.7〜1.
2%、Mn:0.1〜1.2%、Cu:0.1〜0.5
%を含有し、さらにTi:0.05〜0.3%、Zr:
0.05〜0.3%、Zn:0.03〜0.5%の内の
1種または2種以上を含有し、残りがAlおよび不可避
不純物からなる組成のAl合金からなるアルミニウム合
金押出管の外表面に、Si粉末、Si:5〜60%を含
有し、残部がAlおよび不可避不純物からなるAl−S
i系合金粉末、Si:5〜60%、Zn:5〜40%を
含有し残部がAlおよび不可避不純物からなるAl−S
i−Zn系合金粉末の内のいずれかのろう材粉末を含有
したフラックスを塗布してろう材含有フラックス層を形
成した耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミニウ
ム合金押出チューブ、に特徴を有するものである。
【0010】この発明の熱交換器用ろう材被覆アルミニ
ウム合金押出チューブにおいてアルミニウム合金押出管
の外表面に塗布されるフラックスはフッ化物系フラック
ス(例えば、LiF,KF,CaF2,AlF3,SiF
4などの弗化物、さらに前記弗化物の錯化合物であるK
AlF4,KAlF5など)が好ましい。したがって、こ
の発明は、(5)前記ろう材含有フラックス層を構成す
るフラックスは、フッ化物系フラックスである前記
(1)、(2)、(3)または(4)記載の耐食性に優
れた熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押出チュー
ブ、に特徴を有するものである。前記(5)記載のろう
材含有フラックス層は、前記Si粉末、Al−Si系合
金粉末、Al−Si−Zn系合金粉末などのろう材粉末
とフラックスの混合物をバインダ樹脂および溶剤と共に
混合してスラリー状ペーストを作製し、これを塗布する
ことにより形成することができる。
【0011】この発明の熱交換器用ろう材被覆アルミニ
ウム合金押出チューブにおいてアルミニウム合金押出管
に塗布されるろう材は、Si粉末よりも、Si:5〜6
0%を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなる
Al−Si系合金粉末、またはSi:5〜60%、Z
n:5〜40%を含有し残部がAlおよび不可避不純物
からなるAl−Si−Zn系合金粉末であることが一層
好ましい。
【0012】前記(1)〜(5)記載のろう材被覆アル
ミニウム合金押出チューブを用いて製造した熱交換器
は、耐食性が一段と向上する。したがって、この発明
は、(6)前記(1)、(2)、(3)、(4)または
(5)記載のろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ
にフィン材をろう付けして製造した耐食性に優れた熱交
換器、に特徴を有するものである。
【0013】次に、この発明の熱交換器用ろう材被覆ア
ルミニウム合金押出チューブを構成するアルミニウム合
金押出管およびろう材の成分組成を前記の如く限定した
理由を説明する。
【0014】A.アルミニウム合金押出管の成分組成 Si:アルミニウム合金押出管にSiを多く固溶させる
ことで押出管の電位を貴にし、ろう材部を優先的に腐食
させることで押出管への深い孔食の発生を抑制させ、ま
たろう付け性を向上させると共に良好な接合部を形成し
てろう付け後の強度を向上させる作用を有するが、その
含有量が0.7%未満では所望の効果が得られないので
好ましくなく、一方、Siを1.2%より多く含有させ
ると、合金の融点を低下させてろう付け時の過剰な溶融
を招き、さらに押出し性を低下させるので好ましくな
い。したがって、アルミニウム合金押出管に含まれるS
iは0.7〜1.2%に定めた。Si含有量の一層好ま
しい範囲は1.0%を越え1.2%以下である。
【0015】Mn:Mnはアルミニウム合金押出管の電
位を貴にし、ろう中に拡散し難いためにフィン材および
ろう材層との電位差を大きくとれ、フィン材およびろう
材の防食効果をより有効にし、外部耐食性を向上させ、
さらに金属間化合物として素地に晶出し、ろう付け後の
強度を向上させる作用を有するが、その含有量が0.1
%未満では所望の効果が得られないので好ましくなく、
一方、Mnを1.2%より多く含有させると、粗大なA
l−Mn系金属間化合物として素地中に分散し、高温で
の変形抵抗を大きくするために押出し性を著しく低下さ
せるので好ましくない。したがって、アルミニウム合金
押出管に含まれるMnは0.1〜1.2%に定めた。M
n含有量の一層好ましい範囲は0.2〜0.8%であ
る。
【0016】Cu:Cuはアルミニウム合金押出管の電
位を貴にし、フィンとの電位差を大きくとれ、外部耐食
性を著しく向上させ、さらに素地に固溶してろう付け後
の強度を向上させる作用を有するが、その含有量が0.
