JP2002073640A - 情報検索システム - Google Patents

情報検索システム

Info

Publication number
JP2002073640A
JP2002073640A JP2000268453A JP2000268453A JP2002073640A JP 2002073640 A JP2002073640 A JP 2002073640A JP 2000268453 A JP2000268453 A JP 2000268453A JP 2000268453 A JP2000268453 A JP 2000268453A JP 2002073640 A JP2002073640 A JP 2002073640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
search
server
traveling
agent capsule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000268453A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Oshima
光雄 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2000268453A priority Critical patent/JP2002073640A/ja
Publication of JP2002073640A publication Critical patent/JP2002073640A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザー端末と各データサーバ間の通信量を
減らし、回線容量を増やさずに通信時間を減少させる情
報検索システムを提供する。 【解決手段】 複数のデータサーバを巡回して得た検索
結果データを格納して戻る巡回エージェントカプセル5
1と、その巡回エージェントカプセル51をインターネ
ット4に送出して戻ってきた巡回エージェントカプセル
51から検索結果を読み出す検索サーバ23と、インタ
ーネット4に接続された複数のデータサーバ25〜29
とからなる情報検索システムであって、巡回エージェン
トカプセル51が、使用者の希望する検索条件に基づく
データの選択を行いながら各データベース25〜29を
巡回することにより検索が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の希望する
情報(データ)をインターネットを介して複数のデータ
サーバから入手する情報検索システムに関し、特に、各
データサーバ間を巡回するエージェントをデータと共に
カプセル化したものを用いて各データサーバから情報を
検索する情報検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインターネットを介してデータ
ベースを有する複数のデータサーバから情報(データ)
を検索する情報検索システムは知られているが、それら
は何れも検索元の使用者側の端末装置あるいはサーバか
ら個々のデータサーバに対して検索内容を通知し、各デ
ータサーバから検索結果を個別に受け取っていた。
【0003】図11は、従来の情報検索システムの概略
構成を示したブロック図である。
【0004】1は、後述するインターネット4に接続さ
れた使用者(ユーザ)端末であり、4は、TCP/IP
(通信プロトコル)を実装した世界的なコンピュータ通
信網であるインターネットである。5は、インターネッ
ト4に接続された第1のデータサーバであり、6は、デ
ータサーバ5に備えられるか接続された第1のデータベ
ース(DB)である。7は、データサーバ5と同様に、
インターネット4に接続された第2のデータサーバであ
り、8はデータサーバ7に備えられるか接続された第2
のデータベース(DB)である。また、9も、データサ
ーバ5や7と同様に、インターネット4に接続された第
n(nは正の整数)のデータサーバであり、10はデー
タサーバ9に備えられるか接続された第nのデータベー
ス(DB)である。
【0005】また、図11の従来の情報検索システムは
次のように動作する。
【0006】使用者によりユーザ端末1に入力された検
索条件は、インターネット4を介して、第1データサー
バ5、第2データサーバ7、および、第nデータサーバ
9に入力される。第1データサーバ5では、内蔵された
データ処理部およびデータベース検索エンジン(プログ
ラム)により、入力された検索条件に基づいて、各デー
タサーバが備えるか接続するデータベース6を検索し、
検索結果のデータを得る。次に、データサーバ5は、検
索結果のデータを、インターネット4を介してユーザ端
末1に送信する。
【0007】第2データサーバ7も、第1データサーバ
5と同様に、入力された検索条件に基づいてデータベー
ス8を検索し、検索結果のデータをインターネット4を
介してユーザ端末1に送信する。また、第3データサー
バ9も、第1データサーバ5や第2データサーバ7と同
様に、入力された検索条件に基づいてデータベース10
を検索し、検索結果のデータをインターネット4を介し
てユーザ端末1に送信する。
【0008】従来の情報検索システムでは、上記のよう
にユーザ端末1と各データサーバ5、7、9が個別にイ
ンターネットを介して検索条件および検索結果データの
送受を実施していた。従って、ユーザ端末1は、各デー
タサーバ5、7、9から同じ検索結果データを受信する
場合があり、使用者は検索結果データから重複データを
除外する必要があった。
【0009】また、上記した従来の情報検索システムで
は、検索条件が適切に入力された場合を想定している
が、使用者により入力される検索条件は適切でない場合
もある。そのような場合に、使用者の希望するデータを
入手するために、使用者側のノードあるいはサーバ等に
ソフトウエアのエージェントを設けて、エージェントに
より検索条件をより確実に使用者の希望するデータを入
手できるようにして通信する方法が知られている。
【0010】例えば、特表平10−513325号公報
には、通信サービスシステムにおいて、エージェントの
機能を発揮するソフトウエア・エンティティを用いてお
り、エージェントを最適な形式に再構成することによ
り、使用者の希望するデータをより確実に選択して入手
できるシステムが記載されている。
【0011】このようにして、従来の情報検索システム
は、インターネットに接続された複数のデータサーバを
検索して、使用者の希望するデータを入手することがで
き、さらに、ソフトウエアのエージェントを用いること
により、希望するデータをより確実に入手することがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の情報検索システムでは、ユーザー端末1が個別
に各データサーバ5、7、9と通信するため、ユーザー
端末1と各データサーバ間の通信量が増大し、通信時間
が増加してしまう。通信時間が増大することは、使用者
に待ち時間に対するいらいら感等の悪感情を想起させる
と共に、通信料金が増大するという問題がある。また、
通信時間を減少させたい場合には、回線容量を増加させ
なければならないという問題があった。
【0013】また、各データサーバ5、7、9の検索結
果から同じデータが入手される場合には、ユーザ端末1
で重複情報を削除あるいは除外しなければならないとい
う問題があった。
【0014】また、使用者が入力する検索条件が幅広い
場合には、多数のデータがユーザ端末1に入力するの
で、ユーザ端末1で情報を選択しなければならないとい
う問題があった。また、ユーザ端末1に入力する検索結
果のデータ量を減少させるために、検索条件を狭く(厳
しく)すると、使用者の希望するデータを検索できない
場合があるという問題があった。
【0015】本発明は、上述した如き従来の問題を解決
するためになされたものであって、ユーザー端末と各デ
ータサーバ間の通信量を減らし、回線容量を増やさずに
通信時間を減少させる情報検索システムを提供すること
を目的とする。
【0016】また、さらに、使用者が重複情報を削除あ
るいは除外する手間を減らすことのできる情報検索シス
テムを提供することを目的とする。
【0017】また、さらに、使用者の希望する検索条件
が広い場合でも、検索結果を使用者が選択する手間が必
要のない情報検索システムを提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明の情報検索システムは、
使用者の希望する検索条件を入力できるユーザ側インタ
ーフェース部と、複数のデータサーバを巡回して得た検
索結果データを格納して戻る巡回エージェントカプセル
を生成するエージェント生成部と、入力された検索条件
