JP2002075011A - 管 球 - Google Patents
管 球Info
- Publication number
- JP2002075011A JP2002075011A JP2000260414A JP2000260414A JP2002075011A JP 2002075011 A JP2002075011 A JP 2002075011A JP 2000260414 A JP2000260414 A JP 2000260414A JP 2000260414 A JP2000260414 A JP 2000260414A JP 2002075011 A JP2002075011 A JP 2002075011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- base
- lighting circuit
- shell
- bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/85—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems characterised by the material
- F21V29/86—Ceramics or glass
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V19/00—Fastening of light sources or lamp holders
- F21V19/0075—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources
- F21V19/0095—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources of U-shaped tubular light sources, e.g. compact fluorescent tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/50—Cooling arrangements
- F21V29/70—Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
- F21V29/74—Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/85—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems characterised by the material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/32—Special longitudinal shape, e.g. for advertising purposes
- H01J61/325—U-shaped lamps
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/34—Double-wall vessels or containers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/52—Cooling arrangements; Heating arrangements; Means for circulating gas or vapour within the discharge space
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/56—One or more circuit elements structurally associated with the lamp
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2103/00—Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
- F21Y2103/30—Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes curved
- F21Y2103/37—U-shaped
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/32—Special longitudinal shape, e.g. for advertising purposes
- H01J61/327—"Compact"-lamps, i.e. lamps having a folded discharge path
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/70—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
- H01J61/72—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr having a main light-emitting filling of easily vaporisable metal vapour, e.g. mercury
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース内に形成された空間内の熱を外部に放
出し、蛍光体膜や点灯回路の電子部品の温度を下げ、長
寿命な管球を提供する。 【解決手段】 発光管４と、この発光管４を点灯させる
ための点灯回路５と、内部に点灯回路５が収納され、か
つ一端部に口金７を有するケース２とを備え、ケース２
にはケース２内に形成された空間内の熱を口金７へ伝導
させる手段が設けられている。
出し、蛍光体膜や点灯回路の電子部品の温度を下げ、長
寿命な管球を提供する。 【解決手段】 発光管４と、この発光管４を点灯させる
ための点灯回路５と、内部に点灯回路５が収納され、か
つ一端部に口金７を有するケース２とを備え、ケース２
にはケース２内に形成された空間内の熱を口金７へ伝導
させる手段が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の管球、例えば電球形蛍光ランプ
は、図６に示すように、グロ−ブ１と樹脂製のケース２
とからなる外囲器３内に、蛍光管４と、この蛍光管４を
点灯させるための点灯回路５と、ケース２の一端部に取
り付けられた例えばＥ２６形の口金７とを備えている。
特に、点灯回路５はケース２内に収納されている。ま
た、この点灯回路５は、回路基板５ａと、この回路基板
５ａ上に実装された電子部品５ｂとを有している。
は、図６に示すように、グロ−ブ１と樹脂製のケース２
とからなる外囲器３内に、蛍光管４と、この蛍光管４を
点灯させるための点灯回路５と、ケース２の一端部に取
り付けられた例えばＥ２６形の口金７とを備えている。
特に、点灯回路５はケース２内に収納されている。ま
た、この点灯回路５は、回路基板５ａと、この回路基板
５ａ上に実装された電子部品５ｂとを有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電球形蛍光ランプでは、蛍光管４や点灯回路５が発熱す
る上に、ケース２内が密閉構造となっているために、ケ
ース２内に形成された空間内に熱がこもり、点灯回路５
に使用されている電子部品５ｂ、さらには蛍光管４の内
面に塗布された蛍光体膜（図示せず）が熱的な損傷を受
け、寿命が短くなるという問題があった。
