JP2002069646A - 薄膜製造方法 - Google Patents

薄膜製造方法

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JP2002069646A
JP2002069646A JP2000265243A JP2000265243A JP2002069646A JP 2002069646 A JP2002069646 A JP 2002069646A JP 2000265243 A JP2000265243 A JP 2000265243A JP 2000265243 A JP2000265243 A JP 2000265243A JP 2002069646 A JP2002069646 A JP 2002069646A
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film
processing chamber
gas
catalyst
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JP2000265243A
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English (en)
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Naoji Nada
直司 名田
Tatsuo Yoshioka
達男 吉岡
Takekazu Sato
豪一 佐藤
Hideki Matsumura
英樹 松村
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Fujitsu Ltd
Japan Advanced Institute of Science and Technology
Sony Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Japan Advanced Institute of Science and Technology
Sony Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒CVD法による成膜において、基板温度
が上昇する不安定期間に基板表面を安定化することで、
密着性のよい膜厚方向に均一な膜を形成し、膜の物理特
性や電気特性の再現性や安定性の向上を図る。 【解決手段】 触媒CVD法によって基板に薄膜を形成
する薄膜製造方法であって、加熱された触媒体によっ
て、基板に対し膜堆積を行う直前に基板を加熱すること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜製造方法に関
し、詳しくは触媒CVD法による薄膜製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】触媒CVD(Cat−CVD、Hot−
wire CVDとも呼ばれる)法において、基板加熱
手段として、従来は、図6に示すように、触媒CVD装
置101の処理室111内に設置されている基板ホルダ
ー112内にヒーター113を設けて、そのヒーター1
13によって、熱伝導により基板151を加熱してい
た。また、膜形成において、処理室111上部に設けた
ガス供給機構114より原料ガスを導入し、基板151
上に設けた触媒体115によってその原料ガスを加熱し
て堆積種を生成する。そして、膜厚の制御は、処理室1
11内の触媒体115と基板151との間に設置されて
いるシャッター117を開いてから閉じるまでの時間で
制御していた。
【0003】次に、従来の薄膜形成方法を、図7に示す
フローチャートによって説明する。図7に示すように、
例えば希フッ酸等を用いたウエットエッチングにより、
成膜を行う基板151を洗浄する:「基板洗浄」。次い
で上記触媒CVD装置101のロードロック室(図示せ
ず)内に基板151を搬入する:「基板搬入」。その
後、ロードロック室内を真空にする:「ロードロック室
真空引き」。次いで処理室111内を真空にする:「処
理室真空引き」。そしてロードロック室と処理室111
とを連通させ、基板151を基板ホルダー112上に載
置する:「基板載置」。次いで、処理室111を密閉す
る。
【0004】その後、ガス供給機構114から処理室1
11内に前処理ガスとして、水素を例えば100cm3
/minの流量で供給し、圧力調整機構(図示せず)に
よりガス圧力を例えば13Paに設定する:「前処理ガ
ス供給」。
【0005】その後、触媒体加熱電源117を用いて触
媒体115に通電し、触媒体115を1800℃に加熱
する:「触媒体加熱」。
【0006】次いで、ガス供給機構114から処理室1
11内に原料ガスとして、例えばモノシラン(SiH
4 )を供給する:「原料ガス供給」。そして、シャッタ
ー117を開放する:「シャッター開」。シャッター1
