JP2002065588A - 立体視内視鏡装置 - Google Patents

立体視内視鏡装置

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JP2002065588A
JP2002065588A JP2000259495A JP2000259495A JP2002065588A JP 2002065588 A JP2002065588 A JP 2002065588A JP 2000259495 A JP2000259495 A JP 2000259495A JP 2000259495 A JP2000259495 A JP 2000259495A JP 2002065588 A JP2002065588 A JP 2002065588A
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optical system
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objective optical
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Nobuaki Akui
伸章 安久井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、高倍率で高解像の立体視と広
視野角の観察を選択できる立体視内視鏡装置を提供する
事にある。 【解決手段】本発明は、被写体を視差のある2つの被写
体像として観察する視野角の異なる2つの対物光学系4
a,4bのうち広角側の対物光学系4bからその撮像用
CCD10bに至るリレー光学系5bの途中に被写体像
の倍率を変更可能な変倍光学系9を設け、一対のCCD
10a,10bで撮像した被写体像の倍率がほぼ等しい
場合は各々のCCD10aで撮像した方の被写体像の映
像信号をモニター14a,14bに出力し、一対のCC
D10a,10bで撮像した方の被写体像の倍率が異な
る場合は上記変倍光学系9を通した方の被写体像の映像
信号のみを上記モニター14a,14bに出力して表示
させる制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を視差のあ
る2つの被写体像として立体的に観察するようにした立
体視内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、内視鏡による手術は術部をなるべく拡大してモニタ
ーに表示した状態で行うが、処置を行う際に術部からあ
る程度の距離をとって内視鏡を設置する。そのため、視
野角の狭い対物光学系の像を高倍率で撮像することが可
能な、解像の良い内視鏡が望まれる。
【0003】ところで、術部の周辺を観察したいとき、
または処置中に処置具が視野から外れたときなど、より
広範囲な領域にわたり全体的に観察したい場合がある。
このような場合には手元側に内視鏡を大きく引くことに
なる。
【0004】しかし、体腔内で内視鏡を使用していると
き、内視鏡を手元側に引くことには限界があった。そこ
で、視野角の広い(広角の)対物光学系での像を、変倍
光学系を用いて必要に応じて拡大してモニターに表示し
たり、広角のままモニターに表示したりしているが、広
角の対物光学系で得た像を拡大すると、どうしても解像
力が悪くなってしまうし、広角のままでは細かいところ
が観察しにくいという問題があった。このような事情は
特開平6−59196号公報で知られる、被写体を視差
のある2つの被写体像として立体的に観察するようにし
た立体視内視鏡においても同様のものであった。
【0005】本発明は上述した課題に着目してなされた
もので、その目的とするところは、高倍率で高解像の立
体視と広視野角の観察を選択できる立体視内視鏡装置を
提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体を視差
のある2つの被写体像として観察する視野角の異なる2
つの対物光学系と、各対物光学系で得た被写体像をそれ
ぞれ撮像する一対の撮像手段と、2つの被写体像を交互
または同時に表示する表示手段と、2つの対物光学系の
うち広角側の対物光学系からその撮像手段に至る伝達光
学系の途中に設けられ、その伝達光学系で伝達する被写
体像の倍率を変更可能な変倍光学系と、上記変倍光学系
を駆動し、その倍率を変更させる駆動手段と、一対の撮
像手段で撮像した被写体像の倍率がほぼ等しい場合は各
々の撮像手段で撮像した被写体像の映像信号を上記表示
手段に出力し、一対の撮像手段で撮像した被写体像の倍
率が異なる場合は上記変倍光学系を通した側の被写体像
の映像信号のみを上記表示手段に出力して表示させる制
御装置とを具備した事を特徴とする立体視内視鏡装置で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る立体視内視鏡装置について説明する。
【0008】(構成)本実施形態では立体視内視鏡装置
の立体視内視鏡1に硬性内視鏡を用いた場合について説
明する。図1で示す如く、立体視内視鏡1は硬性の挿入
部2と、この挿入部2の基端に連結された太い径の操作