のデータを巡回エージェントカプセルに付加する検索条
件データ付加部と、インターネット上のデータサーバの
アドレスを検索するネット検索エンジンと、検索された
データサーバのアドレスを巡回エージェントカプセルに
付加する巡回先アドレス付加部と、前記巡回エージェン
トカプセルをインターネットに送出すると共に、巡回し
て戻ってきた巡回エージェントカプセルを受信するイン
ターネット側インターフェース部と、前記戻ってきた巡
回エージェントカプセル中から検索結果データを読み出
して使用者に対して出力するエージェントデータ読出部
とを有する検索サーバと、少なくとも1個のデータベー
スを備えるあるいは接続する複数のデータサーバと、前
記検索サーバと前記データサーバとを接続すると共に、
前記複数の各データサーバの相互間をも接続するインタ
ーネットとから構成され、前記検索サーバから送出され
た巡回エージェントカプセルが、各データサーバを巡回
しながらデータを検索し、検索結果のデータを携えて再
び検索サーバに戻ることにより検索が実施されることを
特徴とする。
【0019】請求項2の本発明は、請求項1の情報検索
システムの検索サーバ内のエージェント生成部にて生成
される巡回エージェントカプセルであって、巡回先のデ
ータベースサーバのアドレスデータおよび発信元検索サ
ーバのアドレスデータを保持して各サーバを巡回する巡
回プログラムと、巡回先の複数のデータベースサーバに
おいて、処理を実行できるように作業環境を整合させる
プログラム、データ検索を行うための検索条件データ、
および、各データベースサーバ内の検索エンジンに前記
検索条件データを用いて検索させる検索エンジン制御プ
ログラムを保持するデータ検索プログラムと、巡回先の
データベースサーバで検索された結果のデータを格納す
る選択データ部とを有することを特徴とする。
【0020】請求項3の本発明は、請求項2記載の巡回
エージェントカプセルにおいて、前記巡回エージェント
カプセル中の選択データ部は、予め定められた所定数以
下の数のデータを格納することを特徴とする。
【0021】請求項4の本発明は、請求項3記載の巡回
エージェントカプセルにおいて、前記巡回エージェント
カプセル中の選択データ部は、巡回中の前のデータベー
スから送出される際に巡回エージェントカプセル中に格
納されたデータの内容と、今回のデータサーバの検索結
果データの内容が比較され、検索条件に一致する順に前
記所定数までのデータが選択されて格納されることを特
徴とする。
【0022】請求項5の本発明は、請求項1記載の情報
検索システムにおいて、前記データベースサーバは、前
記巡回エージェントカプセル中の検索条件データを用い
て検索を実施するデータベース内検索エンジンと、検索
結果のデータと前記巡回エージェントカプセル中の選択
データ部に格納されたデータとを比較して、今回の検索
結果データが選択データ部に格納されるべきデータであ
るか否かを判断する選択データ格納管理部と、前記選択
データ格納管理部の判断結果に基づいて、巡回エージェ
ントカプセルを再構成するエージェント再構成部とを有
することを特徴とする。
【0023】請求項6の本発明は、請求項5記載の情報
検索システムにおいて、前記巡回エージェントカプセル
は、標準時刻に基づいて該巡回エージェントカプセルが
検索サーバから送出された時刻および使用者が予め設定
した検索時間を保持し、前記データベースサーバの選択
データ格納管理部は、標準時刻に基づいて送出された時
刻からの経過時間を計測して設定された検索時間を超え
たか否かを判断し、経過時間が前記検索時間を超えた場
合には前記巡回エージェントカプセルを次に検索サーバ
に向けて送出させることを特徴とする。
【0024】請求項7の本発明は、請求項1記載の情報
検索システムにおいて、前記検索サーバ中のエージェン
ト生成部は、前記使用者の希望する検索条件に対して複
数の巡回エージェントカプセルを生成し、前記検索条件
データ付加部は、複数の巡回エージェントカプセルの各
々に対して入力された検索条件のデータを同様に付加
し、前記巡回先アドレス付加部は、ネット検索エンジン
により検索されたデータサーバのアドレスを、各巡回エ
ージェントカプセルが異なったアドレスを保持するよう
に付加することを特徴とする。
【0025】請求項8の本発明は、請求項5記載の情報
検索システムにおいて、前記巡回エージェントカプセル
は、請求項3または4記載の予め定められた所定数以下
の数のデータを格納する選択データ部を有し、前記デー
タベースサーバの選択データ格納管理部は、今回の検索
結果データが所定数以下にデータ数が限定された選択デ
ータ部に格納されるべきデータであるか否かを判断する
ことを特徴とする。
【0026】請求項9の本発明は、請求項1記載の情報
検索システムにおいて、前記巡回エージェントカプセル
が前記検索サーバに戻される直前に巡回される課金サー
バを備え、前記データサーバは、前記検索結果データの
検索処理および検索結果出力に要した金額を算出して課
金データを生成し、前記巡回エージェントカプセルは、
前記検索結果データについて前記データサーバで生成さ
れた課金データを格納すると共に、前記課金サーバのア
ドレスデータを保持し、前記課金サーバは、前記巡回エ
ージェントカプセルに格納された課金データに基づい
て、前記使用者に対する請求金額の演算して検索サーバ
に演算結果を送出すると共に、各データサーバに対する
支払い料金を演算して各々対応するデータサーバに演算
結果を送出することを特徴とする。
【0027】請求項10の本発明は、請求項9記載の情
報検索システムにおいて、前記課金サーバは、巡回エー
ジェントカプセルの個別認識名称(ID)、各データサ
ーバの個別認識名称(ID)、検索実施日、検索条件、
および、各データサーバ毎の検索結果データの各課金元
データを、発生した課金内容に対応させて格納すると共
に、前記検索サーバに対する課金請求条件、および、前
記各データサーバに対する支払い条件を格納する課金デ
ータベースを備え、前記使用者に対しては、前記課金請
求条件、前記課金内容、および、前記課金元データに基
づいて、前記検索サーバを介して課金を請求し、前記各
データサーバに対しては、前記支払い条件、前記課金内
容、および、前記課金元データに基づいて、課金を支払
うことを特徴とする。
【0028】請求項11の本発明は、請求項10記載の
情報検索システムにおいて、前記課金サーバは、前記使
用者に対する課金の請求を、検索されたデータ毎に対応
する課金を示して実施することを特徴とする。
【0029】請求項12の本発明は、請求項10記載の
情報検索システムにおいて、前記巡回エージェントカプ
セルは、課金されるデータサーバから得られた選択デー
タに対しては対応する課金データをデータサーバのID
と共に保持し、課金されないデータサーバから得られた
選択データに対しては課金データを保持せずに巡回し、
前記課金サーバは、課金されるデータサーバに対しての
み課金を支払うことを特徴とする。
【0030】請求項13の本発明は、請求項10〜12
記載の情報検索システムにおいて、前記課金サーバは、
複数の前記巡回エージェントカプセルからの課金元デー
タを集計して、前記使用者に対する課金の請求および前
記各データサーバに対する課金の支払いを実施すること
を特徴とする。
【0031】請求項14の本発明は、請求項2〜4の何
れか1項記載の巡回エージェントカプセルにおいて、前
記巡回エージェントカプセルは、巡回先のデータサーバ
内で処理が実施されるプログラムである、選択データ部
に格納するデータを選択するためのプログラム、次の巡
回先を決めるプログラム、および、前記した各プログラ
ムの処理結果に基づいて巡回エージェントカプセルを再
構成するプログラム、の内の少なくとも1つ以上を格納
することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。
【0033】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態の情報検索システムの概略構成を示したブロ
ック図である。
【0034】図1に示した第1の実施形態の情報検索シ
ステムが、図11に示した従来の情報検索システムと異
なる点は、主に次の3点である。
【0035】まず、ユーザー端末1とインターネット4
との間にユーザー端末1からの検索条件に基づいて巡回
エージェントカプセル51を生成し、戻ってきた巡回エ
ージェントカプセル51から検索結果を取り出してユー
ザ端末1に通知する検索サーバ23が設けられている点
である。なお、図1中では、検索サーバ23が、インタ
ーネット4とは別の通信回線2によりユーザ端末1と接
続されるように記載されているが、この通信回線2はイ
ンターネット4であっても良い。すなわち、ユーザ端末
1も検索サーバ23と同様にインターネット4に接続
し、ユーザ端末1からの検索条件がインターネット4を