電球形蛍光ランプでは、蛍光管４や点灯回路５が発熱す
る上に、ケース２内が密閉構造となっているために、ケ
ース２内に形成された空間内に熱がこもり、点灯回路５
に使用されている電子部品５ｂ、さらには蛍光管４の内
面に塗布された蛍光体膜（図示せず）が熱的な損傷を受
け、寿命が短くなるという問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ケース内に形成された空間内の熱を
外部に放出し、蛍光体膜や点灯回路の電子部品の温度を
下げ、長寿命な管球を提供することを目的とする。
になされたもので、ケース内に形成された空間内の熱を
外部に放出し、蛍光体膜や点灯回路の電子部品の温度を
下げ、長寿命な管球を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の管球は、発光管
と、この発光管を点灯させるための点灯回路と、内部に
前記点灯回路が収納され、かつ一端部に口金を有するケ
ースとを備え、前記ケースには前記ケース内に形成され
た空間内の熱を前記口金へ伝導させる手段が設けられて
いる構成を有している。
と、この発光管を点灯させるための点灯回路と、内部に
前記点灯回路が収納され、かつ一端部に口金を有するケ
ースとを備え、前記ケースには前記ケース内に形成され
た空間内の熱を前記口金へ伝導させる手段が設けられて
いる構成を有している。
【０００６】これにより、蛍光管や点灯回路から発生し
た熱を口金へ伝導させ、さらにその熱を口金がはめ込ま
れるソケットへ伝導させて外部に放熱させることができ
るので、蛍光管や点灯回路から発生した熱がケース内に
形成された空間内にこもることがなく、その結果、蛍光
体膜や点灯回路の電子部品が熱によって損傷するのを防
止することができる。
た熱を口金へ伝導させ、さらにその熱を口金がはめ込ま
れるソケットへ伝導させて外部に放熱させることができ
るので、蛍光管や点灯回路から発生した熱がケース内に
形成された空間内にこもることがなく、その結果、蛍光
体膜や点灯回路の電子部品が熱によって損傷するのを防
止することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【０００８】本発明の第１の実施の形態である定格電力
１３Ｗの電球形蛍光ランプは、全長１２０ｍｍ、最大外
径６０ｍｍであり、図１に示すように、透光性を有する
ガラス製または樹脂製のグローブ１とポリブチレンテレ
フタレート（ＰＢＴ）等の樹脂製のケース２とからなる
外囲器３内に、外径が１１ｍｍである３本のＵ字管４ａ
（２本のみ図示）がブリッジ接合されて１つの放電路を
形成している蛍光管４と、この蛍光管４を点灯させるた
めの点灯回路５と、一方の面にこの蛍光管４の一端部を
保持し、かつ蛍光管４とは反対側の他方の面に点灯回路
５を保持したホルダ６とが収納されている。特に、点灯
回路５は、ケース２内に収納されている。
１３Ｗの電球形蛍光ランプは、全長１２０ｍｍ、最大外
径６０ｍｍであり、図１に示すように、透光性を有する
ガラス製または樹脂製のグローブ１とポリブチレンテレ
フタレート（ＰＢＴ）等の樹脂製のケース２とからなる
外囲器３内に、外径が１１ｍｍである３本のＵ字管４ａ
（２本のみ図示）がブリッジ接合されて１つの放電路を
形成している蛍光管４と、この蛍光管４を点灯させるた
めの点灯回路５と、一方の面にこの蛍光管４の一端部を
保持し、かつ蛍光管４とは反対側の他方の面に点灯回路
５を保持したホルダ６とが収納されている。特に、点灯
回路５は、ケース２内に収納されている。
【０００９】ケース２は、全長が４５．５ｍｍ、一端部
の外径が２１ｍｍ、他端部の外径が４７ｍｍの略漏斗形
状を有している。また、ケース２の一端部には、例えば
Ｅ２６形の口金７が取り付けられている。この口金７
は、シェル８と、アイレット９と、これらシェル８とア
イレット９との間に介在した絶縁ガラス１０とを有して
いる。シェル８およびアイレット９は、りん青銅、黄
銅、鉄、ステンレス、またはニッケル等からなり、これ
らの表面に防錆用として錫、亜鉛、およびニッケル等の
めっきが施されている。
の外径が２１ｍｍ、他端部の外径が４７ｍｍの略漏斗形
状を有している。また、ケース２の一端部には、例えば
Ｅ２６形の口金７が取り付けられている。この口金７
は、シェル８と、アイレット９と、これらシェル８とア
イレット９との間に介在した絶縁ガラス１０とを有して
いる。シェル８およびアイレット９は、りん青銅、黄
銅、鉄、ステンレス、またはニッケル等からなり、これ
らの表面に防錆用として錫、亜鉛、およびニッケル等の
めっきが施されている。
【００１０】また、ケース２には、ケース２内に形成さ
れた空間内の熱を口金７へ伝導させる手段が設けられて
いる。
れた空間内の熱を口金７へ伝導させる手段が設けられて
いる。
【００１１】この手段は、ケース２内に形成された空間
の全周を覆うようにケース２の一端部から他端部まで延
在しており、かつ一端部が口金７のシェル８の端部の内
面と重なり合うことによりシェル８と熱的に接続された
厚さ０．０５ｍｍ〜０．３ｍｍの板状で金属製（例えば
銅、鉄、アルミニウムまたはそれらの合金）の部材１１
からなる。図１に示す例では、シェル８と部材１１との
接触面積は８００ｍｍ 2である。しかし、部材１１が吸
収した熱をシェル８へ効率よく伝導させるためには、シ
ェル８と部材１１との接触面積が５００ｍｍ2以上あれ
ばよい。また、この部材１１は、一端部（シェル８と熱
的に接続されている部分１１ａ）がケース２の外面に位
置し、その他の部分１１ｂはケース２内に埋設されてい
る。
の全周を覆うようにケース２の一端部から他端部まで延
在しており、かつ一端部が口金７のシェル８の端部の内
面と重なり合うことによりシェル８と熱的に接続された
厚さ０．０５ｍｍ〜０．３ｍｍの板状で金属製（例えば
銅、鉄、アルミニウムまたはそれらの合金）の部材１１
からなる。図１に示す例では、シェル８と部材１１との
接触面積は８００ｍｍ 2である。しかし、部材１１が吸
収した熱をシェル８へ効率よく伝導させるためには、シ
ェル８と部材１１との接触面積が５００ｍｍ2以上あれ
ばよい。また、この部材１１は、一端部（シェル８と熱
的に接続されている部分１１ａ）がケース２の外面に位
置し、その他の部分１１ｂはケース２内に埋設されてい
る。
【００１２】また、シェル８と部材１１とは、例えば部
材１１のうちシェル８と接触している部分１１ａの表面
に酸化チタン、酸化アルミナ、酸化シリコンまたはフッ
素樹脂等の絶縁膜（図示せず）を形成することにより、
電気的に絶縁されていることが好ましい。これにより、
ケース２の内面とシェル８との絶縁耐電圧を向上させる
ことができ、しかもシェル８の電位が後述する点灯回路
５の電子部品５ｂに印加されるのを防止することがで
き、安全面や電子部品５ｂの破損防止等の信頼性を向上
させることができる。
材１１のうちシェル８と接触している部分１１ａの表面
に酸化チタン、酸化アルミナ、酸化シリコンまたはフッ
素樹脂等の絶縁膜（図示せず）を形成することにより、
電気的に絶縁されていることが好ましい。これにより、
ケース２の内面とシェル８との絶縁耐電圧を向上させる
ことができ、しかもシェル８の電位が後述する点灯回路
５の電子部品５ｂに印加されるのを防止することがで
き、安全面や電子部品５ｂの破損防止等の信頼性を向上
させることができる。
【００１３】さらに、図示はしていないが、後述する点
灯回路５の電子部品５ｂに磁気を発生する部品、例えば
トランス（図示せず）が用いられている場合、部材１１
のうちトランスからの特に強い磁力線が通過する部分、
すなわちトランスに近接する部分に渦電流が生じて発熱
するおそれがあるため、部材１１のうちトランスに近接