17が開放さることにより、原料ガスは触媒体115に
触れてもしくは触媒体115からの輻射熱を吸収して、
活性化され、基板151表面に薄膜が形成される:「成
膜」。
【0007】膜形成が終了した後、シャッター117を
閉じる:「シャッター閉」。そして原料ガスの供給を停
止する:「原料ガスの供給停止」。その後、触媒体加熱
電源117のスイッチを切って、触媒体の加熱を停止す
る:「触媒体加熱停止」。その後水素の供給を停止す
る:「前処理ガスの供給停止」。そして基板151を冷
却した:「基板冷却」後、ロードロック室(図示せず)
を経由して、基板151を処理室2内より取り出す:
「基板搬出」。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、触媒C
VD法による成膜時の基板表面温度は、シャッターを開
いてから3分間ほどは触媒体からの輻射熱およびガスに
よる熱輸送を受けて急激に上昇する。すなわち、シャッ
ターを開くと同時に膜堆積が開始されるため、時間経過
とともに異なる基板温度で膜成長することになる。した
がって、膜の厚み方向に不均一な膜(不均質な膜)が形
成され、膜の物理特性や電気特性の再現性や安定性が乏
しい薄膜形成方法となっていた。
【0009】また、触媒CVD法では、触媒体表面で発
生した堆積種は、主に拡散によって基板に到達するた
め、プラズマCVD法やスパッタリング法における堆積
種に比べ種が有するエネルギーが小さい。したがって、
膜の密着性がプラズマCVD法やスパッタリング法で作
製した膜より劣り、成膜後のパターニング等、後の処理
工程において、剥離が発生する場合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた薄膜製造方法である。
【0011】本発明の薄膜製造方法は、触媒CVD法に
よって基板に薄膜を形成する薄膜製造方法であって、加
熱された触媒体によって基板に対し膜堆積を行う直前に
基板を加熱することを特徴としている。
【0012】上記薄膜製造方法では、加熱された触媒体
によって、基板に対し膜堆積を行う直前に、その基板を
加熱することから、基板表面が不安定な間には膜形成を
行われず、基板表面の洗浄が行われる。そのため、膜堆
積は洗浄された基板表面に安定した状態で行われるの
で、厚さ方向に均質な膜が形成される。また、基板表面
が清浄な面となっているため、形成された膜の密着性が
高くなる。
【0013】また本発明の薄膜製造方法は、触媒CVD
法によって基板に薄膜を形成する薄膜製造方法であっ
て、触媒CVD装置の処理室内に基板を載置する工程
と、前記処理室内に前処理ガスを供給する工程と、前記
処理室内に設けられた触媒体に通電することによって前
記基板を加熱する工程と、前記前処理ガスを前記触媒体
に触れさせることにより活性化させ、前記基板表面の前
処理を行う工程と、前記処理室内に原料ガスを供給して
前記基板に成膜を行う工程とを順に有している。
【0014】上記薄膜製造方法では、前処理ガスを処理
室内に供給してから触媒体への通電により基板を加熱
し、前処理ガスを前記触媒体に触れさせることにより活
性化させ、前記基板表面の前処理を行うので、基板表面
が不安定な間には膜形成を行われず、基板表面の洗浄が
行われる。その後、処理室内に原料ガスを供給して基板
に成膜を行うので、膜堆積は洗浄された基板表面に安定
した状態で行われる。そのため、基板表面には厚さ方向
に均質な膜が成膜される。また、基板表面が清浄な面と
なっているため、形成された膜の密着性が高くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の薄膜製造方法に係る第1
の実施の形態を、図1に示すフローチャートおよび図2
に示す触媒CVD装置の主要部概略構成図によって説明
する。
【0016】まず図2によって、薄膜製造装置の主要部
の概略構成を以下に説明する。
【0017】図2の(1)に示すように、触媒CVD装
置1は、処理室11が備えられていて、その処理室2の
内部には、基板51が載置される基板ホルダー12が設
置されている。この基板ホルダー12の内部には、基板
加熱ヒーター13が設置されている。この基板加熱ヒー
ター13は、例えば電気的な発熱体(例えば、電熱線、
電熱板等の抵抗加熱体)で構成されていて、処理室11
の例えば外部に設置した基板加熱ヒーター電源14が接
続されている。
【0018】上記処理室11内で基板ホルダー12の上
方には触媒体15が設置されている。この触媒体15
は、例えば折れ線状に整形したタングステン線で、基板
51の面積より広い領域を覆うように、形成されていて
(図2の(2)に参照)、処理室11の例えば外部に設
置した触媒体加熱電源16に接続されている。また、触
媒体15と基板ホルダー12との間にはシャッター17
が設置されている。
【0019】さらに処理室11の例えば上部には、原料