介して検索サーバ23に届き、検索結果が検索サーバ2
3からインターネット4を介してユーザ端末1に届くよ
うにしても良い。
【0036】次に、検索サーバ23より送出された巡回
エージェントカプセル51は、第1データサーバ25に
送出され、以後、順番に第2データサーバ27、およ
び、第nデータサーバ29を巡回すると共に、各データ
サーバにおいて各々検索を行うと共に各検索結果から最
も検索条件に一致するデータ選択して取り込み、その選
択したデータを取り込んだ巡回エージェントカプセル5
1aとなって検索サーバ23に戻る点である。
【0037】最後に、第1データサーバ25、第2デー
タサーバ27、および、第nデータサーバ29では、巡
回エージェントカプセル51を受信すると、巡回エージ
ェントカプセル51中の検索条件データに基づく検索を
実施し、検索結果を巡回エージェントカプセル51に取
り込ませるか否かの判断(選択)を実施して、取りこま
せる場合には検索結果を巡回エージェントカプセル51
に取り込ませて再構成し、次の巡回先に送出する点であ
る。
【0038】なお、本実施形態では、巡回エージェント
カプセル51が選択するデータは1個である場合とす
る。
【0039】以下に、上記した検索サーバ23、巡回エ
ージェントカプセル51、各データサーバ25、27、
および、29の詳細について説明する。
【0040】図2は、図1の検索サーバ23の構成を示
すブロック図である。
【0041】検索サーバ23は、ユーザ端末1と通信回
線2を介して接続するユーザ側インターフェース部71
と、ユーザ端末1から入力される検索条件に基づいて巡
回エージェントカプセル51を生成するデータ処理部7
2と、巡回エージェントカプセル51の検索に必要なデ
ータを記憶する記憶部73と、インターネット4と接続
するインターネット側インターフェース部74とから構
成される。
【0042】データ処理部72は、さらに、ユーザ端末
1から入力される検索条件を受け付けてカプセルIDを
発行すると共に、入力した検索条件データとユーザ端末
1のユーザアドレスデータを発行したカプセルIDと共
に出力する受付部75と、カプセルID毎にエージェン
トカプセルを生成するエージェントカプセル生成部79
と、生成されたエージェントカプセルに検索条件データ
を付加する検索条件付加部80と、検索条件データが付
加された巡回エージェントカプセルに巡回先アドレスデ
ータを検索サーバのアドレスデータと共に付加する巡回
先アドレス付加部81と、検索条件データによりインタ
ーネット内を検索して巡回先を決定するネット検索エン
ジン82と、戻ってきた巡回エージェントカプセルから
選択データを取り出してカプセルIDに対応する使用者
のユーザ端末1に送出するエージェントカプセルデータ
読出部83とを有している。
【0043】記憶部73は、受付部75で発生されたカ
プセルIDを格納するカプセルIDデータ部76と、ユ
ーザ端末1から入力した検索条件を格納する検索条件デ
ータ部77と、ユーザ端末1から入力したユーザアドレ
スを格納するユーザアドレスデータ部78とを有してい
る。
【0044】図3は、図2の検索サーバの動作を示すフ
ローチャートである。
【0045】使用者によりユーザ端末1に入力された検
索条件が通信回線2を介してユーザ側インターフェース
部71に入力すると、ユーザ側インターフェース部71
では、入力した検索条件に対して検索サーバ23内で内
部処理できるように変換処理を行い、データ処理部72
内の受付部75に送出する。
【0046】検索条件を受信した受付部75では、巡回
エージェントカプセル用のID(カプセルID)を発行
し、受信した検索条件とユーザ端末1のアドレスデータ
をカプセルIDと共に記憶部73に送出する(ステップ
S1)。
【0047】記憶部73では、受信したカプセルIDを
カプセルIDデータ部76に格納(記憶)し、検索条件
を検索条件データ部77に格納し、ユーザアドレスをユ
ーザアドレスデータ部78に格納する(ステップS
2)。
【0048】カプセルIDの発行および記憶により、エ
ージェントカプセル生成部79では、後で詳述するよう
に、カプセルIDデータ、データベース(DB)サーバ
巡回プログラム、DB内データ検索プログラム、およ
び、選択データ部等を保有した巡回エージェントカプセ
ル51が生成される(ステップS3)。次に、検索条件
付加部80では、巡回エージェントカプセル51に検索
条件データ部77から読み出されたデータが付加される
(ステップS4)。
【0049】検索条件データ部77から読み出された検
索条件に基づいてネット検索エンジン82がインターネ
ットを調査し、巡回エージェントカプセル51が巡回す
る先のデータサーバのアドレスを検索する(ステップS
5)。次に、巡回先アドレス付加部81では、巡回エー
ジェントカプセル51にネット検索エンジン82で検索
された巡回先のデータサーバのアドレスデータが付加さ
れる(ステップS6)。
【0050】なお、発信元であるである検索サーバ23
のアドレスデータは、エージェントカプセル生成部79
で巡回エージェントカプセル51の生成時に付加する
か、巡回先のデータサーバのアドレスデータを巡回エー
ジェントカプセル51に付加する際に一緒に付加する。
【0051】アドレスデータが付加された巡回エージェ
ントカプセル51は、インターネット側インターフェー
ス部74から、第1の巡回先のアドレス(例えば、第1
データサーバ25)へ送信される(ステップS7)。
【0052】この時点で検索サーバ23は、巡回エージ
ェントカプセル51が各巡回先を回って戻ってくること
を待つ待ち受け動作となる。すなわち、巡回エージェン
トカプセル51を受信したか否かの判断を行い(ステッ
プS8)。巡回エージェントカプセル51を受信しない
場合(ステップS8:NO)には、ステップS8の処理
を繰り返す。
【0053】インターネット側インターフェース部74
が戻ってきた巡回エージェントカプセル51aを受信し
た場合(ステップS8:YES)には、その巡回エージ
ェントカプセル51aはエージェントカプセルデータ読
出部83に送出される。エージェントカプセルデータ読
出部83では、巡回エージェントカプセル51aから各
データサーバで検索された結果のデータをカプセルID
データと共に読出し(ステップS9)、カプセルIDデ
ータに対応するユーザアドレスデータを記憶部73内の
ユーザアドレスデータ部78から読出し(ステップS1
0)、そのアドレス(ユーザ端末1のアドレス)に向け
て検索結果のデータを送出する(ステップS11)。
【0054】上記のように検索サーバ23は、ユーザ端
末1からの検索条件に基づいて巡回エージェントカプセ
ル51を生成してインターネット中の各データサーバに
送出すると共に、戻ってきた巡回エージェントカプセル
51aから検索されたデータを読み出してユーザ端末1
に送出することができる。
【0055】次に、巡回エージェントカプセル51につ
いて説明する。
【0056】図4は、図1の巡回エージェントカプセル
51の構成を示すブロック図である。
【0057】巡回エージェントカプセル51は、巡回先
のデータサーバで次の巡回先を決める際に用いられるデ
ータサーバ巡回プログラム部52と、巡回エージェント
カプセル51のIDデータであるカプセルIDデータ部
53と、巡回先のデータサーバに備えられたか接続した
データベース(DB)を検索条件に基づいてデータサー
バに検索させる際に用いられるDB内データ検索プログ
ラム部54と、巡回先のデータサーバで検索されたデー
タと以前のデータサーバまでに検索されたデータとから
検索条件に基づいて選択されたデータを保持する選択デ
ータ部56とから構成される。
【0058】データサーバ巡回プログラム部52は、後
述する各データサーバのデータ処理部に次の巡回先を決
定するプログラムを予め読み込ませてある場合の、その
プログラムを起動させるプログラムを有しており、その
他に、検索サーバ23で付加された巡回先アドレスデー
タを保持する巡回先アドレス部52aと、発信元アドレ
ス部52bとを有している。
【0059】DB内データ検索プログラム部54は、巡
回エージェントカプセル51の持参した検索条件によっ
て巡回先のデータサーバ内の検索エンジンに検索を実施
させるために条件を整合させる整合プログラム部54a
と、検索エンジンに検索条件による検索を実施させるD
B検索エンジン制御プログラム部54bと、検索サーバ
23で付加された検索条件データ部54cとを有してい
る。
【0060】選択データ部56は、最初の巡回先のデー
タサーバでは、持参した検索条件に最も一致した検索結
果のデータをそのまま保持するが、次以降の巡回先のデ
ータサーバでは、持参した検索結果のデータと、新たに
巡回先のデータサーバで検索された結果のデータとか
ら、持参した検索条件に基づいてより一致する方を選択
し、選択したデータのみを保持する。これにより、巡回