する部分は切り取られていることが好ましい。また、こ
れとは別に特に金属製である部材１１に切り抜き部や切
り欠き部を設けることにより、ケース２の軽量化を図る
ことができる。
灯回路５の電子部品５ｂに磁気を発生する部品、例えば
トランス（図示せず）が用いられている場合、部材１１
のうちトランスからの特に強い磁力線が通過する部分、
すなわちトランスに近接する部分に渦電流が生じて発熱
するおそれがあるため、部材１１のうちトランスに近接
する部分は切り取られていることが好ましい。また、こ
れとは別に特に金属製である部材１１に切り抜き部や切
り欠き部を設けることにより、ケース２の軽量化を図る
ことができる。
【００１４】蛍光管４の両端部には、電極（図示せず）
が設けられている。また、この蛍光管４の内部には、水
銀または水銀アマルガムと、希ガスとがそれぞれ所定量
封入されている。さらに、蛍光管４の内面には、稀土類
蛍光体やハロ燐酸蛍光体等の蛍光体膜（図示せず）が形
成されている。
が設けられている。また、この蛍光管４の内部には、水
銀または水銀アマルガムと、希ガスとがそれぞれ所定量
封入されている。さらに、蛍光管４の内面には、稀土類
蛍光体やハロ燐酸蛍光体等の蛍光体膜（図示せず）が形
成されている。
【００１５】点灯回路５には、紙フェノール樹脂やガラ
スエポキシ樹脂等からなる回路基板５ａと、この回路基
板５ａ上に実装された電子部品５ｂ（例えばパワートラ
ンジスタ、チョークコイル、コンデンサー、電界コンデ
ンサー、チップ抵抗器等）とを有している。また、点灯
回路５には２本のリード線１２が接続されている。この
リード線１２は、シェル８およびアイレット９に半田等
によってそれぞれ接続されている。
スエポキシ樹脂等からなる回路基板５ａと、この回路基
板５ａ上に実装された電子部品５ｂ（例えばパワートラ
ンジスタ、チョークコイル、コンデンサー、電界コンデ
ンサー、チップ抵抗器等）とを有している。また、点灯
回路５には２本のリード線１２が接続されている。この
リード線１２は、シェル８およびアイレット９に半田等
によってそれぞれ接続されている。
【００１６】次に、このような電球形蛍光ランプ（以
下、本発明品Ａという）の寿命特性を評価した。
下、本発明品Ａという）の寿命特性を評価した。
【００１７】また、比較のために、ケース２内に形成さ
れた空間内の熱を口金７へ伝導させる手段（すなわち、
部材１１）がケース２に設けられていない点を除いて本
発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電球形
蛍光ランプと同じ構成を有している定格電力１３Ｗの電
球形蛍光ランプ（以下、比較品Ａという）についても本
発明品Ａと同じ条件で寿命特性を評価した。
れた空間内の熱を口金７へ伝導させる手段（すなわち、
部材１１）がケース２に設けられていない点を除いて本
発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電球形
蛍光ランプと同じ構成を有している定格電力１３Ｗの電
球形蛍光ランプ（以下、比較品Ａという）についても本
発明品Ａと同じ条件で寿命特性を評価した。
【００１８】なお、試料数は本発明品Ａおよび比較品Ａ
ともに１０本ずつである。
ともに１０本ずつである。
【００１９】その結果、本発明品Ａでは、寿命時間が６
６００〜７０００時間であった。一方、比較品Ａでは、
寿命時間が６０００時間であった。このように本発明品
Ａでは、寿命時間が比較品Ａの寿命時間に比して、１０
〜１５％向上することがわかった。
６００〜７０００時間であった。一方、比較品Ａでは、
寿命時間が６０００時間であった。このように本発明品
Ａでは、寿命時間が比較品Ａの寿命時間に比して、１０
〜１５％向上することがわかった。
【００２０】これは、本発明品Ａの場合、蛍光管４や点
灯回路５（特に、パワートランジスタやコンデンサー等
の電子部品５ｂ）から発生した熱が部材１１を介して口
金７のシェル８へ伝導し、さらにその熱がシェル８から
口金７がはめ込まれるソケット（図示せず）へ伝わり外
部に放熱されるので、蛍光管４や点灯回路５から発生し
た熱がケース２内に形成された空間内にこもることがな
く、その結果、蛍光体膜や点灯回路５の電子部品５ｂ
（特に、電界コンデンサーやパワートランジスタ等）が
熱によって損傷するのを防止することができたためであ
ると考えられる。
灯回路５（特に、パワートランジスタやコンデンサー等
の電子部品５ｂ）から発生した熱が部材１１を介して口
金７のシェル８へ伝導し、さらにその熱がシェル８から
口金７がはめ込まれるソケット（図示せず）へ伝わり外
部に放熱されるので、蛍光管４や点灯回路５から発生し
た熱がケース２内に形成された空間内にこもることがな
く、その結果、蛍光体膜や点灯回路５の電子部品５ｂ
（特に、電界コンデンサーやパワートランジスタ等）が
熱によって損傷するのを防止することができたためであ
ると考えられる。
【００２１】これに対して、比較品Ａの場合、蛍光管４
や点灯回路５から発生した熱がケース２内に形成された
空間内にこもって、その空間内が高温となり、蛍光体膜
や点灯回路５の電子部品５ｂがその熱によって損傷した
ためであると考えられる。
や点灯回路５から発生した熱がケース２内に形成された
空間内にこもって、その空間内が高温となり、蛍光体膜
や点灯回路５の電子部品５ｂがその熱によって損傷した
ためであると考えられる。
【００２２】以上のように本発明の第１の実施の形態に
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、蛍光体膜や点
灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができる。
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、蛍光体膜や点
灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができる。
【００２３】また、図示はしていないが、部材１１のう
ちケース２内に埋設されている部分１１ｂの一部をケー
ス２内に形成された空間に露出させることにより、部材
１１がケース２内に形成された空間内の熱を効率的に吸
収することができるので、蛍光体膜や点灯回路５の電子
部品５ｂへの熱的損傷を一層防止することができ、長寿
命化を一層図ることができる。
ちケース２内に埋設されている部分１１ｂの一部をケー
ス２内に形成された空間に露出させることにより、部材
１１がケース２内に形成された空間内の熱を効率的に吸
収することができるので、蛍光体膜や点灯回路５の電子
部品５ｂへの熱的損傷を一層防止することができ、長寿
命化を一層図ることができる。
【００２４】次に、本発明の第２の実施の形態である定
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図２に示すよう
に、ケース２内に形成された空間内の熱を口金７へ伝導
させる手段、すなわち部材１１の一部がケース２内に埋
設されずに、ケース２の内面に設けられている点を除い
て本発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電
球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図２に示すよう
に、ケース２内に形成された空間内の熱を口金７へ伝導
させる手段、すなわち部材１１の一部がケース２内に埋
設されずに、ケース２の内面に設けられている点を除い
て本発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電