1%未満では所望の効果が得られないので好ましくな
く、一方、Cuを0.5%より多く含有させると、Cu
はろう付け時に拡散しやすいためにろうと押出管の電位
差が小さくなることに加えて、孔食が深さ方向に成長し
やすくなるために耐食性が低下するので好ましくない。
したがって、アルミニウム合金押出管に含まれるCuは
0.1〜0.5%に定めた。Cu含有量の一層好ましい
範囲は0.1〜0.3%である。
【0017】Ti:Tiは、鋳造時にTi濃度が高い部
分と低い部分が生成し、このTi分布が押出し成形時に
素地中に層状に分布し、Ti濃度が低い部分は高い部分
に比べて電位が卑になるため優先的に腐食が進行し、腐
食形態が層状となり、深い孔食の発生が抑制されるため
に耐食性が向上し、また強度を向上させる作用を有する
ので必要に応じて添加するが、その含有量が0.05%
未満では所望の効果が得られず、一方、0.3%を越え
て含有すると、融点が向上するために鋳造時に溶け残り
が発生したり巨大な金属間化合物が生成しやすくなるた
めに押出加工性が低下するので好ましくない。したがっ
て、Ti:0.05〜0.3%(一層好ましくは0.1
〜0.2%)に定めた。
【0018】Zr:Zrは、Tiの層状腐食を促進さ
せ、耐食性を向上させるとともに、強度を向上させる作
用を有するので必要に応じて添加するが、その含有量が
0.05%未満では所望の効果が得られず、一方、0.
3%を越えて含有すると、巨大な金属間化合物が生成し
やすくなるために押出加工性が低下するので好ましくな
い。したがって、Zr:0.05〜0.3%(一層好ま
しくは0.08〜0.15%)に定めた。
【0019】Zn:微量のZnは、材料の腐食形態を面
状腐食とし、深い孔食の発生を抑制し、したがって耐孔
食性を向上させる作用を有するので必要に応じて添加す
るが、その含有量が0.05%未満では所望の効果が得
られず、一方、0.5%を越えて含有すると、腐食速度
が増大すると共に、腐食形態は孔食となり、耐食性が低
下するので好ましくない。したがって、Zn:0.05
〜0.5%(一層好ましくは0.1〜0.4%)に定め
た。
【0020】B.ろう材含有フラックス層 この発明の熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押出
チューブを構成するろう材含有フラックス層は、ろう材
を粉末状で含むために、ろう付け後は押出チューブ表面
全面に溶融したろう材層が形成され、押出チューブの電
位が貴な場合は、このろう材層が犠牲陽極材と同等の働
きをし、ろう材層が優先的に面状に腐食されるため、深
い孔食の発生が抑制され、耐食性が向上する。このろう
材含有フラックス層に含まれるろう材粉末は、従来から
知られているSi粉末、Si:5〜60%を含有し、残
部がAlおよび不可避不純物からなるAl−Si系合金
粉末、またはSi:5〜60%、Zn:5〜40%を含
有し残部がAlおよび不可避不純物からなるAl−Si
−Zn系合金粉末の内のいずれのろう材でも使用できる
が、Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1〜1.2%
を必須成分として含有する組成のアルミニウム合金押出
管の外表面に被覆するろう材としては、前記Si粉末よ
りも前記Al−Si系合金粉末またはAl−Si−Zn
系合金粉末の方が好ましく、さらにAl−Si系合金粉
末はSi:15〜40%を含有し、残部がAlおよび不
可避不純物からなるAl−Si系合金粉末が一層好まし
く、またAl−Si−Zn系合金粉末はSi:15〜4
0%、Zn:10〜35%を含有し残部がAlおよび不
可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金粉末が一層
好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】表1に示される成分組成のAl合
金を溶解し鋳造して直径20cmビレットを製造し、こ
のビレットを通常の条件で均質化処理したのち押出し加
工することにより4個の冷媒通路穴を有し、肉厚:0.