エージェントカプセル51は、検索条件に最も一致する
ように選択されたデータのみを保持して次の巡回先のデ
ータサーバに送出されることになる。
【0061】ここで、検索条件とインターネットの各ウ
エブ内を探索するプログラムについてさらに具体的に説
明する。例えば、使用者が「赤い車」で「100万円以
下」という検索条件をユーザ端末1に入力した場合につ
いて説明する。その検索条件を受けた検索サーバ23
は、その検索条件を保持する巡回エージェントカプセル
51を生成する。その際の、インターネットの各ウエブ
内を探索するプログラムは、例えば、関数fm(x1,
x2,x3,・・・xn)とする。なお、この場合のf
mは、車を探すエージェント関数とし、x1は色、x2
は価格、x3以降は他の検索条件とする。インターネッ
トの各ウエブ内を探索するプログラムを上記のように構
成することにより、巡回エージェントカプセル51はイ
ンターネット上の各データサーバを検索することができ
る。
【0062】次に、各データサーバについて説明する。
【0063】なお、図1に示した第1データサーバ2
5、第2データサーバ27、および、第nデータサーバ
29は同様な構成であるので、以下の説明では第1デー
タサーバ25についてのみ説明し、他のデータサーバ2
7および29についての説明は省略する。
【0064】また、各データサーバのデータ処理部に
は、事前の契約等により、以下に説明する各処理を実施
するためのプログラムが予め読み込まれているものとす
る。
【0065】図5は、図1の第1データサーバ25の構
成を示すブロック図である。
【0066】第1データサーバ25は、インターネット
4と接続するインターネット側インターフェース部91
と、インターネット4から入力される巡回エージェント
カプセル51により第1データベース6中からデータの
検索を行うデータ処理部92と、巡回エージェントカプ
セル51から読み出された検索に必要なデータおよび次
の巡回先に巡回エージェントカプセル51を送出するた
めに必要なデータを記憶する記憶部93と、第1データ
ベースと接続するDB側インターフェース部94とから
構成される。
【0067】データ処理部92は、さらに、受信した巡
回エージェントカプセル51中から検索条件、選択デー
タ、巡回先アドレスデータを読み出すエージェントカプ
セルデータ読出部95と、検索条件に基づいて第1デー
タベース6内のデータを検索するDB内検索エンジン1
00と、DB内検索エンジン100で検索されたデータ
と巡回エージェントカプセル51中から読み出された選
択データとから検索条件に基づいて再選択を実施する選
択データ格納管理部101と、巡回エージェントカプセ
ル51中から読み出された巡回先アドレスデータに基づ
いて次の巡回先のデータサーバを決める次巡回先決定部
102と、前記選択データ格納管理部101および次巡
回先決定部102の処理結果に基づいて受信した巡回エ
ージェントカプセル51を再構成するエージェントカプ
セル再構成部103とを有している。
【0068】なお、次巡回先決定部102は、次の巡回
先のアドレスデータが無い場合や、検索時間制限等の他
の検索条件により検索処理を打ちきる場合には、次の巡
回先を巡回エージェントカプセル51中から読み出され
た発信元のアドレスにする。
【0069】記憶部93は、エージェントカプセルデー
タ読出部95で読み出された検索条件を格納する検索条
件データ部96と、エージェントカプセルデータ読出部
95で読み出された選択データを格納する選択データ部
97と、エージェントカプセルデータ読出部95で読み
出された巡回先アドレスを格納する巡回先アドレスデー
タ部96と、受信した巡回エージェントカプセル51の
内容をそのまま格納するエージェントカプセルデータ部
99とを有している。
【0070】なお、巡回先アドレスデータ部96は、巡
回エージェントカプセル51中の発信元アドレスについ
ても格納する。
【0071】図6は、図5の第1データサーバの動作を
示すフローチャートである。
【0072】第1データサーバ25内のインターネット
側インターフェース部91で、インターネット4を介し
て検索サーバ23から送出された巡回エージェントカプ
セル51が受信される(ステップS21)と、インター
ネット側インターフェース部91は受信した巡回エージ
ェントカプセル51をデータ処理部92内のエージェン
トカプセルデータ読出部95及び記憶部93内のエージ
ェントカプセルデータ部99に送出する。
【0073】エージェントカプセルデータ部99では、
受信した巡回エージェントカプセル51のデータ内容を
そのまま格納(記憶)する(ステップS22)。一方、
エージェントカプセルデータ読出部95では、巡回エー
ジェントカプセル51からデータを読み出して記憶部9
3に送出する。記憶部93では、読み出された検索条件
を検索条件データ部96に格納し、読み出された選択デ
ータを選択データ部97に格納し、読み出された巡回先
アドレスを巡回先アドレスデータ部98に格納する(ス
テップS23)。
【0074】検索条件が検索条件データ部96に格納さ
れると、DB内検索エンジン100は、その検索条件に
基づいて第1データベース6内のデータを検索し(ステ
ップS24)、検索結果のデータを選択データ格納管理
部101に送出する。
【0075】選択データ格納管理部101では、受信し
た検索結果のデータと、選択データ部97から読出した
データとを、検索条件データ部96から読み出した検索
条件に基づいて比較して判断する(ステップS25)こ
とにより、次の巡回先に送出する巡回エージェントカプ
セル51内に保持させるデータを再選択する。検索結果
のデータが選択データよりも検索条件に一致している場
合(ステップS25:YES)には、選択データと検索
結果のデータの入れ替えを行い(ステップS26)、検
索結果のデータが選択データよりも検索条件に一致して
いない場合(ステップS25:NO)には、選択データ
をそのまま残して、次巡回先決定部102で次の巡回先
アドレスデータ部98から読み出した巡回先アドレスか
ら、例えば、自データサーバのアドレスの次のアドレス
を選択する等により、次の巡回先のデータサーバを決定
する(ステップS27)。
【0076】次に、エージェントカプセル再構成部10
3は、上記の選択データと次の巡回先の決定により、エ
ージェントカプセルデータ部99から受信した巡回エー
ジェントカプセル51を読み出して再構成を行い(ステ
ップS28)、再構成した巡回エージェントカプセル5
1をインターネット側インターフェース部91から次の
巡回先に向けて送出する(ステップS29)。
【0077】上記のように第1データサーバ25は、受
信した巡回エージェントカプセル51中の検索条件に基
づいて第1データベース6の検索を実施し、検索結果の
データと受信した巡回エージェントカプセル51から読
み出された選択データとから検索条件に基づく選択を実
施し、巡回エージェントカプセル51から読み出された
巡回先アドレスデータから次巡回先を決定し、上記した
データの選択結果および次巡回先の決定結果に基づいて
巡回エージェントカプセル51を再構成し、その再構成
した巡回エージェントカプセル51を次の巡回先に向け
て送出させることができる。なお、再構成する際には、
不要になった過去の巡回先アドレスデータを削除しても
良い。また、第2データサーバ27、および、第nデー
タサーバ29の構成および動作も、上記した第1データ
サーバ25の構成及び動作と同様である。
【0078】なお、本実施形態では、ユーザ端末1と検
索サーバ23を別構成としているが、ユーザ端末1の機
能を検索サーバ23に持たせることにより、使用者が直
接に検索サーバ23を用いて検索条件を入力でき、か
つ、使用者が検索サーバ23を用いて検索結果を入手で
きるようにしても良い。逆に、ユーザ端末1に検索サー
バ23の機能を持たせることにより、ユーザ端末1から
巡回エージェントカプセル51をインターネットに送出
し、かつ、戻ってきた巡回エージェントカプセル51a
から検索結果を取り出せるようにしても良い。
【0079】このように、本実施形態では、検索サーバ
23は第1データサーバ25のみに巡回エージェントカ
プセル51を送出し、第nデータサーバ29から巡回エ
ージェントカプセル51aを受信するのみであるので、
ユーザー端末と各データサーバ間の通信量を減らすこと
ができ、回線容量を増やさずに通信時間を減少させるこ
とができる。また、本実施形態では、検索結果のデータ
の数を検索条件に最も一致した1個のみとすることがで
きるので、使用者が重複情報を削除あるいは除外する手
間を減らすことができる。
【0080】(第2の実施形態)上記した第1の実施形
態では、検索結果のデータが1個のみであるので、検索
条件によっては、使用者の希望する検索結果のデータが
得られない場合が考えられる。そこで、次に示す第2の