球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【００２５】つまり、部材１１のうち口金７のシェル８
と熱的に接続されている部分１１ａを除く部分１１ｂ
が、ケース２の内面に設けられている。
と熱的に接続されている部分１１ａを除く部分１１ｂ
が、ケース２の内面に設けられている。
【００２６】部材１１のうちケース２内に形成された空
間に露出している部分の面積は２１００ｍｍ2である。
間に露出している部分の面積は２１００ｍｍ2である。
【００２７】次に、このような本発明の第２の実施の形
態にかかる電球形蛍光ランプ（以下、本発明品Ｂとい
う）の寿命特性を評価した。
態にかかる電球形蛍光ランプ（以下、本発明品Ｂとい
う）の寿命特性を評価した。
【００２８】なお、本発明品Ｂの試料数は１０本であ
る。
る。
【００２９】その結果、本発明品Ｂでは、寿命時間が７
０００時間であった。したがって、本発明品Ｂは、寿命
時間が比較品Ａの寿命時間に比して１５％向上している
ことがわかった。
０００時間であった。したがって、本発明品Ｂは、寿命
時間が比較品Ａの寿命時間に比して１５％向上している
ことがわかった。
【００３０】以上のように本発明の第２の実施の形態に
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、部材１１の一
部（部材１１ｂ）がケース２の内面に設けられているの
で、部材１１がケース２内に形成された空間内の熱を一
層効率的に吸収することができ、よって蛍光体膜や点灯
回路５の電子部品５ｂへの熱的損傷を一層防止すること
ができ、長寿命化を一層図ることができる。
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、部材１１の一
部（部材１１ｂ）がケース２の内面に設けられているの
で、部材１１がケース２内に形成された空間内の熱を一
層効率的に吸収することができ、よって蛍光体膜や点灯
回路５の電子部品５ｂへの熱的損傷を一層防止すること
ができ、長寿命化を一層図ることができる。
【００３１】次に、本発明の第３の実施の形態である定
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図３に示すよう
に、ケース１３と口金１４（シェル１５およびアイレッ
ト１６）とが一体成型された構造を有し、かつ口金１４
の一部（後述する部材１５ｂ）がケース１３内に形成さ
れた空間内の熱を口金１４（後述するシェル１５の部分
１５ａ）へ伝導させる手段を形成している点を除いて本
発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電球形
蛍光ランプと同じ構成を有している。
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図３に示すよう
に、ケース１３と口金１４（シェル１５およびアイレッ
ト１６）とが一体成型された構造を有し、かつ口金１４
の一部（後述する部材１５ｂ）がケース１３内に形成さ
れた空間内の熱を口金１４（後述するシェル１５の部分
１５ａ）へ伝導させる手段を形成している点を除いて本
発明の第１の実施の形態である定格電力１３Ｗの電球形
蛍光ランプと同じ構成を有している。
【００３２】ケース１３の一端部には、ソケット（図示
せず）にはめ込まれる長さ２７ｍｍ、最大外径２６．４
ｍｍの有底の円筒部１３ａが形成されている。
せず）にはめ込まれる長さ２７ｍｍ、最大外径２６．４
ｍｍの有底の円筒部１３ａが形成されている。
【００３３】この円筒部１３ａの側面には一端部にねじ
山が形成された厚さ０．１〜０．２ｍｍのシェル１５
（ねじ山が形成された部分を１５ａとする）が、また円
筒部１３ａの底部外面には厚さ０．２０ｍｍのアイレッ
ト１６とがそれぞれ取り付けられている。
山が形成された厚さ０．１〜０．２ｍｍのシェル１５
（ねじ山が形成された部分を１５ａとする）が、また円
筒部１３ａの底部外面には厚さ０．２０ｍｍのアイレッ
ト１６とがそれぞれ取り付けられている。
【００３４】なお、ケース１３の一部が、シェル１５と
アイレット１６との間に介在し、これらを絶縁してい
る。また、シェル１５およびアイレット１６の材質は、
図１に示したシェル８およびアイレット９と同じ材質か
らなる。
アイレット１６との間に介在し、これらを絶縁してい
る。また、シェル１５およびアイレット１６の材質は、
図１に示したシェル８およびアイレット９と同じ材質か
らなる。
【００３５】このシェル１５は、その他端部がケース１
３の他端部まで延在しており、この延在した部分（ねじ
山が形成されていない部分）がケース１３内に埋設され
ている。つまり、上記したように口金１４であるシェル
１５の一部が、ケース１３内に形成された空間内の熱を
口金１４（シェル１５の部分１５ａ）へ伝導させる手段
である部材１５ｂを形成している。
３の他端部まで延在しており、この延在した部分（ねじ
山が形成されていない部分）がケース１３内に埋設され
ている。つまり、上記したように口金１４であるシェル
１５の一部が、ケース１３内に形成された空間内の熱を
口金１４（シェル１５の部分１５ａ）へ伝導させる手段
である部材１５ｂを形成している。
【００３６】さらに、部材１５ｂには、直径１ｍｍの貫
通孔１７が複数個設けられている。この貫通孔１７の機
能については後述する。
通孔１７が複数個設けられている。この貫通孔１７の機
能については後述する。
【００３７】次に、このようなケース１３の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００３８】ケース１３は、図４に示すように、３つの
金型、つまり第１の金型１８、第２の金型１９、および
第３の金型２０によって形成された空間内にケース１３
の材料であるＰＢＴ等の液状の樹脂２１が注入されて製
造される。
金型、つまり第１の金型１８、第２の金型１９、および
第３の金型２０によって形成された空間内にケース１３
の材料であるＰＢＴ等の液状の樹脂２１が注入されて製
造される。
【００３９】第１の金型１８は、シェル１５を所定位置
に保持するとともに、ケース１３の外面形状を成型する
ためのものである。第２の金型１９は、ケース１３の内
面形状を成型するためのものである。第３の金型２０
は、アイレット１６を所定位置に保持するためのもので
ある。また、第１の金型１８と第３の金型２０との境界
部の一部には、液状の樹脂２１を第１の金型１８ないし
第３の金型２０によって形成された空間内に注入するた
めの樹脂注入孔２２が設けられている。
に保持するとともに、ケース１３の外面形状を成型する
ためのものである。第２の金型１９は、ケース１３の内
面形状を成型するためのものである。第３の金型２０
は、アイレット１６を所定位置に保持するためのもので
ある。また、第１の金型１８と第３の金型２０との境界
部の一部には、液状の樹脂２１を第１の金型１８ないし
第３の金型２０によって形成された空間内に注入するた
めの樹脂注入孔２２が設けられている。
【００４０】まず、各金型１８，１９，２０を図４に示
すように組み立てるとともに、各金型１８，１９，２０
によって形成された空間内の所定位置にシェル１５とア
イレット１６とを配置する。
すように組み立てるとともに、各金型１８，１９，２０
によって形成された空間内の所定位置にシェル１５とア
イレット１６とを配置する。
【００４１】そして、液状の樹脂２１が各金型１８，１
９，２０によって形成された空間内へ注入される（図４
中、Ａ方向）。液状の樹脂２１は、はじめシェル１５の
部分１５ａと第２の金型１９との隙間へ流れ込み、その
後、シェル１５の部材１５ｂと第２の金型１９との隙間