ガスを処理室11の内部に供給するためのガス供給機構
18が設置されている。このガス供給機構18は、例え
ばシャワーノズルを備えている。また処理室11には、
その下部に排気装置(図示せず)に接続された排気管1
9が接続されている。したがって、排気装置を稼動する
ことによって、処理室11内のガスは排気管19を通し
て処理室11外に排気できる。
【0020】次に、上記図2によって説明した触媒CV
D装置1を用いた本発明の薄膜製造方法を、図1のフロ
ーチャートによって以下に説明する。なお、以下の説明
では、前記図2によって説明した各構成部品と同様の構
成部品には同一符号を付して説明する。また、以下の説
明における真空とはいわゆる工業的真空をいう。
【0021】図1に示すように、例えば希フッ酸等を用
いたウエットエッチングにより、成膜を行う基板51を
洗浄する:「基板洗浄」。次いで上記触媒CVD装置1
のロードロック室(図示せず)内に基板51を搬入す
る:「基板搬入」。その後、ロードロック室内を真空に
する:「ロードロック室真空引き」。次いで処理室11
内を真空にする:「処理室真空引き」。そしてロードロ
ック室と処理室11とを連通させ、基板51を基板ホル
ダー12上に載置する:「基板載置」。次いで、処理室
11を密閉する。
【0022】その後、ガス供給機構18から処理室11
内に前処理ガスとして、水素を例えば100cm3 /m
inの流量で供給し、圧力調整機構(図示せず)により
ガス圧力を103kPa以下に、例えば13Paに設定
する:「前処理ガス供給」。その際、上記触媒CVD装
置1の基板加熱ヒーター13による基板51の加熱は行
わない。
【0023】その後、触媒体加熱電源16を用いて触媒
体15に通電し、触媒体15を例えば1800℃に加熱
する:「触媒体加熱」。そして、シャッター17を開放
する:「シャッター開」。シャッター17が開放される
ことにより、前処理ガスは触媒体15に触れて、もしく
は触媒体15からの輻射熱を吸収して活性化され、基板
51表面の前処理を行う:「前処理」。
【0024】上記前処理によって、基板51の中心部温
度は、図3に示すように変化した。ここでは、基板51
に直径150mmのシリコンウエハを用い、触媒体15
と基板51との距離は40mmとした。このように触媒
体15を加熱することにより3分程度の時間で基板51
を加熱することが可能である。
【0025】図4は、触媒体−基板間距離を変えた場合
において、シャッター17を開いてから10分後におけ
る基板表面温度を示した、基板表面温度と触媒体−基板
間距離との関係図であり、触媒体−基板間距離を長くす
ることにより反比例して基板表面温度が減少することが
わかる。すなわち、触媒体−基板間距離を変えることに
より基板表面温度の制御が可能であることがわかる。
【0026】次いで、ガス供給機構18から処理室11
内に原料ガスとして、例えばモノシラン(SiH4 )を
供給する:「原料ガス供給」。これによって、「成膜」
工程が行われる。この成膜工程では、基板51表面に薄
膜が形成される。
【0027】膜形成が終了した後、シャッター17を閉
じる:「シャッター閉」。そして原料ガスの供給を停止
する:「原料ガスの供給停止」。その後、触媒体加熱電
源16のスイッチを切って、触媒体15の加熱を停止す
る:「触媒体加熱停止」。その後水素の供給を停止す
る:「前処理ガスの供給停止」。そして基板51を冷却
した:「基板冷却」後、ロードロック室(図示せず)を
経由して、基板51を処理室11内より取り出す:「基
板搬出」。
【0028】上記薄膜製造方法では、前処理ガスを処理
室11内に供給してから触媒体15への通電により基板
51を加熱し、通電により加熱された触媒体15に前処
理ガスを触れさせることにより活性化させ、基板51表
面の前処理を行う。すなわち、基板51に対し膜堆積を
行う直前の基板51表面が不安定な間には膜形成が行わ
れず、基板51表面の洗浄が行われる。その後、原料ガ
スが供給されて、清浄化された基板51表面に膜堆積が
行われる。そのため、膜堆積は洗浄された基板51表面
に安定した状態で行われるので、厚さ方向に均質な膜が
形成される。また、基板51表面が清浄な面となってい
るため、形成された膜の密着性が高くなる。
【0029】次に、上記実施の形態に基づいて、上記図
2によって説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CV
D法によってポリシリコン膜を成膜した第1の実施例を
以下に説明する。この第1の実施例では、触媒CVD装
置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給せず、すなわ
ち、基板ホルダー12側からの基板51の加熱を行わな
いで、ポリシリコン膜を成膜した。
【0030】まず、例えば希フッ酸等を用いたウエット
エッチングにより、成膜がなされる基板(石英基板)5