実施形態では、検索結果のデータ数を複数にした場合に
ついて記載する。
【0081】図7は本発明の第2の実施形態の巡回エー
ジェントカプセル57の構成を示すブロック図である。
【0082】なお、本実施形態の情報検索システムの全
体構成は第1の実施形態を示した図1、検索サーバの構
成および動作は図2および図3、データサーバの構成及
び動作は図5および図6と以下に説明する点を除いて同
様であるので、それらの第1の実施形態の図面およびそ
の説明を参照し、重複する記載を省略する。
【0083】本実施形態の巡回エージェントカプセル5
7が第1の実施形態の巡回エージェントカプセル51と
異なる点は、選択データ部59内に各データサーバにて
検索されたデータから選択された複数の選択データを保
持しており、それらの選択データは検索条件に基づく判
断で一致する程度の順位が1位(59a)からn位(5
9c)までのデータである点である。
【0084】本実施形態では、使用者による検索結果を
何位まで取得するかの指示がユーザ端末1に入力される
と、検索サーバの23の検索条件データ部にその指示が
記憶され、データ処理部72内の検索条件付加部80に
より、巡回エージェントカプセル57内の検索条件デー
タ部54cに書き込まれる。
【0085】巡回エージェントカプセル57が第1デー
タサーバ25に到着すると、検索結果を何位まで取得す
るかの指示は、他の検索条件と共に記憶部93内の検索
条件データ部に複写される。また、巡回エージェントカ
プセル57内の選択データ部59内のデータも、第1デ
ータサーバ25の記憶部93内の選択データ部97に転
写される。
【0086】第1データサーバ25のデータ処理部92
内のDB内検索エンジン100は、複写された検索条件
に従って第1データベース6から該当するデータを検索
し、検索された結果のデータを選択データ格納管理部1
01に転送する。
【0087】選択データ格納管理部101では、DB内
検索エンジン100から転送されてきた検索結果のデー
タと、記憶部93の選択データ部97に複写されたデー
タとを、検索条件に基づいて比較し、一致する程度が高
い順に順位付けし、検索結果を何位まで取得するかの指
示に従ってその順位までをエージェントカプセル再構成
部103に送出する。
【0088】第1の実施形態の図6のフローチャートに
従って説明すると、ステップS25の「検索結果データ
は選択データより条件が一致するか否かの判断」につい
ては、第2の実施形態では、複数データについて条件が
一致するか否かの判断を実施して順位付けを行う。ま
た、ステップS26の「データ入れ替え」については、
第2の実施形態では、指示された順位までの全データ中
のステップS25で該当した全ての選択データを検索結
果データと入れ替えることになる。
【0089】他の動作については、第1の実施形態と同
様である。
【0090】上記のように本実施形態では、使用者が希
望する検索条件に「所定数までのデータ」という指示が
あれば、巡回エージェントカプセル57中に保持される
データは、検索条件に一致する程度で1位から所定数ま
でとなる。また、その保持されるデータは、次の巡回先
のデータサーバで検索処理が実施される毎に、持参した
検索条件に一致する順に所定数までのデータに更新(選
択)処理が実施される。つまり、今回処理されたデータ
サーバから次の巡回先のデータサーバには、検索条件に
対する一致程度により所定数まで選択されたデータのみ
を保持された巡回エージェントカプセル57が送出され
る。
【0091】また、例えば、使用者が希望する検索条件
に「検索時間を30分に限定」という指示があれば、巡
回エージェントカプセル57は、検索条件中にその指示
を保持し、次の巡回先のデータサーバで検索処理が実施
される毎に、例えば、グリニッジ標準時により経過時間
を演算し、指定時間を超過していた場合には、次の巡回
先のアドレスを発信元のアドレスにして巡回エージェン
トカプセル57が送出される。なお、検索時間について
は、巡回エージェントカプセル57を強制的に発信元の
アドレスに戻す時間をデフォルト値で予め定めておくこ
とが望ましい。
【0092】このようにして、本実施形態では、第1の
実施形態で説明したように、ユーザー端末と各データサ
ーバ間の通信量を減らすことができ、回線容量を増やさ
ずに通信時間を減少させることができ、重複情報を削除
あるいは除外する手間を減らすことができるという効果
に加えて、検索結果のデータの数を検索条件に一致する
程度が一位から指定した順位までの所定数のデータを得
ることができるので、使用者が希望するデータを得られ
ない確率を少なくでき、使用者がデータを順位付けた
り、並べ替える手間を減少させることができる。また、
本実施形態では、検索にかかる時間を使用者が指定する
ことができる。
【0093】(第3の実施形態)上記した第2の実施形
態では、所定数の複数のデータが検索結果として検索サ
ーバに戻されるが、その複数データ中には、有料のデー
タサーバのデータが混入する場合がある。その場合に
は、検索サーバは、有料のデータを選び出し、その有料
データに対する課金を使用者に請求すると共に、有料の
データサーバに料金を支払わなくてはならない。そこ
で、次に示す第3の実施形態では、データに課金される
場合の情報検索システムについて記載する。
【0094】図8は本発明の第3の実施形態の情報検索
システムの構成を示すブロック図である。
【0095】図8の本実施形態の情報検索システムと、
図1に示した第1の実施形態との主な相違点は、本実施
形態ではインターネット4に課金サーバ40が接続さ
れ、検索サーバ33から送出されて第1データサーバ3
5、第2データサーバ37、第nデータサーバ39を巡
回した巡回エージェントカプセル67aが検索サーバ3
3に戻る直前に課金サーバ40を経由して課金処理を行
うことである。
【0096】課金サーバ40には、各巡回エージェント
カプセル61の選択データ、各有料データサーバの課金
条件および支払条件、検索サーバ毎の料金請求条件およ
び支払条件(使用者毎の料金請求条件および支払条件)
等を格納した課金データベース41が備えられている。
【0097】課金条件とは、例えば、データサーバの使
用料が課金されるか否か、データ出力1件当たりの出力
料が課金されるか否か等である。支払条件とは、例え
ば、検索実施毎の支払いが発生するか否か、月末締めの
翌月末までの支払いであるか否か等である。料金請求条
件とは、例えば、検索実施毎の請求であるか否か、月末
締めの請求であるか否か等である。
【0098】ここで、本実施形態の巡回エージェントカ
プセル67について説明する、図9は、本実施形態の巡
回エージェントカプセルの構成を示すブロック図であ
る。
【0099】図9の巡回エージェントカプセル67の選
択データ部59内には、検索条件に一致程度が1位のデ
ータ59a、同2位のデータ59b、・・・、同第n位
のデータ59cを有している。本実施形態では、それら
の各データ59a、59bおよび59c中に、各選択デ
ータの本体59a1、59b1および59c1に加え
て、各選択データ毎に検索されたデータサーバのIDデ
ータ59a2、59b2および59c2と、各選択デー
タ毎に対応するデータサーバにより課金されたデータ5
9a3、59b3および59c3を有している。
【0100】また、例えば、DB内データ検索プログラ
ム部54内の検索条件データ部54cに、有料データサ
ーバをスキップするか否かの条件が入力できる場合、本
実施形態の場合では、無料のデータサーバのみでなく有
料のデータサーバからもデータを入手すること、すなわ
ち、有料データサーバをスキップしないことが指示され
ていることとする。あるいは、有料のデータサーバのみ
を指示しても良い。また、本実施形態の場合は、第1デ
ータサーバ35、第2データサーバ37、第nデータサ
ーバ39は有料のデータサーバとする。他の構成は、第
2の実施形態と同様である。
【0101】本実施形態では、使用者による検索結果を
何位まで取得するかの指示および有料データサーバから
もデータを得ることがユーザ端末1に入力されると、検
索サーバの33の検索条件データ部にその指示が記憶さ
れ、巡回エージェントカプセル67内の検索条件データ
部54cに書き込まれる。
【0102】巡回エージェントカプセル67が第1デー
タサーバ35に到着すると、検索結果を何位まで取得す
るか、および、データサーバに備えられるデータベース
(DB)のIDデータと今回検索された結果のデータに
ついての課金データを読み出す指示は、他の検索条件と
共に第1データサーバ35内に複写される。
【0103】第1データサーバ35は、複写された検索
条件に従って第1データベース6から該当するデータを
検索し、検索された結果のデータと選択データとを検索
条件に基づいて指示された順位までの選択データを巡回