4mmを有する偏平押出管a〜vを成形した。
【0022】
【表1】
【0023】さらに、ろう材粉末として、平均粒径:1
0μmを有するSi粉末、Si:20%を含有し残部が
Alおよび不可避不純物からなる組成を有し、平均粒
径:20μmのAl−Si系合金粉末、並びに、Si:
20%、Zn:25%を含有し残部がAlおよび不可避
不純物からなる組成を有し、平均粒径:20μmを有す
るAl−Si−Zn系合金粉末、を用意した。さらにフ
ラックスとしてKAlF4粉末、溶剤としてイソプロア
ルコール(IPA)、バインダーとして熱可塑性アクリ
ル樹脂を用意した。
【0024】前記用意した、ろう材粉末、フラックス、
溶剤およびバインダーを表2に示される組成となるよう
に配合し混合することによりスラリー状ペーストを作製
し、このスラリー状ペーストを表1の偏平押出管a〜v
の表面に塗布することにより本発明ろう材被覆アルミニ
ウム合金押出チューブ(以下、本発明被覆チューブとい
う)1〜19、比較ろう材被覆アルミニウム合金押出チ
ューブ(以下、比較被覆チューブという)1〜2および
従来ろう材被覆アルミニウム合金押出チューブ(以下、
従来被覆チューブという)を作製した。
【0025】これら本発明被覆チューブ1〜19、比較
被覆チューブ1〜2および従来被覆チューブを、前記ス
ラリー状ペーストを塗布しかつ開口を設けたJIS A
3003からなるヘッダーの開口に通して熱交換器の枠
を作製し、さらに厚さ:0.08mm、フィンピッチ:
5mmを有し波形に成形されたJIS3003からなる
フィンをチューブとチューブの間に設置してヘッダー
部、チューブおよびフィンからなる組立体を製造した。
得られた組立体を加熱炉に装入し、窒素ガス雰囲気下で
600℃に保持された加熱炉に3分間保持することによ
り加熱したのち、100℃/minで冷却し、ヘッダー
部5、チューブ1およびフィン6からなる図2に示され
る熱交換器を作製した。
【0026】このようにして得られた図2に示される熱
交換器のチューブ1のろう付けによる強度低下の有無を
調べるために、本発明被覆チューブ1〜19、比較被覆
チューブ1〜2および従来被覆チューブを窒素ガス雰囲
気下で600℃に3分間保持したのち100℃/min
で冷却するろう付けを想定した熱処理を施し、その後、
室温で引張り試験を行ない、引張り強さを測定してその
結果を表2に示した。
【0027】さらに、得られた熱交換器の耐食性を評価
するために、熱交換器に対してJIS H 8502で
規定された塩水水噴霧試験を3000時間行い、熱交換
器のチューブ1に発生した最大孔食深さを顕微鏡による
焦点深度法により測定し、その結果を表2に示した。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】表1〜2に示される結果から、本発明チ
ューブ1〜19で製造した熱交換器は、従来チューブで
製造した熱交換器に比べてチューブの強度が優れ、さら
にチューブに発生した最大孔食深さが小さいところから
耐食性に優れており、したがって本発明チューブ1〜1
9を使用して製造した熱交換器は従来チューブを使用し
て製造した熱交換器に比べて優れていることが分かる。
しかし、この発明の範囲から外れた比較チューブ1〜2
(表1において、この発明の条件から外れている値に*
印をつけて示した)で製造した熱交換器は強度または耐
食性が劣るので好ましくないことが分かる。
【0030】上述のように、この発明のろう材被覆アル
ミニウム合金押出チューブは、耐食性に優れた熱交換器
を提供することができ、工業上有用な効果をもたらすも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金
押出チューブの斜視図である。
【図2】熱交換器の斜視図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 ろう材含有フラックス層 3 押出管 4 穴 5 ヘッダーパイプ 6 フィン 11 従来の熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合金押
出チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 1/00 F28F 1/00 Z 19/04 19/04 Z 21/08 21/08 A // B23K 101:14 B23K 101:14 103:10 103:10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で(以下、%は質量%を示す)、
    Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1〜1.2%を含