1を洗浄する:「基板洗浄」。次いで上記触媒CVD装
置1のロードロック室(図示せず)内に基板51を搬入
する:「基板搬入」。その後、ロードロック室内を真空
にする:「ロードロック室真空引き」。次いで処理室1
1内を真空にする:「処理室真空引き」。そしてロード
ロック室と処理室11とを連通させ、基板51を基板ホ
ルダー12上に載置する:「基板載置」。次いで、処理
室11を密閉する。そして、排気装置(例えば真空ポン
プ)(図示せず)によって処理室11内を例えば4×1
-4Pa以下まで排気する。
【0031】次いでガス供給機構18から処理室2内へ
水素を100cm3 /minの流量で供給し、圧力調整
機構(図示せず)によりガス圧力を例えば13Paに設
定する:「前処理ガス供給」。その際、上記触媒CVD
装置1の基板加熱ヒーター13による基板51の加熱は
行わない。
【0032】その後、触媒体加熱電源16を用いて触媒
体15に通電し、触媒体15を1800℃に加熱する:
「触媒体加熱」。
【0033】そして、シャッター17を開放する:「シ
ャッター開」。シャッター17が開放さることにより、
前処理ガスは触媒体15に触れてもしくは触媒体15か
らの輻射熱を吸収して活性化され、基板51表面の前処
理を行う:「前処理」。
【0034】次いで、ガス供給機構18から処理室11
内に原料ガスとして、例えばモノシラン(SiH4 )を
2.5cm3 /minの流量で供給する:「原料ガス供
給」。これによって、「成膜」工程が行われる。この成
膜工程では、基板51表面にポリシリコン膜が形成され
る。
【0035】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じる:「シャッ
ター閉」。そして原料ガスの供給を停止する:「原料ガ
スの供給停止」。その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15の加熱を停止する:「触媒体加
熱停止」。その後水素の供給を停止する:「前処理ガス
の供給停止」。
【0036】そして基板51を冷却した:「基板冷却」
後、ロードロック室(図示せず)を経由して、基板51
を処理室11内より取り出す:「基板搬出」。
【0037】次に、上記第1の実施例に対する比較例
(以下第1の比較例という)として、上記図2によって
説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CVD法によっ
てポリシリコン膜を成膜した。この第1の比較例では、
基板51を基板ホルダー12上に載置した後、排気装置
(例えば真空ポンプ)(図示せず)によって処理室11
内を例えば4×10-4Pa以下まで排気する。その際、
触媒CVD装置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給
して、すなわち、基板ホルダー12側からの基板51の
加熱を行って、基板51を500℃に保持した。その
後、ガス供給機構18から処理室11内へ水素を100
cm3 /minの流量で供給し、圧力調整機構(図示せ
ず)によりガス圧力を例えば13Paに設定した。そし
て、触媒体加熱電源16を用いて触媒体15に通電し、
触媒体15を1800℃に加熱する。その後、シャッタ
ー17を開放して、基板51表面にポリシリコン膜を成
膜した。
【0038】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じて、原料ガス
の供給を停止し、その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15の加熱を停止した。そして基板
51を冷却した後、処理室11内よりロードロック室
(図示せず)を経由して基板51を取り出した。
【0039】次に、前記第1の実施例で作製したポリシ
リコン膜および前記第1の比較例で作製したポリシリコ
ン膜の各膜特性を比較した。
【0040】50%フッ酸(HF)水溶液を純水で2倍
に希釈してなる試験溶液に、第1の実施例によってポリ
シリコン膜を形成した基板と、第1の比較例によってポ
リシリコン膜を形成した基板とを浸漬することにより、
各ポリシリコン膜の耐薬品性を調べた。
【0041】その結果、第1の実施例によって形成した
ポリシリコン膜は、上記試験溶液に5分間浸漬しても基
板51から全く剥離しなかった。一方、第1の比較例に
よって形成したポリシリコン膜は、上記試験溶液に2分
間浸漬すると基板51から剥離した。
【0042】以上のことからのポリシリコン膜を堆積す
る前に、触媒体15で加熱した水素中で、基板加熱処理
を行うことにより、ポリシリコン膜の耐薬品性が著しく
向上することがわかった。このことは、第1の実施例の
製造方法では、ポリシリコン膜堆積の初期段階より密な
ポリシリコン膜が形成され、かつ基板との密着性が極め
て優れていることを示唆しているといえる。
【0043】次に、本発明の薄膜製造方法が膜厚の制御