保持部3を備えている。
【0009】挿入部2には立体観察を行うための2つの
対物光学系4a,4bと、各々のリレー光学系5a,5
bとが挿入部2の長手軸方向に沿って左右に並設されて
いる。右側に位置する一方の対物光学系4aは視野角α
をもった狭角対物光学系であり、左側に位置する他方の
対物光学系4bは視野角βをもった広角対物光学系であ
る。
【0010】操作保持部3には、伝達光学系としての各
々のリレー光学系5a,5bが伝達した各被写体像の光
線をその光軸の直角方向に反射するプリズム6と、この
プリズム6が反射した2つの被写体像の光線を、リレー
光学系5a,5bの光軸と平行な方向に反射するミラー
7a,7bと、右側のミラー7aが反射した被写体像の
光線を結像させる結像光学系8と、左側のミラー7bが
反射した被写体像の光線を、像の大きさを変えて結像さ
せる変倍光学系9と、各々の被写体像を撮像する撮像手
段としての撮像素子、例えばCCD10a,10bと、
変倍光学系9を移動して像の大きさを変える駆動手段と
してのモーター12とが備えられている。つまり、操作
保持部3には視差のある左右被写体像の信号を得る立体
視用撮像手段が構成されている。
【0011】上記各CCD10a,10bからの信号は
カメラコントロールユニット11a,11bを経て、そ
れぞれの映像処理回路により映像信号に変換され、制御
装置13に送られる。制御装置13には右目用モニター
14a及び左目用モニター14bが接続されており、ま
た、制御装置13には視野角を狭角と広角のいづれかに
切り換えるための視野変換スイッチ15が設けられてい
る。さらに制御装置13には視野変換スイッチ15の操
作に連動して上記モーター12を駆動するための駆動回
路が内蔵されている。
【0012】尚、カメラコントロールユニット11a,
11bまでのものは操作保持部3またはカメラヘッドま
でに設けるようにしてもよいが、カメラコントロールユ
ニット11a,11bの以降のものを信号立体視内視鏡
1の本体とは別の外部装置に設けて信号ケーブル(図示
せず)を通じて接続するようにしてもよい。
【0013】(作用)術者が通常立体観察する場合は視
野変換スイッチ15を狭角側に切り換える。そのとき、
制御装置13はモーター12を駆動し、変倍光学系9に
より左目用モニター14b上での視野角α’がαとほぼ
等しくなる位置にその変倍光学系9を移動する。
【0014】そのとき、制御装置13から各モニター1
4a,14bへの出力信号は図1の表に示すようにな
る。つまり、右目用モニター14aには視野角αの右目
信号が出力され、左目用モニター14bには視野角α’
の左目信号が出力される。術者は図示しない何らかの方
法、たとえばヘッドマウントディスプレイや、例えば特
開平6−254046号公報で示されるような映像表示
装置等で、立体画像(3D)での観察が可能となる。
【0015】一方、広範囲な領域の全体を観察したい場
合には、視野変換スイッチ15を広角側に切換える。す
ると、制御装置13はモーター12を駆動し、変倍光学
系9により視野角がβとなるようにその変倍光学系9を
移動させる。その結果、制御装置13からモニター14
a,14bへの出力信号は、それらの右目用モニター1
4a、左目用モニター14bともに視野角βの左目信号
が出力され、平面画像(2D)で広視野の観察が可能と
なる。
【0016】(効果)本実施形態のものによれば、狭角
での立体観察時には、左目用モニター14bには視野角
βの対物光学系4bの拡大像が表示される。この拡大像
は、右目用モニター14aに表示される狭角対物光学系
4aの像に比べ、解像力が劣るが、両画像を別々の目で
見て脳内で合成されると、左右の画質の差は気にならな
い。術者には高解像な立体画像として認識され、奥行き
のわかる画像で観察して処置することができる。
【0017】そして、オリエンテーションが必要な場合
は広角に切り替えて使用するが、広角での観察は細かい
処置をする訳ではないので、実質的に立体画像である必
要がなく、平面画像で広範囲を観察できればよい。この
ため、内視鏡1を手元側に引くことも不要である。
【0018】以上の如く、内視鏡1を動かすことなく、
高倍率の観察と高解像が必要な立体観察と、広範囲な全
体像の観察の切り替えが可能であり、使用状況に応じて
いずれかのものに切り替えて使用できる。
【0019】上記立体視内視鏡1が、体壁20に挿入さ
れるべきトラカール21の中に挿通する場合、次のよう
にしてもよい。図2で示すように、立体視内視鏡1の手
元部、操作保持部3やカメラヘッド部22を設ける場合
はそのカメラヘッド部22や信号ケーブル23を含めて
滅菌ドレープ24を被せて使用することが考えられる。
【0020】滅菌ドレープ24は操作保持部3またはカ
メラヘッド部22にテープ25で固定されている。滅菌
ドレープ24の上から体腔内に、二酸化炭素を送るため
の気腹チューブ26が巻かれており、この気腹チューブ
26の先端は上記トラカール21に設けた口金27に接
続されている。滅菌ドレープ24の内部には排気チュー
ブ28と吸気チューブ29が設けられており、各チュー
ブ28,29の開口部は操作保持部3またはカメラヘッ