（図４中、Ｂ方向）、および貫通孔１７を通ってシェル
１５の部材１５ｂと第１の金型１８との隙間（図４中、
Ｃ方向）へそれぞれ流れ込む。
９，２０によって形成された空間内へ注入される（図４
中、Ａ方向）。液状の樹脂２１は、はじめシェル１５の
部分１５ａと第２の金型１９との隙間へ流れ込み、その
後、シェル１５の部材１５ｂと第２の金型１９との隙間
（図４中、Ｂ方向）、および貫通孔１７を通ってシェル
１５の部材１５ｂと第１の金型１８との隙間（図４中、
Ｃ方向）へそれぞれ流れ込む。
【００４２】ところで、貫通孔１７が部材１５ｂに設け
られていない場合、部材１５ｂと第１の金型１８との隙
間には部材１５ｂと第２の金型１９との間に流れ込んだ
液状の樹脂２１が部材１５ｂの端部を回り込んで（図４
中、Ｄ方向）流れ込むことになり、液状の樹脂２１がそ
の隙間全体に流れ込むには時間がかかってしまう。しか
し、部材１５ｂに貫通孔１７を設けることにより、液状
の樹脂２１が主にＣ方向に流れるので、液状の樹脂２１
を短時間で各金型１８，１９，２０によって形成された
空間全体に流し込むことができ、作業効率を向上させる
ことができる。
られていない場合、部材１５ｂと第１の金型１８との隙
間には部材１５ｂと第２の金型１９との間に流れ込んだ
液状の樹脂２１が部材１５ｂの端部を回り込んで（図４
中、Ｄ方向）流れ込むことになり、液状の樹脂２１がそ
の隙間全体に流れ込むには時間がかかってしまう。しか
し、部材１５ｂに貫通孔１７を設けることにより、液状
の樹脂２１が主にＣ方向に流れるので、液状の樹脂２１
を短時間で各金型１８，１９，２０によって形成された
空間全体に流し込むことができ、作業効率を向上させる
ことができる。
【００４３】その後、注入された液状の樹脂２１を固化
させ、各金型１８，１９，２０を外せば、図３に示すよ
うな口金１４と一体化されたケース１３が製造される。
させ、各金型１８，１９，２０を外せば、図３に示すよ
うな口金１４と一体化されたケース１３が製造される。
【００４４】次に、このような本発明の第３の実施の形
態にかかる電球形蛍光ランプ（以下、本発明品Ｃとい
う）の寿命特性を評価した。
態にかかる電球形蛍光ランプ（以下、本発明品Ｃとい
う）の寿命特性を評価した。
【００４５】なお、本発明品Ｃの試料数は１０本であ
る。
る。
【００４６】その結果、本発明品Ｃでは、寿命時間が本
発明品Ａの寿命時間と同様に６６００〜７０００時間で
あった。
発明品Ａの寿命時間と同様に６６００〜７０００時間で
あった。
【００４７】以上のように本発明の第３の実施の形態に
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、本発明の第１
の実施の形態にかかる電球形蛍光ランプと同様に、蛍光
体膜や点灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けるこ
とを防止することができ、長寿命化を図ることができ
る。
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、本発明の第１
の実施の形態にかかる電球形蛍光ランプと同様に、蛍光
体膜や点灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けるこ
とを防止することができ、長寿命化を図ることができ
る。
【００４８】また、図示はしていないが、本発明の第３
の実施の形態にかかる電球形蛍光ランプにおいても、図
２に示すように、部材１５ｂをケース１３の内面に設け
ることにより、部材１５ｂがケース１３内に形成された
空間内の熱を効率的に吸収することができるので、蛍光
体膜や点灯回路５の電子部品５ｂへの熱的損傷を一層防
止することができ、長寿命化を一層図ることができる。
の実施の形態にかかる電球形蛍光ランプにおいても、図
２に示すように、部材１５ｂをケース１３の内面に設け
ることにより、部材１５ｂがケース１３内に形成された
空間内の熱を効率的に吸収することができるので、蛍光
体膜や点灯回路５の電子部品５ｂへの熱的損傷を一層防
止することができ、長寿命化を一層図ることができる。
【００４９】次に、本発明の第４の実施の形態である定
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図５に示すよう
に、口金２３のシェル２４と、ケース１３内に形成され
た空間内の熱を口金２３へ伝導させる手段、すなわち部
材２５とが連続していない別々の部品からなる点を除い
て本発明の第３の実施の形態であるケース１３と口金２
３とが一体成型された定格電力１３Ｗの電球形蛍光ラン
プと同じ構成を有している。
格電力１３Ｗの電球形蛍光ランプは、図５に示すよう
に、口金２３のシェル２４と、ケース１３内に形成され
た空間内の熱を口金２３へ伝導させる手段、すなわち部
材２５とが連続していない別々の部品からなる点を除い
て本発明の第３の実施の形態であるケース１３と口金２
３とが一体成型された定格電力１３Ｗの電球形蛍光ラン
プと同じ構成を有している。
【００５０】シェル２４と部材２５とは、各々の端部が
重なり合うことにより熱的に接続されている。このシェ
ル２４と部材２５との接触面積は４００ｍｍ2である。
重なり合うことにより熱的に接続されている。このシェ
ル２４と部材２５との接触面積は４００ｍｍ2である。
【００５１】また、この部材２５は、厚さ０．１〜０．
３ｍｍの板状であり、シェルとは異なる材質、例えば
銅、鉄、アルミニウムまたはそれらの合金等の熱伝導性
が良好な材質からなることが好ましい。
３ｍｍの板状であり、シェルとは異なる材質、例えば
銅、鉄、アルミニウムまたはそれらの合金等の熱伝導性
が良好な材質からなることが好ましい。
【００５２】以上のように本発明の第４の実施の形態に
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、蛍光体膜や点
灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができることに加
えて、特に機械的強度が要求されるシェル２４と、特に
熱伝導性が要求される部材２５とを別々の部品から構成
することにより、口金２３がケース１３に一体成型され
た構造を有する電球形蛍光ランプにおいて、ケース１３
内に形成された空間内の熱を効率的に吸収できるよう、
部材２５の材質や厚み等を種々選択することができ、そ
の結果、シェルの機械的強度を十分に確保しつつ、部材
２５の吸収した熱をシェル２４へ一層効率的に伝導させ
ることができる。
かかる電球形蛍光ランプの構成によれば、蛍光体膜や点
灯回路５の電子部品５ｂが熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができることに加
えて、特に機械的強度が要求されるシェル２４と、特に
熱伝導性が要求される部材２５とを別々の部品から構成
することにより、口金２３がケース１３に一体成型され
た構造を有する電球形蛍光ランプにおいて、ケース１３
内に形成された空間内の熱を効率的に吸収できるよう、
部材２５の材質や厚み等を種々選択することができ、そ
の結果、シェルの機械的強度を十分に確保しつつ、部材
２５の吸収した熱をシェル２４へ一層効率的に伝導させ
ることができる。
【００５３】なお、上記各実施の形態では、金属製の部
材１１，１５ｂ，２５を用いた場合について説明した
が、これに限らず熱伝導性の良好なグラファイト等の樹
脂やセラミック等からなる部材を用いても上記と同様の
効果を得ることができる。
材１１，１５ｂ，２５を用いた場合について説明した
が、これに限らず熱伝導性の良好なグラファイト等の樹