に有利である点を、図5に示す膜厚と堆積時間との関係
図によって、以下に説明する。ここでいう堆積時間と
は、実施例の製造方法においては、原料ガスを処理質1
内に供給し始めた時点からシャッター17を閉じるまで
の時間であり、比較例においては、シャッター17を開
放してから閉じるまでの時間である。
【0044】図5に示すように、比較例における製造方
法では、堆積初期に膜が形成されない、いわゆる潜伏時
間が存在する。そのため、堆積時間の制御によって膜厚
を決定しようとした場合、膜厚の再現性が乏しくなる。
一方、本発明の製造方法による堆積では、堆積初期にい
わゆる潜伏時間が存在しないため、堆積時間に比例して
膜厚が増加する。そのため、堆積時間の制御によって膜
厚を決定することの信頼性が高い。
【0045】次に、上記実施の形態に基づいて、上記図
2によって説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CV
D法によって窒化シリコン膜を成膜した第2の実施例を
以下に説明する。この第2の実施例では、触媒CVD装
置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給して、すなわ
ち、基板ホルダー12側からの基板51の加熱を行っ
て、窒化シリコン膜を成膜した。
【0046】まず、例えばウエットエッチング処理によ
り、成膜がなされる基板〔シリコンウエハ(150mm
シリコンウエハ)〕51を洗浄する:「基板洗浄」。次
いで上記触媒CVD装置1のロードロック室(図示せ
ず)内に基板51を搬入する:「基板搬入」。その後、
ロードロック室内を真空にする:「ロードロック室真空
引き」。次いで処理室11内を真空にする:「処理室真
空引き」。そしてロードロック室と処理室11とを連通
させ、基板51を基板ホルダー12上に載置する:「基
板載置」。次いで、処理室11を密閉する。そして、排
気装置(例えば真空ポンプ)(図示せず)によって処理
室11内を例えば4×10-4Pa以下まで排気する。そ
の際、基板加熱ヒーター電源14により基板加熱ヒータ
ー13に通電して、基板ホルダー12を300℃に保持
する。
【0047】次いでガス供給機構18から処理室11内
へアンモニアを100cm3 /minの流量で供給し、
圧力調整機構(図示せず)によりガス圧力を103kP
a以下に、例えば0.133Paに設定する:「前処理
ガス供給」。その際、上記触媒CVD装置1の基板加熱
ヒーター13による基板51の加熱を行って、基板ホル
ダー12を300℃に保持する。
【0048】その後、触媒体加熱電源16を用いて触媒
体15に通電し、触媒体15を1800℃に加熱する:
「触媒体加熱」。
【0049】そして、シャッター17を開放する:「シ
ャッター開」。シャッター17が開放さることにより、
前処理ガスは触媒体に触れてもしくは触媒体からの輻射
熱を吸収して、活性化され、基板51表面の前処理を行
う:「前処理」。
【0050】上記シャッター17を開放してから10分
後、ガス供給機構18から処理室11内に原料ガスとし
て、例えば1.0cm3 /minの流量でモノシラン
(SiH4 )100cm3 /minの流量でアンモニア
とを供給する:「原料ガス供給」。これによって、「成
膜」工程が行われる。この成膜工程では、基板51表面
に窒化シリコン膜が形成される。
【0051】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じる:「シャッ
ター閉」。そして原料ガスの供給を停止する:「原料ガ
スの供給停止」。その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15への通電を停止する:「触媒体
加熱停止」。その後水素の供給を停止する:「前処理ガ
スの供給停止」。
【0052】そして基板51を冷却した:「基板冷却」
後、ロードロック室(図示せず)を経由して、基板51
を処理室2内より取り出す:「基板搬出」。
【0053】次に、上記第2の実施例に対する比較例
(以下第2の比較例という)として、上記図2によって
説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CVD法によっ
て窒化シリコン膜を成膜した。この第2の比較例では、
基板51を基板ホルダー12上に載置した後、排気装置
(例えば真空ポンプ)(図示せず)によって処理室11
内を例えば4×10-4Pa以下まで排気する。その際、
触媒CVD装置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給
して、すなわち、基板ホルダー12側からの基板51の
加熱を行って、基板51を300℃に保持した。その
後、ガス供給機構18から処理室11内に原料ガスとし
て、例えば1.0cm3 /minの流量でモノシラン
(SiH4 )100cm3 /minの流量でアンモニア