ド部22の近傍に位置している。排気チューブ28の図
示しない他端は図示しない排気ポンプに接続され、吸気
チューブ29の図示しない他端は滅菌ドレープ24の外
において開口している。
【0021】このように滅菌ドレープ24を設けた場
合、立体視内視鏡1は使用中、気腹チューブ26内の二
酸化炭素により滅菌ドレープ24越しに冷却され、排気
チューブ28により操作保持部3やカメラヘッド部22
の近傍の暖まった空気を排出し、吸気チューブ29によ
り滅菌ドレープ24の外から室温の空気が滅菌ドレープ
24内に導かれ、立体視内視鏡1を冷却することができ
る。尚、本発明は上述した実施形態のものに限定される
ものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
倍率で高解像の立体視と広視野角の観察を内視鏡挿入部
を動かすことなく選択できる立体視内視鏡装置を提供す
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る立体視内視鏡装置の
説明図。
【図2】立体視内視鏡をトラカールと滅菌ドレープを用
いて使用する場合の使用状態の斜視図。
【符号の説明】
1…立体視内視鏡、2…硬性内視鏡の挿入部、3…硬性
内視鏡の操作保持部、4a,4b…対物光学系、5a,
5b…リレー光学系、6…プリズム、8…結像光学系、
9…変倍光学系、10a,10b…撮像手段としてのC
CD、12…モーター、11a,11b…カメラコント
ロールユニット、13…制御装置、14a,14b…モ
ニター、15…視野変換スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 D 7/18 7/18 M U 13/00 13/00 Fターム(参考) 2H040 BA02 BA15 CA21 CA23 CA24 DA17 GA02 GA11 4C061 BB06 CC06 LL08 NN05 PP12 RR06 VV04 WW03 XX02 5C022 AA08 AB66 AB68 AC01 AC42 AC54 AC74 AC75 5C054 AA01 CA04 CC02 CF06 CG02 CH01 EA01 EA05 FE02 FE11 HA12 5C061 AA06 AB04 AB14 AB18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を視差のある2つの被写体像として
    観察する視野角の異なる2つの対物光学系と、 各対物光学系で得た被写体像をそれぞれ撮像する一対の
    撮像手段と、 2つの被写体像を交互または同時に表示する表示手段
    と、 2つの対物光学系のうち広角側の対物光学系からその撮
    像手段に至る伝達光学系の途中に設けられ、その伝達光
    学系で伝達する被写体像の倍率を変更可能な変倍光学系
    と、 上記変倍光学系を駆動し、その倍率を変更させる駆動手
    段と、 一対の撮像手段で撮像した被写体像の倍率がほぼ等しい
    場合は各々の撮像手段で撮像した被写体像の映像信号を
    上記表示手段に出力し、一対の撮像手段で撮像した被写
    体像の倍率が異なる場合は上記変倍光学系を通した側の
    被写体像の映像信号のみを上記表示手段に出力して表示
    させる制御装置とを具備した事を特徴とする立体視内視
    鏡装置。
JP2000259495A 2000-08-29 2000-08-29 立体視内視鏡装置 Withdrawn JP2002065588A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005046462A1 (ja) * 2003-11-14 2005-05-26 Apricot Co., Ltd. 内視鏡装置及びこれを用いた撮影方法
KR101114237B1 (ko) 2011-05-19 2012-03-05 주식회사 이턴 체감형 수술용 영상 처리 장치 및 방법
JP2014068796A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 立体内視鏡装置
US11889986B2 (en) 2010-12-09 2024-02-06 Endochoice, Inc. Flexible electronic circuit board for a multi-camera endoscope

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WO2005046462A1 (ja) * 2003-11-14 2005-05-26 Apricot Co., Ltd. 内視鏡装置及びこれを用いた撮影方法
US11889986B2 (en) 2010-12-09 2024-02-06 Endochoice, Inc. Flexible electronic circuit board for a multi-camera endoscope
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Effective date: 20071106