脂やセラミック等からなる部材を用いても上記と同様の
効果を得ることができる。
【００５４】また、上記各実施の形態では、ケース２，
１３内に形成された空間の全周を覆うような部材１１，
１５ｂ，２５を用いた場合について説明したが、ケース
２，１３内に形成された空間の全周の一部しか覆ってい
ない部材を用いた場合でも上記と同様の効果を得ること
ができる。
１３内に形成された空間の全周を覆うような部材１１，
１５ｂ，２５を用いた場合について説明したが、ケース
２，１３内に形成された空間の全周の一部しか覆ってい
ない部材を用いた場合でも上記と同様の効果を得ること
ができる。
【００５５】また、上記各実施の形態では、金属製のシ
ェル８，１５，２４を用いた場合について説明したが、
ＰＢＴ、ＰＰＳまたはＰＢＴとＡＳとの重合物等の高分
子材料にカーボンブラック、金属繊維、炭素繊維、金属
フレーク、金属化ガラスビーズ、金属化ガラス繊維、有
機ポリマー等を配合した導電性と熱伝導性とを有する複
合導電材料からなるシェルを用いても上記と同様の効果
を得ることができる。
ェル８，１５，２４を用いた場合について説明したが、
ＰＢＴ、ＰＰＳまたはＰＢＴとＡＳとの重合物等の高分
子材料にカーボンブラック、金属繊維、炭素繊維、金属
フレーク、金属化ガラスビーズ、金属化ガラス繊維、有
機ポリマー等を配合した導電性と熱伝導性とを有する複
合導電材料からなるシェルを用いても上記と同様の効果
を得ることができる。
【００５６】また、上記各実施の形態では、部材１１，
１５ｂ，２５と口金７，１４，２３のシェル８，１５，
２４とを熱的に接続した場合について説明したが、部材
１１，１５ｂ，２５と口金７，１４，２３のアイレット
９，１６とを熱的に接続しても上記と同様の効果を得る
ことができる。
１５ｂ，２５と口金７，１４，２３のシェル８，１５，
２４とを熱的に接続した場合について説明したが、部材
１１，１５ｂ，２５と口金７，１４，２３のアイレット
９，１６とを熱的に接続しても上記と同様の効果を得る
ことができる。
【００５７】また、上記各実施の形態では、口金７，１
４，２３としてＥ２６形の口金（またはそれに準じる形
状の口金）を用いた場合を説明したが、本発明は他のＥ
形口金や、Ｂ形口金を用いた場合でも適用することがで
きる。
４，２３としてＥ２６形の口金（またはそれに準じる形
状の口金）を用いた場合を説明したが、本発明は他のＥ
形口金や、Ｂ形口金を用いた場合でも適用することがで
きる。
【００５８】さらに、上記各実施の形態では、定格電力
１３Ｗの電球形蛍光ランプを例示して説明したが、本発
明は定格電力２２Ｗの電球形蛍光ランプや高圧放電ラン
プ等にも適用することができる。
１３Ｗの電球形蛍光ランプを例示して説明したが、本発
明は定格電力２２Ｗの電球形蛍光ランプや高圧放電ラン
プ等にも適用することができる。
【００５９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、蛍光体
膜や点灯回路の電子部品が熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができる管球を提
供することができるものである。
膜や点灯回路の電子部品が熱的損傷を受けることを防止
することができ、長寿命化を図ることができる管球を提
供することができるものである。
【図１】本発明の第１の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
ンプの一部切欠正面図
【図２】本発明の第２の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
ンプの一部切欠正面図
【図３】本発明の第３の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
ンプの一部切欠正面図
【図４】同じく電球形蛍光ランプに用いられるケースの
製造方法を示す図
製造方法を示す図
【図５】本発明の第４の実施の形態である電球形蛍光ラ
ンプの一部切欠正面図
ンプの一部切欠正面図
【図６】従来の電球形蛍光ランプの一部切欠正面図
１ グローブ ２，１３ ケース ３ 外囲器 ４ 蛍光管 ４ａ Ｕ字管 ５ 点灯回路 ５ａ 回路基板 ５ｂ 電子部品 ６ ホルダ ７，１４，２３ 口金 ８，１５，２４ シェル ９，１６ アイレット １０ 絶縁ガラス １１，１５ｂ，２５ 部材 １２ リード線 １７ 貫通孔 １８，１９，２０ 金型 ２１ 液状の樹脂 ２２ 樹脂注入孔
Claims (11)
- 【請求項１】 発光管と、この発光管を点灯させるため
の点灯回路と、内部に前記点灯回路が収納され、かつ一
端部に口金を有するケースとを備え、前記ケースには前
記ケース内に形成された空間内の熱を前記口金へ伝導さ
せる手段が設けられていることを特徴とする管球。 - 【請求項２】 前記手段は、前記口金と熱的に接続さ
れ、かつ前記ケース内に埋設されている部材からなるこ
とを特徴とする請求項１記載の管球。 - 【請求項３】 前記部材の少なくとも一部が、前記ケー
ス内に形成された空間に露出していることを特徴とする
請求項２記載の管球。 - 【請求項４】 前記手段は、前記口金と熱的に接続さ
れ、かつ前記ケースの内面に設けられている部材からな
ることを特徴とする請求項１記載の管球。 - 【請求項５】 前記部材は、前記ケースの一端部から他
端部まで延在していることを特徴とする請求項１〜請求
項４のいずれかに記載の管球。 - 【請求項６】 前記部材は、その端部が前記口金の端部
と重なり合うことにより熱的に接続されていることを特
徴とする請求項１〜請求項５のいずれかに記載の管球。 - 【請求項７】 前記部材には、貫通孔が設けられている
ことを特徴とする請求項１〜請求項６のいずれかに記載
の管球。 - 【請求項８】 前記部材は、前記口金と電気的に絶縁さ
れていることを特徴とする請求項１〜請求項７のいずれ
かに記載の管球。 - 【請求項９】 前記部材は、前記口金の一部からなるこ
とを特徴とする請求項１〜請求項７のいずれかに記載の
管球。 - 【請求項１０】 前記部材は、金属製、樹脂製、または
セラミック製であることを特徴とする請求項１〜請求項
９のいずれかに記載の管球。 - 【請求項１１】 金属製の前記部材のうち前記点灯回路
中の磁気を発生する部品に近接する部分が切り取られて
いることを特徴とする請求項１〜請求項９のいずれかに
記載の管球。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000260414A JP2002075011A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 管 球 |
| US09/941,066 US6607290B2 (en) | 2000-08-30 | 2001-08-28 | Tubular light bulb device |
| CNB011258926A CN100409397C (zh) | 2000-08-30 | 2001-08-30 | 球型管灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000260414A JP2002075011A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 管 球 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002075011A true JP2002075011A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18748429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000260414A Pending JP2002075011A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 管 球 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6607290B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002075011A (ja) |