とを供給し、圧力調整機構(図示せず)によりガス圧力
を例えば0.133Paに設定した。そして、触媒体加
熱電源16を用いて触媒体15に通電し、触媒体15を
1800℃に加熱する。その後、シャッター17を開放
して、基板51表面に窒化シリコン膜を成膜した。
【0054】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じて、原料ガス
の供給を停止し、その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15の加熱を停止した。そして基板
51を冷却した後、処理室11内よりロードロック室
(図示せず)を経由して基板51を取り出した。
【0055】次に、前記第2の実施例で作製した窒化シ
リコン膜および前記第2の比較例で作製した窒化シリコ
ン膜の各膜特性を比較した。
【0056】前記第2の実施例で作製した窒化シリコン
膜および前記第2の比較例で作製した窒化シリコン膜の
膜厚を膜厚測定器(ここではエリプソメーターを用い
た)で測定して、ウエハ内膜厚分布(標準偏差)を調べ
た。その結果、第2の実施例によって形成した窒化シリ
コン膜の膜厚分布は、3.9%であった。一方、第2の
比較例によって形成した窒化シリコン膜の膜厚分布は、
6.7%であった。以上のことから、窒化シリコン膜を
堆積する前に触媒体15で加熱したアンモニア中で基板
51の加熱処理を行うことにより、成膜された窒化シリ
コン膜のウエハ面内膜厚均一性が著しく向上することが
わかった。このことは、窒化シリコン膜堆積の初期段階
よりウエハ面内で均一に膜成長されることを示唆してい
るといえる。
【0057】次に、上記実施の形態に基づいて、上記図
2によって説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CV
D法によって窒化シリコン膜を成膜した第3の実施例を
以下に説明する。この第3の実施例では、触媒CVD装
置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給せず、すなわ
ち、基板ホルダー12側からの基板51の加熱を行わな
いで、窒化シリコン膜を成膜した。
【0058】まず、例えばウエットエッチング処理によ
り、成膜がなされる基板(石英基板)51を洗浄する:
「基板洗浄」。次いで上記触媒CVD装置1のロードロ
ック室(図示せず)内に基板51を搬入する:「基板搬
入」。その後、ロードロック室内を真空にする:「ロー
ドロック室真空引き」。次いで処理室11内を真空にす
る:「処理室真空引き」。そしてロードロック室と処理
室11とを連通させ、基板51を基板ホルダー12上に
載置する:「基板載置」。次いで、処理室11を密閉す
る。そして、排気装置(例えば真空ポンプ)(図示せ
ず)によって処理室11内を例えば4×10-4Pa以下
まで排気する。
【0059】次いでガス供給機構18から処理室11内
へヘリウム(He)を100cm3/minの流量で供
給し、圧力調整機構(図示せず)によりガス圧力を10
3kPa以下に、例えば5Paに設定する:「前処理ガ
ス供給」。その際、上記触媒CVD装置1の基板加熱ヒ
ーター13による基板51の加熱は行わない。
【0060】その後、触媒体加熱電源16を用いて触媒
体15に通電し、触媒体15を1800℃に加熱する:
「触媒体加熱」。
【0061】そして、シャッター17を開放する:「シ
ャッター開」。シャッター17が開放さることにより、
前処理ガスは触媒体15に触れてもしくは触媒体15か
らの輻射熱を吸収して、活性化され、基板51表面の前
処理を行う:「前処理」。
【0062】上記シャッター17を開放してから3分
後、ヘリウム(He)ガスの供給を停止した後、直ち
に、ガス供給機構18から処理室11内に原料ガスとし
て、例えば1.0cm3 /minの流量でモノシラン
(SiH4 )、100cm3 /minの流量でアンモニ
アとを供給する:「原料ガス供給」。これによって、
「成膜」工程が行われる。この成膜工程では、基板51
表面に窒化シリコン膜が形成される。
【0063】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じる:「シャッ
ター閉」。そして原料ガスの供給を停止する:「原料ガ
スの供給停止」。その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15への通電を停止する:「触媒体
加熱停止」。その後水素の供給を停止する:「前処理ガ
スの供給停止」。
【0064】そして基板51を冷却した:「基板冷却」
後、ロードロック室(図示せず)を経由して、基板51
を処理室11内より取り出す:「基板搬出」。
【0065】上記第3の実施例では、成膜時間を変える
ことにより、20nmの厚さの窒化シリコン膜と200
nmの厚さの窒化シリコン膜とを成膜した。