    有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成のA
    l合金からなるアルミニウム合金押出管の外表面に、 Si粉末、 Si:5〜60%を含有し、残部がAlおよび不可避不
    純物からなるAl−Si系合金粉末、 Si:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部がA
    lおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金
    粉末、の内のいずれかのろう材粉末を含有したフラック
    スを塗布してろう材含有フラックス層を形成したことを
    特徴とする耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミ
    ニウム合金押出チューブ。
  2. 【請求項2】 Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1
    〜1.2%、Cu:0.1〜0.5%を含有し、残りが
    Alおよび不可避不純物からなる組成のAl合金からな
    るアルミニウム合金押出管の外表面に、 Si粉末、 Si:5〜60%を含有し、残部がAlおよび不可避不
    純物からなるAl−Si系合金粉末、 Si:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部がA
    lおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金
    粉末、の内のいずれかのろう材粉末を含有したフラック
    スを塗布してろう材含有フラックス層を形成したことを
    特徴とする耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミ
    ニウム合金押出チューブ。
  3. 【請求項3】 Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1
    〜1.2%を含有し、さらにTi:0.05〜0.3
    %、Zr:0.05〜0.3%、Zn:0.03〜0.
    5%の内の1種または2種以上を含有し、残りがAlお
    よび不可避不純物からなる組成のAl合金からなるアル
    ミニウム合金押出管の外表面に、 Si粉末、 Si:5〜60%を含有し、残部がAlおよび不可避不
    純物からなるAl−Si系合金粉末、 Si:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部がA
    lおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金
    粉末、の内のいずれかのろう材粉末を含有したフラック
    スを塗布してろう材含有フラックス層を形成したことを
    特徴とする耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミ
    ニウム合金押出チューブ。
  4. 【請求項4】 Si:0.7〜1.2%、Mn:0.1
    〜1.2%、Cu:0.1〜0.5%を含有し、さらに
    Ti:0.05〜0.3%、Zr:0.05〜0.3
    %、Zn:0.03〜0.5%の内の1種または2種以
    上を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組
    成のAl合金からなるアルミニウム合金押出管の外表面
    に、 Si粉末、 Si:5〜60%を含有し、残部がAlおよび不可避不
    純物からなるAl−Si系合金粉末、 Si:5〜60%、Zn:5〜40%を含有し残部がA
    lおよび不可避不純物からなるAl−Si−Zn系合金
    粉末、の内のいずれかのろう材粉末を含有したフラック
    スを塗布してろう材含有フラックス層を形成したことを
    特徴とする耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミ
    ニウム合金押出チューブ。
  5. 【請求項5】 前記フラックスはフッ化物系フラックス
    であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の耐食性に優れた熱交換器用ろう材被覆アルミニウム合
    金押出チューブ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載のろ
    う材被覆アルミニウム合金押出チューブを使用して製造
    した耐食性に優れた熱交換器。
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