| CN (1) | CN100409397C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008024737A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Kayaba Ind Co Ltd | ガラス繊維強化樹脂成形体、及びその製造方法 |
| WO2011010535A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 帝人株式会社 | Ｌｅｄ照明具 |
| WO2012101691A1 (ja) | 2011-01-27 | 2012-08-02 | パナソニック株式会社 | 光源装置 |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525455B1 (en) * | 1999-09-22 | 2003-02-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Bulb-form lamp and its manufacturing method |
| EP1439562A3 (en) * | 2003-01-15 | 2006-02-01 | Vitri Electro-Metalurgica S.A. | Manufacturing process for electric lightbulb caps |
| JP4520330B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-08-04 | パナソニック株式会社 | 低圧水銀蒸気放電ランプ |
| CN1694221A (zh) * | 2004-05-07 | 2005-11-09 | 东芝照明技术株式会社 | 灯泡型荧光灯及照明装置 |
| US7758223B2 (en) | 2005-04-08 | 2010-07-20 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Lamp having outer shell to radiate heat of light source |
| JP4569683B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2010-10-27 | 東芝ライテック株式会社 | 発光素子ランプ及び照明器具 |
| JP5353216B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2013-11-27 | 東芝ライテック株式会社 | Ｌｅｄ電球及び照明器具 |
| WO2009105033A1 (en) * | 2008-02-21 | 2009-08-27 | Isunu Pte Ltd | An electric light |
| US20090289553A1 (en) * | 2008-05-23 | 2009-11-26 | Osram Sylvania, Inc. | Integrated ceramic metal halide high frequency ballast assembly |
| EP2256402A4 (en) * | 2008-06-27 | 2012-08-15 | Toshiba Lighting & Technology | LAMP WITH LIGHT-EMITTING ELEMENT AND LIGHTING BODY |
| DE102008062675B4 (de) * | 2008-12-17 | 2010-12-09 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Elektrische Lampe mit integrierter Elektronik |
| JP5333758B2 (ja) | 2009-02-27 | 2013-11-06 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置および照明器具 |
| JP5348410B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-11-20 | 東芝ライテック株式会社 | 口金付ランプおよび照明器具 |
| JP5354191B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-11-27 | 東芝ライテック株式会社 | 電球形ランプおよび照明器具 |
| JP2011049527A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-03-10 | Toshiba Lighting & Technology Corp | Ｌｅｄ照明装置 |
| WO2011036099A1 (en) | 2009-09-23 | 2011-03-31 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | A connecting component for lighting devices |
| JP2011071242A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 発光装置及び照明装置 |
| JP2011091033A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-05-06 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 発光モジュール、電球形ランプおよび照明器具 |
| CN102032479B (zh) * | 2009-09-25 | 2014-05-07 | 东芝照明技术株式会社 | 灯泡型灯以及照明器具 |
| CN102032480B (zh) | 2009-09-25 | 2013-07-31 | 东芝照明技术株式会社 | 灯泡型灯以及照明器具 |
| CN102032481B (zh) * | 2009-09-25 | 2014-01-08 | 东芝照明技术株式会社 | 附带灯口的照明灯及照明器具 |
| JP5257622B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2013-08-07 | 東芝ライテック株式会社 | 電球形ランプおよび照明器具 |
| JP4717148B1 (ja) * | 2010-05-28 | 2011-07-06 | 株式会社スズデン | 照明器具および照明器具の製造方法 |
| TWI589814B (zh) * | 2014-07-24 | 2017-07-01 | 光寶電子（廣州）有限公司 | 發光裝置 |