【0066】次に、上記第3の実施例に対する比較例
(以下第3の比較例という)として、上記図2によって
説明した触媒CVD装置1を用い、触媒CVD法によっ
て窒化シリコン膜を成膜した。
【0067】この第3の比較例では、基板(石英基板)
51を基板ホルダー12上に載置した後、排気装置(例
えば真空ポンプ)(図示せず)によって処理室11内を
例えば4×10-4Pa以下まで排気する。その際、触媒
CVD装置1の基板加熱ヒーター13に電力を供給し
て、すなわち、基板ホルダー12側からの基板51の加
熱を行って、基板51を500℃に保持した。その後、
ガス供給機構18から処理室11内に原料ガスとして、
例えば1.0cm3 /minの流量でモノシラン(Si
4 )100cm3 /minの流量でアンモニアとを供
給し、圧力調整機構(図示せず)によりガス圧力を例え
ば5Paに設定した。そして、触媒体加熱電源16を用
いて触媒体15に通電し、触媒体15を1800℃に加
熱する。その後、シャッター17を開放して、基板51
表面に窒化シリコン膜を成膜した。
【0068】所定時間が経過した後、すなわち所定の膜
厚に成膜された後、シャッター17を閉じて、原料ガス
の供給を停止し、その後、触媒体加熱電源16のスイッ
チを切って、触媒体15の加熱を停止した。そして基板
51を冷却した後、処理室1内よりロードロック室(図
示せず)を経由して基板51を取り出した。
【0069】上記第3の比較例では、成膜時間を変える
ことにより、20nmの厚さの窒化シリコン膜と200
nmの厚さの窒化シリコン膜とを成膜した。
【0070】次に、前記第3の実施例で作製した窒化シ
リコン膜および前記第3の比較例で作製した窒化シリコ
ン膜の各膜特性を比較した。
【0071】前記第3の実施例で作製した窒化シリコン
膜および前記第3の比較例で作製した窒化シリコン膜の
屈折率と膜厚との関係を調べた。屈折率の測定は、波長
が633nmのHe−Neレーザ光を光源とするエリプ
ソメーターを用いて行った。その結果、第3の実施例に
よって形成した厚さ20nmの窒化シリコン膜の屈折率
は、1.99であり、厚さ200nmの窒化シリコン膜
の屈折率は、2.00であった。一方、第3の比較例に
よって形成した厚さ20nmの窒化シリコン膜の屈折率
は、1.91であり、厚さ200nmの窒化シリコン膜
の屈折率は、1.99であった。
【0072】以上のことから、窒化シリコン膜を堆積す
る前に触媒体15で加熱したヘリウム中で基板51の加
熱処理を行うことにより、成膜された窒化シリコン膜
は、膜厚に依存せずに屈折率が1.99〜2.00とな
り、膜厚方向での屈折率変動はほとんどない膜となる。
この窒化シリコン膜をX線光電子分光法(XPS:X-ra
y photoelectron spectroscopy )によって分析したと
ころ、シリコン(Si)と窒素(N)との組成比が3:
4の化学量論組成になっていることがわかった。したが
って、基板51表面から高い密度の窒化シリコン膜が成
長していることがわかる。よって、第3の実施例の方法
によってゲート絶縁膜を窒化シリコン膜で形成した場
合、窒化シリコン膜の膜特性を損なうことなく薄い膜厚
の窒化シリコン膜からなるゲート絶縁膜が形成できるこ
とになる。
【0073】一方、第3の比較例によって形成した窒化
シリコン膜は、膜厚が200nmの窒化シリコン膜では
屈折率が1.99あるものの、膜厚が20nmの窒化シ
リコン膜では屈折率が1.91と小さい。これは、基板
51表面近傍では膜密度が低く成っていることを示唆し
ている。
【0074】以上のことからして、本発明の薄膜製造方
法は、膜厚方向に均一な膜を得るために有効な方法であ
る。
【0075】上記第1〜第3の実施例では、ポリシリコ
ン膜および窒化シリコン膜の成膜例を示したが、本発明
の薄膜製造方法は、原料ガスを選択することによって、
他の種類の膜を成膜することも可能である。
【0076】上記第1の実施例において、基板51の加
熱時の供給ガスとして、水素の他に、加熱された触媒体
15によって分解されて原子状水素を発生するガスを用
いることが可能である。
【0077】上記第3の実施例において、基板51の加
熱時の供給ガスとして、ヘリウムの他に、ネオン、アル
ゴン、キセノン、クリプトン等の希ガスを用いることが
可能である。これら希ガスを用いた場合にも、ヘリウム
を用いた場合と同様の効果が得られる。また、窒素を用
いても、ヘリウム用いた場合と同様の効果が得られる。
【0078】上記各実施例では、触媒体15にタングス
テン線を用いたが、触媒体15には、例えば、モリブデ
ン、タンタル、ニッケル、白金等の触媒作用を有する金
属単体もしくはそれぞれの金属を主成分とする合金を用
いることも可能である。また、触媒体15の形状は前記
説明した形状に限定されることはなく、コイル状、渦巻
き状、網目状等、種々の形状で構成することが可能であ