エージェントカプセル67に再構成して次の巡回先に向
けて送出する。
【0104】その再構成する前には、例えば、図5の選
択データ格納管理部101において、指示された順位ま
での選択データ毎に、各々検索されたデータサーバ(D
B)のIDデータと、データベースが検索されてデータ
が出力される際に発生した課金データが付加される。
【0105】第1の実施形態の図6のフローチャートに
従って説明すると、ステップS26の「データ入れ替
え」時に、指示された順位までの全データ中のステップ
S25で該当した全ての選択データを検索結果データと
入れ替えるが、その際に、データサーバ(DB)のID
データと課金データを付加することになる。また、無料
のデータサーバである場合には、データサーバ(DB)
のIDデータは付加されるが課金データは付加されな
い。
【0106】他の動作については、第2の実施形態と同
様である。
【0107】上記のように本実施形態では、使用者が希
望する検索条件に「有料データを含んで所定数までのデ
ータ」という指示があれば、有料の選択データについて
は、その検索されたデータサーバのIDと課金データが
巡回エージェントカプセル67中に保持されて課金サー
バ40で各検索サーバ毎(各使用者毎)や、各有料デー
タサーバ毎に課金を管理できるので、使用者に即時に課
金を通知することができ、各有料データサーバに対して
の支払いを円滑に実施することができる。
【0108】また、上記した第1および第2の実施形態
では、各データサーバで検索された結果のデータの出力
数と、最終的に使用者に届けられる検索結果のデータの
数が一致しない場合が考えられる。
【0109】具体的には、例えば、第2の実施形態の場
合なら、第1データサーバ25で検索され選択されたデ
ータが3個であり、次の第2データサーバ27で検索さ
れた2個のデータがより検索条件に一致する場合には、
第1データサーバ25で選択された3個のデータ中から
2個のデータは破棄されてしまう。その場合、第1デー
タサーバ25はデータを3個出力したにもかかわらず、
最終的な選択データとしては1個しか生き残らず、残り
の2個は使用者に届く前に破棄され、その2個のデータ
出力は無効になってしまう。
【0110】そのような場合には、例えば、上記した巡
回エージェントカプセル67内の選択データ部59のデ
ータを入れ替える際に、データサーバのIDと課金デー
タは入れ替えずに残すようにして、最終的に課金サーバ
40で課金データベース41に格納された支払条件等に
基づいて、使用者への請求と各有料データサーバへの支
払いを調整する。
【0111】なお、課金サーバ40は検索サーバ33と
併合して構成することができるが、検索されたデータと
課金データの改ざん等によるトラブルを防ぐために、別
構成であることが望ましい。また、課金サーバ40は、
複数に分類されたデータサーバや検索サーバの分類、あ
るいは、使用者の分類等に対応させて複数であっても良
い。また、巡回エージェントカプセル67に検索日時デ
ータを保持させる場合には、その日時データを選択デー
タやデータサーバのIDデータと共に、使用者への請求
あるいは各有料データサーバへの支払いに添付すること
により、より確実な検索料金の発生を示すことができる
ので、トラブルを未然に防ぐことができる。
【0112】このようにして、本実施形態では、第1〜
第2の実施形態で説明したように、ユーザー端末と各デ
ータサーバ間の通信量を減らすことができ、回線容量を
増やさずに通信時間を減少させることができ、重複情報
を削除あるいは除外する手間を減らすことができ、一位
から指定した順位までの所定数のデータを得ることがで
き、使用者が希望するデータを得られない確率を少なく
でき、使用者がデータを順位付けたり、並べ替える手間
を減少させることができるという効果に加えて、選択さ
れたデータに対する課金を管理でき、使用者に対する請
求や、有料データサーバに対する支払いを円滑にでき
る。
【0113】(第4の実施形態)上記した各実施形態で
は、巡回エージェントカプセルが巡回する全てのデータ
サーバに対して事前に契約等を行い、その各データサー
バのデータ処理部に巡回エージェントカプセルの処理に
必要なプログラム等を予めインストールしてもらい、作
業用の領域や記憶部(記憶領域)等を予め用意してもら
う必要があった。
【0114】しかし、インターネットを検索する場合の
一般的な検索エンジンは、上記したような契約済みのデ
ータサーバに限って検索するわけではなく、世界中のデ
ータサーバを検索するので、未契約のデータサーバが巡
回エージェントカプセルの巡回先になることがあり得
る。そこで、次に示す第4の実施形態では、未契約で予
めデータ処理プログラムや処理領域等が用意されていな
いデータサーバ中で、巡回エージェントカプセルが検索
条件に基づく検索を実施して、且つ、データの選択を実
施する場合の情報検索システムについて記載する。
【0115】図10は、本発明の第4の実施形態の巡回
エージェントカプセルの構成を示すブロック図である。
【0116】なお、本実施形態の情報検索システムの全
体構成は第1の実施形態を示した図1、検索サーバの構
成および動作は図2および図3、データサーバの構成及
び動作は図5および図6と以下に説明する点を除いて同
様であるので、それらの第1の実施形態の図面およびそ
の説明を参照し、重複する記載を省略する。
【0117】図10の巡回エージェントカプセル87
は、巡回先のデータサーバに到着した際に、例えば、図
5のデータ処理部92内の選択データ格納管理部10
1、次巡回先決定部102、および、エージェントカプ
セル最構成部103に相当する処理部を、各データサー
バのデータ処理部内に設けるプログラム55を有してい
る。
【0118】つまり、本実施形態では、巡回先のデータ
サーバに到着した巡回エージェントカプセル87は、ま
ず、そのデータサーバが巡回エージェントカプセル87
に対する上記各処理部を有しているか否かを判断し、有
していない場合にはプログラム55により、そのデータ
サーバのデータ処理部内に、図5に示したような各処理
部を設け、その後、第1の実施形態に示したデータ検索
処理を実施する。
【0119】そして、データ検索処理が終了して、デー
タの選択が終わり、巡回エージェントカプセル87を再
構成して次の巡回先に送出したら、そのデータサーバの
データ処理部内に設けた選択データ格納管理部101、
次巡回先決定部102、および、エージェントカプセル
最構成部103に相当する処理部を、データサーバから
削除する。
【0120】ただし、本実施形態のプログラム55が、
各データサーバのセキュリティシステム(ファイアウオ
ール)等により受け入れられない場合には、そのデータ
サーバではデータ検索できないので、そのデータサーバ
をスキップすることとする。
【0121】他の動作については、第1の実施形態と同
様である。
【0122】上記のように本実施形態では、第1の実施
形態の効果に加えて、巡回先のデータサーバが巡回エー
ジェントカプセル87による検索を実施できる構成を予
め用意していない場合でも、それらのデータサーバにお
いてデータ検索を実施し、さらにデータを選択し、巡回
エージェントカプセル87を再構成して次の巡回先に向
けて送出することができる。
【0123】
【発明の効果】上記のように本発明では、検索サーバは
1個のデータサーバのみに巡回エージェントカプセルを
送出し、1個のデータサーバから帰ってきた巡回エージ
ェントカプセルを受信するのみであるので、ユーザー端
末と各データサーバ間の通信量を減らすことができ、回
線容量を増やさずに通信時間を減少させることができ
る。
【0124】また、本発明では、検索結果のデータから
検索条件により選択することができるので、使用者が重
複情報を削除あるいは除外する手間を減らすことができ
る。
【0125】また、本発明では、検索結果のデータの数
を検索条件に一致する程度が一位から指定した順位まで
の所定数のデータを得ることができるので、使用者が希
望するデータを得られない確率を少なくでき、使用者が
データを順位付けたり、並べ替える手間を減少させるこ
とができる。
【0126】また、本発明では、検索にかかる時間を使
用者が指定することができる。
【0127】また、本発明では、選択されたデータに対
する課金を管理でき、使用者に対する請求や、有料デー
タサーバに対する支払いを円滑にできる。
【0128】また、本発明では、巡回先のデータサーバ
が巡回エージェントカプセルによる検索を実施できる構
成を予め用意していない場合でも、それらのデータサー
バにおいてデータ検索を実施し、さらにデータを選択
し、巡回エージェントカプセルを再構成して次の巡回先
に向けて送出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の情報検索システム
の概略構成を示したブロック図である。