| CN206918825U (zh) * | 2017-04-25 | 2018-01-23 | 漳州立达信光电子科技有限公司 | 一种分体式筒灯 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5638765A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-14 | Toshiba Electric Equip Corp | Electric discharge lamp device |
| US5720548A (en) * | 1995-11-14 | 1998-02-24 | Progressive Technology In Lighting, Inc. | High luminance fluorescent lamp assembly |
| JP3262167B2 (ja) * | 1997-06-11 | 2002-03-04 | 東芝ライテック株式会社 | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 |
| US6204602B1 (en) * | 1999-05-17 | 2001-03-20 | Magnetek, Inc. | Compact fluorescent lamp and ballast assembly with an air gap for thermal isolation |
-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000260414A patent/JP2002075011A/ja active Pending
-
2001
- 2001-08-28 US US09/941,066 patent/US6607290B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-08-30 CN CNB011258926A patent/CN100409397C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008024737A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Kayaba Ind Co Ltd | ガラス繊維強化樹脂成形体、及びその製造方法 |
| WO2011010535A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 帝人株式会社 | Ｌｅｄ照明具 |
| WO2012101691A1 (ja) | 2011-01-27 | 2012-08-02 | パナソニック株式会社 | 光源装置 |
| US8523410B2 (en) | 2011-01-27 | 2013-09-03 | Panasonic Corporation | Light source device with thermal dissipating members |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN100409397C (zh) | 2008-08-06 |
| US20020024814A1 (en) | 2002-02-28 |
| CN1341952A (zh) | 2002-03-27 |
| US6607290B2 (en) | 2003-08-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002075011A (ja) | 管 球 | |
| EP2156463B1 (en) | Compact fluorescent lamp with outer envelope and method for manufacturing such lamp | |
| US6979940B2 (en) | Electrodeless discharge lamp | |
| JP3418186B2 (ja) | 無電極放電ランプ | |
| JPS5857254A (ja) | 無電極放電ランプ | |
| EP2227820B1 (en) | Compact fluorescent lamp with mechanical support means and starting aid | |
| JP4737555B2 (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明装置 | |
| JP2007227261A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明装置 | |
| US8330370B2 (en) | Compact fluorescent lamp with improved thermal management | |
| WO2006101189A1 (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明装置 | |
| CA2107423A1 (en) | Excitation coil for an electrodeless fluorescent lamp | |
| US6906465B2 (en) | End-of-life protection for compact fluorescent lamps | |
| JP2005108699A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 | |
| JP2004055293A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明装置 | |
| US20100079055A1 (en) | Providing an improved thermal path to electronics by overmolding in a lighting source | |
| JP2006024544A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 | |
| JP2004349216A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 | |
| JP2005071736A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 | |
| JP4365631B2 (ja) | 電球形蛍光ランプおよび点灯回路 | |
| JP3906517B2 (ja) | 無電極放電灯点灯装置 | |
| JP2004039330A (ja) | 無電極放電ランプ | |
| JP3418191B2 (ja) | 無電極放電ランプ | |
| JP3065466U (ja) | 管形ランプ装置 | |
| KR101297825B1 (ko) | 무전극 램프 | |
| JP2010086920A (ja) | 蛍光ランプ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040924 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050407 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050601 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050620 |
|
| A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050812 |