る。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の薄膜製造
方法によれば、基板に対し膜堆積を行う直前に、加熱さ
れた触媒体によって基板を加熱するので、極めて短時間
で基板加熱を行うことができ、薄膜製造装置内に投入す
る前に基板を加熱しておく必要がない。また、基板表面
が不安定な間は膜形成を行わず、その間に触媒体により
活性化された前処理ガスによって加熱中の基板の前処理
を行うので、基板表面の洗浄を行うことができる。その
ため、膜堆積は洗浄された基板表面に安定した状態で行
うことができ、厚さ方向に均質な膜を形成することがで
きる。そして成膜時の膜厚制御が容易にできる。また、
基板表面が清浄な面となっているため、形成された膜の
密着性を高めることができる。また、加熱した触媒体で
基板を加熱するので、基板ホルダーによって基板を加熱
する必要がなくなるので、基板ホルダーの構造を簡単化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜製造方法に係る第1の実施の形態
を示すフローチャートである。
【図2】本発明の薄膜製造方法に用いる触媒CVD装置
の主要部概略構成図である。
【図3】基板表面温度とシャッター開放時間との関係図
である。
【図4】基板表面温度と触媒体−基板間距離との関係図
である。
【図5】膜厚と堆積時間との関係図である。
【図6】従来の薄膜製造方法に用いる触媒CVD装置の
主要部概略構成図である。
【図7】従来の薄膜製造方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
15…触媒体、51…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 394023953 北陸先端科学技術大学院大学長 石川県能美郡辰口町旭台1丁目1番地 (72)発明者 名田 直司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉岡 達男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 豪一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松村 英樹 石川県能美郡辰口町旭台1−1 北陸先端 科学技術大学院大学内 Fターム(参考) 4K030 AA06 AA13 AA17 AA18 BA29 BA38 DA04 EA03 EA04 FA10 KA22 KA24 5F058 BA10 BB07 BC08 BF02 BF23 BF30 BF36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒CVD法によって基板に薄膜を形成
    する薄膜製造方法であって、 加熱された触媒体によって前記基板に対し膜堆積を行う
    直前に前記基板を加熱することを特徴とする薄膜製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記基板が加熱される雰囲気に供給され
    るガスは、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンおよ
    びクリプトンから選択される1種以上のガスからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の薄膜製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基板が加熱される雰囲気に供給され
    るガスは、窒素からなることを特徴とする請求項1記載
    の薄膜製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基板が加熱される雰囲気に供給され
    るガスは、水素を含むガスからなるとを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の薄膜製造方法。
  5. 【請求項5】 前記基板が加熱される雰囲気に供給され
    るガスは、アンモニアガスからなるとを備えたことを特
    徴とする請求項5記載の薄膜製造方法。
  6. 【請求項6】 触媒CVD法によって基板に薄膜を形成
    する薄膜製造方法であって、 触媒CVD装置の処理室内に基板を載置する工程と、 前記処理室内に前処理ガスを供給する工程と、 前記処理室内に設けられた触媒体に通電することによっ
    て前記基板を加熱する工程と、 前記前処理ガスを前記触媒体に触れさせることにより活
    性化させ、前記基板表面の前処理を行う工程と、 前記処理室内に原料ガスを供給して前記基板に成膜を行
    う工程とを順に有することを特徴とする薄膜製造方法。
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