【図2】 図1の検索サーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 図2の検索サーバの動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 図1の巡回エージェントカプセルの構成を示
すブロック図である。
【図5】 図1の第1データサーバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 図5の第1データサーバの動作を示すフロー
チャートである。
【図7】 本発明の第2の実施形態の巡回エージェント
カプセルの構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態の情報検索システム
の構成を示すブロック図である。
【図9】 第3の実施形態の巡回エージェントカプセル
の構成を示すブロック図である。
【図10】 第4の実施形態の巡回エージェントカプセ
ルの構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の情報検索システムの概略構成を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末、 2 通信回線、 4 インターネッ
ト、 6 第1データベース、 8 第2データベー
ス、 10 第nデータベース、 23 検索サーバ、
25 第1データサーバ、 27 第2データサー
バ、 29 第nデータサーバ、 51、51a 巡回
エージェントカプセル。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の希望する検索条件を入力できる
    ユーザ側インターフェース部と、 複数のデータサーバを巡回して得た検索結果データを格
    納して戻る巡回エージェントカプセルを生成するエージ
    ェント生成部と、 入力された検索条件のデータを巡回エージェントカプセ
    ルに付加する検索条件データ付加部と、 インターネット上のデータサーバのアドレスを検索する
    ネット検索エンジンと、 検索されたデータサーバのアドレスを巡回エージェント
    カプセルに付加する巡回先アドレス付加部と、 前記巡回エージェントカプセルをインターネットに送出
    すると共に、巡回して戻ってきた巡回エージェントカプ
    セルを受信するインターネット側インターフェース部
    と、 前記戻ってきた巡回エージェントカプセル中から検索結
    果データを読み出して使用者に対して出力するエージェ
    ントデータ読出部とを有する検索サーバと、 少なくとも1個のデータベースを備えるあるいは接続す
    る複数のデータサーバと、 前記検索サーバと前記データサーバとを接続すると共
    に、前記複数の各データサーバの相互間をも接続するイ
    ンターネットとから構成され、 前記検索サーバから送出された巡回エージェントカプセ
    ルが、各データサーバを巡回しながらデータを検索し、
    検索結果のデータを携えて再び検索サーバに戻ることに
    より検索が実施されることを特徴とする情報検索システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報検索システムの検索サー
    バ内のエージェント生成部にて生成される巡回エージェ
    ントカプセルであって、 巡回先のデータベースサーバのアドレスデータおよび発
    信元検索サーバのアドレスデータを保持して各サーバを
    巡回する巡回プログラムと、 巡回先の複数のデータベースサーバにおいて、処理を実
    行できるように作業環境を整合させるプログラム、デー
    タ検索を行うための検索条件データ、および、各データ
    ベースサーバ内の検索エンジンに前記検索条件データを
    用いて検索させる検索エンジン制御プログラムを保持す
    るデータ検索プログラムと、 巡回先のデータベースサーバで検索された結果のデータ
    を格納する選択データ部とを有することを特徴とする巡
    回エージェントカプセル。
  3. 【請求項3】 前記巡回エージェントカプセル中の選択
    データ部は、予め定められた所定数以下の数のデータを
    格納することを特徴とする請求項2記載の巡回エージェ
    ントカプセル。
  4. 【請求項4】 前記巡回エージェントカプセル中の選択
    データ部は、巡回中の前のデータベースから送出される
    際に巡回エージェントカプセル中に格納されたデータの
    内容と、今回のデータサーバの検索結果データの内容が
    比較され、検索条件に一致する順に前記所定数までのデ
    ータが選択されて格納されることを特徴とする請求項3
    記載の巡回エージェントカプセル。
  5. 【請求項5】 前記データベースサーバは、 前記巡回エージェントカプセル中の検索条件データを用
    いて検索を実施するデータベース内検索エンジンと、 検索結果のデータと前記巡回エージェントカプセル中の
    選択データ部に格納されたデータとを比較して、今回の
    検索結果データが選択データ部に格納されるべきデータ
    であるか否かを判断する選択データ格納管理部と、 前記選択データ格納管理部の判断結果に基づいて、巡回
    エージェントカプセルを再構成するエージェント再構成
    部とを有することを特徴とする請求項1記載の情報検索
    システム。
  6. 【請求項6】 前記巡回エージェントカプセルは、標準
    時刻に基づいて該巡回エージェントカプセルが検索サー
    バから送出された時刻および使用者が予め設定した検索
    時間を保持し、 前記データベースサーバの選択データ格納管理部は、標
    準時刻に基づいて送出された時刻からの経過時間を計測
    して設定された検索時間を超えたか否かを判断し、経過
    時間が前記検索時間を超えた場合には前記巡回エージェ
    ントカプセルを次に検索サーバに向けて送出させること
    を特徴とする請求項5記載の情報検索システム。
  7. 【請求項7】 前記検索サーバ中のエージェント生成部
    は、前記使用者の希望する検索条件に対して複数の巡回
    エージェントカプセルを生成し、 前記検索条件データ付加部は、複数の巡回エージェント
    カプセルの各々に対して入力された検索条件のデータを
    同様に付加し、 前記巡回先アドレス付加部は、ネット検索エンジンによ
    り検索されたデータサーバのアドレスを、各巡回エージ
    ェントカプセルが異なったアドレスを保持するように付
    加することを特徴とする請求項1記載の情報検索システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記巡回エージェントカプセルは、請求
    項3または4記載の予め定められた所定数以下の数のデ
    ータを格納する選択データ部を有し、 前記データベースサーバの選択データ格納管理部は、今
    回の検索結果データが所定数以下にデータ数が限定され
    た選択データ部に格納されるべきデータであるか否かを
    判断することを特徴とする請求項5記載の情報検索シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記巡回エージェントカプセルが前記検
    索サーバに戻される直前に巡回される課金サーバを備
    え、 前記データサーバは、前記検索結果データの検索処理お
    よび検索結果出力に要した金額を算出して課金データを
    生成し、 前記巡回エージェントカプセルは、前記検索結果データ
    について前記データサーバで生成された課金データを格
    納すると共に、前記課金サーバのアドレスデータを保持
    し、 前記課金サーバは、前記巡回エージェントカプセルに格
    納された課金データに基づいて、前記使用者に対する請
    求金額の演算して検索サーバに演算結果を送出すると共
    に、各データサーバに対する支払い料金を演算して各々
    対応するデータサーバに演算結果を送出することを特徴
    とする請求項1記載の情報検索システム。
  10. 【請求項10】 前記課金サーバは、 巡回エージェントカプセルの個別認識名称(ID)、各
    データサーバの個別認識名称(ID)、検索実施日、検
    索条件、および、各データサーバ毎の検索結果データの
    各課金元データを、発生した課金内容に対応させて格納
    すると共に、前記検索サーバに対する課金請求条件、お
    よび、前記各データサーバに対する支払い条件を格納す
    る課金データベースを備え、 前記使用者に対しては、前記課金請求条件、前記課金内
    容、および、前記課金元データに基づいて、前記検索サ
    ーバを介して課金を請求し、 前記各データサーバに対しては、前記支払い条件、前記
    課金内容、および、前記課金元データに基づいて、課金
    を支払うことを特徴とする請求項9記載の情報検索シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記課金サーバは、前記使用者に対す
    る課金の請求を、検索されたデータ毎に対応する課金を
    示して実施することを特徴とする請求項10記載の情報
    検索システム。
  12. 【請求項12】 前記巡回エージェントカプセルは、課
    金されるデータサーバから得られた選択データに対して
    は対応する課金データをデータサーバのIDと共に保持
    し、課金されないデータサーバから得られた選択データ
    に対しては課金データを保持せずに巡回し、 前記課金サーバは、課金されるデータサーバに対しての
    み課金を支払うことを特徴とする請求項10記載の情報
    検索システム。
  13. 【請求項13】 前記課金サーバは、複数の前記巡回エ
    ージェントカプセルからの課金元データを集計して、前
    記使用者に対する課金の請求および前記各データサーバ
    に対する課金の支払いを実施することを特徴とする請求
    項10〜12記載の情報検索システム。
  14. 【請求項14】 前記巡回エージェントカプセルは、巡
    回先のデータサーバ内で処理が実施されるプログラムで
    ある、選択データ部に格納するデータを選択するための
    プログラム、次の巡回先を決めるプログラム、および、
    前記した各プログラムの処理結果に基づいて巡回エージ
    ェントカプセルを再構成するプログラム、の内の少なく
    とも1つ以上を格納することを特徴とする請求項2〜4
    の何れか1項記載の巡回エージェントカプセル。
JP2000268453A 2000-09-05 2000-09-05 情報検索システム Withdrawn JP2002073640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268453A JP2002073640A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 情報検索システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268453A JP2002073640A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 情報検索システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073640A true JP2002073640A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18755233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000268453A Withdrawn JP2002073640A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 情報検索システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002073640A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018957A1 (ja) * 2004-08-20 2006-02-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 情報配信システム、ノード装置、所在情報検索方法、及び記録媒体等
JP2008310533A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Fuji Xerox Co Ltd 会議環境管理装置、会議環境管理システム及び会議室選択方法
JP6427697B1 (ja) * 2018-01-22 2018-11-21 株式会社Triart 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018957A1 (ja) * 2004-08-20 2006-02-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 情報配信システム、ノード装置、所在情報検索方法、及び記録媒体等
JP2008310533A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Fuji Xerox Co Ltd 会議環境管理装置、会議環境管理システム及び会議室選択方法
JP6427697B1 (ja) * 2018-01-22 2018-11-21 株式会社Triart 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
JP2019128645A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 株式会社Triart 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hayrapetyan et al. Network design for information networks
US7526547B2 (en) Intelligent network charging edge
Delgado et al. Knowledge bases and user profiling in travel and hospitality recommender systems
US5930772A (en) Volume-dependent accounting system and method in connectionless communications
US8600784B1 (en) Indentifying information sources to search based on rules
Adiri et al. Optimal priority-purchasing and pricing decisions in nonmonopoly and monopoly queues
WO2004068277A2 (en) Method and system of performing transactions using shared resources and different applications
EP1462956A2 (en) Computer system for managing file management information
CN105701551A (zh) 一种智能停车平台及其智能停车方法
JP2002520717A (ja) 要求整合
CN1251667A (zh) 全球网络计算机
CA2448263A1 (en) Travel value index
CN103782275B (zh) 用于管理便携式计算装置的资源的系统和方法
JP2002189943A (ja) 情報提供システム、接続制御サーバ、接続・課金方法及び記録媒体
US7606903B2 (en) Data storage device and data storage method with network access management
CN108734454A (zh) 退款处理方法和系统
EP1090346A1 (en) A system and method for the co-ordination and control of information supply using a distributed multi-agent platform
JP2001521334A (ja) 通信ネットワークノード
US20040267555A1 (en) Dynamic service scheduling
JP2008542889A (ja) 通信システムにおける、課金の通知を配信する方法及びシステム
JP3842319B2 (ja) 情報検索システム
CN101621758B (zh) 用于sp/cp的业务容器系统
JP2002073640A (ja) 情報検索システム
CN112488770B (zh) 交易计价控制方法及其装置、设备、介质
JP2004527820A (ja) コンピュータ予約システムにおけるデータの処理及びアクセス方法、並びにその方法を実施するためのシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106